JP7187861B2 - 売上データ処理装置および売上データ処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、売上データ処理装置および売上データ処理プログラムに関する。
売上データ処理装置(電子キャッシュレジスター(ECR))に表示される情報の認識力(以下、表示認識力と称する)は、個々の操作者によって異なっている。文字サイズ等の大きな表示を「読みやすく操作しやすい」と感じる操作者がいる一方、文字サイズ等の小さな表示を「一覧性が高く操作速度が向上する」と感じる操作者もいる。
よって、売上データ処理装置には、個々の操作者の表示認識力に合わせて、表示部の表示態様を変更できることが求められる。さらに、好適な表示態様が自動で判定され適用されれば、操作者は表示態様の調整操作を手動で行うことなく、見やすい表示態様の表示部を見ながら操作することができるようになる。
表示態様の自動判定について、例えば特許文献1には、手書き入力の速度を測定する入力速度測定部と、測定した入力速度に応じて、変換する文字の属性を決定する文字属性決定部を具備することを特徴とする手書き文字入力装置が開示されている。このような装置によれば、1文字毎の入力速度に応じて、文字サイズ等の文字属性が決定されるため、別途、文字属性を指定する操作を不要とすることが出来る。
特開2001-266071号公報
しかしながら、特許文献1において変更対象となっているのは文字属性のみであり、表示文字の周囲の余白や、表示文字と余白とを含むレイアウトの調整には言及されていない。売上情報処理装置においては、1つの商品明細情報が一纏まりの情報として一瞥して視認できる表示態様で表示されることが重要であるが、特許文献1の装置ではこのような表示を実現できない。
以上を踏まえ、本発明の課題は、表示部に操作者に応じた表示態様を適用することができる、売上データ処理装置を提供することである。
すなわち、本発明の売上データ処理装置はキー操作による操作者からの情報入力を受け付ける入力部と、表示部の表示態様を、前記情報入力の速度に応じて更新する制御部と
を備える。
本発明によれば、表示部に操作者に応じた表示態様を適用することができる、売上データ処理装置を提供することが可能となる。
第1の実施形態における売上データ処理装置の筐体を斜め前方から見たときの外観図である。 第1の実施形態の売上データ処理装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の売上データ処理装置の入力部の構成を示す図である。 売上登録処理時における第1の実施形態の表示部の表示態様を示す概略図である。 売上登録処理時における第1の実施形態の表示部の表示態様を示す概略図である。 売上登録処理時における第1の実施形態の表示部の表示態様を示す概略図である。 売上登録処理時における第1の実施形態の変形例の表示部の表示態様を示す概略図である。 第1の実施形態において、操作者がサインインしてから、売上登録を完了するまでのフロー図である。 売上データ処理装置が算出した入力速度に基づいて、表示態様を設定し、設定した設定情報をキャッシャー情報に保存するまでのフロー図である。 第2の実施形態における売上データ処理装置4の筐体を斜め前方から見たときの外観図である。 第2の実施形態における売上データ処理装置の構成を示すブロックである。 第2の実施形態における売上データ処理装置の売上登録画面を示す概略図である。 第2の実施形態における売上データ処理装置の締め画面を示す概略図である。 第2の実施形態の売上登録画面と締め画面とに共通して表示される伝票情報欄の表示態様を示す概略図である。 第2の実施形態の売上登録画面と締め画面とに共通して表示される伝票情報欄の表示態様を示す概略図である。 第2の実施形態の売上登録画面と締め画面とに共通して表示される伝票情報欄の表示態様を示す概略図である。 売上登録処理時における第2の実施形態の変形例の売上登録画面と締め画面とに共通して表示される伝票情報欄の表示態様を示す概略図である。 第2の実施形態において、操作者がサインインしてから、売上登録を完了するまでのフロー図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、各図は、本発明を十分に理解できる程度に概略的に示してあるに過ぎない。よって本発明は、図示例のみに限定されるものではない。
図1は、第1の実施形態における売上データ処理装置1の筐体を斜め前方から見たときの外観図である。
売上データ処理装置1は、ドロア17の上に筐体が設けられた小店舗向けのコンパクトタイプのECRである。なお、ドロア17は、売上データ処理装置1の筐体と分離して配置可能である。
この売上データ処理装置1は、筐体上面に設けられた入力部15および表示部12と、筐体左側に設けられた印刷部16を含んで構成される。
売上データ処理装置1の操作者は、入力部15のキーを操作することにより、売上データ処理装置1に対する様々な情報入力を行う。例えば、操作者は、入力部15を介して商品の単価と部門とを入力し、小計を表示させたのちに預り金を入力することで、売上を登録することができる。この売上の登録時に、売上データ処理装置1は、ドロア17を引き出して、預り金を入金させる。
図2は、第1の実施形態の売上データ処理装置1の構成を示すブロック図である。
図2において、売上データ処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)11、表示部12,RAM(Random Access Memory)13、記憶部14、入力部15、印刷部16、ドロア17、計時部18を含んで構成されており、各部はバスによって接続されている。
CPU11は、制御部として働き、記憶部14に記憶されている売上データ処理プログラム141と、入力部15から入力される各種指示とを、RAM13内のワークメモリに展開する。CPU11はさらに、この入力指示及び入力データに応じてワークメモリに展開した売上データ処理プログラム141に従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM13内のワークメモリに格納するとともに、表示部12に表示する。
図3は、第1の実施形態の売上データ処理装置1の入力部15の構成を示す図である。
入力部15は、7行6列のマトリックス状に配置されたキー群を含み、これらキー群は4つのブロックに分割されている。売上登録に用いられるキーは、主に左下のブロックと右下のブロックに配置されている。ここでは、キー群のうち左下のブロックと右下のブロックとを主に説明し、左上のブロックの一部と右上のブロックの説明を省略する。
「C」キー(クリア)29は、オペレータが入力を誤ったときに用いられる。「×/日時」キーは、乗算登録に用いられると共に、時刻や日付を表示するときに用いられる。「万円」キーは、1万円札を預かったときに用いられる。
「9」~「0」,「00」,「・」などからなる置数キー21は、数値の入力に用いられる。
右下のブロックに属する「部門1」から「部門5」までのキーからなる「部門」キー22は、オペレータが売上を登録する際に用いられる。「小計」キー23は、一部、または全部の売上の登録を完了し、登録金額の合計を見るときに用いられる。全ての売上を登録して金額に誤りがなかった場合は、操作者は預り金の入力や、クレジットカードによる支払い、商品券による支払いなど、売上登録の完了処理に進む。「現/預」キー24は、現金による支払いの際の、売上登録の完了のときに用いられる。「信」キー(信用売り)25は、クレジットカードによる支払いの際の、売上登録の完了のときに用いられる。「券」キー(券売り)26は商品券による支払いの際の、売上登録の完了のときに用いられる。
左上のブロックに属する「訂正/中止」キー27は、売上を登録するために「部門」キー22を押したあとに間違いに気づいた場合、直前に登録した売上のみを取り消すときに用いられる。「戻」キー28は、いくつかの売上を登録したあとに間違いに気づき、間違えた売上に遡って訂正する場合や、間違えて売上を登録した商品をいったん返品処理するときに用いられる。
この他、「入金」キーは、入金時に用いられる。「出金」キーは、出金時に用いられるとともに、電子ジャーナルレポート発行時にも用いられる。「-」キーは、値引時に用いられ、「%」キーは割引時に用いられる。「#/替」キーは、番号印字または両替時に用いられる。
右上のブロックに属する「担当者/部門シフト」キーは操作者の認証機能を使用するときに用いられ、「PLU」キーは、商品をPLU(Price Look Up)番号で指定する際に用いられる。
図4A~4Cは、売上登録処理時における第1の実施形態の表示部12の表示態様120A~120Cを示す概略図である。
売上データ処理装置1は、個々の操作者の異なる表示認識力に対応できるよう、表示態様として、所定の文字サイズと所定のレイアウトの定義された表示態様120A~120Cの3つのパターンを備えている。なお、図4A~4Cは、表示態様120A~120Cの文字サイズとレイアウトを示すものであり、記載された文字情報は操作者の入力に応じて更新される。
商品明細情報は、商品情報、個数情報、金額情報の3つの情報とを含んで構成される。商品情報は、商品名情報と、付帯情報とを含んで構成される。付帯情報には、例えば商品名情報が「アイスクリーム」であれば、そのフレーバーである「チョコレート」等が該当する。
表示態様120(120A~120C)は商品明細情報を表示する。すなわち、表示態様120は商品情報を表示する商品情報欄121(121A~121C)と、個数情報を表示する個数情報欄122(122A~122C)と、金額情報を表示する金額情報欄123(123A~123C)とを含んで構成される。
表示態様120A~120Cの文字サイズは、表示態様120A、表示態様120B、表示態様120Cの順に大きくなっていく。このように表示態様120A~120Cの文字サイズは異なるが、1商品の商品明細情報は1行に収められ、複数行に跨ることはない。
商品情報欄121A~121C、個数情報欄122A~122C、金額情報欄123A~123Cの縦幅、横幅のレイアウトは、文字サイズにあわせて予め設定されている。縦幅については、例えば、文字サイズが大きいほど広くなるように設定される。横幅については、例えば、金額情報欄123および個数情報欄122の横幅を、金額情報および個数情報が欠けることなく表示可能な幅とし、残りの幅を使って商品情報欄121を可能な限り広くするように設定される。本実施形態では、レイアウトは文字サイズを基準に設定されているが、操作者にとって見やすいレイアウトでさえあれば、他の要素が基準にされてもよい。たとえば、画面上の余白をどれだけとるかを基準にレイアウトを設定することなどが考えられる。
表示態様120A~120Cのように、個々の操作者の表示認識力に合わせた文字サイズとレイアウトを備えた表示態様に変化させることにより、操作者にとって情報の把握の容易な表示が可能となる。このように、表示態様120A~120Cは文字サイズに合わせて設定されたレイアウトを備えるため、操作者は、操作中に表示態様120が変更されても、変更前と同じように商品明細情報を把握し、かつ、表示認識力に適した表示態様120で操作を続行することができる。
商品名情報の文字列長が商品情報欄121の横幅に収まらない場合は、商品名情報のいずれかの表示項目に係る文字情報の表示を省略して表示する。
表示態様120Cではこの省略を、付帯情報のみを省略記号と置き換えることで行い、文字サイズを大きくした場合も、商品名情報は省略せずにそのまま表示する。具体的には、「アイスクリーム(チョコレート)」の付帯情報である「チョコレート」を省略記号に置き換えている。省略記号には、例えば三点リーダ等が該当し、操作者が商品情報の省略を認識できる文字、記号等を使用することができる。
このように省略することにより、操作者の表示認識力にあわせて文字サイズを大きくした場合もレイアウトが破綻しない。また、商品名情報が省略されないため、商品名で商品の大まかな内容を把握することが可能になる。
売上データ処理装置1の備える表示態様のパターンは上記の3つより多くても、逆に少なくてもよい。また、売上データ処理装置1は、表示態様のパターンを備えるのではなく、文字サイズのパターンを備え、表示する所定の文字サイズにあわせてレイアウトを調整するようにしてもよい。このレイアウトの調整は、表示態様120A~120Cにおけるレイアウトの設定と同様、縦幅を文字サイズに合わせ、商品情報欄121の横幅を可能な限り広くするようにして行ってもよいし、文字サイズ以外の要素を基準に行ってもよい。
図5は、売上登録処理時における第1の実施形態の変形例の表示部12の表示態様120Dを示す概略図である。
表示態様120Dの構成は表示態様120Cと同一だが、省略の方法のみが異なる。商品情報欄121Dでは、商品情報の文字列を、商品名情報と付帯情報の区別なく商品情報欄121Dの横幅で表示できる長さに省略する。具体的には「アイスクリーム(チョコレート)」を「アイスクリーム(…」、「スクリュードライバー」を「スクリュードライ…」のように省略している。このように、商品情報欄121Dの横幅いっぱいに文字列を表示するように省略することにより、限られた表示領域を有効に活用することができる。このような省略により、例えば、商品名情報の文字列長によっては、第1の実施形態では省略されていた付帯情報の一部を表示することができる場合も考えられる。商品名は同一で付帯情報のみが異なる商品を多く取り扱うような場合は、本変形例の省略の方法も有益である。
図6は、第1の実施形態において、操作者がサインインしてから、売上登録を完了するまでのフロー図である。
まず、操作者は、自分に割り振られた担当者番号(識別情報)を入力部15の置数キー21で入力し、「担当者/部門シフト」キーを押すことで、売上データ処理装置1にサインインする(ステップS10)。
操作者をサインインさせた売上データ処理装置1のCPU11は、キャッシャー情報142を参照し、操作者の前回のサインインにおける終了時の表示態様120を取得し、表示態様として設定し(ステップS11)、この表示態様120を表示部12(画面)に表示する(ステップS12)。このように操作者の前回の情報入力に応じた表示態様120で表示部12に情報を表示させることにより、操作者は、最初から自分の表示認識力に適した表示態様で操作を開始することができる。
以降のフローは、売上登録処理における一纏まりの操作についての記載である。売上登録処理における一纏まりの操作とは、操作者が売上登録のためにキー入力を開始してから、「小計」キー23を押して売上登録を完了するまでの操作、および、預かり金の入力を開始してから、「現/預」キー24押して伝票を締めるまでの操作のことである。売上登録を完了する操作、または伝票を締める操作を、以降、区切り入力とも称する。CPU11は、この一纏まりの操作に要した時間と、一纏まりの操作中の入力キー数を測定することで、入力速度を算出し、算出した入力速度に基づいて表示態様120A~120Cのどの表示態様を表示するかを決定する。
操作者は入力部15のキーを操作して売上登録のための入力を行い、売上データ処理装置1のCPU11はこれを検知する(ステップS13)。CPU11は、検知したキー入力が上記一纏まりの操作における最初の入力か否かを判定する(ステップS14)。キー入力が最初の入力でなかった場合(ステップS14:No)、ステップS16に進む。キー入力が最初の入力だった場合(ステップS14:Yes)、CPU11は、計時部18によって取得した当該キー入力時刻を、入力開始時刻としてRAM13に記憶し(ステップS15)、ステップS16に進む。
ステップS16で、CPU11は、現在入力されたキーの種別から、操作者による入力内容を判定する。入力部15に配されたキーの詳細については上述の図2の説明に記載してある。
入力されたキーが「訂正/中止」キー27か、「戻」キー28か、「C」キー29であった場合は、操作者が訂正入力を行ったと判定し(ステップS16:訂正入力)、CPU11はペナルティ処理を行った後(ステップS17)、次のキー入力を待機する。このとき、CPU11は訂正入力を入力速度の測定の対象に含めず、入力キー数としてカウントアップしない。
なお、ここでいうペナルティ処理とは、入力速度から所定値を減算する処理であり、例えば、一纏まりの操作に要した時間を延長したり、または、入力キー数を減算したりしてもよく、他の手段で実現してもよい。
このような処理により、一見入力速度が早くても入力が不正確で手戻りが多い操作者について、実質的な入力速度を算出し、適切な表示態様120を選択することができる。
入力されたキーが「訂正/中止」キー27でも、「戻」キー28でも、「C」キー29でも、「小計」キー23でも、「現/預」キー24でも、「信」キー25でも、「券」キー26でもない場合(ステップS16:それ以外)、CPU11は入力キー数をカウントアップし(ステップS18)、次のキー入力を待機する。
入力されたキーが「小計」キー23か、「現/預」キー24か、「信」キー25か、「券」キー26であった場合(ステップS16:伝票締め or 売上登録完了)、操作者が伝票締め入力または売上登録完了入力を行ったと判定し、CPU11は、計時部18によって取得した当該キー入力時刻を、入力停止時刻としてRAM13に記憶する(ステップS19)。なお、このとき、「信」キー25または「券」キー26が入力された場合、つまりクレジットカード払いや商品券払いの場合は、入力キーは一つだけである。よって、「信」キー25または「券」キー26が入力された場合、CPU11は入力速度の算出と設定および保存を行わずに、ステップS22に進んで入力キー数を0にクリアする(非図示)。
CPU11は、入力開始時刻と入力停止時刻との差分から、操作に要した時間を取得し、入力キー数を、操作に要した時間で除算することによって、入力速度を算出する(ステップS20)。
CPU11は、算出した入力速度に基づいて、表示する表示態様120を選択し、設定すると共に、設定した表示態様120をキャッシャー情報142に保存する(ステップS21)。この表示態様120の選択と設定、保存の詳細については、後述の図7で記載する。
CPU11は入力キー数を0にクリアし(ステップS22)、現在入力されたキーの種別から、入力内容が伝票締めと売上登録完了のどちらであるかを判定する(ステップS23)。入力されたキーが「小計」キー23であった場合は(ステップS23:売上登録完了)、売上の一部または全部の登録完了の入力であったと判定し、CPU11は、ステップS21で設定した表示態様120を表示部12に表示する(ステップS12)。入力されたキーが「現/預」キー24か、「信」キー25か、「券」キー26であった場合は(ステップS23:伝票締め)、伝票締めの入力だったと判定し、CPU11は処理を終了する。
図7は、CPU11が算出した入力速度に基づいて、表示態様120を設定し、設定した設定情報をキャッシャー情報142に保存するまでのフロー図である。図7は、図6におけるステップS21を詳細に解説するものである。
上述の図4A~4Cについての説明で記載したように、売上データ処理装置1は、表示態様120A~120Cの3つの表示態様の内のいずれかで商品明細情報を表示する。売上データ処理装置1のCPU11は、図6のステップS20で算出した入力速度に基づいて、表示態様120A~120Cのいずれかを選択し、表示部12に表示することで、操作者の表示認識力に適した画面での操作を可能にする。
CPU11は、表示態様の選択のため、入力速度の判定を行う(ステップS210)。一般に、操作の高速な操作者は、表示認識力も高い傾向にある。よって本実施形態では、入力速度が所定の閾値以上に速かったときは表示部12に文字サイズの大きな表示態様120を適用し、入力速度が所定の閾値より遅かったときは、表示部12に文字サイズの小さな表示態様120を適用する。
3つの表示態様で表示を制御するCPU11は、入力速度の閾値K1と、閾値K2によって表示態様を判定する。なお、閾値の数は2つに限らず、表示態様がN種類ある場合、N-1個の閾値を設定する。
入力速度がK1以上であるとき(ステップS210:K1以上)、CPU11は、最も文字の小さな表示態様である表示態様120Aを表示態様として設定する。入力速度がK1よりも小さくK2以上であるとき、CPU11は、中程度の表示態様である表示態様120Bを表示態様として設定する(ステップS210:K1より小さくK2以上)。入力速度がK2よりも遅いとき、CPU11は、最も文字の大きな表示態様である表示態様120Cを表示態様として設定する(ステップS210:K2より小さい)。
このように、CPU11は、操作者の情報入力の速度に応じて表示部12の表示態様120を更新することができる。この更新により、操作者は、売上登録の操作を中断することなく、表示部12を自分の表示認識力に応じた表示態様120に切り替え、快適に操作することができるようになる。
CPU11は、設定した表示態様120をキャッシャー情報142に保存し(ステップS214)、処理を終了する。
図6、図7では売上データ処理装置1が表示態様のパターンを備える第1の実施形態のフローについて記載したが、表示する文字サイズに応じてレイアウトを調整する場合のフローもこれと同様である。文字サイズに応じてレイアウトを調整する場合は、図6、図7の「表示態様」の代わりに「文字サイズ」を扱い、ステップS12の表示において、表示する文字サイズに応じてレイアウトを調整してから、表示部に情報を表示する。
図8は、第2の実施形態における売上データ処理装置4の筐体を斜め前方から見たときの外観図である。
売上データ処理装置4は、入力部と表示部とを兼ねたタッチパネルディスプレイ42と、筐体左側に設けられた客用表示部45および印刷部46とを含んで構成される。なお、不図示のドロアは、売上データ処理装置4の筐体と分離して配置される。
売上データ処理装置4の操作者は、タッチパネルディスプレイ42を操作することにより、売上データ処理装置4に対する様々な情報入力を行う。例えば、操作者は、タッチパネルディスプレイ42に表示された各商品に対応するキーをタップして商品情報を入力し、個数情報欄522をタップして個数を入力することで、売上を登録することができる。この売上の登録時に、売上データ処理装置4は、不図示のドロアを引き出して、預り金を入金させる。
図9は、第2の実施形態における売上データ処理装置4の構成を示すブロック図である。
図9において、売上データ処理装置4は、CPU41、タッチパネルディスプレイ42,RAM43、記憶部44、客用表示部45、印刷部46、ドロア47、計時部48を含んで構成されており、各部はバスによって接続されている。
CPU41は、制御部として働き、記憶部44に記憶されている売上データ処理プログラム441と、タッチパネルディスプレイ42から入力される各種指示とを、RAM43内のワークメモリに展開する。CPU41はさらに、この入力指示及び入力データに応じてワークメモリに展開した売上データ処理プログラム441に従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM43内のワークメモリに格納するとともに、タッチパネルディスプレイ42に表示する。
図10は、第2の実施形態における売上データ処理装置4の売上登録画面5Aを示す概略図である。売上登録画面5Aは大きく2つに分割され、左側には伝票情報欄53が表示され、右側には小計と税、および、商品入力キー64等が表示される。
右側のリターン記号キー(戻る)60は、オペレータが入力を誤ったときに用いられる。「仮締め」キー61は、仮締めするときに用いられる。「支払い」キー63は、売上の入力を終えて締め画面5Bに移動するときに用いられる。締め画面5Bについては図11で後述する。商品入力キー64は、商品の名称と値段を表示し、タップされることで商品を左側の伝票情報に追加する。なお、商品入力キー64には商品の名称だけでなく、画像も表示するようにしてもよい。
左側の伝票情報欄53は、テーブル情報欄51と商品明細情報欄52を含んで構成される。第1の実施形態と同じく商品明細情報は商品名情報、個数情報、金額情報から構成される。商品明細情報欄52の個数情報欄522をタップすると、テンキー入力が画面上に呼び出され(図示せず)、商品入力キー64で入力した商品について個数を変更することができる。
図11は、第2の実施形態における売上データ処理装置4の締め画面5Bを示す概略図である。締め画面5Bは大きく2つに分割され、左側の伝票情報欄53は売上登録画面5Aと共通である。
右側の「9」~「0」,「00」,「・」等からなる置数キー65は、預かり金の入力に用いられる。「戻る」キー66は、操作者が売上入力の誤りに気づき、売上登録画面5Aに戻るときに用いられる。「訂正」キー67は、操作者が数値の入力を誤ったときに用いられる。「現金」キー69は、現金による支払いの際の、預り金の入力の完了のときに用いられる。その他の支払い手段キー70は、現金払い以外の、貸し売り、クレジット、商品券等の支払い方法を選択した場合に用いられる。「別々会計」キー71は、テーブルの複数の客が別々の支払いを希望する場合に用いられる。
図12~14は、第2の実施形態の売上登録画面5Aと締め画面5Bとに共通して表示される伝票情報欄53の表示態様530A~530Cを示す概略図である。
第2の実施形態の売上データ処理装置4は、個々の操作者の異なる表示認識力に対応できるよう、表示態様として、所定の文字サイズと所定のレイアウトの定義された表示態様530A~530Cの3つのパターンを備えている。図12~14は、表示態様530A~530Cの文字サイズとレイアウトを示すものであり、記載された文字情報は操作者の入力に応じて更新される。
伝票情報は、テーブル情報と商品明細情報を含んで構成される。テーブル情報はテーブルNo情報、客数情報、担当者情報を含んで構成され、テーブル情報欄51(51A~51C)はこれらの情報を表示する。すなわち、テーブル情報欄51は、テーブルNo情報欄511(511A~511C)、客数情報欄512(512A~512C)、担当者情報欄513(513A~513C)を含んで構成される。
商品明細情報は、商品情報、個数情報、金額情報の3つの情報を含んで構成される。商品情報は、商品名情報と、付帯情報とを含んで構成される。付帯情報には、例えば商品名情報が「ハンバーグ」であれば、そのオプションである「チーズ」等が該当する。
商品明細情報欄52(52A~52C)は商品明細情報を表示する。すなわち、商品明細情報欄52は商品情報を表示する商品情報欄521(521A~521C)と、個数情報を表示する個数情報欄522(522A~522C)と、金額情報を表示する金額情報欄523(523A~523C)とを含んで構成される。
表示態様530A~530Cの文字サイズは、表示態様530A、表示態様530B、表示態様530Cの順に大きくなっていく。なお、テーブル情報欄51、商品明細情報欄52の文字サイズがこのように変更されても、スクロール&中止キー531には変更がない。スクロール&中止キー531は変更しないことにより、操作者は、文字サイズが変更されても違和感なく操作を続行することができる。
商品情報の文字列長が商品情報欄521の横幅に収まらない場合は、商品情報の文字列を商品情報欄521内に収まる長さに省略して表示する。
表示態様530Cではこの省略を、付帯情報のみを省略記号と置き換えることで行い、文字サイズを大きくした場合も、商品名情報は省略されずにそのまま表示される。具体的には、「ハンバーグ(煮込み)」の付帯情報である「煮込み」を省略記号に置き換え、「ハンバーグ(チーズ)」の付帯情報である「チーズ」を省略記号に置き換えている。省略記号には、例えば三点リーダ等が該当し、操作者が商品情報の省略を認識できる文字、記号等を使用することができる。
このように省略することにより、操作者の表示認識力にあわせて文字サイズを大きくした場合も、レイアウトが破綻しない。また、商品名情報が省略されないため、商品名で商品の大まかな内容を把握することが可能になる。
売上データ処理装置4の備える表示態様のパターンは上記の3つより多くても、逆に少なくてもよい。また、売上データ処理装置4は、表示態様のパターンを備えるのではなく、文字サイズのパターンを備え、表示する所定の文字サイズにあわせてレイアウトを調整するようにしてもよい。このレイアウトの調整は、表示態様530A~530Cにおけるレイアウトの設定と同様に、縦幅を文字サイズに合わせ、商品情報欄521の横幅を可能な限り広くするように行ってもよいし、文字サイズ以外の要素を基準に行ってもよい。
図15は、売上登録処理時における第2の実施形態の変形例の伝票情報欄53の表示態様530Dを示す概略図である。
表示態様530Dの構成は基本的に表示態様530Cと同一だが、省略の方法のみが異なる。商品情報欄521Dでは、商品情報の文字列を、商品名情報と付帯情報の区別なく商品情報欄521Dの横幅で表示できる長さに省略する。具体的には「ハンバーグ(煮込み」を「ハンバーグ(煮…」、「ハンバーグ(チーズ)」を「ハンバーグ(チ…」、「スクリュードライバー」を「スクリュード…」のように省略している。このように、商品情報欄521Dの横幅いっぱいに文字列を表示するように省略することにより、限られた表示領域を有効に活用することができる。このような省略により、例えば、商品名情報の文字列長によっては、第2の実施形態では省略されていた付帯情報の一部を表示することができる。商品名は同一で付帯情報のみが異なる商品を多く取り扱うような場合は本変形例の省略の方法も有益である。
図16は、第2の実施形態において、操作者がサインインしてから、売上登録を完了するまでのフロー図である。
まず、操作者は、タッチパネルディスプレイ42に表示されたサインオン画面で、自分の名前の表示された担当者キーをタップするか、または自分に割り振られた担当者番号を入力することにより、自分の識別情報を入力し、売上データ処理装置4にサインインする(ステップS30)。
操作者をサインインさせた売上データ処理装置4のCPU41は、キャッシャー情報442を参照し、操作者の前回のサインインにおける終了時の表示態様530を取得し、表示態様として設定し(ステップS31)、この表示態様530をタッチパネルディスプレイ42(画面)に表示する(ステップS32)。
以降のフローは、売上登録処理における一纏まりの操作についての記載である。売上登録処理における一纏まりの操作とは、操作者が会計対象の売上登録のためにキー入力を開始してから、「支払い」キー63をタップして締め画面5Bに移行する(売上登録を完了する)までの操作、および、預かり金の入力を開始してから、「現金」キー69をタップして伝票を締めるまでの操作のことである。売上登録を完了する操作、または伝票を締める操作を、以降、区切り入力とも称する。CPU41は、この一纏まりの操作に要した時間と、一纏まりの操作中の入力キー数を測定することで、入力速度を算出し、算出した入力速度に基づいて表示態様530A~530Cのどの表示態様を表示するかを決定する。
操作者はタッチパネルディスプレイ42に表示されたキーを操作して売上登録のための入力を行い、CPU41はこれを検知する(ステップS33)。CPU41は、検知したキー入力が上記一纏まりの操作における最初の入力か否かを判定する(ステップ344)。キー入力が最初の入力でなかった場合(ステップS34:No)、ステップS36に進む。キー入力が最初の入力だった場合(ステップS34:Yes)、CPU41は、計時部48によって取得した当該キー入力時刻を、入力開始時刻としてRAM43に記憶し(ステップS45)、ステップS46に進む。
ステップS46で、CPU41は、現在入力されたキーの種別から、操作者による入力内容を判定する。タッチパネルディスプレイ42に配されたキーの詳細については上述の図10、図11の説明に記載してある。
入力されたキーがリターン記号キー60か、「戻る」キー66か、「訂正」キー67か、「C」キー68であった場合は、操作者が訂正入力を行ったと判定し(ステップS46:訂正入力)、CPU41はペナルティ処理を行った後(ステップS47)、次のキー入力を待機する。このとき、CPU41は訂正入力を入力速度の測定の対象に含めず、入力キー数としてカウントアップしない。
なお、ここでいうペナルティ処理とは、入力速度から所定値を減算する処理であり、例えば、一纏まりの操作に要した時間を延長したり、または、入力キー数を減算したりしてもよく、他の手段で実現してもよい。
このような処理により、一見入力速度が早くても入力が不正確で手戻りが多い操作者について、実質的な入力速度を算出し、適切な表示態様530を選択することができる。
入力されたキーがリターン記号キー60でも、「戻る」キー66でも、「訂正」キー67でも、「C」キー68でも、「支払い」キー63でも、「現金」キー69でも、その他の支払い手段キー70でも、「別々会計」キー71でもない場合(ステップS46:それ以外)、CPU41は入力キー数をカウントアップし(ステップS38)、次のキー入力を待機する。
入力されたキーが「支払い」キー63か、「現金」キー69か、その他の支払い手段キー70か、「別々会計」キー71であった場合(ステップS16:伝票締め or 売上登録完了)、操作者が伝票締め入力または売上登録完了入力を行ったと判定し、CPU41は、計時部48によって取得した当該キー入力時刻を、入力停止時刻としてRAM43に記憶する(ステップS39)。なお、このとき、その他の支払い手段キー70をタップされた場合、つまりクレジットカード払いや商品券払いの場合は、キーは一つしか入力されない。よって、その他の支払い手段キー70がタップされた場合、CPU41は入力速度の算出と設定および保存を行わずに、ステップS42に進んで入力キー数を0にクリアする(非図示)。
CPU41は、入力開始時刻と入力停止時刻との差分から、操作に要した時間を取得し、入力キー数を、操作に要した時間で除算することによって、入力速度を算出する(ステップS40)。
CPU41は、算出した入力速度に基づいて、表示する表示態様530を選択し、設定すると共に、設定した表示態様530をキャッシャー情報442に保存する(ステップS41)。この表示態様530の選択と設定、保存の詳細は、前述の図7と同様である。
CPU41は入力キー数を0にクリアし(ステップS42)、現在入力されたキーの種別から、入力内容が売上登録完了と伝票締めのどちらであるかを判定する(ステップS43)。入力されたキーが「支払い」キー63であった場合は(ステップS43:売上登録完了処理)、売上登録完了処理の入力であったと判定し、CPU41は、締め画面4Bに移行し(ステップS44)、ステップS41で設定した表示態様530をタッチパネルディスプレイ42に表示する(ステップS32)。入力されたキーが「現金」キー69か、その他の支払い手段キー70か、「別々会計」キー71であった場合は(ステップS43:伝票締め)、伝票締めの入力だったと判定し、CPU41は処理を終了する。
図16では売上データ処理装置4が表示態様のパターンを備える第2の実施形態のフローについて記載したが、表示する文字サイズに応じてレイアウトを調整する場合のフローもこれと同様である。文字サイズに応じてレイアウトを調整する場合は、図16の「表示態様」の代わりに「文字サイズ」を扱い、ステップS32の表示において、表示する文字サイズに応じてレイアウトを調整してから、表示部に情報を表示する。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
《請求項1》
キー操作による操作者からの情報入力を受け付ける入力部と、
表示部の表示態様を、前記情報入力の速度に応じて更新する制御部と、
を備える売上データ処理装置。
《請求項2》
前記制御部は、前記情報入力の速度が閾値よりも遅いとき、前記表示態様を、より大きな文字サイズとレイアウトが定義された所定の表示態様に切り替える
ことを特徴とする請求項1に記載の売上データ処理装置。
《請求項3》
前記制御部は、前記情報入力の速度が閾値よりも遅いとき、前記表示態様の文字サイズをより大きく表示させると共に、前記表示態様のレイアウトを前記文字サイズに合わせて調整する、
ことを特徴とする請求項1に記載の売上データ処理装置。
《請求項4》
前記制御部は、前記情報入力の速度が前記閾値よりも遅いとき、いずれかの表示項目に係る文字情報の表示の省略を行う、
ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の売上データ処理装置。
《請求項5》
前記制御部は、前記省略において、1つの商品明細情報を1行に収める、
ことを特徴とする請求項4に記載の売上データ処理装置。
《請求項6》
前記制御部は、前記省略において、表示させる前記文字サイズに応じて、商品名情報の付帯情報を省略する
ことを特徴とする請求項4に記載の売上データ処理装置
《請求項7》
前記制御部は、前記省略において、表示させる前記文字サイズに応じて、商品名情報の末尾の文字列を省略する、
ことを特徴とする請求項4に記載の売上データ処理装置
《請求項8》
前記制御部は、前記情報入力の速度が閾値よりも速いとき、前記表示態様を、より小さな文字サイズとレイアウトが定義された所定の表示態様に切り替える
ことを特徴とする請求項1に記載の売上データ処理装置。
《請求項9》
前記制御部は、前記情報入力の速度が閾値以上に速いとき、前記表示態様の文字サイズをより小さく表示させると共に、前記表示態様のレイアウトを前記文字サイズに合わせて調整する、
ことを特徴とする請求項1に記載の売上データ処理装置。
《請求項10》
前記制御部は、所定の区切り入力ごとに前記情報入力の速度を算出し、前記表示部による表示を、前記情報入力の速度に応じて更新する、
ことを特徴とする請求項1ないし9のうちいずれか1項に記載の売上データ処理装置。
《請求項11》
前記入力部は、前記操作者の識別情報の入力を受け付け、
前記制御部は、前記操作者の識別情報が入力されたとき、前記操作者による前回の情報入力の速度に応じた表示態様で、前記表示部に情報を表示させる、
ことを特徴とする請求項1ないし10のうちいずれか1項に記載の売上データ処理装置。
《請求項12》
前記制御部は、前記入力部が情報入力の訂正入力を受け付けた際、当該訂正入力を入力に含めず、かつ前記情報入力の速度から所定値を減算する、
ことを特徴とする請求項1ないし10のうちいずれか1項に記載の売上データ処理装置。
《請求項13》
入力部と表示部とを備えるコンピュータに、
前記入力部により情報入力を受け付ける工程、
前記情報入力の速度に応じた表示態様で前記表示部に情報を表示させる工程、
を実行させるための売上データ処理プログラム。
1 売上データ処理装置
12 表示部
120A,120B,120C,120D,530A,530B,530C,530D 表示態様
121A,121B,121C,121D,521A,521B,521C,521D 商品情報欄
122A,122B,122C,122D,522A,522B,522C,522D 個数情報欄
123A,123B,123C,123D,523A,523B,523C,523D 金額情報欄
13 RAM
14 記憶部
141 売上データ処理プログラム
142 キャッシャー情報
15 入力部
16 印刷部
17 ドロア
18 計時部
21 置数キー
22 「部門」キー
23 「小計」キー
24 「現/預」キー
25 「信」キー
26 「券」キー
27 「訂正/中止」キー
28 「戻」キー
29 「C」キー
4 売上データ処理装置
41 CPU
42 タッチパネルディスプレイ
43 RAM
44 記憶部
441 売上データ処理プログラム
442 キャッシャー情報
45 客用表示部
46 印刷部
47 ドロア
48 計時部
5A 売上登録画面
51 テーブル情報欄
511A,511B,511C,511D テーブルNo情報欄
512A,512B,512C,512D 客数情報欄
513A,513B,513C,513D 担当者情報欄
52 商品明細情報欄
53 伝票情報欄
60 リターン記号キー
61 「仮締め」キー
63 「支払い」キー
64 商品入力キー
5B 締め画面
67 「訂正」キー
68 「C」キー
69 「現金」キー
70 その他の支払い手段キー
71 「別々会計」キー

Claims (12)

  1. キー操作による操作者からの情報入力を受け付ける入力部と、
    表示部の表示態様を、前記情報入力の速度に応じて更新する制御部と、
    を備え、
    前記情報入力の速度が閾値よりも遅いとき、いずれかの表示項目に係る文字情報の一部を省略記号に置き換えて表示する売上データ処理装置。
  2. 前記制御部は、前記情報入力の際に、特定のキーが操作された場合には、前記表示態様の更新を行わない
    ことを特徴とする請求項1に記載の売上データ処理装置。
  3. 前記制御部は、前記情報入力の速度が前記閾値よりも遅いとき、前記表示態様を、より大きな文字サイズとレイアウトが定義された所定の表示態様に切り替える
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の売上データ処理装置。
  4. 前記制御部は、前記情報入力の速度が前記閾値よりも遅いとき、前記表示態様の文字サイズをより大きく表示させると共に、前記表示態様のレイアウトを前記文字サイズに合わせて調整する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の売上データ処理装置。
  5. 前記制御部は、1つの商品明細情報が1行に収まるように前記文字情報の一部を前記省略記号に置き換える、
    ことを特徴とする請求項4に記載の売上データ処理装置。
  6. 前記制御部は、表示させる前記文字サイズに応じて、商品名情報の付帯情報を前記省略記号に置き換える、
    ことを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1項に記載の売上データ処理装置。
  7. 前記制御部は、前記情報入力の速度が閾値よりも速いとき、前記表示態様を、より小さな文字サイズとレイアウトが定義された所定の表示態様に切り替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の売上データ処理装置。
  8. 前記制御部は、前記情報入力の速度が閾値以上に速いとき、前記表示態様の文字サイズをより小さく表示させると共に、前記表示態様のレイアウトを前記文字サイズに合わせて調整する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の売上データ処理装置。
  9. 前記制御部は、所定の区切り入力ごとに前記情報入力の速度を算出し、前記表示部による表示を、前記情報入力の速度に応じて更新する、
    ことを特徴とする請求項1ないし8のうちいずれか1項に記載の売上データ処理装置。
  10. 前記入力部は、前記操作者の識別情報の入力を受け付け、
    前記制御部は、前記操作者の識別情報が入力されたとき、前記操作者による前回の情報入力の速度に応じた表示態様で、前記表示部に情報を表示させる、
    ことを特徴とする請求項1ないし9のうちいずれか1項に記載の売上データ処理装置。
  11. 前記制御部は、前記入力部が情報入力の訂正入力を受け付けた際、当該訂正入力を入力に含めず、かつ前記情報入力の速度から所定値を減算する、
    ことを特徴とする請求項1ないし9のうちいずれか1項に記載の売上データ処理装置。
  12. 入力部と表示部とを備えるコンピュータに、
    前記入力部により情報入力を受け付ける工程、
    前記情報入力の速度に応じた表示態様で前記表示部に情報を表示させる工程、
    前記情報入力の速度が閾値よりも遅いとき、いずれかの表示項目に係る文字情報の一部を省略記号に置き換えて表示する工程、
    を実行させるための売上データ処理プログラム。
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