JP7175490B2 - 掻取羽根 - Google Patents

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Description

本発明は、食材等を加熱しつつ撹拌可能な掻取押付式加熱撹拌装置等に用いる掻取羽根に関するものである。
従来の掻取羽根としては、特許文献1の掻取押付式加熱撹拌装置等に用いたものがある。
この掻取押付式加熱撹拌装置の掻取羽根は、樹脂製の羽根部の取り付けにボルトを用いている。
つまり、樹脂製の羽根部の基部側を2枚のステンレス板の間に挟み、ボルトにより締結固定して回転軸側の支持部に取り付ける構造である。しかも、ボルトの締結は、スパナなどの工具により強く締め付け、被攪拌物の攪拌動作時に羽根部が離脱しないようにしている。
しかし、このような取付構造では、羽根部を清掃するためにスパナを用いボルトを緩めて羽根部を取り外し、清掃後は再度スパナを用いて締結固定することになる。
このため、羽根部の清掃が煩雑となり、羽根部の清掃回数の減少を招くという問題があった。
特に、被攪拌物が食材であるときは、清掃回数の減少は衛生上大きな問題となる。食材に限らず、薬剤、漢方薬、医薬部外品を含め、その他の被攪拌物においても、清掃回数の減少による品質問題を招くことになる。
特許4226630公報
本発明が解決しようとする課題は、羽根部を清掃するためにスパナを用いてボルトを緩め、締結する作業を伴い、羽根部の清掃が煩雑となり、羽根部の清掃回数の減少を招く点である。
本発明は、羽根部の分解清掃を容易にすることを可能とするために、攪拌容器の回転軸側に支持部を介して支持され取付穴を有する羽根支持板と、前記羽根支持板に重ねられ前記取付穴に対向する貫通穴を有した羽根部と、前記取付穴及び貫通穴に挿通されるピン本体の一端に前記羽根支持板に対し前記羽根部を挟む羽根対向部を有し前記ピン本体の他端に前記羽根支持板の背面から突出する頭部を有する押え体と、前記ピン本体に着脱自在に取り付けられる留め具とを備えた掻取羽根であって、前記羽根支持板は、前記羽根部に沿って形成され前記支持部に配置されて結合ピンにより該支持部に支持される取付部を前記羽根部に沿った長さ方向の中央側に備え、前記取付部は、前記支持部の両外側に配置される一対が備えられ、前記留め具は、前記ピン本体の頭部を貫通する挿入孔とこの挿入孔に連続して前記頭部に係合するスライド孔とを有するスライド板を含み且つ前記支持部の両外側と前記取付部との間に配置され前記結合ピンが貫通する位置決め部を備え、前記挿入孔及びスライド孔は、前記スライド板が前記羽根支持板の中央側から前記長さ方向の端部側へスライドして前記スライド孔が前記頭部に対する係合位置となる配置であることを特徴とする。
本発明によれば、留め具を押え体のピン本体から離脱させることで押え体のピン本体を取付穴及び貫通穴から引き抜くことができ、羽根部を羽根支持板から取り外すことができる。
従って、羽根部、羽根支持板、押え体、留め具を容易に分解清掃することができる。
羽根支持板を支持部の両側から外したときは、外観が二股ではない単一形状の支持部を回転軸側に残すことができ、回転軸側での洗浄を容易に行わせることができる。
支持部が単一形状ではなく二股形状の場合は、羽根支持板の一対の取付部の支持状態で支持部をトンネル形状にすることができ、攪拌時に被攪拌物の通過により詰まりこみを抑制することができる。
掻取押付式加熱撹拌釜を示し一部を切り欠いた正面図である。(実施例1) 掻取押付式加熱撹拌釜の攪拌ユニットを示す斜視図である。(実施例1) 攪拌ユニットの取り付けを示す一部を断面にした要部拡大側面図である。(実施例1) 掻取羽根の取り付けを示す背面図である。(実施例1) 回転軸側の支持部の斜視図である。(実施例1) 掻取羽根の側面図である。(実施例1) 掻取羽根の分解側面図である。(実施例1) 掻取羽根の分解斜視図である。(実施例1) 結合ピンを引き抜いてスライド板を離脱方向へ引き寄せた状態で示す掻取羽根の背面図である。(実施例1) 留め具の斜視図である。(変形例)
本発明は、羽根部の分解清掃を容易にすることを可能にするという目的を、攪拌容器の回転軸側に支持部を介して支持され取付穴を有する羽根支持板と、前記羽根支持板に重ねられ前記取付穴に対向する貫通穴を有した羽根部と、前記取付穴及び貫通穴に挿通されるピン本体の一端に前記羽根支持板に対し前記羽根部を挟む羽根対向部を有し前記ピン本体の他端に前記羽根支持板の背面から突出する括れ部を有する押え体と、前記括れ部に着脱自在に取り付けられる留め具とを備えた掻取羽根であって、前記羽根支持板は、前記支持部の両側に配置されて結合ピンにより該支持部に支持される一対の取付部を備えたことで実現した。
前記留め具は、前記支持部と前記取付部との間に配置され前記結合ピンが貫通する位置決め部を備えてもよい。
前記留め具は、前記ピン本体の括れ部側を貫通する挿入孔とこの挿入孔に連続して前記括れ部に嵌合するスライド孔とを有するスライド板であってもよい。
前記支持部の両側は、単一形状又は二股形状の両外側、又は二股形状の両内側に前記取付部を対向させる支持面を備えてもよい。
[掻取押付式加熱撹拌釜の全体構成]
図1は、掻取押付式加熱撹拌釜を示し一部を切り欠いた正面図である。図2は、掻取押付式加熱撹拌釜の攪拌ユニットを示す斜視図である。図3は、攪拌ユニットの取り付けを示す一部を断面にした要部拡大側面図である。
本発明の掻取羽根を備える掻取押付式加熱撹拌釜1は、流動性のある被撹拌物の加熱撹拌に用いられ、特に流動性の悪い被撹拌物、例えば含水粉体や餡等の粉体や固体又は粘性の高い物質或いは塑性流動する物質等の加熱撹拌に用いられるものである。ただし、流動性の良い被撹拌物に適用することも可能である。また、本発明の掻取羽根は、加熱を伴わない撹拌装置に適用することもできる。
図1~図3のように、掻取押付式加熱撹拌釜1は、撹拌容器である加熱容器3と、攪拌ユニット5と、駆動部である駆動モータ7と、制御ボックス9と、油圧ユニット11と、配管ユニット12とを支持フレーム15に支持することによって構成されている。なお、
前記支持フレーム15は、蓋収容部17が一体に設けられ、脚部19によってフロア21上に配置されている。脚部19は、例えばロードセル等で構成された重量センサ23が介設されており、加熱容器3、攪拌ユニット5、駆動モータ7、制御ボックス9、油圧ユニット11、蓋収容部17等を含めた支持フレーム15上の全重量を検出する構成となっている。この重量測定によって、加熱容器3内の食材の加熱調理による水分蒸発量等を演算し、掻取押付式加熱撹拌釜1の自動加熱撹拌等を行わせることが可能となっている。
前記加熱容器3は、横置きの円筒部25上にホッパー部27を設けたものである。加熱容器3は、支持フレーム15に回転可能に支持され、油圧ユニット11の油圧シリンダによって横軸を中心に傾動回転される。加熱容器3は、上端開口から食材等の被撹拌物が投入され、前記傾動により上端開口から加熱撹拌後の被撹拌物を排出することができるようになっている。前記上端開口には、着脱可能に割蓋31が設けられている。また、下部外周には、加熱及び冷却用の流体ジャケット33を備えている。
前記円筒部25の軸心部には、回転軸35が回転自在に支持されている。回転軸35は、駆動モータ7によって回転駆動されるようになっている。回転軸35には、所定間隔で攪拌ユニット5が取り付けられ、回転駆動によって加熱容器3内の被撹拌物を撹拌可能としている。なお、攪拌ユニット5の詳細については後述する。
前記駆動モータ7は、回転軸35に連動連結されている。駆動モータ7は、制御ボックス9によって制御され、所定の周期毎に正転及び正転とは逆回転の反転を繰り返すようになっている。
前記制御ボックス9は、駆動モータ7の動作の他、加熱容器3の流体ジャケット33への蒸気の供給、油圧ユニット11の動作等を制御する。
[掻取羽根]
図2は、掻取押付式加熱撹拌釜の攪拌ユニットを示す斜視図である。図3は、攪拌ユニットの取り付けを示す要部拡大側面図である。図4は、掻取羽根の取り付けを示す背面図である。図5は、回転軸側の支持部の斜視図である。図6は、掻取羽根の側面図である。図7は、掻取羽根の分解側面図である。図8は、掻取羽根の分解斜視図である。
図1~図3のように、前記各攪拌ユニット5は、支持部としてのアーム37と、該アーム37の先端に設けられた掻取羽根39とを備えている。
前記アーム37は、基端側に設けられたクランプ部43によって回転軸35に対して支持されている。アーム37の先端には、掻取羽根39の取付用のブラケット部45が設けられている。ブラケット部45は、前記回転軸35の軸心に対しθの角度を持って設定されている。本実施例では、図2のように、回転軸と羽根面とのなす角度が設定角度θ=約30°となっている。ただし、設定角度θは任意である。
クランプ部43は、回転軸35を挟む合わせ構造のカップリングで形成されている。カップリング基部43aがアーム37の先端に固定して設けられている。カップリング蓋部43bは、カップリング基部43aに回転軸35を挟んでボルト43cにより締結結合されている。
回転軸35を挟んだカップリング基部43a及びカップリング蓋部43bの締結結合により回転軸35に対する攪拌ユニット5の締結固定が行なわれている。
ブラケット部45は、アーム37の軸方向の先端側に取り付けられている。ブラケット部45は、アーム37に含まれる構成であり、アーム37と共に支持部を構成する。
図5のように、ブラケット部45は、基部45aと突部45bとを一体に備えている。
基部45aは、横断面の基本形状が略円形に形成され、回転軸35の回転方向で前後に傾斜面45aaが形成されている。傾斜面45aaは、アーム37から突部45bに向かって基部45aの断面形状を漸次小さくする。
基部45aは、基端に嵌合部45abを備え、筒状のアーム37の先端に嵌合結合されている。この嵌合結合は、溶着、接着、圧入などにより固定されている。
突部45bは、回転軸35の回転方向に沿った断面が液滴状に形成されている。この突部45bの液滴状は、突部45bの先端45ba側で細くなる形状とされている。
突部45bは、両外側に掻取羽根39の取付部を対向させる支持面45bbを備えている。突部45bの両側は、二股形状ではない単一形状の突部45bにおいて前記回転軸35、結合ピン73の軸方向での両外側を意味する。
突部45bは、挿通孔45bcを有している。挿通孔45bcは、軸心が回転軸35の軸心と平行となるように配置されている。
なお、突部45bは、二股形状に形成することもできる。この場合、突部45bの両側は、二股形状の両外側、両対向側の何れをも意味する。
突部45bは、実施例の単一形状、或いは二股形状のいずれの場合でも後述する効果を有する。
掻取羽根39は、加熱容器3の内周面において正転方向aに対し、後傾となるように傾斜配置されている。つまり、掻取羽根39は、正転時に加熱容器3の内周面に接する羽根先61aが先行して内周面を移動するように傾斜設定されている。
図3、図4、図6~図8のように、掻取羽根39は、羽根支持板59に樹脂製等の羽根部61が取り付けられたものであり、撹拌ユニット5のブラケット部45に取り付けられ、加熱容器3の回転軸35側に支持された構成となっている。羽根支持板59に対する羽根部61の取り付けには、押え体63と留め具65とが用いられている。
羽根支持板59は、ステンレス、樹脂等で形成され、先端の羽根支持部67に対し基端側の縁部67aの中央側に一対の取付部69を備えている。
羽根支持部67の先端には、羽根部61の裏面に向かう傾斜面67bが形成されている。
羽根支持部67は、図4の背面方向から見て縁部が若干弧状となる様に湾曲形成されている。羽根支持部67の湾曲形状は、羽根部61に応じている。羽根支持部67は、羽根部61取り付けのために羽根部61に近い左右長さを有している。この羽根支持部67には、長さ方向の中央部の両側において各一対の取付穴67cが合計4個貫通形成されている。
一対の取付部69は、回転軸35の軸方向から見て主体がドーナツ形状に形成され、連結部69aを介して縁部67aから突出している。取付部69は、突部45bの両側の支持面45bbに配置されて結合ピン73により突部45bに支持される。
この取付部69は、挿通孔69bを備えている。挿通孔69bは、結合ピン73を挿通させるものであり、結合ピン73の外径と同等に形成されている。この外径と同等とは、挿通孔69bに対し結合ピン73を人手により容易に挿入し引き抜ける程度である。挿通孔69bを結合ピン73よりも若干大径に形成し、両者間にがたつきを設けることも許容される。
一対の取付部69の外周面には、ストッパー突部69cが設けられている。ストッパー突部69cは、傾斜面45aaに当接し、ブラケット部45に対する掻取羽根39の回転範囲を規制する。この回転範囲の規制は、ストッパー突部69cの取付部69に対する位置によって変更することができる。回転範囲の規制により反転時に加熱容器3の円筒部25内面に被撹拌物を薄膜状に塗り付け、或は円筒部25内面に対しある程度の層厚を持って残すことができる。
さらには、加熱容器3の円筒部25内面と羽根先61aとの隙間によりダマ状の物質を圧壊させることもできる。
なお、ストッパー突部は、留め具65の後述する位置決め部65bに設けることもできる。
羽根部61は、樹脂製であり、耐摩耗性の樹脂で形成され、羽根支持板59の取付面に羽根裏面が重ねられて固定されている。羽根部61には、4箇所の取付穴67cに対向する貫通穴61bが4箇所に形成されている。
羽根部61は、正転方向aの前面から見て略矩形状に形成されている。羽根部61は、ブラケット部45を介し回転軸35の軸心に対しθの角度を持って設定されているから、羽根先61aは、加熱容器3の内周面を設定状態で掻き取れるように若干の円弧状に形成されている。
押え体63は、ステンレスなどで形成され、ピン本体63aが、4箇所の取付穴67cに対応して4本備えられている。ピン本体63aの一端には、羽根対向部として羽根対向板63bを一体的に有し、ピン本体63aの他端には、括れ部63cを有している。ピン本体63aの他端は、頭部63dとなっている。頭部63dは、外周面がテーパ又はアールにより先細形状に形成されている。
羽根対向板63bは、羽根部61に沿って長板状に形成されている。羽根対向板63bが羽根部61の表面に対向し、羽根支持部67に対し羽根部61を、がたつきを持って又は密接状態で挟んでいる。
各ピン本体63aは、位置的に対応する取付穴67c及び貫通穴61bにそれぞれ挿通され、各括れ部63cが、羽根支持板59の背面から突出している。
なお、押え体63は、羽根対向板63bを各ピン本体63aに応じて分割し独立に形成することもできる。括れ部63cは、各ピン本体63a先端の頭部63dと羽根対向板63bとの間全体として構成することもできる。
羽根対向板63bは、羽根部61の羽根表面を押さえることができればよく、その形状は、矩形状、円板状、楕円状等、自由に設定できる。
留め具65は、括れ部63cに着脱自在に取り付けられ、押え体63により羽根部61を羽根支持部67に押えて固定する。ピン本体63aの長さ調整により押えには、押え体63と羽根支持部67との間の羽根部61の押えにがたつきを持たせることができる。
留め具65は、ステンレス、樹脂などにより形成され、左右一対備えられている。この留め具65は、対称形状に形成され、それぞれスライド板65aと位置決め部65bとを一体的に有している。
各スライド板65aは、羽根支持部67の長手方向で左右各2箇所の取付穴67cに渡る寸法に形成されている。スライド板65aには、挿入孔65aaとスライド孔65abの組がそれぞれ2箇所に形成されている。挿入孔65aaは、ピン本体63aの頭部63d側を貫通させるものであり、ピン本体63aの外形よりも若干大きな径に形成されている。スライド孔65abは、挿入孔65aaに連続しスライド板65aに沿って形成されている。
スライド孔65abは、ピン本体63aを移動と共に軸方向に引き付けるようにスライド方向の奥側に向かうガイド斜面を形成することもできる。
本実施例では、ガイド斜面は特に形成しない。従って、羽根支持部67と羽根部61との間に隙間によるがたつきを形成することもでき、羽根支持部67と羽根部61との間の内外で呼吸作用による被攪拌物の置換も可能となる。
この場合、羽根支持部67と羽根部61との間のがたつきは、各部の寸法設定による意識的な隙間形成によるものに限らず、寸法公差によるものも含まれる。
前記ガイド斜面を形成することによる引き付け固定の場合は、ピン本体63aの頭部63d側先端と羽根対向板63bとの間の寸法を、羽根部61と羽根支持部67とスライド板65aとの合計の厚み寸法よりも若干小さく形成する。
この設定により、ピン本体63aの頭部63d側がガイド斜面で乗り上げ案内されると、ピン本体63aが引き込まれ、ピン本体63aの括れ部63c側先端と羽根対向板63bとの間で、羽根部61と羽根支持部67とスライド板65aとが締結保持される形態となる。
本実施例では、留め具65の取り付け状態で、スライド孔65abがピン本体63aの括れ部63cに係合するだけであり、軸方向の引き込みはない。
位置決め部65bは、スライド板65aの端部にドーナツ型のフランジ状に一体に形成され、挿通孔65baを備えている。位置決め部65bの円形の外周径は、取付部69の円形の外周径よりも小さく形成され、位置決め部65bの挿通孔65baは、取付部69の挿通孔69bよりも大きく形成されている。
位置決め部65bは、スライド板65aの端部で折曲げ形成され、位置決め部65bがスライド板65aに対して略直交する形態となっている。スライド板65aの端部には、位置決め部65bと一体にリブ65bbが折曲げ形成されている。スライド板65aの端部には、立ち上げ部65acが形成され、リブ65bbとスライド板65aの端部との結合を補強している。
各留め具65の位置決め部65bは、羽根支持板59の取付部69の対向側の面に配置されている。この位置決め部65bは、突部45b両側の各支持面45bbに配置され、結合ピン73が貫通する。この配置により、留め具65の位置決め部65bが、一対の取付部69と支持部である突部45bとの間に配置された構成となる。
この配置状態で、取付部69及び位置決め部65bの挿通孔69b、65ba及び突部45bの挿通孔45bcを結合ピン73が貫通し、この結合ピン73により掻取羽根39がブラケット部45に着脱自在に結合されている。
従って、掻取羽根39は、アーム37に対して結合ピン73により回転自在となっている。
結合ピン73は、一端に頭部73aが形成され、他端にロック部73bが回転可能に結合されている。ロック部73bを、結合ピン73に対し直状にし、取付部69及び位置決め部65b、突部45bを貫通させ、貫通後にロック部73bを回転させて図4のようなロック状態にする。ロック部73bの回転の戻りは、例えば軸周りの摩擦力により規制される。作業者が、手により、或いは工具を介してロック部73bを摩擦力に抗して回転させ、結合ピン73に対し直状にして取り外すことができる。
[掻取羽根の分解]
図9は、結合ピンを引き抜いてスライド板を離脱方向へ引き寄せた状態で示す掻取羽根39の背面図である。
掻取羽根39の分解に際しては、結合ピン73のロック部73bを直状にし、頭部73a側へ引き抜く。
取付部69及び位置決め部65bを突部45bから離脱させ、掻取羽根39をブラケット部45から取り外す。
掻取羽根39の各留め具65をスライド板65aにおいてスライドさせ、ピン本体63aの括れ部63cに対しスライド板65aをスライド孔65abに沿ってスライド移動させる。このスライド移動は、両留め具65を近接させる方向となる。
このスライド移動によりスライド板65aの挿入孔65aaをピン本体63aの括れ部63cに合わせる。このとき、スライド板65aのリブ65bbを摘まむようにして力を加えることも可能となり、スライド板65aのスライド移動を容易に行わせることができる。
各留め具65をピン本体63aから離脱させる。各ピン本体63aを取付穴67c及び貫通穴61bから引き抜かせ、押え体63を離脱させる。
従って、羽根部61の支持が無くなり、羽根部61を羽根支持板59の羽根支持部6から取り外すことができる。
この取り外し状態で、羽根支持板59、羽根部61、押え体63、及び各留め具65を容易に洗浄することができる。
同時に、回転軸35側のアーム37に残るブラケット部45は、突部45bが残ることになる。このため、二股形状等ではない外観形状が単純な単一形状の突部45bを高圧水等で簡単に洗浄することができる。
羽根支持板59は、取付部69が二股形状であるが、回転軸35側から離脱させているため、羽根支持板59を手にもって洗浄角度を容易に変化させることができ、洗浄の困難性はない。
洗浄後は、上記とは逆の手順により掻取羽根39を再度突部45bに容易に取り付けることができる。
従って、ボルトをスパナで緩め、或いは締結する煩雑な作業を伴わず、掻取羽根39の分解清掃を極めて容易に行わせることができる。
[掻取押付式加熱撹拌釜の作用]
本実施例では、被撹拌物として水分を含有した粘性の高い餡製造用材料を用いている。
材料を加熱撹拌する際には、予め加熱容器3の割蓋31を取り外し、割蓋31を蓋収容部17に収容しておく。そして、開口した加熱容器3の上方開口から材料を投入する。このとき、重量センサ23により投入材料の投入重量が検出される。この重量検出に際しては、取り外した割蓋31も含めて検出されており、割蓋31装着後に、加熱撹拌中の重量検出制御に際し、割蓋31の脱着を考慮した演算をする必要がなく、制御ソフトを簡単にすることができる。また、配管ユニット12は、フレキシブルパイプ32による支持フレーム15側に対し独立して接地されているため、重量センサ23による重量検出に際して配管ユニット12の重量の影響を受けることが抑制され、正確な検出を行わせることができる。
材料投入後は、割蓋31を加熱容器3の上方開口に再び装着し、予めインストールされたプログラムで制御ボックス9により駆動モータ7を自動的に駆動制御する。かかる制御によって、撹拌ユニット5を所定の周期毎に正転及び反転させる。例えば正転を3回転行わせた後、反転を3回転行わせ、水分蒸発により材料が目的重量となるまでこれを繰り返す。ただし、正転及び反転の回転数は材料、煮詰まり状態、混合状態などに応じて任意に設定することができ、例えば正転を2回転行わせた後、反転を2回転行わせることも可能である。
正転及び反転を所定周期毎に繰り返すと、逆方向の回転力によって材料が撹拌ユニット5と供回りするのを抑制又は解消することができ、材料を流動させることができる。
正転時には、撹拌ユニット5の掻取羽根39によって材料の掻き取りを行うことができる。
すなわち、掻取羽根39は、反転方向b側へ後傾しているため、正転方向aにおいて、掻取羽根39の羽根部61の下面と加熱容器3の内周面との間の掻き取り作用のための角度が鋭角をなしながら摺動回転する。
このため、掻取羽根39は、材料を加熱容器3の内周面から離反させるように掻き取り案内流動させる。従って、材料は、加熱容器3の内周面で加熱された部分とその内側の加熱されていない部分とが混合されて全体として加熱撹拌が行われる。
また、正転時には、材料の抵抗によって掻取羽根39の羽根部61の羽根先61aが加熱容器3の内周面に押し付けられるため、掻き取りを確実に行わせることができる。
正転時には、羽根支持板59のストッパー突部69cがブラケット部45の傾斜面45aaから離間する。
反転時には、撹拌ユニット5の掻取羽根39によって材料の押し付けを行うことができる。
すなわち、掻取羽根39は、背面が材料から抵抗を受け、結合ピン73の回りに回転する。この回転は、ストッパー突部69cがブラケット部45の傾斜面45aaに当接するまで行なわれる。
この反転時の揺動位置では、羽根部61の羽根先61aと加熱容器3の内周面との間に隙間が形成される。
反転方向bでは、加熱容器3の内周面上の材料が掻取羽根39と内周面との間の楔状の形状によってガイドされ、加熱容器3の内周面側に向けて案内流動される。
流動した材料は、掻取羽根39によってガイドされながら羽根先61aと加熱容器3の内周面との間の隙間に到達し、隙間において羽根部61の羽根先61aと加熱容器3の内周面との間に入り込み加熱容器3の内周面に対して押し付けられる。
羽根先61aと加熱容器3の内周面との間の隙間に応じて材料が加熱容器3の内周面に膜状又は層状に確実に塗り付けられる。
被撹拌物を掻取羽根39で加熱容器3の内周面に塗りつける操作により、被撹拌物中に含まれるダマ状の物質を圧壊させることができる。このダマ状の物質の圧壊効果は、羽根先61aと加熱容器3の内周面との隙間、つまり傾斜面45aaに対するストッパー突部69cの位置を調節することで変えることができる。
塗り付けられた材料は、正転掻き取り時に内周面上に残留した材料に上塗りされた状態となる。この結果、残留材料には、上塗材料から水分移動が行われると共に上塗材料への熱移動が起こり、過熱が防止される。
従って、残留材料は、水分移動と熱移動とにより焦げ付きが防止される。残留材料は、水分移動により膨軟状態となっており、次の正転時に容易に掻き取られる。
なお、反転時に被攪拌物である材料の内周面への塗り付けは、基本的に膜状又は層状になるが、内周面上に残留した材料への水分移動があれば、塗り付け状態は、必ずしも膜状又は層状に限るものではない。従って、羽根部61の形状変更による隙間の形状も自由な設定が可能である。
前記反転時には、正転時に使用されなかった掻取羽根39の背面を使用して材料の押し付け作用をさせるため、材料が掻取羽根39背面を滑るようにして隙間側へ移動し、この部分への材料の付着滞留を抑制することができる。
また、正転と反転とによって反転時に運動方向が逆方向となって材料に逆方向の回転力を加えるため、撹拌ユニット5のアーム37や回転軸35等と材料が供回りすることを防止でき、且つ付着した材料も流動させて付着滞留を抑制することができる。
[変形例]
図10は、留め具の変形例を示す斜視図である。なお、基本的な構成は、実施例1と同様であり、同一又は対応した構成部分には、同符号を付して説明し、重複した説明は省略する。
本変形例の留め具65は、上記実施例で示す位置決め部65bが省略され、スライド板65aのみで構成されている。
スライド孔65abは、ピン本体63aを移動と共に軸方向に引き付けるようにスライド方向の奥側に向かうガイド斜面65adを備えている。
前記ガイド斜面65adを形成することによる締結固定の場合は、ピン本体63aの括れ部63c側先端の頭部65dと羽根対向板63bとの間の寸法を、羽根部61と羽根支持部67とスライド板65aとの合計の厚み寸法よりも若干小さく形成する。
この設定により、ピン本体63aの括れ部63c側先端がガイド斜面65adで乗り上げ案内されると、ピン本体63aが引き込まれ、ピン本体63aの頭部63dと羽根対向板63bとの間で、羽根部61と羽根支持部67とスライド板65aとが締結保持される形態となる。
従って、本変形例でも、スライド板65aのスライド移動により、上記実施例同様に羽根支持板59から羽根部61を取り外し、或いは取り付けることができる。
しかも、スライド板65aが結合ピン73と係らないから、羽根支持板59をブラケット部45の突部45bに取り付けたまま羽根支持板59から羽根部61を取り外すこともできる。
従って、羽根部61の清掃をより簡易に行わせることもできる。
その他、上記実施例とほぼ同様な作用効果を奏することができる。
[その他]
本発明は、支持部としての突部45bを、二股に形成した場合、二股の突部に対し、両内側に前記取付部69を対向させる支持面を備えることもできる。
この場合、羽根支持板59の一対の取付部69は、二股の突部の両内側に配置されて結合ピン73により二股の突部に支持されることになる。留め具65の位置決め部65bは、二股の突部の両内側で二股の突部と二股の取付部69との間に配置されることになる。
つまり、この変形例において支持部の両側に配置される一対の取付部69は、二股の突部の両内側の支持面に配置され、取り付けられることを意味する。
この変形例及び前記した二股の突部45bの両外側に二股の取付部69を配置する変形例の利点は、組み付け状態で二股の突部の内側が撹拌回転方向で貫通したトンネル構造となり、撹拌動作時に被撹拌物が通過し、突部での被撹拌物の詰まり込みが抑制され、清掃を容易化する点である。
掻取羽根39は、分解清掃を容易に行わせることができるものであれば、羽根支持板59、羽根部61、押え体63、留め具65の具体的形態は種々変更することができる。
1 掻取押付式加熱撹拌釜
3 加熱容器(攪拌容器)
5 攪拌ユニット
35 回転軸
37 アーム(支持部)
39 掻取羽根
45 ブラケット部(支持部)
45b 突部(支持部)
45bb 支持面
59 羽根支持板
61 羽根部
61b 貫通穴
63 押え体
63a ピン本体
63b 羽根対向板(羽根対向部)
63c 括れ部
65 留め具
65a スライド板
65aa 挿入孔
65ab スライド孔
65b 位置決め部
67c 取付穴
69 取付部
73 結合ピン

Claims (2)

  1. 攪拌容器の回転軸側に支持部を介して支持され取付穴を有する羽根支持板と、前記羽根支持板に重ねられ前記取付穴に対向する貫通穴を有した羽根部と、前記取付穴及び貫通穴に挿通されるピン本体の一端に前記羽根支持板に対し前記羽根部を挟む羽根対向部を有し前記ピン本体の他端に前記羽根支持板の背面から突出する頭部を有する押え体と、前記ピン本体に着脱自在に取り付けられる留め具とを備えた掻取羽根であって、
    前記羽根支持板は、前記羽根部に沿って形成され前記支持部に配置されて結合ピンにより該支持部に支持される取付部を前記羽根部に沿った長さ方向の中央側に備え、
    前記取付部は、前記支持部の両外側に配置される一対が備えられ
    前記留め具は、前記ピン本体の頭部を貫通する挿入孔とこの挿入孔に連続して前記頭部に係合するスライド孔とを有するスライド板を含み且つ前記支持部の両外側と前記取付部との間に配置され前記結合ピンが貫通する位置決め部を備え
    前記挿入孔及びスライド孔は、前記スライド板が前記羽根支持板の中央側から前記長さ方向の端部側へスライドして前記スライド孔が前記頭部に対する係合位置となる配置である、
    ことを特徴とする掻取羽根。
  2. 請求項1記載の掻取羽根であって、
    前記支持部は、単一形状又は二股形状の両外側に前記取付部を対向させる支持面を備えた、
    ことを特徴とする掻取羽根。
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