JP7179908B2 - ペプチド組成物およびその製造方法 - Google Patents
ペプチド組成物およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7179908B2 JP7179908B2 JP2021081439A JP2021081439A JP7179908B2 JP 7179908 B2 JP7179908 B2 JP 7179908B2 JP 2021081439 A JP2021081439 A JP 2021081439A JP 2021081439 A JP2021081439 A JP 2021081439A JP 7179908 B2 JP7179908 B2 JP 7179908B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peptide
- ppm
- peptide composition
- present
- concentration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23J—PROTEIN COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS; WORKING-UP PROTEINS FOR FOODSTUFFS; PHOSPHATIDE COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS
- A23J3/00—Working-up of proteins for foodstuffs
- A23J3/04—Animal proteins
- A23J3/08—Dairy proteins
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L2/00—Non-alcoholic beverages; Dry compositions or concentrates therefor; Their preparation
- A23L2/52—Adding ingredients
- A23L2/66—Proteins
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L33/00—Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof
- A23L33/10—Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof using additives
- A23L33/17—Amino acids, peptides or proteins
- A23L33/18—Peptides; Protein hydrolysates
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K1/00—General methods for the preparation of peptides, i.e. processes for the organic chemical preparation of peptides or proteins of any length
- C07K1/12—General methods for the preparation of peptides, i.e. processes for the organic chemical preparation of peptides or proteins of any length by hydrolysis, i.e. solvolysis in general
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P21/00—Preparation of peptides or proteins
- C12P21/02—Preparation of peptides or proteins having a known sequence of two or more amino acids, e.g. glutathione
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Zoology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Public Health (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mycology (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
Description
[1]全ペプチド含有量に対して0.00001~0.2質量%のWY、全ペプチド含有量に対して0.000001~0.1質量%のWL、全ペプチド含有量に対して0.000001~0.1質量%のWVおよび全ペプチド含有量に対して0.000005~0.2質量%のGTWY(配列番号1)からなる群から選択される1種または2種以上の成分(好ましくは上記4種のペプチド成分)を含んでなるペプチド組成物。
[2]KPTPEGDLEI(配列番号2)および/またはGYGGVSLP(配列番号3)をさらに含んでなり、全ペプチド含有量に対してKPTPEGDLEI含有量が0.000001~0.05質量%であり、GYGGVSLP含有量が0.000005~0.2質量%である、上記[1]に記載のペプチド組成物。
[3]全ペプチド含有量に対して、WY、WL、WV、GTWY、KPTPEGDLEIおよびGYGGVSLPの合計含有量が0.00002~0.6質量%である、上記[1]または[2]に記載のペプチド組成物。
[4]溶液の形態である、上記[1]~[3]のいずれかに記載のペプチド組成物。
[5]溶液中、WYの濃度が0.15ppm以上であり、WLの濃度が0.15ppm以上であり、WVの濃度が0.1ppm以上であり、GTWYの濃度が0.3ppm以上である、上記[4]に記載のペプチド組成物。
[6]溶液中のGTWY濃度が3ppm以上である、上記[4]または[5]に記載のペプチド組成物。
[7]溶液中のKPTPEGDLEI濃度が0.1ppm以上であり、GYGGVSLP濃度が0.1ppm以上である、上記[4]~[6]のいずれかに記載のペプチド組成物。
[8]溶液中のWY濃度、WL濃度、WV濃度、GTWY濃度、KPTPEGDLEI濃度およびGYGGVSLP濃度の合計が1ppm以上である、上記[4]~[7]のいずれかに記載のペプチド組成物。
[9]溶液中のWY濃度、WL濃度、WV濃度およびGTWY濃度の合計が0.5ppm以上である、上記[4]~[8]のいずれかに記載のペプチド組成物。
[10]溶液中のWY濃度、WL濃度およびWV濃度の合計が0.5ppm以上である、上記請求項[4]~[9]のいずれかに記載のペプチド組成物。
[11]摂取形態のペプチド組成物であって、160~70000μgのWY、100~60000μgのWV、100~60000μgのWLおよび50~40000μgのGTWYからなる群から選択される1種または2種以上の成分を含んでなるペプチド組成物。
[12]GTWYの含有量が100~30000μgである、上記[11]に記載のペプチド組成物。
[13]GYGGVSLPおよび/またはKPTPEGDLEIをさらに含んでなり、GYGGVSLPの含有量が50~50000μgであり、KPTPEGDLEIの含有量が160~70000μgである、上記[11]または[12]に記載のペプチド組成物。
[14]食品の形態である、上記[1]~[13]のいずれかに記載のペプチド組成物。
[15]食品が飲料である、上記[14]に記載の組成物。
[16]上記[1]~[13]のいずれかに記載のペプチド組成物が配合されてなる、食品。
[17]飲料である、上記[16]に記載の食品。
[18]脳機能の維持、向上および/または改善のための、上記[1]~[15]のいずれかに記載のペプチド組成物または上記[16]または[17]に記載の食品。
[19]有効量の上記[1]~[15]のいずれかに記載のペプチド組成物または上記[16]または[17]に記載の食品を、ヒトまたは非ヒト動物に摂取させるか、あるいは投与することを含んでなる、脳機能の維持方法、脳機能の向上方法および脳機能の改善方法。
[20]脳機能の維持、向上および/または改善のための組成物および食品の製造のための、上記[1]~[15]のいずれかに記載のペプチド組成物の使用。
[21]ホエイタンパク質に1種または2種以上のアスペルギルス・メレウス由来のタンパク質分解酵素を含む酵素製剤を作用させて酵素分解物を得る工程を含む、上記[1]~[15]のいずれかに記載のペプチド組成物の製造方法。
[22]ホエイタンパク質に酵素を作用させる工程を、作用温度45~55℃で一定時間保持した後に、作用温度60~75℃で一定時間保持することにより実施する、上記[21]に記載の製造方法。
[23]ホエイタンパク質の酵素分解物を希釈する工程またはホエイタンパク質の酵素分解物を濃縮する工程をさらに含む、上記[21]または[22]に記載の製造方法。
WY:160~70000μg(好ましくは4000~60000μg)
WV:100~60000μg(好ましくは160~55000μg)
WL:100~60000μg(好ましくは160~55000μg)
GTWY:50~40000μg(好ましくは100~30000μg)
・記憶力を向上させる
・記憶力を増強する
・記憶力をサポートする
・認知機能を向上させる
・認知機能を増強する
・認知機能をサポートする
・記憶力の維持に役立つ
・うっかりを防止する
・記憶の定着を向上させる
・加齢に伴う記憶の低下を抑制する
WY:160~4200μg(好ましくは500~3600μg)
WV:100~3600μg(好ましくは160~3300μg)
WL:100~3600μg(好ましくは160~3300μg)
GTWY:50~2400μg(好ましくは100~1800μg)
GYGGVSLP:50~3000μg(好ましくは160~2400μg)
KPTPEGDLEI:160~4200μg(好ましくは270~3600μg)
(1)原料タンパクの選択
各種ホエイタンパク質を、タンパク質分解酵素を含む酵素製剤(アマノエンザイム社製プロテアーゼP「アマノ」3SDまたはサモアーゼC100)でそれぞれ酵素処理し、生成される脳機能活性ペプチドについて検討を行った。
ホエイタンパク質(フォンテラ社製WPC472)を5w/v%含有する0.05Mのリン酸カリウム緩衝液に、表3に示す各種酵素製剤をタンパク質分解酵素製剤の終濃度が0.125w/v%となるように添加した。pH7.0、50℃にて4時間反応させた後、90℃で20分保持して酵素を失活させ、酵素処理サンプルを得た。なお、酵素製剤を添加する以外は同様の処理をして得られたサンプルを対照サンプルとした。
本発明者らは、各種ホエイタンパク質を5~20w/v%を含有する0.05~0.2M濃度の緩衝液に、プロテアーゼP「アマノ」3SDをタンパク質分解酵素製剤の終濃度が0.1~0.5w/v%となるように添加し、得られた溶液をpH7.0、50℃にて1~8時間反応させた後、80℃、30分で酵素を失活させる条件において、所望のペプチドが生成されることを確認した(データ省略)。また、250rpmで撹拌した場合に反応が適切に進行することも確認した(データ省略)。さらに、ホエイタンパク質(フォンテラ社製WPC472)を10w/v%含有する0.1Mリン酸カリウム緩衝液に、プロテアーゼP「アマノ」3SDをタンパク質分解酵素製剤の終濃度が0.2w/v%となるように添加し、得られた溶液をpH7.0、50℃にて5~8時間維持し、その後80℃で30分維持して酵素を失活させる方法が好ましいことも確認した(データ省略)。
ホエイタンパク質(フォンテラ社製WPC472)を10w/v%含む0.1Mリン酸カリウム緩衝液(pH7.0)にプロテアーゼP「アマノ」3SDをタンパク質分解酵素製剤の終濃度が0.2w/v%となるように添加し、50℃で5時間維持し反応させた。その後、80℃にて30分間維持し酵素を失活させた。
(1)記憶学習機能・認知機能の評価方法(Y字迷路試験)
マウスは本来、直前に選択したルートとは異なるルートを選択する性質がある。そのため、幅、長さ等が等価の3本のアームを持つY字迷路にマウスを入れた場合、通常は直前に進入したアームとは異なるアームに進入する。Y字迷路試験は、マウスのその性質を短期記憶の評価に利用する試験である。
6週齢雄のCD-1マウス(日本SLC社より入手)に、実施例2で得られたホエイ分解物粉末を0.3~3mg/kg体重の量で胃内へ強制経口投与し、その40分後、記憶障害を誘発するために0.80mg/kg体重のスコポラミン塩酸塩(SIGMA社製)を腹腔内投与した。スコポラミンの腹腔内投与20分後、Y字迷路試験を実施した(図1)。なお、各群10匹で実験を行い、平均、標準誤差を求めた。その結果を図2に示す。
6週齢雄のCD-1マウス(日本SLC社より入手)に、6種の合成ペプチド:GTWY、GYGGVSLP、KPTPEGDLEI、WL、WV、WYを0.1~3μmol/kg体重の量で胃内へ強制経口投与し、その40分後、記憶障害を誘発するために0.80mg/kgのスコポラミン塩酸塩を腹腔内投与した。スコポラミンの腹腔内投与20分後、実施例3(1)に記載されるY字迷路試験を実施した。なお、各群10匹で実験を行い、平均、標準誤差を求めた。その結果を図3~7に示す。
高甘味度甘味料であるアセスルファムカリウムやスクラロースはショ糖などと比較すると甘味に後引きが感じられることが知られている。そこで、高甘味度甘味料に起因する甘さの後引きに対するホエイ分解物の効果について検討した。
イオン交換水に高甘味度甘味料としてアセスルファムカリウム(MCフードスペシャリティーズ社製)またはスクラロース(三栄源エフエフアイ社製)を表9に示す含有量となるように添加した水溶液に、実施例2で得られたホエイ分解物粉末を表9に示す含有量となるように添加したものをサンプル飲料とした。
各サンプル飲料を官能評価に供した。具体的には、高甘味度甘味料に起因する甘さの後引きを改善できるか否かについて、以下の評価基準に従って評価を行った。
4:甘さが極めてすっきりする
3:甘さがすっきりする
2:少し甘さがすっきりする
1:無添加のものと同じ甘さ
官能評価は訓練されたパネラー6名により実施した。各パネラーは0.5点刻みのスコアで評価し、パネラー6名の評価スコアの平均値を計算し、2.5以上を効果ありと判断した。
本実施例では限外ろ過膜処理によるペプチド組成物の風味改善について検討した。
実施例2で得られたホエイ分解物粉末1gを500mLの蒸留水に溶解したサンプル飲料(サンプル水1)と、サンプル水1を限外ろ過膜(分画分子量10kDa、メルクミリポア社製)でろ過処理して得られたサンプル飲料(サンプル水2)を調製し、官能評価に供した。
各サンプル飲料を常温で官能評価に供した。具体的には、5つの評価項目:清澄度、渋味、苦味、異臭および嗜好度を改善できるか否かについて、それぞれ5段階で評価を行った。清澄度については清澄度が最も低い場合を1とし、最も高い場合を5とした。渋味については渋味が最も弱い場合を1とし、最も強い場合を5とした。苦味については苦味が最も弱い場合を1とし、最も強い場合を5とした。異臭については異臭が最も弱い場合を1とし、最も強い場合を5とした。嗜好度については嗜好度が最も低い場合を1とし、最も高い場合を5とした。
本実施例ではホエイ分解物含有飲料の保存安定性について検討した。
市販のスポーツドリンク飲料に、実施例2で得られたホエイ分解物粉末を濃度が2mg/mLとなるように添加し、さらにペプチドの劣化防止作用を有するフレーバー組成物として各種天然物由来組成物を表11に示す含有量となるように添加混合したものをサンプル飲料とした。調製した各サンプル飲料は195mL容PETボトルに充填し1週間保存のうえ評価に供した。保存条件は、表11に示す温度および照度の条件(保存条件Aおよび保存条件B)とした。なお、表中の照射とは、保存中の照度が3000ルクス(LX)であったことを指す。
上記(1)で調製し保存されたサンプル飲料中のペプチド濃度を実施例1に記載した方法に従って測定した。保存条件Aのサンプルについての測定結果を表12に、保存条件Bのサンプルについての測定結果を表13に示す。ペプチド濃度は、サンプル飲料1(フレーバー組成物非添加、暗所にて保存)の値を100としたときの比(表示の値=実測濃度(ppm)/サンプル飲料1の各ペプチド濃度(ppm)×100)として示した。
Claims (5)
- 全ペプチド含有量に対して0.00001~0.2質量%のWY、全ペプチド含有量に対して0.000001~0.1質量%のWL、全ペプチド含有量に対して0.000001~0.1質量%のWVおよび全ペプチド含有量に対して0.000005~0.2質量%のGTWY(配列番号1)を含んでなる、脳機能の維持、向上および/または改善に用いるためのペプチド組成物であって、
前記組成物が、KPTPEGDLEI(配列番号2)および/またはGYGGVSLP(配列番号3)をさらに含んでなり、かつ、前記組成物において、全ペプチド含有量に対してKPTPEGDLEI含有量が0.000001~0.05質量%であり、全ペプチド含有量に対してGYGGVSLP含有量が0.000005~0.2質量%であり、
前記脳機能が、記憶学習機能および/または認知機能である、ペプチド組成物。 - 全ペプチド含有量に対して、WY、WL、WV、GTWY、KPTPEGDLEIおよびGYGGVSLPの合計含有量が0.3~0.6質量%である、請求項1に記載のペプチド組成物。
- 食品の形態である、請求項1または2に記載のペプチド組成物。
- 食品が飲料である、請求項3に記載の組成物。
- 機能性表示食品の機能性関与成分である、請求項1または2に記載のペプチド組成物。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015224314 | 2015-11-16 | ||
JP2015224314 | 2015-11-16 | ||
JP2017551882A JPWO2017086303A1 (ja) | 2015-11-16 | 2016-11-15 | ペプチド組成物およびその製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017551882A Division JPWO2017086303A1 (ja) | 2015-11-16 | 2016-11-15 | ペプチド組成物およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021119787A JP2021119787A (ja) | 2021-08-19 |
JP7179908B2 true JP7179908B2 (ja) | 2022-11-29 |
Family
ID=58719215
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017551882A Pending JPWO2017086303A1 (ja) | 2015-11-16 | 2016-11-15 | ペプチド組成物およびその製造方法 |
JP2021081439A Active JP7179908B2 (ja) | 2015-11-16 | 2021-05-13 | ペプチド組成物およびその製造方法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017551882A Pending JPWO2017086303A1 (ja) | 2015-11-16 | 2016-11-15 | ペプチド組成物およびその製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JPWO2017086303A1 (ja) |
CN (1) | CN108137650B (ja) |
WO (1) | WO2017086303A1 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018184369A (ja) * | 2017-04-26 | 2018-11-22 | 株式会社明治 | 知的作業能力向上用組成物および認知能力向上用組成物 |
JP7139727B2 (ja) * | 2018-06-29 | 2022-09-21 | キリンホールディングス株式会社 | 運動制御機能および運動学習機能向上用組成物 |
JP7011984B2 (ja) * | 2018-07-13 | 2022-01-27 | キリンホールディングス株式会社 | 注意機能および判断機能向上用組成物 |
JP2020097537A (ja) * | 2018-12-18 | 2020-06-25 | キリンホールディングス株式会社 | 脳血流を増加させるための組成物 |
JP7231313B2 (ja) * | 2018-12-18 | 2023-03-01 | キリンホールディングス株式会社 | 血圧を降下させるための組成物 |
JP2020143035A (ja) * | 2019-03-08 | 2020-09-10 | キリンホールディングス株式会社 | 精神機能の低下抑制用組成物 |
JP7368949B2 (ja) * | 2019-03-13 | 2023-10-25 | キリンホールディングス株式会社 | 脳内グルタミン酸濃度の増加抑制用組成物 |
JP7293556B2 (ja) * | 2019-03-20 | 2023-06-20 | キリンホールディングス株式会社 | 筋肉量の低下抑制用組成物 |
JP7313854B2 (ja) * | 2019-03-25 | 2023-07-25 | キリンホールディングス株式会社 | 髪の外観改善用組成物 |
WO2021201263A1 (ja) * | 2020-04-03 | 2021-10-07 | キリンホールディングス株式会社 | 腸内または口腔内の環境改善用組成物 |
KR20240070539A (ko) | 2021-09-30 | 2024-05-21 | 유키지루시 메그밀크 가부시키가이샤 | 펩티드의 제조 방법 |
CN117285591A (zh) * | 2023-08-01 | 2023-12-26 | 首都医科大学 | 选择性抑制ADP的2-Trp-AA-四氢咔啉-3-羧酸类化合物及其制备和应用 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004508025A (ja) | 2000-09-11 | 2004-03-18 | ニュージーランド デアリー ボード | 改良された生物活性ホエータンパク質加水分解物 |
CN102028931A (zh) | 2009-09-29 | 2011-04-27 | 黑龙江省索康营养科技有限公司 | 乳清蛋白肽作为制备改善学习记忆药物、保健食品或食品的用途 |
JP2013005763A (ja) | 2011-06-24 | 2013-01-10 | Calpis Co Ltd | 脳機能改善用ペプチドの酵素的製造方法 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6919314B1 (en) * | 1998-06-17 | 2005-07-19 | New Zealand Dairy Board | Bioactive whey protein hydrolysate |
CN102327626A (zh) * | 2004-07-02 | 2012-01-25 | 匹兹堡大学高等教育联邦体系 | 诊断淀粉样蛋白沉积相关疾病的前驱形式的方法 |
EP1967524A1 (en) * | 2007-03-06 | 2008-09-10 | Friesland Brands B.V. | Methods for producing ACE-inhibitory peptides from whey and peptides obtained thereby |
DE102008032828A1 (de) * | 2008-07-02 | 2010-01-07 | Technische Universität Dresden | Tryptophanhaltige Peptide aus alpha-Lactalbumin mit blutdrucksenkender und vasoprotektiver Wirkung für biofunktionelle Lebensmittel |
JP6026720B2 (ja) * | 2009-12-18 | 2016-11-16 | 株式会社明治 | 血糖値降下剤及び血糖値降下飲食品組成物 |
NZ601142A (en) * | 2009-12-28 | 2013-11-29 | Calpis Co Ltd | Composition for improving brain function and method for improving brain function |
US9523109B2 (en) * | 2011-06-24 | 2016-12-20 | Calpis Co., Ltd. | Method for enzymatically preparing peptides for use in improvement of brain function |
JP5456100B2 (ja) * | 2012-06-26 | 2014-03-26 | ヤマキ株式会社 | アンジオテンシン変換酵素阻害ジペプチド |
AU2015277883B2 (en) * | 2014-06-16 | 2020-09-10 | Kirin Holdings Kabushiki Kaisha | Composition for enhancing memorization learning function and/or cognitive function |
CN106699842B (zh) * | 2015-11-17 | 2020-06-12 | 上海交通大学 | 一种新的抗炎小分子多肽及其应用 |
-
2016
- 2016-11-15 WO PCT/JP2016/083792 patent/WO2017086303A1/ja active Application Filing
- 2016-11-15 CN CN201680061575.1A patent/CN108137650B/zh active Active
- 2016-11-15 JP JP2017551882A patent/JPWO2017086303A1/ja active Pending
-
2021
- 2021-05-13 JP JP2021081439A patent/JP7179908B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004508025A (ja) | 2000-09-11 | 2004-03-18 | ニュージーランド デアリー ボード | 改良された生物活性ホエータンパク質加水分解物 |
CN102028931A (zh) | 2009-09-29 | 2011-04-27 | 黑龙江省索康营养科技有限公司 | 乳清蛋白肽作为制备改善学习记忆药物、保健食品或食品的用途 |
JP2013005763A (ja) | 2011-06-24 | 2013-01-10 | Calpis Co Ltd | 脳機能改善用ペプチドの酵素的製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021119787A (ja) | 2021-08-19 |
WO2017086303A1 (ja) | 2017-05-26 |
CN108137650A (zh) | 2018-06-08 |
JPWO2017086303A1 (ja) | 2018-09-20 |
CN108137650B (zh) | 2022-04-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7179908B2 (ja) | ペプチド組成物およびその製造方法 | |
KR101473017B1 (ko) | 노화 억제제 | |
JP2008013473A (ja) | 筋機能低下抑制剤 | |
WO2017179354A1 (ja) | 認知機能改善用組成物 | |
JP2008063318A (ja) | 老化抑制剤 | |
JP4395658B2 (ja) | コレステロール再上昇抑制用組成物およびその用法 | |
US9527879B2 (en) | Aster glehni extracts, fractions or compounds isolated therefrom for the treatment or prevention of hyperuricemia or gout | |
TWI784004B (zh) | 乙酸及/或乙酸鹽用以製造腦功能改善用組成物之用途 | |
JP7231313B2 (ja) | 血圧を降下させるための組成物 | |
JP2013192515A (ja) | 牡蠣エキス | |
JP7011984B2 (ja) | 注意機能および判断機能向上用組成物 | |
JP2009114111A (ja) | カルシウム吸収促進剤 | |
JP7511056B2 (ja) | 脳血流を増加させるための組成物 | |
JP2018095580A (ja) | 抗不安用組成物 | |
JP5041780B2 (ja) | 肝障害改善組成物 | |
JP7539533B2 (ja) | 髪の外観改善用組成物 | |
JP7368949B2 (ja) | 脳内グルタミン酸濃度の増加抑制用組成物 | |
JP7293556B2 (ja) | 筋肉量の低下抑制用組成物 | |
JP2020002078A (ja) | 運動制御機能および運動学習機能向上用組成物 | |
JP2023181410A (ja) | 精神機能の低下抑制用組成物 | |
WO2019181058A1 (ja) | 精神機能の低下抑制用組成物 | |
JP2021102587A (ja) | 認知機能改善用組成物 | |
JP2020158412A (ja) | 認知機能改善用組成物 | |
JP2023076373A (ja) | アミロイドβ凝集抑制剤とこれを含む医薬組成物および飲食品、ネプリライシン産生促進剤およびγ-セクレターゼ産生抑制剤 | |
JP2018104323A (ja) | 認知機能改善用組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210602 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210602 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220719 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220816 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221018 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221116 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7179908 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |