JP7165702B2 - フォークリフト - Google Patents

フォークリフト Download PDF

Info

Publication number
JP7165702B2
JP7165702B2 JP2020156905A JP2020156905A JP7165702B2 JP 7165702 B2 JP7165702 B2 JP 7165702B2 JP 2020156905 A JP2020156905 A JP 2020156905A JP 2020156905 A JP2020156905 A JP 2020156905A JP 7165702 B2 JP7165702 B2 JP 7165702B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
forklift
plc
warning
output
predetermined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020156905A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022050789A (ja
Inventor
勝 塩崎
Original Assignee
トヨタL&F近畿株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トヨタL&F近畿株式会社 filed Critical トヨタL&F近畿株式会社
Priority to JP2020156905A priority Critical patent/JP7165702B2/ja
Publication of JP2022050789A publication Critical patent/JP2022050789A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7165702B2 publication Critical patent/JP7165702B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

本発明は、荷物やパレットなどを持ち上げたり運んだりするためのフォークリフトの技術に関する。
従前より、荷物やパレットなどを持ち上げたり運んだりするためのフォークリフトが知られている。たとえば、特開2020-83572号公報(特許文献1)には、フォークリフト用運転支援装置が開示されている。特許文献1によると、フォークリフト用運転支援装置は、リーチ式フォークリフトに搭載され、リーチ式フォークリフトの周囲の少なくとも一部を撮像するカメラと、操舵角に応じた走行予想軌跡上に最大旋回円を生成するコントローラと、カメラにて撮像された画像に最大旋回円を重畳して表示する表示部と、を備える。
特開2020-83572号公報
本発明の目的は、荷物の保持部を上げた状態での走行を防止するための技術を提供することにある。
本発明の一態様に従うと、荷物を保持する保持部を昇降させるための荷役部と、移動するための走行部と、出力部と、保持部が上昇した状態または昇降中に所定時間以上移動した場合に、出力部に所定の警告を出力させるための制御部と、を備えるフォークリフトが提供される。
以上のように、本発明によれば、荷物の保持部を上げた状態での走行を防止するための技術が提供される。
第1の実施の形態にかかるフォークリフトの側面図である。 第1の実施の形態にかかるフォークリフトの動作概要を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかるフォークリフトの構成のブロック図である。 第1の実施の形態にかかる操作パネルの第1の画面例を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる操作パネルの第2の画面例を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる制御部による情報処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態にかかる制御部による情報処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。また以下では、説明のために、図1における紙面の左方向をフォークリフト100の前方向または正面方向といい、紙面の右方向をフォークリフト100の後方向または背面方向、紙面の上方向をフォークリフト100の上方向といい、紙面の下方向をフォークリフト100の下方向といい、紙面の手前方向をフォークリフト100の左方向といい、紙面の奥方向をフォークリフト100の右方向という。
[第1の実施の形態]
<フォークリフト100の全体構成>
まず、本実施の形態にかかるフォークリフト100の全体構成について説明する。以下では、リーチタイプのフォークリフト100について説明するが、本実施の形態にかかる技術は、カウンタータイプなどの他のタイプの荷役車両にも適用することができるものである。
図1を参照して、本実施の形態にかかるフォークリフト100は、車両全体を支持するための機台121を備える。機台121の前側には左右一対のリーチレグ122L,122Rが配置され、リーチレグ122L,122Rは前方に向かって延びている。詳しくは、リーチレグ122Lは進行方向左側に設けられ、リーチレグ122Rは進行方向左側に設けられている。
リーチレグ122L,122Rの前部には前輪123L,123Rが配設されている。詳しくは、左前輪123Lは進行方向左側のリーチレグ122Lに設けられ、右前輪123Rは進行方向右側のリーチレグ122Rに設けられている。このように、機台121の前側に左右一対の前輪123L,123Rが設けられている。
機台121の後部には、後輪124とキャスタホイール(補助輪)125が配設されている。後輪124は機台121の左方に設けられており、キャスタホイール125は機台121の右方に設けられている。後輪124は、駆動輪及び操舵輪である。
本実施の形態にかかるリーチ式のフォークリフト100は、主に、2つの前輪123L,123Rおよび1つの後輪124の3つの車輪で走行する。機台121には、フォークリフト100の駆動源となる走行モータ126と、走行モータ126の電力源となるバッテリ129が搭載されている。そして、後輪124が走行モータ126により回転駆動される。なお、以下では、前輪123L,123Rや後輪124とキャスタホイール(補助輪)125や走行モータ126などを合わせて走行部120ともいう。
フォークリフト100は、機台121の前方に、荷役部140を備える。荷役部140は、リーチシリンダやマスト前後モータの駆動により、各リーチレグ122L,122Rに沿って前後動作するマスト141を備える。マスト141の前方には、左右一対のフォーク142L,142Rがリフトブラケット143を介して設けられている。フォーク130L,130Rは、マスト141に沿って昇降する。なお、荷物を保持したり昇降させたりする装置は、フォークに限らず、他のタイプであってもよい。
なお、本実施の形態においては、フォーク130Lの側面には、反射板146が取り付けられる。そして、マスト141の左側面にはレーザー変位センサ145が取り付けられる。レーザー変位センサ145は、反射板146に向けてレーザーを照射して、反射板146からの反射光に基づいて反射板までの距離を計算するものである。これによって、後述する制御部150は、レーザー変位センサ145からの情報に基づいて、フォーク142L,142Rの高さを取得することができる。
本実施形態のフォークリフト100は、立席タイプの運転室132と操作部130とを機台121の後部に備える。運転室132の前方及び左方には、操作テーブル133が設けられている。運転室132の前方に位置する操作テーブル133には、フォークリフト100を走行動作させるディレクションレバー134、荷役装置128を動作させる複数の荷役レバー135が設けられている。ディレクションレバー134は、後輪124を回転駆動させて車両を走行させるべく操作される。また、運転室132の左方の操作テーブル133には、後輪124の操舵を行う図示しないハンドルが設けられている。また、運転室132の床面には図示しないブレーキペダル137も設けられている。
<フォークリフト100の動作概要>
次に、本実施の形態にかかるフォークリフト100の動作概要について説明する。図2を参照して、本実施の形態にかかるフォークリフト100は、(1)レーザー変位センサ145を利用してフォーク142L(142R)の移動量すなわちフォークの高さを取り込む。(2)車両ユニットとしての走行部120から走行信号電圧を取り込む。(3)制御部150のPLC(Programmable Logic Controller)151に両者の信号を入力する。(4)所定の条件が満たされた際に、スピーカ139などのボイス機能付きアラームに警告音声を出力させる。
<フォークリフト100の機能的な構成>
次に、本実施の形態にかかるフォークリフト100の機能的な構成について説明する。以下では、本実施の形態にかかる説明に必要な部分についてのみ説明する。図3を参照して、フォークリフト100は、主に、制御部150と、操作部130と、スピーカ139と、走行モータ126と、速度センサ127と、マスト前後モータ148と、フォーク昇降モータ147と、レーザー変位センサ145などを搭載する。
制御部150は、PLC151やタイマ152やメモリ153基板などを含む。PLC151は、プログラムに従って、操作部130からの指示に基づいて、あるいは自動的に、フォークリフト100の各部を制御する。タイマ152は、所定のタイミングからの経過時間を計測したり、現在の時刻を計測したりして、PLC151に入力する。メモリ153は、プログラムや、各種の設定値や、各種の現在値などを記憶する。メモリ153は、たとえば、警告を出力するためのフォークの高さの設定値、フォークの高さの現在値、警告を出力するための走行前進速度の設定値、警告を出力するための走行後進速度の設定値、現在の走行速度、警告を出力するための同時操作時間の設定値、同時操作している場合の経過時間などを格納する。
走行モータ126は、制御部150からの指示に従ってバッテリ129からの電力を使用して、フォークリフト100を走行させる。
速度センサ127は、走行モータ126や後輪124などの回転速度や走行信号電圧に基づいてフォークリフト100の走行速度や加速度などを取得して制御部150に入力する。
マスト前後モータ148は、制御部150からの指示に従って、各リーチレグ122L,122Rに沿ってマスト141を前方や後方に移動させる。
フォーク昇降モータ147は、制御部150からの指示に従って、リフトブラケット143を昇降させることによって、左右一対のフォーク142L,142Rを昇降させる。
レーザー変位センサ145は、反射板146に向けてレーザーを照射して、反射板146からの反射光に基づいて反射板までの距離を計算することによって、フォーク142L(142R)の高さを制御部150に入力する。
操作部130は、運転室132の前方または側方の操作テーブル133に設けられる。操作部130は、上述した、ディレクションレバー134、荷役レバー135、ハンドル、ブレーキペダル、ディスプレイ136などを含む。
図4に示すように、制御部150は、ディスプレイ136に、第1の設定画面を表示させる。制御部150は、第1の設定画面として、後述する警告を出力するためのフォークの高さの設定値、フォークの高さの現在値、後述する警告を出力するための走行前進速度の設定値、後述する警告を出力するための走行後進速度の設定値、現在の走行速度などをディスプレイ136に表示させる。そして、制御部150は、ディスプレイ136やその他の図示しない入力ボタンを介して、後述する警告を出力するためのフォークの高さの設定値、後述する警告を出力するための走行前進速度の設定値、後述する警告を出力するための走行後進速度の設定値、などの指定命令を受け付けて、メモリ153に格納する。
図5に示すように、制御部150は、ディスプレイ136に、第2の設定画面を表示させる。制御部150は、第2の設定画面として、後述する警告を出力するためのフォークを昇降させながらの走行する場合の同時操作時間の設定値、同時操作している場合の経過時間などをディスプレイ136に表示させる。そして、制御部150は、ディスプレイ136やその他の図示しない入力ボタンを介して、後述する警告を出力するための同時操作時間の設定値、などの指定命令を受け付けて、メモリ153に格納する。
図3に戻って、スピーカ139は、制御部150の指示に基づいて、所定の音声を出力する。
<制御部150による情報処理>
次に、本実施の形態にかかる制御部150による情報処理について説明する。本実施の形態にかかるPLC151は、プログラムに従って、以下の処理を実行する。
図6を参照して、PLC151は、速度センサ127からの情報に基づいて、フォークリフト100が走行している否かを判断する(ステップS102)。
フォークリフト100が走行している場合(ステップS102にてYESである場合)、PLC151は、レーザー変位センサ145からの情報に基づいて、フォーク142L,142Rが昇降中であるか否かを判断する(ステップS104)。
PLC151は、フォーク142L,142Rが昇降中である場合(ステップS104にてYESである場合)、タイマ152をスタートさせる(ステップS106)。
PLC151は、タイマ152の値に基づいて、第1の所定の時間、たとえば2秒など、が経過したか否かを判断する(ステップS108)。第1の所定の時間が経過していない場合(ステップS108にてNOである場合)、PLC151は、ステップS112からの処理を実行する。
PLC151は、第1の所定時間が経過した場合(ステップS108にてYESである場合)、スピーカ139やディスプレイ136に、第1の警告を出力させる(ステップS110)。
PLC151は、レーザー変位センサ145からの情報に基づいて、フォーク142L,142Rが未だ昇降中であるか否かを判断する(ステップS112)。PLC151は、フォーク142L,142Rが昇降でないと判断すると(ステップS112にてNOである場合)、スピーカ139からの第1の警告の出力を終了させる(ステップS116)。
フォーク142L,142Rが未だ昇降中である場合(ステップS112にてYESである場合)、PLC151は、速度センサ127からの情報に基づいて、フォークリフト100が走行中であるか否かを判断する(ステップS114)。
フォークリフト100が走行中である場合(ステップS114にてYESである場合)、PLC151は、ステップS108からの処理を繰り返す。
PLC151は、フォークリフト100が走行中でなくなったと判断すると(ステップS114にてNOである場合)、スピーカ139からの第1の警告の出力を終了させる(ステップS116)。
PLC151は、タイマをリセットする(ステップS118)。
PLC151は、フォークリフト100の電源がOFFされたか否かを判断する(ステップS140)。フォークリフト100の電源がOFFされていない場合(ステップS140にてNOである場合)、PLC151は、ステップS102からの処理を繰り返す。
一方、PLC151は、フォーク142L,142Rが昇降中でないと判断した場合(ステップS104にてNOである場合)、レーザー変位センサ145からの情報に基づいて、フォーク142L,142Rが設定値よりも高い位置にあるか否かを判断する(ステップS124)。
フォーク142L,142Rが設定値よりも高い位置にある場合(ステップS124にてYESである場合)、PLC151は、タイマ152をスタートさせる(ステップS126)。
PLC151は、タイマ152の値に基づいて、第2の所定の時間、たとえば5秒など、が経過したか否かを判断する(ステップS128)。PLC151は、所定の時間が経過していない場合(ステップS128にてNOである場合)、ステップS132からの処理を繰り返す。
PLC151は、タイマ152の値に基づいて、所定の時間が経過したと判断した場合(ステップS128にてYESである場合)、スピーカ139やディスプレイ136に、第2の警告を出力させる(ステップS130)。
なお、第1の警告と第2の警告は同じものであってもよいし、違う種類のアラームやメロディーやメッセージであってもよいし、いずれかの警告が他方よりも大きな音であってもよい。
PLC151は、速度センサ127からの情報に基づいて、フォークリフト100が走行中であるか否かを判断する(ステップS132)。
PLC151は、フォークリフト100が走行中である場合(ステップS132にてYESである場合)、ステップS128からの処理を繰り返す。
PLC151は、フォークリフト100が走行中でない場合(ステップS132にてNOである場合)、スピーカ139からの第2の警告の出力を終了させる(ステップS134)。
PLC151は、タイマをリセットする(ステップS136)。PLC151は、ステップS140からの処理を繰り返す。
[第2の実施の形態]
上記の実施の形態においては、フォークの昇降中やフォークが上がった状態で、所定の期間以上走行を続けた場合に警告を出力するものであった。しかしながら、このような形態には限られない。たとえば、フォークの昇降中やフォークが上がった状態で、所定の距離以上走行を続けた場合に警告を出力してもよい。
より詳細には、図7を参照して、PLC151は、速度センサ127からの情報に基づいて、フォークリフト100が走行している否かを判断する(ステップS102)。
フォークリフト100が走行している場合(ステップS102にてYESである場合)、PLC151は、レーザー変位センサ145からの情報に基づいて、フォーク142L,142Rが昇降中であるか否かを判断する(ステップS104)。
PLC151は、フォーク142L,142Rが昇降中である場合(ステップS104にてYESである場合)、走行距離の測定をスタートさせる(ステップS206)。なお、走行距離の測定は、PLC151が速度センサ127からの情報に基づいて計算してもよいし、移動距離を測定するための別のセンサを別途設けてもよい。
PLC151は、第1の所定の距離、たとえば3mなど、以上走行したか否かを判断する(ステップS208)。第1の所定の距離を走行していない場合(ステップS208にてNOである場合)、PLC151は、ステップS112からの処理を実行する。
PLC151は、第1の所定距離を走行した場合(ステップS208にてYESである場合)、スピーカ139やディスプレイ136に、第1の警告を出力させる(ステップS110)。
PLC151は、レーザー変位センサ145からの情報に基づいて、フォーク142L,142Rが未だ昇降中であるか否かを判断する(ステップS112)。PLC151は、フォーク142L,142Rが昇降中でないと判断すると(ステップS112にてNOである場合)、スピーカ139からの第1の警告の出力を終了させる(ステップS116)。
フォーク142L,142Rが未だ昇降中である場合(ステップS112にてYESである場合)、PLC151は、速度センサ127からの情報に基づいて、フォークリフト100が走行中であるか否かを判断する(ステップS114)。
フォークリフト100が走行中である場合(ステップS114にてYESである場合)、PLC151は、ステップS108からの処理を繰り返す。
PLC151は、フォークリフト100が走行中でなくなったと判断すると(ステップS114にてNOである場合)、スピーカ139からの第1の警告の出力を終了させる(ステップS116)。
PLC151は、タイマをリセットする(ステップS118)。
PLC151は、フォークリフト100の電源がOFFされたか否かを判断する(ステップS140)。フォークリフト100の電源がOFFされていない場合(ステップS140にてNOである場合)、PLC151は、ステップS102からの処理を繰り返す。
一方、PLC151は、フォーク142L,142Rが昇降中でないと判断した場合(ステップS104にてNOである場合)、レーザー変位センサ145からの情報に基づいて、フォーク142L,142Rが設定値よりも高い位置にあるか否かを判断する(ステップS124)。
フォーク142L,142Rが設定値よりも高い位置にある場合(ステップS124にてYESである場合)、走行距離の測定をスタートさせる(ステップS226)。
PLC151は、第2の所定の距離、たとえば5mなど、以上走行したか否かを判断する(ステップS228)。第2の所定の距離を走行していない場合(ステップS228にてNOである場合)、PLC151は、ステップS132からの処理を実行する。
PLC151は、第2の所定距離を走行した場合(ステップS228にてYESである場合)、スピーカ139やディスプレイ136に、第2の警告を出力させる(ステップS130)。
なお、第1の警告と第2の警告は同じものであってもよいし、違う種類のアラームやメロディーやメッセージであってもよいし、いずれかの警告が他方よりも大きな音であってもよい。
PLC151は、速度センサ127からの情報に基づいて、フォークリフト100が走行中であるか否かを判断する(ステップS132)。
PLC151は、フォークリフト100が走行中である場合(ステップS132にてYESである場合)、ステップS228からの処理を繰り返す。
PLC151は、フォークリフト100が走行中でない場合(ステップS132にてNOである場合)、スピーカ139からの第2の警告の出力を終了させる(ステップS134)。
PLC151は、タイマをリセットする(ステップS136)。PLC151は、ステップS140からの処理を繰り返す。
本実施の形態においては、図3および図4に示す画面において、PLC151は、操作部130を介して、第1の所定距離や第2の所定距離の設定を受け付ける。
[第3の実施の形態]
さらには、所定の期間や所定の距離以外にも、PLC151は、たとえば、フォークの昇降中やフォークが上がった状態で、所定の速度以上で走行した場合に警告を出力してもよい。
すなわち、ステップS108およびステップS110の代わりに、PLC151は、第1の所定の速度に達したか否かを判断してもよい。そして、第1の所定の速度に達した場合に、PLC151は、スピーカ139やディスプレイ136に、第1の警告を出力させる。
そして、ステップS128およびステップS130の代わりに、PLC151は、第2の所定の速度に達したか否かを判断してもよい。そして、PLC151は、第2の所定の速度に達した場合に、スピーカ139やディスプレイ136に、第2の警告を出力させる。
本実施の形態においては、図3および図4に示す画面において、PLC151は、操作部130を介して、第1の所定の速度や第2の所定の速度の設定を受け付ける。
[第4の実施の形態]
また、上記の第1から第3の実施の形態を組み合わせてもよい。たとえば、ステップS108やステップS208において、第1の所定の時間が経過したか、あるいは、第1の所定の距離以上走行したかを判断してもよい。すなわち、PLC151は、いずれかの条件がYESである場合に、第1の警告を出力してもよい。
あるいは、ステップS108やステップS208において、第1の所定の時間が経過して、かつ、第1の所定の距離以上走行したかを判断してもよい。すなわち、PLC151は、両方の条件がYESである場合に、第1の警告を出力してもよい。
同様に、ステップS128やステップS228において、第2の所定の時間が経過したか、あるいは、第2の所定の距離以上走行したかを判断してもよい。すなわち、PLC151は、いずれかの条件がYESである場合に、第2の警告を出力してもよい。
あるいは、ステップS128やステップS228において、第2の所定の時間が経過して、かつ、第2の所定の距離以上走行したかを判断してもよい。すなわち、PLC151は、両方の条件がYESである場合に、第2の警告を出力してもよい。
[第5の実施の形態]
また、上記の実施の形態においては、フォークリフト100が走行しているか否かを判断してから(ステップS102)、フォーク142L,142Rが昇降中であるか否かの判断(ステップS104)やフォークが上がった状態であるか否かの判断(ステップS124)を行うものであった。しかしながら、フォーク142L,142Rが昇降中であるか否かの判断(ステップS104)やフォーク142L,142Rが上がった状態であるか否かの判断(ステップS124)を行ってから、走行中であるか否かを判断してもよい。より詳細には、PLC151は、フォーク142L,142Rが昇降中である場合に(ステップS104にてYESである場合)、走行中であるか否かを判断したり、フォーク142L,142Rが上がった状態である場合に(ステップS124にてYESである場合)、走行中であるか否かを判断したりしてもよい。
あるいは、PLC151は、フォーク142L,142Rが昇降中であるか否かの判断とフォークリフト100が走行中であるか否かの判断を並行して行ってもよいし、フォーク142L,142Rが上がった状態であるか否かの判断とフォークリフト100が走行中であるか否かの判断を並行して行ってもよい。
[第6の実施の形態]
また、上記の実施の形態においては、フォーク142L,142Rが昇降中であるか否かの判断(ステップS104)を行ってから、フォーク142L,142Rが上がった状態であるか否かの判断(ステップS124)を行うものであった。しかしながら、PLC151は、フォーク142L,142Rが昇降中であるか否かの判断(ステップS104)よりも、フォーク142L,142Rが上がった状態であるか否かの判断(ステップS124)を優先して実行してもよい。
あるいは、PLC151は、フォーク142L,142Rが上がった状態であるか否かの判断(ステップS124)と、フォーク142L,142Rが昇降中であるか否かの判断(ステップS104)とを並行に行って、フォーク142L,142Rが昇降中の第1の警報(ステップS110)よりも、フォーク142L,142Rが上がった状態の第2の警報(ステップS130)を優先して出力してもよい。
[第7の実施の形態]
上記の構成に加えて、PLC151は、フォークリフト100が走行中、たとえばステップS102にてYESである場合などにおいて、ステップS108やステップS208やステップS128やステップS228の条件が満たされていない間も、スピーカ139に第3の警告を出力させてもよい。この場合は、第1および第2の警告の方が、第3の警告よりも、音量が大きかったり、厳重なメッセージを出力したり、より目立つ警告であることが好ましい。
あるいは、上記の構成に加えて、PLC151は、フォーク142L,142Rが昇降中、たとえばステップS104にてYESである場合などに、ステップS108やステップS208やステップS128やステップS228の条件が満たされていない間も、スピーカ139に第4の警告を出力させてもよい。この場合は、第1および第2の警告の方が、第4の警告よりも、音量が大きかったり、厳重なメッセージを出力したり、より目立つ警告であることが好ましい。
あるいは、上記の構成に加えて、PLC151は、フォーク142L,142Rが高い位置にあるとき、たとえばステップS124にてYESである場合などに、ステップS108やステップS208やステップS128やステップS228の条件が満たされていない間も、スピーカ139に第5の警告を出力させてもよい。この場合は、第1および第2の警告の方が、第5の警告よりも、音量が大きかったり、厳重なメッセージを出力したり、より目立つ警告であることが好ましい。
[まとめ]
上記の実施の形態においては、荷物を保持する保持部を昇降させるための荷役部と、移動するための走行部と、出力部と、保持部が上昇した状態または昇降中に所定時間以上移動した場合に、出力部に所定の警告を出力させるための制御部と、を備えるフォークリフトが提供される。
上記の実施の形態においては、荷物を保持する保持部を昇降させるための荷役部と、移動するための走行部と、出力部と、保持部が上昇した状態または昇降中に所定距離以上移動した場合に、出力部に所定の警告を出力させるための制御部と、を備えるフォークリフトが提供される。
上記の実施の形態においては、荷物を保持する保持部を昇降させるための荷役部と、移動するための走行部と、出力部と、保持部が上昇した状態または昇降中に所定速度以上に達した場合に、出力部に所定の警告を出力させるための制御部と、を備えるフォークリフトが提供される。
好ましくは、フォークリフトは、操作部をさらに備える。制御部は、操作部を介して、所定時間または所定距離または所定速度の設定を受け付ける。
好ましくは、フォークリフトは、操作部をさらに備える。制御部は、操作部を介して、前方に移動する場合の所定時間または所定距離または所定速度の設定と、後方に移動する場合の所定時間または所定距離または所定速度の設定と、を受け付ける。
好ましくは、フォークリフトは、操作部をさらに備える。制御部は、操作部を介して、所定の警告の対象となる保持部の高さの設定を受け付ける。
好ましくは、制御部は、保持部が上昇した状態において、出力部に所定の警告よりも小さな第1の警告を出力させる。
好ましくは、制御部は、フォークリフトを移動中に、出力部に所定の警告よりも小さな第2の警告を出力させる。
好ましくは、制御部は、保持部が上昇中に、出力部に所定の警告よりも小さな第3の警告を出力させる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 :フォークリフト
120 :走行部
121 :機台
122L :リーチレグ
122R :リーチレグ
123L :左前輪
123R :右前輪
124 :後輪
125 :キャスタホイール
126 :走行モータ
127 :速度センサ
128 :荷役装置
129 :バッテリ
130 :操作部
130L :フォーク
130R :フォーク
132 :運転室
133 :操作テーブル
134 :ディレクションレバー
135 :荷役レバー
136 :ディスプレイ
137 :ブレーキペダル
139 :スピーカ
140 :荷役部
141 :マスト
142L :フォーク
142R :フォーク
143 :リフトブラケット
145 :レーザー変位センサ
146 :反射板
147 :フォーク昇降モータ
148 :マスト前後モータ
150 :制御部
151 :PLC
152 :タイマ
153 :メモリ

Claims (5)

  1. 荷物を保持する保持部を昇降させるための荷役部と、
    移動するための走行部と、
    出力部と、
    前記保持部が上昇した状態のままで、または前記保持部を昇降させながら、所定時間以上移動した場合に、前記出力部に所定の警告を出力させるための制御部と、を備えるフォークリフト。
  2. 荷物を保持する保持部を昇降させるための荷役部と、
    移動するための走行部と、
    出力部と、
    前記保持部が上昇した状態のままで、または前記保持部を昇降させながら、所定距離以上移動した場合に、前記出力部に所定の警告を出力させるための制御部と、を備えるフォークリフト。
  3. 操作部をさらに備え、
    前記制御部は、前記操作部を介して、前記所定時間または前記所定距離の設定を受け付ける、請求項1または2に記載のフォークリフト。
  4. 操作部をさらに備え、
    前記制御部は、前記操作部を介して、前方に移動する場合の前記所定時間または前記所定距離と、後方に移動する場合の前記所定時間または前記所定距離の設定と、を受け付ける、請求項1または2に記載のフォークリフト。
  5. 操作部をさらに備え、
    前記制御部は、前記操作部を介して、前記所定の警告の対象となる前記保持部の高さの設定を受け付ける、請求項1または2に記載のフォークリフト。
JP2020156905A 2020-09-18 2020-09-18 フォークリフト Active JP7165702B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020156905A JP7165702B2 (ja) 2020-09-18 2020-09-18 フォークリフト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020156905A JP7165702B2 (ja) 2020-09-18 2020-09-18 フォークリフト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022050789A JP2022050789A (ja) 2022-03-31
JP7165702B2 true JP7165702B2 (ja) 2022-11-04

Family

ID=80854797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020156905A Active JP7165702B2 (ja) 2020-09-18 2020-09-18 フォークリフト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7165702B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003341998A (ja) 2002-05-22 2003-12-03 Nippon Yusoki Co Ltd フォークリフトの制御装置
JP2006298638A (ja) 2005-04-25 2006-11-02 Asahi Breweries Ltd フォークリフト
JP2006306601A (ja) 2005-04-28 2006-11-09 Toyota Industries Corp 産業車両
JP2008156093A (ja) 2006-12-26 2008-07-10 Kirin Brewery Co Ltd 安全装置、及びその安全装置を備えたフォークリフト、並びに荷物搬送方法
JP2009067512A (ja) 2007-09-12 2009-04-02 Toyota Industries Corp 安全装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018095360A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 株式会社タダノ 高所作業車

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003341998A (ja) 2002-05-22 2003-12-03 Nippon Yusoki Co Ltd フォークリフトの制御装置
JP2006298638A (ja) 2005-04-25 2006-11-02 Asahi Breweries Ltd フォークリフト
JP2006306601A (ja) 2005-04-28 2006-11-09 Toyota Industries Corp 産業車両
JP2008156093A (ja) 2006-12-26 2008-07-10 Kirin Brewery Co Ltd 安全装置、及びその安全装置を備えたフォークリフト、並びに荷物搬送方法
JP2009067512A (ja) 2007-09-12 2009-04-02 Toyota Industries Corp 安全装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022050789A (ja) 2022-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5442959B2 (ja) 荷役作業用車輌における表示装置
JP2012256113A (ja) 作業車両の周辺監視装置
JP2008179465A (ja) 産業車両の走行制御装置
CN114901585A (zh) 用于物料搬运车辆的定位辅助系统
JP7165702B2 (ja) フォークリフト
JP2023036670A (ja) 作業車
JP6891787B2 (ja) 有人運転無人運転兼用型の産業車両
JPH07242398A (ja) 荷役車両の安定度報知装置
JP4097060B2 (ja) 車両運搬車の警報装置
JPH09272700A (ja) 路面状況監視装置
JP7249868B2 (ja) 荷台下降支援装置、及び荷台下降支援装置の制御方法
JP2004001992A (ja) フォークリフトトラックの安全システム
JP2014201442A (ja) 高所作業車
JP7336935B2 (ja) 車両の制御システム、及び、車両の制御方法
JP2006306601A (ja) 産業車両
JP6417955B2 (ja) 産業車両
JP3627981B2 (ja) 荷役車両
JP2014132856A (ja) 作業車両
JP7456358B2 (ja) 産業車両
US20240152149A1 (en) Industrial vehicle
JP2010052877A (ja) 産業車両の転倒防止装置及び該装置を備えた産業車両
JP2010076888A (ja) 荷役車両
JP2000327284A (ja) サイドフォークリフト
JP2023146260A (ja) 作業機械
JPH0756319Y2 (ja) スプレッダの障害物警報装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220609

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7165702

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150