JP7179760B2 - 先端用キャップ - Google Patents

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Description

本発明は、シリンジの先端用キャップに関し、特に、ルアーノズル及びルアーロックを備えるシリンジに適用される先端用キャップに関する。
先端部にルアーノズル及びルアーロックを備えたシリンジが公知であり、係るシリンジに適用される先端用キャップが種々提案されている。
特許文献1には、薬液吐出部密封キャップとして肉厚天面部と、外筒部と、内筒部とを有し、内筒部とルアーノズルとの接触部の長さより、外筒部とルアーロック部の接触部の長さが、短いものが提案されている(特許文献1の[要約]を参照)。
また、特許文献2には、シールキャップ(63)の内周面(631)を先端ノズル(21)に密着させ、外筒カバー(62)でルアーロック部(22)の外周側を覆うキャップであって、シールキャップ(63)によるシール長さ(S)を比較的短い所定長さとしたキャップが開示されている(特許文献2の[要約]を参照)。
特許第5265666号公報 WO2010/024209号公報
従来の先端用キャップは、キャップ内筒部がシリンジのルアーノズルを密封可能となるように形成され、キャップ外筒部はルアーロックとの接触部で密封可能となるように形成されている。そして、キャップ脱着時に、ルアーノズル及びルアーロック部の密封性が同時にブレークする構成である。
ところが、キャップ脱着時にルアーノズル及びルアーロック部の密封性が同時にブレークすると、脱着する際の外し易さが劣り、また、シリンジ内の薬液の漏れが多くなるという課題がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、シリンジ先端を密封でき、脱着が容易な改良された先端用キャップを提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る先端用キャップは、一方側に頂面を有する厚肉円盤状の基部と、前記基部の頂面と厚み方向に反対側の他方側から突出形成され、ルアーノズルを少なくともその内周面で被覆密封するための円筒状の内筒部と、前記基部の頂面と厚み方向に反対側の他方側から前記内筒部をとり囲むように同軸に突出形成され、ルアーロックを被覆密封するための円筒状の外筒部とを備え、これら基部、内筒部及び外筒部は弾性材料で一体的に成形されており、前記外筒部は、その内周面がルアーロックを被覆し、その外周面は前記基部の外周面とつながってキャップの外周面を構成しており、前記キャップの外周面には、前記外筒部の根元よりも前記頂面寄りの位置に、円周方向に延びる円環状の溝が形成されていることを特徴とする。
また、本発明の先端用キャップには、前記基部の頂面には、前記内筒部の内径よりも大径で、かつ、前記外筒部の内径よりも小径の寸法をした、前記基部の厚み方向に窪まされた凹所が形成されていてもよい。
本発明の先端用キャップは、前記外筒部の外径は、前記基部の最大外径に比べて小さくされていてもよい。
本発明の先端用キャップは、前記内筒部の根元には、前記内筒部の内周面とつながった内筒天面が前記基部によって形成されており、前記外筒部の根元には、前記外筒部の内周面及び前記内筒部の外周面とつながった外筒天面が前記基部によって形成されており、キャップの軸線方向にみて、前記内筒天面は前記外筒天面に比べて前記基部の頂面に近い位置に設けられており、かつ、前記内筒天面及び前記外筒天面は、キャップの軸線方向にみた離間距離が1.5mm以下に設定されていてもよい。
本発明の先端用キャップは、前記円環状の溝は、キャップの軸線方向にみて、前記内筒天面と一致する位置に形成されていてもよい。
本発明の先端用キャップは、キャップの軸線方向にみて、前記凹所と前記溝との距離が、キャップの軸線方向に垂直な方向における前記内筒部の内周面と前記溝との距離よりも小さくされていてもよい。
本発明の先端用キャップは、前記溝の深さが、前記外筒部の内周面及び外周面間の距離(外筒部の厚み)の20%以上50%以下にされていてもよい。
本発明の先端用キャップは、前記内筒部が前記基部から突出する突出寸法は、前記外筒部が前記基部から突出する突出寸法に比べて短くされていてもよい。
本発明によれば、キャップの外周面に円環状の溝を形成することにより、外筒部が内筒部に比べて変形しやすくなっている。このため、外筒部によるルアーロックの密封性が解除されやすく、先端用キャップを脱着する際の抵抗が減り、外し易くなって、薬液の漏れも生じにくい。
また、基部の頂面に凹所を設けることにより、先端用キャップ全体、すなわち内筒部及び外筒部が変形しやすくなり、先端用キャップの脱着をより容易にできて、薬液の漏れも生じにくい。
図1は、本発明の一実施形態に係る先端用キャップの正面図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る先端用キャップの平面図である。 図3は、本発明の一実施形態に係る先端用キャップの中央部縦断面図であり、図2のA-Aに沿う縦断面部である。 図4は、試験方法を示す図解図である。
以下では、本発明の一実施形態について具体的に説明をする。
図1は、本発明の一実施形態に係る先端用キャップ10の正面図であり、図2は先端用キャップ10の平面図である。また、図3は、図2のA-Aに沿う先端用キャップ10の縦断面である。
図1~3を参照して、先端用キャップ10は、平面視が円形で(図2)、正面視が略矩形をし(図1)、上方に厚肉円盤状の基部11を有し、下方に開口12を有し、円筒状の内筒部13及び円筒状の外筒部14を備える形態をしている(図3)。
先端用キャップ10は、ルアーノズル及びルアーロックが先端部に備えられたシリンジ(図示せず)の当該先端部に装着され、シリンジ先端部を密封するためのものである。
先端用キャップ10は、ゴム又はエラストマー等の弾性材料により、一例として、金型を用いた真空プレス等によって一体成形される。
先端用キャップ10の基部11は、厚肉円盤状で、平面視が円形をし、その一方側(上方)が頂面15となっている。基部11の頂面15には、凹所16が形成されている。凹所16は、平面視で頂面15の外周縁と同心状をなす円形である。凹所16は、後述する内筒部13の内径よりも大径で、かつ、外筒部14の内径よりも小径の直径を有する。また、凹所16は、基部11の厚み方向に窪んでおり、一例として、0.5mm~1.0mm程度の深さとされている。
基部11の頂面15には、例えば5個の小突起19が突設されている。小突起19は、頂面15の外周縁と凹所16の外周円とで区画されたリング状の平面上に、均等角度位置に分配されるように形成されている。小突起19は、頂面15が平板等に密着するのを防止する役目をする。
先端用キャップ10の内筒部13は、基部11の頂面15と基部11の厚み方向に反対側の他方側(下方)から突出形成されている。内筒部13は、ルアーノズル(図示せず)の外周面を被覆して密封するための内筒内周面131と、ルアーノズルの先端を被覆して密封するための内筒天面132とを有している。内筒天面132は、内筒部13の根元につながった基部11によって形成されている。
先端用キャップ10の外筒部14も、基部11の頂面15と基部11の厚み方向に反対側の他方側(下方)から突出形成されている。外筒部14は内筒部13と同軸に突出形成されており、内筒部13の周囲を所定間隔を空けてとり囲んでいる。この実施形態では、内筒部13の突出寸法(内筒内周面131 のキャップ軸線方向寸法)は、例えば5.0mmとされ、外筒部14の突出寸法(外筒部14の内周面のキャップ軸線方向寸法)は、例えば7.0mmとされていて、内筒部13の突出寸法は相対的に小さく、外筒部14の突出寸法は相対的に大きくされている。よって、外観上は、正面視において、外筒部14のみが表れている。
外筒部14は、ルアーロック(図示せず)の外周面を被覆して密封するための外筒内周面141を有する。
なお、ルアーロックのISO594-2による規格の関係上、外筒内周面141の根元側(上方側)はルアーロックとは接触せず、開口12側(下方側)だけがルアーロックの外周面を被覆して密封する。
また、外筒内周面141は、その根元側(奥側)が、内筒部13の内筒外周面133と外筒天面142によってつながっている。外筒天面142は、外筒部14の根元につながった基部11によって形成されている。
ここで、この実施形態では、キャップ軸線方向にみたときの内筒天面132と外筒天面142との距離Aが、A=1.5mm以下とされている。
この理由は、シリンジ先端のルアーロック及びルアーノズルの構造は、ISO594-2による規格があり、当該規格では、ルアーノズル先端とルアーロック先端とのシリンジ軸方向の距離が2.1mmと規定されている。そして、この距離はシリンジのサイズ(容量)に依らないとされている。
そこで、この実施形態では、内筒天面132と外筒天面142との距離AをA=1.5mm以下に設定し、先端用キャップ10をシリンジに装着した状態において、ルアーロックの先端が外筒天面142に接触することを余裕をもって回避する構成とした。そして、外筒内周面141の開口側でのみルアーロックの外周面を被覆密封するようにして、ルアーロックの密封性を低くし、先端用キャップ10を取り外す際に、ルアーロックの密封性がルアーノズルの密封性に比べてブレークしやすい構成としているものである。
外筒部14の外周面は、基部11の外周面とつながって、この先端用キャップ10全体の外周面17を構成している。
この実施形態においては、基部11は、上方(頂面15側)の外径が相対的に大きくされ(一例として、φ=14.5mm)、下方(頂面15と反対側)の外径が相対的に小さくされて(一例として、φ=13.6mm)、その外周面が二段形状となっている。
そして、外筒部14の外周面は基部11の下方の外周面と面一につながっていて、キャップ全体の外周面17となっている。
この実施形態における特徴の一つは、キャップの外周面17における外筒部14の根元よりも頂面15寄りの位置に、円周方向に延びる円環溝18が形成されていることである。
円環溝18は、一例として、キャップ軸線方向の幅が0.8mm程度、深さが0.3mm~0.75mm程度の溝とされている。
また、円環溝18は、キャップ軸線方向にみて、内筒天面132と一致する位置に形成されている。
係る円環溝18を外周面17に設けることにより、外筒部14が円環溝18を基点にして変形しやすくなるという効果を奏する。一方、円環溝18は、内筒部13の変形性にはさほど影響を与えない。よって、キャップ脱着時のルアーノズルおよびルアーロックの密封性のブレークにタイミング差を生じさせ、キャップを外し易くするという効果を奏する。
円環溝18について、さらに説明する。円環溝18は、その深さが外筒部14の内周面141及び外周面17間の距離(すなわち、外筒部14の厚み)の20%以上50%以下にするのが望ましい。係る深さとすることにより、外筒部14は円環溝18を基点に変形しやすくなり、かつ、外筒部14の内周面141でルアーロックを被覆密封するための一定の弾性保持力を確保することができる。
また、円環溝18と、基部11の頂面15に形成した凹所16とは、キャップ軸線方向にみたときの距離をYとし、キャップ軸線方向に垂直な方向における円環溝18と内筒部内周面131との距離をXとすると、Y<Xとされている。係る寸法設定にすることにより、先端用キャップ10の脱着時に、基部11自体が変形して先端用キャップ10を外し易くすると共に、円環溝18の作用により、外筒部14の内周面141がルアーロックの密封性をブレークするタイミングを早められるという効果を奏する。
<製造>
図1~図3に示す形態をした先端用キャップを製造した。
製造方法は、弾性材料として塩素化ブチルゴム:HT1066(日本ブチル株式会社)を主成分とするゴム組成物を用い、160℃/15分にて真空プレスで成形することにより行った。
製造した先端用キャップは、
実施例1:A(内筒天面132と外筒天面142との距離)が、1.0mm、
凹所16を有する。
円環溝18を有する。
実施例2:A(内筒天面132と外筒天面142との距離)が、1.5mm、
凹所16を有する。
円環溝18を有する。
比較例1:A(内筒天面132と外筒天面142との距離)が、2.0mm、
凹所16を有する。
円環溝18を有する。
比較例2:A(内筒天面132と外筒天面142との距離)が、1.0mm、
凹所16を有さない。
円環溝18を有さない。
という4種類とした。
Figure 0007179760000001
<試験>
容量5mLのシリンジ(先端部にルアーノズル及びルアーロックを備えるシリンジ)に製造した実施例1、2、比較例1、2の各先端用キャップを装着し、2.5mLの試験溶液を充填した。そして、シリンジの後方側からガスケットを真空打栓し、試料とした。
試料を用い、図4(A)又は(B)に示す2通りの方法で先端用キャップを外す際の試験溶液の漏出量を測定した。
漏出量は、先端用キャップを外した直後のキャップ重量(a)と、試験前のキャップ重量(b)の差から算出し、試料6個(N=6)の平均値を漏出量とした。
脱着性については、感応試験で5段階で評価し、5点を最も良好とした。
<試験結果>
Figure 0007179760000002
本発明は、医療器具であるシリンジの先端に装着する先端用キャップとして有効に利用できる。
本出願は、2017年12月6日に日本国特許庁に提出された特願2017-234287号に対応しており、この出願の全開示はここに引用により組み込まれるものとする。
10 先端用キャップ
11 基部
12 開口
13 内筒部
131 内周面
132 天面
133 外周面
14 外筒部
141 内周面
142 天面
15 頂面
16 凹所
17 外周面
18 円環溝

Claims (9)

  1. 先端部にルアーノズル及びルアーロックを備えるシリンジに適用される先端用キャップであって、
    一方側に頂面を有する厚肉円盤状の基部と、
    前記基部の頂面と厚み方向に反対側の他方側から突出形成され、ルアーノズルを少なくともその内周面で被覆密封するための円筒状の内筒部と、
    前記基部の頂面と厚み方向に反対側の他方側から前記内筒部をとり囲むように同軸に突出形成され、ルアーロックを被覆密封するための円筒状の外筒部とを備え、これら基部、内筒部及び外筒部は弾性材料で一体的に成形されており、
    前記外筒部は、その内周面がルアーロックを被覆し、その外周面は前記基部の外周面とつながってキャップの外周面を構成しており、
    前記キャップの外周面には、前記外筒部の根元よりも前記頂面寄りの位置に、円周方向に延びる円環状の溝が形成されていて、
    前記内筒部の根元には、前記内筒部の内周面とつながった内筒天面が前記基部によって形成されており、
    前記外筒部の根元には、前記外筒部の内周面及び前記内筒部の外周面とつながった外筒天面が前記基部によって形成されており、
    キャップの軸線方向にみて、前記内筒天面は前記外筒天面に比べて前記基部の頂面に近い位置とされており、かつ、前記内筒天面及び前記外筒天面は、キャップの軸線方向にみた離間距離が1.5mm以下に設定されていることを特徴とする、先端用キャップ。
  2. 前記基部の頂面には、前記内筒部の内径よりも大径で、かつ、前記外筒部の内径よりも小径の寸法をした、前記基部の厚み方向に窪まされた凹所が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の先端用キャップ。
  3. 前記外筒部の外径は、前記基部の最大外径に比べて小さくされていることを特徴とする、請求項2に記載の先端用キャップ。
  4. 前記円環状の溝は、キャップの軸線方向にみて、前記内筒天面と一致する位置に形成されていることを特徴とする、請求項に記載の先端用キャップ。
  5. キャップの軸線方向にみて、前記凹所と前記溝との距離が、キャップの軸線方向に垂直な方向における前記内筒部の内周面と前記溝との距離よりも小さくされていることを特徴とする、請求項2に記載の先端用キャップ。
  6. 前記溝の深さが、前記外筒部の内周面及び外周面間の距離(外筒部の厚み)の20%以上50%以下にされていることを特徴とする、請求項1~のいずれか一項に記載の先端用キャップ。
  7. 前記内筒部が前記基部から突出する突出寸法は、前記外筒部が前記基部から突出する突出寸法に比べて短くされていることを特徴とする、請求項3に記載の先端用キャップ。
  8. 先端部にルアーノズル及びルアーロックを備えるシリンジに適用される先端用キャップであって、
    一方側に頂面を有する厚肉円盤状の基部と、
    前記基部の頂面と厚み方向に反対側の他方側から突出形成され、ルアーノズルを少なくともその内周面で被覆密封するための円筒状の内筒部と、
    前記基部の頂面と厚み方向に反対側の他方側から前記内筒部をとり囲むように同軸に突出形成され、ルアーロックを被覆密封するための円筒状の外筒部とを備え、これら基部、内筒部及び外筒部は弾性材料で一体的に成形されており、
    前記外筒部は、その内周面がルアーロックを被覆し、その外周面は前記基部の外周面とつながってキャップの外周面を構成しており、
    前記キャップの外周面には、前記外筒部の根元よりも前記頂面寄りの位置に、円周方向に延びる円環状の溝が形成されていて、
    前記溝の深さが、前記外筒部の内周面及び外周面間の距離(外筒部の厚み)の20%以上50%以下にされていることを特徴とする、先端用キャップ。
  9. 前記基部の頂面には、前記内筒部の内径よりも大径で、かつ、前記外筒部の内径よりも小径の寸法をした、前記基部の厚み方向に窪まされた凹所が形成され、
    キャップの軸線方向にみて、前記凹所と前記溝との距離が、キャップの軸線方向に垂直な方向における前記内筒部の内周面と前記溝との距離よりも小さくされていることを特徴とする、請求項8に記載の先端用キャップ。
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