JP7235250B2 - 可撓性の脚部支持膜、脚部支持フレーム、並びに移動式患者直立起立補助器具 - Google Patents

可撓性の脚部支持膜、脚部支持フレーム、並びに移動式患者直立起立補助器具 Download PDF

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Description

本開示は、患者リフト補助器具、患者起立補助器具、又は患者直立補助器具などの、患者ハンドリングデバイスの一部を形成することが可能であるか、又は、それとともに使用され得る、可撓性の支持膜に関する。
運動機能に制限のある人が着座位置から直立位置へ起立させられ、その後近くに、たとえば、ベッドから車椅子へ、又は、車椅子からトイレへ移送されるケースにおいて、移動式直立起立補助器具(mobile standing and raising aids)が使用される。そのような移動式直立起立補助器具は、ほとんどの場合、病院、老人ホーム、又は、他のヘルスケア施設において使用されている。
さまざまなタイプの移動式直立起立補助器具が知られている。例は、ハーネス及び立ち上がりサポート(sit-to-stand support)を含む。そのような移動式直立起立補助器具は、通常、ホイールを含み、補助器具をベッドへ便利に接近させることを容易にする。
高い安定性及びロバスト性を有する補助器具を提供するために、それらは、リジッドで硬質の非可撓性の材料から作製されており、それは、不快感、擦り傷、皮膚裂傷、又は打撲傷を引き起こす可能性がある。
とりわけ、そのような補助器具は、典型的に、フットサポート及び膝パッドも含み、それらは、患者を適当な開始位置にガイドすることを助け、また、立ち上がる移動の間に患者の脚部を適正に整合された状態に維持することを助ける。
患者が直立位置に起立するときに、膝、脛、又は足首が、サポートパッドに押し付けられ、起立する際に患者を支援する。多くの場合、かなりの圧力が、患者の膝、脛、又は足首によってパッドの上に印加される。したがって、そのようなパッドは、典型的に、発泡体又は軟質プラスチックの中にカバーされた金属プレートから構築されている。しかし、これらの脚部パッド又は膝パッドの硬質のサポート材料は、膝及び膝頭の上に応力を集中させ、軟質の被覆にもかかわらず快適でない可能性がある。
特許文献1は、改善された脚部支持体を説明しており、これらの欠点を克服することを目標とし、スタンドアシストリフトに除去可能に取り付けられ得る伸縮性材料から作製された可撓性の膜を含む。この出願の図1から図3は、患者12の膝を支持する際に使用するための、及び、とりわけ、着座位置から直立位置へ起立するように患者12を支援するための、脚部支持体として構成されている膜18を含むサポート10を図示している。
先行技術に対して改善しているが、この参考文献は、患者の膝それぞれの独立したフレキシビリティーをカスタマイズ及び可能にする設計を企図していない。とりわけ、自然の距離が膝同士及び下腿同士の間に維持され、膝崩れ又は膝座屈(膝が一緒に滑動し、起立運動の間の安定性喪失、痛み、又は障害を結果として生じさせる)を回避する支持膜を生成させる必要性が存在している。そのような崩れ及び座屈は、患者にとって不快である可能性があり、彼らが起立移動に参加すること、並びに、彼らの脚部によって上向き及び外向きに押すことに参加することを妨げる。そのうえ、患者の脚部がそのような崩れ又は座屈から弱くなる場合には、フットサポートから下向きに滑動するリスクが存在する。
米国特許出願公開第2016/0184151号明細書
したがって、本開示の目的は、可撓性の膜の設計を改善し、立ち上がる移動の間に患者の下腿の安全で十分な位置決め及び支持を保証することである。
改善された可撓性の支持膜は、より自然で、より痛みが少なく、安全な方式で、患者が持ち上げる移動に積極的に参加することを可能にすることができる。
本出願は、本明細書で説明されているような可撓性の支持膜、脚部ストラップ、及び/又は患者ハンドリングデバイスを提供することによって、これらの問題を解決する。
本開示の例示的な実施形態によれば、マルチセクション構造を有する可撓性の支持膜であって、マルチセクション構造は、2つの周辺セクションの間に設置されている中央セクションを含み、前記中央セクションは、2つの隣接する周辺セクションよりも高い剛性を示す、可撓性の支持膜が提供される。中央の分離セクションを備えたそのような特定の膜設計は、立ち上がる移動の間に、患者の脚部が別個に及び互いに独立して支持されることを可能にする。
本開示の例示的な実施形態によれば、周辺セクションの材料は、起立移動の間に、患者の膝及び患者の下腿の接触部分に一致して支持するのに十分に弾性的になっている。周辺セクションの膝領域において(そこでは、最も高い押圧力が膜に印加される)、膝を載せるための沈降部(knee cradling depression)が形成される。これらの凸面は、印加された力の方向に沿って進行し、リフトされている患者の下腿全体を最後に収容する。周辺セクションにおける膜の低い弾性率は、それぞれの患者の膝及びそれぞれの下腿が膝を載せるための沈降部の中に完全に又は実質的に収容されることを可能にするが、中央セクションにおける膜のより高い弾性率は、このゾーンが本質的に又は実質的にピンと張った状態、真っ直ぐな状態、及び/又は、伸ばされていない状態に留まることを保証する。このように、互いに向けて膝が滑動すること、及び、結果として生じる膝と膝との間の接触が、十分に防止され得るだけでなく、患者が自分の足を後退させるか又は真っ直ぐにするときに、患者の脚部と脚部との間の自然な距離が、立ち上がる移動の間に確立されて保たれることとなる。この特定のセクション配置は、その幅を横切る可撓性の支持膜の変化する伸び特性とともに、患者の脚部の快適な位置決め及び支持を可能にする。
可撓性の支持膜の例示的な実施形態は、特許請求の範囲の中に、及び、本開示の全体を通して説明されている。
また、本開示は、請求項9に記載の脚部支持フレームに関し(請求項10から12に詳述された特別な実施形態を伴う)、また、請求項13に記載の移動式患者直立起立補助器具に関し、また、請求項14から17のいずれか一項に記載の脚部ストラップに関し、また、請求項18に記載の方法に関する。
本開示は、添付の図面を参照して以降で説明されることとなり、添付の図面は、単なる非限定的な例として与えられている。
本開示の1つの実施形態による、患者の膝及び下腿を支持するように構成されている可撓性の支持膜を含む例示的な移動式直立起立補助器具の斜視図である。 図1の移動式直立起立補助器具の可撓性の支持膜の斜視図である。 図2の可撓性の支持膜の拡大正面図である。 図2及び図3の可撓性の支持膜を保持するように構成されている脚部支持フレームの斜視図である。 図4の脚部支持フレームの側方保持具の断面図であり、可撓性の支持膜の側方支持要素が前記側方保持具の中のスロットの中へ挿入されていることを示す図である。そのうえ、示されているのは、側方支持要素の形状を明瞭にする拡大側面図である。 図1の移動式直立起立補助器具を使用して立ち上がる移動の間の、可撓性の支持膜に対する患者の膝及び下腿の位置を示す斜視図である。 図1の移動式直立起立補助器具の第1及び第2の側方図(右側及び左側)である。 図1の移動式直立起立補助器具の第1及び第2の側方図(右側及び左側)である。 図1、図7、及び図8の移動式直立起立補助器具の斜視図である。 図1及び図7~図9の移動式直立起立補助器具の正面図である。 図1及び図7~図10の移動式直立起立補助器具の背面図である。 図1及び図7~図11の移動式直立起立補助器具の上面図である。 とりわけ、踏板を示す、図1及び図7~図12の移動式直立起立補助器具の図である。 図2~図3の可撓性の支持膜を保持するように構成されている脚部支持フレームの斜視図である。 図14の脚部支持フレームの側方保持具の断面図であり、可撓性の支持膜の側方支持要素が前記側方保持具の中のスロットの中へ挿入されていることを示す図である。 図15の側方保持具の拡大断面図である。 可撓性の支持膜及び下腿ストラップを保持するように構成されている、図14の脚部支持フレームの斜視図である。 可撓性の支持膜及び下腿ストラップを保持するように構成されている、図14の脚部支持フレームの斜視図である。 図17及び図18の脚部支持フレームに取り付けられている下腿ストラップの斜視図である。 図19の下腿ストラップを装着するための側方保持具の上の取付点を示す、図17~図18の脚部支持フレームの斜視図である。
以降での説明の目的のために、「上側」、「下側」、「右側」、「左側」、「垂直方向」、「水平方向」、「上部」、「底部」、「横方向」、「長手方向」という用語、及び、それらの派生語は、図の中の配向に関するものとする。しかし、本発明は、反対のことが明示的に特定されている場合を除いて、代替的な変形例及びステップシーケンスをとることが可能であるということが理解されるべきである。また、添付の図面に図示され、以下の明細書に説明されている特定のシステム及びプロセスは、単に本発明の例示的な例に過ぎないということが理解されるべきである。したがって、本明細書で開示されている例に関係付けられる特定の寸法及び他の物理的な特質は、限定するものとして考慮されるべきではない。
本開示は、着座位置から直立位置の間で移動するときに、人の膝及び下腿を配向及び/又は支持するための位置決めシステムに関する。1つの例示的な実施形態では、位置決めシステムは、たとえば、移動式直立起立補助器具を使用して、直立位置への移動の間に患者の膝及び下腿を位置決め及び支持するために使用され得る可撓性の膜を含む。この脚部支持膜は、伸縮性であるだけではなく、1つの実施形態では、最大で200kgなどの、患者の体重を担持するために十分な荷重支承特性を有するように設計されている。
随意的に、位置決めシステムは、ストラップをさらに含むことが可能であり、ストラップは、膝レストに対して患者の下腿を固定及び位置決めするように構成及び配向され得る。別の例示的な実施形態では、位置決めシステムは、人の下腿を固定及び/又は位置決めするための足首ストラップを含む。随意的に、足首ストラップは、膝レストと動作可能に関連付けられ得、膝レストに対して人の膝をしっかりと位置決めするようになっている。位置決めシステムは、限定されるものではないが、起立補助器具、直立補助器具、又は患者リフトなどの、患者ハンドリングデバイスの一部であることが可能である。例示的な実施形態では、本開示は、患者のリフト、直立、起立、及び/又は輸送を容易にするための患者ハンドリングデバイスに関し、デバイスは、マスト、リフティングアーム、及び膝レストを含む。例示的な実施形態では、リフティングアーム及び/又は膝レストは、自然な立ち上がりの患者移動を誘導するように位置決め及び配置されている。
本開示の可撓性の膜は、単数の材料から作製され得、又は、多層及び/若しくはマルチコンポーネント構造を有することが可能であり、その構造体は、少なくとも部分的に伸縮性である。ほとんどの実施形態において、膜は、所与の荷重の下で選択されたセクションにおいて所与の量だけ伸びることとなり、そのような荷重を超えて可撓性のままであることとなるということが想像される。そのうえ、1つの実施形態では、本膜は、耐引き裂き材料から作製されており、鋭い物体との接触の後でもその機能を保つ。
例示的な実施形態では、着座位置から直立位置への移動の間に、膜を恒久的に変形させることなく、患者の膝及び脚部によって力が印加されるときに、膜は、十分な厚さ、引張強度、及び、伸びるために適当な弾性率を有している。
本発明における脚部支持膜は、1つの場所から別の場所へ、たとえば、椅子、車椅子、ベッドサイド、浴室、シャワー/移動式便器椅子、又はトイレへ、及び/又は、それらから、患者/居住者をリフト及び移送するように、病院、老人ホーム、介護付き住宅及びグループホーム、並びにホームケア施設の中の介護者を支援することが意図された移動式直立起立補助器具などの、患者ハンドリングデバイスの一部であることが可能である。
本開示の1つの例示的な実施形態による、患者の膝及び下腿を支持するように構成されている1つのそのような移動式直立起立補助器具が、図1に示されている。移動式直立起立補助器具は、全体的に、参照番号1によって特定されており、ベース2と、ベース2から上向きに延在するマスト3と、マスト3に回動可能に連結されているリフティングアーム4と、アクチュエータ5及び操縦ハンドル6とを含み、アクチュエータ5及び操縦ハンドル6もマスト3に取り付けられている。
そのうえ、図1は、脚部支持フレーム7を図示しており、可撓性の支持膜8及び下腿ストラップ9が、脚部支持フレーム7に接続されている。脚部支持フレーム7は、マスト3から延在しており、マスト3に取り付けられており、踏板12の直近にリフティングアーム4の下に位置決めされている。
図1に図示されているベース2は、患者の足部の適正な位置決めのための水平な踏板12を含み、それは、2つの調節可能なシャーシ脚部13及び14の間に配置されており、また、補助器具1を移動させることを容易にする2対のキャスター、すなわち、2つのフロントキャスター15及び16並びに2つの後方に配置されているキャスター17及び18(キャスター18が、図7、図9、図11、及び図12に見られ得る)の間に配置されている。
加えて、前記キャスター15~18は、患者のリフト手順の間に起立及び直立補助器具1を固定するためのブレーキを装備していることが可能である。補助器具の制御パネル又はハンドコントロール44の上の適当なボタンを操作することによって、調節可能なシャーシ脚部13及び14は、リフティングステップの前に踏板12に安全に近付き、患者の足部の直近に踏板12を位置決めするために、任意の可変の幅に開けられ得る。
操縦ハンドル6は、介護者が補助器具1を引っ張ること、延いては、持ち上げられた患者を移送することを可能にする。
アクチュエータ5は、補助器具1の降下位置から上昇位置へ、最大90°の円弧トラックの上でリフティングアーム4を駆動するために使用される。図1及び図7~図9に示されているように、補助器具1の降下位置は、たとえば、ベッド又は椅子の上に座っている人が、リフティングアーム4のハンドル10に届くことができるように構成されている。
移動式直立起立補助器具1のコンポーネント、たとえば、ベース2、マスト3、リフティングアーム4、シャーシ脚部13及び14、又は、ハンドル6及び10などは、従来のロバストでリジッドの材料、たとえば、金属、スチール、又はアルミニウムなどから形成され、高い構造的強度を提供することが可能である。
例示的な実施形態では、リフティングアーム4及び/又は可撓性の支持膜8は、着席位置から直立位置へ患者を起立させることを容易にするように配置されている。1つの実施形態では、リフティングアーム4は、回動点においてマスト3の周りを回転し、回動点は、支持膜8に隣接して位置決めされ得る。1つの実施形態では、リフティングアーム4の回動点は、踏板12又はベース2の上方に、約933mm(+/-1.00)にあり、とりわけ、920mmから940mmの範囲にある。別の実施形態では、可撓性の部材8の上側端部は、踏板12又はベース2の上方に、約622mm(+/-1.00)にあり、とりわけ、約610mmから約630mmの例示的な範囲にある。1つの実施形態では、リフティングアーム4は、約510mm(+/-1.00)の長さ、とりわけ、約500mmから約520mmの例示的な範囲の中の長さを有し、マスト3及び/又はリフティングアーム4の回動点から延在することが可能である。1つの実施形態では、踏板12及び/又はベース2からの回動点の高さとリフティングアームの長さとの比は、約2.5:1から約1.5:1である。1つの実施形態では、踏板12及び/又はベース2に対する回動点の距離は、約933mm(+/-1.00)であることが可能である。1つの実施形態では、踏板12及び/又はベース2に対する可撓性の支持膜8の上側遠位端部の距離は、約622mm(+/-1.00)であることが可能であり、とりわけ、約600mmから約650mmの間の例示的な範囲の中にあることが可能である。1つの実施形態では、マスト3及び/又は回動点から延在するリフティングアーム4の長さは、約510mm(+/-1.00)であることが可能である。1つの実施形態では、マスト3からの脚部支持膜8の距離は、約280mm(+/-1.00)であることが可能である。1つの実施形態では、リフティングアーム4及び可撓性の支持膜8がマスト3から突出している相対的な長さ又は距離は、約2.5:1から約1.5:1、又は、約2:1から約1.75:1であることが可能である。1つの例示的な実施形態では、リフトアーム、回動点、可撓性の支持膜8の相対的な割合及び/又は相対的な位置決めは、着席位置から直立位置への患者の自然な移動及び位置決めを容易にするように配置され得る。
リフティングアーム4は、1対のスリング取付点11をさらに含む。これらの取付点11は、スリング40の取り付けループ、ストラップ、又は締結具を受け入れる及び/又は固定するために、リフティングアーム4の2つのブランチ又はアーム部材の端部に配設され得、スリング40は、患者の一部分に巻き付けるように構成され、たとえば、患者の上半身の背中に巻き付けるように構成され、図6のリフトプロセスの間の背部サポートを提供するようになっている。
図2及び図3を参照すると、これらは、患者の膝及び下腿を位置決め及び支持する際に使用するために、並びに、とりわけ、リフターを使用して患者が着座位置から直立位置へ起立することを支援するために、脚部支持体として構成されている可撓性の支持膜8の例示的な実施形態を示している。
図2は、可撓性の支持膜8のセクション配置を図示している。この膜8は、中央セクション19並びに2つの周辺セクション20及び21を含み、2つの周辺セクション20及び21は、それぞれ、その右側及び左側において、中央セクション19に隣接して配置されている。周辺セクション20、21は、患者が着席位置と直立位置との間で移動するときに、膝が支持膜8に作用させる圧力によって窪むことによって、患者の脚部それぞれ1つに対して屈曲し、支持し、及び一致するように設計されている。セクション20及び21は、十分に可撓性であり、膝を載せるための沈降部を形成することができる。対照的に、中央セクション19は、2つの隣接する周辺セクション20、21よりも硬くて伸縮性がないように設計されている。この構造的設計に起因して、中央セクション19は、患者の膝と膝との間の自然の境界として機能する。それは、補助器具1の使用中に、それらを互いに分離された状態に維持し、また、それらの屈曲された膜8それぞれの沈降部の中にそれらを正確に位置決めされた状態に維持する。
また、この構造は、左側及び右側の周辺セクション20及び21が互いに独立して伸びて屈曲することを可能にし、患者の膝及び脚部それぞれのために、特定のカスタマイズされたサポートを提供する。1つの実施形態では、セクション20及び21それぞれは、約9.50N/mmのさまざまな弾性率、とりわけ、約9N/mmから約10N/mmの範囲の中にあるさまざまな弾性率を有している。膜材料は、60若しくは約60の硬度shore A、及び/又は、約1.16g/cmの密度、及び/又は、約48N/mmの引き裂き強度を有することが可能である。
1つの実施形態では、左側及び右側の周辺セクション20は、それらの下側部分それぞれよりもそれらの上側部分それぞれにおいて、フレキシビリティー及び/又はデュロメーターに対してより大きい抵抗を提供することが可能である。
1つの実施形態では、セクション20及び21は、その本体部に沿って厚さ方向にテーパーが付いており、セクション20及び21の上側部分が、その上側端部において最大厚さを有するようになっており、それは、セクション20及び21の下側部分又は下側端部における、より小さい厚さへとテーパーが付いている。
例示的な実施形態では、セクション20及び21の上側部分の弾性率及び厚さは、それぞれ、約9.50N/mm、とりわけ、約9N/mmから約10N/mmの例示的な範囲の中にあることが可能であり(弾性率)、約2.00mm(+/-0.25)から約3.97mm(+/-0.25)であることが可能である(厚さ)。例示的な実施形態では、セクション20及び21の下側部分の弾性率及び厚さは、それぞれ、約9.50N/mm、とりわけ、約9N/mmから約10N/mmの例示的な範囲の中にあることが可能であり、約2.00mm(+/-0.25)から約2.50mm(+/-0.25)、又は、約1.8mmから約2.5mmの間にあることが可能である。
例示的な実施形態では、膜8のセクション19は、また、それぞれ、約9.50N/mmの範囲にわたり、とりわけ、約9N/mmから約10N/mmの例示的な範囲の中において、及び、セクション19の上側端部から下側端部へ延在する約6.87mm(+/-0.25)から約5.07mm(+/-0.25)の範囲の中において、可変の又は一様な弾性率及び厚さを有することが可能である。1つの実施形態では、セクション19に対するセクション20、21の弾性率は、約1以下であることが可能である。
1つの実施形態では、セクション21、20の上側部分の弾性率及び伸び率又は伸縮率と、セクション20、21、及び19の下側部分のものとの比は、約1:1.25から約1:3;約1:1.5から約1:2;又は約1:1.75から約1:2であることが可能である。
1つの実施形態では、可撓性の部材8、19~21のすべてのセクションに関して、及び、脚部ストラップ9に関して使用される材料は、同じであることが可能である。1つの実施形態では、可撓性の部材8、19~21及び脚部ストラップ9は、シリコーンなどのエラストマー材料から構築されている。伸び/弾性率の変化は、上側部分28及び下側部分29を含む、可撓性の部材8のさまざまなセクションの厚さを変化させることによって実現され得る。足首ストラップ厚さは、約4mm+/-0.5mmであることが可能であり、弾性率は、約9.50N/mmであることが可能である。
そのうえ、図3は、例示的な可撓性の支持膜8の拡大正面図を示しており、可撓性の支持膜8は、使用時に患者の膝の付近に配置されるように適合されている頂部縁部28と;使用時に患者のふくらはぎ及び/又は足首の付近に配置されるように適合されている底部縁部29と;底部縁部29と頂部縁部28との間に延在する第1及び第2の側方縁部26及び27とを含む。
本開示の1つの実施形態では、膜8は、シートの形態で提供されており、長方形の構成を有している。また、可撓性の支持膜8のセクション19~21も、長方形の構成を有することが可能である。加えて、膜8の周辺セクション20及び21は、幅広い範囲の異なるサイズの患者の膝及び脛全体を収容するのに十分な幅及び長さを有するように設計され得る。
膜8は、シリコーンなどのエラストマー材料、又は、特定の量の摩擦を提供する同様の材料から形成され得、それは、立ち上がる移動の間の患者の滑りを防止することを助けることが可能である。そのうえ、膜に作用する力によって、膜がより少なく又はより多く伸びることとなるということを所与として、支持膜8の可撓性の性質は、任意の調節を行う必要なく、異なる患者によってサポートが使用されることを可能にすることができる。そのようなタイプの材料は、身体の形状に輪郭付けされ得、患者の膝に対して屈曲することができない、皮膚を刺激する硬い織物又は硬質プラスチックよりも著しく良好にそれを行う。
本開示のいくつかの実施形態では、膜8のセクション19~21は、中央セクション19と隣接する周辺セクション20、21との間を直感的に区別する目的のために、特定の色、エレメント、又は透明性グレードなどの視覚的インジケータを提供され得、膜8に対する患者の脚部の位置決めを簡単化するようになっている。
図2及び図3の膜8は、第1及び第2の側方支持要素22、23をさらに含み、第1及び第2の側方支持要素22、23は、それぞれ、膜8の第1及び第2の側方縁部26、27と一体化されており、その一部を形成しており、及び/又は、その他の方法でそれに取り付けられているか若しくは連結されている。
図2及び図3に示されているように、側方支持要素22、23は、第1及び第2のストッパ24、25をそれぞれ含むことが可能であり、第1及び第2のストッパ24、25は、それぞれ、側方支持要素22、23を脚部支持フレーム7に固定するために、たとえば、支持要素22、23の上部に配置され得る。1つの実施形態では、ストッパ24、25は、図2及び図3に示されているような脚部支持フレーム7の対応する取り付け部分よりも大きい幅、直径、又はプロファイルを有する、径方向に突出した構成を有することが可能である。ストッパ24、25は、患者の起立手順の間に補助器具1に取り付けられている脚部支持フレーム7の中の膜8の事前設定位置を固定するように機能する。
側方支持要素22、23は、図1に示されている移動式直立起立補助器具1の脚部支持フレーム7に膜8を取り付けるための中間エレメントを提供する接続手段として作用する。
1つの実施形態では、側方支持要素22、23、及び、脚部支持フレーム7の対応する連結エレメントは、マスト3に対して凹形の湾曲した構成を有することが可能である。例示的な実施形態では、側方支持要素22、23、及び、脚部支持フレーム7の対応する連結エレメントは、アーチ形の構成を有しており、アルミニウム押出の半径は、約760.50mm(+/-0.25)であり、約750mmから約770mmの間の例示的な範囲の中にあることが可能である。可撓性の支持部材8が脚部支持フレーム7に連結されると、可撓性の支持部材8は、ピンと張った状態に引っ張られており、脚部支持フレーム7のものと同じ凹形の湾曲した構成を有している。1つの実施形態では、可撓性の支持部材8は、脚部支持フレーム7との連結の前に、脚部支持フレーム7のもののような湾曲した凹形構成を有するように事前調整される。別の実施形態では、可撓性の支持部材8の湾曲した凹形構成は、フレーム7によって形成され、部材8が同様に構成された脚部支持フレーム7に連結された後に実現される。1つの実施形態では、フレーム7は、マスト3からフレーム7へ延在する横断方向の装着バーを介してマスト3に接続されている。装着バーは、膜8から間隔を離して配置され得、装着バー又は他の膜8支持部材による妨害なしに、患者の膝がセクション20、21に対抗して自由に屈曲することを可能にする。例示的な実施形態では、装着バーは、少なくとも約50mmから約100mmの距離、約25mmから約75mmの距離、又は、約50mmから約150mmの距離だけ、膜8から間隔を離して配置されている。
側方支持要素22、23は、バー、ストラット、ロッド、又は同様のエレメントとして構成され得、ストッパ24、25は、たとえば、正方形、丸形、又は楕円形の断面を有する円筒状の形状又は構成を有することが可能である。
いくつかの実施形態では、第1の側方エレメント22の第1のストッパ24は、第2の側方エレメント23の第2のストッパ25とは異なる形状、たとえば、高さ、幅、又は半径などを有することが可能である。膜8の2つの横方向の側部の異なるストッパ形状は、脚部支持フレーム7の中への可撓性の膜の挿入の間の正しい設置及び/又は連結のインジケータとして作用し、膜8が正しい配向で脚部支持フレーム7の中へ挿入されることを保証する。
図3に提示されている1つの特別な実施形態では、第1の側方エレメント22の第1のストッパ24は、30mmの高さ(A)を有しており、一方、第2の側方エレメント23の第2のストッパ25は、20mmの高さ(B)を有している。
可撓性の支持膜8は、側方支持要素22と23との間に位置決めされ、側方支持要素22、23に直接的に接続され得、膜8が、脚部支持フレーム7の中へ挿入されたときに、張力下においてピンと張った状態に保持されるようになっている。
本開示の1つの例示的な実施形態では、側方支持要素22と23との間の距離(中心間のフレーム距離)は、おおよそ520mm(+/-1.5mm)に等しくなっており、一方、シリコーン膜8は、約490mm(+/-2.46)の幅を有しており、可撓性の材料を真っ直ぐに維持するために、脚部支持フレーム7に取り付けられた可撓性の膜8に30mmの事前の引き伸ばしが加えられるようになっている。
加えて、図3の膜8は、より厚い頂部縁部28からより薄い底部縁部29へ一様にテーパーの付いた変化する厚さを有している。換言すれば、厚さは、側方支持要素22、23によって画定される方向に沿って変化し、それは、膜8が脚部支持フレーム7に装着されているときに、垂直方向である。したがって、示されている膜8は、膝領域において最も大きい厚さを示し、皮膚がより敏感な脛接触ゾーンにおいて最も小さい厚さを示す。
他の実施形態では、伸縮性の膜8は、たとえば、中央セクションにおいて、及び、患者の膝が図6に示されているように膜に押し付けられることが意図される周辺セクション20、21の頂部縁部28の付近に、より厚い材料又はいくつかの層のゾーンなどの、構造的補強を提供され得る。
本開示の例示的な実施形態では、膜8の頂部縁部28は、3.97mmの厚さ「C」を有しており、一方、底部縁部29は、2.00mmの厚さ「D」を有している(図3)。
図4は、図2及び図3の可撓性の支持膜8を図1の移動式直立起立補助器具1に取り付けるように構成されている例示的な脚部支持フレーム7の斜視図を示している。
1つの実施形態によれば、脚部支持フレーム7は、ブラケットとして構成され得、ブラケットは、第1及び第2の側方保持具30、31と、可撓性の膜8から間隔を離して配置され、第1及び第2の側方保持具30及び31を支持するブリッジ要素32と、脚部支持フレームを補助器具1に固定するための接続要素33とを含む。
図4、図5及び図15、図16に図示されているように、第1及び第2の側方保持具30、31それぞれは、長手方向のスロット34、35を含み、長手方向のスロット34、35は、可撓性の膜8を脚部支持フレーム7に固定するために、それぞれ、第1及び第2の側方支持要素22及び23を受け入れるように構成されている。
スロット34、35は、それぞれのストッパ24、25によって側方支持要素22、23を収容するように精密に調整され得る。スロット34、35及び側方支持要素22、23は、相補的な形状を有しており、それらがリジッドの荷重支承構築体を提供するように接合するようになっている。
ブリッジ要素32は、第1及び第2の側方保持具30、31を支持している。そのうえ、ブリッジ要素32は、保持具30、31とともに、U字形状又はC字形状の構成を有することが可能であり、ブリッジ要素32は、膜変形スペース(S)を画定しており、脚部支持フレーム7の任意の構成要素と接触することなく、又は、それと最小にしか接触することなく、膜8が屈曲することを可能にする。
図4及び図17~図20に示されている例示的な実施形態では、ブリッジ要素32は、湾曲した形状を有している。しかし、他のフレーム形態も適用され得、それは、膜8が自立型シートとして構成されることを可能にし、自立型シートは、その側方縁部26、27のみにおいて取り付けられており、使用中に、フレームアッセンブリ7のコンポーネントが、膜8の動作側の直ぐ後ろには配設されず、又は、膜8の動作側に接触しないようになっている。
図4を参照すると、脚部支持フレーム7は、随意的に、下腿ストラップ9を装着するために、第1及び第2の側方保持具30、31の上に、取付点又は取り付けエレメント36及び37をさらに含む。1つの実施形態では、脚部ストラップ9は、脚部支持フレーム7及び/若しくは膜8と一体的になっているか、その一部を形成しているか、又は、それに取り付けられている。1つの実施形態では、脚部ストラップ9は、締結エレメントを介して脚部支持フレーム7及び/又は膜8に取り外し可能に連結され得、締結エレメントは、取付点36及び37に除去可能に接続され得る。例示的な実施形態では、取付点36及び37は、ラッチ、フック、ノブ、スナップなどとして構成されており、脚部ストラップ9は、取付点36、37に連結するための対応するストラップ穴、開口部、スナップ、又は締結具を有することが可能である。図6及び図20の例示的な実施形態に示されているように、脚部ストラップ9が取付点36、37の締結具エレメントにしっかりと引っ掛けられ、取り付けられ、及びその他の方法で連結され得るように、フレーム7に連結されているときに、取付点36、37は、脚部ストラップ9の長さとは異なる平面の中に、フレーム7の対向する側部に沿って位置決めされ得る。
図1、図6、図9~図11、並びに、図14~図15及び図17~図18に示されている例示的な実施形態では、下腿ストラップ9は、この膜の直近に患者の脚部を固定するために、可撓性の支持膜8の下方においてフレーム7に取り付けられており、立ち上がる移動の間の足部の両方の横向きの移動を防止する。
使用中に、ストラップ9は、患者のふくらはぎの下側部に対抗して調節可能に設置され、図6及び図13の踏板12からの患者の足部の滑りを防止することが可能である。1つの実施形態では、取付点36、37に対する脚部支持フレーム7の長さ、緊張状態、又は接続は、それぞれの患者のためにカスタマイズされた快適でカスタマイズされた安全な取り付けを保証するように調節され得る。たとえば、フレーム7若しくは部材8の両側部の複数の取付点36、37、及び/又は、脚部ストラップ9の複数の締結エレメントは、フレーム7及び/又は膜8に対する脚部ストラップ9の調節を可能にするために存在することが可能である。
下腿ストラップ9は、シリコーンなどの、可撓性及び伸縮性を有している材料から作製され得、それが患者の脚部の上により等しく力を分配することができるようになっている。そのうえ、それは、皮膚を切る可能性がある鋭い縁部を有していない。加えて、脚部ストラップ9は、拭き取り可能な又は洗濯可能な材料から作製され得る。
下腿ストラップ9は、補助器具1の上に保管され得る。それは、可撓性の支持膜8の直ぐ下方に設置されて伸ばされ得、それが、使用されていないときに邪魔にならないようになっている。
例示的な実施形態では、脚部ストラップ9は、ベルトとして構成され得、ベルトは、バックルによって、それが滑動することを防止するベルトの上のストップによって、又は、ノブの中へ入る穴によって、脚部支持フレーム7に取り付けられ得る。
図6は、図1の移動式直立起立補助器具1を使用した立ち上がる移動の間の、可撓性の支持膜8に対する患者の膝及び下腿の位置を示す斜視図である。膜8は、患者の膝及び脛全体を支持するようにサイズ決めされており、側方サポートフレーム7に取り付けられており、それがこの移動の間に患者の脚部によって働かされる力を担うことができ、快適なサポートを提供するように伸びることができるようになっている。
ここで、例として、及び、とりわけ、図1及び図6を参照して、説明されている移動式直立起立補助器具1がどのように使用され得るかということが図示される。
初期には、患者は、着座位置にあり、補助器具1が、患者の前に移動させられる。患者の足部が、踏板12の上に位置決めされる。患者の膝は、通常、真っ直ぐに前に向いており、患者の脛が、可撓性の膜8の表面に接触することが可能である。下腿ストラップ9が、患者の下側ふくらはぎの周りに結び付けられる。脚部ストラップ9は、患者38の滑りの可能性を低減させることを助ける。
リフティングアーム4の取付点11に取り付けられている一方の端部を有するスリング40が、図6に示されているように、患者の上半身の周りに設置されており、スリング40の他方の端部が、次いで、リフティングアーム4の取付点11に取り付けられる。代替的に、スリング40の両方の端部は、緩くなっていることが可能であり、それらは、スリング40が患者38の周りに設置された後に、それぞれの取付点11に取り付けられ得る。スリング40は、患者38を補助器具1に固定することを助け、リフトの間に患者のためのサポートを提供する。そのうえ、スリング40は、患者38が踏板12から落下するリスクを低減させることを助ける。
上記に説明されているステップによって、患者は、補助器具1に安全に固定され得る。しかし、説明されているステップは、別のシーケンスで実施され得る。
アクチュエータ5は、DCモーターであることが可能であり、アクチュエータ5は、伸長可能なシリンダー41を含み、伸長可能なシリンダー41は、図10及び図11に示されているようなコントローラー44によって命令されるように、外側シリンダー42の中を伸長及び後退することが可能である。伸長可能なシリンダー41の上側端部は、図6に示されているように、ロッド43に回動可能に連結されている。ロッド43は、マスト3及びリフティングアーム4を相互接続している。ロッド43及びリフティングアーム4は、単一のピースから、又は、別個のピースから作製され得る。図1及び図6に示されているように、ロッド43の一方の端部は、リフティングアーム4に固定して接続されており、一方、他方の端部は、マスト3に回動可能に連結されており、それによって、リフティングアーム4の弧状の移動のための回動軸線48を画定する。
アクチュエータ5は、活性化させられるときに、伸長可能なシリンダー41の上向きの移動を引き起こし、それは、リフティングアーム4の上向きの弧状の移動を引き起こす。これは、着座位置から直立位置へ患者を移行させる。図6は、立ち上がる移動の過程の中間位置を示している。
リフト手順の間に、スリング40は、患者38を直立位置にリフトすることを支援する。また、補助器具1は、患者38が立ち上がる手順の間に両方の脚部をゆっくりと伸長させることを助けることができるので有利である。そのうえ、可撓性の支持膜8は、膝によって印加される圧力に基づいて、周辺セクション20、21の中で伸びることが可能であり、したがって、患者38が頭をつま先の上方に置き、自然な立ち上がる移動パターンにしたがうことを可能にする。起立させられるときに、患者38は、補助器具1の背後に位置決めされている介護者39によって、補助器具1の上に快適に移送され得る。伸長可能なシリンダー41の移動を逆にすることによって、リフティングアーム4の下向きの弧状の移動が開始させられ、患者38が着座位置へ復帰するように移行され得る。
要約すると、現在の移動式患者直立起立補助器具は、とりわけ、以下の利点を有している。
その単一の可撓性の膜8によって(それは、中央の膝分離セクション19を特徴とする)、患者は、安全に及び快適に起立させられ得る。また、患者は、自分の脚部の上に押すことによって、起立移動に参加することが可能である。
膜のフレキシビリティーのおかげで、患者は、立ち上がるときに、自分の頭を自分のつま先の上方に置くことが可能であり、それは、手順を大いに容易にする。
可撓性の膜は、「フリーサイズの」エレメントであり、それは、任意の高さ及び幅の調節の必要なしに、幅広い範囲の患者サイズ及び体重に適切である。これは、2つの調節可能な膝パッドを有する以前の解決策と比較して、明確な利点である。
本開示は、現在最も実践的で例示的な実施形態であると考えられるものに基づいて、図示の目的のために詳細に説明されてきたが、そのような詳細は単にその目的のためのものに過ぎないということ、及び、本発明は、開示されている実施形態に限定されるのではなく、対照的に、添付の特許請求の範囲の精神及び範囲の中にある修正例及び均等物の範囲をカバーすることが意図されているということが理解されるべきである。たとえば、本開示は、可能な限り、任意の実施形態の1つ又は複数の特徴が、任意の他の実施形態の1つ又は複数の特徴と組み合わせられ得るということを企図するということが理解されるべきである。
1 移動式直立起立補助器具
2 ベース
3 マスト
4 リフティングアーム
5 アクチュエータ
6 操縦ハンドル
7 脚部支持フレーム
8 可撓性の支持膜、可撓性の支持部材
9 下腿ストラップ
10 患者ハンドル
11 スリング取付点
12 踏板
13、14 シャーシ脚部
15、16、17、18 キャスター
19 中央セクション
20、21 周辺セクション
22 第1の側方支持要素
23 第2の側方支持要素
24 第1のストッパ
25 第2のストッパ
26 第1の側方縁部
27 第2の側方縁部
28 上側部分、頂部縁部
29 下側部分、底部縁部
30 第1の側方保持具
31 第2の側方保持具
32 ブリッジ要素
33 接続要素
34、35 長手方向のスロット
36、37 取り付けエレメント
38 患者
39 介護者
40 スリング
41 伸長可能なシリンダー
42 外側シリンダー
43 ロッド
44 コントローラー
48 回動軸線

Claims (15)

  1. 移動式直立起立補助器具(1)によってリフトされている患者の膝及び下腿を位置決め及び支持するための可撓性の支持膜(8)であって、可撓性の前記支持膜(8)は、シートに形成された伸縮性材料から作製されており、前記シートは、前記患者の前記膝によって印加される圧力に基づいて、前記シート自体を調節するようになっており、前記支持膜(8)は、前記患者の前記膝及び脛をカバーするように成形されており、可撓性の前記支持膜(8)は、
    使用時に前記患者の前記膝の付近に配置されるように適合されている頂部縁部(28)と、
    使用時に前記患者の足首の付近に配置されるように適合されている底部縁部(29)と、
    前記底部縁部(29)と前記頂部縁部(28)との間に延在している第1の側方縁部及び第2の側方縁部(26、27)と、
    を備えている、可撓性の支持膜(8)において、
    可撓性の前記支持膜(8)は、前記シートの前記頂部縁部(28)と前記底部縁部(29)との間において前記第1の側方縁部及び前記第2の側方縁部(26、27)によって画定される方向に沿って延在している中央セクション(19)及び2つの周辺セクション(20、21)を有しており、
    前記周辺セクション(20、21)は、前記膝が作用させる前記圧力によって窪み、これにより膝を載せるための沈降部を形成することによって、前記患者の2つの膝のうち一方の膝を支持するようにそれぞれ適合されており、
    前記中央セクション(19)は、2つの隣接する前記周辺セクション(20、21)より高剛性であり、これにより可撓性の前記支持膜(8)の使用中に、前記中央セクション(19)の変形量が前記周辺セクション(20、21)の変形量より小さく、前記膝が前記沈降部それぞれの中で互いから分離された状態を維持するためのバリアとして作用することを特徴とする、可撓性の支持膜(8)。
  2. 前記支持膜(8)の厚さは、前記底部縁部(29)から前記頂部縁部(28)に至るまで徐々に且つ一様に増加する、請求項1に記載の可撓性の支持膜(8)。
  3. 前記支持膜(8)は、シリコーンから形成されている、請求項1又は2に記載の可撓性の支持膜(8)。
  4. 前記支持膜(8)は、ポリウレタン、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、熱可塑性エラストマー(TPE)、ゴム、又はゴム状材料から形成されている、請求項1又は2に記載の可撓性の支持膜(8)。
  5. 可撓性の前記支持膜(8)は、可撓性の前記支持膜(8)を脚部支持フレーム(7)に取り付けるための第1の側方支持要素及び第2の側方支持要素(22、23)をさらに含み、
    前記第1の側方支持要素(22)は、前記第1の側方縁部(26)に取り付けられており、
    前記第2の側方支持要素(23)は、前記第2の側方縁部(27)に取り付けられており、
    前記第1の側方支持要素及び前記第2の側方支持要素(22、23)はそれぞれ、径方向に突出しているストッパ(24、25)を備えており、前記ストッパ(24、25)は、前記支持膜(8)が前記脚部支持フレーム(7)に取り付けられた場合に下方へ滑動することを防止する、請求項1から4のいずれか一項に記載の可撓性の支持膜(8)。
  6. 前記第1の側方支持要素(22)の前記ストッパ(24)、及び、前記第2の側方支持要素(23)の前記ストッパ(25)は、前記脚部支持フレーム(7)に取り付けられている際における前記支持膜(8)の不適正なアライメントを防止するために、異なる形状を有している、請求項5に記載の可撓性の支持膜(8)。
  7. 前記周辺セクション(20、21)それぞれは、前記患者の膝の正しい位置決めを容易にするために、例えば特定の色のような視覚的インジケータを有している、請求項1から6のいずれか一項に記載の可撓性の支持膜(8)。
  8. 前記中央セクション(19)の剛性は、前記中央セクション(19)が前記周辺セクション(20、21)と比較して厚肉であることに起因して、2つの前記周辺セクション(20、21)より高い、請求項1から7のいずれか一項に記載の可撓性の支持膜(8)。
  9. 脚部支持フレーム(7)であって、
    請求項5に記載の可撓性の支持膜(8)と、
    可撓性の前記支持膜(8)を前記脚部支持フレーム(7)に固定するために、前記第1の側方支持要素及び前記第2の側方支持要素(22、23)をそれぞれ受け入れるための長手方向のスロット(34、35)をそれぞれ備えている第1の側方保持具及び第2の側方保持具(30、31)と、
    前記第1の側方保持具及び前記第2の側方保持具(30、31)を支持するブリッジ要素(32)であって、前記ブリッジ要素(32)と前記第1の側方保持具及び前記第2の側方保持具(30、31)とは、前記脚部支持フレーム(7)の任意の構成要素と接触しないで前記支持膜(8)を屈曲させることができる膜変形スペース(S)を画定している、前記ブリッジ要素(32)と、
    前記脚部支持フレーム(7)を移動式直立起立補助器具(1)に固定するための接続要素(33)と、
    を備えている、脚部支持フレーム(7)。
  10. 前記脚部支持フレーム(7)は、可撓性の前記支持膜(8)の下方において前記脚部支持フレーム(7)に取り付けられている下腿ストラップ(9)であって、可撓性及び伸縮性を有している材料から作製されている前記下腿ストラップ(9)をさらに備えており、
    前記下腿ストラップ(9)は、前記支持膜(8)に対する足部の両向きの横方向移動を防止するために、可撓性の前記支持膜(8)の直近に前記患者の脚部を固定するように構成されている、請求項9に記載の脚部支持フレーム(7)。
  11. 前記下腿ストラップ(9)は、シリコーン、ポリウレタン、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、熱可塑性エラストマー(TPE)、ゴム、又はゴム状材料から形成されている、請求項10に記載の脚部支持フレーム(7)。
  12. 前記下腿ストラップ(9)は、前記脚部支持フレーム(7)の両側部において取付点(36、37)に装着されている、請求項10又は11に記載の脚部支持フレーム(7)。
  13. 移動式患者直立起立補助器具(1)であって、
    水平な踏板(12)を具備するベース(2)と、
    前記ベース(2)から上向きに延在しているマスト(3)であって、操縦ハンドル(6)を具備する前記マスト(3)と、
    前記移動式患者直立起立補助器具(1)の降下位置と上昇位置との間において弧状に移動するように、前記マスト(3)に回動可能に連結されているリフティングアーム(4)であって、スリング取付点(11)と患者ハンドル(10)とを具備する前記リフティングアーム(4)と、
    前記リフティングアーム(4)を移動させるために前記マスト(3)と前記リフティングアーム(4)との間に配置されている任意のアクチュエータ(5)と、
    を備えている前記移動式患者直立起立補助器具(1)において、
    前記移動式患者直立起立補助器具(1)が、請求項9から12のいずれか一項に記載の脚部支持フレーム(7)をさらに備えている、移動式患者直立起立補助器具(1)。
  14. 請求項13に記載の移動式患者直立起立補助器具(1)を使用することによって、患者を着座位置から直立位置にリフトするための方法であって、
    前記患者を前記移動式患者直立起立補助器具(1)に固定するステップと、
    前記リフティングアーム(4)を前記リフティングアーム(4)の前記降下位置から前記上昇位置に弧状に移動させることによって、前記患者を前記着座位置から前記直立位置へ移行させるように、前記アクチュエータ(5)を作動させるステップと、
    を備えている、方法。
  15. 移動式患者直立起立補助器具(1)であって、
    水平な踏板(12)を含むベース(2)と、
    前記ベース(2)から上向きに延在しているマスト(3)であって、操縦ハンドル(6)を具備する前記マスト(3)と、
    前記移動式患者直立起立補助器具(1)の降下位置と上昇位置との間において弧状に移動するように、前記マスト(3)に回動可能に連結されているリフティングアーム(4)であって、前記リフティングアーム(4)は、スリング取付点(11)と患者ハンドル(10)とを具備する前記リフティングアーム(4)と、
    請求項10から12のいずれか一項に記載の下腿ストラップ(9)と、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の可撓性の支持膜と、
    を備えている、移動式患者直立起立補助器具(1)。
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