JP2016052836A - バッテリ冷却装置 - Google Patents

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温士 石川
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Abstract

【課題】構造を複雑化することなく、バッテリの冷却を可能にする。【解決手段】エンジンに接続される吸気管の途中に配置されると共にバッテリを収容する冷却室を具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、バッテリ冷却装置に関する。
下記特許文献1には、バッテリ延命に対し、低コストにして効果的に役立つバッテリ冷却ダクトが開示されている。該バッテリ冷却ダクトは、外気がフレッシュエアダクトからエアクリーナを経由してエアホースを通りエンジン室へと導かれる車両用吸気系統の脇に、バッテリ周りに空間を設けて該バッテリを収める収納箱と、該収納箱から前記エアクリーナよりも上流側のフレッシュエアダクトの箇所へとつなぐ連通管と、該収納箱の壁に形成される開口部と、を具備し、外気が前記フレッシュエアダクトを通じてエアクリーナに導かれる他に、外気が開口部から収納箱内の空間に入り、さらに連通管を通ってエアクリーナに導かれるようにしてバッテリの発生熱を除去する。
特開2003−178814号公報
ところで、上記従来技術では、バッテリを収容する収容箱が連通管を介してフレッシュエアダクトに接続され、収容箱に設けられた開口部から外部の空気を吸入してバッテリを冷却しているが、収容箱とフレッシュエアダクトとを接続するための連通管を特別に設ける必要があり、構造が複雑化してしまうという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、構造を複雑化することなく、バッテリの冷却を可能にする、ことを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、第1の解決手段として、エンジンに接続される吸気管の途中に配置されると共にバッテリを収容する冷却室を具備する、という手段を採用する。
本発明では、第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記冷却室に設けられる外気の吸入口と排出口とは、前記バッテリを挟むように配置される、という手段を採用する。
本発明では、第3の解決手段として、上記第1または第2の解決手段において、前記冷却室は、前記吸気管の構成材料よりも放射率の低い材料によって構成される、という手段を採用する。
本発明では、第4の解決手段として、上記第1〜第3のいずれか1つの解決手段において、前記エンジンの停止時に、前記冷却室に外気を送風するファンを備える、という手段を採用する。
本発明では、第5の解決手段として、上記第1〜第4のいずれか1つの解決手段において、前記冷却室は、前記吸気管の途中に配置されるエアクリーナの下流側に設けられる、という手段を採用する。
本発明では、第6の解決手段として、上記第1〜第5のいずれか1つの解決手段において、前記冷却室は、前記吸気管の途中に配置されると共に外気を圧縮して前記エンジンに供給する圧縮機の上流側に設けられる、という手段を採用する。
本発明によれば、エンジンに接続される吸気管の途中に配置されると共にバッテリを収容する冷却室を具備することによって、冷却室と吸気管とを接続するために連通管を必要としないので、構造を複雑化することなく、バッテリの冷却を可能にすることができる。
本発明の第1実施形態に係るバッテリ冷却装置の構成図である。 本発明の第1実施形態に係るバッテリ冷却装置の冷却室の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るバッテリ冷却装置の構成図である。 本発明の第3実施形態に係るバッテリ冷却装置の構成図である。
〔第1実施形態〕
初めに第1実施形態について説明する。本第1実施形態に係るバッテリ冷却装置は、移動車両Mに搭載され、該移動車両MのバッテリBtを冷却するものである。
上記移動車両Mは、運転者によって運転されて道路上を走行する自動車であり、例えば、後述するエンジンEgを動力源として走行するハイブリッド自動車やエンジン自動車である。なお、図1では省略しているが、移動車両Mは、図1に示す構成要素以外にも、操作ハンドル及びブレーキ等の走行に必要な構成要素を当然に具備する。
また、上記バッテリBtは、鉛蓄電池、リチウムイオン電池及びニッケル水素二次電池等の二次電池であり、移動車両M内の図示しない発電機により発電される電力を充電して蓄える。このバッテリBtは、移動車両Mの走行用モータを駆動するインバータ(走行用インバータ)あるいは/及び移動車両Mの走行を制御する制御機器等に接続され、これら走行用インバータや制御機器等に駆動電力を供給する。
本バッテリ冷却装置は、図1に示すように、冷却室Crを有する。
冷却室Crは、後述する吸気管Kpの第2吸気管k2と第3吸気管k3との間に配置、つまり後述するエアクリーナAcの下流側に配置され、内部にバッテリBtを収容し、発熱したバッテリBtを冷却するためのものである。
冷却室Crには、図2に示すように、第2吸気管k2に接続される吸入口r1と、第3吸気管k3に接続される排出口r2とが設けられている。吸入口r1は、第2吸気管k2から供給される空気を冷却室Cr内に取り込むための開口である。また、排出口r2は、冷却室Cr内の空気を第3吸気管k3を介して排出するための開口である。
この吸入口r1と排出口r2とは、バッテリBtを挟むように配置される。例えば、吸入口r1と、排出口r2とは、図2(a)に示すように、方形状の冷却室Crの対向する前面w1及び背面w2にそれぞれ設けられる。つまり、四角形状である前面w1の一角に吸入口r1が設けられると共に、前面w1の吸入口r1が設けられた一角から最も離れた背面w2の一角に排出口r2が設けられる。
また、吸入口r1と排出口r2とは、図2(b)に示すように、方形状の冷却室Crの底面w3及び上面w4それぞれに設けられるようにしてもよい。つまり、四角形状である底面w3の一辺に沿って吸入口r1が設けられると共に、底面w3の吸入口r1が設けられた一辺から最も離れた上面w4の一辺に排出口r2が設けられるようにしてもよい。なお、図2(a)及び(b)は一例であり、吸入口r1と排出口r2とは、バッテリBtを挟むように配置されていればよい。
また、冷却室Crの上述した前面w1、背面w2、底面w3及び上面w4を含む壁が吸気管Kpの構成材料よりも放射率の低い材料、例えば低放射率材によって構成される。低放射率材とは、放射熱の吸収が低く、反射性が高い、つまり遮熱性能に優れた素材である。冷却室Crは、上記低放射率材によって、エンジンEgからの放射熱の吸収を抑制することができる。
また、バッテリ冷却装置の周囲には、上述した吸気管Kp、エアクリーナAc及びエンジンEgに加え、クランクシャフトCs、クラッチCh、スロットルバルブSb、排気管Hp及び三元触媒コンバータScが設置されている(図1参照)。
吸気管Kpは、エンジンEgに空気を供給するための配管であり、第1吸気管k1、第2吸気管k2及び第3吸気管k3から構成されている。
第1吸気管k1は、外気である空気を取り込むための吸気口k11を有し、一端が吸気口k11であり、他端がエアクリーナAcに接続され、エアクリーナAcに空気を供給する配管である。
第2吸気管k2は、一端がエアクリーナAcに接続され、他端が冷却室Crの吸入口r1に接続され、エアクリーナAcによって清浄された空気を冷却室Crに供給する配管である。
第3吸気管k3は、一端が冷却室Crの排出口r2に接続され、他端がスロットルバルブSbを介してエンジンEgに接続され、冷却室Crを通過した空気をエンジンEgに供給する配管である。
エアクリーナAcは、第1吸気管k1と第2吸気管k2との間に設置、つまり冷却室Crの上流側に設置され、第1吸気管k1を介して送り込まれた空気を清浄化して第2吸気管k2に送り出すものである。
エンジンEgは、移動車両Mの車輪を回転駆動する内燃機関であり、例えば、4サイクルで動作するガソリンエンジンである。エンジンEgは、例えば、燃料の爆発燃焼をエネルギーとして上下往復運動を行うピストンや、該ピストンを収容するシリンダや、ピストンの上下往復運動を伝達するコネクティングロッドや、シリンダの燃焼室内への空気の供給を制御する吸気バルブや、シリンダの燃焼室内の排気ガスの排気管への排出を制御する排気バルブや、シリンダの燃焼室内に火花を発生する点火プラグや、シリンダ内の燃焼室に液体燃料を噴射するインジェクタ等から構成されている。
クランクシャフトCsは、エンジンEgのピストンの上下往復運動を回転運動に変換するものであり、例えば、エンジンEgのピストンと直交する方向に延在する軸である。また、クランクシャフトCsは、一端がクラッチに接続され、該クラッチChに回転力を伝達する。
クラッチChは、クランクシャフトCsと図示しないトランスミッションとの接続と切断とを切り換えるものであり、接続時にはクランクシャフトCsの回転力をトランスミッションに伝達し、切断時にはクランクシャフトCsの回転力をトランスミッションに伝達しない。
スロットルバルブSbは、第3吸気管k3の内部に配置され、不図示のスロットル(もしくはアクセル)によって回動する。この結果、第3吸気管k3の断面積が変化し、吸気量が変化する。
排気管Hpは、一端がエンジンEgに接続され、エンジンEgの燃焼によって発生する排気ガスを外部に排出する配管である。
三元触媒コンバータScは、例えば触媒としてプラチナ、パラジウム及びロジウムを用いた浄化装置であり、排気ガスが内部を流通するように排気管Hp中に設置されており、排気ガス中の有害成分を触媒反応によって除去する。
次に、このように構成された本バッテリ冷却装置の作用について説明する。
本バッテリ冷却装置は、吸気管Kpの途中に配置されると共にバッテリBtを収容する冷却室Crによって、バッテリBtを冷却する。つまり、バッテリBtは、吸気管Kp介して供給されて冷却室Cr内を通過する空気によって効率良く冷却される。
また、冷却室Crには、図2に示すように、第2吸気管k2に接続される吸入口r1と、第3吸気管k3に接続される排出口r2とが設けられている。この吸入口r1と排出口r2とは、バッテリBtを挟むように配置される。例えば、図2(a)に示すように、四角形状である前面w1の一角に吸入口r1が設けられると共に、前面w1の吸入口r1が設けられた一角から最も離れた背面w2の一角に排出口r2が設けられる。
また、吸入口r1と排出口r2とは、図2(b)に示すように、四角形状である底面w3の一辺に沿って吸入口r1が設けられると共に、底面w3の吸入口r1が設けられた一辺から最も離れた上面w4の一辺に排出口r2が設けられるようにしてもよい。なお、図2(a)及び(b)は一例であり、吸入口r1と排出口r2とは、バッテリBtを挟むように配置されていればよい。上述したように吸入口r1及び排出口r2が冷却室Crに配置された結果、冷却室Cr内全体を空気が流通するので、バッテリBtの冷却効果を向上することができる。
また、冷却室Crの上述した前面w1、背面w2、底面w3及び上面w4を含む壁は、吸気管Kpの構成材料よりも放射率の低い材料、例えば低放射率材によって構成される。これにより、冷却室Crは、エンジンEgからの放射熱の吸収を抑制することができるので、バッテリBtを効率良く冷却することができる。
また、冷却室Crは、エアクリーナAcの下流側に設けられる。これにより、冷却室Cr内は、エアクリーナAcによって清浄された空気が通過する。したがって、バッテリBtが外気ではなく、エアクリーナAcによって清浄された空気に接するので、バッテリBtの汚染を防止することができる。
このような本実施形態によれば、エンジンEgに接続される吸気管Kpの途中に配置されると共にバッテリBtを収容する冷却室Crを具備することによって、冷却室Crと吸気管Kpとを接続するために連通管を必要としないので、構造を複雑化することなく、バッテリBtの冷却を可能にすることができる。
また、本実施形態によれば、冷却室Crの吸入口r1と排出口r2とがバッテリBtを挟むように配置されていることによって、冷却室Cr内全体を空気が流通するので、バッテリBtの冷却効果を向上することができる。
また、本実施形態によれば、冷却室Crの前面w1、背面w2、底面w3及び上面w4を含む壁が吸気管Kpの構成材料よりも放射率の低い材料、例えば低放射率材によって構成されることによって、冷却室CrにおいてエンジンEgからの放射熱の吸収を抑制できるので、バッテリBtを効率良く冷却することができる。
また、本実施形態によれば、冷却室CrがエアクリーナAcの下流側に設けられることによって、冷却室Cr内をエアクリーナAcによって清浄された空気が通過して、バッテリBtが外気ではなく、エアクリーナAcによって清浄された空気に接するので、バッテリBtの汚染を防止することができる。
〔第2実施形態〕
次に、第2実施形態に係るバッテリ冷却装置について説明する。
本第2実施形態に係るバッテリ冷却装置は、以下の点において、上記第1実施形態と相違する。つまり、本実施形態に係るバッテリ冷却装置において、冷却室Crは、図3に示すように、吸気管Kpの途中に設置されるターボチャージャTcのコンプレッサ翼c2の上流側に設けられる点において、上記第1実施形態と相違する。また、本バッテリ冷却装置の周囲には、ターボチャージャTcが設けられることに伴って、インタークーラTrが設けられる。これ以外の構成要素については第1実施形態の周囲の構成要素と同様である。よって、同様の構成要素については説明を省略する。
ターボチャージャTcは、タービン翼c1、コンプレッサ翼c2及び回転軸c3を備える。
タービン翼c1は、排気管Hpの途中に配置され、排気管Hp内を流れる排気ガスによって回転するものである。
コンプレッサ翼c2は、第3吸気管k3の途中、つまり、冷却室Crの下流側に配置され、第3吸気管k3内を流れる空気を圧縮してエンジンEgに供給する圧縮機である。
回転軸c3は、タービン翼c1とコンプレッサ翼c2とを同軸上に連結し、タービン翼c1の回転力をコンプレッサ翼c2に伝達するものである。
インタークーラTrは、コンプレッサ翼c2によって圧縮されて温度が上昇した空気を冷却するものである。
次に、このように構成された本バッテリ冷却装置の作用について説明する。
本バッテリ冷却装置は、第1実施形態における作用に加えて、以下の作用を有する。つまり、本バッテリ冷却装置において、冷却室Crは、吸気管Kpの途中に設置されると共に外気を圧縮してエンジンEgに供給するコンプレッサ翼c2の上流側に設けられることによって、内部を通過する空気の速度が上昇するので、バッテリBtを効率良く冷却することができる。
このような本実施形態によれば、エンジンEgに接続される吸気管Kpの途中に配置されると共にバッテリBtを収容する冷却室Crを具備することによって、冷却室Crと吸気管Kpとを接続するために連通管を必要としないので、構造を複雑化することなく、バッテリBtの冷却を可能にすることができる。
また、本実施形態によれば、冷却室Crの吸入口r1と排出口r2とがバッテリBtを挟むように配置されていることによって、冷却室Cr内全体を空気が流通するので、バッテリBtの冷却効果を向上することができる。
また、本実施形態によれば、冷却室Crの前面w1、背面w2、底面w3及び上面w4を含む壁が吸気管Kpの構成材料よりも放射率の低い材料、例えば低放射率材によって構成されることによって、冷却室CrにおいてエンジンEgからの放射熱の吸収を抑制できるので、バッテリBtを効率良く冷却することができる。
また、本実施形態によれば、冷却室CrがエアクリーナAcの下流側に設けられることによって、冷却室Cr内をエアクリーナAcによって清浄された空気が通過して、バッテリBtが外気ではなく、エアクリーナAcによって清浄された空気に接するので、バッテリBtの汚染を防止することができる。
また、本実施形態によれば、冷却室Crは、吸気管Kpの途中に設置されると共に外気を圧縮してエンジンEgに供給するコンプレッサ翼c2の上流側に設けられることによって、内部を通過する空気の速度が上昇するので、バッテリBtを効率良く冷却することができる。
〔第3実施形態〕
次に、第3実施形態に係るバッテリ冷却装置について説明する。
本第3実施形態に係るバッテリ冷却装置は、以下の点において、上記第1実施形態と相違する。つまり、本実施形態に係るバッテリ冷却装置において、冷却室Crは、図4に示すように、吸気管Kpの途中に設置されるスーパーチャージャSgの上流側に設けられる点において、上記第1実施形態と相違する。また、本バッテリ冷却装置の周囲には、スーパーチャージャSgが設けられることに伴って、駆動力伝達装置Db及びインタークーラTrが設けられる。これ以外の構成要素については第1実施形態の周囲の構成要素と同様である。よって、同様の構成要素については説明を省略する。
スーパーチャージャSgは、第3吸気管k3の途中、つまり、冷却室Crの下流側に設置され、第3吸気管k3内を流れる空気を圧縮してエンジンEgに供給する圧縮機である。
駆動力伝達装置Dbは、クラッチChを介してクランクシャフトCsから与えられる回転力をスーパーチャージャSgに伝達するものであり、クランクシャフトCsに連結される駆動ローラや、スーパーチャージャSgに連結される従動ローラや、駆動ローラ及び従動ローラに架け渡された伝達ベルトから構成されている。
なお、クラッチChは、クランクシャフトCsと図示しないトランスミッションとの接続と切断とを切り換えると共に、クランクシャフトCsと駆動力伝達装置Dbの駆動ローラとの接続と切断とを切り換える。
インタークーラTrは、スーパーチャージャSgによって圧縮されて温度が上昇した空気を冷却するものである。
次に、このように構成された本バッテリ冷却装置の作用について説明する。
本バッテリ冷却装置は、第1実施形態における作用に加えて、以下の作用を有する。つまり、本バッテリ冷却装置において、冷却室Crは、吸気管Kpの途中に設置されると共に外気を圧縮してエンジンEgに供給するスーパーチャージャSgの上流側に設けられることによって、内部を通過する空気の速度が上昇するので、バッテリBtを効率良く冷却することができる。
このような本実施形態によれば、エンジンEgに接続される吸気管Kpの途中に配置されると共にバッテリBtを収容する冷却室Crを具備することによって、冷却室Crと吸気管Kpとを接続するために連通管を必要としないので、構造を複雑化することなく、バッテリBtの冷却を可能にすることができる。
また、本実施形態によれば、冷却室Crの吸入口r1と排出口r2とがバッテリBtを挟むように配置されていることによって、冷却室Cr内全体を空気が流通するので、バッテリBtの冷却効果を向上することができる。
また、本実施形態によれば、冷却室Crの前面w1、背面w2、底面w3及び上面w4を含む壁が吸気管Kpの構成材料よりも放射率の低い材料、例えば低放射率材によって構成されることによって、冷却室CrにおいてエンジンEgからの放射熱の吸収を抑制できるので、バッテリBtを効率良く冷却することができる。
また、本実施形態によれば、冷却室CrがエアクリーナAcの下流側に設けられることによって、冷却室Cr内をエアクリーナAcによって清浄された空気が通過して、バッテリBtが外気ではなく、エアクリーナAcによって清浄された空気に接するので、バッテリBtの汚染を防止することができる。
また、本実施形態によれば、冷却室Crは、吸気管Kpの途中に設置されると共に外気を圧縮してエンジンEgに供給するスーパーチャージャSgの上流側に設けられることによって、内部を通過する空気の速度が上昇するので、バッテリBtを効率良く冷却することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、例えば以下のような変形が考えられる。
(1)上記実施形態では、エンジンEg停止時、冷却室Crに空気が送り込まれないが、エンジンEgの停止時に冷却室Crに外気を送風するファンをさらに備えるようにしてもよい。
(2)上記第1〜3実施形態は、移動車両Mに搭載されているが、エンジンEgを備えるものであれば、移動車両M以外の装置に搭載されていてもよい。
M…移動車両、Bt…バッテリ、Eg…エンジン、Cr…冷却室、r1…吸入口、r2…排出口、w1…前面、w2…背面、w3…底面、w4…上面、Kp…吸気管、Ac…エアクリーナ、Sb…スロットルバルブ、Hp…排気管、Sc…三元触媒コンバータ、k1…第1吸気管、k2…第2吸気管、k3…第3吸気管、Tc…ターボチャージャ、c1…タービン翼、c2…コンプレッサ翼、c3…回転軸、Tr…インタークーラ、Sg…スーパーチャージャ、Db…駆動力伝達装置

Claims (6)

  1. エンジンに接続される吸気管の途中に配置されると共にバッテリを収容する冷却室を具備することを特徴とするバッテリ冷却装置。
  2. 前記冷却室に設けられる外気の吸入口と排出口とは、前記バッテリを挟むように配置されることを特徴とする請求項1に記載のバッテリ冷却装置。
  3. 前記冷却室は、前記吸気管の構成材料よりも放射率の低い材料によって構成されることを特徴とする請求項1または2に記載のバッテリ冷却装置。
  4. 前記エンジンの停止時に、前記冷却室に外気を送風するファンを備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のバッテリ冷却装置。
  5. 前記冷却室は、前記吸気管の途中に配置されるエアクリーナの下流側に設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のバッテリ冷却装置。
  6. 前記冷却室は、前記吸気管の途中に配置されると共に外気を圧縮して前記エンジンに供給する圧縮機の上流側に設けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のバッテリ冷却装置。
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