JP5255107B2 - 減速機 - Google Patents

減速機

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この発明は、減速機に関する。
従来の減速機及びモータ付き減速機及び被回転部材の回転駆動装置としては、例えば以下の特許文献1に記載されているようなものが知られている。
特開2007−75913号公報
このものは、内歯を有する内歯体、内歯に噛合う外歯を有する外歯車、そのクランク部分が外歯車に係合して外歯車を偏心運動させるクランク体、及びクランク体を回転自在に支持する支持体を備えた減速機と、支持体の軸方向一端部分に取り付けられてクランク体に回転力を与えるモータとを備えたモータ付き減速機を備えている。
しかしながら、上記従来のものは、モータへの配線を、減速機の軸方向一方側から減速機の他方側にあるモータへ配線しようとした場合、当該配線が減速機の径方向周囲を覆うようにせざるを得なかった。そのように配線すると、減速機の回転部分、或いは、その回転部分に取り付けられた被回転部材が減速機の径方向周囲を覆う配線に接触、或いは配線を切断してしまう。従って、従来は、モータへの配線を、減速機の軸方向一方側から減速機の他方側にあるモータへ配線することが不可能であった。
かかる課題に鑑み、本発明は、減速機の軸方向一方側から減速機の他方側にあるモータへの配線を改良した減速機を提供するものである
この発明は、内歯を有する内歯体、該内歯に噛合う外歯を有する外歯車、そのクランク部分が前記外歯車に係合して前記外歯車を偏心運動させるクランク体、及び該クランク体を回転自在に支持する支持体とを備え、前記支持体にモータ配線用貫通孔を形成した減速機である。
より詳細には、この減速機は、偏心揺動型であって、内歯を有する内歯体と、内歯体に回転可能に支持されている支持体と、支持体に回転可能に支持されており、クランク部分を備えているクランク体と、クランク部分に係合して偏心運動しながら前記内歯に噛合うとともに、第1貫通孔が形成されている外歯歯車と、支持体に固定されており、モータが取り付けられるモータフランジを備えている。上記支持体は、第1貫通孔に遊貫している柱部分と、柱部分の一端に固定されている第1部分と、柱部分の他端に固定されている第2部分を有している。柱部分、第1部分及び第2部分に、支持体の軸線方向に貫通しているとともに、配線を通過させるための第2貫通孔が形成されている。第2貫通孔内の空間は、内歯が面している空間であり潤滑剤が入っている空間から隔離されている。また、モータフランジに、配線を通過させるための第3貫通孔が形成されている。第3貫通孔の開口部が、内歯体の径方向において、内歯体の外周よりも内側に位置している。
本発明によれば、減速機の軸方向他方側にあるモータへの配線を、減速機の軸方向一方側から、容易にモータへ配線できる減速機及びモータ付き減速機及び回転駆動装置が提供できる。
本発明に係るモータ付き減速機を備えた被回転部材の回転駆動装置の全体図である。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1において、減速機100は、内歯としてのピン1を有する内歯体2、内歯ピン1に噛合う外歯3を有する外歯車4、そのクランク部分5が外歯車4に係合して外歯車4を偏心運動させるクランク体としての複数のクランク軸6、及びクランク軸6を回転自在に支持する支持体7とを備えた偏心揺動型の減速機である。内歯体2及び支持体7は一対の軸受20で相対的に回転できるようにしている。
モータ(電動機)8は、モータフランジ90を介して、支持体7の軸方向一端部分に取り付けられてクランク軸6に回転力を与えている。支持体7に貫通孔9を形成し、モータ8への配線10(動力線、エンコーダ線、モータブレーキ線)が支持体7の他端部分から支持体7の貫通孔9内を通して支持体7の一端部分へ抜けて、モータ8へ接続している。貫通孔9は、モータへの配線用貫通孔である。
外歯車4は貫通孔11が形成され、支持体7は外歯車4の貫通孔11に遊貫される柱部分12、柱部12の一端部に一体的な一端部分13、及び柱部12の他端部に一体的な他端部分14を備え、支持体7の貫通孔9が支持体7の柱部分12、一端部分13、及び他端部分14に形成されている。柱部分12及び一端部分13はボルト15で一体的に結合している。他端部分14からは柱部12を突出形成させて柱部分12及び他端部分14を一体的にしている。
モータフランジ90はその一端が支持体7の一端部分13に取り付けられ、その他端にモータ8を取り付けている。モータフランジ90にも貫通孔16を形成しており、その貫通孔16にも、貫通孔9を通って抜けた配線10を貫通させている。一端部分13の外周と内歯体2の内周、及び他端部分14の外周と内歯体2の内周には、それぞれシール21が配設されている。
モータ8の出力軸88は、小径の平歯車体50がスプライン結合されて取り付けられている。平歯車体50より歯数が多い大径の平歯車は、各クランク軸6にスプライン結合されて取り付けられている。モータ8の出力軸88の回転は、平歯車50及び平歯車60によって減速されて、クランク軸6に伝達されている。
支持体7がマニピュレータの基端側アーム200に固定され、内歯体2に被回転部材としての回動アーム300が取り付けられて、被回転部材300が回転する回転駆動装置となっている。被回転部材は回動アーム300に限られず、あらゆる被回転物を取り付けて良い。基端側アーム200にも貫通穴201を形成しており、その貫通孔201にも配線10を貫通させている。一端部分13の内周と平歯車体50の軸部の外周には、シール23が配設されている。モータ8及びモータフランジ50間、モータフランジ50及び一端部13間、並びに、他端部14及び基端側アーム200間は、各々シールパッキン(図示なし)が配設されていて、それら両者はシールパッキンを介して取り付けられている。モータフランジ50及び一端部13間のシールパッキンやシール23によって減速機内の潤滑油がモータフランジ50内に漏れ出すことはない。
なお、減速装置100は、特開2002−161947号公報にあるようなセンタークランク入力方式の偏心揺動型減速機であっても良い。また、モータの回転が1本のクランクのみに入力される偏心揺動型減速機であっても良い。
次に、実施例の作用について説明する。
モータ8の回転軸88の回転は、平歯車50及び平歯車60を介してクランク軸6へ伝達される。
クランク軸6の回転は、偏心揺動運動する外歯車4の外歯3と内歯体2の内歯1との一部の噛み合い関係によって、減速回転が支持体7から取り出される。モータへの配線10は、基端側アーム200及び支持体7の他端部分から、貫通孔201、貫通孔9を抜けて、貫通孔16を通過し、モータ8へ接続されている。即ち、該配線は減速機の径方向周囲を覆うことなく減速機内を通過しているので、減速機の出力回転部分、或いは、その出力回転部分に取り付けられた被回転部材が配線に接触、或いは配線を切断してしまうことはない。
この発明は、減速機及びモータ付き減速機及び被回転部材の回転駆動装置を用いるロボットアーム装置や工作機械の産業分野に適用できる。
100・・・減速機
2・・・・・内歯体
4・・・・・外歯車
6・・・・・クランク体
7・・・・・支持体
8・・・・・モータ
9・・・・・支持体の貫通孔
300・・・被回転部材

Claims (2)

  1. 偏心揺動型の減速機であって、
    内歯を有する内歯体と、
    内歯体に回転可能に支持されている支持体と、
    支持体に回転可能に支持されており、クランク部分を備えているクランク体と、
    クランク部分に係合して偏心運動しながら前記内歯に噛合うとともに、第1貫通孔が形成されている外歯歯車と、
    支持体に固定されており、モータが取り付けられるモータフランジと、
    を備えており、
    前記支持体は、第1貫通孔に遊貫している柱部分と、柱部分の一端に固定されている第1部分と、柱部分の他端に固定されている第2部分を有し、
    柱部分、第1部分及び第2部分に、支持体の軸線方向に貫通しているとともに、配線を通過させるための第2貫通孔が形成されており、
    第2貫通孔内の空間は、内歯が面している空間であり潤滑剤が入っている空間から隔離されており、
    モータフランジに、前記配線を通過させるための第3貫通孔が形成されており、
    第3貫通孔の開口部が、前記内歯体の径方向において、内歯体の外周よりも内側に位置していることを特徴とする減速機。
  2. 第2貫通孔が、支持体の軸線からオフセットした位置に形成されており、
    支持体に、支持体の軸線と同軸貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の減速機。
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