JP7159784B2 - 家事室廻りの構造 - Google Patents

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本発明は、洗面室と、洗面室で洗濯された洗濯物を畳むための家事室と、の間に洗濯物を干すための間仕切収納を設けた家事室廻りの構造に関する。
洗濯は、洗濯物を洗う、干す、アイロンを掛ける、畳む、収納する、という一連の作業を行う必要があり、従来よりこの洗濯工程の効率を向上させるための住宅のレイアウトが提案されている。例えば、特許文献1の発明では、洗濯物を洗濯する洗面室と洗濯物を畳んで収納する収納室との間に洗濯物を干すためのバルコニーを設けることで、洗濯物を洗ってから畳んで収納するまでに必要な洗濯動線を極力短くすることができる。
また特許文献2の発明には、浴室に隣接し、脱いだ衣類等を洗濯する洗面スペースと乾いた洗濯物にアイロン掛けを行う家事スペースとの間に間仕切棚を設置し、間仕切棚に設けられた開口部を通じて両スペース間で洗濯物を受け渡すことができるとともに、この開口部をアイロン台として使用できる点が開示されている。この発明では、2つのスペースを行き来することなく洗濯物を受け渡してアイロンを掛けることができるので、家事効率を向上させることができる。
特開2008-202227 実開平3-117057
しかしながら特許文献1の発明では、洗面室からバルコニーへ移動して洗濯物を干し、また、バルコニーで乾いた洗濯物を収集してから収納室へ移動して洗濯物を畳み収納する必要があるため、洗濯工程を行うために各室間を行き来しなければならず移動に手間がかかる。また小さな子供のいる家庭では、極力子供を視界に入れて家事を行いたいという要望があるが、特許文献1の発明のように各室間が間仕切られたレイアウトでは他室にいる子供を視認することは難しい。そして、特許文献2の発明は、洗面スペースと家事スペースとを行き来することなく洗濯工程の一部を行うことができるものの、両スペースを同時に使用する場合、脱衣室でもある洗面スペースの使用者のプライバシーを守ることができない。
そこで、本発明は、上述した課題を鑑みてなされたものであって、家族間でのプライバシーを守りつつ同時に家族の様子を窺うことができ、洗濯に必要な一連の作業を効率的に行うことのできる家事室廻りの構造を提供することを目的とする。
本発明の第1の家事室廻りの構造は、洗面室と、前記洗面室で洗濯された洗濯物を畳むための家事室と、の間に前記洗濯物を干すための間仕切収納を設けた家事室廻りの構造であって、前記間仕切収納は、前記洗面室側及び前記家事室側の両側から前記洗濯物を出し入れ可能であるとともに、前記洗面室側に開閉可能な第1間仕切戸を設置され、前記家事室は、平面視において、前記洗濯物を収納するウォークインクローゼット、リビングと行き来可能に隣接するダイニング、及び寝室によって周囲を囲まれるとともに、第1間仕切壁を介して前記ウォークインクローゼットと行き来可能に隣接し、且つ、前記家事室を挟んで前記第1間仕切壁と相対向する第2間仕切壁を介して前記ダイニングと行き来可能に隣接しており、前記ウォークインクローゼット及び前記リビングは、前記寝室と行き来可能に隣接することを特徴としている。
本発明の第の家事室廻りの構造は、前記家事室が、前記洗濯物を吊るし、上下方向へ移動する可動バーと、前記洗濯物にアイロンを掛けるためのアイロン台と、を具備した家具を有し、前記可動バーは、前記アイロン台の上方に設置され、前記アイロン台は、水平方向へスライド可能であることを特徴としている。
本発明の第の家事室廻りの構造は、前記間仕切収納が、前記家事室側に開閉可能な第2間仕切戸を設置されることを特徴としている。
本発明の第の家事室廻りの構造は、前記間仕切収納が、前記洗濯物を干すためのハンガーパイプと、設置高さを調整可能な可動棚と、を有することを特徴としている。
本発明の第1の家事室廻りの構造によると、洗面室と洗面室で洗濯された洗濯物を畳むための家事室との間に、洗濯物を干すための間仕切収納を設けており、間仕切収納は洗面室側及び家事室側の両側から洗濯物を出し入れ可能であるので、洗った洗濯物を洗面室側から間仕切収納に干し、乾いた洗濯物を家事室側から取り出して畳むことができる。したがって、洗濯室と家事室とを行き来することなく洗濯物を洗う、干す、畳むまでの洗濯工程を円滑に行うことができ、家事効率を向上させることができる。また、間仕切収納は、洗面室側に開閉可能な第1間仕切戸を設置されているので、洗面室の使用者が着替えなどで家事室側からの視線を遮りたい場合は、第1間仕切戸を閉めることで視線を遮断することができ、使用者のプライバシーを守ることができる。
本発明の第の家事室廻りの構造によると、家事室はウォークインクローゼットと行き来可能に隣接しているので、畳んだ洗濯物をすぐにウォークインクローゼットへ収納することができる。したがって、洗濯物を洗う、干す、畳む、収納するまでの一連の洗濯工程を円滑に行うことができ、家事効率を向上させることができる。
本発明の第の家事室廻りの構造によると、家事室は、洗濯物を吊るし、上下方向へ移
動する可動バーと、洗濯物にアイロンを掛けるためのアイロン台とを具備した家具を設置
されているので、間仕切収納から取り出した洗濯物がアイロン掛けを必要とする場合は、
可動バーに洗濯物を吊るして立位のままスチームアイロンでアイロン掛けを行ったり、洗
濯物をアイロン台に広げた状態でアイロン掛けを行うことができる。また、可動バーは、
アイロン台の上方に設置されるので、設置幅を抑えたコンパクトな家具とすることができ
る。そして、アイロン台は水平方向へスライド可能であるので、可動バーに吊るす洗濯物
が長物である場合は、アイロン台をスライド移動させることにより洗濯物をアイロン台に
干渉させることなく吊るすことができる。
本発明の第の家事室廻りの構造によると、間仕切収納は、家事室側に開閉可能な第2
間仕切戸を設置されるので、洗面室側からの視線を遮りたい場合は、第2間仕切戸を閉め
ることによって視線を遮断することができる。また、第2間仕切戸を閉めることによって
洗濯物やハンガーなどの雑多なものを隠蔽することができるので、家事室をすっきりとし
た印象の室とすることができる。
本発明の第の家事室廻りの構造によると、間仕切収納は、洗濯物を干すためのハンガーパイプと、設置高さを調整可能な可動棚と、を有するので、洗った洗濯物を洗面室側からハンガーパイプに干し、乾いて畳まれたタオルなどを家事室側から可動棚に収納することができる。
本発明の第の家事室廻りの構造によると、家事室は居室と行き来可能に隣接しているので、疎外感を感じることなく居室で過ごす家族の気配を感じながら家事をすることができる。また、家事室で行う洗濯工程の家事から居室で行う家事へとスムーズに移行しやすく家事効率を向上させることができる。
家事室廻りの構造を示す平面図。 図1のA―A線断面図。 アイロン台をスライド移動させた様子を示す断面図。 第2間仕切戸を閉めた状態の図1のB-B線断面図。 図1のC-C線断面図。
以下、本発明に係る家事室廻りの構造の最良の実施形態について各図を参照しつつ説明する。本願の家事室廻りの構造は、主に住戸面積の制約を受けやすい集合住宅や狭小な住宅に用いられるものであるが、戸建て住宅に用いることもできる。
図1は、本発明の家事室廻りの構造1を備えた住宅2の配置構成の一例を示している。なお、本実施形態では、図1における上下左右の方向をそれぞれ北南西東の方向として説明するが、上下左右の方向をそれぞれ別方向としてもよい。住宅2は、脱衣した衣類などを洗濯する洗面室3、洗面室3の南側に配置される間仕切収納4を挟んで洗面室3と対向する家事室5、家事室5の西側に配置される第1ウォークインクローゼット6、洗面室3の西側に配置される第2ウォークインクローゼット7及び浴室8、第1ウォークインクローゼット6の南側に配置される寝室9、家事室5の東側に配置されるダイニング10、ダイニング10の南側に配置されるリビング11、ダイニング10の北側に位置するキッチン12及び廊下13、を具備している。なお、家事室5と、浴室8を除くその他の室とは、床の高さが略同一に形成されている。
図1に示すように、洗面室3は、第2クローゼット7及び浴室8と行き来可能に隣接するとともに、廊下13を挟んでキッチン12と対向している。また、洗面室3は脱衣室を兼ねており、入浴や着替えのために脱衣した衣類などは洗面室3の片隅に置かれた洗濯機31で洗濯される。
図1及び図4に示すように、間仕切収納4は、収納した物品を洗面室3から家事室5へ受渡し可能な受渡し部41と、廊下13寄りに設けられ、家事室5側から使用可能な戸棚42と、から構成されており、間仕切収納4の東西側に配置され、南北方向に延びる第1間仕切壁W1及び第2間仕切壁W2によって浴室8及び廊下13と間仕切られている。図2に示すように、受渡し部41は洗面室3及び家事室5に面しており、それぞれの室3、5側から開閉可能な第1間仕切戸4a及び第2間仕切戸4bが設けられている。また、受渡し部41には、天井に近接する位置に配置されるハンガーパイプ4cと、ハンガーパイプ4cの下方に配置される複数の可動棚4dと、が設置されており、このハンガーパイプ4cに洗面室3で洗濯した洗濯物14を干すことができる。
図2に示す床面Fからハンガーパイプ4cの上端までの第1距離H1は特に限定されないが、1700mm~2000mm程度とすることが望ましい。また、床面Fから一番上部に設置される可動棚4dの上面までの第2距離H2は、700~1000mm程度以下で形成されており、男女共に無理なく洗濯物14をハンガーパイプ4cに掛けることができる。そして、可動棚4bの設置高さを調整することで、洗濯物14がカッターシャツなどの比較的丈のある衣類であっても裾が可動棚4bの上面に当接して摺れることを防止できる。
また複数の可動棚4dは、図4に示すように、第1間仕切壁W1及び戸棚42の側板4eに設置された上下方向へ移動可能な可動フック4fの上部に載置されており、可動フック4fを所望する高さへ移動させることによって可動棚4dの高さを自由に調整することができる。この可動棚4dに、例えば洗濯して畳んだタオル類などを収納しておけば、入浴時や洗面時に洗面室3側から使用することができる。なお可動棚4dの可動手段は、可動棚4dを上下方向へ移動させることができるならば可動フック4f以外の手段を用いてもよい。そして、戸棚42には、複数の棚板が設置されており、家事室5で使用する家事用品などを設置しておくことができる。なお、戸棚42は必ずしも設置する必要はなく、間仕切収納4の間口全体を受渡し部41としてもよい。
図1に示すように、家事室5は、第1ウォークインクローゼット6及びダイニング10と行き来可能に隣接しており、家事室5とダイニング10との間に形成される出入口10aには扉や引き戸が設置されていない。家事室5は、間仕切収納4に干されて乾いた洗濯物14を取り出して畳むためのスペースであり、必要に応じて洗濯物14にアイロン掛けを行うことができる。
図2及び図5に示すように、家事室5には、間仕切収納4と対向し、第1間仕切壁W1と第2間仕切壁W2との間に造り付けされる家具51が設置されている。この家具51は、洗濯物14を吊るし、上下方向へ移動する可動バー5aと、洗濯物14にアイロンを掛けるためのアイロン台5bと、可動バー5aの上方に形成される収納棚5cと、収納棚5cの下端面に設置される照明5dと、を具備している。可動バー5aはアイロン台5bの上方に設置される電動のバーであり、付近に設置されたスイッチ(図示せず)を操作することで上下方向に移動する。図2に示すように、可動バー5aを所望する高さに移動させて、アイロン掛けが必要な衣類などの洗濯物14を可動バー5aに吊るせば、立位のまま洗濯物14にスチームアイロンを掛けることができる。また、平板状のアイロン台5bは、図1及び図3に示すように、第1間仕切壁W1と第2間仕切壁W2に設置されたレール(図示せず)にスライド自在に設置されており、アイロンを掛ける際は間仕切収納4側へ水平移動させて座位状態で使用することができる。
図3に示す床面Fから収納棚5cの下端までの第3距離H3は、1400mm~1500mm程度であり、床面Fからアイロン台5bの上面までの第4距離H4は、300mm~400mm程度で形成される。このような高さであれば、立位及び座位のどちらの状態であっても無理なく洗濯物14にアイロンを掛けることができる。また、可動バー5aに吊るす洗濯物14の丈が長い場合は、アイロン台5bを間仕切収納4側へスライドさせることによりアイロン台5bが洗濯物14と干渉することを防止できる。このように可動バー5aをアイロン台5bの上方に設けているので、設置幅を抑えたコンパクトな家具51とすることができ、家事室5の空間をより有効利用することができる。
収納棚5cには、家事に使用するアイロンやアイロンを掛ける際に使用するスプレーなどの備品を収納することができるが、それ以外のものを収納してもよい。例えば、家事室5を家事を行うだけの部屋として使用するのではなく、図3及び図5に示すように、アイロン台5bと収納棚5cとの間に鏡5eを設置して主婦のためのドレッサーとしても使用する場合は、収納棚5cに化粧品などを収納しておいてもよい。また、幼い子供のいる家庭で、家事室5で子供を見守りながら家事をしたい場合は、収納棚5cに子供の玩具やおむつなどを収納しておいてもよい。このとき、先述したように床面Fから収納棚5cの下端までの第3距離H3は幼児の手の届かない1400mm~1500mm程度であるため、幼い子供が家事用備品に触れたり化粧品などを誤飲したりする事故を防止することができる。また、家事室5は、浴室8を除くその他の室と床の高さが略同一に形成されているので、子供が家事室5から別の部屋へ移動しようとした場合であっても床の段差に躓いて怪我をすることを防止できる。
続いて、家事室廻りの構造1の具体的な使用方法について説明する。まず、入浴や着替えなどのために脱いだ衣服類は、図1に示す洗面室3内の洗濯機31で洗濯される。洗濯された洗濯物14は、晴天時や日中であれば外部のバルコニーや庭などに干されるが、雨天時や夜間、また洗濯物14が下着類である場合など外部に干すことが難しい場合は、図2に示す間仕切収納4のハンガーパイプ4cに干される。このとき、第1間仕切戸4aを開けておけば、洗面室3に設置された換気扇によって効率的に洗濯物14を乾かすことができる。また、洗濯機31が乾燥機能を備えている場合は、昼夜問わず乾燥した洗濯物14を間仕切収納4のハンガーパイプ4cに掛けておけばよい。
間仕切収納4内の洗濯物14が乾いたら、家事室5側から第2間仕切戸4bを開けて洗濯物14を取り出し、畳んだり必要に応じて家具51を使用してアイロン掛けを行い、最後に家事室5に隣接する第1ウォークインクローゼット6に洗濯物14を収納する。
このように、間仕切収納4は、洗面室3及び家事室5側にそれぞれ間仕切戸4a、4bを設置されているので、洗濯物14を洗う、干す、畳む、アイロンを掛けるまでの洗濯工程を両室3、5間を行き来することなく行うことができ、家事効率を向上させることができる。また、家事室5は第1ウォークインクローゼット6と行き来可能に隣接しているので、洗濯物14を洗ってから収納するまでの一連の洗濯工程をスムーズに行うことができる。
そして、間仕切収納4に設置された各間仕切戸4a、4bは、洗面室3及び家事室5の使用者によってそれぞれ開閉されるので、間仕切収納4を挟んで対向する室からの視線を遮断したい場合は、各室3、5の使用者がそれぞれの間仕切戸4a、4bを閉めておけば自身のプライバシーを守ることができる。例えば、洗面室3の使用者が脱衣時に家事室5の使用者からの視線を遮断したい場合は第1間仕切戸4aを閉めておけばよく、反対に家事室5の使用者が集中して家事を行いたい場合などは第2間仕切戸4bを閉めておけば洗面室3の使用者からの視線を遮ることができる。そして、幼い子供を家事室5に滞在させた状態で家事室5から洗面室3に移動する必要がある場合は、あらかじめ第2間仕切戸4bを開けておき、洗面室3に移動して第1間仕切戸4aを開ければ、洗面室3にいながらも家事室5にいる子供の様子を窺いながら家事を行うことができる。
また間仕切収納4は、家事室5から洗面室3にいる使用者へ物を受け渡したい場合にも利用することができる。例えば、洗面室3の使用者が第1間仕切戸4aを閉めた状態で脱衣を行い浴室8で入浴する場合、家事室5側から第2間仕切戸4bを開けて入浴後に必要な着替え、備品、飲料などを置いておけば、入浴後に洗面室3の使用者が第1間仕切戸4aを開けてこれらの物品を受け取ることができ、洗面室3の使用者のプライバシーを損なうことなく家事室5側から洗面室3の使用者へ物の受渡しを行うことができる。
また先述したように、家事室5とダイニング10とを行き来可能とする出入口10aには扉が設けられていないので家事室5からキッチン12への移動がしやすく、洗濯工程の家事からキッチン廻りの家事へとスムーズに移行することができ、さらに、家事室5にいても疎外感を感じることなくダイニング10、リビング11、及びキッチン12にいる家族の気配を感じながら家事を行うことができる。このように、家事室5を家族が過ごす居室と洗濯物14を収納する第1ウォークインクローゼット6との間に配置しているので、利便性を向上させることができる。また、来客時などの際は、間仕切収納4の第2間仕切戸4bを閉めておくことで間仕切収納4内の備品などを隠蔽することができるので、ダイニング10やリビング11にいる来客に雑多な印象を与えることを防止できる。なお、本実施形態では家事室5に隣接する居室をダイニング10としているが、リビング11やキッチン12など他の居室が隣接してもよい。
本発明の実施の形態は上述の形態に限ることなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
本発明に係る家事室廻りの構造は、集合住宅などの住戸面積に制限のある狭小住宅や、幼い子供のいる子育て世帯の住宅に好適に使用することができる。
1 家事室廻りの構造
3 洗面室
4 間仕切収納
41 第1間仕切戸
42 第2間仕切戸
5 家事室
6 第1ウォークインクローゼット(ウォークインクローゼット)
10 ダイニング(居室)

Claims (4)

  1. 洗面室と、前記洗面室で洗濯された洗濯物を畳むための家事室と、の間に前記洗濯物を干すための間仕切収納を設けた家事室廻りの構造であって、
    前記間仕切収納は、前記洗面室側及び前記家事室側の両側から前記洗濯物を出し入れ可能であるとともに、前記洗面室側に開閉可能な第1間仕切戸を設置され
    前記家事室は、平面視において、前記洗濯物を収納するウォークインクローゼット、リビングと行き来可能に隣接するダイニング、及び寝室によって周囲を囲まれるとともに、第1間仕切壁を介して前記ウォークインクローゼットと行き来可能に隣接し、且つ、前記家事室を挟んで前記第1間仕切壁と相対向する第2間仕切壁を介して前記ダイニングと行き来可能に隣接しており、
    前記ウォークインクローゼット及び前記リビングは、前記寝室と行き来可能に隣接することを特徴とする家事室廻りの構造。
  2. 前記家事室は、前記洗濯物を吊るし、上下方向へ移動する可動バーと、前記洗濯物にアイロンを掛けるためのアイロン台と、を具備した家具を有し、
    前記可動バーは、前記アイロン台の上方に設置され、
    前記アイロン台は、水平方向へスライド可能であることを特徴とする請求項に記載の家事室廻りの構造。
  3. 前記間仕切収納は、前記家事室側に開閉可能な第2間仕切戸を設置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の家事室廻りの構造。
  4. 前記間仕切収納は、前記洗濯物を干すためのハンガーパイプと、設置高さを調整可能な可動棚と、を有することを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の家事室廻りの構造。
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