JP7192641B2 - 液体収納容器、液体収納容器の使用方法、液体収納容器の折り畳み方法および液体収納容器と外装容器の組合体 - Google Patents

液体収納容器、液体収納容器の使用方法、液体収納容器の折り畳み方法および液体収納容器と外装容器の組合体 Download PDF

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Description

本開示の実施形態は、液体収納容器および液体収納容器と外装容器の組合体に係り、とりわけ工業薬品分野、医薬品や化粧品原料分野等で流動性内容物の保管や輸送に供せられる液体収納容器、液体収納容器の使用方法および液体収納容器と外装容器の組合体に関する。
従来、工業薬品分野、医薬品や化粧品原料分野等で、保管や輸送にアルミニウム、プラスチック、スチール、ステンレス、ファイバーボード等で作られた外装容器の内部に配置され、流動性内容物を収容する液体収納容器が使用されている。
このような液体収納容器は、使用済みの液体収納容器を外装容器から取り出し、新たな液体収納容器を外装容器内にセットするだけで再使用することができるために、例えば、液体収納容器を使用せずに直にプラスチックやスチール等の外装容器に流動性内容物を充填する場合に比べて、洗浄する手間等が省けるなどの利点があり、工業薬品、医薬品や化粧品原料の容器として広く使用されている。
また液体収納容器として、袋本体と、袋本体に取付けられた注出口とを有する扁平状のものが知られている。このような液体収納容器は、まずコンパクトに折畳まれ外装容器の開口部から外装容器内に挿入される。その後液体収納容器は外装容器内で膨らまされて、外装容器内に液体収納容器の外形が外装容器の内面に沿うよう配置される。
液体収納容器を配置する外装容器として大容量のものが用いられる場合、例えば容量として1000l程度の大きさの外装容器が用いられ、外装容器はコンテナのような箱型形状を有する。上述したように、コンパクトに折畳まれて外装容器内に挿入された扁平状の液体収納容器は、箱型の外装容器の内面形状に合わせて膨らむことになる。しかしながら、箱型形状を有する外装容器内で扁平状の液体収納容器を箱型の外装容器の内面形状に合わせて確実に膨らませることはむずかしい。
特開2008-7154号公報 特許第3,464,232号公報 米国特許第5,102,010号公報
本開示の実施形態はこのような点を考慮してなされたものであり、外装容器内に挿入された液体収納容器を容易かつ簡単に外装容器の内面形状に合わせて膨らませることができる液体収納容器、液体収納容器の使用方法および液体収納容器と外装容器の組合体を提供することを目的とする。
本開示の実施形態に係る液体収納容器は、開口部を有する外装容器内に、この開口部から挿入される液体収納容器において、第1の基材部と、第2の基材部と、前記第1の基材部と前記第2の基材部の両側に設けられた一対のガセット部とを有する袋本体と、前記袋本体に設けられた注出口とを備え、前記袋本体の底部は、底縁接合部を有し、前記袋本体の底部に前記底縁接合部を含む矩形状の底面が形成され、前記袋本体の上部は、上縁接合部を有し、前記袋本体の上部に前記上縁接合部を含む矩形状の上面が形成され、前記底面には、第1固定手段が設けられ、前記上面には、第2固定手段が設けられ、前記底縁接合部は前記第1の基材部と前記第2の基材部を接合してなる底縁本体接合部と、前記第1の基材部と前記ガセット部および前記第2の基材部と前記ガセット部を接合する底縁ガセット部接合部とを有し、前記第1固定手段は前記底縁ガセット部接合部同士を固定し、前記上縁接合部は前記第1の基材部と前記第2の基材部を接合する上縁本体接合部と、前記第1の基材部と前記ガセット部および前記第2の基材部と前記ガセット部を接合する上縁ガセット部接合部とを有し、前記第2固定手段は前記上縁ガセット部接合部同士を固定する液体収納容器である。
本開示の実施形態に係る液体収納容器は、前記底面と前記底面の両側に配置された一対のガセット部が第3固定手段により固定され、前記上面と前記上面の両側に配置された一対のガセット部が第4固定手段により固定されることが好適である。
本開示の実施形態に係る液体収納容器は、前記上縁接合部と前記底縁接合部を折り線として2つ折りされることが好適である。
本開示の実施形態に係る液体収納容器は、縦方向折曲線に沿って折畳まれることが好適である。
本開示の実施形態に係る液体収納容器は、前記縦方向折曲線に沿って蛇腹状に折畳まれることが好適である。
本開示の実施形態に係る液体収納容器は、折畳まれた形状を維持するよう設けられた保形部を有することが好適である。
本開示の実施形態に係る液体収納容器の使用方法は、上記記載の液体収納容器を準備する工程と、前記液体収納容器を折畳んだ状態で前記開口部から前記外装容器内へ挿入する工程と、を含む液体収納容器の使用方法である。
本開示の実施形態に係る液体収納容器の使用方法は、前記液体収納容器の前記注出口から前記液体収納容器内へ気体を供給して前記液体収納容器を前記外装容器内で膨らませる工程を、更に含むことが好適である。
本開示の実施形態に係る液体収納容器の使用方法は、前記外装容器内で膨らまされた液体収納容器内に、前記注出口から内容液を充填する工程を、更に含むことが好適ある。
本開示の実施形態に係る液体収納容器の使用方法は、前記液体収納容器の前記注出口から前記液体収納容器内へ内容液を供給し、前記液体収納容器を前記外装容器内で膨らませながら、前記液体収納容器内に内容液を充填する工程を、更に含むことが好適である。
本開示の実施形態に係る液体収納容器と外装容器の組合体は、開口部を有する外装容器と、この開口部から挿入された液体収納容器とを備え、前記液体収納容器は、第1の基材部と、第2の基材部と、前記第1の基材部と前記第2の基材部の両側に設けられた一対のガセット部とを有する袋本体と、前記袋本体に設けられた注出口とを備え、前記袋本体の底部は、底縁接合部を有し、前記袋本体の底部に前記底縁接合部を含む矩形状の底面が形成され、前記袋本体の上部は、上縁接合部を有し、前記袋本体の上部に前記上縁接合部を含む矩形状の上面が形成され、前記底面には、第1固定手段が設けられ、前記上面には、第2固定手段が設けられ、前記底縁接合部は前記第1の基材部と前記第2の基材部を接合してなる底縁本体接合部と、前記第1の基材部と前記ガセット部および前記第2の基材部と前記ガセット部を接合する底縁ガセット部接合部とを有し、前記第1固定手段は前記底縁ガセット部接合部同士を固定し、前記上縁接合部は前記第1の基材部と前記第2の基材部を接合する上縁本体接合部と、前記第1の基材部と前記ガセット部および前記第2の基材部と前記ガセット部を接合する上縁ガセット部接合部とを有し、前記第2固定手段は前記上縁ガセット部接合部同士を固定する液体収納容器と外装容器の組合体である。
本開示の実施形態に係る液体収納容器と外装容器の組合体は、開口部を有する外装容器と、この開口部から挿入され内容液が充填された液体収納容器とを備え、前記液体収納容器は、第1の基材部と、第2の基材部と、前記第1の基材部と前記第2の基材部の両側に設けられた一対のガセット部とを有する袋本体と、前記袋本体に設けられた注出口とを備え、前記袋本体の底部は、底縁接合部を有し、前記袋本体の底部に前記底縁接合部を含む矩形状の底面が形成され、前記袋本体の上部は、上縁接合部を有し、前記袋本体の上部に前記上縁接合部を含む矩形状上面が形成され、前記底面には、第1固定手段が設けられ、前記上面には、第2固定手段が設けられ、前記底縁接合部は前記第1の基材部と前記第2の基材部を接合してなる底縁本体接合部と、前記第1の基材部と前記ガセット部および前記第2の基材部と前記ガセット部を接合する底縁ガセット部接合部とを有し、前記第1固定手段は前記底縁ガセット部接合部同士を固定し、前記上縁接合部は前記第1の基材部と前記第2の基材部を接合する上縁本体接合部と、前記第1の基材部と前記ガセット部および前記第2の基材部と前記ガセット部を接合する上縁ガセット部接合部とを有し、前記第2固定手段は前記上縁ガセット部接合部同士を固定する液体収納容器と外装容器の組合体である。
以上のように本開示によれば、外装容器内に挿入された液体収納容器を容易かつ簡単に外装容器の内面形状に合わせて膨らませることができる。
図1は本開示の実施形態による液体収納容器を示す図。 図2は液体収納容器を作製する状態を示す図。 図3は液体収納容器の折畳み作用を示す図。 図4は液体収納容器の折畳み作用を示す図。 図5は液体収納容器の折畳み作用を示す図。 図6は液体収納容器の折畳み作用を示す図。 図7は液体収納容器の折畳み作用を示す図。 図8は液体収納容器の折畳み作用を示す図。 図9は液体収納容器の折畳み作用を示す図。 図10は液体収納容器の折畳み作用を示す図。 図11は液体収納容器の折畳み作用を示す図。 図12は液体収納容器の折畳み作用を示す図。 図13は注出口を示す斜視図。 図14は注出口を示す平面図。 図15Aは保持具を示す平面図。 図15Bは保持具を示す側面図。 図16は保持具内に注出口を挿入する状態を示す図。 図17は、注出口と保持具の組合体を示す平面図。 図18は、注出口と保持具の組合体を示す側面図。 図19は液体収納容器を外装容器内に挿入する状態を示す図。 図20は注出口と保持具の組合体を示す斜視図。 図21は注出口と保持具の組合体を示す側断面図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
ここで図1乃至図21は本発明の実施の形態を示す図である。
まず液体収納容器1について説明する。図1および図2に示すように、第1の基材部2Aと、第2の基材部2Bと、ガセット部2Cを準備し、このうち、まず第1の基材部2Aと第2の基材部2Bを重ね合わせる。次に第1の基材部2Aと第2の基材部2Bの間に両側から、2つ折りされた折込部2C1を有する一対のガセット部2Cを挿入し、接合して接合部10を形成することにより袋本体3を得る。そして液体収納容器1はこの袋本体3と、この袋本体3の上縁3aに配置され第1の基材部2Aと第2の基材部2B間に熱融着された注出口40とを備えている。
ここで「第1の基材部2A」および「第2の基材部2B」は、各々別個のフィルムからなり、互いに合体させて袋本体3を作製してもよく、1枚のフィルムを折畳むことにより第1の基材部2Aと第2の基材部2Bを有する袋本体を作製してもよい。
また本明細書中で、「上部」「上縁」「底部」「底縁」とは、注出口40を上方へ向けて液体収納容器1を配置した場合における「上部」「上縁」「底部」「底縁」のことをいう。さらに「両側」とは袋本体3の上部と底部を結ぶ注出口40を通る直線に直交する第1の基材部2Aおよび第2の基材部2Bの幅方向両側をいう。
この場合、袋本体3は上縁3aと、底縁3bと、側縁3cとを有して矩形形状を有している(図1参照)。
また、接合部10は袋本体3の開口された上部3Aを接合して形成された上縁接合部10aと、袋本体3の開口された底部3Bを接合して形成された底縁接合部10bとを有する。また第1の基材部2Aと一対のガセット部2Cとの間は接合されて、側縁接合部10Cが形成され、第2の基材部2Bと一対のガセット部2Cとの間も接合されて側縁接合部10Cが形成されている。なお、図1および図2に示す実施形態においては、第1の基材部2Aおよび第2の基材部2Bが各々別個のフィルムからなる態様として説明するため、袋本体3の底部3Bが開口されているが、1枚のフィルムを折畳むことにより第1の基材部2Aと第2の基材部2Bを有する袋本体3を作製する場合には、袋本体3の底部3Bが開口せずに折畳んだ箇所を接合して底縁接合部10bを形成してもよい。
このうち上縁接合部10aは第1の基材部2Aと第2の基材部2Bとを接合してなる上縁本体接合部10a1と、第1の基材部2Aとガセット部2C、および第2の基材部2Bとガセット部2Cを接合してなる上縁ガセット部接合部10a2を有する。
さらに底縁接合部10bは第1の基材部2Aと第2の基材部2Bとを接合してなる底縁本体接合部10b1と、第1の基材部2Aとガセット部2Cおよび第2の基材部2Bとガセット部2Cを接合してなる底縁ガセット部接合部10b2を有する。
このようにして、袋本体3と、袋本体3の上縁3aに取付けられた注出口40とによりガセット状に構成された液体収納容器1が構成される。なお、注出口40は必ずしも袋本体3の上縁3aに取付ける必要はなく、第1の基材部2Aの表面または第2の基材部2Bの表面に取付けてもよい。
このような構成からなるガセット状の液体収納容器1は、以下のようにコンパクトに折畳まれて、後述する大型の箱型形状をもつ外装容器5内に開口部5aから挿入される。
次に図3乃至図12により、液体収納容器1の折畳み形態について述べる。
まず図3に示すようにガセット状の液体収納容器1が準備される。
次に図4に示すように、袋本体3の底部3Bに矩形状底面30が形成される。
この場合、まず袋本体3の底部3Bを持上げて、袋本体3の底部3Bのうち第1の基材部2A側を折曲線2A1を介して内側へ折曲げ、同様に第2の基材部2B側を折曲線2B1を内側へ折曲げる。このようにして袋本体3の底部3Bに矩形状の底面30が形成され、この底面30は上述した底縁接合部10bを含む。
次に、矩形状底面30裏側において、ガセット部2Cが三角形状に折込まれて、三角形状の三角形状部2C3が形成される。
図4において、底面30は第1の基材部2Aと第2の基材部2Bとを含み、第1の基材部2Aは矩形状底面30のうち、底縁接合部10bの紙面上側に位置し、第2の基材部2Bは矩形状底面30のうち底縁接合部10bの紙面下側に位置している。
また袋本体の底面30を構成する第1の基材部2Aおよび第2の基材部2Bの裏側に、第1の基材部2Aと第2の基材部2Bの間に折込まれたガセット部2Cの縁2C2が現われている(図4参照)。
次に図5に示すように、底面30に底縁接合部10bに沿って、少なくとも底縁接合部10bのうち、第1の基材部2Aとガセット部2Cとの間および第2の基材部2Bとガセット部2Cとの間の底縁ガセット部接合部10b2同士を固定するため第1固定テープ31が設けられる。しかしながらこの第1固定テープ31は底面30のうち底縁接合部10bの一端から他端まで底縁接合部10bに沿って延びていてもよい。
このように底縁ガセット部接合部10b2を第1固定テープ31で固定することにより、矩形状底面30の矩形形状を確実に維持することができる。
次に底面30と、この底面30の両側に配置された一対のガセット部2Cとを第3固定テープ(第3固定手段)32によって固定し、底面30とこの底面30の両側に配置された一対のガセット部2Cとの間を堅固に固定する。上述のように底面30を構成する第1の基材部2Aおよび第2の基材部2Bの裏面に、ガセット部2Cが折込まれて三角形状部2C3が形成されるが、第3固定テープ32によって底面30とこの底面30の両側に配置された一対のガセット部2Cとの間を固定することにより、液体収納容器1の袋本体3を膨らまし後に袋本体3の内部に液体を充填する際にガセット部2Cが折りこまれて形成された三角形状の三角形状部2C3内に液体が進入しないようになっている。
次に液体収納容器1を引っ繰り返し、底面30を下方へもってくる(図6参照)。
次に図7に示すように、袋本体3の上部3Aに矩形状の上面35が形成される。
この場合、まず袋本体3の上部3Aを持上げて袋本体3の上部3Aのうち第1の基材部2A側を折曲線2A2を介して内側へ折曲げ、同様に第2の基材部2B側を折曲線2B2を内側へ折曲げる。このようにして袋本体3の上部3Aに矩形状の上面35が形成され、この上面35は上述した上縁接合部10bを含む。
次に、矩形状上面35裏側において、ガセット部2Cが三角形状に折込まれて、三角形状の三角形状部2C3が形成される。
図7において、上面35は第1の基材部2Aと第2の基材部2Bとを含み、第1の基材部2Aは矩形状上面35のうち上縁接合部10aの紙面上側に位置し、第2の基材部2Bは矩形状上面35のうち上縁接合部10aの紙面下側に位置している。
また袋本体の上面35を構成する第1の基材部2Aおよび第2の基材部2Bの裏側に第1の基材部2Aと第2の基材部2Bの間に折込まれたガセット部2Cの縁2C2が現われている(図7参照)。
次に図8に示すように、上面35に上縁接合部10aに沿って、少なくとも上縁接合部10aのうち、第1の基材部2Aとガセット部2Cの間および第2の基材部2Bとガセット部2Cとの間の上縁ガセット部接合部10a2同士を固定するため第2固定テープ36が設けられている。しかしながら、この第2固定テープ36は上面35のうち上縁接合部10bの一端から他端まで上縁接合部10aに沿って延びていてもよい。
このように上縁ガセット部接合部10a2を第2固定テープ36で固定することにより、矩形状上面35の矩形形状を確実に維持することができる。
次に上面35と、この上面35の両側に配置された一対のガセット部2Cとを第4固定テープ(第4固定手段)37によって固定し、上面35とこの上面35の両側に配置された一対のガセット部2Cとの間を堅固に固定する。上述のように上面35を構成する第1の基材部2Aと第2の基材部2Bとの間に、ガセット部2Cが折込まれて三角形状部2C3が形成されるが、第4固定テープ37によって上面35とこの上面35の両側に配置された一対のガセット部2Cとの間を固定することにより、液体収納容器1の袋本体3を膨らまし後に袋本体3の内部に液体を充填する際に、ガセット部2Cが折り込まれて形成された三角形状の三角形状部2C3内に液体が進入しないようになっている。
このように袋本体3の矩形状底面30を第1固定テープ31および第3固定テープ32で固定することにより、底面30はその矩形状の形を確実に維持することができる。また矩形状上面35を第2固定テープ36および第4固定テープ37で固定することにより、上面35はその矩形状の形を確実に維持することができる。なお、第1固定テープ31、第2固定テープ36、第3固定テープ32および第4固定テープ37は、各々第1固定手段、第2固定手段、第3固定手段、および第4固定手段として機能するが、これに限らず、第1固定手段、第2固定手段、第3固定手段、および第4固定手段として、接着剤または粘着剤を用いてもよい。
このため後述のように液体収納容器1をコンパクトに折畳み、開口部5aから直方体状の箱型の外装容器5内に挿入して液体収納容器1を膨らませた際、この液体収納容器1の外形を直方体状の箱型外装容器5の内面に沿ってこの内面形状に合わせて膨らませることができる。なお、外装容器5としては直方体状の箱型外装容器に限らず、立方体状の箱型外装容器を用いてもよい。
次に図9に示すように、液体収納容器1は上縁接合部10aと底縁接合部10bとを重ね合せ、これら上縁接合部10aと底縁接合部10bを折り目線として2つ折りされる。
その後、2つ折りされた液体収納容器1は複数の縦方向折曲線15に沿って蛇腹状に折畳まれる(図10および図11参照)。液体収納容器1は必ずしも蛇腹状に折畳む必要はないが、液体収納容器1を蛇腹状に折畳むことにより液体収納容器1を外装容器5内に挿入した際、この外装容器5内で容易に拡がることができる。この際、液体収納容器1をその袋本体3の上部と下部を結ぶ注出口40を通る直線に直交する幅方向の中心線で折畳んだ場合、左右両側に各々縦方向折曲線15によって液体収納容器は左右対称の蛇腹状に折り畳まれることがなお好ましい。すなわち、図11に示すように、袋本体3の上部と下部を結ぶ注出口40を通る直線に直交する幅方向の中心線を挟んで両側に形成される縦方向折曲線15の山折りと谷折りの折り方向が同一方向に対称となるように折り畳まれることにより、液体収納容器1を外装容器5内に挿入した際、この外装容器5内でより一層容易に拡がることができる。
縦方向の折り畳みは中心線で折畳む場合に限らず、液体収納容器1を外装容器5の開口部5aから外装容器5内へ挿入出来る形状であれば、蛇腹状の折畳みでなくてもよい。
次に図12に示すように、縦方向折曲線15に沿って蛇腹状に折畳まれた液体収納容器1は、この折畳まれた形状を維持するため上下に設けられた複数、例えば2つの保形部17、18により固定されてその形状が保たれる。
保形部17、18はいずれも液体収納容器1の折畳まれた形状を維持するものであり、後述のように液体収納容器1内に注出口40から気体が供給されて液体収納容器1が膨らむ際、保形部17、18が破断して液体収納容器1から外れる。この場合、注出口40から液体収納容器1内に気体を供給すると、液体収納容器1の上方部分がまず膨らんで上方の保形部17が破断して液体収納容器1から外れ、次に気体が液体収納容器1の下方部分へ送られてこの下方部分が膨らみ、下方の保形部18が破断して液体収納容器1から外れる。このような保形部17、18としては、テープ状のものが考えられるが、ゴム状の帯状テープからなっていてもよく、粘着剤からなっていてもよい。またテープは取外自在のもの、破断自在のものが考えられる。また保形部17、18の数は1つでもよく、2つ以上であってもよい。
次に液体収納容器1の注出口40について詳述する。注出口40は、図13に示すように袋本体3の上縁3aに熱融着された注出口取付部50と、該注出口取付部50に連接され袋本体3から外方へ突出する注出口本体41とを有し、注出口本体41の上端には注出口フランジ42が設けられている。また、図13に示すように、注出口40は注出口取付部50で第1の基材部2Aと第2の基材部2Bの間に熱融着されている。
また注出口40の注出口本体41は、断面形状が略U字形状の筒状体からなり、その上端周縁に注出口フランジ42が設けられている。注出口本体41の底部43には、開口44が形成されている。この開口44によって液体収納容器1と、後述する外装容器5との間に通気を確保することができ、使用時に内容液を汲み出す際には、この開口44を通じて液体収納容器1と外装容器5との間に気体を封入して、液体収納容器1の外部から圧力をかけて液体収納容器1内部の内容液の汲み出しをスムースに行うことができる。
注出口40の注出口フランジ42は外装容器5に形成された開口部5aに後述する保持具80を介して装着され、液体収納容器1が外装容器5内で支持される。なお、注出口40を開口部5aに直接装着することが可能であれば、保持具80は必ずしも設けなくてもよい。
次に各構成部材の材料について述べる。注出口40は、好ましくは射出成形法にて製造される。これに用いる樹脂としては射出成形可能な樹脂であれば特に限定するものではないが、袋本体3の第1の基材部2A、第2の基材部2Bの内面を構成する樹脂と熱融着により接合されるために、第1の基材部2A、第2の基材部2Bの内面を構成する樹脂により適宜選択する必要があるが、通常は高温時でも剛性があり、低温時において脆化し難い高密度ポリエチレンが好適である。
袋本体3の材料としては未延伸ナイロン(厚さ20μm)20a/直鎖状低密度ポリエチレン(厚さ40μm)20bの積層体と、直鎖状低密度ポリエチレン(厚さ70μm)とをさらに積層したものを用いることができる。
なお、袋本体3の材料としては上述したものに限られることはない。
例えば袋本体3の材料としては、低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレンと直鎖状低密度ポリエチレンのような材料を用いることができる。
ところで上述のように、注出口40の注出口フランジ42は外装容器5の開口部5aに保持具80を介して装着される。この保持具80は、開口部5aと注出口40との間に介在されて、外装容器5の開口部5aの形状が注出口フランジ42の外形より多少大きくなっても開口部5aに注出口40を確実に装着するよう機能する。
この保持具80について、図15A乃至図18により詳述する。
保持具80は外装容器5の開口部5aに係合する外側フランジ81と、この外側フランジ81に連結段部83を介して連結され注出口40の注出口フランジ42に係合する内側フランジ82とを有し、全体として開口80aを有するリング形状からなる。
また保持具80の内側フランジ82は略リング形状をなす開口80aを有する。また内側フランジ82にはその中心を通る直線上に、対向する一対の切欠き85、85が設けられている(図15Aおよび図15B参照)。
このように構成された保持具80に、液体収納容器1の注出口40が一対の切欠き85間を通過させて装着されるが(図16参照)、この場合、注出口40の注出口フランジ42はリング形状(円形状)をなしている。保持具80の一対の切欠き85間を通過した注出口フランジ42は、保持具80の内側フランジ82に係止する(図16乃至図18参照)。
なお、保持具80としては、上記のような構成のものに限定する必要はなく、分割線を介して2つ割れ構造となっているものを用いてもよい。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず上述のようにして構成された液体収納容器1、すなわち矩形状の底面30と矩形状の上面35を有し、上縁接合部10aおよび底縁接合部10bとを重ね合せ、これら上縁接合部10aと底縁接合部10bを折り目線として2つ折りされ、縦方向折曲線15に沿って折畳まれて保形部17、18により固定された液体収納容器1が準備される(図12参照)。
次に図19に示すように、液体収納容器1は外装容器5の開口部5aから外装容器5内に挿入される。この場合、外装容器5は金属製または合成樹脂製の大型容器からなり、直方体状の箱型形状をもち、内容量は、例えば1000l程度の大容量をもつ。
次に液体収納容器1の注出口40が開口部5a外方から突出した状態で、注出口40に保持具80が装着される。この場合、上述のように、まず図16に示すように、保持具80に対して注出口40を傾ける。図16において、保持具80に対して注出口40は90°傾けて配置されている。
次に注出口40の注出口フランジ42が保持具80の一対の切欠き85間を延びる空間内を通過する。
この場合、一対の切欠き85間の長さは、リング形状の注出口フランジ42の外径より大きくなっているため、注出口フランジ42を一対の切欠き85間を延びる空間内をスムースに通過させることができる。このとき注出口40も全体として保持具80の開口80a内を通過する。
注出口40が全体として保持具80の開口80aを通過した後、保持具80に対して注出口40を回動させ、保持具80に対して注出口40を平行にもってくる。
この場合、内側フランジ82のリング形状の内径に対応する最小内径a1は、リング形状の外径に対応する注出口フランジ42の最大外径b1より小さくなっているため、注出口フランジ42を保持具80の内側フランジ82に確実に係止することができる。
このようにして注出口40と保持具80とを有する注出口と保持具の組合体80Aを得ることができる(図17および図18参照)。
なお、上記実施の形態において、液体収納容器1を外装容器5内に挿入した後、注出口40に保持具80を取り付けた例を示したが、これに限らず、注出口40に保持具80を取り付けた後、液体収納容器1を外装容器5内に挿入しても良い。また、保持具80は、必ずしも使用しなくてもよい。
次に注出口40と保持具80とを有する注出口と保持具の組合体80Aが外装容器5の開口部5aに装着される。この場合、保持具80の外側フランジ81が外装容器5の開口部5aに係合する(図20及び図21参照)。
ところで図19に示す外装容器5としては、直方体状の大型合成樹脂コンテナを用いることができるが、外装容器5として、金属製キャニスター缶、合成樹脂ドラム缶、金属製コンテナを用いることもでき、上述のように直方体状のものに限らず立方体状のものを用いてもよい。
次に液体収納容器1の注出口40に膨らまし治具(図示せず)が装着され、この膨らまし治具を用いて液体収納容器1内に窒素ガスまたはクリーンドライエアーが供給されて、外装容器5内で液体収納容器1の袋本体3が膨らむ。
次に外装容器5内で液体収納容器1を膨らませる作用について、以下説明する。
上述のように、液体収納容器1内に膨らまし治具を用いて窒素ガスまたはクリーンドライエアーを供給することにより、袋本体3が膨らむ。この場合、まず注出口40から窒素ガスまたはクリーンドライエアー等の気体が液体収納容器1内に供給される。このとき、気体により、はじめに液体収納容器1の上方部分が膨らんで、上方の保形部17が破断されて液体収納容器1から外れる。次に気体は液体収納容器1の上方部分から下方部分へ送られ、下方の保形部18が破断される。このようにして縦方向折曲線に沿って折畳まれた液体収納容器1の袋本体3が徐々に膨らむ。
次に袋本体3の底面30が矩形状の形を維持したまま落下して外装容器5の底部に当接する。その後袋本体3は矩形状の底面30と矩形状の上面35の形状を維持した状態で、上面35と底面30との間で膨らんでいく。
この場合、袋本体3は矩形状の上面35と矩形状の底面30との間で、袋本体3自体が、直方体状の箱型外装容器5内の内面に沿って直方体状に膨張し、箱型外装容器5内に液体収納容器1の外形が箱型外装容器5の内面に沿うようにして配置されていく。
ところで、本実施の形態において、液体収納容器1は蛇腹状に折畳まれて上方および下方に設けられた一対の保形部17、18により固定されているが、この保形部17、18を設けない場合、液体収納容器1内に供給された気体が直ちに下方部分へ送られて、上方部分が膨らみにくくなることで液体収納容器1が不均一に膨らむことも考えられる。液体収納容器1が不均一に膨らむと袋本体3内に所望量の液体を充填することができなくなる。本実施の形態によれば、液体収納容器1を蛇腹状に折畳んだ後、その上方および下方を一対の保形部17、18により固定することにより、液体収納容器1内に供給された気体を上方部分から下方部分へ順次送ることにより、液体収納容器1の袋本体3を上方から下方へと順に徐々にかつ全体として均一に膨らませることができる。そのことにより、袋本体3内に所望量の液体を充填することができる。
但し、この一対の保形部17、18は必ずしも設けなくてもよい。
このように本実施の形態によれば、直方体状の箱型外装容器5内に開口部5aから挿入された液体収納容器1を外装容器5の内面形状に合わせて容易かつ確実に膨らませることができる。このため外装容器5の内面形状に合わせて膨らんだ液体収納容器1内を有効に利用して液体収納容器1内に液体を充填することができる。
このようにして、外装容器5と液体収納容器1の組合体が得られる。その後、膨らまし治具が注出口40から取外され、内容液充填機(図示せず)が注出口40に装着されて、この内容液充填機から内容液が液体収納容器1へ充填される。
液体収納容器1内へ内溶液が充填された後、注出口40に注出口キャップが装着される。
次に、注出口40から保持具80が取外される。この場合、保持具80は注出口40に装着される上述した手順と逆の手順により、注出口40から取外される。
外装容器5の開口部5aの内径は、注出口40の注出口フランジ42の外径より大きくなっているため、保持具80が注出口40から取外されると、注出口40は開口部5aを経て外装容器5内へ落下する。
次に、外装容器5の開口部5aに開口部キャップ5Aを装着し、外装容器5を完全に密閉する。
次に開口部5aに開口部キャップ5Aが装着された外装容器5は、搬送先まで搬送される。
次に搬送先まで外装容器5が搬送されると、外装容器5の開口部5aから開口部キャップ5Aが取外される。
その後、外装容器5の開口部5aに装着された注出口40から注出口キャップが取外される。
次に、外装容器5の開口部5aに装着された注出口40の注出口本体41内に、予め液体分配ノズル60をねじ止め保持した注出口上部部材70が装着される(図20および図21参照)。
注出口上部部材70内に挿入された液体分配ノズル60は注出口40の貫通穴45を貫通して液体収納容器1の袋本体3内へ延びている。
次に液体収納容器1内の内容液を外部へ排出する。この場合、液体分配ノズル60が接続パイプ63を介してディスペンサに接続される。
次に加圧ガス源(図示せず)から窒素ガスが注出口40の注出口本体41内に供給され、その後窒素ガスは、開口44から、外装容器5と液体収納容器1の袋本体3との間の空間に入る。次に袋本体3が外側から窒素ガスにより押圧され、袋本体3内の内容液が液体分配ノズル60内に入り、液体分配ノズル60内の内容液はその後、接続パイプ63からディスペンサ側へ排出される。もしくは、注出口40に吸引ポンプ(図示せず)を接続し、この吸引ポンプによる排出を行ってもよい。この際、袋本体3は排出とともに萎んでいくが、袋本体3の外側は大気圧が維持されている為、耐圧容器でなくとも外装容器5は変形などする事がない。
なお、上記の実施の形態において、外装容器5内に液体収納容器1を挿入した後、液体収納容器1内に窒素ガスまたはクリーンドライガスを供給することによって液体収納容器1を外装容器5内で膨らませる例を示したが、これに限らず外装容器5内に液体収納容器1を挿入した後、液体収納容器1内に直ちに内容液を内容液充填機から充填することにより、液体収納容器1を膨らませつつ、液体収納容器1内に内容液を充填してもよい。
この場合、外装容器5内の液体収納容器1内に内容液を充填すると、はじめに内容液はその自重により液体収納容器1の下方へ送られ、袋本体3の矩形状の底面30を形成するとともに下方部分から膨らんでいく。下方部分の膨らみに合わせ、下方の保形部18が設けれられていれば破断される。このようにして縦方向折曲線に沿って折畳まれた液体収納容器1の袋本体3が下方部分から上方部分へと徐々に膨らむことにより、袋本体3の矩形状の上面35も形成される。
袋本体3内に所定量の内容液が充填された時点で、袋本体3の底面30が矩形状の形を維持したまま落下して外装容器5の底部に当接する。その後袋本体3は矩形状の底面30と矩形状の上面35の形状を維持した状態で、上面35と底面30との間で膨らんでいく。
この場合、袋本体3は矩形状の上面35と矩形状の底面30との間で、袋本体3自体が、直方体状の箱型外装容器5内の内面に沿って直方体状に膨張し、箱型外装容器5内に液体収納容器1の外形が箱型外装容器5の内面に沿うようにして配置されていく。
このように本実施の形態によれば、直方体状の箱型外装容器5内に開口部5aから挿入された液体収納容器1を外装容器5の内面形状に合わせて容易かつ確実に膨らませることができ、かつ外装容器1の内面形状に合わせて膨らんだ液体収納容器1内を有効に利用して液体収納容器1内に内容液を充填することができる。この場合、とりわけ内容液が袋本体3は矩形状の底面30と矩形状の上面35の形状を形成するようにして、液体収納容器1を確実に膨らませながら、液体収納容器1内に内容液を充填することができる。
1 液体収納容器
2A 第1の基材部
2B 第2の基材部
2C ガセット部
2C1 折込部
2C2 縁
2C3 三角形状部
3 袋本体
3A 上部
3B 底部
3a 上縁
3b 底縁
3c 側縁
5 外装容器
5a 開口部
10 接合部
10a 上縁接合部
10a1 上縁本体接合部
10a2 上縁ガセット部接合部
10b 底縁接合部
10b1 底縁本体接合部
10b2 底縁ガセット部接合部
17 保形部
18 保形部
30 底面
31 第1固定テープ
32 第3固定テープ
35 上面
36 第2固定テープ
37 第4固定テープ
40 注出口
41 注出口本体
42 注出口フランジ
50 注出口取付部
60 液体分配ノズル
70 注出口上部部材
80 保持具
80a 開口
80A 注出口と保持具の組合体
81 外側フランジ
82 内側フランジ

Claims (14)

  1. 開口部を有する外装容器内に、この開口部から挿入される液体収納容器において、
    第1の基材部と、第2の基材部と、前記第1の基材部と前記第2の基材部の両側に設けられた一対のガセット部とを有する袋本体と、
    前記袋本体に設けられた注出口とを備え、
    前記袋本体の底部は、底縁接合部を有し、前記袋本体の底部に前記底縁接合部を含む矩形状の底面が形成され、
    前記袋本体の上部は、上縁接合部を有し、前記袋本体の上部に前記上縁接合部を含む矩形状の上面が形成され、
    前記上面と前記底面が互いに逆を向くようにして前記上縁接合部及び前記底縁接合部が重なるように、前記袋本体のうちの前記上面と前記底面との間に位置する部分が折り畳まれ、さらに、前記液体収納容器は、前記上面が前記上縁接合部を折り線として折り曲げられ且つ前記上面と重ねられた前記底面が底縁接合部を折り線として折り曲げられるようにして、折り畳まれる液体収納容器。
  2. 前記液体収納容器は、前記ガセット部各々を前記上面と前記底面との間に、三角形状の三角形状部を形成するように折り込まれる請求項1に記載の液体収納容器。
  3. 前記液体収納容器は、縦方向折曲線に沿って折畳まれる請求項に記載の液体収納容器。
  4. 前記液体収納容器は、前記縦方向折曲線に沿って蛇腹状に折畳まれる請求項に記載の液体収納容器。
  5. 前記液体収納容器は、折畳まれた形状を維持するよう設けられた保形部を有する請求項またはに記載の液体収納容器。
  6. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の液体収納容器を準備する工程と、
    前記液体収納容器を折畳んだ状態で前記開口部から前記外装容器内へ挿入する工程と、を含む液体収納容器の使用方法。
  7. 前記液体収納容器の前記注出口から前記液体収納容器内へ気体を供給して前記液体収納容器を前記外装容器内で膨らませる工程を、更に含む請求項に記載の液体収納容器の使用方法。
  8. 前記外装容器内で膨らまされた液体収納容器内に、前記注出口から内容液を充填する工程を、更に含む請求項に記載の液体収納容器の使用方法。
  9. 前記液体収納容器の前記注出口から前記液体収納容器内へ内容液を供給し、前記液体収納容器を前記外装容器内で膨らませながら、前記液体収納容器内に内容液を充填する工程を、更に含む請求項に記載の液体収納容器の使用方法。
  10. 開口部を有する外装容器内に、この開口部から挿入される液体収納容器の折り畳み方法において、
    前記液体収納容器は、
    第1の基材部と、第2の基材部と、前記第1の基材部と前記第2の基材部の両側に設けられた一対のガセット部とを有する袋本体と、
    前記袋本体に設けられた注出口とを備え、
    前記袋本体の底部は底縁接合部を有し、前記袋本体の上部は上縁接合部を有し、
    前記袋本体の底部に前記底縁接合部を含む矩形状の底面が形成され、且つ、前記袋本体の上部に前記上縁接合部を含む矩形状の上面が形成されるように、前記液体収納容器を折り畳む工程と、
    前記液体収納容器は、前記上面と前記底面とが重なるように折り畳まれ、さらに、前記上面が前記上縁接合部を折り線として折り曲げられ且つ前記上面と重ねられた前記底面が底縁接合部を折り線として折り曲げられるようにして、前記液体収納容器を折り畳む工程と、を備える、液体収納容器の折り畳み方法。
  11. 前記液体収納容器は、前記ガセット部各々を前記上面と前記底面との間に、三角形状の三角形状部を形成するように折り畳まれる、請求項10に記載の液体収納容器の折り畳み方法。
  12. 縦方向折曲線に沿って前記液体収納容器を折る工程を備える、請求項10または11に記載の液体収納容器の折り畳み方法。
  13. 前記液体収納容器は、前記縦方向折曲線に沿って蛇腹状に折畳まれる、請求項12に記載の液体収納容器の折り畳み方法。
  14. 前記液体収納容器の折畳まれた形状を維持するように前記液体収納容器に保形部を設ける工程を備える、請求項12又は13に記載の液体収納容器の折り畳み方法。
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