JP6417955B2 - 産業車両 - Google Patents
産業車両 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6417955B2 JP6417955B2 JP2015008645A JP2015008645A JP6417955B2 JP 6417955 B2 JP6417955 B2 JP 6417955B2 JP 2015008645 A JP2015008645 A JP 2015008645A JP 2015008645 A JP2015008645 A JP 2015008645A JP 6417955 B2 JP6417955 B2 JP 6417955B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- condition
- release
- operation state
- driving force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
Landscapes
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Description
これによれば、第1条件、第2条件、及び、第3条件が成立したとしても、規定時間未満に条件が成立しなくなれば、走行制限が行われない。このため、運転者の意図をよりよく反映した制御を実現することができる。
上記産業車両について、前記判定部は、前記目標速度が第1解除速度以下である第1解除条件、前記実駆動力が解除駆動力以下である第2解除条件、及び、前記実速度が第2解除速度より速い第3解除条件のうち少なくともいずれか一条件が成立したときに前記過負荷動作状態が解除されたと判定することが好ましい。
図1及び図2に示すように、産業車両としてのフォークリフト10の車体11の前下部には駆動輪12が設けられているとともに、車体11の後下部には操舵輪13が設けられている。また、車体11の前部には、荷役装置14が設けられている。荷役装置14は、車体11の前部に立設されたマスト15を有している。当該マスト15にはリフトブラケット16を介して一対のフォーク17が設けられている。そして、フォーク17は、マスト15に連結されたリフトシリンダ18の駆動により、リフトブラケット16とともに昇降される。また、フォーク17は、マスト15に連結されたティルトシリンダ19の駆動により、マスト15とともに傾動される。荷役作業(荷取り作業、及び、荷置き作業)は、荷Wが積載されたパレットPをフォーク17で掬い上げて所定の位置に置くことによって行われる。
第1条件…目標速度が第1規定速度よりも速い(目標速度>第1規定速度)。
第3条件…実速度が第2規定速度以下(実速度≦第2規定速度)。
第1規定速度は、運転者がフォークリフト10を走行させようとする意図を把握することができる速度に設定され、例えば、2km/h〜20km/hに設定される。規定駆動力は、押し込み動作状態ではないときにフォークリフト10を走行させることができる駆動力に設定される。規定駆動力は、フォークリフト10の転がり抵抗などによって異なり、フォークリフト10の機台毎に異なる値が設定される。第2規定速度は、押し込み動作状態ではない場合にフォークリフト10の発進時に生じうる速度に設定され、例えば、0km/h〜2km/hに設定される。したがって、第1条件、第2条件、及び、第3条件が成立するときには、運転者にフォークリフト10を走行させようとする意図があり(第1条件)、フォークリフト10を走行させる実駆動力が発生している(第2条件)にも関わらず、静止摩擦力によってフォークリフト10の走行が阻害されている(第3条件)状態といえる。コントローラ31は、第1条件、第2条件、及び、第3条件の全てが成立する場合、フォークリフト10が押し込み動作状態であると判定する。
第2解除条件…実駆動力が解除駆動力以下(実駆動力≦解除駆動力)。
第3解除条件…実速度が第2解除速度より速い(実速度>第2解除速度)。
(1)コントローラ31は、第1条件、第2条件、第3条件が成立するか否かによってフォークリフト10が押し込み動作状態か否かの判定を行っている。このため、フォークリフト10が押し込み動作状態か否かの判定をすることができ、押し込み動作が行われているときにはフォークリフト10の走行制限を行うことができる。フォークリフト10の走行制限を行っていない状態でフォークリフト10の押し込み動作を行う場合、フォークリフト10の実駆動力がパレットPと地面との界面に生じる静止摩擦力を大幅に超えないようにアクセルペダル23の細やかな踏み込み動作を要する。一方で、押し込み動作中に走行制限が行われる場合には、低速度設定値以上の速度や、低下速度設定値以上の加速度が生じないため、アクセルペダル23の細やかな踏み込み動作を行うことなく、適切に押し込み動作を行うことができる。
○第1条件を、アクセル開度が規定アクセル開度よりも大きい(アクセル開度>規定アクセル開度)に変更してもよい。規定アクセル開度は、運転者がフォークリフト10を走行させようとする意図を把握することができるアクセル開度である。目標速度は、アクセル開度から算出されているため、アクセル開度から目標速度を算出することなく、直接アクセル開度を用いて判定を行った場合でも、目標速度と第1規定速度との判定を行ったと捉えることができる。同様に、第1解除条件は、アクセル開度が解除アクセル開度以下(アクセル開度≦解除アクセル開度)に変更してもよい。解除アクセル開度は、規定アクセル開度以下の値に設定される。
○走行制限の際に設定される低速度設定値、及び、低加速度設定値は、目標速度や目標加速度の20%の値など、固定値ではなく、変動値であってもよい。
○実施形態では、第1条件、第2条件、及び、第3条件が成立したときにフォークリフト10が押し込み動作状態であると判定しているが、フォークリフト10が他の車両(対象物)を牽引する牽引動作状態(過負荷動作状態)であるときにも同様の条件でフォークリフト10が牽引状態か否かの判定を行うことができる。換言すれば、コントローラ31は、第1条件、第2条件、及び、第3条件が成立したときにフォークリフト10が押し込み動作状態か、牽引動作状態かに関わらず走行制限を行うため、フォークリフト10が押し込み動作状態であっても、牽引動作状態であっても同様に走行制限が行われる。同様に、牽引動作状態の解除は、第1解除条件、第2解除条件、及び、第3解除条件の成立により判定することができる。フォークリフト10が牽引動作状態のときには、牽引対象の車両と地面との界面に静止摩擦力が生じ、この静止摩擦力によりフォークリフト10に過負荷が加わる。押し込み動作と牽引動作では、速度ベクトルの方向が逆(押す方向と引く方向)になるが、第1条件、第2条件、第3条件、第1解除条件、第2解除条件及び第3解除条件からもわかるように、コントローラ31は、過負荷動作状態が押し込み動作状態か牽引動作状態かの区別を行うことなく走行制限を行う。このため、押し込み動作状態のときと同一の条件でフォークリフト10が牽引動作状態のときの走行制限及びその解除を行うことができる。
○モータドライバ37に換えて、インバータを用いて走行用モータM1に供給される電力の制御を行ってもよい。
○地面と擦る対象物は、フォーク17や、荷Wなどでもよい。
○産業車両として、フォークリフト以外のトラクターなどを採用してもよい。
Claims (5)
- アクセル開度から目標速度を算出する目標速度算出部と、
実速度を検出する実速度検出部と、
実駆動力を検出する実駆動力検出部と、
対象物の押し込み若しくは牽引によって当該対象物と地面との間に生じる静止摩擦力により過負荷が加わる過負荷動作状態か否かを判定する判定部と、
前記判定部によって前記過負荷動作状態と判定された場合に走行制限を行う制御部と、を備え、
前記判定部は、前記目標速度が、運転者がフォークリフトを走行させようとする意図を把握することができる速度に設定された第1規定速度より速い第1条件、前記実駆動力が、押し込み動作状態若しくは牽引動作状態ではないときにフォークリフトを走行させることができる駆動力に設定された規定駆動力より大きい第2条件、及び、前記実速度が、押し込み動作状態若しくは牽引動作状態ではない場合にフォークリフトの発進時に生じうる速度に設定された第2規定速度以下である第3条件が成立した場合に前記過負荷動作状態であると判定する産業車両。 - 前記制御部は、前記第1条件、前記第2条件、及び、前記第3条件が規定時間以上継続して成立したときに前記走行制限を行う請求項1に記載の産業車両。
- 前記走行制限は、速度、及び、加速度の少なくともいずれか一方の上限値を設定することで行われる請求項1又は請求項2に記載の産業車両。
- 前記判定部は、前記目標速度が第1解除速度以下である第1解除条件、前記実駆動力が解除駆動力以下である第2解除条件、及び、前記実速度が第2解除速度より速い第3解除条件のうち少なくともいずれか一条件が成立したときに前記過負荷動作状態が解除されたと判定する請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の産業車両。
- 前記走行制限が行われている際に、その旨が表示されるディスプレイを備える請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の産業車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015008645A JP6417955B2 (ja) | 2015-01-20 | 2015-01-20 | 産業車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015008645A JP6417955B2 (ja) | 2015-01-20 | 2015-01-20 | 産業車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016135021A JP2016135021A (ja) | 2016-07-25 |
JP6417955B2 true JP6417955B2 (ja) | 2018-11-07 |
Family
ID=56464673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015008645A Active JP6417955B2 (ja) | 2015-01-20 | 2015-01-20 | 産業車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6417955B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109835243B (zh) * | 2019-02-14 | 2021-10-22 | 安徽宇锋智能科技有限公司 | 一种智能搬运机器人负载过载报警系统 |
JP7540420B2 (ja) | 2021-10-26 | 2024-08-27 | トヨタ自動車株式会社 | 誤発進抑制装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2739660B2 (ja) * | 1990-06-06 | 1998-04-15 | 株式会社アテックス | 電動車の駆動制御方法 |
JPH0614404A (ja) * | 1992-06-26 | 1994-01-21 | Toyota Autom Loom Works Ltd | バッテリ車の走行制御装置 |
JP3610708B2 (ja) * | 1996-11-29 | 2005-01-19 | 株式会社豊田自動織機 | 電動機の駆動制御装置 |
JP6040360B2 (ja) * | 2012-12-07 | 2016-12-07 | 株式会社 神崎高級工機製作所 | モータ駆動車両の制御システム |
-
2015
- 2015-01-20 JP JP2015008645A patent/JP6417955B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016135021A (ja) | 2016-07-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1950171B1 (en) | Travel control apparatus for industrial vehicle | |
EP2749446B1 (en) | Regenerative brake control device | |
JP4793134B2 (ja) | フォークリフトの走行制御装置 | |
KR20150077910A (ko) | 지게차의 제어장치 및 제어방법 | |
WO2020136830A1 (ja) | フォークリフト | |
JP5592026B1 (ja) | 作業車両 | |
WO2017175529A1 (ja) | 電動アシスト自転車、及び踏力アシストシステム | |
KR20210057746A (ko) | 계산된 하중에 기초하여 산업용 차량의 최대 차량 속도를 제어하기 위한 시스템 및 방법 | |
JP6417955B2 (ja) | 産業車両 | |
JP5699509B2 (ja) | 乗用型芝刈り車両及びその制御方法 | |
JP3536785B2 (ja) | 産業車両の走行制御装置 | |
JP5788351B2 (ja) | フォークリフトの走行モータ用の電力変換装置およびそれを用いたフォークリフト | |
JP5057406B2 (ja) | 走行制御装置および該装置を備えたフォークリフト | |
JP2002027610A (ja) | 産業車両の走行制御装置 | |
JP2008195519A (ja) | 産業車両の走行制御装置 | |
JP6508751B1 (ja) | 荷役車両 | |
JP2006306600A (ja) | 産業車両 | |
JP7192365B2 (ja) | バッテリ式産業車両 | |
JP6422169B2 (ja) | 走行制御装置および産業車両 | |
JP2002186105A (ja) | 電気車両の回生制動制御装置 | |
JP2006306601A (ja) | 産業車両 | |
JP6237444B2 (ja) | 産業車両 | |
JP5678949B2 (ja) | 速度制御装置 | |
JP2005041372A (ja) | 自動走行車両 | |
JP2019011149A (ja) | フォークリフト |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170406 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180605 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180725 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180911 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180924 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6417955 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |