JP7213958B2 - 減速機、減速モータ及びロボット - Google Patents

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Description

本願は、2018年10月12日に出願された、出願番号が201811187936.4で、名称が「減速機、減速モータ、及びロボット」の中国特許出願の優先権を主張し、ここで、その全文を参照として援用する。
本願は、減速装置の技術分野に関し、特に、減速機、減速モータ、及び、この減速モータを用いるロボットに関する。
従来のRV減速機は、駆動モータとの間を、フランジ結合により、一体的に接続される。一般的には、従来のRV減速機がピン歯車ハウジング、剛体円盤、プラネタリーキャリア、クランクシャフト、遊星歯車、針状ころ、針状ころ軸受け、サイクロイド歯車、及びギアシャフトを含み、ピン歯車ハウジングは、軸方向に亘って貫通する作動キャビティを中央部に有しており、剛体円盤は、第1軸受けを介して、作動キャビティにおける軸方向の第1端に回転可能に取り付けられ、プラネタリーキャリアは、第2軸受けを介して、作動キャビティにおける軸方向の第2端に取り付けられ、サイクロイド歯車は、剛体円盤とプラネタリーキャリアとの間に位置しており、複数の針状ころは、サイクロイド歯車の外歯面とピン歯車ハウジングの内歯面との間に噛み合わされる。
クランクシャフトは、剛体円盤とプラネタリーキャリアとの間に回転可能に接続され、針状ころ軸受けは、クランクシャフトの偏心部に套設され、偏心部及び針状ころ軸受けは、サイクロイド歯車の軸受け穴に位置する。プラネタリーキャリアには、RV減速機の外側に向かう歯車設置部位が設けられており、遊星歯車は、クランクシャフトに取り付けられるとともに、歯車設置部位に位置しており、遊星歯車の外周は、プラネタリーキャリアにより保護され、ギアシャフトの歯面端は、剛体円盤の中心穴、サイクロイド歯車の中心穴、及び、プラネタリーキャリアの中心穴を順次通過してから、遊星歯車と噛み合わされる。ピン歯車ハウジングは、剛体円盤に近い軸方向の一端に、第1フランジが接続されており、駆動モータハウジングにおける第2フランジは、第1フランジとドッキングされ、駆動モータの出力軸がギアシャフトと軸方向にドッキングされる。
従来のRV減速機と駆動モータとの接続の形態に存在している問題は、遊星歯車がRV減速機における駆動モータから背離する軸方向の端部に位置し、遊星歯車がRV減速機の作動キャビティ内に位置せず、RV減速機と駆動モータとの密封接続の部位にも位置しないことから、プラネタリーキャリアに歯車設置部位を設けて遊星歯車の外周を保護すると、プラネタリーキャリアは、遊星歯車を収納可能な歯車設置部位を設けることにより体積が増大し、それに応じて、RV減速機全体の体積も増大し、ロボットにおける減速機と駆動モータとの取り付けの形態も制限されてしまう。
本願は、体積を減らし、遊星歯車を効果的に保護する減速機を提供することを第1目的とする。
本願は、体積を減らし、遊星歯車を効果的に保護する減速モータを提供することを第2目的とする。
本願は、体積を減らし、遊星歯車を効果的に保護する他の減速モータを提供することを第3目的とする。
本願は、体積を減らし、遊星歯車を効果的に保護する他の減速モータを提供することを第4目的とする。
本願は、体積を減らし、遊星歯車を効果的に保護する他の減速モータを提供することを第5目的とする。
本願は、体積を減らし、遊星歯車を効果的に保護するロボットを提供することを第6目的とする。
本願の第1目的を達成するために、本願による減速機は、ピン歯車ハウジング、剛体円盤、プラネタリーキャリア、クランクシャフト、遊星歯車、針状ころ、針状ころ軸受け、及び、サイクロイド歯車を含み、ピン歯車ハウジングは、軸方向に亘る作動キャビティを中央部に有し、剛体円盤は、第1軸受けを介して、作動キャビティにおける軸方向の第1端に回転可能に取り付けられ、プラネタリーキャリアは、第2軸受けを介して、作動キャビティにおける軸方向の第2端に回転可能に取り付けられ、サイクロイド歯車は、剛体円盤とプラネタリーキャリアとの間に位置しており、複数の針状ころは、サイクロイド歯車の外歯面とピン歯車ハウジングの内歯面との間に噛み合わされ、クランクシャフトは、剛体円盤とプラネタリーキャリアとの間に回転可能に接続され、針状ころ軸受けは、クランクシャフトの偏心部に套設され、偏心部及び針状ころ軸受けは、サイクロイド歯車の軸受け穴に位置し、遊星歯車は、クランクシャフトに取り付けられるとともに、作動キャビティ内に位置し、遊星歯車が、ピン歯車ハウジングの軸方向において、剛体円盤とサイクロイド歯車との間に位置する。
上記した手段によると、ピン歯車ハウジングは、中央部の作動キャビティに揺れ可能なサイクロイド歯車を収納する必要があるため、作動キャビティの内径が比較的に大きく、遊星歯車を作動キャビティに配置するため、プラネタリーキャリアに歯車設置部位を設ける必要がなく、プラネタリーキャリアの体積を減らし、減速機全体の体積が小さくなり、作動キャビティに位置する遊星歯車を効果的に保護して十分に潤滑することができる。
一実施例では、第1歯車の歯セットの歯面及び第2歯車の歯セットの歯面は、共に凸円弧状である。
以上から分かるように、第1歯車の歯セットと第2歯車の歯セットとは二重円弧による噛み合わせを採用することにより、歯面の負荷の分布が均一であり、歯輪郭が摩耗しにくく、耐負荷の能力が強く、歯車を製造する過程では、溶け込み焼入れプロセスを必要とせずに、歯車の強度及び耐用年数を保証することができる。
一実施例では、減速機は、少なくとも二つのサイクロイド歯車を含み、クランクシャフトにサイクロイド歯車の数に合わせる偏心部が設けられる。
本願の第2目的を達成するために、本願による減速モータは、駆動モータ及び減速機を含み、減速機には、上記の減速機を用い、駆動モータのハウジングが剛体円盤に固定して接続され、駆動モータの出力軸に第1歯車の歯セットが設けられ、第1歯車の歯セットが遊星歯車の第2歯車の歯セットに噛み合わされる。
上記の手段によると、ピン歯車ハウジングにおける作動キャビティは、その内径が比較的に大きく、遊星歯車を作動キャビティ内に配置するため、プラネタリーキャリアに歯車設置部位を設ける必要がなく、プラネタリーキャリアの体積を減らすことで、減速機の体積をそれに従って小さくし、減速モータ全体の体積もそれに従って小さくなり、作動キャビティに位置する遊星歯車を効果的に保護して十分に潤滑することができる。
一実施例では、駆動モータの出力軸は、ギアシャフトであり、第1歯車の歯セットは、出力軸に加工成形される。
以上から分かるように、遊星歯車が剛体円盤における軸方向の端部に近く、つまり、遊星歯車が駆動モータの出力軸の位置と比較的に近いことから、駆動モータの出力軸に外部から出力軸を設置する必要がなくなり、駆動モータの出力軸に第1歯車の歯セットを直接加工すればよく、それにより、減速機の中央部の入力軸穴の穴径を小さくし、さらに、減速モータ全体の体積を小さくすることができる。
一実施例では、剛体円盤と駆動モータのハウジングとは、ボルトを介してロックされる。
以上から分かるように、剛体円盤と駆動モータのハウジングとが直接接続され、減速モータの体積をより小さくすることができる。
一実施例では、剛体円盤が駆動モータのハウジングと一体成形される。
以上から分かるように、剛体円盤と駆動モータの端蓋が一体成形されることで、駆動モータ端蓋と剛体円盤との後端を減らすことができ、減速モータにおける軸方向のサイズをより小さくすることができる。
本願の第3目的を達成するために、本願による減速モータは、駆動モータ及び減速機を含み、減速機には、上記の減速機を用い、駆動モータのハウジングがピン歯車ハウジングに固定して接続され、駆動モータの出力軸に第1歯車の歯セットが設けられ、第1歯車の歯セットが遊星歯車の第2歯車の歯セットと噛み合わされる。
以上から分かるように、ピン歯車ハウジングにおける作動キャビティの内径が比較的大きく、遊星歯車を作動キャビティ内に配置するため、プラネタリーキャリアに歯車設置部位を設ける必要がなく、プラネタリーキャリアの体積を減らすことで、減速機の体積をそれに従って小さくし、減速モータ全体の体積もそれに従って小さくなり、作動キャビティに位置する遊星歯車を効果的に保護して十分に潤滑することができる。
一実施例では、駆動モータの出力軸は、ギアシャフトであり、第1歯車の歯セットは、出力軸に加工成形される。
一実施例では、ピン歯車ハウジングと駆動モータのハウジングとは、固定枠を介して固定して接続される。
一実施例では、固定枠は、リング状であり、固定枠における軸方向の第1端がピン歯車ハウジング外に套設され、固定枠における軸方向の第2端が駆動モータのハウジング外に套設される。
以上から分かるように、従来のフランジ接続に代わってリング状の固定枠を用いることで、減速機及び減速モータの径方向の大きさを小さくすることができる。
本願の第4目的を達成するために、本願による減速モータは、駆動モータ及び減速機を含み、減速機は、ピン歯車ハウジング、剛体円盤、プラネタリーキャリア、クランクシャフト、遊星歯車、針状ころ、針状ころ軸受け、及び、サイクロイド歯車を含み、ピン歯車ハウジングは、軸方向に亘る作動キャビティを中央部に有し、剛体円盤は、第1軸受けを介して、作動キャビティにおける軸方向の第1端に回転可能に取り付けられ、プラネタリーキャリアは、第2軸受けを介して、作動キャビティにおける軸方向の第2端に回転可能に取り付けられ、サイクロイド歯車は、剛体円盤とプラネタリーキャリアとの間に位置しており、複数の針状ころは、サイクロイド歯車の外歯面とピン歯車ハウジングの内歯面との間に噛み合わされ、クランクシャフトは、剛体円盤とプラネタリーキャリアとの間に回転可能に接続され、針状ころ軸受けは、クランクシャフトの偏心部に套設され、偏心部及び針状ころ軸受けは、サイクロイド歯車の軸受け穴に位置し、遊星歯車は、クランクシャフトに取り付けられるとともに、作動キャビティ外に位置し、ピン歯車ハウジングの軸方向において、遊星歯車が剛体円盤の外側に位置し、駆動モータのハウジングは、剛体円盤に固定して接続されるとともに剛体円盤との間に隙間を有し、遊星歯車が隙間内に位置し、駆動モータの出力軸に第1歯車の歯セットが設けられ、第1歯車の歯セットが遊星歯車の第2歯車の歯セットと噛み合う。
上記の手段によると、遊星歯車を剛体円盤外に設置すると、プラネタリーキャリアに歯車設置部位を設ける必要がなく、プラネタリーキャリアの体積を減らすことで、減速機及び減速モータ全体の体積が小さくなり、遊星歯車が剛体円盤と駆動モータとの間の隙間内に位置することにより、減速機と駆動モータとの間を接続する固定枠又はフランジは、隙間を密封するように取り囲み、保護機構を付加的に設けなくても、遊星歯車を効果的に保護することができる。
一実施例では、第1歯車の歯セットの歯面及び第2歯車の歯セットの歯面は、共に、凸円弧面である。
以上から分かるように、第1歯車の歯セットと第2歯車の歯セットとは二重円弧による噛み合わせを採用することにより、歯面の負荷の分布が均一であり、歯輪郭が摩耗しにくく、耐負荷の能力が強く、歯車を製造する過程では、溶け込み焼入れプロセスを必要とせずに、歯車の強度及び耐用年数を保証することができる。
一実施例では、駆動モータの出力軸は、ギアシャフトであり、
第1歯車の歯セットは、出力軸に加工成形される。
一実施例では、剛体円盤と駆動モータのハウジングとが固定枠を介して固定して接続される。
一実施例では、固定枠は、リング状であり、固定枠における軸方向の第1端は、剛体円盤外に套設され、固定枠における軸方向の第2端は、モータのハウジング外に套設される。
本願の第5目的を達成するために、本願による減速モータは、駆動モータ及び減速機を含み、減速機は、ピン歯車ハウジング、剛体円盤、プラネタリーキャリア、クランクシャフト、遊星歯車、針状ころ、針状ころ軸受け、及び、サイクロイド歯車を含み、ピン歯車ハウジングは、軸方向に亘る作動キャビティを中央部に有し、剛体円盤は、第1軸受けを介して、作動キャビティにおける軸方向の第1端に回転可能に取り付けられ、プラネタリーキャリアは、第2軸受けを介して、作動キャビティにおける軸方向の第2端に回転可能に取り付けられ、サイクロイド歯車は、剛体円盤とプラネタリーキャリアとの間に位置しており、複数の針状ころは、サイクロイド歯車の外歯面とピン歯車ハウジングの内歯面との間に噛み合わされ、クランクシャフトは、剛体円盤とプラネタリーキャリアとの間に回転可能に接続され、針状ころ軸受けは、クランクシャフトの偏心部に套設され、偏心部及び針状ころ軸受けは、サイクロイド歯車の軸受け穴に位置しており、遊星歯車は、クランクシャフトに取り付けられるとともに、作動キャビティ外に位置し、ピン歯車ハウジングの軸方向には、遊星歯車が剛体円盤の外側に位置し、駆動モータのハウジングがピン歯車ハウジングに固定して接続され、ハウジングと剛体円盤との間には隙間を有するとともに遊星歯車が隙間内に位置し、駆動モータの出力軸には第1歯車の歯セットが設けられ、第1歯車の歯セットが遊星歯車の第2歯車の歯セットと噛み合わされる。
上記の手段によると、遊星歯車を剛体円盤外に設置すると、プラネタリーキャリアに歯車設置部位を設ける必要がなく、プラネタリーキャリアの体積を減らすことで、減速機及び減速モータ全体の体積が小さくなり、遊星歯車が剛体円盤と駆動モータとの隙間内に位置することにより、減速機と駆動モータとの間を接続する固定枠又はフランジは、隙間を密封するように取り囲み、保護機構を付加的に設けることなく遊星歯車を効果的に保護することができる。
一実施例では、第1歯車の歯セットの歯面及び第2歯車の歯セットの歯面は、共に凸円弧状である。
一実施例では、駆動モータの出力軸は、ギアシャフトであり、第1歯車の歯セットは、出力軸に加工成形される。
一実施例では、ピン歯車ハウジングと駆動モータのハウジングとが固定枠を介して固定して接続される。
一実施例では、固定枠は、リング状であり、固定枠における軸方向の第1端は、ピン歯車ハウジング外に套設され、固定枠における軸方向の第2端は、駆動モータのハウジング外に套設される。
本願の第目的を達成するために、本願によるロボットは、第1部材及び前記第1部材に対して回転する第2部材を含み、前記ロボットは、上記のような減速モータをさらに含み、前記減速モータは、前記第1部材と前記第2部材との間に接続される。
上記の手段によれば、上記の減速モータを用いるロボットは、同様に、体積が小さいという特性を有しており、しかも、体積が比較的小さい減速モータは、ロボットに取り付けられる形態が多くなる。
本願に係る減速モータの第1実施例の構造模式図である。 本願に係る減速モータの第2実施例の構造模式図である。 本願に係る減速モータの第3実施例の構造模式図である。 本願に係る減速モータの第4実施例の構造模式図である。 本願に係る減速モータの第5実施例の構造模式図である。
以下に、図面及び実施例を組み合わせて、本願をさらに説明する。
本願に係る減速機及び減速モータは、ロボットの関節に適用され、ロボットは、工業機械アームであってもよい。工業機械アームは、第1アーム部(第1部材)及び第2アーム部(第2部材)を有しており、第1アーム部と第2アーム部との間に関節部材を有し、減速機又は減速モータが関節部材に設置され、第1アーム部と第2アーム部との間の相対回転は、減速機や減速モータの駆動によって実現される。
減速モータの第1実施例
図1を参照すると、図1は、本願の減速モータの第1実施例の構造模式図である。減速モータは、RV減速機1と駆動モータ2を組み合わせた一体機であり、RV減速機1は、ピン歯車ハウジング11、剛体円盤12、プラネタリーキャリア13、針状ころ14、サイクロイド歯車15、クランクシャフト16、針状ころ軸受け162、遊星歯車17、軸受けセット、及び、オイルシールリング19を含み、軸受けセットは、第1軸受け181、第2軸受け182、第3軸受け183及び第4軸受け184を含む。
ピン歯車ハウジング11内には、その軸方向に亘る作動キャビティが形成され、ピン歯車ハウジング11は、作動キャビティの内周壁に、内歯面が設けられ、剛体円盤12は、貫通穴を中央部に有し、第1軸受け181を介して、作動キャビティにおける軸方向の第1端に回転可能に取り付けられ、プラネタリーキャリア13は、貫通穴を中央部に有し、第2軸受け182を介して、作動キャビティにおける軸方向の第2端に回転可能に取り付けられるとともに、プラネタリーキャリア13とピン歯車ハウジング11における軸方向の第2端の内壁との間には、オイルシールリング19が設置され、オイルシールリング19は、ピン歯車ハウジング11における軸方向の第2端に固定して嵌合されると共に、プラネタリーキャリア13と隙間をあけて合わせる。
二つのサイクロイド歯車15は、作動キャビティに設置されるとともに、剛体円盤12とプラネタリーキャリア13との間に位置しており、サイクロイド歯車15は、貫通穴を中央部に有し、剛体円盤12における中央部の貫通穴、二つのサイクロイド歯車15における中央部の貫通穴、及び、プラネタリーキャリア13の貫通穴は、互いに連通する。サイクロイド歯車15の外周に外歯面が設けられ、外歯面の歯数は、ピン歯車ハウジング11の内周の内歯面の歯数よりも少なく、複数の針状ころ14は、サイクロイド歯車15の外歯面とピン歯車ハウジング11の内歯面との間に噛み合わされる。サイクロイド歯車15は、軸方向に、軸方向に亘る二つの軸受け穴が設けられる。
クランクシャフト16は、互いに偏心位置が異なる二つの偏心部161を中央部に有し、クランクシャフト16における軸方向の第1端は、第3軸受け183を介して、剛体円盤12に回転可能に取り付けられ、クランクシャフト16における軸方向の第2端は、第4軸受け184を介して、プラネタリーキャリア13に回転可能に取り付けられ、二つの偏心部161は、共に、作動キャビティに位置しており、しかも、各偏心部161はそれぞれ、その軸方向における位置に対応するサイクロイド歯車15の軸受け穴内に位置し、針状ころ軸受け162は、偏心部161に套設され、針状ころ軸受け162における複数のローラーは、偏心部161の外周面とサイクロイド歯車15の軸受け穴の内周面との間に、転がり可能に当接される。
クランクシャフト16は、剛体円盤12を通過して、作動キャビティから剛体円盤12外に延出し、遊星歯車17は、クランクシャフト16における剛体円盤12に突出する部分に固定して取り付けられることから、遊星歯車17全体が作動キャビティ外に位置し、しかも、剛体円盤12における軸方向の外側に位置する。
駆動モータ2は、ハウジング21を含み、ハウジング21は、軸方向における一端に位置する端蓋211を含み、端蓋211は、軸方向における外側に向かって突起する突起部212を有し、端蓋211は、突起部212の外周位置に一つの階段部を形成し、駆動モータ2は、さらに、端蓋211の所在する一端から伸出する出力軸22を含み、出力軸22の末端の周面には、第1歯車の歯セットが設けられ、駆動モータ2の出力軸22は、ギアシャフトであり、第1歯車の歯セットは、出力軸22に加工成形される。
駆動モータ2と減速機1とは、固定枠3を介して接続され、固定枠3全体がリング状であり、しかも、固定枠3の方向の断面には、固定枠3がL型であり、固定枠3における軸方向の第1端には、径方向に沿って延出する第1固定部31を有し、固定枠3における軸方向の第2端には、軸方向に延出する第2固定部32を有し、第2固定部32は、図1において、上から下まで径方向に軸心方向へ延出し、第1固定部31は剛体円盤12の外周面に固定して套設され、第2固定部32は、端蓋211の突起部212に固定して套設される。遊星歯車17は、剛体円盤12と駆動モータ2との間の隙間内に位置する。
駆動モータ2の出力軸22は、二つの遊星歯車17間を伸び、剛体円盤12における中央部の貫通穴、二つのサイクロイド歯車15における中央部の貫通穴及びプラネタリーキャリア13の貫通穴が互いに連通した入力貫通穴10に向かう。出力軸22の第1歯車の歯セットは、遊星歯車17の第2歯車の歯セットと噛み合い、出力軸22の第1歯車の歯セットの歯面及び遊星歯車17の第2歯車の歯セットの歯面とは、共に、凸円弧状である。
遊星歯車17を剛体円盤12外に設置するため、プラネタリーキャリア13に歯車設置部位を設ける必要がなく、プラネタリーキャリア13の体積を減らすことで、減速機及び減速モータ全体の体積が小さくなり、遊星歯車17が剛体円盤12と駆動モータ2との間の隙間内に位置することから、減速機1と駆動モータ2とを接続する固定枠3は、隙間を密封するように取り囲み、保護機構を付加的に設けることなく遊星歯車を効果的に保護することができる。
図2を参照すると、図2は、本願の減速モータの第2実施例の構造模式図である。ピン歯車ハウジング11の外周には、軸方向に亘る第1貫通穴111が設置され、固定枠4は、方向における断面でL型であり、固定枠4における軸方向の第1端には、径方向に沿って延出する第1固定部41を有し、第1固定部41には、軸方向に沿って亘る第2貫通穴411が設けられ、固定枠4における軸方向の第2端には、軸方向に沿って延在すると共に径方向に沿って軸心方向へ延在する第2固定部42を有し、第1固定部41は、ピン 歯車ハウジング11の外に固定して套設され、しかも、第1貫通穴111と第2貫通穴411とが貫通しており、ボルトは、第1貫通穴111及び第2貫通穴411を通過してからナットと合わせて減速機1と固定枠4との間の固定接続を実現し、第2固定部42が端蓋211の突起部212に固定して套設される。
図3を参照すると、図3は、本願の減速モータの第3実施例の構造模式図である。減速モータは、RV減速機5と駆動モータ6を組み合わせた一体機であり、RV減速機5は、ピン歯車ハウジング51、剛体円盤52、プラネタリーキャリア53、針状ころ54、サイクロイド歯車55、クランクシャフト56、針状ころ軸受け562、遊星歯車57、軸受けセット、及び、オイルシールリング59を含み、軸受けセットは、第1軸受け581、第2軸受け582、第3軸受け583及び第4軸受け584を含む。
ピン歯車ハウジング51内には、その軸方向に亘る作動キャビティ510が形成され、ピン歯車ハウジング51は、作動キャビティ510の内周壁に、内歯面が設けられており、剛体円盤52は、貫通穴を中央部に有し、剛体円盤52は、第1軸受け581を介して、回転可能に、作動キャビティにおける軸方向の第1端に取り付けられ、プラネタリーキャリア53は、貫通穴を中央部に有し、プラネタリーキャリア53は、第2軸受け582を介して、回転可能に、作動キャビティ510における軸方向の第2端に取り付けられるとともに、プラネタリーキャリア53とピン歯車ハウジング51における軸方向の第2端の内壁との間には、オイルシールリング59が設置されており、オイルシールリング59は、ピン歯車ハウジング51における軸方向の第2端に固定して嵌合されると共に、オイルシールリング59がプラネタリーキャリア53に隙間をあけて合わせる。
二つのサイクロイド歯車55は、作動キャビティに設置されるとともに、剛体円盤52とプラネタリーキャリア53との間に位置し、サイクロイド歯車55は、貫通穴を中央部に有し、剛体円盤52における中央部の貫通穴、二つのサイクロイド歯車55における中央部の貫通穴及びプラネタリーキャリア53の貫通穴が互いに連通する。サイクロイド歯車55の外周には、外歯面が設けられており、外歯面における歯数は、ピン歯車ハウジング51の内周の内歯面の歯数よりも少なく、複数の針状ころ54がサイクロイド歯車55の外歯面とピン歯車ハウジング51の内歯面との間に噛み合わされる。サイクロイド歯車55の軸方向には、軸方向に亘る二つの軸受け穴が設けられる。
クランクシャフト56は、互いに偏心位置が異なる二つの偏心部561を中央部に有し、クランクシャフト56における軸方向の第1端は、第3軸受け583を介して、剛体円盤52に回転可能に取り付けられ、クランクシャフト56における軸方向の第2端は、第4軸受け584を介して、プラネタリーキャリア53に回転可能に取り付けられ、二つの偏心部561が共に作動キャビティ510内に位置しており、しかも、各偏心部561は、それぞれ、その軸方向における位置に対応するサイクロイド歯車55の軸受け穴内に位置し、しかも、針状ころ軸受け562が偏心部561に套設され、針状ころ軸受け562における複数のローラーは、偏心部561の外周面とサイクロイド歯車55の軸受け穴の内周面との間に転がり可能に当接される。
作動キャビティ510では、サイクロイド歯車55と剛体円盤52との間に空間を有し、遊星歯車57は、クランクシャフト56に固定して取り付けられるとともに、作動キャビティ510に位置し且つサイクロイド歯車55と剛体円盤52との間の空間内に位置する。駆動モータ6は、ハウジング61を有し、ハウジング61は、軸方向における一端に位置する端蓋611を含み、駆動モータ6は、さらに、端蓋611の所在する一端から延在する出力軸62を含み、出力軸62の末端の周面には、第1歯車の歯セットが設けられ、駆動モータ6の出力軸62は、ギアシャフトであり、第1歯車の歯セットは、出力軸62に加工成形される。
駆動モータ6と減速機5とがボルトを介してロックして固定される。端蓋611には、ボルト63が通過するための貫通穴が設けられ、剛体円盤52における軸方向の外面には、ねじ穴が設けられ、ボルト63は、端蓋611の貫通穴を通過して剛体円盤52におけるねじ穴にロックして合わせ、駆動モータ6と減速機5の間の相互固定を実現する。あるいは、本実施例におけるボルトによる接続の代わりに、剛体円盤52と駆動モータ6の端蓋611とを一体成形させる。
駆動モータ6の出力軸62は、剛体円盤52における中央部の貫通穴を通過してから二つの遊星歯車57間に延び、二つのサイクロイド歯車55における中央部の貫通穴とプラネタリーキャリア53の貫通穴が互いに連通する入力貫通穴50に向かう。出力軸62の第1歯車の歯セットと遊星歯車57の第2歯車の歯セットとが噛み合い、出力軸62の第1歯車の歯セットの歯面及び遊星歯車57の第2歯車の歯セットの歯面は、共に、凸円弧状である。
ピン歯車ハウジング51における作動キャビティ510の内径が比較的大きく、遊星歯車57を作動キャビティ510内に配置するため、プラネタリーキャリア53に歯車設置部位を設ける必要がなく、プラネタリーキャリア53の体積を減らすことで、減速機5の体積がそれに従って小さくなり、減速モータ全体の体積もそれに従って小さくなり、作動キャビティ510に位置する遊星歯車57を効果的に保護して十分に潤滑することができる。
図4を参照すると、図4は、本願の減速モータの第4実施例の構造模式図である。本実施例では、第3実施例に比べると、遊星歯車57が同様に、作動キャビティ510に設置され、サイクロイド歯車55と剛体円盤7との間に位置する。前の実施例とは、剛体円盤7は、軸方向の外端面に、凹んだ取り付け部位71が設けられ、駆動モータ6の端蓋611における突起部612が取り付け部位71に係合されることにより固定を実現する点で異なる。勿論、更にボルトを用いて端蓋611と剛体円盤7とをねじ結合させることにより、より安定させることもできる。
図5を参照すると、図5は、本願の減速モータの第5実施例の構造模式図である。本実施例では、遊星歯車57が同様に作動キャビティ510に設置され、サイクロイド歯車55と剛体円盤8との間に位置する。減速機5と駆動モータ6とが固定枠9を介して接続される。固定枠9は、リング状であり、固定枠9の方向の断面において、固定枠9は、L型である。固定枠9における軸方向の第1端に、軸方向に沿って伸びる第1固定部91を有し、固定枠9における軸方向の第2端に、径方向に沿って伸びる第2固定部92を有し、第1固定部91がピン歯車ハウジング51の外周面に套設され、第2固定部92が駆動モータ6の端蓋611の突起部612の外周面に套設され、剛体円盤8における軸方向の外端面と端蓋611との間に隙間を有することにより、剛体円盤8が端蓋611に対して相対的に回転可能であることを保証する。
最後に、強調するべきところは、以上に説明されたのは本願の好ましい実施例に過ぎず、本願を限定するものではなく、当業者にとって、本願に様々な変形や修正を行ってもよく、本願の精神及び原則から逸脱しない限り、行ったいかなる補正、均等置換や改良などは、いずれも、本願の保護範囲に含まれる。

Claims (8)

  1. ピン歯車ハウジング(51)、剛体円盤(52)、プラネタリーキャリア(53)、クランクシャフト(56)、遊星歯車(57)、針状ころ(54)、針状ころ軸受け(562)、及び、サイクロイド歯車(55)を含み、
    前記ピン歯車ハウジング(51)は、自体の軸方向に亘る作動キャビティ(510)を中央部に有し、前記剛体円盤(52)は、第1軸受け(581)を介して、前記作動キャビティにおける軸方向の第1端に回転可能に取り付けられ、前記プラネタリーキャリア(53)は、第2軸受け(582)を介して、前記作動キャビティにおける軸方向の第2端に回転可能に取り付けられ、前記サイクロイド歯車(55)は、前記剛体円盤(52)と前記プラネタリーキャリア(53)との間に位置しており、複数の前記針状ころ(54)は、前記サイクロイド歯車(55)の外歯面と前記ピン歯車ハウジング(51)の内歯面との間に噛み合わされ、
    前記クランクシャフト(56)は、前記剛体円盤(52)と前記プラネタリーキャリア(53)との間に回転可能に接続され、前記針状ころ軸受け(562)は、前記クランクシャフト(56)の偏心部(561)に套設され、前記偏心部(561)及び前記針状ころ軸受け(562)は、前記サイクロイド歯車(55)の軸受け穴に位置する減速機(5)であって、
    前記遊星歯車(57)は、前記クランクシャフト(56)に取り付けられるとともに、前記作動キャビティ(510)内に位置し、前記遊星歯車(57)は、前記ピン歯車ハウジング(51)の軸方向において、前記剛体円盤(52)と前記サイクロイド歯車(55)との間に位置する、ことを特徴とする減速機。
  2. 前記減速機(5)は、少なくとも二つの前記サイクロイド歯車(55)を含み、前記クランクシャフト(56)に、前記サイクロイド歯車(55)の数に合わせる前記偏心部(561)が設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の減速機。
  3. 駆動モータ(6)及び減速機(5)を含む減速モータであって、
    前記減速機(5)は、上記請求項1または2に記載の減速機(5)であり、
    前記駆動モータ(6)は、そのハウジング(61)が前記剛体円盤(52)または前記ピン歯車ハウジング(51)に固定して接続され、前記駆動モータ(6)の出力軸(62)に第1歯車の歯セットが設けられ、前記第1歯車の歯セットが前記遊星歯車(57)の第2歯車の歯セットと噛み合わされる、ことを特徴とする減速モータ。
  4. 前記駆動モータ(6)は、出力軸(62)がギアシャフトであり、前記第1歯車の歯セットは、前記出力軸(62)に加工成形される、ことを特徴とする請求項3に記載の減速モータ。
  5. 前記第1歯車の歯セットの歯面及び前記第2歯車の歯セットの歯面は、共に凸円弧面である、ことを特徴とする請求項3に記載の減速モータ
  6. 前記剛体円盤(52)と前記駆動モータ(6)のハウジング(61)とは、ボルトを介して固定して接続される、或いは、前記剛体円盤(52)は、前記駆動モータ(6)のハウジング(61)と一体成形される、ことを特徴とする請求項3または4に記載の減速モータ。
  7. 前記ピン歯車ハウジング(51)は、前記駆動モータ(6)のハウジング(61)との間に固定枠(9)を介して固定して接続され、
    前記固定枠(9)は、リング状であり、前記固定枠(9)は、軸方向における第1端が前記ピン歯車ハウジング(51)の外に套設され、軸方向における第2端が前記駆動モータ(6)のハウジング(61)の外に套設される、ことを特徴とする請求項3または4に記載の減速モータ。
  8. 第1部材及び前記第1部材に対して回転する第2部材を含むロボットであって、
    前記ロボットは、請求項4~のいずれか1項に記載の減速モータをさらに含み、前記減速モータは、前記第1部材と前記第2部材との間に接続される、ことを特徴とするロボット。
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