JP2001029401A - 介護用品 - Google Patents
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Landscapes
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 患者に安心感を与えつつ介護者の負担を軽減
することが可能な介護用品を提供する。 【解決手段】座位姿勢の患者を引き上げて立位姿勢を取
らせるために、患者の臀部に当てがって患者を支持する
ための介護用品において、座位姿勢の患者の臀部と座位
部との間に差し込み可能な薄板状の芯部材であって、患
者を支持するに十分な強度を有する芯部材と、この芯部
材を覆うカバーであって、引上げの際患者が介護用品に
対して滑らないような高摩擦係数を備えた滑り止め部
と、座位姿勢の患者の臀部と座位部との間に差し込むの
に十分な低摩擦係数を備えた滑り部とを備えたカバーと
を有し、差し込んだ介護用品の両端を患者の腹部前方上
方にもっていき患者を引き上げる際、患者の骨盤全体を
包みこめるような全体形状を有することを特徴とする介
護用品。
することが可能な介護用品を提供する。 【解決手段】座位姿勢の患者を引き上げて立位姿勢を取
らせるために、患者の臀部に当てがって患者を支持する
ための介護用品において、座位姿勢の患者の臀部と座位
部との間に差し込み可能な薄板状の芯部材であって、患
者を支持するに十分な強度を有する芯部材と、この芯部
材を覆うカバーであって、引上げの際患者が介護用品に
対して滑らないような高摩擦係数を備えた滑り止め部
と、座位姿勢の患者の臀部と座位部との間に差し込むの
に十分な低摩擦係数を備えた滑り部とを備えたカバーと
を有し、差し込んだ介護用品の両端を患者の腹部前方上
方にもっていき患者を引き上げる際、患者の骨盤全体を
包みこめるような全体形状を有することを特徴とする介
護用品。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、介護用品、特に患
者を座位姿勢から立位姿勢まで姿勢変換する際に、患者
に安心感を与えつつ介護者の負担を軽減することが可能
な介護用品に関する。
者を座位姿勢から立位姿勢まで姿勢変換する際に、患者
に安心感を与えつつ介護者の負担を軽減することが可能
な介護用品に関する。
【0002】
【従来の技術】身体不自由者、特に自力で立ち上がるこ
とが困難な患者に適用される姿勢変換装置が、例えば特
開平9−570号公報に開示されている。この姿勢変換
装置は、水平軸を中心に揺動可能なアームと、アームの
先端に取り付けられ、患者の臀部を支持するスリング
と、患者の膝を支えるための膝パッドと、アームの先端
に設けられ、患者の胸を支えるための胸パッドとから概
略構成される。この姿勢変換装置によれば、アームを揺
動させて患者の姿勢を座位姿勢から立位姿勢まで変換さ
せることができる。
とが困難な患者に適用される姿勢変換装置が、例えば特
開平9−570号公報に開示されている。この姿勢変換
装置は、水平軸を中心に揺動可能なアームと、アームの
先端に取り付けられ、患者の臀部を支持するスリング
と、患者の膝を支えるための膝パッドと、アームの先端
に設けられ、患者の胸を支えるための胸パッドとから概
略構成される。この姿勢変換装置によれば、アームを揺
動させて患者の姿勢を座位姿勢から立位姿勢まで変換さ
せることができる。
【0003】しかしながら、患者の臀部を支持するスリ
ングは、座位姿勢の患者に事前に装着する必要がある。
このとき、自力で臀部を持ち上げられないかまたは困難
である患者の場合、介護者が例えばベッドの座位面と臀
部との間にスリングを差し込む介護が強要される。その
ためには、介護者が患者自身を瞬間的にでも座位面から
持ち上げる必要があり、介護の負担増は避けられない。
ングは、座位姿勢の患者に事前に装着する必要がある。
このとき、自力で臀部を持ち上げられないかまたは困難
である患者の場合、介護者が例えばベッドの座位面と臀
部との間にスリングを差し込む介護が強要される。その
ためには、介護者が患者自身を瞬間的にでも座位面から
持ち上げる必要があり、介護の負担増は避けられない。
【0004】一方で、座位姿勢の患者を立たせるのに、
患者の臀部を包み込むようにして支えれば、患者は自力
で立つのと同じような感覚で立てるので、患者に与える
安心感は計り知れない。
患者の臀部を包み込むようにして支えれば、患者は自力
で立つのと同じような感覚で立てるので、患者に与える
安心感は計り知れない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、上記課題に鑑み、患者を座位姿勢から立位姿勢まで
姿勢変換する際に、患者に安心感を与えつつ介護者の負
担を軽減することが可能な介護用品を提供することにあ
る。
は、上記課題に鑑み、患者を座位姿勢から立位姿勢まで
姿勢変換する際に、患者に安心感を与えつつ介護者の負
担を軽減することが可能な介護用品を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明の介護用品は、素材の組み合わせと形状を工夫す
ることによって、患者の臀部を効率よく引き上げること
ができるようにしたのである。
本発明の介護用品は、素材の組み合わせと形状を工夫す
ることによって、患者の臀部を効率よく引き上げること
ができるようにしたのである。
【0007】具体的には、本発明の介護用品は、座位姿
勢の患者を引き上げて立位姿勢を取らせる際、患者の臀
部に当てがって患者を支持するための介護用品におい
て、患者を支持するのに十分な強度を有し、座位姿勢の
患者の臀部と座位部との間に差し込み可能な薄板状の芯
部材と、この芯部材を覆うカバーであって、引上げの際
患者の臀部が介護用品に対して滑らないような高摩擦係
数の滑り止め部と、座位姿勢の患者の臀部と座位部との
間に差し込むのに十分な低摩擦係数の滑り部とを備えた
カバーとを有し、差し込んだ介護用品の両端を患者の腹
部前方上方にもっていき患者を引き上げる際、患者の骨
盤全体を包みこめるような全体形状を有する構成として
ある。
勢の患者を引き上げて立位姿勢を取らせる際、患者の臀
部に当てがって患者を支持するための介護用品におい
て、患者を支持するのに十分な強度を有し、座位姿勢の
患者の臀部と座位部との間に差し込み可能な薄板状の芯
部材と、この芯部材を覆うカバーであって、引上げの際
患者の臀部が介護用品に対して滑らないような高摩擦係
数の滑り止め部と、座位姿勢の患者の臀部と座位部との
間に差し込むのに十分な低摩擦係数の滑り部とを備えた
カバーとを有し、差し込んだ介護用品の両端を患者の腹
部前方上方にもっていき患者を引き上げる際、患者の骨
盤全体を包みこめるような全体形状を有する構成として
ある。
【0008】また、前記介護用品は、全体的に弧状をな
す外縁を有し、この外縁が凸となる向きで座位姿勢の患
者の背後から臀部と座位部との間に前記介護用品を差し
込むようにしてもよい。
す外縁を有し、この外縁が凸となる向きで座位姿勢の患
者の背後から臀部と座位部との間に前記介護用品を差し
込むようにしてもよい。
【0009】
【作用】本発明による介護用品によれば、座位姿勢の患
者を引き上げて立位姿勢を取らせる際、先ず介護用品を
座位姿勢の患者の臀部にあてがう。このとき、介護用品
は薄板状の芯部材を有し、この芯部材を覆うカバーが、
座位姿勢の患者の臀部と座位部との間に差し込むのに十
分な低摩擦係数の滑り部を備えているので、差し込みの
際の摩擦を低減させることによって座位姿勢の患者の臀
部と座位部との間に差し込むのが非常に容易になる。
者を引き上げて立位姿勢を取らせる際、先ず介護用品を
座位姿勢の患者の臀部にあてがう。このとき、介護用品
は薄板状の芯部材を有し、この芯部材を覆うカバーが、
座位姿勢の患者の臀部と座位部との間に差し込むのに十
分な低摩擦係数の滑り部を備えているので、差し込みの
際の摩擦を低減させることによって座位姿勢の患者の臀
部と座位部との間に差し込むのが非常に容易になる。
【0010】次いで、座位姿勢の患者の臀部と座位部と
の間に差し込んだ介護用品の両端を患者の腹部前方上方
にもっていく。
の間に差し込んだ介護用品の両端を患者の腹部前方上方
にもっていく。
【0011】次いで、高摩擦係数の滑り止め部を患者の
臀部にあてがいながらこの介護用品によって患者を引き
上げる。このとき、芯部材は患者を支持するに十分な強
度を有し、しかも介護用品が患者の骨盤全体を包み込む
ような全体形状を有するので、引き上げる方向に力がか
かると、滑り止め部と臀部との間の摩擦によって骨盤全
体がしっかり固定される。従って、臀部がずり落ちてへ
っぴり腰の姿勢となることなく、患者に安心感を与えな
がら座位姿勢から立位姿勢まで姿勢変換させることがで
きる。
臀部にあてがいながらこの介護用品によって患者を引き
上げる。このとき、芯部材は患者を支持するに十分な強
度を有し、しかも介護用品が患者の骨盤全体を包み込む
ような全体形状を有するので、引き上げる方向に力がか
かると、滑り止め部と臀部との間の摩擦によって骨盤全
体がしっかり固定される。従って、臀部がずり落ちてへ
っぴり腰の姿勢となることなく、患者に安心感を与えな
がら座位姿勢から立位姿勢まで姿勢変換させることがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を、図
1乃至図5を参照しながら、介護用品を姿勢変換装置に
適用した場合を例にして、以下に詳細に説明する。
1乃至図5を参照しながら、介護用品を姿勢変換装置に
適用した場合を例にして、以下に詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
介護用品を用いた姿勢変換装置による患者の起立動作を
示す説明図であって、患者が座位姿勢にある状態を示す
側面図である。図2は、本発明の第1の実施の形態に係
る介護用品の分解斜視図である。図3は、本発明の第1
の実施の形態に係る介護用品の斜視図である。図4は、
本発明の第1の実施の形態に係る介護用品の装着方法を
示す概略平面図である。図5は、本発明の第1の実施の
形態に係る介護用品を用いた姿勢変換装置による患者の
起立動作を示す説明図であって、患者が中腰姿勢にある
状態を示す側面図である。
介護用品を用いた姿勢変換装置による患者の起立動作を
示す説明図であって、患者が座位姿勢にある状態を示す
側面図である。図2は、本発明の第1の実施の形態に係
る介護用品の分解斜視図である。図3は、本発明の第1
の実施の形態に係る介護用品の斜視図である。図4は、
本発明の第1の実施の形態に係る介護用品の装着方法を
示す概略平面図である。図5は、本発明の第1の実施の
形態に係る介護用品を用いた姿勢変換装置による患者の
起立動作を示す説明図であって、患者が中腰姿勢にある
状態を示す側面図である。
【0014】図1に示すように、姿勢変換装置Aは、キ
ャスタ14を備えたフレーム2を有し、フレーム2には
ねじ駆動機構82により揺動させられるアーム20と、
膝パッド40と、高さ調整可能な足台手段42とが設け
られている。アーム20は互いに平行に延びる上下のロ
ッド24、26で構成され、これらロッド24、26
は、平行リンクを構成している。アーム20の揺動中心
24a、26aは、座位姿勢の患者Bの腹部の高さ位置
に設置されている。またアーム20の先端に前傾して取
り付けられた胸パッド28の両側にはフック39(一方
のみ示す)が設けられている。後に説明する患者Bに装
着したスリング100は、フック39に係止され、これ
により患者Bと装置Aとが一体になる。なお、アーム2
0の下降動作は、手元スイッチ(図示せず)とは別に、
アーム20の後端部分に取り付けられた揺動スイッチ9
2によっても停止され、患者Bがアーム20によって傷
つけられないようにしてある。
ャスタ14を備えたフレーム2を有し、フレーム2には
ねじ駆動機構82により揺動させられるアーム20と、
膝パッド40と、高さ調整可能な足台手段42とが設け
られている。アーム20は互いに平行に延びる上下のロ
ッド24、26で構成され、これらロッド24、26
は、平行リンクを構成している。アーム20の揺動中心
24a、26aは、座位姿勢の患者Bの腹部の高さ位置
に設置されている。またアーム20の先端に前傾して取
り付けられた胸パッド28の両側にはフック39(一方
のみ示す)が設けられている。後に説明する患者Bに装
着したスリング100は、フック39に係止され、これ
により患者Bと装置Aとが一体になる。なお、アーム2
0の下降動作は、手元スイッチ(図示せず)とは別に、
アーム20の後端部分に取り付けられた揺動スイッチ9
2によっても停止され、患者Bがアーム20によって傷
つけられないようにしてある。
【0015】次に介護用品であるスリングについて説明
すれば、図2乃至図3に明瞭に示すように、スリング1
00は、座位姿勢の患者の臀部と座位部との間に差し込
み可能な薄板状の芯部材102を有する。この芯部材1
02は、患者の体重を支持するに十分な強度を有し、柔
性ポリプロピレン等の撓んでも変形しない厚さ2mm乃
至3mmの樹脂板が好ましい。この芯部材は、カバー1
04によって覆われ、このカバー104は、引上げの際
患者の臀部が介護用品に対して滑らないような高摩擦係
数の滑り止め部104aと、座位姿勢の患者の臀部と座
位部との間に差し込むのに十分な低摩擦係数の滑り部1
04bとを備える。カバー104の表面には、2つの滑
り止め部104aが、滑り部分104aを挟んで配置さ
れ、患者への装着の際、滑り部分104aを患者の臀部
に位置決めすることにより、それぞれの滑り止め部10
4aが患者の臀部の側面にあてがわれるようにしてあ
る。なお、カバー104の裏面(図示せず)には、全面
に滑り部104bを設け、差し込みの際この裏面と座位
部分との間の摩擦を低減するようにしてある。滑り止め
部104aは、タピール等凹凸素材、生地にウレタン加
工等を施したものが好ましい。一方滑り部104bは、
ポリエステル100%(綾織り又は起毛)等、一方向に
は滑るが、反対方向には滑らない素材が好ましい。
すれば、図2乃至図3に明瞭に示すように、スリング1
00は、座位姿勢の患者の臀部と座位部との間に差し込
み可能な薄板状の芯部材102を有する。この芯部材1
02は、患者の体重を支持するに十分な強度を有し、柔
性ポリプロピレン等の撓んでも変形しない厚さ2mm乃
至3mmの樹脂板が好ましい。この芯部材は、カバー1
04によって覆われ、このカバー104は、引上げの際
患者の臀部が介護用品に対して滑らないような高摩擦係
数の滑り止め部104aと、座位姿勢の患者の臀部と座
位部との間に差し込むのに十分な低摩擦係数の滑り部1
04bとを備える。カバー104の表面には、2つの滑
り止め部104aが、滑り部分104aを挟んで配置さ
れ、患者への装着の際、滑り部分104aを患者の臀部
に位置決めすることにより、それぞれの滑り止め部10
4aが患者の臀部の側面にあてがわれるようにしてあ
る。なお、カバー104の裏面(図示せず)には、全面
に滑り部104bを設け、差し込みの際この裏面と座位
部分との間の摩擦を低減するようにしてある。滑り止め
部104aは、タピール等凹凸素材、生地にウレタン加
工等を施したものが好ましい。一方滑り部104bは、
ポリエステル100%(綾織り又は起毛)等、一方向に
は滑るが、反対方向には滑らない素材が好ましい。
【0016】スリング100の各端にはそれぞれ、ベル
ト106が装着され、このベルト106の長手方向に並
んで設けられた孔108をフック39にかけることによ
って、スリング100を姿勢変換装置Aに固定するよう
にしてある。ベルト部分は、ナイロン性の幅5cm乃至
10cmで、素材はポリエステル、綿等が好ましい。
ト106が装着され、このベルト106の長手方向に並
んで設けられた孔108をフック39にかけることによ
って、スリング100を姿勢変換装置Aに固定するよう
にしてある。ベルト部分は、ナイロン性の幅5cm乃至
10cmで、素材はポリエステル、綿等が好ましい。
【0017】スリング100は、臀部と座位部との間に
差し込んだ介護用品の両端、すなわち両ベルト106を
患者の腹部前方上方にもっていき患者を引き上げる際、
患者の骨盤全体を包みこめるような長さ及び幅を備えた
全体形状を有する。スリング100はまた、全体的に弧
状をなす外縁110を有し、この外縁110が凸となる
向きで、座位姿勢の患者Bの背後から臀部と座位部との
間に差し込むことにより、差し込みを容易にするように
してある。
差し込んだ介護用品の両端、すなわち両ベルト106を
患者の腹部前方上方にもっていき患者を引き上げる際、
患者の骨盤全体を包みこめるような長さ及び幅を備えた
全体形状を有する。スリング100はまた、全体的に弧
状をなす外縁110を有し、この外縁110が凸となる
向きで、座位姿勢の患者Bの背後から臀部と座位部との
間に差し込むことにより、差し込みを容易にするように
してある。
【0018】スリング100の形態として、患者の保有
している機能に応じた種々の形態を考えることができ
る。例えば、患者の背中を支持する部分と、臀部を支持
する部分とを分割した個々のスリングを用意し、患者の
リハビリの進行具合に応じて、使い分けるようにしても
よい。この場合、患者の背中を支持するスリング130
は、スリング100と同様に、両端に設けたベルト12
2を胸パッド28のフック39にかけることによって装
置Aに固定するようにしてある。
している機能に応じた種々の形態を考えることができ
る。例えば、患者の背中を支持する部分と、臀部を支持
する部分とを分割した個々のスリングを用意し、患者の
リハビリの進行具合に応じて、使い分けるようにしても
よい。この場合、患者の背中を支持するスリング130
は、スリング100と同様に、両端に設けたベルト12
2を胸パッド28のフック39にかけることによって装
置Aに固定するようにしてある。
【0019】次に、図1、図4及び図5を参照して、姿
勢変換装置Aの初期セットから一連の動きを説明する。
勢変換装置Aの初期セットから一連の動きを説明する。
【0020】まず、椅子120等に着座している患者B
にスリング100を装着する。図4に示すように、滑り
部104bを患者の臀部に位置決めし、矢印で示すよう
に、外縁110が臀部に対して凸となる向きに患者の背
後から臀部と座位部との間にスリング100を差し込
む。差し込むの際、弧状の外縁110から差し込むこと
により、一度に外縁を差し込む必要なく、序々に差し込
むことが可能であるので、その分差し込みが容易とな
る。また、スリング100には両面に滑り部材104b
が設けられているので、臀部とスリングの表面及び座位
面とスリングの裏面それぞれの間に生じる摩擦を低減す
ることができるので、そのぶん差し込みが容易となる。
にスリング100を装着する。図4に示すように、滑り
部104bを患者の臀部に位置決めし、矢印で示すよう
に、外縁110が臀部に対して凸となる向きに患者の背
後から臀部と座位部との間にスリング100を差し込
む。差し込むの際、弧状の外縁110から差し込むこと
により、一度に外縁を差し込む必要なく、序々に差し込
むことが可能であるので、その分差し込みが容易とな
る。また、スリング100には両面に滑り部材104b
が設けられているので、臀部とスリングの表面及び座位
面とスリングの裏面それぞれの間に生じる摩擦を低減す
ることができるので、そのぶん差し込みが容易となる。
【0021】次いで、患者Bに姿勢変換装置Aをセット
する。装置Aのセットは、先ず、装置Aを患者Bに対し
て位置決めする工程を有する。装置Aの位置決めは、介
護者が把手16を持って装置Aを移動させて、胸パッド
28を患者Bの胸に当てることによって行う。この初期
セットの状態では、アーム20は、図1から分かるよう
に、ほぼ水平に延びる位置にある。次に、介護者は患者
Bの両足を足台手段42の上に乗せた後、足台手段42
の高さ位置および膝パッド40の前後位置の調整を行
う。膝パッド40の前後位置の調整は、膝パッド40が
座位姿勢の患者Bの膝に軽く当たるようにロッド48の
実質的な長さを調整することによって行い、また、この
膝パッド40の調整に合わせて足台手段42の高さ位置
の調整を行う。次いで、患者に装着したスリング100
を姿勢変換装置Aに固定する。すなわち、スリング10
0の両ベルト106を患者Bの腹部前方上方で交差させ
て、それぞれフック39に引っかける。このとき、患者
と胸パッドの間に極端な遊びがないように、適当に選択
した孔108をフック39に係合させる。スリング13
0も同様に、患者に装着してフック39により装置Aに
固定する。
する。装置Aのセットは、先ず、装置Aを患者Bに対し
て位置決めする工程を有する。装置Aの位置決めは、介
護者が把手16を持って装置Aを移動させて、胸パッド
28を患者Bの胸に当てることによって行う。この初期
セットの状態では、アーム20は、図1から分かるよう
に、ほぼ水平に延びる位置にある。次に、介護者は患者
Bの両足を足台手段42の上に乗せた後、足台手段42
の高さ位置および膝パッド40の前後位置の調整を行
う。膝パッド40の前後位置の調整は、膝パッド40が
座位姿勢の患者Bの膝に軽く当たるようにロッド48の
実質的な長さを調整することによって行い、また、この
膝パッド40の調整に合わせて足台手段42の高さ位置
の調整を行う。次いで、患者に装着したスリング100
を姿勢変換装置Aに固定する。すなわち、スリング10
0の両ベルト106を患者Bの腹部前方上方で交差させ
て、それぞれフック39に引っかける。このとき、患者
と胸パッドの間に極端な遊びがないように、適当に選択
した孔108をフック39に係合させる。スリング13
0も同様に、患者に装着してフック39により装置Aに
固定する。
【0022】以上の初期セットが完了した後、患者Bを
手を把手38に掴まらせ、その後、介護者あるいは患者
自身が手元スイッチ(図示せず)を操作して、ねじ駆動
機構82を伸長動作させる。ねじ駆動機構の作動ロッド
82aの伸長動作に伴うアーム20の立ち上がり動作に
よって、健康な者が自力で立ち上がるのと同じ自然な動
作で図1の座位姿勢から図5の中腰姿勢を経て患者Bを
立たせることができる。このとき、芯部材102は患者
を支持するに十分な強度を有し、しかもスリング100
が患者Bの骨盤全体を包み込むような全体形状を有する
ので、引き上げる方向に力がかかると、滑り止め部10
4aと臀部の側部との間の摩擦によって骨盤全体がしっ
かり固定される。従って、臀部がずり落ちてへっぴり腰
の姿勢となることなく、患者Bに安心感を与えながら座
位姿勢から立位姿勢まで姿勢変換させることができる。
手を把手38に掴まらせ、その後、介護者あるいは患者
自身が手元スイッチ(図示せず)を操作して、ねじ駆動
機構82を伸長動作させる。ねじ駆動機構の作動ロッド
82aの伸長動作に伴うアーム20の立ち上がり動作に
よって、健康な者が自力で立ち上がるのと同じ自然な動
作で図1の座位姿勢から図5の中腰姿勢を経て患者Bを
立たせることができる。このとき、芯部材102は患者
を支持するに十分な強度を有し、しかもスリング100
が患者Bの骨盤全体を包み込むような全体形状を有する
ので、引き上げる方向に力がかかると、滑り止め部10
4aと臀部の側部との間の摩擦によって骨盤全体がしっ
かり固定される。従って、臀部がずり落ちてへっぴり腰
の姿勢となることなく、患者Bに安心感を与えながら座
位姿勢から立位姿勢まで姿勢変換させることができる。
【0023】患者Bが図5に示す立位姿勢になったら、
手元スイッチを操作して、ねじ駆動機構82の作動を停
止させる。ねじ駆動機構82の作動を止めた後は、患者
Bは胸パッド28、膝パッド40およびスリング100
で支えられて、やや前傾姿勢で足台手段42の上に両足
で立った状態になる。この若干前傾した立位姿勢におい
ても、患者Bの臀部はスリング100によって支持され
ているので、患者Bは臀部落ちしにくい立位姿勢をとる
ことになる。
手元スイッチを操作して、ねじ駆動機構82の作動を停
止させる。ねじ駆動機構82の作動を止めた後は、患者
Bは胸パッド28、膝パッド40およびスリング100
で支えられて、やや前傾姿勢で足台手段42の上に両足
で立った状態になる。この若干前傾した立位姿勢におい
ても、患者Bの臀部はスリング100によって支持され
ているので、患者Bは臀部落ちしにくい立位姿勢をとる
ことになる。
【0024】以下に本発明の他の実施の形態を説明す
る。上述した実施の形態に含まれる要素と同一の要素に
は同一の参照番号を付すことによりその詳しい説明は省
略し、以下に特徴部分について説明する。
る。上述した実施の形態に含まれる要素と同一の要素に
は同一の参照番号を付すことによりその詳しい説明は省
略し、以下に特徴部分について説明する。
【0025】図6は、本発明の第2の実施の形態に係る
介護用品の図3と同様な図である。本実施の形態に係わ
る介護用品であるスリング200の特徴は、第1の実施
の形態と異なり、介護者が患者に装着したスリング20
0を持って自身の力で患者を立たせる場合に適用される
点にある。そのために、ベルト106の先端に止め金具
112a、bを設け、患者に装着する際、第1の実施の
形態と同様な方法で座位姿勢の患者の臀部と座位部との
間に差し込んだ後、腹部前方で両ベルト106を交差さ
せて、一方のベルト106を他方のベルト106に通し
て両ベルトを患者の背中側で止め金具112a、bによ
り無端状に留めるようにしてある。止め金具112は、
バックルや折り返しカンとマジックテープの組み合わせ
等でよいが、長さ調整が簡単に行えるものが好ましい。
介護用品の図3と同様な図である。本実施の形態に係わ
る介護用品であるスリング200の特徴は、第1の実施
の形態と異なり、介護者が患者に装着したスリング20
0を持って自身の力で患者を立たせる場合に適用される
点にある。そのために、ベルト106の先端に止め金具
112a、bを設け、患者に装着する際、第1の実施の
形態と同様な方法で座位姿勢の患者の臀部と座位部との
間に差し込んだ後、腹部前方で両ベルト106を交差さ
せて、一方のベルト106を他方のベルト106に通し
て両ベルトを患者の背中側で止め金具112a、bによ
り無端状に留めるようにしてある。止め金具112は、
バックルや折り返しカンとマジックテープの組み合わせ
等でよいが、長さ調整が簡単に行えるものが好ましい。
【0026】この第2の実施の形態のスリング200に
よれば、介護者が自力で患者を座位姿勢から立位姿勢ま
で姿勢変換させる際、介護者はスリング200が胸の方
にずり上がることなく、患者を持ち上げることができ
る。これにより、患者は、引き上げられる際、スリング
200のずり上がりに伴う臀部のずり落ちが防止され、
その結果座位姿勢から立位姿勢までの間、いわゆるへっ
ぴり腰とならずにすむので、安心して姿勢変換をするこ
とができる。一方、介護者にとっては、第1の実施の形
態と同様に患者への装着が容易になることに加え、特
に、腹部から背中に巻き付けた無端部をつかんで患者を
持ち上げれば、さらに介護負担が軽減する。以上、本発
明の実施の形態を詳細に説明したが、請求の範囲に記載
された本発明の範囲内で種々の変更、修正が可能であ
る。例えば、滑り部は、カバーの両面に必ずしも設ける
必要はなく、座位面自体が摩擦係数の低い場合には、カ
バーの表面だけに滑り部を設け、患者の臀部との間の摩
擦力だけを低減させればよい。
よれば、介護者が自力で患者を座位姿勢から立位姿勢ま
で姿勢変換させる際、介護者はスリング200が胸の方
にずり上がることなく、患者を持ち上げることができ
る。これにより、患者は、引き上げられる際、スリング
200のずり上がりに伴う臀部のずり落ちが防止され、
その結果座位姿勢から立位姿勢までの間、いわゆるへっ
ぴり腰とならずにすむので、安心して姿勢変換をするこ
とができる。一方、介護者にとっては、第1の実施の形
態と同様に患者への装着が容易になることに加え、特
に、腹部から背中に巻き付けた無端部をつかんで患者を
持ち上げれば、さらに介護負担が軽減する。以上、本発
明の実施の形態を詳細に説明したが、請求の範囲に記載
された本発明の範囲内で種々の変更、修正が可能であ
る。例えば、滑り部は、カバーの両面に必ずしも設ける
必要はなく、座位面自体が摩擦係数の低い場合には、カ
バーの表面だけに滑り部を設け、患者の臀部との間の摩
擦力だけを低減させればよい。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の介
護用品によれば、患者を座位姿勢から立位姿勢に姿勢変
換させる際、患者に安心感を与えつつ介護者の負担軽減
を図ることができる。
護用品によれば、患者を座位姿勢から立位姿勢に姿勢変
換させる際、患者に安心感を与えつつ介護者の負担軽減
を図ることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る介護用品を用
いた姿勢変換装置による患者の起立動作を示す説明図で
あって、患者が座位姿勢にある状態を示す側面図であ
る。
いた姿勢変換装置による患者の起立動作を示す説明図で
あって、患者が座位姿勢にある状態を示す側面図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る介護用品の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る介護用品の斜
視図である。
視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る介護用品の装
着方法を示す概略平面図である。
着方法を示す概略平面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る介護用品を用
いた姿勢変換装置による患者の起立動作を示す説明図で
あって、患者が中腰姿勢にある状態を示す側面図であ
る。
いた姿勢変換装置による患者の起立動作を示す説明図で
あって、患者が中腰姿勢にある状態を示す側面図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る介護用品の図
3と同様な図である。
3と同様な図である。
A 姿勢変換装置 B 患者 100 スリング 102 芯部材 104a 滑り止め部 104b 滑り部 106 ベルト 108 孔 110 外縁 112 止め金具 200 スリング 2 フレーム 14 キャスタ 20 アーム 24a 第1水平軸 26a 第1水平軸 28 胸パッド 39 フック 40 膝パッド 42 足台手段 82 ねじ駆動機構 92 揺動スイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 座位姿勢の患者を引き上げて立位姿勢を
取らせる際、患者の臀部に当てがって患者を支持するた
めの介護用品において、 患者を支持するのに十分な強度を有し、座位姿勢の患者
の臀部と座位部との間に差し込み可能な薄板状の芯部材
と、 この芯部材を覆うカバーであって、引上げの際患者の臀
部が介護用品に対して滑らないような高摩擦係数の滑り
止め部と、座位姿勢の患者の臀部と座位部との間に差し
込むのに十分な低摩擦係数の滑り部とを備えたカバーと
を有し、 差し込んだ介護用品の両端を患者の腹部前方上方にもっ
ていき患者を引き上げる際、患者の骨盤全体を包みこめ
るような全体形状を有することを特徴とする介護用品。 - 【請求項2】 前記介護用品は、全体的に弧状をなす外
縁を有し、この外縁が凸となる向きで座位姿勢の患者の
背後から臀部と座位部との間に前記介護用品を差し込む
ようにした請求項1に記載の介護用品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11206195A JP2001029401A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 介護用品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11206195A JP2001029401A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 介護用品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001029401A true JP2001029401A (ja) | 2001-02-06 |
Family
ID=16519380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11206195A Pending JP2001029401A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 介護用品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001029401A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6652140B1 (en) * | 1999-03-19 | 2003-11-25 | Hill-Rom Services, Inc. | X-ray cassette holder apparatus |
JP2011513015A (ja) * | 2008-03-11 | 2011-04-28 | フランシスコ・ハビエル・ヒル・ビスエテ | 生死にかかわる状況にある人を移動させる装置及びその使用方法 |
JP2012045068A (ja) * | 2010-08-25 | 2012-03-08 | Toyota Motor Corp | 移乗支援装置及び保持具 |
JP2015536171A (ja) * | 2012-10-22 | 2015-12-21 | コリア インスティチュート オブ インダストリアル テクノロジー | 患者介護用移乗ロボット |
KR20160009133A (ko) * | 2014-07-15 | 2016-01-26 | 현대중공업 주식회사 | 환자 이송 장치 |
CN107693307A (zh) * | 2017-11-09 | 2018-02-16 | 哈尔滨程天科技发展有限公司 | 一种外骨骼机器人用的助力托臀带 |
JP2019080817A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | 株式会社熊谷組 | 装着具 |
CN112535616A (zh) * | 2020-11-25 | 2021-03-23 | 哈尔滨工业大学 | 一种可爬楼式助行机器人 |
-
1999
- 1999-07-21 JP JP11206195A patent/JP2001029401A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6652140B1 (en) * | 1999-03-19 | 2003-11-25 | Hill-Rom Services, Inc. | X-ray cassette holder apparatus |
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KR20160009133A (ko) * | 2014-07-15 | 2016-01-26 | 현대중공업 주식회사 | 환자 이송 장치 |
KR102253476B1 (ko) | 2014-07-15 | 2021-05-31 | 큐렉소 주식회사 | 환자 이송 장치 |
JP2019080817A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | 株式会社熊谷組 | 装着具 |
CN107693307A (zh) * | 2017-11-09 | 2018-02-16 | 哈尔滨程天科技发展有限公司 | 一种外骨骼机器人用的助力托臀带 |
CN112535616A (zh) * | 2020-11-25 | 2021-03-23 | 哈尔滨工业大学 | 一种可爬楼式助行机器人 |
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