JP7186167B2 - 糖の無細胞的生産 - Google Patents
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Description
本出願は、米国特許法第119条(e)の下において、2017年1月6日出願の米国特許仮出願第62/443,447号、および2017年7月28日出願の米国特許仮出願第62/538,181号の優先権を主張する;これらの各々は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
デンプンを単糖に変換するための既存の技術は、複数の生体内変換反応と、各生体内変換後の大規模な精製プロセスを用いる。生体内変換プロセスは比較的安価であるが、固定化酵素の適用および連続生産システムのために、下流の処理がコストに大きな影響を与える。
いくつかの態様において、提示された糖経路は、NADH、NADPH、NAD+、またはNADP+などのエネルギ-補因子をバランスさせることを必要とする。これは、補因子再生システムを介して行うことができる。これらの例では、NADHおよびNADPHは「還元型補因子」または「還元剤」と呼ばれ、NAD+およびNADP+は「酸化型補因子」または「酸化剤」と呼ばれる。過剰の還元剤を含む例では、NAD(P)Hオキシダ-ゼ(EC#1.6.3.1、1.6.3.2、1.6.2.3、または1.6.3.4)は、オキシダ-ゼの種類に応じて、H2O2、O- 2、またはH2Oのいずれかを生産する過剰な還元型補因子を燃焼させるために使用することができる。ライセ-トに有害な損傷を与える可能性があるH2O2およびO2 -が生産される場合、ス-パ-オキシドジスムタ-ゼ(EC#1.15.1.1)および/またはカタラ-ゼ(EC#1.11.1.6)を併用して、有害な種をH2OおよびO2に変換することができる。過剰の酸化剤を用いる場合には、補因子再生系を用いて、酸化型補因子を還元型に還元することができる。いくつかの例には、NAD(P)+をNAD(P)Hに還元しつつギ酸をCO2に酸化するための、ギ酸デヒドロゲナ-ゼ(EC#1.2.1.2)の使用、または、それぞれの無機塩をリン酸塩および硫酸塩に酸化してNAD(P)Hを減少させる、ホスホン酸デヒドロゲナ-ゼ(EC#1.20.1.1)または亜硫酸オキシドレダクタ-ゼ(EC#1.8.1.2)の使用が含まれる。
ここで提供されるのはまた、目的の特定の糖(例えば、アルロ-ス、グルコ-ス、フルクト-ス、ソルビト-ル、リブロ-ス、リボ-ス、および/またはアラビノ-ス)の生産に使用される耐熱性酵素等の酵素を含む、改変細胞、細胞ライセ-ト、および反応混合物である。
本明細書に記載されているのは、デンプン(例えば、アミロ-スまたはアミロペクチン)またはセルロ-ス/セロデキストリンから、ペント-ス(例えば、リボ-ス、アラビノ-ス、またはキシルロ-ス)糖および/またはヘキソ-ス(例えば、アルロ-ス、グルコ-ス、またはフルクト-ス)糖への変換に使用される酵素経路である。酵素経路は、少なくとも1つのα-グルカンホスホリラ-ゼ(デンプンホスホリラ-ゼとも呼ばれる)(EC 2.4.1.1)または少なくとも1つのセロデキストリンホスホリラ-ゼ(セルロ-スホスホリラ-ゼとも呼ばれる)(EC 2.4.1.49)、少なくとも1つのホスホグルコムタ-ゼ(EC 5.4.2.2、5.4.2.5、または5.4.2.6)、ならびに、最終産物に応じて任意の数のイソメラ-ゼ、エピメラ-ゼ、および/または糖ホスファタ-ゼを利用する。いくつかの態様において、酵素または酵素の一部は耐熱性である。これらの耐熱性酵素は、変換プロセスが行われる細胞ライセ-ト中に含まれる有害な活性を不活性化する糖生産プロセスの加熱ステップに、耐えることができる。この熱不活性化ステップは、連続生産量に悪影響を与える微生物汚染の可能性を減らす。
表1:例示的経路酵素の要約
本開示のいくつかの側面は、アルロ-スを生産するための方法、組成物、およびシステムを提供する。これらの方法は、いくつかの態様において、少なくとも1つのα-グルカンホスホリラ-ゼおよび/または少なくとも1つのセロデキストリンホスホリラ-ゼ、少なくとも1つのホスホグルコムタ-ゼ、少なくとも1つのホスホグルコイソメラ-ゼ、少なくとも1つのアルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、少なくとも1つのアルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼ、または少なくとも2つ(例えば、少なくとも3つ、または少なくとも4つ)の前述の酵素の組み合わせを発現するように改変された細胞を、培養することを含む。いくつかの態様において、α-グルカンホスホリラ-ゼ(および/またはセロデキストリンホスホリラ-ゼ)およびホスホグルコムタ-ゼは、単一の融合(キメラ)タンパク質または二機能性タンパク質として発現される。
融合タンパク質は、別々のタンパク質をコ-ドする2つ以上の遺伝子または遺伝子セグメントを連結することによって作製され得る。この融合遺伝子の翻訳は、元のタンパク質の各々に由来する機能的性質を有する、単一または複数のポリペプチドをもたらす。多機能性タンパク質は、少なくとも2つの異なる活性を有する単一のタンパク質であり、その機能性は、天然の生物学的機能、または改変酵素融合の結果である。他の酵素もまた、単一の融合タンパク質または多機能性タンパク質として発現され得る。したがって融合タンパク質は、本明細書に記載の経路酵素のいずれかの複数の機能性を含み得る。
宿主細胞は、細菌細胞(例えば、大腸菌細胞)などの原核細胞、または酵母細胞もしくは植物細胞などの真核細胞であり得る。他の細胞型は以下に記載される。
いくつかの態様において、方法はさらに、細胞ライセ-ト(または細胞ライセ-ト混合物)を、望ましくない天然の酵素活性を不活性化するが生産経路のいかなる耐熱性酵素も不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産することを含む。細胞ライセ-トは、いくつかの態様において、少なくとも50℃の温度に加熱される。例えば細胞ライセ-トを、少なくとも55℃、60℃、65℃、70℃、75℃、80℃、85℃、または90℃の温度に加熱することができる。いくつかの態様において、天然酵素(または他の非耐熱性酵素)は、その活性レベルが少なくとも50%低下した場合に、不活性であると見なされる。いくつかの態様において、天然酵素(または他の非耐熱性酵素)は、その活性レベルが少なくとも55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、98%、99%、または100%低下した場合に、不活性と見なされる。
熱不活性化に続いて、いくつかの態様において、少なくとも1つ(例えば、少なくとも2つ、または少なくとも3つ)の精製酵素(または部分精製酵素)が、細胞ライセ-ト/反応混合物に添加される。したがっていくつかの態様において、反応混合物は、細胞ライセ-ト中に存在する酵素(改変宿主細胞によって発現される)と少なくとも1つの精製酵素の組み合わせを含む。少なくとも1つの精製酵素は、α-グルカンホスホリラ-ゼまたはセロデキストリンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、ホスホグルコイソメラ-ゼ、アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、およびアルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択され得る。
本開示の他の側面は、グルコ-スを生産するための方法、組成物、およびシステムを提供する。これらの方法は、いくつかの態様において、少なくとも1つのα-グルカンホスホリラ-ゼおよび/または少なくとも1つのセロデキストリンホスホリラ-ゼ、少なくとも1つのホスホグルコムタ-ゼ、少なくとも1つのグルコ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼ、または少なくとも2つの前述の酵素の組み合わせを発現するように改変された細胞を、培養することを含む。いくつかの態様において、α-グルカンホスホリラ-ゼ(および/またはセロデキストリンホスホリラ-ゼ)およびホスホグルコムタ-ゼは、単一の融合(キメラ)タンパク質または二機能性タンパク質として発現される。いくつかの態様において、これらの方法は、少なくとも1つのα-グルカンホスホリラ-ゼおよび/または少なくとも1つのセロデキストリンホスホリラ-ゼ、少なくとも1つのグルコ-ス1-リン酸ホスファタ-ゼ、または少なくとも2つの前述の酵素の組み合わせを発現するように改変された細胞を、培養することを含む。いくつかの態様において、α-グルカンホスホリラ-ゼ(および/またはセロデキストリンホスホリラ-ゼ)およびホスホグルコムタ-ゼは、単一の融合(キメラ)タンパク質または二機能性タンパク質として発現される。
宿主細胞は、細菌細胞(例えば、大腸菌細胞)などの原核細胞、または酵母細胞もしくは植物細胞などの真核細胞であり得る。他の細胞型は以下に記載される。
細胞ライセ-トは、細胞の天然酵素(または他の非耐熱性酵素)を不活性化するのに十分な時間加熱することができる。例えば、細胞ライセ-トを少なくとも2、3、4、または少なくとも5分間加熱することができる。いくつかの態様においては、細胞ライセ-トを5分より長く加熱する。いくつかの態様において、細胞ライセ-トは、天然酵素(または他の非耐熱性酵素)の活性を少なくとも50%(例えば、少なくとも60%、70%、80%、または90%)低下させるのに十分な時間加熱される。
デンプンは、例えば、アミロ-ス、アミロペクチン、またはアミロ-スとアミロペクチンの混合物であり得る。いくつかの態様において、バイオマスがデンプンの代わりに使用される。これらの態様において、反応は、セロデキストリンホスホリラ-ゼを含む。いくつかの態様において、デンプンまたはセロデキストリンは、化合物の成分として存在する。
本開示のさらに他の側面は、フルクト-スを生産するための方法、組成物、およびシステムを提供する。これらの方法は、いくつかの態様において、少なくとも1つのα-グルカンホスホリラ-ゼおよび/または少なくとも1つのセロデキストリンホスホリラ-ゼ、少なくとも1つのホスホグルコムタ-ゼ、少なくとも1つのホスホグルコイソメラ-ゼ、少なくとも1つのフルクト-ス6-リン酸ホスファタ-ゼ、または少なくとも2つの前述の酵素の組み合わせを発現するように改変された細胞を、培養することを含む。いくつかの態様において、α-グルカンホスホリラ-ゼ(および/またはセロデキストリンホスホリラ-ゼ)およびホスホグルコムタ-ゼは、単一の融合(キメラ)タンパク質または二機能性タンパク質として発現される。
本明細書に提供されるフルクト-ス生産経路の酵素は、典型的には宿主細胞に対して異種である(最初に異なる細胞型からクロ-ニングされるかまたはこれから得られる)が、いくつかの酵素は、宿主細胞に対して内在性(天然)であり得る。したがっていくつかの態様において、デンプンおよび/またはセロデキストリンをフルクト-スに変換するために使用される少なくとも1つの酵素(例えば耐熱性酵素)は、宿主細胞に対して異種である。いくつかの態様において、少なくとも2つまたは少なくとも3つの酵素は、宿主細胞に対して異種である。いくつかの態様において、少なくとも1つの酵素(例えば、耐熱性酵素)は、宿主細胞に対して内在性(天然)である。いくつかの態様において、少なくとも2つまたは少なくとも3つの酵素は、宿主細胞に対して内在性である。
宿主細胞は、細菌細胞(例えば、大腸菌細胞)などの原核細胞、または酵母細胞もしくは植物細胞などの真核細胞であり得る。他の細胞型は以下に記載される。
細胞ライセ-トは、細胞の天然酵素(または他の非耐熱性酵素)を不活性化するのに十分な時間加熱することができる。例えば、細胞ライセ-トを少なくとも2、3、4、または少なくとも5分間加熱することができる。いくつかの態様においては、細胞ライセ-トを5分より長く加熱する。いくつかの態様において、細胞ライセ-トは、天然酵素(または他の非耐熱性酵素)の活性を少なくとも50%(例えば、少なくとも60%、70%、80%、または90%)低下させるのに十分な時間加熱される。
いくつかの態様において、方法はまた、熱不活化ライセ-トを、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、フルクト-スを生産することを含む。いくつかの態様において、方法はまた、熱不活化ライセ-トを、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、フルクト-スを生産することを含む。いくつかの態様において、熱不活化ライセ-トは、少なくとも50℃の温度でインキュベ-トされる。いくつかの態様において、熱不活化ライセ-トは、少なくとも2分間(例えば、少なくとも3、4、または5分間)インキュベ-トされる。例えば、熱不活化ライセ-トは、2~5分間、または2~10分間インキュベ-トすることができる。デンプンは、例えば、アミロ-ス、アミロペクチン、またはアミロ-スとアミロペクチンの混合物であり得る。いくつかの態様において、バイオマスがデンプンの代わりに使用される。これらの態様において、反応は、セロデキストリンホスホリラ-ゼを含む。いくつかの態様において、デンプンまたはセロデキストリンは、化合物の成分として存在する。
さらにまた、本開示のいくつかの側面は、マンノ-スを生産するための方法、組成物、およびシステムを提供する。これらの方法は、いくつかの態様において、少なくとも1つのα-グルカンホスホリラ-ゼおよび/または少なくとも1つのセロデキストリンホスホリラ-ゼ、少なくとも1つのホスホグルコムタ-ゼ、少なくとも1つのホスホグルコイソメラ-ゼ、少なくとも1つのマンノ-ス6-リン酸イソメラ-ゼ、少なくとも1つのマンノ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼ、または少なくとも2つの前述の酵素の組み合わせを発現するように改変された細胞を、培養することを含む。いくつかの態様において、α-グルカンホスホリラ-ゼ(および/またはセロデキストリンホスホリラ-ゼ)およびホスホグルコムタ-ゼは、単一の融合(キメラ)タンパク質または二機能性タンパク質として発現される。
宿主細胞は、細菌細胞(例えば、大腸菌細胞)などの原核細胞、または酵母細胞もしくは植物細胞などの真核細胞であり得る。他の細胞型は以下に記載される。
細胞ライセ-トは、細胞の天然酵素(または他の非耐熱性酵素)を不活性化するのに十分な時間加熱することができる。例えば、細胞ライセ-トを少なくとも2、3、4、または少なくとも5分間加熱することができる。いくつかの態様においては、細胞ライセ-トを5分より長く加熱する。いくつかの態様において、細胞ライセ-トは、天然酵素(または他の非耐熱性酵素)の活性を少なくとも50%(例えば、少なくとも60%、70%、80%、または90%)低下させるのに十分な時間加熱される。
本開示のさらに他の側面は、ソルビト-ルを生産するための方法、組成物、およびシステムを提供する。これらの方法は、いくつかの態様において、少なくとも1つのα-グルカンホスホリラ-ゼおよび/またはセロデキストリンホスホリラ-ゼ、少なくとも1つのホスホグルコムタ-ゼ、少なくとも1つのアルド-スデヒドロゲナ-ゼ、少なくとも1つのソルビト-ル6-リン酸ホスファタ-ゼ、または少なくとも2つの前述の酵素の組み合わせを発現するように改変された細胞を、培養することを含む。いくつかの態様において、方法は、少なくとも1つのα-グルカンホスホリラ-ゼおよび/または少なくとも1つのセロデキストリンホスホリラ-ゼ、少なくとも1つのホスホグルコムタ-ゼ、少なくとも1つのホスホグルコイソメラ-ゼ、少なくとも1つのソルビト-ル-6-リン酸2-デヒドロゲナ-ゼ、少なくとも1つのソルビト-ル-6-リン酸ホスファタ-ゼ、または少なくとも2つの前述の酵素の組み合わせを発現するように改変された細胞を、培養することを含む。いくつかの態様において、α-グルカンホスホリラ-ゼ(および/またはセロデキストリンホスホリラ-ゼ)およびホスホグルコムタ-ゼは、単一の融合(キメラ)タンパク質または二機能性タンパク質として発現される。
宿主細胞は、細菌細胞(例えば、大腸菌細胞)などの原核細胞、または酵母細胞もしくは植物細胞などの真核細胞であり得る。他の細胞型は以下に記載される。
細胞ライセ-トは、細胞の天然酵素(または他の非耐熱性酵素)を不活性化するのに十分な時間加熱することができる。例えば、細胞ライセ-トを少なくとも2、3、4、または少なくとも5分間加熱することができる。いくつかの態様においては、細胞ライセ-トを5分より長く加熱する。いくつかの態様において、細胞ライセ-トは、天然酵素(または他の非耐熱性酵素)の活性を少なくとも50%(例えば、少なくとも60%、70%、80%、または90%)低下させるのに十分な時間加熱される。
いくつかの態様において、方法はまた、熱不活化ライセ-トを、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、ソルビト-ルを生産することを含む。いくつかの態様において、方法はまた、熱不活化ライセ-トを、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、ソルビト-ルを生産することを含む。いくつかの態様において、熱不活化ライセ-トは、少なくとも50℃の温度でインキュベ-トされる。いくつかの態様において、熱不活化ライセ-トは、少なくとも2分間(例えば、少なくとも3、4、または5分間)インキュベ-トされる。例えば、熱不活化ライセ-トは、2~5分間、または2~10分間インキュベ-トすることができる。デンプンは、例えば、アミロ-ス、アミロペクチン、またはアミロ-スとアミロペクチンの混合物であり得る。いくつかの態様において、バイオマスがデンプンの代わりに使用される。これらの態様において、反応は、セロデキストリンホスホリラ-ゼを含む。いくつかの態様において、デンプンまたはセロデキストリンは、化合物の成分として存在する。
本開示のさらなる側面は、リブロ-スを生産するための方法、組成物、およびシステムを提供する。これらの方法は、いくつかの態様において、少なくとも1つのα-グルカンホスホリラ-ゼおよび/またはセロデキストリンホスホリラ-ゼ、少なくとも1つのホスホグルコムタ-ゼ、少なくとも1つのグルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、少なくとも1つの6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、少なくとも1つの6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、少なくとも1つのリブロ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼ、または少なくとも2つの前述の酵素の組み合わせを発現するように改変された細胞を、培養することを含む。いくつかの態様において、α-グルカンホスホリラ-ゼ(および/またはセロデキストリンホスホリラ-ゼ)およびホスホグルコムタ-ゼは、単一の融合(キメラ)タンパク質または二機能性タンパク質として発現される。
宿主細胞は、細菌細胞(例えば、大腸菌細胞)などの原核細胞、または酵母細胞もしくは植物細胞などの真核細胞であり得る。他の細胞型は以下に記載される。
細胞ライセ-トは、細胞の天然酵素(または他の非耐熱性酵素)を不活性化するのに十分な時間加熱することができる。例えば、細胞ライセ-トを少なくとも2、3、4、または少なくとも5分間加熱することができる。いくつかの態様においては、細胞ライセ-トを5分より長く加熱する。いくつかの態様において、細胞ライセ-トは、天然酵素(または他の非耐熱性酵素)の活性を少なくとも50%(例えば、少なくとも60%、70%、80%、または90%)低下させるのに十分な時間加熱される。
さらに、本開示のいくつかの側面は、リボ-スを生産するための方法、組成物、およびシステムを提供する。これらの方法は、いくつかの態様において、少なくとも1つのα-グルカンホスホリラ-ゼおよび/または少なくとも1つのセロデキストリンホスホリラ-ゼ、少なくとも1つのホスホグルコムタ-ゼ、少なくとも1つのグルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、少なくとも1つの6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、少なくとも1つの6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、少なくとも1つのリボ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、少なくとも1つのリボ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼ、または少なくとも2つの前述の酵素の組み合わせを発現するように改変された細胞を、培養することを含む。いくつかの態様において、α-グルカンホスホリラ-ゼ(および/またはセロデキストリンホスホリラ-ゼ)およびホスホグルコムタ-ゼは、単一の融合(キメラ)タンパク質または二機能性タンパク質として発現される。
宿主細胞は、細菌細胞(例えば、大腸菌細胞)などの原核細胞、または酵母細胞もしくは植物細胞などの真核細胞であり得る。他の細胞型は以下に記載される。
細胞ライセ-トは、細胞の天然酵素(または他の非耐熱性酵素)を不活性化するのに十分な時間加熱することができる。例えば、細胞ライセ-トを少なくとも2、3、4、または少なくとも5分間加熱することができる。いくつかの態様においては、細胞ライセ-トを5分より長く加熱する。いくつかの態様において、細胞ライセ-トは、天然酵素(または他の非耐熱性酵素)の活性を少なくとも50%(例えば、少なくとも60%、70%、80%、または90%)低下させるのに十分な時間加熱される。
さらに、本開示のいくつかの側面は、アラビノ-スを生産するための方法、組成物、およびシステムを提供する。これらの方法は、いくつかの態様において、少なくとも1つのα-グルカンホスホリラ-ゼおよび/または少なくとも1つのセロデキストリンホスホリラ-ゼ、少なくとも1つのホスホグルコムタ-ゼ、少なくとも1つのグルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、少なくとも1つの6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、少なくとも1つの6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、少なくとも1つのアラビノ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、少なくとも1つのアラビノ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼ、または少なくとも2つの前述の酵素の組み合わせを発現するように改変された細胞を、培養することを含む。いくつかの態様において、α-グルカンホスホリラ-ゼ(および/またはセロデキストリンホスホリラ-ゼ)およびホスホグルコムタ-ゼは、単一の融合(キメラ)タンパク質または二機能性タンパク質として発現される。
宿主細胞は、細菌細胞(例えば、大腸菌細胞)などの原核細胞、または酵母細胞もしくは植物細胞などの真核細胞であり得る。他の細胞型は以下に記載される。
細胞ライセ-トは、細胞の天然酵素(または他の非耐熱性酵素)を不活性化するのに十分な時間加熱することができる。例えば、細胞ライセ-トを少なくとも2、3、4、または少なくとも5分間加熱することができる。いくつかの態様においては、細胞ライセ-トを5分より長く加熱する。いくつかの態様において、細胞ライセ-トは、天然酵素(または他の非耐熱性酵素)の活性を少なくとも50%(例えば、少なくとも60%、70%、80%、または90%)低下させるのに十分な時間加熱される。
いくつかの態様において、方法はまた、熱不活化ライセ-トを、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、アラビノ-スを生産することを含む。いくつかの態様において、方法はまた、熱不活化ライセ-トを、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、アラビノ-スを生産することを含む。いくつかの態様において、熱不活化ライセ-トは、少なくとも50℃の温度でインキュベ-トされる。いくつかの態様において、熱不活化ライセ-トは、少なくとも2分間(例えば、少なくとも3、4、または5分間)インキュベ-トされる。例えば、熱不活化ライセ-トは、2~5分間、または2~10分間インキュベ-トすることができる。デンプンは、例えば、アミロ-ス、アミロペクチン、またはアミロ-スとアミロペクチンの混合物であり得る。いくつかの態様において、バイオマスがデンプンの代わりに使用される。これらの態様において、反応は、セロデキストリンホスホリラ-ゼを含む。いくつかの態様において、デンプンまたはセロデキストリンは、化合物の成分として存在する。
本明細書に記載のすべての経路について、複数の多量体グルコ-ス基質を使用することができる。多量体グルコ-ス基質の非限定的な例には、デンプン、グリコ-ゲン、およびセロデキストリンが含まれる。いくつかの態様において、基質はデンプンである。他の態様において、基質はグリコ-ゲンである。さらに他の態様において、基質はセロデキストリンである。いくつかの態様において、多量体グルコ-ス基質(例えば、デンプン、グリコ-ゲン、またはセルロ-ス/セロデキストリン)の部分的加水分解物が使用される。デンプンおよびグリコ-ゲンは、主にα(1-4)結合によって結合した複数のグルコ-スモノマ-を含み、一方、セロデキストリンは、β(1-4)結合によって結合した同じグルコ-スモノマ-を含む。セロデキストリンと他の2つの基質との間のもう1つの大きな違いは、α(1-4)鎖から分枝したα(1-6)分枝の存在である。デンプンとグリコ-ゲンの両方がこれらの分枝点を含むが、ただしグリコ-ゲンはデンプンよりも実質的により分枝している。α(1~4)多量体については、α-グルカンホスホリラ-ゼ(基質の選好に応じてα-グルカンホスホリラ-ゼまたはグリコ-ゲンホスホリラ-ゼとも呼ばれる)は、グルコ-ス1-リン酸を放出するときに多量体を1グルコ-スずつ消費する。セロデキストリンについては、セロデキストリンホスホリラ-ゼが同じ反応を行い、グルコ-ス1-リン酸を放出する。
表3.例示の枝切り酵素
「無細胞的生産」は、生細胞を用いることのない、生体分子または化学物質の合成のための生物学的プロセスの使用である。むしろ、細胞は溶解され、酵素を含有する未精製(クル-ド)部分が、所望の産物の生産のために用いられる。非限定的な例として、細胞は培養され、収穫され、および高圧ホモジナイゼ-ションによって溶解される。無細胞的反応は、バッチまたはフェドバッチモ-ドで行われ得る。いくつかの場合には、生物学的反応ネットワ-クは反応器の有効体積を満たし、細胞内環境よりも希釈され得る。それでもやはり、膜結合している触媒を含む、細胞内触媒の実質的に全てが提供される。内膜は細胞溶解の間に断片化され、それらの膜の断片は機能性膜小胞を形成する。したがって、複雑な生体内変化が触媒作用によってもたらされる。例えば、参照によって本明細書に組み込まれるSwartz, AIChE Journal, 2012, 58(1), 5-13参照。
いくつかの態様において、透過処理細胞が使用される。透過処理細胞は、パ-フォレ-ション(小さい穴)を含有する原形の細胞である。いくつかの態様において、細胞は、本明細書に提供されるような反応において使用するために、細胞内容物を放出するように透過処理されてもよい。
いくつかの態様において、部分的精製細胞画分が使用される。部分的に精製された細胞画分は、そこから1つ以上の細胞成分(例えば、細胞膜)が部分的にまたは完全に除去された細胞ライセ-トである。
酵素は、酵素が(a)他の天然酵素を変性させる高温への暴露後に、その活性の実質的部分を保持するか、または(b)天然酵素が低速で機能する中~高温への暴露後に、比較的高い速度で機能する場合に、耐熱性とみなされる。
いくつかの態様において、耐熱性酵素は、類似の(非耐熱性)天然酵素を変性させるであろう比較的高い温度への曝露後に、50%を超える活性を保持する。いくつかの態様において、耐熱性酵素は、類似の(非耐熱性)天然酵素を変性させるであろう比較的高い温度への曝露後に、50~100%の活性を保持する。例えば、耐熱性酵素は、類似の(非耐熱性)天然酵素を変性させるであろう比較的高い温度への曝露後に、その活性の50~90%、50~85%、50~80%、50~75%、50~70%、50~65%、50~60%、または50~55%を保持し得る。いくつかの態様において、耐熱性酵素は、類似の(非耐熱性)天然酵素を変性させるであろう比較的高い温度への曝露後に、その活性の25%、30%、35%、40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、98%、99%、または100%を保持する。
耐熱性酵素(例えば、ホスファタ-ゼまたはホスホリラ-ゼ)は、例えば、45℃~80℃、またはそれ以上の温度で活性を維持し得る(反応を触媒することができる)。いくつかの態様において、耐熱性酵素は、45~80℃、45~70℃、45~60℃、45~50℃、50~80℃、50~70℃、50~60℃、60~80℃、60~70℃、または70~80℃の温度で活性を維持する。例えば、耐熱性酵素は、45℃、46℃、47℃、48℃、49℃、50℃、51℃、52℃、53℃、54℃、55℃、55℃、56℃、57℃、58℃、59℃、60℃、61℃、62℃、63℃、64℃、65℃、66℃、67℃、68℃、69℃、70℃、71℃、72℃、73℃、74℃、75℃、76℃、77℃、78℃、79℃、または80℃の温度で、活性を維持し得る。耐熱性酵素は、比較的高温に暴露された後、比較的高温で15分から48時間、またはそれ以上、活性を維持することができる。例えば、耐熱性酵素は、比較的高温で1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、24、36、42、または48時間、活性を維持し得る。
本開示の改変細胞は、いくつかの態様において、デンプンおよび/またはセルロ-ス/セロデキストリンを糖に変換するために必要とされる酵素活性の少なくとも1つ、または全てを含む。「改変細胞」とは、少なくとも1つの改変(例えば、組換え体または合成)核酸を含むか、またはそれらの天然に生ずるカウンタ-パ-トとは構造的および/もしくは機能的に別物であるように別様に修飾されている細胞である。それゆえに、改変核酸を含有する細胞は「改変細胞」と見なされる。
本開示の改変細胞は、いくつかの態様において、α-グルカンホスホリラ-ゼ(例えば、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ)および/またはセロデキストリンホスホリラ-ゼ(例えば、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ)、ホスホグルコムタ-ゼ(例えば、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ)、およびイソメラ-ゼ、エピメラ-ゼ、デヒドロゲナ-ゼ、および糖ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素(例えば耐熱性酵素)を含む。
改変細胞は、核酸(例えば改変核酸)によってコ-ドされる産物が細胞内で生産される場合に、産物を「発現する」。遺伝子発現が、核酸の形態の遺伝子命令が用いられてタンパク質(例えば酵素)などの産物を合成するプロセスを言う、ということは当分野において公知である。
本開示において有用な改変細菌細胞は、限定なしに、改変Escherichia spp.、Streptomyces spp.、Zymomonas spp.、Acetobacter spp.、Citrobacter spp.、Synechocystis spp.、Rhizobium spp.、Clostridium spp.、Corynebacterium spp.、Streptococcus spp.、Xanthomonas spp.、Lactobacillus spp.、Lactococcus spp.、Bacillus spp.、Alcaligenes spp.、Pseudomonas spp.、Aeromonas spp.、Azotobacter spp.、Comamonas spp.、Mycobacterium spp.、Rhodococcus spp.、Gluconobacter spp.、Ralstonia spp.、Acidithiobacillus spp.、Microlunatus spp.、Geobacter spp.、Geobacillus spp.、Arthrobacter spp.、Flavobacterium spp.、Serratia spp.、Saccharopolyspora spp.、Thermus spp.、Stenotrophomonas spp.、Chromobacterium spp.、Sinorhizobium spp.、Saccharopolyspora spp.、Agrobacterium spp.、およびPantoea spp.を包含する。
いくつかの態様において、本開示において有用な改変細胞は、改変Escherichia coli細胞、Bacillus subtilis細胞、Pseudomonas putida細胞、Saccharomyces cerevisae細胞、またはLactobacillus brevis細胞である。いくつかの態様において、本開示において有用な改変細胞は、改変Escherichia coli細胞である。
「核酸」は、共有結合的に一緒に連結された少なくとも2つのヌクレオチドであり、いくつかの場合にはホスホジエステル結合(例えばホスホジエステル「バックボ-ン」)を含有し得る。核酸(例えば、核酸の成分または部分)は、天然に生ずるかまたは改変され得る。「天然に生ずる」核酸は、ヒトの介入の非存在下において天然に存在する細胞内に存在する。「改変核酸」は、組換え体核酸および合成核酸を包含する。「組換え体核酸」は、(例えば同じ種からのまたは異なる種からの)核酸分子同士を繋ぎ合わせることによって構築される分子を言い、典型的には生細胞内で複製し得る。「合成核酸」は、生物学的に合成、化学的に合成、または他の手段によって合成もしくは増幅される分子を言う。合成核酸は、化学的に修飾または別様に修飾されているが、天然に生ずる核酸分子と塩基対形成し得る核酸を包含する。組換え体および合成核酸は、前述のどちらかの複製からもたらされる分子をもまた包含する。改変核酸は天然に生ずる核酸の部分を含有し得るが、全体としては、改変核酸は天然には生じず、ヒトの介入を要求する。いくつかの態様において、本開示の産物をコ-ドする核酸は、組換え体核酸または合成核酸である。他の態様において、産物をコ-ドする核酸は、天然に生ずる。
プロモ-タ-は、遺伝子または配列に天然に結び付けられているものであり得、所与の遺伝子または配列のコ-ドセグメントの上流に位置する5’非コ-ド配列を単離することによって得られ得る。かかるプロモ-タ-は「内在性」と言われ得る。
いくつかの態様において、コ-ド核酸配列は、組換え体または異種プロモ-タ-のコントロ-ル下に配置され得、これは、通常ではその天然環境においてはコ-ドされている配列に結びつけられていないプロモ-タ-を言う。かかるプロモ-タ-は、他の遺伝子のプロモ-タ-;いずれかの他の細胞から単離されたプロモ-タ-;および例えば、異なる転写制御領域の異なるエレメント同士および/または当分野において公知である遺伝子工学の方法によって発現を変化させる変異を含有するものなどの、「天然に生じ」ない合成プロモ-タ-またはエンハンサ-を包含し得る。プロモ-タ-およびエンハンサ-の核酸配列を合成的に生産することに加えて、配列は、組換えクロ-ニングおよび/またはポリメラ-ゼ連鎖反応(PCR)を包含する核酸増幅テクノロジ-を用いて、生産され得る。
本開示の改変核酸は、構成的プロモ-タ-または誘導型プロモ-タ-を含有し得る。「構成的プロモ-タ-」は、細胞内において常に活性であるプロモ-タ-を言う。「誘導型プロモ-タ-」は、誘導因子もしくは誘導剤の存在下にあるか、それによって影響されるか、もしくはそれと接触するか、または抑圧を引き起こす因子の非存在下において活性化されるときに、転写活性を開始または増強するプロモ-タ-を言う。本開示に従う使用のための誘導型プロモ-タ-は、本明細書に記載されるかまたは当業者に公知のいずれかの誘導型プロモ-タ-を包含する。誘導型プロモ-タ-の例は、限定なしに、化学的/生化学的に制御および物理的に制御されるプロモ-タ-、例えばアルコ-ルによって制御されるプロモ-タ-、テトラサイクリンによって制御されるプロモ-タ-、ステロイドによって制御されるプロモ-タ-、金属によって制御されるプロモ-タ-、発病機構によって制御されるプロモ-タ-、温度/熱誘導型、リン酸によって制御される(例えばPhoA)、および光によって制御されるプロモ-タ-を包含する。
天然に生ずる細胞内核酸によってコ-ドされる酵素または他のタンパク質は、「内在性酵素」または「内在性タンパク質」と言われ得る。
本開示の改変細胞は、目的の糖(例えば、アルロ-ス)の生産に悪影響を与える可能性のある細胞の健康に必要な酵素を、発現(例えば、内在的に発現)し得る。かかる酵素は、本明細書において「標的酵素」と呼ばれる。例えば、改変細胞が発現する標的酵素は、基質または補因子について、糖生産経路に供給される前駆体の速度を増加させる酵素と競合し得る。別の例として、改変細胞が発現する標的酵素は、基質または補因子について、糖生産経路の鍵となる経路入り口酵素(pathway entry enzyme)である酵素と競合し得る。さらに別の例として、改変細胞が発現する標的酵素は、基質または補因子について、糖生産経路の基質または補因子を供給する酵素と競合し得る。
この負の影響を無効化または軽減するために、標的酵素を修飾してそれらのタンパク質配列に部位特異的プロテア-ゼ認識配列を包含させ、標的酵素が「標的化」されて、糖生産中の不活性化のために切断され得るようにすることができる(例えば、2012年3月1日公開の米国公開第2012/0052547 A1号;および2015年2月12日公開の国際公開第WO 2015/021058 A2号を参照、それぞれは参照により、本明細書に組み込まれる)。
糖生産経路の酵素は、細胞の健康状態(例えば、生存能力)に悪影響を及ぼす、少なくとも1つの酵素を含み得る。この悪影響を無効化または軽減するために、酵素を転置配列を含むように修飾して細胞内または細胞外区画に転置させ、酵素が天然では位置せずかつ細胞の健康に悪影響を及ぼさない配置にすることができる(例えば、2011年11月10日公開の公開番号US-2011-0275116-A1を参照、これは参照により本明細書に組み入れられる)。例えば、糖生産経路の酵素は、細胞のペリプラズム空間に転置され得る。
したがっていくつかの態様において、本開示の改変細胞は、ペリプラズム標的化配列に連結されている糖生産経路の少なくとも1つの酵素を含む。「ペリプラズム標的化配列」は、それが連結されているタンパク質を細胞のペリプラズムに標的化するアミノ酸配列である。ペリプラズム標的化配列に連結されているタンパク質は、そのタンパク質が発現される細胞のペリプラズム内に隔離されるであろう。
MKIKTGARILALSALTTMMFSASALA(配列番号1);
MKQSTIALALLPLLFTPVTKA(配列番号2);
MMITLRKLPLAVAVAAGVMSAQAMA(配列番号3);
MNKKVLTLSAVMASMLFGAAAHA(配列番号4);
MKYLLPTAAAGLLLLAAQPAMA(配列番号5);
MKKIWLALAGLVLAFSASA(配列番号6);
MMTKIKLLMLIIFYLIISASAHA(配列番号7);
MKQALRVAFGFLILWASVLHA(配列番号8);
MRVLLFLLLSLFMLPAFS(配列番号9);および
MANNDLFQASRRRFLAQLGGLTVAGMLGPSLLTPRRATA(配列番号10)。
典型的には、改変細胞は培養される。「培養する」とは、細胞がコントロ-ルされた条件下において、典型的にはそれらの天然環境の外において増殖させられるプロセスを言う。例えば、改変細菌細胞などの改変細胞は、液体「培養培地」ともまた言われる液体栄養素ブロス中において、細胞懸濁液として増殖させられ得る。
いくつかの態様において、無変換デンプンを、増殖細胞用の基質フィ-ドとして使用する。
普通に用いられる細菌Escherichia coli増殖培地の例は、限定なしに、LB(Luria Bertani)Millerブロス(1%NaCl):1%ペプトン、0.5%酵母エキス、および1%NaCl;LB(Luria Bertani)Lennoxブロス(0.5%NaCl):1%ペプトン、0.5%酵母エキス、および0.5%NaCl;SOB培地(ス-パ-オプティマルブロス):2%ペプトン、0.5%酵母エキス、10mM NaCl、2.5mMKC1、10mM MgCl2、10mM MgSO4;SOC培地(異化抑制因子を有するス-パ-オプティマルブロス):SOB+20mMグルコ-ス;2×YTブロス(2×酵母エキスおよびトリプトン):1.6%ペプトン、1%酵母エキス、および0.5%NaCl;TB(テリフィックブロス)培地:1.2%ペプトン、2.4%酵母エキス、72mM K2HPO4、17mM KH2PO4、および0.4%グリセロ-ル;ならびにSB(ス-パ-ブロス)培地:3.2%ペプトン、2%酵母エキス、および0.5%NaCl、ならびに/またはKorz培地(Korz, DJ et al. 1995)を包含する。
いくつかの態様において、改変細胞は、酵素または核酸の発現をもたらす条件下において培養される。かかる培養条件は、発現されようとする特定の産物と産物の所望の量とに依存し得る。
いくつかの態様において、改変細胞は30℃から40℃の温度で培養される。例えば、改変細胞は、30℃、31℃、32℃、33℃、34℃、35℃、36℃、37℃、38℃、39℃、または40℃の温度で培養され得る。典型的には、改変細胞、例えば改変細菌細胞は、37℃の温度で培養される。
いくつかの態様において、改変細胞は(例えば、液体細胞培養培地中において)、600nmの波長で測定された場合に5から200の光学密度(OD600)まで培養される。いくつかの態様において、改変細胞は、5、10、15、20、または25のOD600まで培養される。
いくつかの態様において、改変細胞はバイオリアクタ-内で培養される。バイオリアクタ-は単純に、細胞が培養される容器、例えば培養フラスコ、ディッシュ、またはバッグを言い、これらは単回使用(使い捨て)、オ-トクレ-ブ可能、または滅菌可能であり得る。バイオリアクタ-はガラスから作られ得、またはこれはポリマ-に基づき得、またはこれは他の材料から作られ得る。
「溶解する」と言われる細胞溶解の方法は当分野において公知であり、それらのいずれかが本開示に従って用いられ得る。かかる細胞溶解方法は、限定なしに、ホモジナイゼ-ションなどの物理的/機械的溶解、ならびに化学的、熱的、および/または酵素的溶解を包含する。
いくつかの態様において、細胞ライセ-トは、少なくとも1つの栄養素と組み合わせられ得る。例えば、細胞ライセ-トはNa2HPO4、KH2PO4、NH4Cl、NaCl、MgSO4、CaCl2と組み合わせられ得る。他の栄養素の例は、限定なしに、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム、オロト酸マグネシウム、クエン酸マグネシウム、一塩基性リン酸カリウム、二塩基性リン酸カリウム、三塩基性リン酸カリウム、一塩基性リン酸ナトリウム、二塩基性リン酸ナトリウム、三塩基性リン酸ナトリウム、一塩基性リン酸アンモニウム、二塩基性リン酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、塩化アンモニウム、および水酸化アンモニウムを包含する。
いくつかの態様において、細胞ライセ-トは、デンプンまたはセルロ-ス/セロデキストリンの糖への変換をもたらす条件の下で、インキュベ-トされる。
単一の反応に用いられる細胞ライセ-トの体積は、変わり得る。いくつかの態様において、細胞ライセ-トの体積は、1から150m3である。例えば、細胞ライセ-トの体積は1m3、5m3、10m3、15m3、20m3、25m3、30m3、35m3、40m3、45m3、50m3、55m3、60m3、65m3、70m3、75m3、80m3、85m3、90m3、95m3、100m3、105m3、110m3、115m3、120m3、125m3、130m3、135m3、140m3、145m3、または150m3であり得る。いくつかの態様において、細胞ライセ-トの体積は、25m3から150m3、50m3から150m3、または100m3から150m3である。
本発明のいくつかの態様において、酵素は、生産反応に添加する前に精製することができる。酵素精製は、材料の複雑な混合物からの、特定の酵素もしくは酵素活性または酵素群もしくは酵素活性の、任意の濃縮または抽出を意味すると理解されるべきであり、例としては、限定されないが、破壊細胞懸濁液または培養増殖培地が挙げられる。したがって精製酵素またはタンパク質は、複合マトリックスから分離または濃縮された酵素またはタンパク質であると理解されるべきであり、他のマトリックス成分と比較してその相対濃度は増加している。酵素を精製するための方法としては、限定はされないが、機械的、クロマトグラフィ-的、化学的、pHまたは温度手段が挙げられる。例えば、破壊された細胞懸濁液に塩を添加して標的酵素またはタンパク質を沈殿させ、続いて沈殿した酵素またはタンパク質を機械的に、例えば膜濾過または遠心分離により、分離する。さらなる例は、親和性に基づくクロマトグラフィ-法(例えば、ヘキサ-ヒスチジン-タグまたはストレプトアビジンに基づく精製)を介した、複合マトリックスからの酵素の分離を含み得る。
酵素特異性は、酵素に固有の特性であって、該酵素が1つの基質に対して、他の基質と比較して改善された反応酵素速度論、熱力学または速度を示すものと理解されるべきである。高い特異性を有する酵素は、ミカエリス定数(Km)またはKcat/Kmに対して高い触媒速度比(タ-ンオ-バ-数またはKcatとして定義される)を有することにより、最もよく例示される。高い基質特異性を有する酵素を有することは、これが反応速度を改善し、および非標的産物の生産を減少させることによって収率を改善するために、有利である。例えば、本明細書に記載のアルロ-ス生産のための経路は、化学構造が類似しているいくつかの中間体、すなわち、グルコ-ス1-リン酸、グルコ-ス6-リン酸、フルクト-ス6-リン酸およびアルロ-ス6-リン酸を有する。この方法における究極の酵素的ステップは、アルロ-ス6-リン酸の、アルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを介した産物アルロ-スへの脱リン酸化である。アルロ-ス6-リン酸に対して非常に高い特異性を有し、他の経路中間体、すなわちグルコ-ス1-リン酸、グルコ-ス6-リン酸およびフルクト-ス6-リン酸に対して比較的低い特異性を有する酵素を利用することが有利である。これらの中間体の触媒的脱リン酸化は、グルコ-スまたはフルクト-スのいずれかの生産をもたらし、したがって収率を低下させ、および産物の複雑さを増大させるであろう。
1.アルロ-スを生産するための無細胞的方法であって、該方法が、
(a)耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ(デンプンホスホリラ-ゼとも呼ばれる)、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、耐熱性アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、および耐熱性アルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを発現するように改変された細胞を培養して、耐熱性酵素を発現する培養細胞を生産すること;
(b)培養細胞を溶解して細胞ライセ-トを生産すること;
(c)細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および
(d)熱不活化ライセ-トを、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、アルロ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、耐熱性アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、および耐熱性アルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、耐熱性アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、および耐熱性アルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含む細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(c)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および、
(e)反応混合物を、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、アルロ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、耐熱性アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、および耐熱性アルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;
(e)熱不活性化ライセ-トに、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、耐熱性アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、および耐熱性アルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの精製酵素を添加して、α-グルカンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、ホスホグルコイソメラ-ゼ、アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、およびアルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含む反応混合物を生産すること;および
(f)反応混合物を、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、アルロ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、および耐熱性グルコ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを発現するように改変された細胞を培養して、耐熱性酵素を発現する培養細胞を生産すること;
(b)培養細胞を溶解して細胞ライセ-トを生産すること;
(c)細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および
(d)熱不活化ライセ-トを、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、グルコ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、および耐熱性グルコ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、および耐熱性グルコ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含む細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(c)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および、
(e)反応混合物を、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、グルコ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、および耐熱性グルコ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;
(e)熱不活性化ライセ-トに、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、および耐熱性グルコ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの精製酵素を添加して、α-グルカンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、およびグルコ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含む反応混合物を生産すること;および
(f)反応混合物を、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、グルコ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、および耐熱性フルクト-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを発現するように改変された細胞を培養して、耐熱性酵素を発現する培養細胞を生産すること;
(b)培養細胞を溶解して細胞ライセ-トを生産すること;
(c)細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および
(d)熱不活化ライセ-トを、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、フルクト-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、および耐熱性フルクト-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、および耐熱性フルクト-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含む細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(c)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および、
(e)反応混合物を、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、フルクト-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、および耐熱性フルクト-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;
(e)熱不活性化ライセ-トに、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、および耐熱性フルクト-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの精製酵素を添加して、α-グルカンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、ホスホグルコイソメラ-ゼ、およびフルクト-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含む反応混合物を生産すること;および
(f)反応混合物を、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、フルクト-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性アルド-スデヒドロゲナ-ゼ、および耐熱性ソルビト-ル6-リン酸ホスファタ-ゼを発現するように改変された細胞を培養して、耐熱性酵素を発現する培養細胞を生産すること;
(b)培養細胞を溶解して細胞ライセ-トを生産すること;
(c)細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および
(d)熱不活化ライセ-トを、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、ソルビト-ルを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性アルド-スデヒドロゲナ-ゼ、および耐熱性ソルビト-ル6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性アルド-スデヒドロゲナ-ゼ、および耐熱性ソルビト-ル6-リン酸ホスファタ-ゼを含む細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(c)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および、
(e)反応混合物を、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、ソルビト-ルを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性アルド-スデヒドロゲナ-ゼ、および耐熱性ソルビト-ル6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;
(e)熱不活性化ライセ-トに、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性アルド-スデヒドロゲナ-ゼ、および耐熱性ソルビト-ル6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの精製酵素を添加して、α-グルカンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、アルド-スデヒドロゲナ-ゼ、およびソルビト-ル6-リン酸ホスファタ-ゼを含む反応混合物を生産すること;および
(f)反応混合物を、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、ソルビト-ルを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、および耐熱性リブロ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを発現するように改変された細胞を培養して、耐熱性酵素を発現する培養細胞を生産すること;
(b)培養細胞を溶解して細胞ライセ-トを生産すること;
(c)細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および
(d)熱不活化ライセ-トを、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、リブロ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、および耐熱性リブロ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、および耐熱性リブロ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを含む細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(c)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および、
(e)反応混合物を、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、リブロ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、および耐熱性リブロ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;
(e)熱不活性化ライセ-トに、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、および耐熱性リブロ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの精製酵素を添加して、α-グルカンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、およびリブロ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを含む反応混合物を生産すること;および
(f)反応混合物を、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、リブロ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性リボ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、および耐熱性リボ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを発現するように改変された細胞を培養して、耐熱性酵素を発現する培養細胞を生産すること;
(b)培養細胞を溶解して細胞ライセ-トを生産すること;
(c)細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および
(d)熱不活化ライセ-トを、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、リボ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性リボ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、および耐熱性リボ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性リボ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、および耐熱性リボ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを含む細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(c)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および、
(e)反応混合物を、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、リボ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性リボ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、および耐熱性リボ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;
(e)熱不活性化ライセ-トに、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性リボ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、および耐熱性リボ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの精製酵素を添加して、α-グルカンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、リボ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、およびリボ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを含む反応混合物を生産すること;および
(f)反応混合物を、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、リボ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性アラビノ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、および耐熱性アラビノ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを発現するように改変された細胞を培養して、耐熱性酵素を発現する培養細胞を生産すること;
(b)培養細胞を溶解して細胞ライセ-トを生産すること;
(c)細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および
(d)熱不活化ライセ-トを、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、アラビノ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性アラビノ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、および耐熱性アラビノ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性アラビノ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、および耐熱性アラビノ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを含む細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(c)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および、
(e)反応混合物を、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、アラビノ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性アラビノ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、および耐熱性アラビノ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;
(e)熱不活性化ライセ-トに、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性アラビノ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、および耐熱性アラビノ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの精製酵素を添加して、α-グルカンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、アラビノ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、およびアラビノ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを含む反応混合物を生産すること;および
(f)反応混合物を、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、アラビノ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、耐熱性マンノ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、および耐熱性マンノ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを発現するように改変された細胞を培養して、耐熱性酵素を発現する培養細胞を生産すること;
(b)培養細胞を溶解して細胞ライセ-トを生産すること;
(c)細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および
(d)熱不活化ライセ-トを、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、マンノ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、耐熱性マンノ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、および耐熱性マンノ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、耐熱性マンノ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、および耐熱性マンノ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含む細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(c)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および、
(e)反応混合物を、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、マンノ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、耐熱性マンノ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、および耐熱性マンノ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;
(e)熱不活性化ライセ-トに、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、耐熱性マンノ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、および耐熱性マンノ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの精製酵素を添加して、α-グルカンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、ホスホグルコイソメラ-ゼ、マンノ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、およびマンノ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含む反応混合物を生産すること;および
(f)反応混合物を、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、マンノ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
31.細胞が酵母細胞を含む、態様1~26のいずれか1つに記載の方法。
32.酵素の少なくとも1つが、細胞に対して異種である、態様1~31のいずれか1つに記載の方法。
33.溶解ステップ(b)が、培養細胞を機械的、化学的または酵素的に溶解することを含む、態様1~32のいずれか1つに記載の方法。
34.加熱ステップ(c)が、細胞ライセ-トを少なくとも50℃の温度に加熱することを含む、態様1~33のいずれか1つに記載の方法。
36.耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼおよび耐熱性ホスホグルコムタ-ゼが、単一の融合タンパク質または二機能性タンパク質として発現される、態様1~35のいずれか1つに記載の方法。
37.態様1~36のいずれか1つに記載の方法によって生産された、細胞ライセ-ト。
38.α-グルカンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、およびグルコ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含み、ここで任意に、前述の酵素の少なくとも1つが耐熱性酵素である、改変細胞。
39.α-グルカンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、ホスホグルコイソメラ-ゼ、およびフルクト-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含み、ここで任意に、前述の酵素の少なくとも1つが耐熱性酵素である、改変細胞。
41.α-グルカンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、アルド-スデヒドロゲナ-ゼ、およびソルビト-ル-6-リン酸ホスファタ-ゼを含み、ここで任意に、前述の酵素の少なくとも1つが耐熱性酵素である、改変細胞。
42.α-グルカンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、およびリブロ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを含み、ここで任意に、前述の酵素の少なくとも1つが耐熱性酵素である、改変細胞。
44.α-グルカンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、アラビノ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、およびアラビノ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを含み、ここで任意に、前述の酵素の少なくとも1つが耐熱性酵素である、改変細胞。
45.α-グルカンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、ホスホグルコイソメラ-ゼ、マンノ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、およびマンノ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含み、ここで任意に、前述の酵素の少なくとも1つが耐熱性酵素である、改変細胞。
47.α-グルカンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、およびグルコ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含み、ここで任意に、前述の酵素の少なくとも1つが耐熱性酵素である、単一細胞ライセ-ト、少なくとも2つの細胞集団から得た細胞ライセ-トの混合物、または反応混合物。
48.α-グルカンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、ホスホグルコイソメラ-ゼ、およびフルクト-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含み、ここで任意に、前述の酵素の少なくとも1つが耐熱性酵素である、単一細胞ライセ-ト、少なくとも2つの細胞集団から得た細胞ライセ-トの混合物、または反応混合物。
50.α-グルカンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、アルド-スデヒドロゲナ-ゼ、およびソルビト-ル-6-リン酸ホスファタ-ゼを含み、ここで任意に、前述の酵素の少なくとも1つが耐熱性酵素である、単一細胞ライセ-ト、少なくとも2つの細胞集団から得た細胞ライセ-トの混合物、または反応混合物。
51.α-グルカンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、およびリブロ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを含み、ここで任意に、前述の酵素の少なくとも1つが耐熱性酵素である、単一細胞ライセ-ト、少なくとも2つの細胞集団から得た細胞ライセ-トの混合物、または反応混合物。
53.α-グルカンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、アラビノ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、およびアラビノ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを含み、ここで任意に、前述の酵素の少なくとも1つが耐熱性酵素である、単一細胞ライセ-ト、少なくとも2つの細胞集団から得た細胞ライセ-トの混合物、または反応混合物。
54.α-グルカンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、ホスホグルコイソメラ-ゼ、マンノ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、およびマンノ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含み、ここで任意に、前述の酵素の少なくとも1つが耐熱性酵素である、単一細胞ライセ-ト、少なくとも2つの細胞集団から得た細胞ライセ-トの混合物、または反応混合物。
(a)耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、耐熱性アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、および耐熱性アルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを発現するように改変された細胞を培養して、耐熱性酵素を発現する培養細胞を生産すること;
(b)培養細胞を溶解して細胞ライセ-トを生産すること;
(c)細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および
(d)熱不活化ライセ-トを、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、アルロ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、耐熱性アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、および耐熱性アルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、耐熱性アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、および耐熱性アルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含む細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(c)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および、
(e)反応混合物を、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、アルロ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、耐熱性アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、および耐熱性アルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;
(e)熱不活性化ライセ-トに、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、耐熱性アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、および耐熱性アルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの精製酵素を添加して、セロデキストリンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、ホスホグルコイソメラ-ゼ、アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、およびアルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含む反応混合物を生産すること;および
(f)反応混合物を、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、アルロ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、および耐熱性グルコ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを発現するように改変された細胞を培養して、耐熱性酵素を発現する培養細胞を生産すること;
(b)培養細胞を溶解して細胞ライセ-トを生産すること;
(c)細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および
(d)熱不活化ライセ-トを、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、グルコ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、および耐熱性グルコ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、および耐熱性グルコ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含む細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(c)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および、
(e)反応混合物を、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、グルコ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、および耐熱性グルコ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;
(e)熱不活性化ライセ-トに、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、および耐熱性グルコ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの精製酵素を添加して、セロデキストリンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、およびグルコ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含む反応混合物を生産すること;および
(f)反応混合物を、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、グルコ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、および耐熱性フルクト-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを発現するように改変された細胞を培養して、耐熱性酵素を発現する培養細胞を生産すること;
(b)培養細胞を溶解して細胞ライセ-トを生産すること;
(c)細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および
(d)熱不活化ライセ-トを、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、フルクト-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、および耐熱性フルクト-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、および耐熱性フルクト-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含む細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(c)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および、
(e)反応混合物を、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、フルクト-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、および耐熱性フルクト-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;
(e)熱不活性化ライセ-トに、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、および耐熱性フルクト-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの精製酵素を添加して、セロデキストリンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、ホスホグルコイソメラ-ゼ、およびフルクト-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含む反応混合物を生産すること;および
(f)反応混合物を、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、フルクト-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性アルド-スデヒドロゲナ-ゼ、および耐熱性ソルビト-ル6-リン酸ホスファタ-ゼを発現するように改変された細胞を培養して、耐熱性酵素を発現する培養細胞を生産すること;
(b)培養細胞を溶解して細胞ライセ-トを生産すること;
(c)細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および
(d)熱不活化ライセ-トを、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、ソルビト-ルを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性アルド-スデヒドロゲナ-ゼ、および耐熱性ソルビト-ル6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性アルド-スデヒドロゲナ-ゼ、および耐熱性ソルビト-ル6-リン酸ホスファタ-ゼを含む細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(c)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および、
(e)反応混合物を、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、ソルビト-ルを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性アルド-スデヒドロゲナ-ゼ、および耐熱性ソルビト-ル6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;
(e)熱不活性化ライセ-トに、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性アルド-スデヒドロゲナ-ゼ、および耐熱性ソルビト-ル6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの精製酵素を添加して、セロデキストリンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、アルド-スデヒドロゲナ-ゼ、およびソルビト-ル6-リン酸ホスファタ-ゼを含む反応混合物を生産すること;および
(f)反応混合物を、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、ソルビト-ルを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、および耐熱性リブロ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを発現するように改変された細胞を培養して、耐熱性酵素を発現する培養細胞を生産すること;
(b)培養細胞を溶解して細胞ライセ-トを生産すること;
(c)細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および
(d)熱不活化ライセ-トを、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、リブロ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、および耐熱性リブロ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、および耐熱性リブロ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを含む細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(c)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および、
(e)反応混合物を、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、リブロ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、および耐熱性リブロ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;
(e)熱不活性化ライセ-トに、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、および耐熱性リブロ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの精製酵素を添加して、セロデキストリンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、およびリブロ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを含む反応混合物を生産すること;および
(f)反応混合物を、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、リブロ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性リボ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、および耐熱性リボ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを発現するように改変された細胞を培養して、耐熱性酵素を発現する培養細胞を生産すること;
(b)培養細胞を溶解して細胞ライセ-トを生産すること;
(c)細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および
(d)熱不活化ライセ-トを、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、リボ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性リボ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、および耐熱性リボ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性リボ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、および耐熱性リボ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを含む細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(c)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および、
(e)反応混合物を、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、リボ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性リボ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、および耐熱性リボ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;
(e)熱不活性化ライセ-トに、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性リボ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、および耐熱性リボ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの精製酵素を添加して、セロデキストリンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、リボ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、およびリボ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを含む反応混合物を生産すること;および
(f)反応混合物を、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、リボ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性アラビノ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、および耐熱性アラビノ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを発現するように改変された細胞を培養して、耐熱性酵素を発現する培養細胞を生産すること;
(b)培養細胞を溶解して細胞ライセ-トを生産すること;
(c)細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および
(d)熱不活化ライセ-トを、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、アラビノ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性アラビノ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、および耐熱性アラビノ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性アラビノ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、および耐熱性アラビノ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを含む細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(c)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および、
(e)反応混合物を、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、アラビノ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性アラビノ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、および耐熱性アラビノ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;
(e)熱不活性化ライセ-トに、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性アラビノ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、および耐熱性アラビノ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの精製酵素を添加して、セロデキストリンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、アラビノ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、およびアラビノ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを含む反応混合物を生産すること;および
(f)反応混合物を、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、アラビノ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、耐熱性マンノ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、および耐熱性マンノ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを発現するように改変された細胞を培養して、耐熱性酵素を発現する培養細胞を生産すること;
(b)培養細胞を溶解して細胞ライセ-トを生産すること;
(c)細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および
(d)熱不活化ライセ-トを、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、マンノ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、耐熱性マンノ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、および耐熱性マンノ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、耐熱性マンノ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、および耐熱性マンノ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含む細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(c)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および、
(e)反応混合物を、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、マンノ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
(a)少なくとも2つの細胞集団を培養すること、ここで各集団の細胞は、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、耐熱性マンノ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、および耐熱性マンノ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変されて、異なる酵素を発現する細胞の少なくとも2つの培養集団を生産する;
(b)少なくとも2つの培養集団の細胞を溶解して、少なくとも2つの細胞ライセ-トを生産すること;
(c)少なくとも2つの細胞ライセ-トを組み合わせて、細胞ライセ-ト混合物を生産すること;
(d)細胞ライセ-ト混合物を、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;
(e)熱不活性化ライセ-トに、耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、耐熱性マンノ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、および耐熱性マンノ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの精製酵素を添加して、セロデキストリンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、ホスホグルコイソメラ-ゼ、マンノ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、およびマンノ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含む反応混合物を生産すること;および
(f)反応混合物を、セロデキストリンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、マンノ-スを生産すること;
を含む、前記方法。
85.細胞が酵母細胞を含む、態様1~80のいずれか1つに記載の方法。
86.酵素の少なくとも1つが、細胞に対して異種である、態様1~85のいずれか1つに記載の方法。
87.溶解ステップ(b)が、培養細胞を機械的、化学的、または酵素的に溶解することを含む、態様1~86のいずれか1つに記載の方法。
88.加熱ステップ(c)が、細胞ライセ-トを少なくとも50℃の温度に加熱することを含む、態様1~87のいずれか1つに記載の方法。
90.耐熱性セロデキストリンホスホリラ-ゼおよび耐熱性ホスホグルコムタ-ゼが、単一の融合タンパク質または二機能性タンパク質として発現される、態様1~89のいずれか1つに記載の方法。
91.態様1~90のいずれか1つに記載の方法によって生産された、細胞ライセ-ト。
92.セロデキストリンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、およびグルコ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含み、ここで任意に、前述の酵素の少なくとも1つが耐熱性酵素である、改変細胞。
93.セロデキストリンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、ホスホグルコイソメラ-ゼ、およびフルクト-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含み、ここで任意に、前述の酵素の少なくとも1つが耐熱性酵素である、改変細胞。
95.セロデキストリンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、アルド-スデヒドロゲナ-ゼ、およびソルビト-ル-6-リン酸ホスファタ-ゼを含み、ここで任意に、前述の酵素の少なくとも1つが耐熱性酵素である、改変細胞。
96.セロデキストリンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、およびリブロ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを含み、ここで任意に、前述の酵素の少なくとも1つが耐熱性酵素である、改変細胞。
98.セロデキストリンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、アラビノ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、およびアラビノ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを含み、ここで任意に、前述の酵素の少なくとも1つが耐熱性酵素である、改変細胞。
99.セロデキストリンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、ホスホグルコイソメラ-ゼ、マンノ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、およびマンノ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含み、ここで任意に、前述の酵素の少なくとも1つが耐熱性酵素である、改変細胞。
101.セロデキストリンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、およびグルコ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含み、ここで任意に、前述の酵素の少なくとも1つが耐熱性酵素である、単一細胞ライセ-ト、少なくとも2つの細胞集団から得た細胞ライセ-トの混合物、または反応混合物。
102.セロデキストリンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、ホスホグルコイソメラ-ゼ、およびフルクト-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含み、ここで任意に、前述の酵素の少なくとも1つが耐熱性酵素である、単一細胞ライセ-ト、少なくとも2つの細胞集団から得た細胞ライセ-トの混合物、または反応混合物。
104.セロデキストリンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、アルド-スデヒドロゲナ-ゼ、およびソルビト-ル-6-リン酸ホスファタ-ゼを含み、ここで任意に、前述の酵素の少なくとも1つが耐熱性酵素である、単一細胞ライセ-ト、少なくとも2つの細胞集団から得た細胞ライセ-トの混合物、または反応混合物。
105.セロデキストリンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、およびリブロ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを含み、ここで任意に、前述の酵素の少なくとも1つが耐熱性酵素である、単一細胞ライセ-ト、少なくとも2つの細胞集団から得た細胞ライセ-トの混合物、または反応混合物。
107.セロデキストリンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、アラビノ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、およびアラビノ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを含み、ここで任意に、前述の酵素の少なくとも1つが耐熱性酵素である、単一細胞ライセ-ト、少なくとも2つの細胞集団から得た細胞ライセ-トの混合物、または反応混合物。
108.セロデキストリンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、ホスホグルコイソメラ-ゼ、マンノ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、およびマンノ-ス6-リン酸を含み、ここで任意に、前述の酵素の少なくとも1つが耐熱性酵素である、単一細胞ライセ-ト、少なくとも2つの細胞集団から得た細胞ライセ-トの混合物、または反応混合物。
(a)耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、ならびに、イソメラ-ゼ、エピメラ-ゼ、デヒドロゲナ-ゼ、および糖ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの耐熱性酵素を発現するように改変された細胞を培養すること;
(b)ステップ(a)の培養細胞を溶解して、細胞ライセ-トを生産すること;
(c)細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するがステップ(a)の耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産すること;および
(d)熱不活化ライセ-トを、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、糖を生産すること;
を含む、前記方法。
111.少なくとも1つの耐熱性酵素が、アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼである、態様109または110の方法。
112.少なくとも1つの耐熱性酵素が、アルド-スデヒドロゲナ-ゼ、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、および6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼからなる群から選択されるデヒドロゲナ-ゼである、態様109~111のいずれか1つに記載の方法。
114.糖が、グルコ-ス、フルクト-ス、アルロ-ス、ソルビト-ル、リブロ-ス、リボ-ス、およびアラビノ-スからなる群から選択される、態様109に記載の方法。
115.糖がグルコ-スであり、少なくとも1つの耐熱性酵素がグルコ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを含む、態様114に記載の方法。
117.糖がフルクト-スであり、少なくとも1つの耐熱性酵素が、ホスホグルコイソメラ-ゼおよびフルクト-ス6-リン酸ホスファタ-ゼから選択される、態様114に記載の方法。
118.細胞が、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、および耐熱性フルクト-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを発現するように改変される、態様117に記載の方法。
120.細胞が、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性ホスホグルコイソメラ-ゼ、耐熱性アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、および耐熱性アルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼを発現するように改変される、態様119に記載の方法。
121.糖がソルビト-ルであり、少なくとも1つの耐熱性酵素が、アルド-スデヒドロゲナ-ゼおよびソルビト-ル-6-リン酸ホスファタ-ゼから選択される、態様114の方法。
123.糖がリブロ-スであり、少なくとも1つの耐熱性酵素が、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、およびリブロ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼから選択される、態様114に記載の方法。
124.細胞が、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、および耐熱性リブロ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを発現するように改変される、態様123に記載の方法。
126.細胞が、耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、耐熱性グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、耐熱性6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、耐熱性リボ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、および耐熱性リボ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼを発現するように改変される、態様125に記載の方法。
127.糖がアラビノ-スであり、少なくとも1つの耐熱性酵素が、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、アラビノ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、およびアラビノ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼから選択される、態様114に記載の方法。
129.細胞が細菌細胞である、態様109~128のいずれか1つに記載の方法。
130.細胞が酵母細胞である、態様109~128のいずれか1つに記載の方法。
131.耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、および/または少なくとも1つの耐熱性酵素が、細胞に対して異種である、態様109~130のいずれか1つに記載の方法。
133.加熱ステップ(c)が、細胞ライセ-トを少なくとも50℃の温度に加熱することを含む、態様109~132のいずれか1つに記載の方法。
134.デンプンが、アミロ-ス、アミロペクチン、またはアミロ-スとアミロペクチンの両方を含む、態様109~133のいずれか1つに記載の方法。
135.耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼおよび耐熱性ホスホグルコムタ-ゼが、単一の融合タンパク質として発現される、態様109~134のいずれか1つに記載の方法。
(a)耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、ならびにイソメラ-ゼ、エピメラ-ゼ、デヒドロゲナ-ゼ、および糖ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの耐熱性酵素を発現するように改変された細胞を培養して、酵素を発現する培養細胞を生産すること;
(b)ステップ(a)の培養細胞を溶解して、細胞ライセ-トを生産すること;および
(c)ライセ-トを、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、糖を生産すること;
を含む、前記方法。
(a)(ii)ホスホグルコムタ-ゼに融合したα-グルカンホスホリラ-ゼを含む融合タンパク質、および(ii)イソメラ-ゼ、エピメラ-ゼ、デヒドロゲナ-ゼ、および糖ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素、を発現するように改変された細胞を培養して、酵素を発現する培養細胞を生産すること;
(b)ステップ(a)の培養細胞を溶解して、細胞ライセ-トを生産すること;および
(c)ライセ-トを、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、糖を生産すること;
を含む、前記方法。
(a)ホスホグルコムタ-ゼに融合したα-グルカンホスホリラ-ゼを含む融合タンパク質を発現するように改変された細胞を培養すること;
(b)イソメラ-ゼ、エピメラ-ゼ、デヒドロゲナ-ゼ、および糖ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの酵素を発現するように改変された細胞を培養して、酵素を発現する培養細胞を生産すること;
(c)ステップ(a)およびステップ(b)の培養細胞を溶解して、細胞ライセ-トを生産すること;および
(d)ライセ-トを、デンプンおよび無機リン酸塩の存在下でインキュベ-トして、糖を生産すること;
を含む、前記方法。
140.方法がさらに、細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するが耐熱性酵素を不活性化しない温度に加熱して、熱不活性化ライセ-トを生産させることを含む、態様139に記載の方法。
141.態様109~138のいずれか1つに記載の方法によって生産された、細胞ライセ-ト。
142.耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、ならびにイソメラ-ゼ、エピメラ-ゼ、デヒドロゲナ-ゼ、および糖ホスファタ-ゼからなる群から選択される少なくとも1つの耐熱性酵素を含む、改変細胞。
(a)耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、および耐熱性グルコ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼ;
(b)耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、ホスホグルコイソメラ-ゼ、およびフルクト-ス6-リン酸ホスファタ-ゼ;
(c)耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、ホスホグルコイソメラ-ゼ、アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ、およびアルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼ;
(d)耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、アルド-スデヒドロゲナ-ゼ、およびソルビト-ル-6-リン酸ホスファタ-ゼ;
(e)耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、およびリブロ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼ;
(f)耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、リボ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、およびリボ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼ;または
(g)耐熱性α-グルカンホスホリラ-ゼ、耐熱性ホスホグルコムタ-ゼ、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ、6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ、アラビノ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ、およびアラビノ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼ;
を含む、前記細胞。
この例は、デンプンのアルロ-スへの変換を記載する。デンプンをアルロ-スに変換するための少なくとも1つの酵素をコ-ドする少なくとも1つの異種遺伝子を発現するように改変された細胞(例えば、細菌細胞または酵母細胞)を、液体培養物中で高い細胞密度まで増殖させる。この例において使用され得る異種酵素の例としては、α-グルカンホスホリラ-ゼ(EC 2.4.1.1)、ホスホグルコムタ-ゼ(EC 5.4.2.2、5.4.2.5、または5.4.2.6)、ホスホグルコイソメラ-ゼ(EC 5.3.1.9)、アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ(EC 5.3.1.-)、およびアルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼ(EC 5.3.1.-)の耐熱性バリアントを含む。増殖段階の終わりに異種酵素の発現が誘導され、続いて細胞バイオマスを収穫する。収穫したバイオマスを次に、機械的、化学的または酵素的手段によって溶解する。次いで細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するが異種酵素を不活性化しない温度に加熱する。デンプン原料、無機リン酸塩および任意に他の追加の栄養素を熱不活性化ライセ-トに添加して、デンプンのアルロ-スへの変換を可能にする(図1)。
この例は、デンプンのグルコ-スへの変換を記載する。デンプンをグルコ-スに変換するための少なくとも1つの酵素をコ-ドする少なくとも1つの異種遺伝子を発現するように改変された細胞(例えば、細菌細胞または酵母細胞)を、液体培養物中で高い細胞密度まで増殖させる。この例において使用され得る異種酵素の例としては、α-グルカンホスホリラ-ゼ(EC 2.4.1.1)、ホスホグルコムタ-ゼ(EC 5.4.2.2、5.4.2.5、または5.4.2.6)、およびグルコ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼ(EC 5.3.1.-)の耐熱性バリアントを含む。増殖段階の終わりに異種酵素の発現が誘導され、続いて細胞バイオマスを収穫する。収穫したバイオマスを次に、機械的、化学的または酵素的手段によって溶解する。次いで細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するが異種酵素を不活性化しない温度に加熱する。デンプン原料、無機リン酸塩および任意に他の追加の栄養素を熱不活性化ライセ-トに添加して、デンプンのグルコ-スへの変換を可能にする(図2A)。
この例は、デンプンのフルクト-スへの変換を記載する。デンプンをフルクト-スに変換するための少なくとも1つの酵素をコ-ドする少なくとも1つの異種遺伝子を発現するように改変された細胞(例えば、細菌細胞または酵母細胞)を、液体培養物中で高い細胞密度まで増殖させる。この例において使用され得る異種酵素の例としては、α-グルカンホスホリラ-ゼ(EC 2.4.1.1)、ホスホグルコムタ-ゼ(EC 5.4.2.2、5.4.2.5、または5.4.2.6)、ホスホグルコイソメラ-ゼ(EC 5.3.1.9)、およびフルクト-ス6-リン酸ホスファタ-ゼ(EC 5.3.1.-)の耐熱性バリアントを含む。増殖段階の終わりに異種酵素の発現が誘導され、続いて細胞バイオマスを収穫する。収穫したバイオマスを次に、機械的、化学的または酵素的手段によって溶解する。次いで細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するが異種酵素を不活性化しない温度に加熱する。デンプン原料、無機リン酸塩および任意に他の追加の栄養素を熱不活性化ライセ-トに添加して、デンプンのフルクト-スへの変換を可能にする(図3)。
この例は、デンプンのソルビト-ルへの変換を記載する。デンプンをソルビト-ルに変換するための少なくとも1つの酵素をコ-ドする少なくとも1つの異種遺伝子を発現するように改変された細胞(例えば、細菌細胞または酵母細胞)を、液体培養物中で高い細胞密度まで増殖させる。この例において使用され得る異種酵素の例としては、α-グルカンホスホリラ-ゼ(EC 2.4.1.1)、ホスホグルコムタ-ゼ(EC 5.4.2.2、5.4.2.5、または5.4.2.6)、アルド-スデヒドロゲナ-ゼ(EC 1.1.1.200)、およびソルビト-ル6-リン酸ホスファタ-ゼ(EC 5.3.1.-)の耐熱性バリアントを含む。増殖段階の終わりに異種酵素の発現が誘導され、続いて細胞バイオマスを収穫する。収穫したバイオマスを次に、機械的、化学的または酵素的手段によって溶解する。次いで細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するが異種酵素を不活性化しない温度に加熱する。デンプン原料、無機リン酸塩および任意に他の追加の栄養素を熱不活性化ライセ-トに添加して、デンプンのソルビト-ルへの変換を可能にする(図4)。
この例は、デンプンのリブロ-スへの変換を記載する。デンプンをリブロ-スに変換するための少なくとも1つの酵素をコ-ドする少なくとも1つの異種遺伝子を発現するように改変された細胞(例えば、細菌細胞または酵母細胞)を、液体培養物中で高い細胞密度まで増殖させる。この例において使用され得る異種酵素の例としては、α-グルカンホスホリラ-ゼ(EC 2.4.1.1)、ホスホグルコムタ-ゼ(EC 5.4.2.2、5.4.2.5、または5.4.2.6)、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ(EC 1.1.1.49)、6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ(EC 3.1.1.31)、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ(EC 1.1.1.44)、およびリブロ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼ(EC 5.3.1.-)、およびリブロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼ(EC 5.3.1.-)の耐熱性バリアントを含む。増殖段階の終わりに異種酵素の発現が誘導され、続いて細胞バイオマスを収穫する。収穫したバイオマスを次に、機械的、化学的または酵素的手段によって溶解する。次いで細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するが異種酵素を不活性化しない温度に加熱する。デンプン原料、無機リン酸塩および任意に他の追加の栄養素を熱不活性化ライセ-トに添加して、デンプンのリブロ-スへの変換を可能にする(図5)。
この例は、デンプンのリボ-スへの変換を記載する。デンプンをリボ-スに変換するための少なくとも1つの酵素をコ-ドする少なくとも1つの異種遺伝子を発現するように改変された細胞(例えば、細菌細胞または酵母細胞)を、液体培養物中で高い細胞密度まで増殖させる。この例において使用され得る異種酵素の例としては、α-グルカンホスホリラ-ゼ(EC 2.4.1.1)、ホスホグルコムタ-ゼ(EC 5.4.2.2、5.4.2.5、または5.4.2.6)、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ(EC 1.1.1.49)、6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ(EC 3.1.1.31)、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ(EC 1.1.1.44)、リボ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ(EC 5.3.1.6)、およびリボ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼ(EC 5.3.1.-)の耐熱性バリアントを含む。増殖段階の終わりに異種酵素の発現が誘導され、続いて細胞バイオマスを収穫する。収穫したバイオマスを次に、機械的、化学的または酵素的手段によって溶解する。次いで細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するが異種酵素を不活性化しない温度に加熱する。デンプン原料、無機リン酸塩および任意に他の追加の栄養素を熱不活性化ライセ-トに添加して、デンプンのリボ-スへの変換を可能にする(図6)。
この例は、デンプンのアラビノ-スへの変換を記載する。デンプンをアラビノ-スに変換するための少なくとも1つの酵素をコ-ドする少なくとも1つの異種遺伝子を発現するように改変された細胞(例えば、細菌細胞または酵母細胞)を、液体培養物中で高い細胞密度まで増殖させる。この例において使用され得る異種酵素の例としては、α-グルカンホスホリラ-ゼ(EC 2.4.1.1)、ホスホグルコムタ-ゼ(EC 5.4.2.2、5.4.2.5、または5.4.2.6)、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ(EC 1.1.1.49)、6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ(EC 3.1.1.31)、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ(EC 1.1.1.44)、アラビノ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ(EC 5.3.1.6)、およびアラビノ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼ(EC 5.3.1.-)の耐熱性バリアントを含む。増殖段階の終わりに異種酵素の発現が誘導され、続いて細胞バイオマスを収穫する。収穫したバイオマスを次に、機械的、化学的または酵素的手段によって溶解する。次いで細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するが異種酵素を不活性化しない温度に加熱する。デンプン原料、無機リン酸塩および任意に他の追加の栄養素を熱不活性化ライセ-トに添加して、デンプンのアラビノ-スへの変換を可能にする(図7)。
この例は、セルロ-ス/セロデキストリンのアルロ-スへの変換を記載する。セルロ-ス/セロデキストリンをアルロ-スに変換するための少なくとも1つの酵素をコ-ドする少なくとも1つの異種遺伝子を発現するように改変された細胞(例えば、細菌細胞または酵母細胞)を、液体培養物中で高い細胞密度まで増殖させる。この例において使用され得る異種酵素の例としては、セロデキストリンホスホリラ-ゼ(EC 2.4.1.49)、ホスホグルコムタ-ゼ(EC 5.4.2.2、5.4.2.5、または5.4.2.6)、ホスホグルコイソメラ-ゼ(EC 5.3.1.9)、アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ(EC 5.3.1.-)、およびアルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼ(EC 5.3.1.-)の耐熱性バリアントを含む。増殖段階の終わりに異種酵素の発現が誘導され、続いて細胞バイオマスを収穫する。収穫したバイオマスを次に、機械的、化学的または酵素的手段によって溶解する。次いで細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するが異種酵素を不活性化しない温度に加熱する。セルロ-ス/セロデキストリン原料、無機リン酸塩および任意に他の追加の栄養素を熱不活性化ライセ-トに添加して、セルロ-ス/セロデキストリンのアルロ-スへの変換を可能にする。
この例は、セルロ-ス/セロデキストリンのグルコ-スへの変換を記載する。セルロ-ス/セロデキストリンをグルコ-スに変換するための少なくとも1つの酵素をコ-ドする少なくとも1つの異種遺伝子を発現するように改変された細胞(例えば、細菌細胞または酵母細胞)を、液体培養物中で高い細胞密度まで増殖させる。この例において使用され得る異種酵素の例としては、セロデキストリンホスホリラ-ゼ(EC 2.4.1.49)、ホスホグルコムタ-ゼ(EC 5.4.2.2、5.4.2.5、または5.4.2.6)、およびグルコ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼ(EC 5.3.1.-)の耐熱性バリアントを含む。増殖段階の終わりに異種酵素の発現が誘導され、続いて細胞バイオマスを収穫する。収穫したバイオマスを次に、機械的、化学的または酵素的手段によって溶解する。次いで細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するが異種酵素を不活性化しない温度に加熱する。セルロ-ス/セロデキストリン原料、無機リン酸塩および任意に他の追加の栄養素を熱不活性化ライセ-トに添加して、セルロ-ス/セロデキストリンのグルコ-スへの変換を可能にする。
この例は、セルロ-ス/セロデキストリンのフルクト-スへの変換を記載する。セルロ-ス/セロデキストリンをフルクト-スに変換するための少なくとも1つの酵素をコ-ドする少なくとも1つの異種遺伝子を発現するように改変された細胞(例えば、細菌細胞または酵母細胞)を、液体培養物中で高い細胞密度まで増殖させる。この例において使用され得る異種酵素の例としては、セロデキストリンホスホリラ-ゼ(EC 2.4.1.49)、ホスホグルコムタ-ゼ(EC 5.4.2.2、5.4.2.5、または5.4.2.6)、ホスホグルコイソメラ-ゼ(EC 5.3.1.9)、およびフルクト-ス6-リン酸ホスファタ-ゼ(EC 5.3.1.-)の耐熱性バリアントを含む。増殖段階の終わりに異種酵素の発現が誘導され、続いて細胞バイオマスを収穫する。収穫したバイオマスを次に、機械的、化学的または酵素的手段によって溶解する。次いで細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するが異種酵素を不活性化しない温度に加熱する。セルロ-ス/セロデキストリン原料、無機リン酸塩および任意に他の追加の栄養素を熱不活性化ライセ-トに添加して、セルロ-ス/セロデキストリンのフルクト-スへの変換を可能にする。
この例は、セルロ-ス/セロデキストリンのソルビト-ルへの変換を記載する。セルロ-ス/セロデキストリンをソルビト-ルに変換するための少なくとも1つの酵素をコ-ドする少なくとも1つの異種遺伝子を発現するように改変された細胞(例えば、細菌細胞または酵母細胞)を、液体培養物中で高い細胞密度まで増殖させる。この例において使用され得る異種酵素の例としては、セロデキストリンホスホリラ-ゼ(EC 2.4.1.49)、ホスホグルコムタ-ゼ(EC 5.4.2.2、5.4.2.5、または5.4.2.6)、アルド-スデヒドロゲナ-ゼ(EC 1.1.1.200)、およびソルビト-ル6-リン酸ホスファタ-ゼ(EC 5.3.1.-)の耐熱性バリアントを含む。増殖段階の終わりに異種酵素の発現が誘導され、続いて細胞バイオマスを収穫する。収穫したバイオマスを次に、機械的、化学的または酵素的手段によって溶解する。次いで細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するが異種酵素を不活性化しない温度に加熱する。セルロ-ス/セロデキストリン原料、無機リン酸塩および任意に他の追加の栄養素を熱不活性化ライセ-トに添加して、セルロ-ス/セロデキストリンのソルビト-ルへの変換を可能にする。
この例は、セルロ-ス/セロデキストリンのリブロ-スへの変換を記載する。セルロ-ス/セロデキストリンをリブロ-スに変換するための少なくとも1つの酵素をコ-ドする少なくとも1つの異種遺伝子を発現するように改変された細胞(例えば、細菌細胞または酵母細胞)を、液体培養物中で高い細胞密度まで増殖させる。この例において使用され得る異種酵素の例としては、セロデキストリンホスホリラ-ゼ(EC 2.4.1.49)、ホスホグルコムタ-ゼ(EC 5.4.2.2、5.4.2.5、または5.4.2.6)、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ(EC 1.1.1.49)、6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ(EC 3.1.1.31)、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ(EC 1.1.1.44)、リブロ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼ(EC 5.3.1.-)、およびリブロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼ(EC 5.3.1.-)の耐熱性バリアントを含む。増殖段階の終わりに異種酵素の発現が誘導され、続いて細胞バイオマスを収穫する。収穫したバイオマスを次に、機械的、化学的または酵素的手段によって溶解する。次いで細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するが異種酵素を不活性化しない温度に加熱する。セルロ-ス/セロデキストリン原料、無機リン酸塩および任意に他の追加の栄養素を熱不活性化ライセ-トに添加して、セルロ-ス/セロデキストリンのリブロ-スへの変換を可能にする。
この例は、セルロ-ス/セロデキストリンのリボ-スへの変換を記載する。セルロ-ス/セロデキストリンをリボ-スに変換するための少なくとも1つの酵素をコ-ドする少なくとも1つの異種遺伝子を発現するように改変された細胞(例えば、細菌細胞または酵母細胞)を、液体培養物中で高い細胞密度まで増殖させる。この例において使用され得る異種酵素の例としては、セロデキストリンホスホリラ-ゼ(EC 2.4.1.49)、ホスホグルコムタ-ゼ(EC 5.4.2.2、5.4.2.5、または5.4.2.6)、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ(EC 1.1.1.49)、6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ(EC 3.1.1.31)、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ(EC 1.1.1.44)、リボ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ(EC 5.3.1.6)、およびリボ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼ(EC 5.3.1.-)の耐熱性バリアントを含む。増殖段階の終わりに異種酵素の発現が誘導され、続いて細胞バイオマスを収穫する。収穫したバイオマスを次に、機械的、化学的または酵素的手段によって溶解する。次いで細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するが異種酵素を不活性化しない温度に加熱する。セルロ-ス/セロデキストリン原料、無機リン酸塩および任意に他の追加の栄養素を熱不活性化ライセ-トに添加して、セルロ-ス/セロデキストリンのリボ-スへの変換を可能にする。
この例は、セルロ-ス/セロデキストリンのアラビノ-スへの変換を記載する。セルロ-ス/セロデキストリンをアラビノ-スに変換するための少なくとも1つの酵素をコ-ドする少なくとも1つの異種遺伝子を発現するように改変された細胞(例えば、細菌細胞または酵母細胞)を、液体培養物中で高い細胞密度まで増殖させる。この例において使用され得る異種酵素の例としては、セロデキストリンホスホリラ-ゼ(EC 2.4.1.49)、ホスホグルコムタ-ゼ(EC 5.4.2.2、5.4.2.5、または5.4.2.6)、グルコ-ス6-リン酸デヒドロゲナ-ゼ(EC 1.1.1.49)、6-ホスホグルコノラクトナ-ゼ(EC 3.1.1.31)、6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナ-ゼ(EC 1.1.1.44)、アラビノ-ス5-リン酸イソメラ-ゼ(EC 5.3.1.6)、およびアラビノ-ス5-リン酸ホスファタ-ゼ(EC 5.3.1.-)の耐熱性バリアントを含む。増殖段階の終わりに異種酵素の発現が誘導され、続いて細胞バイオマスを収穫する。収穫したバイオマスを次に、機械的、化学的または酵素的手段によって溶解する。次いで細胞ライセ-トを、天然の酵素活性を不活性化するが異種酵素を不活性化しない温度に加熱する。セルロ-ス/セロデキストリン原料、無機リン酸塩および任意に他の追加の栄養素を熱不活性化ライセ-トに添加して、セルロ-ス/セロデキストリンのアラビノ-スへの変換を可能にする(図7)。
本明細書および特許請求の範囲で使用される不定冠詞「a」および「an」は、そうでないことが明確に示されていない限り、「少なくとも1つ」を意味すると理解されるべきである。
本明細書でクレ-ムされている、1つより多くのステップまたは行為を含む方法において、そうでないことが明確に示されていない限り、方法のステップまたは行為の順序は必ずしも、方法のステップまたは行為が列挙されている順序に限定されないことも、理解されるべきである。
特許請求の範囲および上記の明細書において、「含む(comprising)」、「含む/包含する(including)」、「保持する」、「有する」、「含有する」、「伴う」、「保有する」、「構成される」などのすべての移行句は、オ-プンエンドであると理解されるべきであり、すなわち、含むが限定はされないことを意味する。「からなる」および「から本質的になる」という移行句のみが、米国特許庁の審査手続、第2111.03節に記載されているように、それぞれクロ-ズドまたはセミクロ-ズドの移行句であるものとする。
Claims (21)
- アルロ-ス化合物を生産する無細胞的方法であって、以下のステップ:
多量体グルコ-ス炭水化物を、α-グルカンまたはセロデキストリンホスホリラ-ゼによる触媒作用によりグルコ-ス1-リン酸(G1P)に変換すること;該グルコ-ス1-リン酸(G1P)を、ホスホグルコムタ-ゼによる触媒作用により変換してグルコ-ス6-リン酸(G6P)を生産すること;該グルコ-ス6-リン酸(G6P)を、ホスホグルコイソメラ-ゼによる触媒作用によりフルクト-ス6-リン酸(F6P)に変換すること;該フルクト-ス6-リン酸(F6P)を、アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ(A6PE)による触媒作用により変換してアルロ-ス6-リン酸(A6P)を生産すること;および、該アルロ-ス6-リン酸(A6P)を、アルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼ(A6PP)による触媒作用によりアルロ-スに変換すること、ここでA6PPはRuminiclostridium thermocellum A6PPである、
を含む、前記方法。 - アルロ-ス化合物を生産する無細胞的方法であって、以下のステップ:
多量体グルコ-ス炭水化物を、α-グルカンまたはセロデキストリンホスホリラ-ゼによる触媒作用によりグルコ-ス1-リン酸(G1P)に変換すること;該グルコ-ス1-リン酸(G1P)を、ホスホグルコムタ-ゼによる触媒作用により変換してグルコ-ス6-リン酸(G6P)を生産すること;該グルコ-ス6-リン酸(G6P)を、ホスホグルコイソメラ-ゼによる触媒作用によりフルクト-ス6-リン酸(F6P)に変換すること;該フルクト-ス6-リン酸(F6P)を、アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ(A6PE)による触媒作用により変換してアルロ-ス6-リン酸(A6P)を生産すること;および、該アルロ-ス6-リン酸(A6P)を、アルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼ(A6PP)による触媒作用によりアルロ-スに変換すること、ここでA6PEはBrevibacillus thermoruber A6PEである、
を含む、前記方法。 - アルロ-ス化合物を生産する無細胞的方法であって、以下のステップ:
フルクト-ス6-リン酸(F6P)を、Thermoanaerobacterium thermosaccharolyticumA6PE、Hydrogenivirga sp. 128-5-R1-1 A6PE、およびBrevibacillus thermoruberA6PEからなる群から選択されるアルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ(A6PE)による触媒作用によりアルロ-ス6-リン酸(A6P)に変換すること;および、A6Pを、Ruminiclostridium thermocellum アルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼ(A6PP)による触媒作用によりアルロ-スに変換すること、
を含む、前記方法。 - アルロ-ス化合物を生産する無細胞的方法であって、以下のステップ:
フルクト-ス6-リン酸(F6P)を、アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ(A6PE)による触媒作用によりアルロ-ス6-リン酸(A6P)に変換すること、ここでA6PEは微生物細胞において発現される核酸配列によってコードされており;および、A6Pを、Ruminiclostridium thermocellum アルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼ(A6PP)による触媒作用によりアルロ-スに変換すること、
を含む、前記方法。 - アルロ-ス化合物を生産する無細胞的方法であって、以下のステップ:
アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ(A6PE)およびアルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼ(A6PP)を発現する微生物細胞からの細胞ライセートを含む細胞ライセート混合物において、フルクト-ス6-リン酸(F6P)を、A6PEによる触媒作用によりアルロ-ス6-リン酸(A6P)に変換すること、およびA6PをA6PPによる触媒作用によりアルロースに変換すること、ここでA6PPはRuminiclostridium thermocellum 核酸配列によってコードされる、
を含む、前記方法。 - 細胞ライセート混合物において、多量体グルコ-ス炭水化物をアルロ-スに変換すること、ここで細胞ライセート混合物は、α-グルカンホスホリラ-ゼまたはセロデキストリンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、ホスホグルコイソメラ-ゼ、アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ(A6PE)、およびアルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼ(A6PP)、ここでA6PPはRuminiclostridium thermocellum 核酸配列によってコードされる、を発現する改変微生物細胞からの細胞ライセートを含む、
を含む無細胞的方法。 - アルロ-スを生産する無細胞的方法であって、方法が以下:
フルクト-ス6-リン酸(F6P)を、Brevibacillus thermoruber アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ(A6PE)による触媒作用によりアルロ-ス6-リン酸(A6P)に変換すること;および
A6Pを、アルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼ(A6PP)による触媒作用によりアルロ-スに変換すること、ここでA6PPは微生物細胞において発現される核酸配列によってコードされる、
を含む、前記方法。 - アルロ-スを生産する無細胞的方法であって、方法が以下:
アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ(A6PE)、およびアルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼ(A6PP)を発現する微生物細胞からの細胞ライセートを含む細胞ライセート混合物において、フルクト-ス6-リン酸(F6P)を、A6PEによる触媒作用によりアルロ-ス6-リン酸(A6P)に変換すること、およびA6Pを、A6PPによる触媒作用によりアルロ-スに変換すること、ここでA6PEはBrevibacillus thermoruber 核酸配列によってコードされている、
を含む、前記方法。 - 細胞ライセート混合物において、多量体グルコ-ス炭水化物をアルロ-スに変換すること、ここで細胞ライセート混合物は、α-グルカンホスホリラ-ゼまたはセロデキストリンホスホリラ-ゼ、ホスホグルコムタ-ゼ、ホスホグルコイソメラ-ゼ、アルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼ(A6PE)、およびアルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼ(A6PP)、ここでA6PEはBrevibacillus thermoruber 核酸配列によってコードされる、を発現する微生物細胞からの細胞ライセートを含む、
を含む無細胞的方法。 - 少なくとも1つの酵素が耐熱性であるか、または少なくとも2つの酵素が耐熱性である、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
- A6PE、A6PP、またはA6PEおよびA6PPの両方が耐熱性であるかまたは耐熱性であるように改変されている、請求項1~10のいずれか一項に記載の方法。
- 多量体グルコ-ス炭水化物が、デンプン、セロデキストリン、マルトデキストリンまたはグリコ-ゲンから選択される、請求項1、2、10および11のいずれか一項に記載の方法。
- さらに多量体グルコ-ス炭水化物を枝切り酵素で処理することを含む、請求項1、2、および10~12のいずれか一項に記載の方法。
- 枝切り酵素が、(i)イソアミラ-ゼ、任意にSulfolobus tokodaii、Metallosphaera hakonensis、Sphaerobacter thermophiles、およびBacillus lentusイソアミラ-ゼから選択される、および(ii)プルラナ-ゼ、任意にFervidobacterium pennavorans、Thermotoga sp. RQ5、Bacillus flavocaldarius、Thermosipho africanus、およびKosmotoga oleariaプルラナ-ゼから選択される、
から選択される、請求項13に記載の方法。 - A6PEが、Thermobacterium thermosaccharolyticum、Thermoanaerobacter brockii、Caldanaerobacter subterraneus、Deferribacter desulfuricans、Thermocrinis ruber、Hydrogenivirga sp. 128-5-R1-1、Brevibacillus thermoruber、Thermosipho atlanticus、およびThermosulfidibacter takaiiのアルロ-ス6-リン酸エピメラ-ゼからなる群から選択される、請求項1、4~6、および10~14のいずれか一項に記載の方法。
- A6PEが、Thermobacterium thermosaccharolyticum、Hydrogenivirga sp. 128-5-R1-1、およびBrevibacillus thermoruberからなる群から選択される、請求項15に記載の方法。
- α-グルカンホスホリラ-ゼが、Aquifex aeolicus、Thermocrinis minervae、 Thermosulfidibacter takaii、Thermosulfurimonas dismutans、Thermococcus litoralis、Palaeococcus pacificus、Thermotoga neapolitana、Ruminiclostridium thermocellum、Pyrococcus abyssi、Thermococcus thioreducens、Deinococcus radiodurans、Sulfolobus acidocaldarius、Thermus caldophilus、Meiothermus silvanus、Oceanithermus profundus、Ardenticatena maritima、Thermococcus barophilus、Pseudothermotoga thermarum、Hydrogenobacter thermophilus、Thermus oshimai、Meiothermus ruber、およびMarinitoga piezophilaのα-グルカンホスホリラ-ゼからなる群から選択される、請求項1、2、および10~16のいずれか一項に記載の方法。
- セロデキストリンホスホリラ-ゼが、Clostridium thermocellum、Clostridium straminisolvens、Thermotoga RQ2、Ignisphaera aggregans、Thermotoga maritima、Spirochaeta thermophila、Caldicellulosiruptor bescii、Dictyoglomus thermophilum、Thermoanaerobacterium thermosaccharolyticum、Thermosipho africanus、Caldisalinibacter kiritimatiensis、Defluviitalea phaphyphila、Caldicellulosiruptor kronotskyensis、Thermococcus sibiricus、およびThermosphaera aggregansのセロデキストリンホスホリラ-ゼからなる群から選択される、請求項1、2、および10~17のいずれか一項に記載の方法。
- ホスホグルコムタ-ゼが、Thermococcus kodakaraensis、Pyrococcus kukulkanii、Ammonifex degensii、Methanothermobacter wolfeii、Methanothermus fervidus、Sulfolobus acidocaldarius、Archaeoglobus fulgidus、Ferroglobus placidus、Geoglobus ahangari、Archaeoglobus veneficus、Archaeoglobus sulfaticallidus、Aciduliprofundum boonie、Clostridium thermocellum、Defluviitalea phaphyphila、Caminicella sporogenes、Caloranaerobacter ferrireducens、Thermosipho malanesiensis、Fervidobacterium pennivorans、Symbiobacterium thermophilum、Spirochaeta thermophila、およびThermoanaerobacter wiegeliiのホスホグルコムタ-ゼからなる群から選択される、請求項1、2、および10~18のいずれか一項に記載の方法。
- ホスホグルコイソメラ-ゼが、Thermus thermophilus、Meiothermus timidus、Thermus filiformis、Marinithermus hydrothermalis、Thermosipho africanus、Sulfurihydrogenibium azorense、Persephonella marina、Marinitoga piezophila、Kosmotoga olearia、Thermotoga maritima、Geobacillus stearothermophilus、Anoxybacillus flavithermus、Thermosulfidibacter takaii、Fervidobacterium nodosum、Clostridium thermocellum、Thermoanaerobacterium thermosaccharolyticum、Methanococcus jannaschii、Methanotorris igneus、Methanocaldococcus villosus、Methanothermococcus okinawensis、Pseudothermotoga thermarum、Deferribacter desulfuricans、およびThermovibrio ammonificansのホスホグルコイソメラ-ゼからなる群から選択される、請求項1、2、および10~19のいずれか一項に記載の方法。
- A6PPが、Thermoanaerobacter wiegelii、Thermoanaerobacter ethanolicus、Thermus islandicus、Deinococcus geothermalis DSM 11300、Thermosphaera aggregans、Crenarchaeota archaeon、Pyrococcus horikoshii Ot3、Aquifex aeolicus、Ruminiclostridium thermocellum、Desulfotomaculum kuznetsovii、Caldanaerobacter subterraneus、Acidothermus cellulolyticus、Methanothermobacter thermautotrophicus、Thermobifida fusca、Thermotoga neapolitana、Petrotoga mobilis、およびThermodesulfatator indicus、Thermus thermophilus、Bacteroides vulgatus、およびBacteroides fragilusのアルロ-ス6-リン酸ホスファタ-ゼからなる群から選択される、請求項2および7~20のいずれかに記載の方法。
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