JP7192838B2 - 作業車両 - Google Patents

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本発明は、田植機などの作業車両に関する。
車体を走行させる走行装置と、苗を圃場へ植付ける、車体へ取付けられた植付装置と、を備えた田植機が、知られている(たとえば、特許文献1参照)。
このような田植機は、車体を所定のルートに沿って自動的に走行させる自動走行制御を実行することができる。
特開2016-010336号公報
ところで、本発明者は、ある場合においては、自動走行制御を禁止することが望ましいと考えている。
たとえば、本発明者は、植付作業が実行されない、圃場外の路上走行においては、作業者の判断に応じた安全な手動走行が確実に行われるように、自動走行制御を禁止することが望ましいと考えている。
しかしながら、本発明者は、従来の田植機においては自動走行制御を禁止することができないことに気付いた。
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、安全性を向上させることができる作業車両を提供することを目的とする。
第1の本発明は、車体(10)を走行させる走行装置(30)と、移植物を圃場へ植付ける、前記車体(10)へ取付けられた植付装置(100)と、前記車体(10)を所定のルートに沿って自動的に走行させる自動走行制御を実行するコントローラー(300)と、を備え、前記移植物を前記植付装置(100)へ搬送する搬送装置(200)を備え、前記移植物を圃場へ植付ける、植付作業が実行されていない場合においては、前記自動走行制御を禁止する作業車両であって、前記植付作業が実行されていない場合とは、前記搬送装置(200)が動作していない場合であり、前記搬送装置(200)の動作状態を検出する搬送動作検出装置(210)と、前記搬送動作検出装置(210)を洗浄する洗浄装置(220)と、を備え、前記植付作業が実行されていない場合とは、前記洗浄装置(220)が動作していない場合であることを特徴とする作業車両である。
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の本発明は、前記車体(10)へ取付けられたエンジン(20)を備え、前記植付作業が実行されており、前記自動走行制御が実行されている場合においては、所定の事象が発生しているとき、前記所定の事象の発生が外部に報知され、前記エンジン(20)のエンジン回転数があらかじめ定められた回転数になるように減少させられることを特徴とする請求項1記載の作業車両である。
の本発明は、前記車体(10)へ取付けられたGPS装置(400)と、前記GPS装置(400)の受信電波レベルを検出する受信電波レベル検出装置(410)と、を備え、前記所定の事象が発生しているときとは、前記受信電波レベル検出装置(410)があらかじめ定められた電波レベルを超える前記受信電波レベルを検出していないときであることを特徴とする請求項に記載の作業車両である。
の本発明は、前記圃場の畦際が表示される圃場マップを生成する、前記車体(10)へ脱着可能に取付けられたタブレット端末装置(500)を備え、前記所定の事象が発生しているときとは、前記車体(10)の畦際接近レベルがあらかじめ定められた接近レベルを超えているときであることを特徴とする請求項に記載の作業車両である。
の本発明は、前記車体(10)の車体傾斜レベルを検出する車体傾斜レベル検出装置(600)を備え、前記所定の事象が発生しているときとは、前記車体傾斜レベル検出装置(600)があらかじめ定められた傾斜レベルを超える前記車体傾斜レベルを検出しているときであることを特徴とする請求項に記載の作業車両である。
第1の本発明により、植付作業が実行されていない場合とは、搬送装置(200)が動作していない場合であるので、安全性の向上にともなう構成の複雑化を回避することが可能である。
また、植付作業が実行されていない場合とは、洗浄装置(220)が動作していない場合であるので、安全性の向上にともなう構成の複雑化を回避することが可能である。
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の本発明により、第1本発明の効果に加えて、植付作業が実行されており、自動走行制御が実行されている場合においては、所定の事象が発生しているとき、所定の事象の発生が外部に報知され、エンジン(20)のエンジン回転数があらかじめ定められた回転数になるように減少させられるので、安全性をさらに向上させることが可能である。
の本発明により、第の本発明の効果に加えて、所定の事象が発生しているときとは、受信電波レベル検出装置(410)があらかじめ定められた電波レベルを超える受信電波レベルを検出していないときであるので、安全性のさらなる向上にともなう構成の複雑化を回避することが可能である。
の本発明により、第の本発明の効果に加えて、所定の事象が発生しているときとは、車体(10)の畦際接近レベルがあらかじめ定められた接近レベルを超えているときであるので、安全性のさらなる向上にともなう構成の複雑化を回避することが可能である。
の本発明により、第の本発明の効果に加えて、所定の事象が発生しているときとは、車体傾斜レベル検出装置(600)があらかじめ定められた傾斜レベルを超える車体傾斜レベルを検出しているときであるので、安全性のさらなる向上にともなう構成の複雑化を回避することが可能である。
本発明における実施の形態の田植機の左側面図 本発明における実施の形態の田植機の上面図 本発明における実施の形態の田植機の動力伝達系および制御系のブロック図 本発明における実施の形態の田植機の車体右側の洗浄液タンク近傍の正面図 本発明における実施の形態の田植機の回転センサー近傍の右側面図 (a)本発明における実施の形態の田植機の搬送スイッチ近傍の左側面図、(b)本発明における実施の形態の田植機の搬送スイッチ近傍の背面図、(c)本発明における実施の形態の田植機の搬送スイッチ近傍の右側面図 本発明における実施の形態の田植機の搬送モーター近傍の左側面図 本発明における実施の形態の田植機の車体右側のマーカー近傍の上面図
以下、図面を参照しながら、本発明における実施の形態について詳細に説明する。
はじめに、図1~3を参照しながら、本実施の形態の田植機の構成および動作について具体的に説明する。
ここに、図1は本発明における実施の形態の田植機の左側面図であり、図2は本発明における実施の形態の田植機の上面図であり、図3は本発明における実施の形態の田植機の動力伝達系および制御系のブロック図である。
図1および2においては、8条植えの乗用型ポット苗用田植機が示されており、植付装置100は4個の植付部110を有し、それぞれの植付部110は左右一対の2個のロータリ植付杆111を有する。そして、理解を容易にするために、車体左側のマーカー80については、二つの状態が同時に示されている。
本実施の形態の田植機は本発明における作業車両の一例であり、本実施の形態の苗は本発明における移植物の一例である。
最初に説明されるのは、本実施の形態の田植機の基本的な構成および動作である。したがって、本実施の形態の田植機が、苗の植付作業が実行されていない場合においては、自動走行制御を禁止する点などについては、後に詳細に説明する。
運転ユニット50は、エンジンカバー21の上方に設けられた座席52を有する。
座席52の前方には、前輪31を操作するための操舵ハンドル51が設けられている。そして、エンジンカバー21の左右両側には、水平なステップフロア53が設けられている。さらに、操舵ハンドル51の左右両側には、予備苗載台101が設けられている。
走行装置30は、車体10を走行させる装置である。
整地装置60は、圃場を整地する装置である。
マーカー80は、次工程の植付作業の目安となるマークを圃場へ形成する、車体10へ収納可能に取付けられたマーカーである。
植付装置100は、苗を圃場へ植付ける、車体10へ取付けられた装置である。
搬送装置200は、苗を植付装置100へ搬送する装置である。
植付装置100は、植付装置昇降機構90を介して車体10の後側へ取付けられている。施肥装置70の本体は、車体10の上側へ取付けられている。
メインフレーム11へ取付けられたエンジン20の回転動力は、HST(Hydro Static Transmission)機構42などを介してトランスミッション機構43の副変速装置などへ伝達される。トランスミッション機構43において変速された回転動力は、走行装置30の前輪31および後輪32などにおいて利用される走行動力と、植付装置100の植付部110などにおいて利用される外部取出動力と、に分離される。
走行動力の一部は左右の前輪ファイナルケースへ伝達されて左右一対の前輪31を駆動し、走行動力の残りが左右の後輪ギヤケースへ伝達されて左右一対の後輪32を駆動する。そして、左の後輪ギヤケースへ伝達された走行動力の一部は、整地ローター駆動軸へ伝達されて整地ローター61を駆動する。
搬送動作検出装置210は、搬送装置200の動作状態を検出する装置である。
洗浄装置220は、搬送動作検出装置210を洗浄する装置である。
コントローラー300は、車体10を所定のルートに沿って自動的に走行させる自動走行制御を実行するコントローラーである。
受信電波レベル検出装置410は、車体10へ取付けられたGPS(Global Positioning System)装置400の受信電波レベルを検出する装置である。
タブレット端末装置500は、圃場の畦際が表示される圃場マップを生成する、車体10へ脱着可能に取付けられた装置である。
メモリ510は、圃場が表示される圃場マップを格納するメモリである。
車体傾斜レベル検出装置600は、車体10の車体傾斜レベルを検出する装置である。
(A)本実施の形態の田植機が、苗の植付作業が実行されていない場合においては、自動走行制御を禁止する点について詳細に説明する。
典型的な自動走行制御においては、GPS装置400による位置情報に基づいて、直線状のティーチング経路に平行な複数の目標経路が所定のルートとして生成され、車体10はこのような所定のルートに沿って自動的に走行させられる。車体10が次工程の目標経路に移動する畦際旋回は、自動走行制御が牽制され、旋回指示ボタンなどによる作業者の指示に基づいて手動的に行われてもよいし、半自動的に行われてもよい。
本実施の形態においては、自動走行制御は、自動走行制御モードが自動走行制御モード指示スイッチ310によりオンされているときに、実行される。
もちろん、自動走行制御モード指示スイッチ310は搭載されておらず、自動走行制御は、禁止されない限り、常に実行されてもよい。
さて、直進アシスト制御として機能するこのような自動走行制御は便利であるが、ある場合においては、自動走行制御モードがオンされていても、自動走行制御を禁止することが望ましい。
たとえば、植付作業が実行されない、圃場外の路上走行においては、作業者の判断に応じた安全な手動走行が確実に行われるように、自動走行制御を禁止することが望ましい。
そして、植付作業が実行されない、ティーチング経路の設定にともなう方位記憶のための圃場内の空植走行においても、作業者の判断に応じた正確な手動走行が確実に行われるように、自動走行制御を禁止することが望ましい。
そこで、本実施の形態の田植機は、苗の植付作業が実行されていない場合においては、自動走行制御を禁止する。
本実施の形態においては、植付作業が実行されていない場合とは、整地装置60が動作していない場合である。
そして、本実施の形態においては、コントローラー300は、植付作業が実行されていない場合に自動走行制御を禁止するといった場面も想定して、検出された整地装置60の動作状態を整地動作検出装置62から報告される。
たとえば、整地動作検出装置62は4個の回転センサーを利用して4個の整地ローター61のオンオフ状態を検出し、直進アシスト制御は、少なくとも1個の整地ローター61のオン状態が検出されている場合において許可され、4個の整地ローター61のオフ状態が検出されている場合において禁止される。
より具体的に説明すると、つぎの通りである。すなわち、4個の植付部110の内、植付作業を実行するべき植付部110は部分条クラッチ機構を利用して選択され、選択されていない植付部110に対応する整地ローター61はオフされている。したがって、直進アシスト制御は、少なくとも1個の植付部110に対応する整地ローター61がオンされている場合において許可され、そうでなければ禁止される。
要するに、コントローラー300が整地装置60の動作状態を直接的にも間接的にも制御しない構成においてはもちろん、コントローラー300が整地装置60の動作状態を直接的または間接的に制御する構成においても、直接的または間接的に検出された整地装置60の動作状態はコントローラー300に報告され自動走行制御を禁止するために利用されてもよい。
ある実施の形態においては、コントローラー300は、植付作業が実行されていない場合に自動走行制御を禁止するといった場面も想定して、作業者の指示を整地ローター61の整地手動指示スイッチから受取ってもよい。
要するに、コントローラー300が作業者の指示を受取って整地装置60の動作状態を直接的または間接的に制御する構成においては、整地装置60の動作状態はコントローラー300により自ずから認識されているので、直接的または間接的に検出された整地装置60の動作状態は、コントローラー300に報告され自動走行制御を禁止するために利用されてもよいが、コントローラー300に報告されなくてもよい。
これらの実施の形態においては、自動走行制御は、植付作業が実行されていない場合であると見なされる整地装置60が動作していない場合において禁止される。したがって、自動走行制御が圃場から圃場への移動時または畦道走行時などにおいて実行されてしまう恐れは、ほとんどない。
(A1a)なお、植付作業が実行されていない場合とは、搬送装置200が動作していない場合である、別の実施の形態も、考えられる。
ある実施の形態においては、コントローラー300は、植付作業が実行されていない場合に自動走行制御を禁止するといった場面も想定して、検出された洗浄液ポンプ221の動作状態を洗浄動作検出装置225から報告されてもよい。
たとえば、図4および5に示されているように、洗浄動作検出装置225は通電センサーを利用して洗浄液ポンプ221のオンオフ状態を検出し、直進アシスト制御は、洗浄液ポンプ221のオン状態が検出されている場合において許可され、洗浄液ポンプ221のオフ状態が検出されている場合において禁止される。
ここに、図4は本発明における実施の形態の田植機の車体右側の洗浄液タンク222近傍の正面図であり、図5は本発明における実施の形態の田植機の回転センサー211近傍の右側面図である。
図5において中央近傍に描かれている回転センサー211の回転部の回転動作、または回転動作に関連するその他の動作が正常に検出されないことは、ポット苗の苗トレイ102が何らかの理由で詰まっていることを示唆する。
より具体的に説明すると、つぎの通りである。すなわち、4個の植付部110に対応する、ポット苗が入った使用前の4枚の苗トレイ102は搬送装置200の搬送路204に沿って搬送され、ポット苗が取出された使用後の苗トレイ102は苗トレイ回収装置230により回収される。搬送装置200の搬送モーター201は、苗トレイ102の送りローラーを間欠的に動かすモーターであってもよいし、苗トレイ102の送り孔に係合する繰出フックを上下方向において間欠的に動かすモーターであってもよい。左右一対の洗浄液タンク222の洗浄液は、電動式の洗浄液ポンプ221により洗浄液チューブ224を通って送液され、洗浄液ノズル223から欠株センサーとして機能する搬送動作検出装置210の回転センサー211に向かって噴出される。1個の洗浄液ポンプ221により、洗浄液ポンプ221が取付けられているメインタンクとして機能する車体右側の洗浄液タンク222の洗浄液が洗浄液チューブ端部224aを通って送液されるのみならず、サブタンクとして機能する車体左側の洗浄液タンク222の洗浄液も洗浄液チューブ端部224b、洗浄液ポンプ221および洗浄液チューブ端部224aをこの順番に通って送液されるので、部品点数が削減される。そして、植付作業が実行されている場合においては、回転センサー211は泥などの異物が付着しないように洗浄される。回転センサー211を植付作業時に洗浄するための洗浄液ポンプ221は、田植機仕様によっては搭載されない整地装置60とは異なって標準的に搭載されるので、動作状態の監視対象として好適である。
この実施の形態においては、植付作業が実行されていない場合とは、洗浄装置220が動作していない場合である。
ある実施の形態においては、コントローラー300は、植付作業が実行されていない場合に自動走行制御を禁止するといった場面も想定して、検出された搬送スイッチ202の動作状態を搬送動作検出装置210から報告されてもよい。
たとえば、図6に示されているように、搬送動作検出装置210は4個の通電センサーを利用して4個の搬送スイッチ202のオンオフ状態を検出し、直進アシスト制御は、少なくとも1個の搬送スイッチ202のオン状態が検出されている場合において許可され、4個の搬送スイッチ202のオフ状態が検出されている場合において禁止される。
ここに、図6(a)は本発明における実施の形態の田植機の搬送スイッチ202近傍の左側面図であり、図6(b)は本発明における実施の形態の田植機の搬送スイッチ202近傍の背面図であり、図6(c)は本発明における実施の形態の田植機の搬送スイッチ202近傍の右側面図である。
図6(c)における視線の向きは、図5における視線の向きと一致しているとみなされる。
より具体的に説明すると、つぎの通りである。すなわち、4個の植付部110の内、植付作業を実行するべき植付部110は部分条クラッチ機構を利用して選択され、選択されていない植付部110に対応する搬送スイッチ202はオフされたままである。したがって、直進アシスト制御は、少なくとも1個の植付部110に対応する、箱状の苗トレイ102を矢印X1~X3の向きに送るための箱送りスイッチとして機能する搬送スイッチ202が規定時間間隔に応じて間欠的にオンされている場合において許可され、そうでなければ禁止される。搬送モーター201および搬送スイッチ202は、田植機仕様によっては搭載されない整地装置60とは異なって標準的に搭載されるので、動作状態の監視対象として好適である。
ある実施の形態においては、コントローラー300は、植付作業が実行されていない場合に自動走行制御を禁止するといった場面も想定して、検出された搬送モーター201の動作状態を回転センサー211から報告されてもよい。
たとえば、図5に示されているように、搬送動作検出装置210は4個の回転センサー211を利用して4個の搬送モーター201のオンオフ状態を検出し、直進アシスト制御は、少なくとも1個の搬送モーター201のオン状態が検出されている場合において許可され、4個の搬送モーター201のオフ状態が検出されている場合において禁止される。
より具体的に説明すると、つぎの通りである。すなわち、4個の植付部110の内、植付作業を実行するべき植付部110は部分条クラッチ機構を利用して選択され、選択されていない植付部110に対応する搬送モーター201はオフされたままである。したがって、直進アシスト制御は、少なくとも1個の植付部110に対応する搬送モーター201が規定時間間隔に応じて間欠的にオンされている場合において許可され、そうでなければ禁止される。搬送モーター201および回転センサー211は、田植機仕様によっては搭載されない整地装置60とは異なって標準的に搭載されるので、動作状態の監視対象として好適である。
これらの実施の形態においては、植付作業が実行されていない場合とは、搬送動作検出装置210が搬送装置200のオン状態を検出していない場合である。
要するに、コントローラー300が搬送装置200の動作状態を直接的にも間接的にも制御しない構成においてはもちろん、コントローラー300が搬送装置200の動作状態を直接的または間接的に制御する構成においても、直接的または間接的に検出された搬送装置200の動作状態はコントローラー300に報告され自動走行制御を禁止するために利用されてもよい。
ある実施の形態においては、図7に示されているように、コントローラー300は、植付作業が実行されていない場合に自動走行制御を禁止するといった場面も想定して、作業者の指示を搬送モーター201の搬送手動指示スイッチ203から受取ってもよい。
ここに、図7は、本発明における実施の形態の田植機の搬送モーター201近傍の左側面図である。
要するに、コントローラー300が作業者の指示を受取って搬送装置200の動作状態を直接的または間接的に制御する構成においては、搬送装置200の動作状態はコントローラー300により自ずから認識されているので、直接的または間接的に検出された搬送装置200の動作状態は、コントローラー300に報告され自動走行制御を禁止するために利用されてもよいが、コントローラー300に報告されなくてもよい。
これらの実施の形態においては、自動走行制御は、植付作業が実行されていない場合であると見なされる搬送装置200が動作していない場合において禁止される。したがって、自動走行制御が圃場から圃場への移動時または畦道走行時などにおいて実行されてしまう恐れは、ほとんどない。
(A1b)また、植付作業が実行されていない場合とは、マーカー80がマークを圃場へ形成しないように収納されている場合である、別の実施の形態も、考えられる。
ある実施の形態においては、コントローラー300は、植付作業が実行されていない場合に自動走行制御を禁止するといった場面も想定して、検出されたマーカー80の収納状態をマーカー収納検出装置82から報告されてもよい。
たとえば、図8に示されているように、マーカー収納検出装置82は2個の接触センサーを利用して左右一対の2個のマーカー80の収納状態を検出し、直進アシスト制御は、2個のマーカー80両方の収納状態が検出されていない場合において許可され、2個のマーカー80両方の収納状態が検出されている場合において禁止される。
ここに、図8は、本発明における実施の形態の田植機の車体右側のマーカー80近傍の上面図である。
より具体的に説明すると、つぎの通りである。すなわち、マーカー80は、マーカーステイ81へ取付けられた、手動的に回動されるフロントマーカーである。マーカー収納検出装置82の接触センサーは、マーカー折畳支点部の車体内側位置P1へ取付けられたプッシュオンスイッチであってもよいし、マーカー折畳支点部の車体外側位置P2へ取付けられたプッシュオフスイッチであってもよい。マーカー80は、田植機仕様によっては搭載されない整地装置60とは異なって標準的に搭載されるので、動作状態の監視対象として好適である。
要するに、コントローラー300がマーカー80の収納状態を直接的にも間接的にも制御しない構成においてはもちろん、コントローラー300がマーカー80の収納状態を直接的または間接的に制御する構成においても、直接的または間接的に検出されたマーカー80の収納状態はコントローラー300に報告され自動走行制御を禁止するために利用されてもよい。
ある実施の形態においては、コントローラー300は、植付作業が実行されていない場合に自動走行制御を禁止するといった場面も想定して、作業者の指示をマーカー回動モーターの回動手動指示スイッチから受取ってもよい。
要するに、コントローラー300が作業者の指示を受取ってマーカー80の収納状態を直接的または間接的に制御する構成においては、マーカー80の収納状態はコントローラー300により自ずから認識されているので、直接的または間接的に検出されたマーカー80の収納状態は、コントローラー300に報告され自動走行制御を禁止するために利用されてもよいが、コントローラー300に報告されなくてもよい。
これらの実施の形態においては、自動走行制御は、植付作業が実行されていない場合であると見なされるマーカー80が収納されている場合において禁止される。したがって、自動走行制御が圃場から圃場への移動時または畦道走行時などにおいて実行されてしまう恐れは、ほとんどない。
(A2)なお、本実施の形態の田植機が、車体10のGPS位置が圃場マップに表示される圃場の範囲の外にある場合においては、自動走行制御を禁止する、別の実施の形態も、考えられる。
このような別の実施の形態においても、植付作業が実行されない、圃場外の路上走行においては、作業者の判断に応じた安全な手動走行が確実に行われる。
(B)植付作業が実行されており、自動走行制御が実行されている場合においては、所定の事象が発生しているとき、所定の事象の発生が外部に報知され、車体10へ取付けられたエンジン20のエンジン回転数があらかじめ定められた回転数になるように減少させられる点について詳細に説明する。
本実施の形態においては、所定の事象が発生しているときとは、受信電波レベル検出装置410があらかじめ定められた電波レベルを超える受信電波レベルを検出していないときである。
警報が手動旋回開始を報知するためのブザーまたはランプなどを有する報知装置700を利用して外部に出力された後、実行されていた自動走行制御は休止される。
そして、エンジン回転数は、エンジン20への燃料供給を自動的に減少させることができる電動式のアクセル機構41を利用してアイドリング回転数になるように減少させられる。
ある実施の形態においては、HST出力回転数が電動式のHST機構42を利用して減少させられてもよい。しかしながら、電動式のHST機構42は田植機仕様によっては搭載されない機構であるが、電動式のアクセル機構41は田植機仕様にかかわらず標準的に搭載される機構であって制御対象として好適である。
ある実施の形態においては、エンジン回転数は、自動走行制御モードが自動走行制御モード指示スイッチ310によりオフされない限り、エンジン20が停止されてゼロになるように減少させられてもよい。しかしながら、エンジン回転数がゼロになるように減少させられると、植付作業を再開するための手動復帰が完了するまでに必要な時間は長くなることがあるが、エンジン回転数がゼロではないアイドリング回転数になるように減少させられると、手動復帰が完了するまでに必要な時間はあまり長くならない。
さらに、エンジン回転数が減少させられると同時に、後輪サイドクラッチ機構44はオフされる。
後輪サイドクラッチ機構44は、タイヤに付着した泥が落下しやすいように、旋回内側の後輪32へトランスミッション装置により伝達される走行動力を断続的にオンオフするための油圧制御機構であり、田植機仕様にかかわらず標準的に搭載されるので、制御対象として好適である。
前輪31が駆動されていても、後輪32が駆動されていなければ、大きなパワーが必要な圃場内の走行は不可能であるので、後輪サイドクラッチ機構44がオフされると車体10は停止する。
受信電波レベル検出装置410があらかじめ定められた電波レベルを超える受信電波レベルを検出していないときには、警報が出力された後、自動走行制御は休止され、エンジン回転数が減少させられると同時に、後輪サイドクラッチ機構44はオフされるので、安全性が向上する。
(B1)なお、所定の事象が発生しているときとは、車体10の畦際接近レベルがあらかじめ定められた接近レベルを超えているときである、別の実施の形態も、考えられる。
このような別の実施の形態においても、たとえば、車体10から畦際までの距離が8メートルより小さくなったときには、警報が出力された後、自動走行制御は休止され、エンジン回転数が減少させられると同時に、後輪サイドクラッチ機構44はオフされる。
したがって、車体10が畦際に乗込んでしまう恐れはほとんどないので、安全性が向上する。
(B2)また、所定の事象が発生しているときとは、車体傾斜レベル検出装置600があらかじめ定められた傾斜レベルを超える車体傾斜レベルを検出しているときである、別の実施の形態も、考えられる。
このような別の実施の形態においても、たとえば、車体10の水平面に対する傾斜角度が10度より大きくなったときには、警報が出力された後、自動走行制御は休止され、エンジン回転数が減少させられると同時に、後輪サイドクラッチ機構44はオフされる。
したがって、車体10が畦際に乗上げて傾斜してしまう恐れはほとんどないので、安全性が向上する。
(C)左右一対の2個の圃場深度センサーにより検出される、車体右側および車体左側の深度が相異なる、またはあらかじめ定められた深度を超えるとき、デフロックはオンされる点について説明する。
上述されたように、典型的な自動走行制御においては、GPS装置400による位置情報に基づいて、直線状のティーチング経路に平行な複数の目標経路が所定のルートとして生成され、車体10はこのような所定のルートに沿って自動的に走行させられる。
そこで、直進アシスト制御が実行されている場合においては、車体右側および車体左側の深度が相異なる、またはあらかじめ定められた深度を超えるとき、デフロックはオンされる。
すると、デファレンシャルギアは機能せず、左右一対の後輪32は同じ回転数で駆動されるので、車体10の直進精度は高くなり、施肥装置70による施肥における肥料重複散布植付区間および肥料無散布植付区間は発生しにくくなり、植付精度も高くなる。
そして、操舵ハンドル51の操舵角度センサーによる操舵情報、またはGPS装置400による位置情報などに基づいて、植付部110が有する左右一対の2個のロータリ植付杆111の回転は、車体10の直進精度に応じて僅かに相異ならせられてもよい。
すると、車体10の向きの変動を吸収することにより、2個のロータリ植付杆111により植付けられる対応する2本の苗の位置を直進方向に関しては一致させることができるので、横から見たこれら2本の苗の位置は真直ぐに揃い、将来における収穫作業は容易に実行される。
(D)本実施の形態の田植機の無人自動植付作業について説明する。
無人自動植付作業においては不要となる座席52などのユニットは、車体10から取外される。
そして、車体前後方向における前輪31と後輪32との間の距離はおよそ1メートルであり、GPS装置400は十分な受信電波レベルが確保されるように車体10のルーフトップ中央部へ取付けられる。
カメラおよびランプなどが、車体10のフロント側部へ取付けられてもよい。
圃場内の走行は上述された自動走行制御により行われ、圃場外の走行は無線式のリモートコントローラーを利用して遠隔走行制御により行われる。
苗および肥料などの資材を収納する、前方へ引出し可能なドロワー式の資材収納部は、車体10のフロント部へ取付けられる。
コンベア後部が苗タンクへ接続された、予備苗をドローンなどの無人飛行体により自動的に補給するための4個のベルトコンベアが、4個の植付部110に対応してステップフロア53の上部に設けられていてもよい。
現在の有人植付作業または半自動植付作業においては困難である連続植付が実現され、植付作業の省力化および効率化が促進される。
本発明における作業車両は、安全性を向上させることができ、田植機などの作業車両に利用する目的に有用である。
10 車体
11 メインフレーム
20 エンジン
21 エンジンカバー
30 走行装置
31 前輪
32 後輪
41 アクセル機構
42 HST機構
43 トランスミッション機構
44 後輪サイドクラッチ機構
50 運転ユニット
51 操舵ハンドル
52 座席
53 ステップフロア
60 整地装置
61 整地ローター
62 整地動作検出装置
70 施肥装置
80 マーカー
81 マーカーステイ
82 マーカー収納検出装置
90 植付装置昇降機構
100 植付装置
101 予備苗載台
102 苗トレイ
110 植付部
111 ロータリ植付杆
200 搬送装置
201 搬送モーター
202 搬送スイッチ
203 搬送手動指示スイッチ
204 搬送路
210 搬送動作検出装置
211 回転センサー
220 洗浄装置
221 洗浄液ポンプ
222 洗浄液タンク
223 洗浄液ノズル
224 洗浄液チューブ
225 洗浄動作検出装置
230 苗トレイ回収装置
300 コントローラー
310 自動走行制御モード指示スイッチ
400 GPS装置
410 受信電波レベル検出装置
500 タブレット端末装置
510 メモリ
600 車体傾斜レベル検出装置
700 報知装置

Claims (5)

  1. 車体(10)を走行させる走行装置(30)と、移植物を圃場へ植付ける、前記車体(10)へ取付けられた植付装置(100)と、前記車体(10)を所定のルートに沿って自動的に走行させる自動走行制御を実行するコントローラー(300)と、を備え、
    前記移植物を前記植付装置(100)へ搬送する搬送装置(200)を備え、
    前記移植物を圃場へ植付ける、植付作業が実行されていない場合においては、前記自動走行制御を禁止する作業車両であって、
    前記植付作業が実行されていない場合とは、前記搬送装置(200)が動作していない場合であり、
    前記搬送装置(200)の動作状態を検出する搬送動作検出装置(210)と、前記搬送動作検出装置(210)を洗浄する洗浄装置(220)と、を備え、前記植付作業が実行されていない場合とは、前記洗浄装置(220)が動作していない場合であることを特徴とする作業車両。
  2. 前記車体(10)へ取付けられたエンジン(20)を備え、前記植付作業が実行されており、前記自動走行制御が実行されている場合においては、所定の事象が発生しているとき、前記所定の事象の発生が外部に報知され、前記エンジン(20)のエンジン回転数があらかじめ定められた回転数になるように減少させられることを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記車体(10)へ取付けられたGPS装置(400)と、前記GPS装置(400)の受信電波レベルを検出する受信電波レベル検出装置(410)と、を備え、前記所定の事象が発生しているときとは、前記受信電波レベル検出装置(410)があらかじめ定められた電波レベルを超える前記受信電波レベルを検出していないときであることを特徴とする請求項に記載の作業車両。
  4. 前記圃場の畦際が表示される圃場マップを生成する、前記車体(10)へ脱着可能に取付けられたタブレット端末装置(500)を備え、前記所定の事象が発生しているときとは、前記車体(10)の畦際接近レベルがあらかじめ定められた接近レベルを超えているときであることを特徴とする請求項に記載の作業車両。
  5. 前記車体(10)の車体傾斜レベルを検出する車体傾斜レベル検出装置(600)を備え、前記所定の事象が発生しているときとは、前記車体傾斜レベル検出装置(600)があらかじめ定められた傾斜レベルを超える前記車体傾斜レベルを検出しているときであることを特徴とする請求項に記載の作業車両。
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