JP7154970B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents
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Description
上記電装品は、エアクリーナと車体構成部品との間の閉塞的な位置に配置されている。
本発明の目的は、閉塞している空間に走行風を効果的に取入れる空気通路を確保しやすく、また、電装品を集中的に且つ積極的に冷却可能な鞍乗り型車両を提供することにある。
また、上記構成において、前記分岐通路(69)は、前記電装品(64)の前部に沿って車幅方向を指向する車幅方向延出部(69d)を備え、前記車幅方向延出部(69d)に複数の排風孔(69g)を備えるようにしても良い。
また、上記構成において、前記分岐通路(69)は、前記分岐部(82b)に車幅方向に延びるように形成された吐出口(82f)に嵌合する吐出口接続部(69a)を備え、前記係合部(69e)は、前記電装品(64)に前後方向に突出するように設けられた前後突出部(77a)を車幅方向に挟持するようにしても良い。
また、上記構成において、分岐通路は、電装品の前部に沿って車幅方向を指向する車幅方向延出部を備え、車幅方向延出部に複数の排風孔を備えるので、単純な形状で電装品を効率良く冷却できる。
また、上記構成において、分岐通路は、分岐部に車幅方向に延びるように形成された吐出口に嵌合する吐出口接続部を備え、係合部は、電装品に前後方向に突出するように設けられた前後突出部を車幅方向に挟持するので、分岐通路の車両前後方向及び車幅方向の移動を規制できる。
図1は、本発明の実施形態に係る自動二輪車1を示す左側面図である。
自動二輪車1は、車体フレーム10にエンジン11が支持され、前輪2を操舵可能に支持するフロントフォーク12が車体フレーム10の前端部に操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム13が車体フレーム10の後部に設けられた車両である。自動二輪車1は、乗員がシート14に跨るようにして着座する鞍乗り型車両であり、シート14は、車体フレーム10の後部の上方に設けられる。
ヘッドパイプ15は、車体フレーム10の前端に設けられ、フロントフォーク12を支持する。メインフレーム16は、ヘッドパイプ15の上部から後下がりに後方へ延びる。ダウンフレーム17は、ヘッドパイプ15の下部から後下方に延びる。
ピボットフレーム18は、メインフレーム16の後端部から下方に延びる。上記シートフレームは、メインフレーム16の後端部から後方へ延び、シート14を支持する。ガセット19は、メインフレーム16の前端部とダウンフレーム17の前端部とを上下に連結する。ダウンフレーム17の下端部とメインフレーム16の後部とは、前後に延びる連結部20によって連結される。
ステアリングシャフトは、ヘッドパイプ15に回動可能に支持される。左右のフォークパイプ21は、テレスコピック型の緩衝器である。トップブリッジ22は、上記ステアリングシャフトの上端に固定されて左右のフォークパイプ21の上部を連結する。ボトムブリッジ23は、上記ステアリングシャフトの下端に固定されて左右のフォークパイプ21を連結する。操向ハンドル24は、フォークパイプ21の上部に固定される。
スイングアーム13は、左右のピボットフレーム18の間に渡されるピボット軸26に前端部が支持され、ピボット軸26を中心に上下に揺動可能である。
駆動輪である後輪3は、スイングアーム13の後端部に設けられる後輪車軸3aに支持される。
スイングアーム13は、クッションユニット27を介して車体に懸架される。
エンジン11は、車幅方向(左右方向)に延びるクランク軸(不図示)を収容するクランクケース30と、クランクケース30の前部の上部から上方に延びるシリンダー部31とを備える。
クランクケース30の後部には、エンジン11の回転を減速して出力する変速機(不図示)が内蔵される。エンジン11の出力は、上記変速機の出力軸32と後輪3との間に掛け渡される駆動チェーン(不図示)を介して後輪3に伝達される。
エンジン11の吸気系のエアクリーナーボックス35は、エンジン11の上方で左右のメインフレーム16の間に配置される。車両側面視では、メインフレーム16は、エアクリーナーボックス35に外側から重なる。エアクリーナーボックス35は、車両前後方向では、ヘッドパイプ15と燃料タンク37との間に配置される。
エアクリーナーボックス35で清浄化された吸気は、吸気通路(不図示)を通ってシリンダー部31の吸気ポートに流れる。
燃料タンク37は、メインフレーム16の後部の上方に配置され、車両前後方向では、シート14とエアクリーナーボックス35との間に配置される。
車体カバー38は、車体の前部及び下部を覆うカウル40と、エアクリーナーボックス35を上方から覆う上部カバー44と、車体の後部を覆うリアカバー45とを備える。
カウル40は、フロントフォーク12の上部及びヘッドパイプ15を前方から覆うアッパーカウル41と、車体フレーム10の前部及びエンジン11を左右側方から覆う左右一対のミドルカウル42と、エンジン11及び車体フレーム10を下方から覆うロアカウル43とからなる。
アッパーカウル41の前面には、走行風を取入れる開口41aが形成され、開口41aの縁部には、走行風をエアクリーナーボックス35側に導く吸気ダクト51の前端部が接続されている。
アッパーカウル41とヘッドパイプ15との間には、車速等の情報を表示するメーター48が配置される。
フロントフェンダー49は、左右のフォークパイプ21に支持される。
車体フレーム10のヘッドパイプ15の前方には、吸気ダクト51が配置されている。
吸気ダクト51は、ヘッドパイプ15側に設けられた後部ダクト52と、後部ダクト52の前端部に後端部が接続された前部ダクト53とから構成される二分割構造の部品である。
後部ダクト52には、アッパーカウル41(図1参照)を支持するとともにメーター48(図1参照)が取付けられる後側ステー55と、車両前方を撮影するカメラ56及び電装品の配線の接続部を収容するジャンクションボックス57を支持する前側ステー58とが支持されている。カメラ56は、撮影された映像を録画する機能を有する、又は録画機能を有する録画機が付設されていても良い。
ボックスカバー62の上部には、ECU(Electronic Control Unit)64が取付けられている。ここで、ECU64には、エンジン11(図1参照)を制御するエンジンコントロールユニットも含まれる。
ECU64は、上方から燃料タンク37(図1参照)及び上部カバー44(図1参照)で覆われている。
車体フレーム10、詳しくは、ヘッドパイプ15、左右のメインフレーム16、左右のダウンフレーム17、左右のガセット19に亘ってダクト支持部材66が複数のボルト67で取付けられている。ダクト支持部材66は、車体フレーム10の一部を構成する。
吸気ダクト51の後部ダクト52の後端部には、車体フレーム接続部52xが設けられ、車体フレーム接続部52xが、ダクト支持部材66に接続するとともに複数のボルト68で取付けられている。
前部ダクト53は、左右端53a,53aがそれぞれ前後方向に延びている。前部ダクト53も、車幅方向の幅が上下方向の幅よりも大きな扁平な形状を成している。
後部ダクト52の前端部には、内面の内寸を前端部よりも後方の部分に対して大きくした拡大部52bが形成され、前部ダクト53の後端部が、後部ダクト52の拡大部52bに挿入されて接続される。
固定部55aは、後部ダクト52の上面52cに沿って形成され、後部ダクト52の上面52cに左右一対のビスで固定されている。
中央部55bは、固定部55aから立ち上げられた略矩形の輪郭を有する部分であり、メーター48(図1参照)が嵌められるメーター開口部55dと、メーター開口部55dの両側縁部に設けられてメーター48(図1参照)を支持する左右一対のメーター支持部55eとを備える。メーター支持部55eには、メーター48をボルト及び弾性部材で弾性支持するためのメーター支持穴55fが開けられている。
上記したように、後側ステー55は、アッパーカウル41(図1参照)を支持するカウルステーと、メーター48を支持するメーターステーとを兼ねる。
ボックス支持部58aは、ジャンクションボックス57を支持する部分であり、平面視矩形に形成され、矩形の角部にジャンクションボックス57の取付け部58cをそれぞれ備える。
カメラ支持部58bは、ボックス支持部58aの前端部から前方に延びてカメラ56を支持する部分であり、カメラ支持部58bの上面は、ボックス支持部58aの取付け部58cよりも高い位置に設けられる。カメラ支持部58dの下部には、左右一対のビス72でカメラ56が取付けられている。
ヘッドパイプ15の後方で車体フレーム10とエアクリーナーボックス35との間の吸気ダクト(詳しくは、後で詳述するジョイント82)には、ECU64まで延びる分岐通路69が接続されている。
分岐通路69は、吸気ダクト内を流れる空気(吸気)を分岐させてECU64に供給する。これにより、ECU64は、供給された吸気により強制的に冷却される。
車体フレーム10は、ヘッドパイプ15の左右側方を通ってヘッドパイプ15よりも後方に延びる吸気通路10aを備える。
吸気通路10aの前端部には吸気ダクト51(詳しくは、後部ダクト52)が接続されている。吸気通路10aの後端部の内周面には、筒状のアタッチメント81が接着されている。更に、アタッチメント81の後縁には、筒状のジョイント82の前縁が嵌合されて接続されている。
ジョイント82の後縁は、ボックス本体61の前壁61aに形成された開口61bの縁に接続されている。ジョイント82は、吸気通路10aとエアクリーナーボックス35とを接続する吸気ダクトを構成する。
吸気ダクト51と、吸気ダクトであるジョイント82とは、車体フレーム10を挟んで配置されるフレーム挟持ダクト85を構成する。
フィルターエレメント84は、吸気ダクト51、吸気通路10a及びジョイント82を介して導入された空気(吸気)を浄化する部品である。フィルターエレメント84によって、エアクリーナーボックス35内は、吸気通路10a側のダーティサイド86と、エアクリーナーボックス35の後部側のクリーンサイド87とに区画される。
フィルターエレメント84は、ダーティサイド86内に突出する導風口88を備える。
導風口88は、ダーティサイド86内の吸気の一部の流れをクリーンサイド87内の上部に向かわせる働きをする。
上記したスロットルボディは、ボックス本体61の底壁61cを貫通してエンジン11(図1参照)のシリンダー部31(図1参照)に接続されている。
上記したように、フィルターエレメント84に導風口88を設けることで、クリーンサイド87内に流入する空気に指向性を与え、空気をクリーンサイド87内の上部に向けて流すことができる。
図5及び図6に示すように、ECU64は、エアクリーナーボックス35のボックスカバー62の上面にゴム製の固定バンド101で固定されている。
ジョイント82の上部であってジョイント82の車幅方向中央部には、ジョイント82内の吸気をジョイント82外へ分岐させる分岐部82bが設けられている。
分岐部82b及び分岐通路69は、ECU64へ吸気を供給する吸気供給路70を構成する。
分岐部82bからは、分岐通路69が、エアクリーナーボックス35の前方及び上方を通ってECU64の前方まで延び、分岐通路69の後端部が、ECU64の前部に係合されている。
吸気ダクトであるジョイント82内の圧力が高くなると、ジョイント82内の吸気は、分岐部82bから分岐通路69を通り、分岐通路69の後端部から排出される。排出された吸気は、ECU64に当たり、ECU64を冷却する。
分岐部82bは、ジョイント82の上壁82cの内面から下方に突出する下方突出部82dと、ジョイント82の上壁82cの外面から上方に突出する上方突出部82eと、上方突出部82eから車幅方向一側(左側)に突出する吐出口82fとを備える。
下方突出部82dは、吸気を取入れる開口部82gを前面に備える。開口部82gは、車両前方、即ち、ジョイント82内の吸気通路の上流側に指向している。これにより、開口部82gから分岐部82b内に吸気を取込みやすくできる。
上方突出部82eの内部には、開口部82gから上方及び側方に延びる内部通路82hが形成されている。吐出口82fは、内部通路82hに連通している。
吐出口接続部69aは、分岐部82bの吐出口82fに嵌合して接続される筒状の部分である。上下延出部69bは、吐出口接続部69aから屈曲して上方斜め側方(上方斜め左側方)に延びる。前後延出部69cは、上下延出部69bから屈曲してECU64側に延びる。車幅方向延出部69dは、前後延出部69cから屈曲して車幅方向に延びる。係合部69eは、車幅方向延出部69dの端部に設けられたC字状の部分を含み、ECU64のECUケース77の前部から前方に突出する前後突出部77aに係合される。係合部69eは、C字を形成する一対の腕部69fが、ECUケース77の前後突出部77aを車幅方向に挟持している。
図8及び図9に示すように、ジョイント82の上壁82cは、前下がりに形成され、分岐部82bの上方突出部82eは、上壁82cの下部に形成されている。これにより、ジョイント82をボックス本体61の内側から開口61bに挿入する際に、上方突出部82eが邪魔になりにくく、挿入しやすい。
分岐部82bの吐出口82fは、車幅方向に延びるため、分岐部82の長手方向をジョイント82の上壁82cに沿って配置でき、分岐部82bの前方への吐出量を抑えることができる。これにより、車体フレーム10(図5参照)とエアクリーナーボックス35との隙間を狭くでき、エアクリーナーボックス35の容量を拡大できる。
まず、係合部69eをECU64の前後突出部77aの上方に配置した状態で、分岐通路69の吐出口接続部69aを吐出口82fに嵌める。次に、吐出口82fを中心にして分岐通路69を下方に揺動させながら、係合部69eの左右の腕部69fを前後突出部77aに係合させる。これで、分岐通路69の組付けが完了する。なお、組付け順は、逆でも問題無く組付け可能である。このように、分岐通路69を容易に組付けることができる。
車幅方向延出部69dの後部には、吸気を排出する複数の排風孔69gが開けられている。車幅方向に延びる車幅方向延出部69dに複数の排風孔69gを設けることで、ECU64(例えば、ECUケース77の上面77c)の広い範囲に亘って吸気を当てることができる。
係合部69eは、後方に突出する後方突出片69hを備える。後方突出片69hは、ECU64の上部(詳しくは、ECUケース77の上面77c)に当てられることで、一対の腕部69fと協働してECU64に対する分岐通路69の後端部の上下方向のがたつきを抑制でき、分岐通路69を強固に固定できる。
ECU64は、エアクリーナーボックス35の上面を含めて車体装備品としての燃料タンク37及び上部カバー44で覆われる。
エアクリーナーボックス35に吸気ダクトとしてのフレーム挟持ダクト85が接続される。フレーム挟持ダクト85は、エアクリーナーボックス35から車体前方に延びて車体フレーム10に接続されるとともに、車体フレーム10の前部を覆うアッパーカウル41内に設けられ、フレーム挟持ダクト85に吸気の分岐部82bが設けられる。分岐部82bから延びる分岐通路69が、エアクリーナーボックス35の上面と燃料タンク37及び上部カバー44との間に配置されるとともにECU64の前方に位置する。
この構成によれば、車体フレーム10の前端部に接続される吸気ダクト51で、車体フレーム10を介して吸気して走行風を積極的に取入れる構造である。また、エアクリーナーボックス35に接続されるジョイント82に分岐通路69を設けることで、ECU64に近い位置から吸気を分岐させることが可能になり、吸気を効果的にECU64に導くことができる。
この構成によれば、ジョイント82内でエアクリーナーボックス35に向かって流れる吸気を積極的に分岐できる。
この構成によれば、分岐通路69の車両前後方向及び車幅方向の移動を規制できる。
例えば、上記実施形態において、図5に示したように、ジョイント82に吸気供給路70を設けたが、これに限らず、図3に示した吸気ダクト51や、図4に示した吸気通路10aに吸気供給路70を設けてECU64を冷却しても良い。
本発明は、自動二輪車1に適用する場合に限らず、自動二輪車1以外も含む鞍乗り型車両にも適用可能である。なお、鞍乗り型車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含み、自動二輪車(原動機付き自転車も含む)のみならず、ATV(不整地走行車両)に分類される三輪車両や四輪車両を含む車両である。
10 車体フレーム
10a 吸気通路
11 エンジン
35 エアクリーナーボックス
35a 側縁
37 燃料タンク(車体装備品)
41 アッパーカウル
44 上部カバー(車体装備品)
51 吸気ダクト(第1吸気ダクト)
64 ECU(電装品)
69 分岐通路
69a 吐出口接続部
69d 車幅方向延出部
69e 係合部
69g 排風孔
77a 前後突出部
82 ジョイント(第2吸気ダクト)
82b 分岐部
82f 吐出口
82g 開口部
85 フレーム挟持ダクト(吸気ダクト)
Claims (5)
- 車体前部でエンジン(11)の上方にエアクリーナーボックス(35)が配置され、前記エアクリーナーボックス(35)の上面に電装品(64)が配置されるとともに支持され、前記電装品(64)が、前記エアクリーナーボックス(35)の上面を含めて車体装備品(37,44)で覆われる鞍乗り型車両において、前記エアクリーナーボックス(35)に吸気ダクト(85)が接続され、前記吸気ダクト(85)は、前記エアクリーナーボックス(35)から車体前方に延びて車体フレーム(10)に接続されるとともに、車体フレーム(10)の前部を覆うアッパーカウル(41)内に設けられ、前記吸気ダクト(85)に吸気の分岐部(82b)が設けられ、前記分岐部(82b)から延びる分岐通路(69)が、前記エアクリーナーボックス(35)の上面と前記車体装備品(37,44)との間に配置されるとともに前記電装品(64)の前方に位置し、前記吸気ダクト(85)は、前記車体フレーム(10)の前端部に接続される第1吸気ダクト(51)と、前記車体フレーム(10)と前記エアクリーナーボックス(35)とを接続する第2吸気ダクト(82)とからなり、前記分岐部(82b)は、前記第2吸気ダクト(82)の上部に形成され、前記分岐部(82b)には、前記第2吸気ダクト(82)の上壁(82c)の外面から上方に突出し、内部に内部通路(82h)を形成する上方突出部(82e)と、前記上方突出部(82e)から突出し、前記内部通路(82h)に連通する吐出口(82f)と、前記第2吸気ダクト(82)の上壁(82c)の内面から下方に突出し、車両前方を指向しつつ前記上方突出部(82e)へ延びる前記内部通路(82h)を形成する開口部(82g)を備える下方突出部(82d)が設けられ、前記開口部(82d)は前記電装品(64)の前方に備えられることを特徴とする鞍乗り型車両。
- 前記分岐通路(69)は、前記電装品(64)の前部に沿って車幅方向を指向する車幅方向延出部(69d)を備え、前記車幅方向延出部(69d)に複数の排風孔(69g)を備えることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
- 前記分岐通路(69)の端部には、前記電装品(64)と係合する係合部(69e)を備えることを特徴とする請求項1乃至2のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
- 前記分岐通路(69)は、前記分岐部(82b)に車幅方向に延びるように形成された吐出口(82f)に嵌合する吐出口接続部(69a)を備え、前記係合部(69e)は、前記電装品(64)に前後方向に突出するように設けられた前後突出部(77a)を車幅方向に挟持することを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両。
- 前記分岐通路(69)は、車幅方向中央部に設けられた前記分岐部(82b)から側方斜め上方に延び、更に、平面視で、前記エアクリーナーボックス(35)の側縁(35a)の車幅方向内側を前記側縁(35a)に沿って車体後側へ延び、更に、屈曲して車幅方向内方に延びて前記電装品(64)の前方に至ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
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