JP7233981B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱庫内部に配置された食品を加熱する加熱調理器に関する。
従来、例えばコンビニエンスストアでは、販売した弁当等の食品を電子レンジ等の加熱調理器にて加熱し、客に手渡すサービスが行われている。
食品を加熱する場合の好適な加熱温度や加熱時間は、食品の種類によって異なる。そこで、特許文献1および2に示す加熱調理器では、食品の容器に記された、食品の種類を示すバーコードを読取り装置にて読み取り、食品の種類に応じた加熱情報(加熱温度や加熱時間)に従って食品を加熱するようになっている。
特開2006-64362号公報 実用新案登録第3076649号公報
ところで、コンビニエンスストア等においてはイートインコーナーにて、客が購入した食品を食べることが可能となっているため、イートインコーナーに客自身が操作できる加熱調理器を備えている場合がある。通常、イートインコーナーに設置される加熱調理器として、温め機能のみの家庭用の電子レンジが用いられている。
一方、コンビニエンスストア等においてレジカウンター側で店員が操作する業務用の加熱調理器として、上述した特許文献1,2等のバーコードを読取り装置にて読み取り、食品の種類に応じた加熱情報(加熱温度や加熱時間)に従って食品を加熱するような多機能な加熱調理器が用いられている。
このように、イートインコーナーを備えたコンビニエンスストアでは、イートインコーナーで使用する加熱調理器、レジカウンターで使用する加熱調理器の2種類の加熱調理器を設置する必要がある。このため、設置した加熱調理器の数を増やす場合、設置場所に応じた加熱調理器を新たに増やす必要があるので、加熱調理器の増加分だけ費用が掛かる。
そこで、加熱調理器を新たに増やさずに、利用頻度の低い側の加熱調理器を利用頻度の高い側に流用することで、加熱調理器の増加分に掛かる費用を低減することが考えられる。
しかしながら、2種類の加熱調理器を相互に流用する場合、特に、業務用の加熱調理器をイートインコーナーの加熱調理器として使用する場合、不慣れな客が多機能の加熱調理器を操作することになり、誤操作によって被加熱物が過加熱される恐れがある。
本発明の一態様は、加熱調理器を流用しても、誤操作が生じ難い加熱調理器を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る加熱調理器は、加熱庫と、被加熱対象となる食品に付与された、少なくとも食品の種類を示す情報コードを読み取る読取り装置とを備え、前記情報コードを読み取って得られた情報に基づき加熱庫の内部に配置された食品を加熱する加熱調理器において、前記加熱調理器の複数の機能の操作を可能とする第1調理モードと、前記第1調理モードで操作可能な複数の機能のうち、一部の機能の操作を不可能とし、且つ、少なくとも前記情報コードを読み取って被加熱物の加熱を行う加熱調理機能の操作を可能とする第2調理モードとを有し、前記第1調理モードでは、前記加熱庫に設けられた扉を開放すると、前記読取り装置による前記情報コードの読取り動作を開始し、前記第2調理モードでは、前記加熱庫に設けられた扉を開放した状態で、予め設定された操作キーを操作することで、前記読取り装置による前記情報コードの読取り動作を開始する
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る加熱調理器は、加熱庫と、被加熱対象となる食品に付与された、少なくとも食品の種類を示す情報コードを読み取る読取り装置とを備え、前記情報コードを読み取って得られた情報に基づき加熱庫の内部に配置された食品を加熱する加熱調理器において、前記加熱調理器の複数の機能の操作を可能とする第1調理モードと、前記第1調理モードで操作可能な複数の機能のうち、一部の機能の操作を不可能とし、且つ、少なくとも前記情報コードを読み取って被加熱物の加熱を行う加熱調理機能の操作を可能とする第2調理モードとを有し、前記第2調理モードは、前記情報コードを読み取って被加熱物の加熱を行う加熱調理機能の操作のみを可能とする。
本発明の一態様によれば、加熱調理器を流用しても、誤操作が生じ難い加熱調理器を実現することができる。
本発明の実施形態に係る加熱調理器が備える主要構成を示す概略ブロック図である。 図1に示す加熱調理器が行う加熱操作例を示すフローチャートである。 図1に示す加熱調理器が行う他の加熱操作例を示すフローチャートである。 図1に示した加熱調理器の前扉を開放した状態の正面図である。 加熱調理器が備える読取り装置の設置状態を示すコントロールフレームの縦断面図である。 図5に示した読取り装置の読取り領域を示す説明図である。 図7の(a)は、図5に示した読取り装置が読み取る二次元コードからなる情報コードの例を示す説明図、図7の(b)は、図5に示した読取り装置が読み取る一次元バーコードからなる情報コードの例を示す説明図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る加熱調理器1が備える主要構成を示す概略ブロック図である。図4は、図1に示した加熱調理器1の前扉12を開放した状態の正面図である。
(加熱調理器1の概要)
図1および図4に示すように、加熱調理器1は、主に加熱庫13、制御部22と、操作パネル11と、加熱動作部23と、読取り装置16と、モード切り替えスイッチ21と、読取り結果報知部24と、前扉開閉検知部25とを備える。また、操作パネル11は、操作キー110を備える。
制御部22は、加熱調理器1の動作を制御する。制御部22は、例えばマイクロコンピュータからなり、CPU、ROMおよびRAMを有する。
図1に示すように、制御部22には、操作パネル11、加熱動作部23、読取り装置16、モード切り替えスイッチ21、読取り結果報知部24、および前扉開閉検知部25が接続されている。前扉開閉検知部25は、例えば図4に示す前扉12が閉じられたときにオンするスイッチからなり、前扉12の開状態および閉状態を検知する。
加熱動作部23は、図4に示す加熱庫13に配置された食品を加熱する動作部であり、例えばマイクロ波出力装置やヒータである。読取り結果報知部24は、ブザーや音声発生部であり、制御部22に制御されて、読取り装置16による情報コードの読み取りの成功または失敗をユーザに報知する。
また、制御部22は、読取り結果報知部24の動作を制御し、読取り装置16による情報コードの読み取りの成功または失敗をユーザに報知させる。
図4に示すように、加熱調理器1は、例えば電子レンジであり、前面の上部に操作パネル11を有し、操作パネル11の下に前扉12を有している。前扉12は、前扉12の奥に設けられている加熱庫13を開閉する扉であり、閉状態にて加熱庫13の前面開口部13bを覆う。前扉12は、本実施形態において、向って左側の端部を中心として回転する横開き形式であり、右端付近に取手14を有している。
また、制御部22は、読取り結果報知部24の動作を制御し、読取り装置16による情報コードの読み取りの成功または失敗をユーザに報知させる。
操作パネル11は、コントロールフレーム(基板収容部)15の前面に設けられており、加熱調理器1の前後方向において、操作パネル11の前面位置は前扉12の前面位置とほぼ一致している。
コントロールフレーム15の内部には、操作パネル11の表示部の制御や、操作キー110等に対するユーザ操作の受け付け等を行う制御基板(図示せず)が設けられている。
(読取り装置16)
図5は、読取り装置16の設置状態を示すコントロールフレーム15の縦断面図である。図6は、読取り装置16の読取り領域19を示す説明図である。
図5に示すように、コントロールフレーム15は、加熱調理器1の前方へ突出状に設けられている。読取り装置16は、読取り装置基板(回路基板)17の下面に取り付けられ、コントロールフレーム15の内部の下部に設けられている。読取り装置基板17は、読取り装置16の駆動回路を備えている。すなわち、読取り装置16は、加熱庫13の外部、かつ加熱庫13の前面開口部13bの上方位置を設置位置とし、設置位置よりも下方に読取り領域19を有するように設けられている。
読取り装置16は、例えばバーコードリーダであり、加熱調理器1にて加熱する食品あるいは食品の容器に付与された情報コード(例えばバーコード)を読み取るようになっている。
読取り装置16は、図6に示すように、読取り装置16の下方領域を読取り領域19としており、コントロールフレーム15は、読取り装置16と対向する下壁部の部分に、透明の読取り窓18を有している。
読取り装置16の読取り領域19は、ユーザが目視にて読取り領域19を理解できるように、例えば赤色の光にて示すようになっている。この赤色の光は、読取り領域照明部(不図示)が照射する。読取り領域照明部としては、例えば赤色LEDが用いられる。なお、読取り領域19を示す光は赤色に限定されず、ユーザが目視可能な他の光、例えばレーザ等であってもよい。また、赤色LEDの個数は1個でもよいし、複数個であってもよい。
また、読取り窓18(読取り装置16)は、図4に示すように、加熱庫13の前面開口部13bの幅方向(左右方向)の中央部に設けられている。
(情報コード)
図7の(a)は、二次元コード(QRコード(登録商標))からなる情報コードの例を示す説明図、図7の(b)は、一次元バーコードからなる情報コードの例を示す説明図である。
情報コードは、食品の種類を示す情報であり、食品あるいは食品の容器に、例えば印刷あるいはシールによって付与されている。情報コードは、食品の種類、例えば食品が弁当であること(あるいはさらには弁当の種類)や、おにぎりであること(あるいはさらにはおにぎりの種類)を示す情報である。
情報コードは、例えば図7の(a)に示すように、二次元コードであってもよいし、図7の(b)に示すように、一次元バーコードであってもよい。なお、情報コードは、食品の種類を示すことができるものであればよく、特にバーコード等に限定されない。
上述のように、加熱調理器1は、加熱庫13と、被加熱対象となる食品に付与された、少なくとも食品の種類を示す情報コードを読み取る読取り装置16とを備えている。加熱調理器1は、前記情報コードを読み取って得られた情報に基づき加熱庫13の内部に配置された食品を加熱する。
(第1調理モード、および第2調理モード)
上述のように、例えばイートインコーナーを備えたコンビニエンスストアでは、業務用の加熱調理器をイートインコーナーの加熱調理器として使用する場合、不慣れな客が多機能の加熱調理器を操作することになり、誤操作によって被加熱物を過加熱する恐れがある。これに対し、本実施形態に係る加熱調理器1は第1調理モード、および第2調理モードを有している。
第1調理モードにおいて、加熱調理器1の複数の機能の操作が可能である。第2調理モードにおいて、前記第1調理モードで操作可能な複数機能のうち、一部の機能の操作を不可能とし、且つ、少なくとも前記情報コードを読み取って被加熱物の加熱を行う加熱調理機能の操作が可能である。ここでいう「一部の機能の操作を不可能とし」とは、少なくとも1つの機能の操作を不可能にする意味である。
上記構成によれば、複数の機能の操作が可能な第1調理モードよりも操作可能な機能が少ない第2調理モードを備えていることで、加熱調理器1を設置する場所に応じて、第1調理モードあるいは第2調理モードに切替えることができる。このように、加熱調理器1の設置場所に応じた操作可能な機能に制限できるので、操作に不慣れな使用者が操作しても、誤操作が生じ難く、被加熱物が過加熱される恐れがない。
例えば、設置場所がコンビニエンスストアの場合、店員が操作する位置に加熱調理器1を設置すれば、複数の機能の操作が可能な第1調理モードに設定し、顧客が操作する位置に加熱調理器1を設置すれば、第1調理モードよりも操作可能な複数の機能のうち、一部の機能の操作を不可能とし、且つ、少なくとも前記情報コードを読み取って被加熱物の加熱を行う加熱調理機能の操作を可能とする第2調理モードに設定すれば、顧客は不必要な機能を操作することがないため、誤操作が生じ難く、被加熱物が過加熱される恐れがない、また、いたずらや不正使用を防止することも可能となる。
しかも、調理モードを設定するだけで、所望する設置場所に加熱調理器1を設置することができるため、加熱調理器1の設置の自由度が増す。
(操作キー)
図1および図4に示すように、加熱調理器1においては、加熱調理器1を操作するための操作パネル11を備えている。操作パネル11は、操作キー110を備えている。操作パネル11は、前記第2調理モードが設定されたとき、当該第2調理モードにおいて操作可能な機能を実行するための操作キー110のみが操作可能である。
また、操作キー110の個数および提示方法は特に限定されない。例えば、操作パネル11における複数のキーの中では、操作可能な操作キー110のみを強調表示してもよいし、音声を出力して提示してもよい。また、仕様者の確認易さの観点からすると、操作可能な操作キー110が少ないことが好ましい。
上記構成によれば、第2調理モードが設定されている場合に、不必要な操作キーが操作できないようになっているため、誤操作を防止することができる。
(第2調理モードの一例)
第2調理モードの一例として、例えば前記第2調理モードは、前記情報コードを読み取って被加熱物の加熱を行う加熱調理機能の操作のみを可能とすることが挙げられる。このように、当該第2調理モードの一例において、情報コードを読み取って被加熱物の加熱を行う加熱調理機能の操作のみが可能になる。
上記構成によれば、操作の簡素化が可能になり、誤操作をより好適に防止することができる。
(モード切り替えスイッチ21)
図1および図4に示すように、加熱調理器1は、前記第1調理モードと前記第2調理モードとを切り替えるモード切り替えスイッチ21を備えている。また、モード切り替えスイッチ21の構成は特に限定されず、調理モードを切り替えることができればよい。
上記構成によれば、前記第1調理モードと前記第2調理モードとを切替えるモード切替えスイッチ21が設けられているので、調理モードを容易に切替えることができる。これにより、設置場所に応じた調理モードを簡単に且つ間違わずに設定することができる。例えば、加熱調理器1をコンビニエンスストアで使用する場合、最初、店員用としてレジカウンター内に設置して第1調理モードに設定され、その後、顧客が購入した食品を食するイートインコーナーに設置して第2調理モードに変更する際に、モード切替えスイッチ21を操作するだけでよい。これにより、第1調理モードから第2調理モードに切替える際に、予め設定された順番でキーを操作する等の特殊操作を行わなくて済むため、調理モードの切替え時間を大幅に短縮することができる。
(制御部)
制御部22は、例えばインターネット回線を使用してサーバ31と通信可能である。サーバ31には、各種食品の種類に応じた加熱情報が登録されている。制御部22は、読取り装置16が情報コードを読み取ることによって取得した食品の種類に応じた加熱情報をサーバ31から取得し、取得した加熱情報に従って食品が加熱されるように、加熱動作部23を制御する。なお、食品の種類に応じた加熱情報は、加熱調理器1自体が有していてもよい。この場合、加熱調理器1はサーバ31との通信が不要である。
また、制御部22は、読取り装置16によって読み取った情報コードに応じて、食品の加熱条件を設定し、不図示の温度センサーにより前記食品の温度が所定の温度以上になったことを検知した場合にこの旨を使用者に報知させる。また、ここでいう所定の温度とは、食品の種類又は使用者の嗜好に応じて好適に設定できる。
(加熱調理器1の動作例)
上記の構成において、加熱調理器1の動作について以下に説明する。ここでは、容器の上面に情報コードが付与された弁当を加熱調理器1にて加熱する場合について説明する。
詳しくは、まず、ユーザ(使用者)は、操作パネル11の不図示の案内表示(例えば、「ドアを開けて赤色の光に情報コードをかざしてください」)を確認する。そして、ユーザは、この案内表示に従って、前扉12を開ける。この前扉12の開放状態を前扉開閉検知部25が検知すると、制御部22は、読取り装置16および不図示の読取り領域照明部を動作させる。
次に、ユーザは、操作パネル11の案内表示に従って、読取り装置16の読取り領域19に情報コードが入るように(情報コードに赤色の光が当たるように)、弁当を移動させる。
この動作により、読取り装置16は弁当に付与された情報コードを読み取る。読取り装置16による情報コードの読み取りが成功すると、制御部22は、その読取り結果を読取り結果報知部24にてユーザに報知させる。この場合の読取り結果報知部24の動作は、例えば「ピー」という連続音を発する動作、「情報コードの読み取りが成功しました」という音声を発する動作、あるいはそれら両方である。
ユーザは、読取り結果報知部24にて情報コードの読み取りの成功が知らされると、弁当を加熱庫13の内部へ配置した後、前扉12を閉じ、操作パネル11のスタートボタンを押す。
制御部22は、情報コードの読み取りが成功すると、サーバ31と通信し、情報コードが示す食品の種類の応じた加熱情報をサーバ31から取得する。その後、制御部22は、ユーザが前扉12を閉じ、操作パネル11のスタートボタンを押と、取得した加熱情報に従って加熱庫13内の弁当を加熱する。
一方、読取り装置16による情報コードの読み取りが失敗すると、制御部22は、その読取り結果を読取り結果報知部24にてユーザに報知させる。この場合の読取り結果報知部24の動作は、例えば「ピッ、ピッ、ピッ」という断続音を発する動作、「情報コードの読み取りが失敗しました」という音声を発する動作、あるいはそれら両方である。
ユーザは、読取り結果報知部24にて情報コードの読み取りの失敗が知らされると、読取り装置16の読取り領域19に情報コードが入るように(情報コードに赤色の光が当たるように)、再度、弁当を移動させる。これにより、情報コードの読み取りが成功した場合の動作は、前述のとおりである。
次に、図2および図3に基づいて説明する。図2は、図1に示す加熱調理器1が行う加熱操作例(第1調理モード)を示すフローチャートである。図3は、図1に示す加熱調理器1が行う他の加熱操作例(第2調理モード)を示すフローチャートである。
(第1調理モードの詳細動作)
図2に示すように、ステップS1において、制御部22に制御される前扉開閉検知部25により、加熱調理器1の加熱庫13に設けられた扉12が開放したか否かを検知して検知結果を制御部22に出力する。
そして、扉12が開放したと検知した場合(ステップS1:YES)、ステップS2において、制御部22が、読取り装置16による情報コードの読取り動作を開始させる。一方、扉12が閉じられていると検知した場合(ステップS1:NO)、ステップS1に戻る。
次に、ステップS3において、制御部22は、読取り装置16によって読み取った情報コードに応じて、加熱条件(ワット数、時間)を設定する。そして、ステップS4において、制御部22は、加熱動作部23を動作させる。
続いて、ステップS5において、加熱時間(経過時間)が加熱条件の時間以上になったか否かを判定する。ここで、加熱条件の時間以上になった場合(ステップS5:YES)、制御部22は、加熱を中止すべきと判断して加熱動作部23を停止させる(ステップS6)。ここでいう「加熱時間(経過時間)」の検知は加熱調理器1に配置される不図示のタイマーにより判断される。なお、ステップS5では、時間で判定する方法以外に、例えば検出温度が加熱条件で指定される温度に達したか否かに基づいて判定してもよい。この場合の検出温度は、温度センサー(不図示)により検出した庫内の温度であってもよいし、赤外線センサー(不図示)により検出した食品の温度であってもよい。
一方、加熱時間(経過時間)が加熱条件の時間未満の場合(ステップS5:NO)、制御部22は、加熱を継続すべきと判断してステップS4に戻る。
(第2調理モードの詳細動作)
図3に示すように、ステップS10において、制御部22に制御される前扉開閉検知部25により、加熱調理器1の加熱庫13に設けられた扉12が開放しているか否かを検知して検知結果を制御部22に出力する。
そして、扉12が開放していると検知した場合(ステップS10:YES)、ステップS11において、制御部22に制御される操作パネル11の予め設定された操作キー110がユーザにより操作されたか否かの情報を制御部22に出力する。一方、扉12が閉じられていると検知した場合(ステップS10:NO)、ステップS10に戻る。
そして、予め設定された操作キー110がユーザにより操作されたと検知した場合(ステップS11:YES)、ステップS12において、制御部22が、読取り装置16による情報コードの読取り動作を開始させる。一方、予め設定された操作キー110がユーザにより操作されなかった場合(ステップS11:NO)、ステップS11に戻る。
次に、ステップS13において、制御部22は、読取り装置16によって読み取った情報コードに応じて、加熱条件(ワット数、時間)を設定する。そして、ステップS14において、制御部22は、加熱動作部23を動作させる。
続いて、ステップS15において、加熱時間(経過時間)が加熱条件の時間以上になったか否かを判定する。ここで、加熱条件の時間以上になった場合(ステップS15:YES)、制御部22は、加熱を中止すべきと判断して加熱動作部23を停止させる(ステップS16)。ここでいう「加熱時間(経過時間)」の検知も加熱調理器1に配置される不図示のタイマーにより判断される。なお、ステップS15では、時間で判定する方法以外に、例えば検出温度が加熱条件で指定される温度に達したか否かに基づいて判定してもよい。この場合の検出温度は、温度センサー(不図示)により検出した庫内の温度であってもよいし、赤外線センサー(不図示)により検出した食品の温度であってもよい。
一方、加熱時間(経過時間)が加熱条件の時間未満の場合(ステップS15:NO)、制御部22は、加熱を継続すべきと判断してステップS14に戻る。
上記構成によれば、前記第1調理モードでは、加熱庫13に設けられた扉12を開放すると、読取り装置16による前記情報コードの読取り動作を開始し、前記第2調理モードでは、加熱庫13に設けられた扉12を開放した状態で、予め設定された操作キー110を操作することで、読取り装置16による前記情報コードの読取り動作を開始することで、加熱調理器1を設置する場所に応じたタイミングで情報コードの読取りを行うことができる。
(加熱調理器1の利点)
加熱調理器1では、読取り装置16は、加熱庫13の外部、かつ加熱庫13の前面開口部13bの上方位置を設置位置とし、設置位置よりも下方に読取り領域19を有するように設けられている。
したがって、ユーザが加熱される食品を加熱庫13に載置する一連の動作の途中にて、読取り装置16により情報コードを読み取ることができる。これにより、ユーザは、情報コードを読取り装置16にて読み取らせるための独立した操作が不要となり、情報コードの読み取り作業が容易となる。
また、読取り装置16は、加熱庫13の前面開口部13bの上方位置に設置されているので、検出信号通過面(読取り窓18の下面)の汚れが生じ難く、かつ加熱庫13内の温度の影響を受け難くなっている。
また、加熱庫13の前面開口部13bの上方位置には、操作パネル11の制御基板を収容するコントロールフレーム15が突出状に設けられている。読取り装置16は、コントロールフレーム15の下面から下方を臨むように設けられている。このように、読取り装置16は、操作パネル11の制御基板を収容するコントロールフレーム15を利用して設置されている。
なお、加熱調理器1において、情報コードから読み取った時間により制御している場合、加熱停止した後にのみ延長キーが有効となり、一度押下することにより例えば一律15秒延長加熱するようにしてもよい。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本実施形態では、加熱調理器1による食品の加熱中に加熱を停止した後、当該食品の温度が所定温度未満になれば再加熱する例について説明する。また、本実施形態においては、加熱料理器1の上記第1調理モードおよび上記第2調理モードが適用される。
(加熱再開)
一例として、加熱調理器1において、食品の加熱を停止させた後、不図示の赤外線センサーによって検出される前記食品の温度が前記所定の温度未満の場合、制御部22は、前記加熱条件による前記食品の加熱を再開させてもよい。これにより、食品の固有の風味を確実に保つことができる。
また、情報コードから読み取った時間により制御している場合、加熱する食品の熱め、ぬるめなどの設定は、例えばぬるめなら加熱時間を少し縮めて(加熱条件の時間に1未満の係数を掛ける等して)設定することが挙げられる。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
前記実施形態1、2においては、食品温度検知用の不図示の温度センサーについて特に限定していなかったが、本実施形態では、温度センサーとしてより好ましいセンサー、例えば赤外線センサーについて説明する。また、本実施形態においても、加熱料理器1の上記第1調理モードおよび上記第2調理モードが適用される。
(赤外線センサー)
赤外線センサーは、加熱庫13の内部に配置された食品の温度を検知する。赤外線センサーであれば、包装されている食品に非接触で当該食品の温度を検知するため、食品を汚してしまう恐れがない。
また、赤外線センサーの設置位置について、加熱庫13の内部に配置された食品の温度を検知することができればよく、特に限定されない。例えば、赤外線センサーは、加熱調理器1の読取り装置16の近傍に設置されてもよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
加熱調理器1の制御ブロック((特に制御部22)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、加熱調理器1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば少なくとも1つのプロセッサ(制御装置)を備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な少なくとも1つの記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る加熱調理器1は、加熱庫13と、被加熱対象となる食品に付与された、少なくとも食品の種類を示す情報コードを読み取る読取り装置16とを備え、前記情報コードを読み取って得られた情報に基づき加熱庫13の内部に配置された食品を加熱する加熱調理器1において、加熱調理器1の複数の機能の操作を可能とする第1調理モードと、前記第1調理モードで操作可能な複数の機能のうち、一部の機能の操作を不可能とし、且つ、少なくとも前記情報コードを読み取って被加熱物の加熱を行う加熱調理機能の操作を可能とする第2調理モードとを有している。
上記の構成によれば、加熱調理器1を流用しても、誤操作が生じ難い加熱調理器1を実現することができる。
本発明の態様2に係る加熱調理器1は、上記態様1において、加熱調理器1を操作するための操作パネル11を備え、操作パネル11は、前記第2調理モードが設定されたとき、当該第2調理モードにおいて操作可能な機能を実行するための操作キー110のみを操作可能にしてもよい。
上記の構成によれば、第2調理モードが設定されている場合に、不必要な操作キー110が操作できないようになっているため、誤操作を防止することができる。
本発明の態様3に係る加熱調理器1は、上記態様1または2において、前記第1調理モードでは、加熱庫13に設けられた扉12を開放すると、読取り装置16による前記情報コードの読取り動作を開始し、前記第2調理モードでは、加熱庫13に設けられた扉12を開放した状態で、予め設定された操作キー110を操作することで、読取り装置16による前記情報コードの読取り動作を開始してもよい。
上記の構成によれば、加熱調理器1を設置する場所に応じたタイミングで情報コードの読取りを行うことができる。
本発明の態様4に係る加熱調理器1は、上記態様1~3の何れかにおいて、前記第2調理モードは、前記情報コードを読み取って被加熱物の加熱を行う加熱調理機能の操作のみを可能としてもよい。
上記の構成によれば、操作の簡素化が可能になり、誤操作をより好適に防止することができる。
本発明の態様5に係る加熱調理器1は、上記態様1~4の何れかにおいて、前記第1調理モードと前記第2調理モードとを切り替えるモード切り替えスイッチが設けられていてもよい。
上記の構成によれば、第1調理モードから第2調理モードに切替える際に、予め設定された順番でキーを操作する等の特殊操作を行わなくて済むため、調理モードの切替え時間を大幅に短縮することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 加熱調理器
11 操作パネル
12 前扉
13 加熱庫
13b 前面開口部
14 取手
15 コントロールフレーム
16 読取り装置
17 読取り装置基板
18 読取り窓
19 読取り領域
21 モード切り替えスイッチ
22 制御部
23 加熱動作部
24 読取り結果報知部
25 前扉開閉検知部
31 サーバ
110 操作キー

Claims (4)

  1. 加熱庫と、被加熱対象となる食品に付与された、少なくとも食品の種類を示す情報コードを読み取る読取り装置とを備え、前記情報コードを読み取って得られた情報に基づき加熱庫の内部に配置された食品を加熱する加熱調理器において、
    前記加熱調理器の複数の機能の操作を可能とする第1調理モードと、
    前記第1調理モードで操作可能な複数の機能のうち、一部の機能の操作を不可能とし、且つ、少なくとも前記情報コードを読み取って被加熱物の加熱を行う加熱調理機能の操作を可能とする第2調理モードとを有し
    前記第1調理モードでは、前記加熱庫に設けられた扉を開放すると、前記読取り装置による前記情報コードの読取り動作を開始し、
    前記第2調理モードでは、前記加熱庫に設けられた扉を開放した状態で、予め設定された操作キーを操作することで、前記読取り装置による前記情報コードの読取り動作を開始することを特徴とする加熱調理器。
  2. 加熱庫と、被加熱対象となる食品に付与された、少なくとも食品の種類を示す情報コードを読み取る読取り装置とを備え、前記情報コードを読み取って得られた情報に基づき加熱庫の内部に配置された食品を加熱する加熱調理器において、
    前記加熱調理器の複数の機能の操作を可能とする第1調理モードと、
    前記第1調理モードで操作可能な複数の機能のうち、一部の機能の操作を不可能とし、且つ、少なくとも前記情報コードを読み取って被加熱物の加熱を行う加熱調理機能の操作を可能とする第2調理モードとを有し、
    前記第2調理モードは、前記情報コードを読み取って被加熱物の加熱を行う加熱調理機能の操作のみを可能とすることを特徴とする加熱調理器。
  3. 前記加熱調理器を操作するための操作パネルを備え、
    前記操作パネルは、
    前記第2調理モードが設定されたとき、当該第2調理モードにおいて操作可能な機能を実行するための操作キーのみを操作可能にすることを特徴とする請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 前記第1調理モードと前記第2調理モードとを切り替えるモード切り替えスイッチが設けられていることを特徴とする請求項1~の何れか1項に記載の加熱調理器。
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