JP7190995B2 - コンバイン - Google Patents

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本発明は、コンバインにおいて、脱穀装置の後部の構造に関する。
コンバインでは、特許文献1に開示されているように、収穫された作物を脱穀処理する脱穀装置において、扱胴の後部を回転可能に支持する後壁部が、脱穀装置の後部に設けられ、脱穀装置からの屑を排出する排塵口が、後壁部に対して下側に形成されて、排塵口を覆う排塵カバーが設けられたものがある。
これにより、脱穀装置からの屑が、排塵口から排出され、排塵カバーにより下方の地面に案内されて、地面に落下する。
特開2015-42188号公報
特許文献1に開示されている排塵カバーが装備された型式のコンバインとは別に、細断装置が脱穀装置の排塵口に取り付けられて、排塵口から出てきた屑を細断装置により細断処理する型式のコンバインがある。
本発明は、排塵カバーが装備された型式のコンバインと、細断装置が装備された型式のコンバインとが無理なく得られるように構成することを目的としている。
本発明は、収穫された作物を脱穀処理する脱穀装置が備えられたコンバインであって、前記脱穀装置に、前記脱穀装置の後部に設けられ、扱胴の後部を回転可能に支持する後壁部と、前記後壁部に対して下側に形成され、前記脱穀装置からの屑を排出する排塵口と、前記後壁部に設けられ、前記排塵口から出てきた屑を下方の地面に案内するように前記排塵口を覆う排塵カバーと前記排塵口から出てきた屑を細断処理する細断装置とを付け替え可能な取付部材とが備えられ、前記排塵カバーを支持する為のステーを前記取付部材に取り付けて前記排塵カバーを前記後壁部に連結した第1状態と、前記細断装置を前記取付部材に取り付けて前記細断装置を前記後壁部に連結した第2状態とに選択可能に構成されている。
本発明によると、脱穀装置において、後壁部と排塵口と取付部材とが備えられる。
後壁部は、脱穀装置の後部に設けられ、扱胴の後部を回転可能に支持する。排塵口は、後壁部に対して下側に形成され、脱穀装置からの屑を排出する。
取付部材は、後壁部に設けられ、排塵口から出てきた屑を下方の地面に案内するように排塵口を覆う排塵カバーと、排塵口から出てきた屑を細断処理する細断装置とが付け替え可能である。
排塵カバーが装備された型式のコンバインを得る場合、排塵カバーを支持する為のステーを取付部材に取り付けて排塵カバーを後壁部に連結した第1状態を設定すればよい。
排塵カバーは、外観に良好なデザインが求められること、及び、合成樹脂等の軽量な素材を使用することが可能であることにより、箱状の比較的大きなものに構成されることがある。これにより、比較的大きな排塵カバーであっても、排塵カバーがステーにより安定して支持される。
細断装置が装備された型式のコンバインを得る場合、細断装置を取付部材に取り付けて細断装置を後壁部に連結した第2状態を設定すればよい。
排塵カバーとは形状が異なる細断装置が、後壁部に直接に連結されるようにすることにより、細断装置が安定して支持される。
以上のように、排塵カバーが装備された型式のコンバインと、細断装置が装備された型式のコンバインとが無理なく得られるようになって、生産性の面で有利である。
本発明において、前記取付部材が、前記後壁部から後側に突出するボルトであり、前記第1状態において、前記ステーが連結されたステー基部が、前記取付部材により前記後壁部に連結され、前記第2状態において、前記細断装置の取付部が、前記取付部材により前記後壁部に連結されると好適である。
本発明によると、後壁部に設けられた取付部材がボルトにより簡素に構成されるので、構造の簡素化の面で有利である。
本発明によると、第1状態において、ステーが連結されたステー基部が、ボルトである取付部材により後壁部に容易に連結されること、及び、第2状態において、細断装置の取付部が、ボルトである取付部材により後壁部に容易に連結されることにより、第1状態及び第2状態の設定の作業性が向上する。
本発明において、左右方向に沿って延出された基板部が、前記後壁部に設けられ、複数の前記取付部材が、前記基板部に左右方向に沿って間隔を開けて配置され、前記基板部から後側に突出するように設けられ、前記第1状態において、前記基板部に沿って左右方向に延出された前記ステー基部が前記基板部に連結され、前記第2状態において、前記基板部に沿って左右方向に延出された前記取付部が前記基板部に連結されると好適である。
本発明によると、複数の取付部材が後壁部の基板部に左右方向に沿って間隔を開けて配置される。
これにより、第1状態において、左右方向に長いステー基部が、複数の取付部材により後壁部の基板部に連結されるのであり、排塵カバーが大きな横幅を持つものでも、ステー及びステー基部により排塵カバーが安定して支持される。
第2状態において、細断装置が大きな横幅を持つものでも、複数の取付部材により細断装置が安定して支持される。
本発明において、前記基板部が、断面L字状に折り曲げられて構成されていると好適である。
本発明によると、左右方向に長い基板部が断面L字状に折り曲げられて構成されているので、基板部の強度の向上を図ることができる。
本発明において、前記第1状態で前記排塵カバーに対して上側に配置されて前記脱穀装置の後部を覆う第1カバーと、前記第2状態で前記細断装置に対して上側に配置されて前記脱穀装置の後部を覆う第2カバーとにおいて、前記第1カバーを支持可能且つ前記第2カバーを支持可能なカバーステーが、前記取付部材に対して上側に位置するように前記後壁部に設けられていると好適である。
コンバインでは、第1状態において、排塵カバーに対して上側に第1カバーが取り付けられて、第1カバーにより脱穀装置の後部が覆われることがある。第2状態において、細断装置に対して上側に第2カバーが取り付けられて、第2カバーにより脱穀装置の後部が覆われることがある。
本発明によると、カバーステーが取付部材に対して上側に位置するように後壁部に設けられており、第1状態において、第1カバーがカバーステーに支持され、第2状態において、第2カバーがカバーステーに支持される。
これにより、カバーステーが第1カバーの支持用及び第2カバーの支持用に共用されるので、構造の簡素化の面で有利である。
本発明において、前記排塵カバーに、前記排塵口から後側に間隔を開けて配置され、上下方向及び左右方向に沿うように形成された後面部と、前記後面部の右部及左部から前記排塵口に向けて延出され、上下方向及び前後方向に沿って形成された右及び左の横面部と、前記後面部の下部と前記右及び左の横面部の下部によって囲まれて下向きに形成され、屑を下方に排出する排出部と、前記右及び左の横面部の下部から前記後面部の下部よりも下側に延出され、上下方向及び前後方向に沿って形成された右及び左の延出部とが備えられていると好適である。
本発明によると、排塵カバーが、後面部、右及び左の横面部を備えた箱状に構成されるのであり、後面部の下部と右及び左の横面部の下部によって囲まれて下向きに形成された排出部から、屑が下方に排出される。
本発明によると、排塵カバーにおいて、右の延出部が、右の横面部の下部から後面部の下部よりも下側に延出されて、上下方向及び前後方向に沿って形成されている。左の延出部が、左の横面部の下部から後面部の下部よりも下側に延出されて、上下方向及び前後方向に沿って形成されている。
これにより、排塵カバーの排出部から下方に排出された屑が、右方向又は左方向に流れようとしても、排塵カバーの右及び左の延出部により屑の流れが止められ易いので、屑の飛散が抑えられる。
第1状態のコンバインの左側面図である。 第1状態のコンバインの平面図である。 脱穀装置の後部の斜視図である。 第1状態の脱穀装置の後部の斜視図である。 第1カバーの斜視図である。 排塵カバーの斜視図である。 第1状態の脱穀装置の後部の縦断左側面図である。 第2状態のコンバインの左側面図である。 第2状態の脱穀装置の後部の斜視図である。 第2カバーの斜視図である。 第2状態の脱穀装置の後部の縦断左側面図である。
図1~図11に、普通型のコンバインが示されており、図1~図11において、Fは前方向を示し、Bは後方向を示し、Uは上方向を示し、Dは下方向を示し、Rは右方向を示し、Lは左方向を示している。
(コンバインの全体構成)
図1及び図2に示すように、右及び左のクローラ型式の走行装置2により、機体1が支持されている。作業者が搭乗する運転部3が、機体1の前部の右部に設けられている。脱穀装置4が機体1の後部の左部に設けられ、グレンタンク5が機体1の後部の右部に設けられている。
フィーダ6が、脱穀装置4の前部に連結されて前側に延出され、刈取部7がフィーダ6の前部に連結されており、圃場の作物を収穫する刈取部7が、機体1の前部に設けられている。
以上の構成により、機体1の進行に伴って圃場の作物が、刈取部7に導入されて収穫され、収穫された作物が、フィーダ6を通って搬送されて脱穀装置4に供給される。収穫された作物が脱穀装置4で脱穀処理されるのであり、脱穀装置4で脱穀処理されて回収された穀粒が、グレンタンク5に貯留される。
(脱穀装置の構成)
図1,2,3に示すように、脱穀装置4に、前後方向に沿った軸芯P1周りに回転駆動される扱胴8と、扱胴8に対して下側を前後方向に沿って配置された選別部9とが設けられており、扱胴8と選別部9とが右及左の側板10の間に配置されて、脱穀装置4が構成されている。後壁部11が、右及び左の側板10の後部に連結されて脱穀装置4の後部に設けられており、扱胴8の後部が回転可能に後壁部11に支持されている。
図3に示すように、後壁部11に、上下方向及び左右方向に沿って形成された後面部12と、後面部12の右部及左部に連結されて上下方向及び前後方向に沿って形成された右及び左の横面部13と、後面部12及び横面部13の上部に連結されて左右方向及び前後方向に沿って形成された上面部14とが設けられている。後壁部11の右及び左の横面部13が、右及び左の側板10の後部に連結され、扱胴8を支持する軸受け部15が、後壁部11の後面部12に連結されている。
これにより、扱胴8の後部を回転可能に支持する後壁部11が、脱穀装置4の後部に設けられている。脱穀装置4からの屑を排出する排塵口16が、後壁部11及び扱胴8の後部に対して下側に形成され、選別部9に対して後側に形成されている。
以上の構成により、フィーダ6を通って搬送されて脱穀装置4に供給された作物が、扱胴8により脱穀処理されて、処理物が選別部9に落下し、選別部9において処理物から穀粒が選別され、穀粒がグレンタンク5に搬送されて貯留される。扱胴8及び選別部9から出てきた排ワラ等の屑が、排塵口16から排出される。
(排塵カバー及び細断装置を脱穀装置の後部に連結する為の構成)
図3及び図4に示すように、後壁部11において、後面部12の下辺部が、左右方向に沿って延出された基板部17として、後壁部11に設けられており、基板部17が断面L字状(アングル状)に折り曲げられて構成されている。
4本のボルト18(取付部材に相当)が、基板部17に左右方向に沿って間隔を開けて配置され、基板部17から後側に突出するように設けられている。以上のようにして4本のボルト18が、後壁部11に設けられている。
後述の(第1状態)(第2状態)の記載、図4及び図9に示すように、ボルト18は、後壁部11に設けられ、排塵口16から出てきた屑を下方の地面に案内するように排塵口16を覆う排塵カバー23と、排塵口16から出てきた屑を細断処理する細断装置33とが付け替え可能である。
図3及び図4に示すように、丸棒材が平面視でチャンネル状に形成された2個のカバーステー19が、後面部12に連結されて、後面部12から後側に突出するように設けられている。板材が折り曲げられて形成された2個のカバーステー20が、上面部14の後端部に連結されている。以上のように、カバーステー19,20が、ボルト18に対して上側に位置するように、後壁部11に設けられている。
図4に示すように、平板状のステー基部21が設けられており、ステー基部21に4個の連結孔21aが開口されている。丸棒材が平面視でチャンネル状に形成された2個のステー22が、ステー基部21に連結されている。
ステー22及びステー基部21は、後述する(第1状態)に記載のように、排塵カバー23が装備された第1状態において使用されるのであり、後述する(第2状態)に記載のように、細断装置33が装備された第2状態では使用されない。
(排塵カバー及び第1カバーの構成)
図4及び図6に示すように、排塵カバー23が設けられている。排塵カバー23に、後面部24と、右及び左の横面部25と、右及び左の延出部26と、上面部27と、係合部28とが設けられて、排塵カバー23の全体が合成樹脂により箱状に一体的に形成されている。
後述する(第1状態)に記載のように、排塵カバー23が装備された状態において、後面部24は、排塵口16から後側に間隔を開けて配置され、上下方向及び左右方向に沿って形成される。
上面部27は、後面部24の上部と右及び左の横面部25の上部に亘って、左右方向及び前後方向に沿って形成される。排塵カバー23の内面において、2個の係合部28が、後面部24と上面部27とに亘って設けられている。
右及び左の横面部25は、後面部24の右部及左部から排塵口16に向けて延出され、上下方向及び前後方向に沿って形成される。
右及び左の延出部26は、右及び左の横面部25の下部から後面部24の下部24aよりも下側に延出され、上下方向及び前後方向に沿って形成される。
排塵カバー23が装備された状態において、排出部29が、後面部24の下部と右及び左の横面部25の下部によって囲まれて下向きに形成されている。右及び左の横面部25の前端部に、連結孔30が開口され、右及び左の延出部26の前端部に連結孔30が開口されている。
図4及び図5に示すように、第1カバー31が設けられている。第1カバー31に、後面部31aと、右及び左の横面部31bと、上面部31cと、下面部31dと、2個の係合部31eと、上面部31cに開口された2個の連結孔31fとが設けられて、第1カバー31の全体が合成樹脂により箱状に一体的に形成されている。
(第1状態)
図4及び図7に示すように、第1状態において、ステー22及びステー基部21が使用される。ボルト18がステー基部21の連結孔21aに挿入されて、ステー基部21が基板部17に当て付けられる。ナットがボルト18に取り付けられ締め付けられて、ステー22及びステー基部21が基板部17に連結される。
ステー22が連結されたステー基部21が、ボルト18により後壁部11に連結されるのであり、基板部17に沿って左右方向に延出されたステー基部21が基板部17に連結される。
図1,2,4,7に示すように、排塵カバー23の係合部28がステー22に掛けられることにより、排塵カバー23がステー22に支持される。
排塵カバー23の横面部25及び延出部26の前端部が、右及び左の側板10の後部に当て付けられ、ボルトが排塵カバー23の連結孔30と側板10の開口部に亘って取り付けられて、排塵カバー23の横面部25及び延出部26の前端部が、右及び左の側板10の後部にボルトによって連結される。
第1カバー31の係合部31eが、カバーステー19に掛けられ、第1カバー31の上面部31cがカバーステー20に乗せられる。ボルトが第1カバー31の連結孔31fとカバーステー20の開口部に亘って取り付けられて、第1カバー31の上面部31cがカバーステー20にボルトによって連結される。
以上の状態が、排塵カバー23を支持する為のステー22をボルト18(取付部材)に取り付けて排塵カバー23を後壁部11に連結した第1状態である。
第1状態において、排塵口16から出てきた屑を下方の地面に案内するように排塵口16を覆う排塵カバー23が、ステー22に支持され、脱穀装置4の後部に連結される。第1カバー31が、排塵カバー23に対して上側に配置されて脱穀装置4の後部を覆う状態となる。
(細断装置及び第2カバーの構成)
図9に示すように、細断装置33が設けられている。細断装置33において、金属製の後面部34と、金属製の右及び左の横面部35とが設けられている。細断軸36が、右及び左の横面部35に亘って回転可能に支持され、多数の細断刃37が細断軸36に取り付けられており、細断軸36に対して上側及び下側は開放されている。
金属製の右及び左の横面部38が、右及び左の横面部35の上部に連結され、金属製の後面部39が、後面部34の上部と右及び左の横面部38とに亘って連結されている。
後面部39の上辺部が、左右方向に沿って延出された取付部40として、細断装置33に設けられており、4個の切り欠き部41が、取付部40に設けられている。
右及び左の横面部35の前端部に、連結孔42が開口され、右及び左の横面部38の前端部に連結孔42が開口されている。
図9及び図10に示すように、第2カバー32が設けられている。第2カバー32に、後面部32aと、右及び左の横面部32bと、上面部32cと、2個の係合部32dと、上面部32cに開口された2個の連結孔32eとが設けられて、第2カバー32の全体が合成樹脂により箱状に一体的に形成されている。
(第2状態)
図8,9,11に示すように、第2状態において、ステー22及びステー基部21は使用されず、以下の説明のように、細断装置33及び第2カバー32が連結される。
細断装置33において、ボルト18が取付部40の切り欠き部40aに挿入されて、取付部40が基板部17に当て付けられる。ナットがボルト18に取り付けられ締め付けられて、取付部40が基板部17に連結される。
細断装置33において、右及び左の横面部35,38の前端部が、右及び左の側板10の後部に当て付けられ、ボルト(図示せず)が連結孔42と側板10の開口部に亘って取り付けられて、横面部35,38の前端部が、右及び左の側板10の後部にボルトによって連結される。
第2カバー32の係合部32dが、カバーステー19に掛けられ、第2カバー32の上面部32cがカバーステー20に乗せられる。ボルトが第2カバー32の連結孔32eとカバーステー20の開口部に亘って取り付けられて、第2カバー32の上面部32cがカバーステー20にボルトによって連結される。この場合、第2カバー32に適応したカバーステー20に変更しておく。
以上の状態が、細断装置33をボルト18(取付部材)に取り付けて細断装置33を後壁部11に連結した第2状態である。
細断装置33において、細断軸36及び細断刃37が回転駆動されることにより、排塵口16から出てきた屑が細断刃37により細断処理されて、下方の地面に放出される。
第2状態において、細断装置33の取付部40が、ボルト18により後壁部11に連結されるのであり、基板部17に沿って左右方向に延出された取付部40が基板部17に連結される。
第2カバー32が、細断装置33に対して上側に配置されて脱穀装置4の後部を覆う状態となる。
(発明の実施の第1別形態)
ボルト18の数が、5個以上に設定されてもよく、3個以下に設定されてもよい。
ボルト18に代えて、フック状の係合部材(図示せず)やバックル部材(図示せず)が取付部材として設けられてもよい。
(発明の実施の第2別形態)
基板部17が、後壁部11の後面部12とは別部材で構成されて、溶接等により後壁部11の後面部12に連結されるように構成されてもよい。
(発明の実施の第3別形態)
第1カバー31と第2カバー32とが同じものであってもよい。第1カバー31が、第2カバー32として使用されるように構成されてもよく、第2カバー32が、第1カバー31として使用されるように構成されてもよい。
この構成によると、共通のカバー(図示せず)が、第1状態において第1カバー31として使用され、第2状態において第2カバー32として使用される。
カバーステー20を変更する必要はなく、図7に示すカバーステー20又は図11に示すカバーステー20が、第1状態及び第2状態において共用となる。
(発明の実施の第4別形態)
第1カバー31及び第2カバー32が廃止されてもよい。この構成によると、カバーステー19,20が不要になる。
本発明は、普通型のコンバインばかりではなく、自脱型のコンバインにも適用できる。
4 脱穀装置
8 扱胴
11 後壁部
16 排塵口
17 基板部
18 ボルト(取付部材)
19 カバーステー
20 カバーステー
21 ステー基部
22 ステー
23 排塵カバー
24 後面部
24a 下部
25 横面部
26 延出部
29 排出部
31 第1カバー
32 第2カバー
33 細断装置
40 取付部

Claims (6)

  1. 収穫された作物を脱穀処理する脱穀装置が備えられたコンバインであって、
    前記脱穀装置に、前記脱穀装置の後部に設けられ、扱胴の後部を回転可能に支持する後壁部と、前記後壁部に対して下側に形成され、前記脱穀装置からの屑を排出する排塵口と、前記後壁部に設けられ、前記排塵口から出てきた屑を下方の地面に案内するように前記排塵口を覆う排塵カバーと前記排塵口から出てきた屑を細断処理する細断装置とを付け替え可能な取付部材とが備えられ、
    前記排塵カバーを支持する為のステーを前記取付部材に取り付けて前記排塵カバーを前記後壁部に連結した第1状態と、前記細断装置を前記取付部材に取り付けて前記細断装置を前記後壁部に連結した第2状態とに選択可能に構成されたコンバイン。
  2. 前記取付部材が、前記後壁部から後側に突出するボルトであり、
    前記第1状態において、前記ステーが連結されたステー基部が、前記取付部材により前記後壁部に連結され、
    前記第2状態において、前記細断装置の取付部が、前記取付部材により前記後壁部に連結される請求項1に記載のコンバイン。
  3. 左右方向に沿って延出された基板部が、前記後壁部に設けられ、
    複数の前記取付部材が、前記基板部に左右方向に沿って間隔を開けて配置され、前記基板部から後側に突出するように設けられ、
    前記第1状態において、前記基板部に沿って左右方向に延出された前記ステー基部が前記基板部に連結され、
    前記第2状態において、前記基板部に沿って左右方向に延出された前記取付部が前記基板部に連結される請求項2に記載のコンバイン。
  4. 前記基板部が、断面L字状に折り曲げられて構成されている請求項3に記載のコンバイン。
  5. 前記第1状態で前記排塵カバーに対して上側に配置されて前記脱穀装置の後部を覆う第1カバーと、前記第2状態で前記細断装置に対して上側に配置されて前記脱穀装置の後部を覆う第2カバーとにおいて、
    前記第1カバーを支持可能且つ前記第2カバーを支持可能なカバーステーが、前記取付部材に対して上側に位置するように前記後壁部に設けられている請求項1~4のうちのいずれか一項に記載のコンバイン。
  6. 前記排塵カバーに、
    前記排塵口から後側に間隔を開けて配置され、上下方向及び左右方向に沿うように形成された後面部と、
    前記後面部の右部及左部から前記排塵口に向けて延出され、上下方向及び前後方向に沿って形成された右及び左の横面部と、
    前記後面部の下部と前記右及び左の横面部の下部によって囲まれて下向きに形成され、屑を下方に排出する排出部と、
    前記右及び左の横面部の下部から前記後面部の下部よりも下側に延出され、上下方向及び前後方向に沿って形成された右及び左の延出部とが備えられている請求項1~5のうちのいずれか一項に記載のコンバイン。

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