JP7218212B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
各種機能を有する半導体装置において、機能安全を担保する技術がある。例えばデュアルコア・ロックステップ方式(以下、DCLSと略す)を採用する機能安全な半導体装置がある。DCLS構成の半導体装置は、所定の機能を実行する本体回路と、その本体回路と同じ回路構成の監視回路と、本体回路の出力信号と監視回路の出力信号が同じであるかを比較する出力信号比較回路を有している。
出力信号比較回路は、所定のクロックサイクル毎に本体回路の出力信号と監視回路の出力信号を比較し、比較した結果が不一致の場合、異常検出信号をアサートする。一度アサートされると、そのアサート状態が保持されることにより、機能の実行において異常があったことが、半導体装置の内部回路あるいは外部回路において検出することができる。
しかし、監視回路が本体回路と同一の回路構成を有するため、本体回路の回路規模が大きい場合、監視回路の回路規模も同様に大きくなり、結果として半導体装置のサイズも大きくなってしまう。
また、ノイズなどによる共通の原因は、本体回路と監視回路の2つの回路が同じ出力をするため機能実行の確実性を担保できない。同様に、回路の動作プログラムにミスがあると、2つの回路とも、同じ出力となるので、機能安全の確実性を担保できない。
特許第6050083号公報
そこで、実施形態は、回路規模が大きくなるのを抑制しつつ、共通原因故障にも対応可能な機能安全な半導体装置を提供することを目的とする。
実施形態によれば、入力信号に応じて出力信号を変化させる所定の演算を行って前記出力信号を出力する演算回路と、前記演算回路の前記出力信号を入力として、前記出力信号の変化に基づいて、前記入力信号の推定値を推定する前記所定の演算の逆演算を行って逆演算結果信号を出力する逆演算回路と、前記入力信号と前記逆演算結果信号とを比較し、前記入力信号と前記逆演算結果信号が一致しないとき所定の信号を出力する比較回路と、を有し、前記出力信号は、パルス信号であり、前記逆演算回路は、前記パルス信号の立ち上がりと立ち下がりのタイミングに基づいて、前記入力信号の推定値を推定する演算を行う半導体装置が提供される。
第1の実施形態に係わる半導体装置のブロック図である。 第1の実施形態に係わる本体回路の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係わる監視回路の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係わる監視回路の各信号のタイミングチャートである。 第2の実施形態に係わる半導体装置のブロック図である。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
(構成)
図1は、本実施形態に係わる半導体装置のブロック図である。半導体装置1は、少なくとも1つの機能を実行可能であり、その機能のための演算回路を含んでいる。図1では、半導体装置1に含まれる、複数の機能の中の1つを実行する本体回路2のみが示されている。本体回路2は、入力信号に対して所定の演算を行って出力信号を出力する演算回路である。
半導体装置1は、監視回路3と発振回路4をさらに含んでいる。監視回路3は、本体回路2の動作が正しく行われているかを監視する。発振回路4は、本体回路2の動作クロックよりも高い周波数のクロック信号を生成して監視回路3へ出力するクロック回路である。
さらに、半導体装置1は、制御回路5を有する。制御回路5は、半導体装置1内の各種回路の動作指示及び実行タイミングの制御を行う。さらに、制御回路5は、本体回路2の機能の実行において異常を検出したことを示す異常信号ABを監視回路3から受信すると、所定のアラーム信号ALを出力する。すなわち、監視回路3の異常信号ABが制御回路5へ供給され、制御回路5はその異常信号ABが異常を示すとき、所定のアラーム信号ALを出力する。
例えば、本体回路2は、モータを駆動するためのPWM信号を生成するPWM制御回路である。半導体装置1の出力端子1aからは、PWM信号が出力される。図2は、本体回路2の構成を示すブロック図である。本体回路2は、比較値レジスタ11、レジスタ比較回路12、カウンタ13、及び波形生成回路14を含む。
比較値レジスタ11は、外部の図示しない中央処理装置(以下、CPUという)から所定のタイミングで供給される複数の比較値THを格納する。各比較値THは、各所定の周期におけるPWM波形のデューティ比を規定する。比較値レジスタ11は、入力された複数の比較値THの中から所定の順番で1つずつ比較値THを出力する。
レジスタ比較回路12は、カウンタ13のカウント値C1と比較値レジスタ11の比較値THとを比較し、比較値THとカウント値C1が一致したときに一致信号CCを波形生成回路14へ出力する。一致信号CCは、カウント値C1と比較値THが一致した場合にアサートされる。
カウンタ13は、比較値THを受信すると、図示しない外部からのクロック信号に基づいてカウントを開始して、カウントアップしてカウント値を出力する回路である。カウンタ13は、カウント値をレジスタ比較回路12へ出力すると共に、カウンタ13がオーバフローすると、オーバフロー信号OVを比較値レジスタ11と波形生成回路14へ出力する。
上述したようにCPUからの比較値THが、比較値レジスタ11に設定される。オーバフロー信号OVがアサートされると、比較値レジスタ11は、比較値THの値を更新して、レジスタ比較回路12へ出力する。
例えば、モータ駆動用のPWM信号は、所定の周期T毎にPWM波形のデューティ比が変更される。CPUは、各周期に応じた比較値THを、閾値として比較値レジスタ11へ供給する。言い換えれば、CPUは、複数の周期に応じた複数の閾値を比較値レジスタ11へ供給する。比較値レジスタ11は、現周期Tが終了したことを示すオーバフロー信号OVを受信すると、次の周期のための比較値THを更新してレジスタ比較回路12へ出力する。波形生成回路14は、オーバフロー信号OVがアサートされると、ハイの波形信号WSを出力し、一致信号CCがアサートされると、ローの波形信号WSを出力する。
図1に示すように、本体回路2は、所定の周期Tで、入力信号である比較値THに対して所定の演算を実行して、例えばモータ駆動のためのPWM信号である波形信号WSを、出力信号として出力する。言い換えれば、本体回路2は、入力信号として閾値信号を入力して、閾値信号に基づいて出力信号としてPWM信号を出力する。比較値TH、オーバフロー信号OV及び波形信号WSが、本体回路2から監視回路3へ供給される。
図3は、監視回路3の構成を示すブロック図である。監視回路3は、期待値レジスタ21、推定値レジスタ22、比較回路23、高分解能カウンタ24、立ち上がり時刻レジスタ25、立ち下がり時刻レジスタ26、差分回路27及び変換回路28を含む。
期待値レジスタ21は、本体回路2からの比較値レジスタ11から出力される比較値THを格納する。期待値レジスタ21は、オーバフロー信号OVがアサートされた時に、本体回路2の比較値レジスタ11の比較値THを、期待値として保持する。よって、期待値レジスタ21に格納される比較値THは、所定の周期T毎に更新される。
推定値レジスタ22は、後述する推定値EVを格納するレジスタである。比較回路23は、オーバフロー信号OVがアサートされた時に、期待値レジスタ21に格納された比較値THと推定値レジスタ22に格納された推定値EVの2つの値を比較する。比較回路23は、オーバフロー信号OVを診断タイミング信号として、2つの値を比較する。比較回路23は、2つの値が一致しないとき、異常信号ABを出力する。
高分解能カウンタ24は、外部の発振回路4からのクロック信号に基づいてカウント値C2をカウントする。外部の発振回路4は、後述するように、本体回路2からの信号の立ち上がりタイミング及び立ち下がりタイミングの時刻を判定できる高い周波数のクロック信号を出力する。高分解能カウンタ24は、フリーラン・カウンタであり、本体回路2の動作周波数よりも高い周波数でカウント値C2をカウントする。
立ち上がり時刻レジスタ25は、入力される波形信号WSの変化を監視し、波形信号WSの立ち上がりのタイミングを検出する回路を含み、検出した立ち上がりのタイミングにおける高分解能カウンタ24のカウント値C2Uを、立ち上がり時刻として格納し出力する。
立ち下がり時刻レジスタ26は、入力される波形信号WSの変化を監視し、波形信号WSの立ち下がりのタイミングを検出する回路を含み、検出した立ち下がりのタイミングにおける高分解能カウンタ24のカウント値C2Dを、立ち下がり時刻として格納し出力する。よって、立ち上がり時刻レジスタ25と立ち下がり時刻レジスタ26には、それぞれ波形信号WSが立ち上がった時の高分解能カウンタ値が保持される。
差分回路27は、立ち上がり時刻レジスタ25のカウント値と立ち下がり時刻レジスタ26のカウント値の差分値dCを算出して出力する。変換回路28は、後述するように、差分回路27からの差分値dCから、推定値EVを演算して出力する。推定値EVは、波形生成回路14から出力される波形信号WSから、波形生成回路14に入力される比較値THを逆演算して、比較値THを推定した値である。変換回路28が算出した推定値EVは、推定値レジスタ22に出力されて格納される。
すなわち、立ち上がり時刻レジスタ25、立ち下がり時刻レジスタ26、差分回路27及び変換回路28は、本体回路2の出力信号である波形信号WSを入力として、波形信号WSを用いて、本体回路2において行われる所定の演算の逆演算を行って逆演算結果信号を出力する逆演算回路を構成する。
比較回路23は、オーバフロー信号OVがアサートされた時に期待値レジスタ21の比較値THと推定値レジスタ22の推定値EVとを比較し、その比較の結果、比較値THと推定値EVが一致しない時、異常信号ABを出力すなわちアサートする。すなわち、比較回路23は、入力信号と逆演算結果信号とを比較し、入力信号と逆演算結果信号が一致しないとき所定の信号として異常信号ABを出力する。
以上のように、本体回路2は、入力信号に応じて出力信号を変化させる演算を行い、逆演算回路は、その出力信号の変化に基づいて、入力信号の推定値を推定して、逆演算結果信号として出力する。
なお、比較値THと推定値EVの一致は、推定値EVが、比較値THを中心とする所定の範囲にあるかによって、判定するようにしてもよい。その場合、推定値EVが比較値THを中心とする所定の範囲の外にあると、比較回路23は、異常信号ABを出力すなわちアサートする。
(作用)
上述した監視回路の動作を説明する。図4は、監視回路3の各信号のタイミングチャートである。図4に示すように、所定の周期T毎に、カウンタ13のカウント値C1はカウントアップする。カウンタ13は、所定の周期T毎にオーバフロー信号OVを出力する。図示しないCPUからの比較値THが、所定の周期T毎に設定される。高分解能カウンタ24は、所定の周期Tとは無関係にカウント値C2をカウントして出力する。
本体回路2の波形生成回路14は、所定の周期T毎に、カウンタ13のカウント値C1が比較値THと一致すると、ローの波形信号WSを出力する。より具体的には、波形生成回路14は、オーバフロー信号OVを受信すると、ハイの波形信号WSを出力し、カウンタ13のカウント値C1が比較値THと一致すると、ローの波形信号WSを出力する。CPUからの所定の周期T毎の比較値THが与えられることにより、本体回路2は、パルス信号であるPWM信号を出力信号として出力する。
図4に示すように、立ち上がり時刻レジスタ25は、波形信号WSの立ち上がりタイミングのカウント値C2Uを保持し、立ち下がり時刻レジスタ26は、波形信号WSの立ちさがりタイミングのカウント値C2Dを保持する。
ここで変換回路28が行う演算について説明する。各周期Tにおける波形信号WSのデューティ比は、比較値THに応じて規定される。図4に示すように、入力された比較値THの増減に応じて、波形信号WSのハイの期間が増減する。上述した高分解能カウンタ24のカウント値C2Uと高分解能カウンタ24のカウント値C2Dの差分値dCも、比較値THの関数で表わすことができる。カウンタ13がカウントする所定の周期Tのカウント値をCTとし、高分解能カウンタ24がカウントする所定の周期Tのカウント値をcTとするとき、次の式(1)が成り立つ。
dC/cT=(CT-TH)/CT ・・・(1)
式(1)から、次の式(2)が導き出される。
TH=CT-(CT×dC/cT) ・・・(2)
変換回路28は、所定の周期Tに対応する、上記のカウント値CT、cTと、差分値dCとから、比較値THの推定値EVを算出する。変換回路28は、算出した推定値EVを、比較値レジスタ11に入力された比較値THの推定値として推定値レジスタ22へ格納する。すなわち、逆演算回路を構成する変換回路28は、発振回路4のクロック信号を利用してカウントされたカウント値に基づいて、波形信号WSの立ち上がりと立ち下がりのタイミングを判定する。変換回路28は、波形信号WSの立ち上がりと立ち下がりのタイミングに基づいて、入力信号の推定値を推定する演算を行う。言い換えれば、変換回路28は、波形信号WSの立ち上がりのタイミングのカウント値と、波形信号WSの立ち下がりのタイミングのカウント値を用いて、比較値THの推定値を出力する。
よって、本体回路2に入力された比較値THが、期待値として期待値レジスタ21に格納され、変換回路28により本体回路2の出力である波形信号WSから逆演算して得た比較値の推定値EVが、推定値レジスタ22に格納される。比較回路23は、期待値レジスタ21の比較値THと、推定値レジスタ22の推定値EVとを比較して一致するかを判定する。
すなわち、逆演算回路を構成する変換回路28は、所定の周期T毎に、逆演算を行い、逆演算結果信号を出力し、比較回路23は、所定の周期T毎に、入力信号と逆演算結果信号とを比較し、入力信号と逆演算結果信号が一致しないとき所定の信号として異常信号ABを出力する。
図4は、3つの周期Tにおける各カウント値及び各信号の変化を示している。最初の周期Tでは、比較値TH1が比較値レジスタ11に与えられ、本体回路2は、その比較値TH1に応じたデューティ比の波形信号WSを出力している。立ち下がり時刻レジスタ26には、「C2D11」が格納され、立ち上がり時刻レジスタ25には、「C2U21」が格納され、期待値レジスタ21には、「TH1」が格納され、比較回路23は、推定値レジスタ22からの推定値「EV31」と期待値「TH1」が一致しているため、異常信号ABを出力していない。比較回路23は、所定の周期Tの終了タイミングにおいて、異常信号ABを出力する。
最初の周期Tの次の周期では、比較値TH2が比較値レジスタ11に与えられたが、例えばノイズなどの原因により、本体回路2は、その比較値TH2に応じたデューティ比の波形信号WSを出力していない。そのため、立ち下がり時刻レジスタ26には、「C2D12」が格納され、立ち上がり時刻レジスタ25には、「C2U22」が格納され、期待値レジスタ21には、「TH2」が格納され、比較回路23は、推定値レジスタ22からの推定値「EV32」と期待値「TH2」とを比較したが、一致していないため、異常信号ABを出力すなわちアサートしている。
制御回路5は、異常信号ABを受信すると、所定の異常処理、ここでは、アラーム信号ALの出力処理を実行する。次の周期Tでは、比較回路23は、推定値レジスタ22からの推定値と期待値「TH3」が一致しているため、異常信号ABを出力しない。
以上のように、本実施形態によれば、回路規模が大きくなるのを抑制しつつ、共通原因故障にも対応可能な機能安全な半導体装置を提供することができる。
従来のDCLS構成の半導体装置の場合、本体回路の回路規模が大きいと、監視回路の回路規模も大きくなり、その結果、半導体装置のチップサイズも大きくなっていた。また、回路規模が大きいと、消費電力も多くなると共にコスト高になっていた。
また、従来のDCLS構成の半導体装置の場合、本体回路自体に設計ミスがあったり、本体回路を動作させるプログラムにミスがあった場合等の共通原因故障には、対応できない場合がある。
これに対して、上述した実施形態によれば、異常を検出する方法が、DCLS方式の構成でないので、監視回路は、本体回路と同じ構成ではない。このため、本体回路が大きくなっても、監視回路は大きくならない。監視回路は、本体回路の出力信号から本体回路へ入力した設定値(あるいは指定値)を求め、入力した設定値を比較して、異常を検出するため、共通原因故障にも対応可能である。
よって、上述した実施形態によれば、回路面積の増大を抑えつつ、共通原因故障に強い機能安全な半導体装置を提供することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態は、半導体装置の本体回路は、入力された設定値に応じたPWM信号を出力する回路であったが、第2の実施形態は、本体回路は、入力されたデータ信号に対して所定の符号化を行う回路である。
(構成)
本実施形態において第1の実施形態と同じ構成要素については同じ符号を付して説明は省略し、異なる構成について説明する。
図5は、本実施形態に係わる半導体装置のブロック図である。半導体装置1Aは、本体回路2としてのエンコーダ31と、監視回路3Aと、制御回路5を含んでいる。エンコーダ31は、入力信号であるデジタル信号Xdに対して、所定の演算として所定の符号化を行って、デジタル信号Xdの符号化されたデジタル信号Ydを出力信号として出力する演算回路である。
監視回路3Aは、デコーダ32と、遅延回路33と、比較回路34とを含んでいる。デコーダ32は、エンコーダ31からのデジタル信号Ydを復号化して、エンコーダ31により符号される前の元のデジタル信号Xdを算出して比較回路34へ出力する回路である。デコーダ32は、エンコーダ31の出力信号であるデジタル信号Ydに対して、エンコーダ31の符号化処理の逆演算である復号化を行って、デジタル信号Ydのデコード信号DDを出力する。
すなわち、監視回路3Aは、エンコーダ31の出力信号であるデジタル信号Ydを入力として、デジタル信号Ydを用いて、エンコーダ31の所定の演算の逆演算を行って逆演算結果信号を出力する逆演算回路を構成する。
遅延回路33は、入力されたデジタル信号Xdを所定時間Tdだけ遅延させて比較回路34へ出力するタイミング調整回路である。すなわち、遅延回路33は、入力信号であるデジタル信号Xdを所定時間ラッチするラッチ回路を構成する。比較回路34は、遅延回路33からの入力信号とデコーダ32からの出力信号の2つの信号を比較し、比較回路34は、2つの信号が一致しないとき、異常信号ABを出力する。遅延回路33は、デジタル信号Xdが入力されてから、エンコーダ31において符号化され、デジタル信号Ydがデコーダ32によりさらに復号化されて元のデジタル信号Xdを出力するまでの時間だけ、エンコーダ31に入力されたデジタル信号Xdを遅延させる。
すなわち、比較回路34は、入力信号と逆演算結果信号とを比較し、入力信号と逆演算結果信号が一致しないとき所定の信号として異常信号ABを出力する。
(作用)
上述した監視回路の動作を説明する。本体回路2としてのエンコーダ31は、入力信号であるデジタル信号Xdに対して所定の符号化を行って出力端子1aから、デジタル信号Ydが出力される。
監視回路3Aのデコーダ32は、エンコーダ31の出力信号であるデジタル信号Ydに対するエンコーダ31の逆演算をしてデコード信号DDを出力する。比較回路34は、デジタル信号Xdとデコード信号DDの2つの信号を比較する。
比較回路34は、デジタル信号Xdとデコード信号DDの2つの信号が一致するとき、異常信号ABを出力しない。しかし、例えばノイズなどの原因によりエンコーダ31において所定の符号化が正しく行われていないとき、デジタル信号Xdとデコード信号DDの2つの信号が一致しない。その場合、監視回路3Aの比較回路34は、2つの信号が一致していないため、異常信号ABを出力すなわちアサートする。
以上のように、上述した実施形態によれば、回路規模が大きくなるのを抑制しつつ、共通原因故障にも対応可能な機能安全な半導体装置を提供することができる。
上述した各実施形態では、本体回路2は、PWM制御回路又はエンコーダの例であるが、UART等の通信回路などの他の機能の回路でもよいことは、言うまでもない。
上述した各実施形態は、ノイズなどによる共通の原因にも対応可能であるため、車、工場などノイズの多い所で用いられる半導体装置に特に有効である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として例示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、1A 半導体装置、1a 出力端子、2 本体回路、3、3A 監視回路、4 発振回路、5 制御回路、11 比較値レジスタ、12 レジスタ比較回路、13 カウンタ、14 波形生成回路、21 期待値レジスタ、22 推定値レジスタ、23 比較回路、24 高分解能カウンタ、25 立ち上がり時刻レジスタ、26 立ち下がり時刻レジスタ、27 差分回路、28 変換回路、31 エンコーダ、32 デコーダ、33 遅延回路、34 比較回路。

Claims (6)

  1. 入力信号に応じて出力信号を変化させる所定の演算を行って前記出力信号を出力する演算回路と、
    前記演算回路の前記出力信号を入力として、前記出力信号の変化に基づいて、前記入力信号の推定値を推定する前記所定の演算の逆演算を行って逆演算結果信号を出力する逆演算回路と、
    前記入力信号と前記逆演算結果信号とを比較し、前記入力信号と前記逆演算結果信号が一致しないとき所定の信号を出力する比較回路と、
    を有し、
    前記出力信号は、パルス信号であり、
    前記逆演算回路は、前記パルス信号の立ち上がりと立ち下がりのタイミングに基づいて、前記入力信号の推定値を推定する演算を行う半導体装置。
  2. 前記演算回路は、所定の周期で前記所定の演算を行って前記出力信号を出力し、
    前記逆演算回路は、前記所定の周期毎に、前記逆演算を行い、前記逆演算結果信号を出力し、
    前記比較回路は、前記所定の周期毎に、前記入力信号と前記逆演算結果信号とを比較し、前記入力信号と前記逆演算結果信号が一致しないとき前記所定の信号を出力する、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記比較回路は、前記所定の周期の終了タイミングにおいて、前記所定の信号を出力する、請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記演算回路の動作クロックよりも高い周波数のクロック信号を出力するクロック回路を有し、
    前記逆演算回路は、前記クロック信号を利用してカウントされたカウント値に基づいて、前記パルス信号の立ち上がりと立ち下がりのタイミングを判定する、請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記演算回路は、前記入力信号として閾値信号を入力して、前記閾値信号に基づいて前記出力信号としてPWM信号を出力し、
    前記逆演算回路は、前記PWM信号の立ち上がりのタイミングの前記カウント値と、前記PWM信号の立ち下がりのタイミングの前記カウント値を用いて、前記閾値信号の前記推定値を出力する、請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記入力信号を所定時間ラッチするラッチ回路を有し、
    前記比較回路は、前記ラッチ回路にラッチされた前記入力信号と、前記逆演算結果信号とを比較する、請求項1に記載の半導体装置。
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