JP7241919B2 - 真空断熱材及び断熱箱 - Google Patents
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Description
図1は、本実施の形態1に係る真空断熱材の縦断面図である。図2は、本実施の形態1に係る真空断熱材の平面図である。図3は、図1のA矢視図である。なお、図2では、凹部23の谷部を、一点鎖線で示している。また、図2では、凸部24の頂部を細い実線で示している。
なお、以下では、第1外包材21と第2外包材22とが異なる種類の外包材である真空断熱材1の製造工程について説明する。具体的には、第1外包材21のガスバリア層12は、金属箔である。また、第2外包材22のガスバリア層12は、熱可塑性樹脂に無機材料が蒸着されたフィルムである。換言すると、図1において真空断熱材1の上面部を構成する外包材10のガスバリア層12は、金属箔である。また、図1において真空断熱材1の下面部を構成する外包材10のガスバリア層12は、熱可塑性樹脂に無機材料が蒸着されたフィルムである。
袋形状に形成された外包材10の開口部を熱溶着して封止部20aを形成する際、外包材10の封止部20aとなる箇所を加熱し、外包材10の封止部20aとなる箇所をシールバー51とシールバー52とで挟み込む。これにより、袋形状に形成された外包材10の開口部を熱溶着して封止部20aを形成する。
実施例1では、第1外包材21及び第2外包材22を以下のように構成した。第1外包材21の表面保護層11は、ナイロンで形成した。第1外包材21のガスバリア層12として、アルミ箔を用いた。第1外包材21の熱溶着層13は、無延伸ポリプロピレンで形成した。第2外包材22の表面保護層11は、ナイロンで形成した。第2外包材22のガスバリア層12は、ポリエチレンテレフタレートにアルミニウムが蒸着されたフィルムと、エチレンビニルアルコールにアルミニウムが蒸着されたフィルムとを重ねて形成した。第1外包材21の熱溶着層13は、無延伸ポリプロピレンで形成した。
図7に示すシールバー51及びシールバー52は、封止部20aを形成する際、紙面左右方向が封止部20aの長手方向Yに沿うように配置される。また、シールバー51は、紙面において下面となる面が第1外包材21の表面に接触し、第1外包材21をシールバー52に向かって押圧する。また、シールバー52は、紙面において上面となる面が第2外包材22の表面に接触し、第2外包材22をシールバー51に向かって押圧する。
比較例1と実施例1とで異なる点は、封止部20aを形成する際に用いられるシールバー51及びシールバー52の形状である。比較例1では、後述の図8に示すシールバー51及びシールバー52を用いて、袋形状に形成された外包材10の開口部を熱溶着して封止部20aを形成した。
図8に示すシールバー51及びシールバー52は、封止部20aを形成する際、紙面左右方向が封止部20aの長手方向Yに沿うように配置される。また、シールバー51は、紙面において下面となる面が第1外包材21の表面に接触し、第1外包材21をシールバー52に向かって押圧する。また、シールバー52は、紙面において上面となる面が第2外包材22の表面に接触し、第2外包材22をシールバー51に向かって押圧する。
実施例2と実施例1とで異なる点は、封止部20aを形成する際に用いられるシールバー51及びシールバー52の形状である。実施例2では、後述の図9に示すシールバー51及びシールバー52を用いて、袋形状に形成された外包材10の開口部を熱溶着して封止部20aを形成した。
図9に示すシールバー51及びシールバー52は、封止部20aを形成する際、紙面左右方向が封止部20aの長手方向Yに沿うように配置される。また、シールバー51は、紙面において下面となる面が第1外包材21の表面に接触し、第1外包材21をシールバー52に向かって押圧する。また、シールバー52は、紙面において上面となる面が第2外包材22の表面に接触し、第2外包材22をシールバー51に向かって押圧する。
実施例3と実施例1とで異なる点は、封止部20aを形成する際に用いられるシールバー51及びシールバー52の形状である。実施例3では、後述の図10に示すシールバー51及びシールバー52を用いて、袋形状に形成された外包材10の開口部を熱溶着して封止部20aを形成した。
図10に示すシールバー51及びシールバー52は、封止部20aを形成する際、紙面左右方向が封止部20aの長手方向Yに沿うように配置される。また、シールバー51は、紙面において下面となる面が第1外包材21の表面に接触し、第1外包材21をシールバー52に向かって押圧する。また、シールバー52は、紙面において上面となる面が第2外包材22の表面に接触し、第2外包材22をシールバー51に向かって押圧する。
本実施の形態2では、実施の形態1に係る真空断熱材1を備えた断熱箱の一例について説明する。なお、本実施の形態2において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図11に示すように、断熱箱100は、外箱120と、該外箱120の内部に配置された内箱110とを備える。そして、内箱110と外箱120との間には、実施の形態1で説明した真空断熱材1が配置されており、内箱110と外箱120の間で断熱を行う。
第2外包材、23 凹部、24 凸部、25 未溶着部、51 シールバー、52 シールバー、100 断熱箱、110 内箱、120 外箱、130 発泡ウレタン断熱材、X 短手方向、Y 長手方向、W 幅。
Claims (6)
- 芯材と、前記芯材を被覆している外包材とを備え、前記外包材の内部が減圧状態となっている真空断熱材であって、
前記外包材は、熱溶着層を備え、
当該真空断熱材は、外周部の少なくとも一部に封止部を備え、
前記封止部は、2枚の前記外包材が前記熱溶着層を対向させて重ねられ、これらの前記外包材が前記熱溶着層で熱溶着されている箇所であり、
前記封止部を構成する2枚の前記外包材のうちの一方を第1外包材とし、前記封止部を構成する2枚の前記外包材のうちの他方を第2外包材とした場合、
前記封止部において前記第1外包材の表面の少なくとも一部は、前記封止部の短手方向の一端から前記封止部の前記短手方向の他端に向かって前記封止部の前記短手方向に直線的に延びる凹部及び凸部が前記封止部の長手方向に交互に並んで形成され、前記第2外包材の表面の凹凸よりも大きな凹凸の波形形状となっている
真空断熱材。 - 前記封止部において前記第2外包材の表面は平滑形状となっている
請求項1に記載の真空断熱材。 - 前記第1外包材は、前記第2外包材とは異なる種類の外包材である
請求項1又は請求項2に記載の真空断熱材。 - 前記第1外包材及び前記第2外包材は、ガスバリア層を備え、
前記第1外包材の前記ガスバリア層は、金属箔であり、
前記第2外包材の前記ガスバリア層は、熱可塑性樹脂に無機材料が蒸着されたフィルムである
請求項3に記載の真空断熱材。 - 前記第1外包材は、前記第2外包材よりも、前記封止部の前記長手方向において長い
請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の真空断熱材。 - 外箱と、
前記外箱の内部に配置された内箱と、
前記外箱と前記内箱との間に配置された請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の真空断熱材と、
を備えた断熱箱。
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