JP7238233B2 - 正浸透処理方法および正浸透処理装置 - Google Patents
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Description
少なくとも1つの正浸透モジュールを含む第1モジュール群と、少なくとも1つの正浸透モジュールを含む第2モジュール群と、を備える多段式の正浸透処理装置を用い、
前記正浸透モジュールの各々は、前記半透膜、ならびに、前記フィード溶液が供給される第1室、および、前記ドロー溶液が供給される第2室を有し、前記第1室と前記第2室とは前記半透膜で仕切られており、
前記第1モジュール群に含まれる少なくとも1つの正浸透モジュールの第1室の下流側に、前記第2モジュール群に含まれる少なくとも1つの正浸透モジュールの第1室が直列的に接続されており、
前記正浸透工程において、前記第2モジュール群における水回収率が前記第1モジュール群における水回収率よりも低い、正浸透処理方法。
前記第1モジュール群に含まれる複数の正浸透モジュールの第1室が並列的に接続されており、
前記第1モジュール群に含まれる複数の正浸透モジュールの数は、前記第2モジュール群に含まれる少なくとも1つの正浸透モジュールの数よりも多い、[1]または[2]に記載の正浸透処理方法。
前記第2モジュール群における水回収率は、前記第2モジュール群を構成する正浸透モジュールの各々においてスケール析出が最も生じ易い部位でスケール析出が生じ始める水回収率よりも低い、[1]~[3]のいずれかに記載の正浸透処理方法。
前記正浸透モジュールの各々は、半透膜、ならびに、フィード溶液が供給される第1室、および、ドロー溶液が供給される第2室を有し、前記第1室と前記第2室とは前記半透膜で仕切られており、
前記第1モジュール群に含まれる複数の正浸透モジュールの各々の第1室の下流側に、前記第2モジュール群に含まれる少なくとも1つの正浸透モジュールの第1室が直列的に接続されており、
前記第1モジュール群に含まれる複数の正浸透モジュールの複数の第1室は並列的に接続されており、
前記第1モジュール群に含まれる複数の正浸透モジュールの数は、前記第2モジュール群に含まれる少なくとも1つの正浸透モジュールの数よりも多い、正浸透処理装置。
まず、本実施形態の正浸透処理方法に好適に用いることのできる正浸透処理装置の一例について説明する。
正浸透(FO)モジュール11,21に用いられる半透膜110,210としては、特に限定されず、正浸透に用いることのできる種々公知の半透膜を使用できる。
以下に、図5を参照して、中空糸膜を用いたFOモジュール(中空糸膜モジュール)の1例について説明する。中空糸膜モジュールは、1つの圧力容器7に、1つの中空糸膜エレメントが装填されたシングルエレメント型中空糸膜モジュールである。フィード溶液(FS)は中空糸膜41の外側42を流れ、ドロー溶液(DS)は中空糸膜41の内部(中空部)を流れる。これにより、FS中の淡水をDSへ取出すことで、DSを希釈したり、FSを濃縮したりすることができる。
本実施形態の正浸透処理方法は、フィード溶液(FS:処理対象液)から半透膜を用いた正浸透により水を分離および回収する方法である。
〔正浸透工程〕
本工程では、FOモジュール11,21の第1室111,211内にFSを流入させて、FSを半透膜110,210の第1室111,211側の面に接触させると共に、FOモジュール11,21の第2室112,212内にDSを流入させて、DSを半透膜110,210の第2室112,212側の面に接触させる。この状態で、正浸透現象により、FS中に含まれる水が、半透膜110,210を第1室111,211側から第2室112,212側に通過し、DS中に移動する。
FOモジュール11,(12,13,)21の第2室112,(122,132,)212を通過することにより、正浸透現象によってFS中の水を回収したDSに対し、DS中の水を分離および回収する方法としては、例えば、逆浸透処理、蒸留などが挙げられる。
2 第2モジュール群、21 正浸透(FO)モジュール、210 半透膜、211 第1室、212 第2室、
41 中空糸膜、41a 流入側開口部、41b 流出側開口部、42 中空糸膜の外側、5 多孔分配管、5a 孔、6 樹脂壁、7 容器、70a FS供給口、70b FS排出口、71a DS供給口、71b DS排出口、
90,91,92 タンク。
Claims (7)
- フィード溶液と、該フィード溶液よりも浸透圧が高いドロー溶液と、を半透膜を介して接触させることで、前記フィード溶液中に含まれる水を前記ドロー溶液中に移動させる正浸透工程を含む、正浸透処理方法であって、
複数の正浸透モジュールを含む第1モジュール群と、少なくとも1つの正浸透モジュールを含む第2モジュール群と、を備える多段式の正浸透処理装置を用い、
前記正浸透モジュールの各々は、前記半透膜、ならびに、前記フィード溶液が供給される第1室、および、前記ドロー溶液が供給される第2室を有し、前記第1室と前記第2室とは前記半透膜で仕切られており、
前記第1モジュール群に含まれる複数の正浸透モジュールの数は、前記第2モジュール群に含まれる少なくとも1つの正浸透モジュールの数よりも多く、
前記第1モジュール群に含まれる複数の正浸透モジュールの第1室が並列的に接続されており、
前記第1モジュール群に含まれる複数の正浸透モジュールの第1室の下流側に、前記第2モジュール群に含まれる少なくとも1つの正浸透モジュールの第1室が直列的に接続されており、
前記第1モジュール群に含まれる少なくとも1つの正浸透モジュールの第2室、および、前記第2モジュール群に含まれる少なくとも1つの正浸透モジュールの第2室が並列的に接続されており、
前記正浸透工程において、前記第2モジュール群における水回収率が前記第1モジュール群における水回収率よりも低い、正浸透処理方法。 - 前記第1モジュール群における水回収率は、前記第1モジュール群を構成する正浸透モジュールの各々においてスケール析出が最も生じ易い部位でスケール析出が生じ始める水回収率よりも低く、
前記第2モジュール群における水回収率は、前記第2モジュール群を構成する正浸透モジュールの各々においてスケール析出が最も生じ易い部位でスケール析出が生じ始める水回収率よりも低い、請求項1に記載の正浸透処理方法。 - 前記フィード溶液は排水である、請求項1または2に記載の正浸透処理方法。
- 前記ドロー溶液は海水である、請求項1~3のいずれか1項に記載の正浸透処理方法。
- 前記半透膜は中空糸膜である、請求項1~4のいずれか1項に記載の正浸透処理方法。
- 前記中空糸膜の内側に前記ドロー溶液を供給し、前記中空糸膜の外側に前記フィード溶液を供給する、請求項5に記載の正浸透処理方法。
- 複数の正浸透モジュールを含む第1モジュール群と、少なくとも1つの正浸透モジュールを含む第2モジュール群と、を備える多段式の正浸透処理装置であって、
前記正浸透モジュールの各々は、半透膜、ならびに、フィード溶液が供給される第1室、および、ドロー溶液が供給される第2室を有し、前記第1室と前記第2室とは前記半透膜で仕切られており、
前記第1モジュール群に含まれる複数の正浸透モジュールの各々の第1室の下流側に、前記第2モジュール群に含まれる少なくとも1つの正浸透モジュールの第1室が直列的に接続されており、
前記第1モジュール群に含まれる複数の正浸透モジュールの複数の第1室は並列的に接続されており、
前記第1モジュール群に含まれる複数の正浸透モジュールの数は、前記第2モジュール群に含まれる少なくとも1つの正浸透モジュールの数よりも多く、
前記第1モジュール群に含まれる少なくとも1つの正浸透モジュールの第2室、および、前記第2モジュール群に含まれる少なくとも1つの正浸透モジュールの第2室が並列的に接続されている、正浸透処理装置。
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