JPS6332655Y2 - - Google Patents

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JPS6332655Y2
JPS6332655Y2 JP1982054453U JP5445382U JPS6332655Y2 JP S6332655 Y2 JPS6332655 Y2 JP S6332655Y2 JP 1982054453 U JP1982054453 U JP 1982054453U JP 5445382 U JP5445382 U JP 5445382U JP S6332655 Y2 JPS6332655 Y2 JP S6332655Y2
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JP
Japan
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pressure
screw
scraping plate
screw member
small
Prior art date
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JP1982054453U
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English (en)
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JPS58158689U (ja
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Publication date
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  • Commercial Cooking Devices (AREA)
  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、飲食品製造に使用するスクリユー型
加熱装置に係る。
従来、大豆の加工において、豆臭を消失するた
めに、原料大豆に水を含浸させた後、蒸煮する方
法、原料大豆を熱水中で磨砕する方法などが周知
であるが、何れも青臭を十分に除去することが困
難であつた。
本考案者等は、豆類,穀類などの蒸煮や短時間
に酵素を失活させて、豆臭を除去することについ
て工夫した結果、本考案を達成したのである。
本考案は、大豆,落花生その他の豆類または穀
類などを原料とする粉末食品、液状食品の製造に
おいて使用される、酵素の失活や蒸煮に好適なス
クリユー型加熱装置を提供することを目的とす
る。
本考案は、前端部にホツパーを備え、後端から
前端に向つて、全長の約2/3までにわたる外周に
耐圧シリンダジヤケツトが設けられ、かつ該シリ
ンダジヤケツトが設けられている外周壁の前半部
に適数個分散配置されて小通孔が穿設されてなる
耐圧シリンダに、前端から後端に向つて、全長の
約2/3までがウオーム型スクリユー翼に形成され、
これに続く約1/3が二条のリボン型スクリユー翼
に形成されており、かつウオーム型スクリユー翼
の後半部のスクリユーピツチが前半部のスクリユ
ーピツチよりも大きく形成されて成る、ホツパに
投入された原料を耐圧シリンダの後端開口から排
出させるらせん翼を備えたスクリユー部材が回転
自在に設けられて成るスクリユー型加熱装置にお
いて、ウオーム型スクリユー翼の後半部の大ピツ
チのスクリユー翼の各山部の頂に、後端縁が着脱
自在に、また前端が上記分散配置されて小通孔が
穿設された耐圧シリンダ内側面に当接されるよう
にして掻取板が装着されて成り、スクリユー部材
の回転に従つて、掻取板の前端が、上記耐圧シリ
ンダ内側面を摺動するように構成されて成ること
を特徴とするスクリユー型加熱装置である。
次に、本考案の実施態様を図面で説明する。
図面は本考案の実施の一例を示すもので、第1
図は本考案の説明縦断正面図、第2図は第1図の
掻取板装着部分の一部切欠拡大正面図、第3図は
第1図のX−X′横断一部切欠拡大側面図、を示
す。
図中、1は本装置における耐圧シリンダで、後
端から全長の約2/3までの長さにわたる外周を二
重壁となして円筒状の耐圧シリンダジヤケツト5
が設けられており、該耐圧シリンダジヤケツト5
が設けられている周壁の前半部に小通孔2が適数
個分散配置されている耐圧シリンダ、2は耐圧シ
リンダ1の略中央部にあたる部分(全長の約1/3
に当る部分)に分散配置されて穿設された小通孔
で、耐圧シリンダジヤケツト5内に送入された高
圧蒸気を、耐圧シリンダ5内に噴出させる小通
孔、3は耐圧シリンダ1の後端開口部で、加熱処
理された原料を排出するエルボ、その他の排出
管、または必要によりダイス板などが装着される
開口部、5は耐圧シリンダ1の後端から、全長の
約2/3にわたる長さまでに設けられた耐圧シリン
ダジヤケツトで、パイプ8からの高圧加熱蒸気
で、耐圧シリンダ内を間接加熱するための耐圧シ
リンダジヤケツト、6は耐圧シリンダ1の前端部
に設けられた原料投入ホツパ、7は耐圧シリンダ
1内で回転し、ホツパ6からの原料(粒状もしく
は粗粉砕された穀類または豆類などの食品製造原
料)を撹拌しつつ移送して後端開口部3から排出
させるスクリユー部材のらせん翼で、前端から全
長約2/3までがウオーム型スクリユー翼に形成さ
れ、その前半部が小ピツチのウオーム型スクリユ
ー翼とされ、後半部が大ピツチのウオーム型スク
リユー翼7′とされており、ウオーム型スクリユ
ー翼7′に連設された残りの約1/3が二条のリボン
型スクリユー翼7″に形成されたらせん翼、小ピ
ツチのウオーム型スクリユー翼に続く、大ピツチ
のウオーム型スクリユー翼7′のスクリユーピツ
チは小ピツチの1.5〜2.0倍程度が好ましく、ま
た、大ピツチのウオーム型スクリユー翼7′は左
右両端から、全長の約1/3宛はなれた中央の約1/3
の長さをもち、耐圧シリンダジヤケツト5が設け
られた加熱部の前半部内の小通孔2が分散配置さ
れた、耐圧シリンダ1の中央部に位置するらせん
翼、二条のリボン型スクリユー翼7″は軸14と
スクリユー翼7″との間に空間を設けてなり、耐
圧シリンダジヤケツト5が設けられた加熱部の、
小通孔2が穿設されてない耐圧シリンダ1の後方
部に位置して設けられた撹拌翼で、ウオーム型の
らせん翼とすることもできるスクリユー翼、8は
加熱加圧蒸気を耐圧シリンダジヤケツト5内に導
入するパイプ、9はドレン排出パイプ、10はら
せん翼7と軸14とからなるスクリユー部材の中
央部に位置する大ピツチのウオーム型スクリユー
翼7′に、後端縁が着脱自在に設けられ、スクリ
ユー部材の回転に従つて回動して、前端が、小通
孔2が設けられた耐圧シリンダ内側周面を摺動し
て、小通孔2附近に生じる原料のこげ付きの防
止、または附着したこげの塊を掻き落す掻取板、
該掻取板10は、後端縁部に、大ピツチのウオー
ム型スクリユー翼7′の大ピツチの間隔と同じ間
隔で通孔11が設けられており、該通孔11が、
大ピツチスクリユー翼7′の山部の頂に設けられ
た切欠内に立設された突起12に嵌合され、かつ
掻取板10の後端縁が上記切欠の後端に設けられ
た係止部13に係止されて、着脱自在に、大ピツ
チウオーム型スクリユー翼7′部に設けられてい
る掻取板、図面では一枚の掻取板が図示されてい
るが対称的に二枚設けることもでき、またこの掻
取板の長さは、大ピツチのスクリユー翼7′の長
さと略同じ長さであり、小通孔2が分散配置され
た範囲の耐圧シリンダの軸方向の長さよりもやや
長い長さである。大ピツチのスクリユー翼7′の
らせんの各山部の頂に設けられた切欠は、掻取板
10の一側面が当接する辺が適宜角度をもつて斜
めに形成され、その斜辺に突起12が立設されて
おり、斜辺の後端はコ状に形成されて、係止部1
3が形成されており、また該切欠は、大ピツチウ
オーム型スクリユー翼7′の全長にわたる長さの
掻取板10が装着されるように、らせん翼の各山
部の同位置の頂に設けられて一列状に設けられて
いる。14はスクリユー部材の軸で、その前端が
モータMに接続されている。なお、モータMと耐
圧シリンダ1との間に設けられる、軸14の支持
部材は図示されてない。また後端も支持部材で回
転自在に支持させることもできる。
本考案によれば、高圧蒸気の噴出部位のらせん
翼に掻取板が装着されているので、蒸気噴出通孔
附近に生じる、長時間の連続運転による原料のこ
げ付きによるスクリユー部材回転に及ぼす悪影響
を排除することができて、モータの過大負荷を軽
減することができるばかりでなく、こげの塊が処
理物に混入することがなく品質を損じることがな
いのである。また、掻取板が着脱自在に装着され
ているので掃除が簡単にできるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施の一例を示すもので、第
1図は本考案の構成を説明する一部切欠縦断正面
図、第2図は第1図における掻取板装着部位の拡
大正面図、第3図は第1図のX−X′の横断一部
切欠拡大側面図、を示す。 1……耐圧シリンダ、2……高圧蒸気噴出小通
孔、5……耐圧シリンダジヤケツト、7……スク
リユーの翼、10……掻取板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前端部にホツパを備え、後端から前端方向に向
    つて、全長の約2/3までにわたる外周に耐圧シリ
    ンダジヤケツトが設けられ、かつ該耐圧シリンダ
    ジヤケツトが設けられている外周壁の前半部に適
    数個分散配置されて小通孔が穿設されてなる耐圧
    シリンダと、スクリユー部材とを備えて成るスク
    リユー型加熱装置において、小通孔が穿設された
    耐圧シリンダ内側に位置するスクリユー部材のら
    せん翼の各山部の頂に、後端縁部が着脱自在に係
    止されて掻取板が設けられて成り、スクリユー部
    材の回転に従つて、掻取板の前端が上記耐圧シリ
    ンダ内側面を摺動しつつ回動するように構成され
    て成ることを特徴とするスクリユー型加熱装置。
JP1982054453U 1982-04-16 1982-04-16 スクリユ−型加熱装置 Granted JPS58158689U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982054453U JPS58158689U (ja) 1982-04-16 1982-04-16 スクリユ−型加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982054453U JPS58158689U (ja) 1982-04-16 1982-04-16 スクリユ−型加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58158689U JPS58158689U (ja) 1983-10-22
JPS6332655Y2 true JPS6332655Y2 (ja) 1988-08-31

Family

ID=30065075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982054453U Granted JPS58158689U (ja) 1982-04-16 1982-04-16 スクリユ−型加熱装置

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JP (1) JPS58158689U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6152305B2 (ja) * 2013-06-14 2017-06-21 中部電力株式会社 過熱水蒸気を用いた粒状食品用加熱処理装置及び粒状食品用加熱処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58158689U (ja) 1983-10-22

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