JP7205388B2 - 誘導性負荷制御装置 - Google Patents
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Description
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について図1~図28を参照して説明する。
第1判定手法では、短絡判定処理部22は、次のように短絡異常を判定する。すなわち、短絡判定処理部22は、負荷電流値がマスク時間内に第2閾値It2に到達しないとき、回生状態における回生電流値、具体的には回生状態から通電状態に転じるタイミングにおける回生電流値が所定の第3閾値It3未満である場合に短絡異常が生じていると判定する。
第2判定手法では、短絡判定処理部22は、次のように短絡異常を判定する。すなわち、短絡判定処理部22は、負荷電流値がマスク時間内に第2閾値It2に到達しないとき、回生状態における回生電流値に基づいてマスク時間を所定時間だけ延長する。第2判定手法を実現するための具体的な処理の手順としては、例えば図3に示すような内容を採用することができる。
第3判定手法では、短絡判定処理部22は、次のように短絡異常を判定する。すなわち、短絡判定処理部22は、負荷電流値がマスク時間内に第2閾値It2に到達しないとき、回生状態における回生電流値に基づいて第2閾値It2を所定値だけ低下させる。第3判定手法を実現するための具体的な処理の手順としては、例えば図4に示すような内容を採用することができる。
第4判定手法では、短絡判定処理部22は、次のように短絡異常を判定する。すなわち、短絡判定処理部22は、負荷電流値がマスク時間内に第2閾値It2に到達しないとき、通電状態から回生状態に転じた時点における負荷電流値と回生電流値との差に基づいて短絡異常が生じているか否かを判定する。第4判定手法を実現するための具体的な処理の手順としては、例えば図5に示すような内容を採用することができる。
短絡異常が生じていないとき、つまり正常時、各部の動作は、次のようなものとなる。図6に示すように、正常時の通電状態では、「電源線L1→オンされたスイッチング素子16→ノードN1→配線抵抗20a→配線インダクタンス20c→負荷4→配線インダクタンス20d→配線抵抗20b→ノードN2→オンされたスイッチング素子19→抵抗R1→グランド線L2」という経路で電流が流れる。
ノードN1と配線抵抗20aとの間において、配線20の損傷などにより車両電源系統と短絡した短絡異常が生じているとき、各部の動作は、次のようなものとなる。なお、本明細書では、このような短絡異常のことを天絡Aと称することとする。また、図9、図10などでは、上述した車両電源系統について、Hブリッジ回路部5に供給される電源のシンボルとは別の電源のシンボルとして表している。この場合、車両電源系統の電源電圧VHは、Hブリッジ回路部5に供給される電源電圧VDDと概ね同程度の電圧、または電源電圧VDDより若干高い電圧であるものとする。
配線インダクタンス20cと負荷4との間において、配線20の損傷などにより車両電源系統と短絡した短絡異常が生じているとき、各部の動作は、次のようなものとなる。なお、本明細書では、このような短絡異常のことを天絡Bと称することとする。天絡Bが生じているとき、つまり天絡B発生時、各部の動作は、次のようなものとなる。図12に示すように、天絡B発生時の通電状態では、「車両電源系統→負荷4→配線インダクタンス20d→配線抵抗20b→ノードN2→オンされたスイッチング素子19→抵抗R1→グランド線L2」という経路で電流が流れる。
負荷4と配線インダクタンス20dとの間において、配線20の損傷などにより車両電源系統と短絡した短絡異常が生じているとき、各部の動作は、次のようなものとなる。なお、本明細書では、このような短絡異常のことを天絡Cと称することとする。天絡Cが生じているとき、つまり天絡C発生時、各部の動作は、次のようなものとなる。図15に示すように、天絡C発生時の通電状態では、「車両電源系統→配線インダクタンス20d→配線抵抗20b→ノードN2→オンされたスイッチング素子19→抵抗R1→グランド線L2」という経路で電流が流れる。
配線抵抗20bとノードN2との間において、配線20の損傷などにより車両電源系統と短絡した短絡異常が生じているとき、各部の動作は、次のようなものとなる。なお、本明細書では、このような短絡異常のことを天絡Dと称することとする。天絡Dが生じているとき、つまり天絡D発生時、各部の動作は、次のようなものとなる。図20に示すように、天絡D発生時の通電状態では、「車両電源系統→ノードN2→オンされたスイッチング素子19→抵抗R1→グランド線L2」という経路で電流が流れる。
ECUの端子のうちノードN1、N2のそれぞれに繋がる2つの端子間が短絡した短絡異常が生じているとき、各部の動作は、次のようなものとなる。なお、本明細書では、このような短絡異常のことをECU端子ショートと称することとする。ECU端子ショートが生じているとき、つまりECU端子ショート発生時、各部の動作は、次のようなものとなる。図23に示すように、ECU端子ショート発生時の通電状態では、「電源線L1→オンされたスイッチング素子16→ノードN1→短絡したECUの端子間→ノードN2→オンされたスイッチング素子19→抵抗R1→グランド線L2」という経路で電流が流れる。
負荷4の2つの端子間が短絡した短絡異常が生じているとき、各部の動作は、次のようなものとなる。なお、本明細書では、このような短絡異常のことを負荷端子ショートと称することとする。負荷端子ショートが生じているとき、つまり負荷端子ショート発生時、各部の動作は、次のようなものとなる。図25に示すように、負荷端子ショート発生時の通電状態では、「電源線L1→オンされたスイッチング素子16→ノードN1→配線抵抗20a→配線インダクタンス20c→短絡した負荷4の端子間→→配線インダクタンス20d→配線抵抗20b→ノードN2→オンされたスイッチング素子19→抵抗R1→グランド線L2」という経路で電流が流れる。
本実施形態の通電制御部21は、基準周期の開始時点からマスク時間が経過した時点以降において負荷電流値が第1閾値It1以上になると、通電状態から回生状態に転じるようにHブリッジ回路部5の動作を制御する。そして、短絡判定処理部22は、負荷電流値が第1閾値It1より高い値に設定された第2閾値It2以上であるか否かに基づいて短絡異常が生じているか否かを判定する。また、短絡判定処理部22は、負荷電流値がマスク時間内に第2閾値It2に到達しないとき、回生状態における回生電流値に基づいて短絡異常が生じているか否かを判定する。
以下、第2実施形態について図29~図31を参照して説明する。
本実施形態では、第1実施形態で説明した第1判定手法に対して変更を加えた第5判定手法について説明する。第5判定手法では、短絡判定処理部22は、短絡異常が生じていると判定すると、マスク時間を所定時間だけ短くする。また、この場合、通電制御部21は、短絡判定処理部22により短絡異常が生じていると判定されると、負荷4に対する通電を遮断し、所定時間の経過後に負荷4に対する通電を再度実行する。
本実施形態において、短絡判定処理部22は、短絡異常が生じていると判定すると、マスク時間を所定時間だけ短くする。このようにすれば、例えば天絡Cなどの短絡異常が検出された後、回生状態から通電状態に転じた時点から、通電状態から回生状態に転じる時点までの時間、つまり負荷4に対する通電が行われる時間を短くすることができる。したがって、本実施形態によれば、短絡異常が発生した後における回路の保護を図ることができる。
以下、第3実施形態について図32~図44を参照して説明する。
図32に示すように、本実施形態の誘導性負荷制御装置31は、第1実施形態の誘導性負荷制御装置1と同様、ECUとして構成されており、ASIC51およびマイコン3を備えている。ASIC51は、基本的な構成は、ASIC2と同様であるが、負荷電流をハイサイドで検出する点、回生状態においてローサイド側の2つのスイッチング素子がオンされる点、回生電流をローサイドで検出する点などが異なっている。
ノードN1と配線抵抗20aとの間において、配線20の損傷などにより車両グランドと短絡した短絡異常が生じているとき、各部の動作は、次のようなものとなる。なお、本明細書では、このような短絡異常のことを地絡Aと称することとする。また、図33、図34などでは、上述した車両グランドについて、グランドのシンボルとして表している。地絡Aが生じているとき、つまり地絡A発生時、各部の動作は、次のようなものとなる。
負荷4と配線インダクタンス20cとの間において、配線20の損傷などにより車両グランドと短絡した短絡異常が生じているとき、各部の動作は、次のようなものとなる。なお、本明細書では、このような短絡異常のことを地絡Bと称することとする。地絡Bが生じているとき、つまり地絡B発生時、各部の動作は、次のようなものとなる。図36に示すように、地絡B発生時の通電状態では、「電源線L1→抵抗R31→オンされたスイッチング素子16→ノードN1→配線抵抗20a→配線インダクタンス20c→車両グランド」という経路で電流が流れる。
配線インダクタンス20dと負荷4との間において、配線20の損傷などにより車両グランドと短絡した短絡異常が生じているとき、各部の動作は、次のようなものとなる。なお、本明細書では、このような短絡異常のことを地絡Cと称することとする。地絡Cが生じているとき、つまり地絡C発生時、各部の動作は、次のようなものとなる。
ノードN2と配線抵抗20bとの間において、配線20の損傷などにより車両グランドと短絡した短絡異常が生じているとき、各部の動作は、次のようなものとなる。なお、本明細書では、このような短絡異常のことを地絡Dと称することとする。地絡Dが生じているとき、つまり地絡D発生時、各部の動作は、次のようなものとなる。
なお、本発明は上記し且つ図面に記載した各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で任意に変形、組み合わせ、あるいは拡張することができる。
上記各実施形態で示した数値などは例示であり、それに限定されるものではない。
負荷電流を検出する負荷電流検出部としては、上記各実施形態において説明した構成に限らず、同様の機能を有する構成であれば、その具体的な構成は適宜変更可能である。
回生電流を検出する回生電流検出部としては、上記各実施形態において説明した構成に限らず、同様の機能を有する構成であれば、その具体的な構成は適宜変更可能である。
Claims (8)
- 誘導性の負荷を駆動するHブリッジ回路部(5、32)と、
所定の基準周期毎に、直流電源から前記負荷に対する通電が停止される回生状態から、前記直流電源から前記負荷に対する通電が実行される通電状態に転じるように、前記Hブリッジ回路部の動作を制御する通電制御部(21、41)と、
前記Hブリッジ回路部を構成するスイッチング素子(16~19)のうち前記通電状態のときにオンされるスイッチング素子に流れる電流である負荷電流を検出する負荷電流検出部(7、33)と、
前記Hブリッジ回路部を構成するスイッチング素子のうち前記回生状態のときにオンされるスイッチング素子に流れる電流である回生電流を検出する回生電流検出部(8、9、37、38)と、
前記負荷電流検出部による検出値である負荷電流値および前記回生電流検出部による検出値である回生電流値に基づいて、前記Hブリッジ回路部から前記負荷へと至る配線に短絡異常が生じているか否かを判定する短絡判定処理部(22、42)と、
を備え、
前記通電制御部は、
前記基準周期の開始時点から所定のマスク時間が経過した時点以降において前記負荷電流値が所定の第1閾値以上になると、前記通電状態から前記回生状態に転じるように前記Hブリッジ回路部の動作を制御し、
前記短絡判定処理部は、
前記負荷電流値が前記第1閾値より高い値に設定された第2閾値以上であるか否かに基づいて前記短絡異常が生じているか否かを判定し、
前記負荷電流値が前記マスク時間内に前記第2閾値に到達しないとき、前記回生状態における前記回生電流値に基づいて前記短絡異常が生じているか否かを判定し、
前記短絡判定処理部は、
前記負荷電流値が前記マスク時間内に前記第2閾値に到達しないとき、前記回生状態における前記回生電流値が所定の第3閾値未満である場合に前記短絡異常が生じていると判定する誘導性負荷制御装置。 - 前記短絡判定処理部は、
前記負荷電流値が前記マスク時間内に前記第2閾値に到達しないとき、前記回生状態から前記通電状態に転じるタイミングにおける前記回生電流値が前記第3閾値未満である場合に前記短絡異常が生じていると判定する請求項1に記載の誘導性負荷制御装置。 - 誘導性の負荷を駆動するHブリッジ回路部(5、32)と、
所定の基準周期毎に、直流電源から前記負荷に対する通電が停止される回生状態から、前記直流電源から前記負荷に対する通電が実行される通電状態に転じるように、前記Hブリッジ回路部の動作を制御する通電制御部(21、41)と、
前記Hブリッジ回路部を構成するスイッチング素子(16~19)のうち前記通電状態のときにオンされるスイッチング素子に流れる電流である負荷電流を検出する負荷電流検出部(7、33)と、
前記Hブリッジ回路部を構成するスイッチング素子のうち前記回生状態のときにオンされるスイッチング素子に流れる電流である回生電流を検出する回生電流検出部(8、9、37、38)と、
前記負荷電流検出部による検出値である負荷電流値および前記回生電流検出部による検出値である回生電流値に基づいて、前記Hブリッジ回路部から前記負荷へと至る配線に短絡異常が生じているか否かを判定する短絡判定処理部(22、42)と、
を備え、
前記通電制御部は、
前記基準周期の開始時点から所定のマスク時間が経過した時点以降において前記負荷電流値が所定の第1閾値以上になると、前記通電状態から前記回生状態に転じるように前記Hブリッジ回路部の動作を制御し、
前記短絡判定処理部は、
前記負荷電流値が前記第1閾値より高い値に設定された第2閾値以上であるか否かに基づいて前記短絡異常が生じているか否かを判定し、
前記負荷電流値が前記マスク時間内に前記第2閾値に到達しないとき、前記回生状態における前記回生電流値に基づいて前記短絡異常が生じているか否かを判定し、
前記短絡判定処理部は、
前記負荷電流値が前記マスク時間内に前記第2閾値に到達しないとき、前記回生状態における前記回生電流値に基づいて前記マスク時間を所定時間だけ延長する誘導性負荷制御装置。 - 誘導性の負荷を駆動するHブリッジ回路部(5、32)と、
所定の基準周期毎に、直流電源から前記負荷に対する通電が停止される回生状態から、前記直流電源から前記負荷に対する通電が実行される通電状態に転じるように、前記Hブリッジ回路部の動作を制御する通電制御部(21、41)と、
前記Hブリッジ回路部を構成するスイッチング素子(16~19)のうち前記通電状態のときにオンされるスイッチング素子に流れる電流である負荷電流を検出する負荷電流検出部(7、33)と、
前記Hブリッジ回路部を構成するスイッチング素子のうち前記回生状態のときにオンされるスイッチング素子に流れる電流である回生電流を検出する回生電流検出部(8、9、37、38)と、
前記負荷電流検出部による検出値である負荷電流値および前記回生電流検出部による検出値である回生電流値に基づいて、前記Hブリッジ回路部から前記負荷へと至る配線に短絡異常が生じているか否かを判定する短絡判定処理部(22、42)と、
を備え、
前記通電制御部は、
前記基準周期の開始時点から所定のマスク時間が経過した時点以降において前記負荷電流値が所定の第1閾値以上になると、前記通電状態から前記回生状態に転じるように前記Hブリッジ回路部の動作を制御し、
前記短絡判定処理部は、
前記負荷電流値が前記第1閾値より高い値に設定された第2閾値以上であるか否かに基づいて前記短絡異常が生じているか否かを判定し、
前記負荷電流値が前記マスク時間内に前記第2閾値に到達しないとき、前記回生状態における前記回生電流値に基づいて前記短絡異常が生じているか否かを判定し、
前記短絡判定処理部は、
前記負荷電流値が前記マスク時間内に前記第2閾値に到達しないとき、前記回生状態における前記回生電流値に基づいて前記第2閾値を所定値だけ低下させる誘導性負荷制御装置。 - 誘導性の負荷を駆動するHブリッジ回路部(5、32)と、
所定の基準周期毎に、直流電源から前記負荷に対する通電が停止される回生状態から、前記直流電源から前記負荷に対する通電が実行される通電状態に転じるように、前記Hブリッジ回路部の動作を制御する通電制御部(21、41)と、
前記Hブリッジ回路部を構成するスイッチング素子(16~19)のうち前記通電状態のときにオンされるスイッチング素子に流れる電流である負荷電流を検出する負荷電流検出部(7、33)と、
前記Hブリッジ回路部を構成するスイッチング素子のうち前記回生状態のときにオンされるスイッチング素子に流れる電流である回生電流を検出する回生電流検出部(8、9、37、38)と、
前記負荷電流検出部による検出値である負荷電流値および前記回生電流検出部による検出値である回生電流値に基づいて、前記Hブリッジ回路部から前記負荷へと至る配線に短絡異常が生じているか否かを判定する短絡判定処理部(22、42)と、
を備え、
前記通電制御部は、
前記基準周期の開始時点から所定のマスク時間が経過した時点以降において前記負荷電流値が所定の第1閾値以上になると、前記通電状態から前記回生状態に転じるように前記Hブリッジ回路部の動作を制御し、
前記短絡判定処理部は、
前記負荷電流値が前記第1閾値より高い値に設定された第2閾値以上であるか否かに基づいて前記短絡異常が生じているか否かを判定し、
前記負荷電流値が前記マスク時間内に前記第2閾値に到達しないとき、前記回生状態における前記回生電流値に基づいて前記短絡異常が生じているか否かを判定し、
前記短絡判定処理部は、
前記負荷電流値が前記マスク時間内に前記第2閾値に到達しないとき、前記通電状態から前記回生状態に転じた時点における前記負荷電流値と前記回生電流値との差に基づいて前記短絡異常が生じているか否かを判定する誘導性負荷制御装置。 - 前記マスク時間は、前記短絡異常が生じていない正常時において前記負荷電流値が前記第1閾値に到達するのに要する時間よりも短い時間に設定されている請求項1から5のいずれか一項に記載の誘導性負荷制御装置。
- 誘導性の負荷を駆動するHブリッジ回路部(5、32)と、
所定の基準周期毎に、直流電源から前記負荷に対する通電が停止される回生状態から、前記直流電源から前記負荷に対する通電が実行される通電状態に転じるように、前記Hブリッジ回路部の動作を制御する通電制御部(21、41)と、
前記Hブリッジ回路部を構成するスイッチング素子(16~19)のうち前記通電状態のときにオンされるスイッチング素子に流れる電流である負荷電流を検出する負荷電流検出部(7、33)と、
前記Hブリッジ回路部を構成するスイッチング素子のうち前記回生状態のときにオンされるスイッチング素子に流れる電流である回生電流を検出する回生電流検出部(8、9、37、38)と、
前記負荷電流検出部による検出値である負荷電流値および前記回生電流検出部による検出値である回生電流値に基づいて、前記Hブリッジ回路部から前記負荷へと至る配線に短絡異常が生じているか否かを判定する短絡判定処理部(22、42)と、
を備え、
前記通電制御部は、
前記基準周期の開始時点から所定のマスク時間が経過した時点以降において前記負荷電流値が所定の第1閾値以上になると、前記通電状態から前記回生状態に転じるように前記Hブリッジ回路部の動作を制御し、
前記短絡判定処理部は、
前記負荷電流値が前記第1閾値より高い値に設定された第2閾値以上であるか否かに基づいて前記短絡異常が生じているか否かを判定し、
前記負荷電流値が前記マスク時間内に前記第2閾値に到達しないとき、前記回生状態における前記回生電流値に基づいて前記短絡異常が生じているか否かを判定し、
前記短絡判定処理部は、前記短絡異常が生じていると判定すると、前記マスク時間を所定時間だけ短くする誘導性負荷制御装置。 - 前記通電制御部は、前記短絡判定処理部により前記短絡異常が生じていると判定されると、前記負荷に対する通電を遮断し、所定時間の経過後に前記負荷に対する通電を再度実行する請求項1から7のいずれか一項に記載の誘導性負荷制御装置。
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