JP7220691B2 - 感光性樹脂組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、リジッド基板やフレキシブル基板を用いたプリント配線板等の基板上に、インクジェット法を用いて塗工できる、難燃性を備えた感光性樹脂組成物に関するものである。
従来、所望の回路パターンを有する基板(例えば、プリント配線板)に絶縁被覆を形成するにあたり、スクリーン印刷法等を用いて、感光性樹脂組成物を塗布後、予備乾燥し、回路パターンのランド以外を透光性にしたパターンを有するネガフィルムを、塗布した感光性樹脂組成物上に密着させ、その上から紫外線等の活性エネルギー線を照射し、ランドに対応する非露光領域をアルカリ水溶液で除去して、感光性樹脂組成物の塗膜を現像し、熱硬化処理(ポストキュア)を行っていた。
しかし、基板への上記絶縁被覆の形成方法は、現像等、処理工程が多く、作業が繁雑である。そこで、近年、インクジェット法を用いて所望の回路パターンを有する基板上に感光性樹脂組成物を吐出して塗膜を形成し、該塗膜上にレーザーや紫外線等の活性エネルギー線を露光する硬化処理をすることで硬化塗膜を形成し、硬化塗膜をさらに熱硬化処理をすることで、所望のパターンを有する絶縁被覆を形成することも行われている。
プリント配線板の製造に適した、インクジェット法に用いる硬化性樹脂組成物として、例えば、所定の化学構造を有するビスアリルナジイミド化合物と、所定の化学構造を有するビスマレイミド化合物と、希釈剤と、を含有し、粘度が25℃で150mPa・s以下である硬化性樹脂組成物が提案されている(特許文献1)。
一方で、プリント配線板には電子部品等の発熱素子が搭載されるので、絶縁被覆を形成する感光性樹脂組成物の硬化塗膜には、難燃性が要求されることがある。難燃性を有する感光性樹脂組成物を、インクジェット法を用いて安定的に吐出するには、粒子径の細かい、例えば、平均粒子径が1μ以下の難燃剤を感光性樹脂組成物に配合する必要があった。そこで、インクジェット法を用いて感光性樹脂組成物を塗工するために、粉体状の難燃剤を粉砕処理して細粒化したものを感光性樹脂組成物に配合することが行われることがある。
しかし、粉体状の難燃剤を粉砕処理しても十分には細粒化することができず、インクジェット法を用いて難燃性を有する感光性樹脂組成物を安定的に吐出する点で、改善の余地があった。
また、近年、電子機器の高性能化により、プリント配線板に接続される電子部品は多様化している。従って、プリント配線板には、多様な電子部品が搭載可能である汎用性が要求されることがある。プリント配線板に汎用性を付与するために、プリント配線板に形成されている絶縁被膜の表面に対して、金めっき処理等の表面処理を行うことがある。従って、感光性樹脂組成物の硬化塗膜には、難燃性だけではなく、耐金めっき性も要求されることがある。
国際公開第2006/075654号
上記事情に鑑み、本発明は、回路パターンを有する基板に対する密着性と電気絶縁性等の基本特性を損なうことなく、インクジェット用としての塗工性、難燃性及び耐金めっき性に優れた硬化物を形成できる感光性樹脂組成物を提供することを目的とする。
本発明の構成の要旨は、以下の通りである。
[1](A)重量平均分子量が500以上の(メタ)アクリル系化合物と、(B)重量平均分子量が500未満の(メタ)アクリル系化合物と、(C)リン含有難燃剤と、(D)アミン変性(メタ)アクリル系化合物と、(E)光重合開始剤と、を含む感光性樹脂組成物であり、
前記(C)リン含有難燃剤が、活性エネルギー線により硬化する官能基を有し、前記(D)アミン変性(メタ)アクリル系化合物が、活性エネルギー線により硬化する官能基を有するインクジェット用感光性樹脂組成物。
[2]前記(C)リン含有難燃剤が、粉体状であり、25℃の前記(B)重量平均分子量が500未満の(メタ)アクリル系化合物100質量部に対して、10質量部以上溶解する溶解度を有する[1]に記載のインクジェット用感光性樹脂組成物。
[3]前記(D)アミン変性(メタ)アクリル系化合物が、25℃、1気圧下にて液相である[1]または[2]に記載のインクジェット用感光性樹脂組成物。
[4]前記(C)リン含有難燃剤が、エチレン性不飽和結合及び/またはオキシラン環を有する化合物である[1]乃至[3]のいずれか1つに記載のインクジェット用感光性樹脂組成物。
[5]前記(C)リン含有難燃剤が、(メタ)アクリロイル基またはグリシジル基を有する化合物である[1]乃至[3]のいずれか1つに記載のインクジェット用感光性樹脂組成物。
[6]前記(D)アミン変性(メタ)アクリル系化合物が、エチレン性不飽和結合及び/またはオキシラン環を有する化合物である[1]乃至[5]のいずれか1つに記載のインクジェット用感光性樹脂組成物。
[7]前記(D)アミン変性(メタ)アクリル系化合物が、(メタ)アクリロイル基またはグリシジル基を有する化合物である[1]乃至[5]のいずれか1つに記載のインクジェット用感光性樹脂組成物。
[8]前記(B)重量平均分子量が500未満の(メタ)アクリル系化合物が、環状骨格を有する[1]乃至[7]のいずれか1つに記載のインクジェット用感光性樹脂組成物。
[9]前記(E)光重合開始剤が、リンを有する[1]乃至[8]のいずれか1つに記載のインクジェット用感光性樹脂組成物。
[10][1]乃至[9]のいずれか1つに記載のインクジェット用感光性樹脂組成物の硬化物。
[11][10]に記載の硬化物を備えたプリント配線板。
上記[1]の態様における活性エネルギー線とは、波長300~400μmの紫外線またはレーザーを意味する。上記[2]の態様では、粉体状の(C)リン含有難燃剤が25℃の前記(B)重量平均分子量が500未満の(メタ)アクリル系化合物100質量部に対して10質量部以上溶解する特性を有しているので、(C)リン含有難燃剤は、感光性樹脂組成物の成分である(B)重量平均分子量が500未満の(メタ)アクリル系化合物に対して溶解しやすい特性を有している。
本発明の感光性樹脂組成物の態様によれば、(A)重量平均分子量が500以上の(メタ)アクリル系化合物と、(B)重量平均分子量が500未満の(メタ)アクリル系化合物と、(C)リン含有難燃剤と、(D)アミン変性(メタ)アクリル系化合物と、(E)光重合開始剤と、を含む感光性樹脂組成物であり、前記(C)リン含有難燃剤が、活性エネルギー線により硬化する官能基を有し、前記(D)アミン変性(メタ)アクリル系化合物が、活性エネルギー線により硬化する官能基を有することにより、回路パターンを有する基板に対する密着性と電気絶縁性等の基本特性を損なうことなく、インクジェット用としての塗工性、難燃性及び耐金めっき性に優れた硬化物を形成できる感光性樹脂組成物を得ることができる。
本発明の感光性樹脂組成物の態様によれば、(C)リン含有難燃剤が、粉体状であり、25℃の(B)重量平均分子量が500未満の(メタ)アクリル系化合物100質量部に対して10質量部以上溶解する溶解度を有することにより、インクジェット法を用いての塗工性にさらに優れ、確実に難燃性の向上した硬化物を形成することができる。
本発明の感光性樹脂組成物の態様によれば、(D)アミン変性(メタ)アクリル系化合物が、25℃、1気圧下にて液相であることにより、インクジェット法を用いての塗工性にさらに優れ、確実に難燃性の向上した硬化物を形成することができる。
本発明の感光性樹脂組成物の態様によれば、(C)リン含有難燃剤が、エチレン性不飽和結合及び/またはオキシラン環を有する化合物であることにより、インクジェット法を用いての塗工性を確実に向上させつつ、さらに確実に活性エネルギー線により硬化して耐金めっき性を確実に向上させることができる。
本発明の感光性樹脂組成物の態様によれば、(D)アミン変性(メタ)アクリル系化合物が、エチレン性不飽和結合及び/またはオキシラン環を有する化合物であることにより、インクジェット法を用いての塗工性を確実に向上させつつ、さらに確実に活性エネルギー線により硬化して耐金めっき性を確実に向上させることができる。
本発明の感光性樹脂組成物の態様によれば、(B)重量平均分子量が500未満の(メタ)アクリル系化合物が環状骨格を有することにより、耐金めっき性をさらに向上させることができる。
次に、本発明の感光性樹脂組成物の詳細について、以下に説明する。本発明の感光性樹脂組成物は、インクジェット用感光性樹脂組成物であり、(A)重量平均分子量が500以上の(メタ)アクリル系化合物と、(B)重量平均分子量が500未満の(メタ)アクリル系化合物と、(C)リン含有難燃剤と、(D)アミン変性(メタ)アクリル系化合物と、(E)光重合開始剤と、を含み、(C)リン含有難燃剤が、活性エネルギー線により硬化する官能基を有し、(D)アミン変性(メタ)アクリル系化合物が、活性エネルギー線により硬化する官能基を有する。本発明の感光性樹脂組成物は、回路パターンを有する基板に対する密着性と電気絶縁性等の基本特性を損なうことなく、インクジェット用としての塗工性、難燃性及び耐金めっき性に優れた硬化物を形成できる感光性樹脂組成物を得ることができる。
(A)重量平均分子量が500以上の(メタ)アクリル系化合物
(A)重量平均分子量が500以上の(メタ)アクリル系化合物(以下、「(メタ)アクリル系化合物(A)」ということがある。)は、重量平均分子量が500以上の(メタ)アクリル系化合物であれば、化学構造は特に限定されない。なお、本明細書において「重量平均分子量」とは、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)を用いて、常温で測定し、ポリスチレン換算にて算出される重量平均分子量を意味する。
(メタ)アクリル系化合物(A)としては、例えば、(メタ)アクリル酸を含むモノマーの重合体、(メタ)アクリレートを含むモノマーの重合体、(メタ)アクリル酸と(メタ)アクリレートを含むモノマーの重合体、エポキシ樹脂に(メタ)アクリル酸を反応させて得ることができるエポキシ(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート等を挙げることができる。このうち、インクジェット法を用いての塗工性が確実に向上する点から、(メタ)アクリレート化合物が好ましく、エポキシ(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレートが特に好ましい。
エポキシ(メタ)アクリレートは、1分子中にエポキシ基を1個以上有するエポキシ樹脂のエポキシ基の少なくとも一部に、(メタ)アクリル酸を反応させることで得ることができる。エポキシ樹脂は、特に限定されないが、例えば、ビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂、フェニルアラルキル型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、シリコーン変性エポキシ樹脂等のゴム変性エポキシ樹脂、ε-カプロラクトン変性エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、環状脂肪族多官能エポキシ樹脂、グリシジルエステル型多官能エポキシ樹脂、グリシジルアミン型多官能エポキシ樹脂、複素環式多官能エポキシ樹脂、ビスフェノール変性ノボラック型エポキシ樹脂、多官能変性ノボラック型エポキシ樹脂等を挙げることができる。これらのエポキシ樹脂は、単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。上記から、(メタ)アクリル系化合物(A)であるエポキシ(メタ)アクリレートは、遊離のカルボキシル基を有していない。
ウレタン(メタ)アクリレートには、例えば、1分子中に2つ以上のイソシアネート基を有する化合物(ポリイソシアネート化合物)と1分子中に2つ以上のヒドロキシル基を有する化合物(ポリオール化合物)と(メタ)アクリル酸とを反応させて得られるウレタン(メタ)アクリレートが挙げられる。
ポリイソシアネート化合物は、特に限定されないが、例えば、ヘキサメチレンジイソシアネアート(HDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、メチレンジイソシアネート(MDI)、メチレンビスシクロヘキシルイソシアネート、トリメチルヘキサメチルジイソシアネート、ヘキサンジイソシアネート、ヘキサメチルアミンジイソシアネート、メチレンビスシクロヘキシルイソシアネート、トルエンジイソシアネート、1,2-ジフェニルエタンジイソシアネート、1,3-ジフェニルプロパンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメチルジイソシアネート等が挙げられる。これらのポリイソシアネート化合物は、単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
ポリオール化合物は、特に限定されないが、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,4-ブチレングリコール、1,3-ブチレングリコール、1,2-ブチレングリコール、1,5-ペンタンジオール、3-メチル-1,5-ペンタンジオール、2,2-ジメチル-1,3-プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、1,6-ヘキサンジオール、2,2-ジエチル-1,3-プロパンジオール、3,3-ジメチロールヘプタン、2-エチル-2-ブチル-1,3-プロパンジオール、1,12-ドデカンジオール、1,18-オクタデカンジオール等の炭素数2~22のアルカンジオール、2-ブテン-1,4-ジオール、2,6-ジメチル-1-オクテン-3,8-ジオール等のアルケンジオール等といった脂肪族ジオール;1,4-シクロヘキサンジオール、1,4-シクロヘキサンジメタノール等の脂環族ジオール;グリセリン、2-メチル-2-ヒドロキシメチル-1,3-プロパンジオール、2,4-ジヒドロキシ-3-ヒドロキシメチルペンタン、1,2,6-ヘキサントリオール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、2-メチル-2-ヒドロキシメチル-1,3-プロパンジオール、2,4-ジヒドロキシ-3-(ヒドロキシメチル)ペンタン、2,2-ビス(ヒドロキシメチル)-3-ブタノール等の脂肪族トリオール;テトラメチロールメタン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、キシリトール等の水酸基を4つ以上有するポリオールなどが挙げられる。これらのポリオール化合物は、単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。上記から、(メタ)アクリル系化合物(A)である、ウレタン(メタ)アクリレートは、遊離のカルボキシル基を有していない。
また、ウレタン(メタ)アクリレートには、例えば、1分子中にエポキシ基を1個以上有するエポキシ樹脂のエポキシ基の少なくとも一部に(メタ)アクリル酸を反応させてエポキシ(メタ)アクリレートを得て、生成した水酸基に1分子中に1つ以上のイソシアネート基を有する化合物を付加反応させた構造を有するウレタン(メタ)アクリレートが挙げられる。
エポキシ樹脂は、特に限定されないが、例えば、上記したエポキシ(メタ)アクリレートと同じく、ビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂、フェニルアラルキル型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、シリコーン変性エポキシ樹脂等のゴム変性エポキシ樹脂、ε-カプロラクトン変性エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、環状脂肪族多官能エポキシ樹脂、グリシジルエステル型多官能エポキシ樹脂、グリシジルアミン型多官能エポキシ樹脂、複素環式多官能エポキシ樹脂、ビスフェノール変性ノボラック型エポキシ樹脂、多官能変性ノボラック型エポキシ樹脂等を挙げることができる。これらのエポキシ樹脂は、単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
1分子中に1つ以上のイソシアネート基を有する化合物は、特に限定されないが、例えば、上記と同じく、ヘキサメチレンジイソシアネアート(HDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、メチレンジイソシアネート(MDI)、メチレンビスシクロヘキシルイソシアネート、トリメチルヘキサメチルジイソシアネート、ヘキサンジイソシアネート、ヘキサメチルアミンジイソシアネート、メチレンビスシクロヘキシルイソシアネート、トルエンジイソシアネート、1,2-ジフェニルエタンジイソシアネート、1,3-ジフェニルプロパンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメチルジイソシアネート等が挙げられる。これらのイソシアネート化合物は、単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。上記から、(メタ)アクリル系化合物(A)である、エポキシ(メタ)アクリレートの水酸基に1分子中に1つ以上のイソシアネート基を有する化合物を付加反応させた構造を有するウレタン(メタ)アクリレートは、遊離のカルボキシル基を有していない。
上記した各種(メタ)アクリル系化合物(A)は、単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
(メタ)アクリル系化合物(A)の重量平均分子量は、500以上であれば、特に限定されないが、インクジェット法における吐出性をより向上させる点から520以上が好ましく、700以上がより好ましく、1000以上が特に好ましい。一方で、(メタ)アクリル系化合物(A)の重量平均分子量の上限値は、感光性樹脂組成物の粘度の増大を確実に防止してインクジェット法でも優れた塗工性を得る点から5000が好ましく、4000が特に好ましい。また、(メタ)アクリル系化合物(A)の官能基数は、特に限定されないが、はんだ耐熱性と耐金めっき性をさらに向上させる点から、1~5が好ましく、2~4が特に好ましい。
(B)重量平均分子量が500未満の(メタ)アクリル系化合物
(B)重量平均分子量(Mw)が500未満の(メタ)アクリル系化合物(以下、「(メタ)アクリル系化合物(B)」ということがある。)は、重量平均分子量が500未満の(メタ)アクリル系化合物であれば、化学構造は特に限定されない。(メタ)アクリル系化合物(B)としては、例えば、単官能の(メタ)アクリレートモノマー、2官能以上の(メタ)アクリレートモノマー等の(メタ)アクリレート化合物を挙げることができる。本発明の感光性樹脂組成物に(メタ)アクリル系化合物(B)が配合されることで、後述する所定の(C)リン含有難燃剤の所定量が(メタ)アクリル系化合物(B)に溶解可能となるので、インクジェット法における塗工性に優れた感光性樹脂組成物を得ることができ、また、感光性樹脂組成物に難燃性を付与することができる。さらに、(メタ)アクリル系化合物(B)が配合されることで、感光性樹脂組成物の25℃における粘度が低下するので、非反応性希釈剤(例えば、有機溶剤)を配合しなくても、インクジェット用として使用することが可能となる。
(メタ)アクリル系化合物(B)の25℃における粘度は、特に限定されないが、インクジェット法における塗工性がさらに向上し、また、優れた耐ブリード性を得る点から、1.0mPa・s以上50mPa・s以下が好ましく、2.0mPa・s以上30mPa・s以下が特に好ましい。
(メタ)アクリル系化合物(B)としては、例えば、ベンジル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、フェノール(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、2‐ヒドロキシ‐3‐フェノキシプロピル(メタ)アクリルレート等の単官能(メタ)アクリレート化合物、1,4‐ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6‐ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニルジ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性燐酸ジ(メタ)アクリレート、アリル化シクロヘキシルジ(メタ)アクリレート、イソシアヌレートジ(メタ)アクリレート等の2官能(メタ)アクリレート化合物、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等の3官能以上の(メタ)アクリレート化合物を挙げることができる。これらは単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。このうち、耐金めっき性をさらに向上させることができる点から、環状骨格を有する(メタ)アクリル系化合物(B)が好ましく、芳香環を有する(メタ)アクリル系化合物(B)が特に好ましい。
感光性樹脂組成物中における(メタ)アクリル系化合物(A)と(メタ)アクリル系化合物(B)の含有量は、特に限定されないが、感光性樹脂組成物の硬化物に強度を確実に付与する点から、(メタ)アクリル系化合物(B)100質量部に対して(メタ)アクリル系化合物(A)が5.0質量部以上含まれるのが好ましく、10質量部以上含まれるのがより好ましく、15質量部以上含まれるのが特に好ましい。一方で、後述する所定の(C)リン含有難燃剤が(メタ)アクリル系化合物(B)に溶解することで難燃性を確実に付与しつつインクジェット法における塗工性が確実に向上する点から、(メタ)アクリル系化合物(B)100質量部に対して(メタ)アクリル系化合物(A)が50質量部以下含まれるのが好ましく、40質量部以下含まれるのがより好ましく、30質量部以下含まれるのが特に好ましい。
(C)リン含有難燃剤
本発明では、(C)成分であるリン含有難燃剤として、活性エネルギー線により硬化する官能基を有するリン含有難燃剤(以下、「リン含有難燃剤(C)」ということがある。)が使用される。リン含有難燃剤(C)が感光性樹脂組成物に配合されることで、インクジェット法でも優れた塗工性を得つつ、耐金めっき性と難燃性の付与に寄与する。リン含有難燃剤(C)としては、インクジェット法を用いての塗工性を確実に向上させつつ、さらに確実に活性エネルギー線により硬化して耐金めっき性を確実に向上させることができる点から、エチレン性不飽和結合及び/またはオキシラン環(エポキシ基)を有する化合物であるリン含有難燃剤(C)が挙げられる。エチレン性不飽和結合及び/またはオキシラン環を有するリン含有難燃剤(C)としては、より具体的には、(メタ)アクリロイル基または鎖式エポキシ基または脂環式エポキシ基を有する化合物が挙げられる。
リン含有難燃剤(C)は、インクジェット法で優れた塗工性を確実に得つつ、感光性樹脂組成物への難燃性を確実に付与する点から、粉体状であり、25℃の(メタ)アクリル系化合物(B)100質量部に対して、10質量部以上溶解する溶解度を有するリン含有難燃剤が好ましい。なお、リン含有難燃剤(C)が粉体状とは、本発明の感光性樹脂組成物に配合される前の状態が粉体状であることを意味する。ただし、リン含有難燃剤(C)が本発明の感光性樹脂組成物に配合された後でも、リン含有難燃剤(C)の一部が粉体を維持したまま本発明の感光性樹脂組成物に存在する(すなわち、リン含有難燃剤(C)の他の一部が溶解された状態で本発明の感光性樹脂組成物に存在する)ことから、リン含有難燃剤(C)が本発明の感光性樹脂組成物に配合された後でも、本発明の感光性樹脂組成物に配合される前の状態が粉体状であることを確認することができる。
リン含有難燃剤(C)の25℃の(メタ)アクリル系化合物(B)100質量部に対する溶解度は、インクジェット法を用いての塗工性をさらに向上させる点から12質量部以上が好ましく、14質量部以上が特に好ましい。一方で、リン含有難燃剤(C)の25℃の(メタ)アクリル系化合物(B)100質量部に対する溶解度の上限値は、高ければ高いほど好ましいが、例えば、50質量部が挙げられる。従って、リン含有難燃剤(C)は、感光性樹脂組成物中において、一部は溶解し、他の一部は粉体のまま混合されている。
粉体状であるリン含有難燃剤(C)の平均粒子径は、特に限定されないが、例えば、感光性樹脂組成物中における分散性の点から、0.10μm以上3.00μm以下が好ましく、0.10μm以上1.00μm以下が特に好ましい。
粉体状であり、25℃の(メタ)アクリル系化合物(B)100質量部に対して10質量部以上溶解するリン含有難燃剤(C)の具体例としては、(メタ)アクリロイルメチルジフェニルフォスフィンオキサイド、2-(3,4-エポキシシクロヘキシル)エチルジフェニルフォスフィンオキサイド、10-(3-グリシジルオキシプロピル)-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-ホスファフェナントレン-10-オキシド、10-[2-(3,4-エポキシシクロヘキシル)エチル]-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-ホスファフェナントレン-10-オキシド、10-(3-グリシジルオキシプロピル)-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-ホスファフェナントレン-10-オキシド、9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-ビニル-10-ホスファフェナントレン-10-オキシロ、フェニルビニルホスフィン酸等を挙げることができる。これらは単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらのうち、インクジェット法での塗工性にさらに優れ、耐金めっき性にさらに優れた硬化物を得ることができる点から、(メタ)アクリロイルメチルジフェニルフォスフィンオキサイド、10-(3-グリシジルオキシプロピル)-9,10-ジヒドロ-9-オキサ-10-ホスファフェナントレン-10-オキシドが好ましい。
リン含有難燃剤(C)の含有量は、特に限定されないが、リン含有難燃剤(C)の下限値は、難燃性の向上に確実に寄与する点から、(メタ)アクリル系化合物(B)100質量部に対して、5.0質量部が好ましく、10質量部がより好ましく、15質量部が特に好ましい。一方で、リン含有難燃剤(C)の含有量の上限値は、インクジェット法を用いての塗工性をさらに向上させる点から、(メタ)アクリル系化合物(B)100質量部に対して、40質量部が好ましく、35質量部がより好ましく、30質量部が特に好ましい。
(D)アミン変性(メタ)アクリル系化合物
本発明では、(D)成分であるアミン変性(メタ)アクリル系化合物として、活性エネルギー線により硬化する官能基を有するアミン変性(メタ)アクリル系化合物(以下、「アミン変性(メタ)アクリル系化合物(D)」ということがある。)が使用される。アミン変性(メタ)アクリル系化合物(D)が感光性樹脂組成物に配合されることで、インクジェット法でも優れた塗工性を得つつ、耐金めっき性と難燃性の付与に寄与する。アミン変性(メタ)アクリル系化合物(D)は、アミン変性されている点で、(メタ)アクリル系化合物(A)及び(メタ)アクリル系化合物(B)と相違する。従って、上記した(メタ)アクリル系化合物(A)及び(メタ)アクリル系化合物(B)は、アミン変性されていない。
アミン変性(メタ)アクリル系化合物(D)としては、インクジェット法を用いての塗工性を確実に向上させつつ、さらに確実に活性エネルギー線により硬化して耐金めっき性を確実に向上させることができる点から、エチレン性不飽和結合及び/またはオキシラン環を有する化合物であるアミン変性(メタ)アクリル系化合物(D)が好ましい。エチレン性不飽和結合及び/またはオキシラン環を有するアミン変性(メタ)アクリル系化合物(D)としては、より具体的には、(メタ)アクリロイル基またはグリシジル基を有する化合物が挙げられる。
アミン変性(メタ)アクリル系化合物(D)としては、インクジェット法で優れた塗工性を確実に得つつ、感光性樹脂組成物への難燃性を確実に付与する点から、25℃、1気圧下にて液相であるアミン変性(メタ)アクリル系化合物(D)が好ましい。アミン変性(メタ)アクリル系化合物(D)の具体例の製品としては、CN371、CN550、CN551(以上、サートマー社)、EBECRYL3703、EBECRYL80、EBECRYL7100(以上、ダイセル・オルネクス株式会社)、SP281、SP283、SE1703(以上、SOLTECH 社)等が挙げられる。
アミン変性(メタ)アクリル系化合物(D)の含有量は、特に限定されないが、アミン変性(メタ)アクリル系化合物(D)の下限値は、難燃性の向上に確実に寄与する点から、(メタ)アクリル系化合物(B)100質量部に対して、1.0質量部が好ましく、3.0質量部がより好ましく、5.0質量部が特に好ましい。一方で、アミン変性(メタ)アクリル系化合物(D)の含有量の上限値は、インクジェット法を用いての塗工性をさらに向上させる点から、(メタ)アクリル系化合物(B)100質量部に対して、25質量部が好ましく、20質量部がより好ましく、15質量部が特に好ましい。
(E)光重合開始剤
光重合開始剤は、特に限定されず、公知のものを適宜使用することができる。光重合開始剤としては、例えば、ビス(2,4,6-トリメチルベンゾイル)-フェニルホスフィンオキシド、2,4,6-トリメチルベンゾイル-ジフェニル-ホスフィンオキシド、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾイン-n-ブチルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、アセトフェノン、ジメチルアミノアセトフェノン、2,2-ジメトキシ-2-フェニルアセトフェノン、2,2-ジエトキシ-2-フェニルアセトフェノン、2-メチル-4’-(メチルチオ)-2-モルフォリノプロピオフェノン、2-ベンジル-2-ジメチルアミノ-1-(4-モルフォリノフェニル)-ブタノン-1、2-メチル-1-(4-メチルチオ
フェニル)-2-モルフォリノプロパン-1-オン、2-ヒドロキシ-2-メチル-1-フェニルプロパン-1-オン、1-ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、4-(2-ヒドロキシエトキシ)フェニル-2-(ヒドロキシ-2-プロピル)ケトン、ベンゾフェノン、p-フェニルベンゾフェノン、4,4′-ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、ジクロルベンゾフェノン、2-メチルアントラキノン、2-エチルアントラキノン、2-ターシャリーブチルアントラキノン、2-アミノアントラキノン、2-メチルチオキサントン、2-エチルチオキサントン、2-クロルチオキサントン、2,4-ジメチルチオキサントン、2,4-ジエチルチオキサントン、ベンジルジメチルケタール、アセトフェノンジメチルケタール、P-ジメチルアミノ安息香酸エチルエステル等が挙げられる。これらは単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの光重合開始剤のうち、難燃性の点から、リンを有する光重合開始剤が好ましい。
光重合開始剤の含有量は、特に限定されないが、(メタ)アクリル系化合物(B)100質量部に対して、5.0質量部以上30質量部以下が好ましく、10質量部以上20質量部以下が特に好ましい。
本発明のインクジェット用感光性樹脂組成物では、上記(A)成分~(E)成分に加えて、必要に応じて、他の成分、例えば、着色剤、各種添加剤、非反応性希釈剤等を配合することができる。
着色剤は、顔料、色素等、特に限定されない。また、着色剤は、感光性樹脂組成物の硬化物に付与する色彩に応じて、白色着色剤、青色着色剤、緑色着色剤、黄色着色剤、紫色着色剤、黒色着色剤等、いずれの色彩も使用可能である。上記着色剤には、例えば、白色着色剤である酸化チタン、黒色着色剤であるカーボンブラック等の無機系着色剤や、緑色着色剤であるフタロシアニングリーン及び青色着色剤であるフタロシアニンブルーやリオノールブルー等のフタロシアニン系、黄色着色剤であるクロモフタルイエロー等のクロモフタル系、アントラキノン系等の有機系着色剤などを挙げることができる。
各種添加剤には、例えば、シリコーン系、炭化水素系及びアクリル系等の消泡剤、タルク、硫酸バリウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、マイカ、シリカ等の無機フィラー、粉末ウレタン樹脂、(メタ)アクリルポリマー、ビニル系重合物、カルボキシル基含有ポリマー変性物、カルボン酸エステル等の有機フィラー等が挙げられる。
非反応性希釈剤は、必要に応じて、インクジェット用感光性樹脂組成物の粘度や乾燥性を調節するために配合する。非反応性希釈剤として、例えば、有機溶剤を挙げることができる。有機溶剤には、例えば、メチルエチルケトン、シクロヘキサン等のケトン類、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、メタノール、イソプロパノール、シクロヘキサノール等のアルコール類、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の脂環式炭化水素類、セロソルブ、ブチルセロソルブ等のセロソルブ類、カルビトール、ブチルカルビトール等のカルビトール類、酢酸エチル、酢酸ブチル、セロソルブアセテート、ブチルセロソルブアセテート、カルビトールアセテート、ブチルカルビトールアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート等のエステル類等を挙げることができる。
本発明のインクジェット用感光性樹脂組成物の製造方法は、特定の方法に限定されず、例えば、上記各成分を所定割合で配合後、室温にて、三本ロール、ボールミル、ビーズミル、サンドミル等の混練手段、またはスーパーミキサー、プラネタリーミキサー等の攪拌手段により混練または混合して製造することができる。また、前記混練または混合の前に、必要に応じて、予備混練または予備混合を行ってもよい。
次に、本発明のインクジェット用感光性樹脂組成物の使用方法例について説明する。本発明のインクジェット用感光性樹脂組成物は、例えば、インクジェット印刷法を用いて、基板(例えば、所定の導体回路パターンを有するプリント配線板)に絶縁被覆(例えば、ソルダーレジスト膜)を形成するために使用することができる。まず、本発明のインクジェット用感光性樹脂組成物をインクジェット法(例えば、ジェットディスペンサーを用いたインクジェット法)によりプリント配線板上に所望のパターンにて塗工する。塗工後、LDI(Laser Direct Imaging)を用いたレーザー直描、または波長300~400μmの紫外線等の活性エネルギー線により、塗工した塗膜を光硬化させる。なお、紫外線等の活性エネルギー線にて光硬化処理を行う場合には、照射光量は、例えば、100~2000mJ/cmの範囲である。塗膜の光硬化処理後、130~170℃の熱風循環式の乾燥機等で、20~80分間、ポストキュア(熱硬化処理)を行うことにより、所望のパターンを有するソルダーレジスト膜をプリント配線板に形成することができる。
次に、本発明の実施例を説明するが、本発明はその趣旨を超えない限り、これらの例に限定されるものではない。
実施例1~26、比較例1~6
下記表1~3に示す各成分を下記表1~3に示す配合割合にて配合し、ビーズミルを用いて室温にて混合分散させて、実施例1~26、比較例1~6にて使用する感光性樹脂組成物を調製した。下記表1~3に示す各成分の配合量は、特に断りのない限り質量部を示す。なお、下記表1~3中の配合量の空欄部は、配合なしを意味する。
なお、表1~3中の各成分についての詳細は、以下の通りである。
(A)重量平均分子量が500以上の(メタ)アクリル系化合物
・EBECRYL 3708、EBECRYL 8405、EBECRYL 8402:ダイセル・ダイセル・オルネクス株式会社
・Miramer PE210、Miramer PE250、Miramer PU210:Miwon社
(B)重量平均分子量が500未満の(メタ)アクリル系化合物
・ピスコート♯160、ピスコート♯150、IBXA:大阪有機化学株式会社
・ライトエステル1.4BG、ライトエステル2EG:共栄社化学株式会社
・アロニックスM-220:東亞合成株式会社
・HDDA:ダイセル・オルネクス株式会社
・Miramer M140:Miwon社
(C)リン含有難燃剤
・MC-4:25℃の(B)重量平均分子量が500未満の(メタ)アクリル系化合物100gに対する溶解度10~15g、片山化学工業株式会社
・E-10g:25℃の(B)重量平均分子量が500未満の(メタ)アクリル系化合物100gに対する溶解度10~15g、片山化学工業株式会社
(D)アミン変性(メタ)アクリル系化合物
・EBECRYL3703:アミン変性ビスフェノールA型エポキシアクリレート、25℃、1気圧にて液相、ダイセル・オルネクス株式会社
・CN371:アミン変性ジ(メタ)アクリレート(アミン価 136mgKOH/g)、25℃、1気圧にて液相、サートマー社
(E)光重合開始剤
・IRGACURE907、IRGACURE369E、LUCIRIN TPO、IRGACURE819:BASF社
・Chemcure DETX:Chembridge International社
着色剤
・リオノールブルーFG-7351:トーヨーカラー株式会社
・クロモフタルイエローAGR:チバスペシャルティケミカルズ株式会社
添加剤
・フローレンG-700:共栄社化学株式会社
・UVX-189:楠本化成株式会社
・BYK-361N、BYK-168:ビックケミージャパン株式会社
非反応性希釈剤
・EDGAC:神港有機化学工業株式会社
活性エネルギー線により硬化する官能基を有さないリン含有難燃剤
・OP-935:ジエチルホスフィン酸アルミニウム、Clariant社
・FP-110:ヘキサフェノキシシクロトリホスファゼン、三光社
活性エネルギー線により硬化する官能基を有さないアミン変性(メタ)アクリル系化合物
・PA-100:重合脂肪酸系ポリアミド樹脂、T&K TOKA社
・Flamestab NOR 116FF:ヒンダードアミン系難燃剤、BASF社
試験体作製工程
基板:銅張積層板(厚さ1.6mm)
表面処理:バフスクラブ研磨
印刷法:インクジェット印刷(インクジェット装置:「MJP2013F1-DU」、Microcraft社)
DRY膜厚:20~23μm
露光:塗膜上に1000mJ/cm、アイグラフィックス株式会社「UB093-5AM」
ポストキュア:BOX型乾燥炉 150℃、60分
評価項目
(1)塗工性
上記インクジェット装置を用いて、100×100ドットパターンを塗布し、その後の基板を拡大鏡(30倍)にて観察し、パターンと同等の塗布が行われているかどうかを確認した。
(2)密着性
上記試験体作製工程で作製した試験体を、JIS K 5400に準じて、銅との密着性を評価し、碁盤目の残数により、下記のように評価した。
◎:100/100
○:70/100~99/100
△:10/100~69/100
×:0/100~9/100
(3)難燃性
基板を銅張積層板から厚さ25μmのポリイミド基板に変更した以外は、上記試験体作製工程に準じて、両面にDRY膜厚が20μmになるよう塗布し、硬化塗膜を形成後、UL94VTM試験規格に準じて評価した。
(4)電気絶縁性
基板を銅張積層板から櫛形テストパターン(線幅100μm、線間100μm)に変更した以外は、上記試験体作製工程に準じて、硬化塗膜を形成し、温度85℃、湿度85%の雰囲気中で直流30V印加して100時間放置後、試験体を槽外に取り出し、絶縁抵抗値を測定した。
(5)耐金めっき性
上記試験体作製工程で作製した試験体を、ニッケル厚3~5μm、金めっき厚:0.05μmにて金めっきを行い、その後の基板を拡大鏡(30倍)にて観察し、金めっきが開口した銅パッド上に析出しているかどうか確認した。
◎:金めっき未着無し
○:ほんのわずかに金めっき未着有り
△:一部金めっき未着有り
×:全面に金めっき未着あり
評価結果を、下記表1、2、3に示す。
Figure 0007220691000001
Figure 0007220691000002
Figure 0007220691000003
上記表1、2から、(A)重量平均分子量が500以上の(メタ)アクリル系化合物と、(B)重量平均分子量が500未満の(メタ)アクリル系化合物と、(C)活性エネルギー線により硬化する官能基を有するリン含有難燃剤と、(D)活性エネルギー線により硬化する官能基を有するアミン変性(メタ)アクリル系化合物と、(E)光重合開始剤と、を含む感光性樹脂組成物である実施例1~26では、密着性と電気絶縁性を損なうことなく、インクジェット用としての塗工性、難燃性及び耐金めっき性に優れた硬化物を形成できた。実施例3と実施例1、2、4~6から、(C)成分のリン含有難燃剤としてメタクリロイルメチルジフェニルフォスフィンオキサイドであるMC-4を含み、(D)成分のアミン変性(メタ)アクリル系化合物としてアミン変性アクリレートであるCN371を含むと、耐金めっき性がより向上した。特に、実施例1と実施例13~19から、(B)重量平均分子量が500未満の(メタ)アクリル系化合物として、環状骨格を有する構造であるベンジルアクリレートを使用すると、耐金めっき性がさらに向上した。
一方で、上記表3から、(D)成分のアミン変性(メタ)アクリル系化合物を含有しない比較例1、(C)成分のリン含有難燃剤を含有しない比較例2では難燃性が得られなかった。また、(D)成分のアミン変性(メタ)アクリル系化合物に代えて、活性エネルギー線により硬化する官能基を有さないアミン変性(メタ)アクリル系化合物を配合した比較例3、4では、耐金めっき性またはインクジェット法での塗工性が得られなかった。また、(C)成分のリン含有難燃剤に代えて、活性エネルギー線により硬化する官能基を有さないリン含有難燃剤を配合した比較例5、6では、耐金めっき性またはインクジェット法での塗工性が得られなかった。
本発明の感光性樹脂組成物は、インクジェット法を用いての塗工性に優れ、また、回路パターンに対する密着性及び電気絶縁性を損なうことなく、難燃性及び耐金めっき性に優れた硬化物を形成することができるので、例えば、所望の回路パターンを有するプリント配線板に絶縁被覆を形成する分野で利用価値が高い。

Claims (11)

  1. (A)重量平均分子量が500以上の(メタ)アクリル系化合物と、(B)重量平均分子量が500未満の(メタ)アクリル系化合物と、(C)リン含有難燃剤と、(D)アミン変性(メタ)アクリル系化合物と、(E)光重合開始剤と、を含む感光性樹脂組成物であり、
    前記(C)リン含有難燃剤が、活性エネルギー線により硬化する官能基を有し、前記(D)アミン変性(メタ)アクリル系化合物が、活性エネルギー線により硬化する官能基を有し、
    前記(D)アミン変性(メタ)アクリル系化合物が、25℃、1気圧下にて液相であるインクジェット用感光性樹脂組成物。
  2. (A)重量平均分子量が500以上の(メタ)アクリル系化合物と、(B)重量平均分子量が500未満の(メタ)アクリル系化合物と、(C)リン含有難燃剤と、(D)アミン変性(メタ)アクリル系化合物と、(E)光重合開始剤と、を含む感光性樹脂組成物であり、
    前記(C)リン含有難燃剤が、活性エネルギー線により硬化する官能基を有し、前記(D)アミン変性(メタ)アクリル系化合物が、活性エネルギー線により硬化する官能基を有し、
    前記(D)アミン変性(メタ)アクリル系化合物が、エチレン性不飽和結合及び/またはオキシラン環を有する化合物であるインクジェット用感光性樹脂組成物。
  3. 前記(C)リン含有難燃剤が、25℃の前記(B)重量平均分子量が500未満の(メタ)アクリル系化合物100質量部に対して、10質量部以上溶解する溶解度を有する請求項1または2に記載のインクジェット用感光性樹脂組成物。
  4. 前記(D)アミン変性(メタ)アクリル系化合物が、25℃、1気圧下にて液相である請求項に記載のインクジェット用感光性樹脂組成物。
  5. 前記(C)リン含有難燃剤が、エチレン性不飽和結合及び/またはオキシラン環を有する化合物である請求項1乃至のいずれか1項に記載のインクジェット用感光性樹脂組成物。
  6. 前記(C)リン含有難燃剤が、(メタ)アクリロイル基またはグリシジル基を有する化合物である請求項1乃至のいずれか1項に記載のインクジェット用感光性樹脂組成物。
  7. 前記(D)アミン変性(メタ)アクリル系化合物が、(メタ)アクリロイル基またはグリシジル基を有する化合物である請求項1乃至のいずれか1項に記載のインクジェット用感光性樹脂組成物。
  8. 前記(B)重量平均分子量が500未満の(メタ)アクリル系化合物が、環状骨格を有する請求項1乃至7のいずれか1項に記載のインクジェット用感光性樹脂組成物。
  9. 前記(E)光重合開始剤が、リンを有する請求項1乃至8のいずれか1項に記載のインクジェット用感光性樹脂組成物。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載のインクジェット用感光性樹脂組成物の硬化物。
  11. 請求項10に記載の硬化物を備えたプリント配線板。
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