JP7154095B2 - X線診断装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、X線診断装置に関する。
X線診断装置は、X線管から照射されたX線が被検体を透過し、そのX線をX線検出器が検出することにより、被検体の内部構造を低侵襲に観察することができるモダリティ装置である。
X線診断装置では、X線の照射範囲を制限するための絞りが用いられる。また、X線診断装置では、観察部位のコントラスト差によるハレーションを抑制するために補償フィルタが用いられることがある。補償フィルタは絞りの近傍に配置され、例えば、絞りの下流側に配置される。
絞りによって形成される絞り開口によって、被検体に対するX線の照射範囲が規制される。X線源から絞り開口の中心を通って被検体に向かう経路がX線照射中心軸となる。
絞りは、例えば、2対の絞り羽根によって構成されている。この2対の絞り羽根は、従来、開口の中心に対して対称に動くように構成されており、開口の中心の位置は固定されていた。
一方、補償フィルタは、メカニカルな回転軸の周りを回転可能に構成されると共に、回転軸に対する径方向に対してもスライド可能に構成されている。補償フィルタの周方向の位置(即ち、回転角)と、径方向の位置(即ち、スライド量)は、例えば、検査技師がモニタ装置の画面を見ながら、操作部のジョイスティック等の入力デバイスを操作することによって調整される。
従来、絞りの開口中心によって定まるX線照射中心軸と、補償フィルタのメカニカル回転軸とは一致していた。
一方、2対の絞り羽根を、夫々独立に移動させることにより、開口の大きさの調整だけでなく、開口中心も任意の位置にシフトさせることが可能となる。この結果、X線源の位置や寝台の位置を変えることなく、検査範囲を所定の範囲内で任意方向に移動させることが可能となる。
しかしながら、絞りの開口中心をシフトさせると、X線照射中心軸と、補償フィルタのメカニカル回転軸とが不一致となる。この結果、補償フィルタの位置を調整する検査技師の操作感覚に違和感を生じさせることなり、検査効率が低下することになる。
特開2004-89699号公報
本発明が解決しようとする課題は、X線診断装置の絞りの開口中心をシフトさせた場合であっても、違和感無く、スムーズな補償フィルタの操作を実現することである。
実施形態に係るX線診断装置は、X線管と、絞り羽根と、補償フィルタと、制御部とを備える。X線管は、被検体に対してX線を照射する。絞り羽根は、前記被検体に対する前記X線の照射範囲を、前記X線を透過させる開口を制御することによって制限する。補償フィルタは、メカニカル回転軸の周りに回転移動が可能に構成されると共に、前記メカニカル回転軸に対する径方向に平行移動が可能に構成される。制御部は、前記絞り羽根の開口中心の位置が変更されることにより、前記開口中心を通るX線照射中心軸と前記補償フィルタのメカニカル回転軸とが一致しなくなる場合であっても、前記補償フィルタの見かけ上の回転中心軸が前記X線照射中心軸に一致するように前記補償フィルタの移動を制御する。
実施形態に係るX線診断装置の全体構成例を示すブロック図。 実施形態のX線診断装置に係る絞り羽根の構成例及び動作例を示す図。 補償フィルタを実装する補償フィルタアセンブリの構成例を示す図。 実施形態のコンソールで実現される「中心シフト動作モード」に関する機能を示すブロック図。 実施形態のX線診断装置の「中心シフト動作モード」に関する処理例を示すフローチャート。 補償フィルタのスライド量の算出を説明する第1の図。 補償フィルタのスライド量の算出を説明する第2の図。
実施形態に係るX線診断装置について、添付図面を参照して説明する。実施形態に係るX線診断装置は、透視や撮影が可能なものであればよく、例えば、消化器系の撮影に用いられることが多いX線TV装置や、脳内血管や心臓血管等の循環器系の撮影に用いられることが多いX線アンギオグラフィ装置などを含む。以下の説明では、X線診断装置がX線TV装置である例について説明する。
(全体構成及び動作)
図1は、本実施形態に係るX線診断装置1の全体構成例を示すブロック図である。X線診断装置1は、スキャナ100とコンソール200を有する。
スキャナ100(或いは、撮影部100)は、X線管10及びX線検出器42を有する。X線検出器42は寝台41に収納される。X線管10から照射さられるX線50は、寝台41の天板40に横臥する被検体を透過してX線検出器42に達する。
X線管10は、図示しない高電圧発生装置により電圧を印加されてX線を発生する。X線管10に印加する電圧及び電流を調整することにより、X線管10から出射されるX線量を調整することができる。
X線管10の下流側には、絞り羽根12と補償フィルタ13が配置され、これらはX線絞り14に収納される。
絞り羽根12は、X線の被検体への照射範囲を調整するものであり、補償フィルタ13は、画像のハレーションを抑制するためのものである。絞り羽根12及び補償フィルタ13の構造及び動作については後述する。
X線検出器42は、例えば、平面検出器(FPD:Flat Panel Detector)により構成される。X線検出器42によって被検体を透過したX線が検出される。検出したX線に基づいて、X線透視画像(動画)やX線撮影画像(静止画)の画像データ、或いは、これらの画像を生成するためのデータが、X線検出器42からコンソール200へ出力される。なお、X線検出器42は、イメージインテンシファイア、TVカメラなどを用いて構成されてもよい。
X線検出器42を収納する寝台41の上部には、被検体が横臥するための天板40が設けられている。天板40には、被検体を支持するためのショルダーレストや、フットレスト、横手ハンドグリップなどが取り付けられてもよい。
基台43は、寝台の下部に設けられ、寝台41と天板40を支持する他、上部サポート機構(図示を省略)によりX線管10及びX線絞り14を支持する。基台43の内部にはモータ等を有して構成されるスキャナ駆動機構が設けられている。
スキャナ駆動機構は、X線管10、絞り羽根12、補償フィルタ13、および、X線検出器42(以下、これらの構成の総称を撮影系と呼ぶ)を一体として、天板40に対して天板40の長手方向に移動させるように構成されている。スキャナ駆動機構は撮影系を、天板40に対して天板40の短手方向へも移動させるように構成されもよい。
また、スキャナ駆動機構は、寝台41及び天板40と上記の撮影系とを、図1の紙面直交軸を中心に一体的に回転させることにより、被検体の姿勢を、頭部が足部よりも低くなるように、或いは逆に、足部が頭部よりも低くなるように変更することができるように構成されている。
コンソール200は、例えば、操作パネル20、ディスプレイ21、処理回路22、内部通信I/F23、記憶回路24、及び、外部通信I/F25を備えて構成される。コンソール200は、スキャナ100とは別体の独立した構成として設けてもよいし、スキャナ100の寝台41や基台43に組み込まれた構成として設けてもよい。
操作パネル20は、スキャナ100の各種の撮影条件の設定、寝台41、天板40、及び上記の撮影系の駆動に関する指令の設定、撮影の開始や終了に関する指令、絞り羽根12や補償フィルタ13の駆動に関する指定等の各種情報やデータを入力するための入力デバイスを備えて構成される。操作パネル20は、各種情報やデータを入力するため、例えば、ジョイスティック、トラックボール、スイッチ、ボタン、マウス、キーボード、テンキー、タッチパネル等の入力デバイスを備えている。
ディスプレイ21は、例えば、液晶ディスプレイやOLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイなどの一般的な表示デバイスとして構成され、X線透視画像やX線撮影画像等の画像の他、各種情報や各種データを表示する。
内部通信I/F23は、コンソール200とスキャナ100との間のデータ通信を行うデバイスである。一方、外部通信I/F25は、各種プロトコルに従ってX線診断装置1と他の機器とを接続する。この接続には、無線/有線の病院内LAN(Local Area Network)やインターネット網のほか、電話通信回線網、光ファイバ通信ネットワーク、ケーブル通信ネットワークの各種の通信ネットワークを利用することができる。
記憶回路24は、磁気的もしくは光学的記録媒体または半導体メモリなどの、プロセッサにより読み取り可能な記録媒体を含んだ構成を有する。記憶回路24は、画像や各種撮像条件に関するデータの他、プロセッサが実行する各種のソフトウェアプログラムを記憶する。
処理回路22は、例えば、CPU(Central Processing Unit)や、専用又は汎用のプロセッサを備える回路である。プロセッサは、記憶回路24に記憶した各種のプログラムを実行することによって、後述する各種の機能を実現する。処理回路22は、FPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェアで構成してもよい。これらのハードウェアによっても後述する各種の機能を実現することができる。また、処理回路24は、プロセッサとプログラムによるソフトウェア処理と、ハードウェア処理とを組わせて、各種の機能を実現することもできる。
また、複数の独立したプロセッサを組み合わせて処理回路を構成し、各プロセッサが各機能を実現してもよい。また、プロセッサが複数設けられる場合、プログラムを記憶する記憶媒体は、プロセッサごとに個別に設けられてもよいし、1つの記憶媒体が全てのプロセッサの機能に対応するプログラムを一括して記憶してもよい。
(絞り羽根/補償フィルタの構成及び動作)
図2は、本実施形態のX線診断装置1に係る絞り羽根12の構成例及び動作例を示す図である。図2(a)、(b)は、X線管10から天板40の上に横臥する被検体に向けて照射されるX線の照射方向(図2におけるZ方向)に直交する方向(図2におけるY方向)から絞り羽根12、及び、補償フィルタ13を見た側面図である。図2(c)、(d)は、X線管10から被検体の方向に向けて絞り羽根12を見た平面図である。
図2(c)、(d)に示すように、絞り羽根12は、例えば、4枚の矩形状の絞り羽根12a~12dを有して構成される。これらのうち、絞り羽根12a、12bが1つの対を構成し、絞り羽根12c、12dが他の対を構成する。互いに対向する絞り羽根12aと絞り羽根12bの間の間隙、及び、同様に互いに対向する絞り羽根12cと絞り羽根12dの間の間隙によって、絞り開口30を形成している。
絞り羽根12a~12dは、鉛等で形成されており、X線を遮断する。このため、X線管10から出射されたX線は、絞り開口30のみを通過することになる。
ここで、図2において、黒四角のマークで示された絞り開口30の中心を開口中心31と呼ぶものとする。また、後述するように、補償フィルタ13は、X線管10から天板40に向かって垂直に延びる軸(図2において一点鎖線で示される軸)を中心に機械的に回転するように構成されているため、X線管10から天板40に向かって垂直に延びる軸をメカニカル回転軸33と呼ぶものとする。
図2(a)に示されるように、絞り羽根12によって形成される絞り開口30の大きさによってX線50の照射範囲が制限されることになる。絞り羽根12a~12dは、例えば、図示しないモータを有する駆動機構によって、図2のX方向及びY方向に平行移動される。絞り羽根12aと12bの対の互いの間隔、及び、絞り羽根12cと12dの対の互いに間隔が広がれば、絞り開口30は大きくなり、X線50の照射範囲は広がる。逆に、絞り羽根12aと12bの対の互いの間隔、及び、絞り羽根12cと12dの対の互いに間隔が狭くなれば、絞り開口30は小さくなり、X線50の照射範囲は狭くなる。
絞り羽根12aと12bの対を例えば1つのモータで駆動し、絞り羽根12aと12bをメカニカル回転軸33に対して対称に開閉させ、同様に、絞り羽根12cと12dの対を1つのモータで駆動し、絞り羽根12cと12dをメカニカル回転軸33に対して対称に開閉させる場合、図2(a)及び(c)に示すように、開口中心31は、常に、メカニカル回転軸33の上にある。また、この場合、X線50の照射範囲の中心軸(図2において点線で示される軸であり、以下、この中心軸をX線照射中心軸32と呼ぶ)はメカニカル回転軸33と合致することになる。
一方、4つの絞り羽根12a~12dを夫々独立に平行移動できるように、例えば夫々独立に制御可能な4つのモータを用いて絞り羽根12a~12dを夫々駆動するように構成することもできる。この場合、図2(b)及び(d)に示すように、開口中心31の位置を、メカニカル回転軸33の位置からシフトさせることが可能となり、被検体に照射されるX線の照射範囲を、XY平面(天板40と平行な面)内で、X方向、Y方向にシフトさせることが可能となる。この結果、X線管10の位置や、寝台41或いはX線検出器42の位置を変えることなく、被検体の検査範囲を所定の範囲内でX方向及びY方向に任意に移動させることが可能となる。
次に、補償フィルタ13の構成と動作について説明する。図1及び図2(a)、(b)に示すように、補償フィルタ13は、絞り羽根12の下流側に配置される。補償フィルタ13は、例えば、アクリル樹脂等の合成樹脂で形成される薄板状の部材である。補償フィルタ13は、絞り開口30を通るX線の一部領域に配設され、X線透視画像やX線撮影画像のハレーションを防止する。
撮影や透視をする部位が、空気と接しやすい部位(例えば、頚部や四肢など)は、X線が被検体を通過しないまま直接X線検出器42に入射しやすい。被検体を通過しないX線は、被検体を通過してきたX線に比べて強度と量が大きいため、X線検出器42に過剰なX線が入射されることになり、この結果、観察部位のコントラストまでもが低下することになる。このような現象がハレーションと呼ばれている。
補償フィルタ13は、このようなハレーションを防止或いは抑制するために、絞り羽根12の下流側において、X線領域の一部の経路上に配置される。ハレーションの発生状況は、撮像部位や撮像条件等によって異なるため、補償フィルタ13の位置はこれらの状況に応じて変更できるようなっている。ハレーションが発生した場合、X線技師は、例えば、ディスプレイ21上でハレーションの状況をモニタし、補償フィルタ13の位置を変えながら、ハレーションが最も抑制される補償フィルタ13の位置を決定する。
図3は、回転移動と平行移動とができるように補償フィルタ13を実装する補償フィルタアセンブリ140の構成例を示す図である。図2(a)、(b)では、1つの補償フィルタ13のみが示されているが、図3に示す補償フィルタアセンブリ140を、X線の経路上に2つ以上重ねて配置してもよい。
図3は、補償フィルタアセンブリ140の模式的な平面図である。補償フィルタアセンブリ140は、例えば八角形のユニットベース141、リング状の回転ユニット142、及び、略弓形状の補償フィルタ13を有している。
ユニットベース141は、X線絞り14に支持固定される。ユニットベース141の一部には、回転用モータ143と回転角検出器144が装着されている。回転ユニット142のリング中央の大部分には円形開口148が形成されており、絞り開口30を通過してきたX線は、この円形開口148を通って、被検体が横臥する天板40に向かう。
回転ユニット142のリング縁部には、補償フィルタ13の両端をスライド可能に支持するスライド支持部145が設けられている。また、回転ユニット142のリング縁部には、スライドモータ146とスライド検出器147が装着されている。
図3では、説明の便宜上、図2に示すメカニカル回転軸33に該当する円形開口148の中心を黒丸で示し、黒丸の外側にある半径rの仮想円133を点線で示している。さらに、仮想円133と接する、補償フィルタ13の直線状のエッジ131の中央の接点132を白丸で示した。補償フィルタ13のエッジ131は、接点132において仮想円133と接する接線131でもある。また図3では、説明の便宜上、メカニカル回転軸33を通る2つの直交軸(X軸及びY軸)を付記している。
回転用モータ143を回転させることにより、回転ユニット142を反時計回り方向、及び、時計回り方向に回転させることができ、この結果、回転ユニット142に載っている補償フィルタ13を、メカニカル回転軸33を中心に回転させることができる。補償フィルタ13の回転角を、メカニカル回転軸33と接点132を結ぶ線分とX軸とがなす角θで表すものとする。補償フィルタ13の回転角θは、回転角検出器144で検出することができる。なお、反時計回り方向の回転を正の回転角θとする。
一方、スライド用モータ146を回転させることにより、補償フィルタ13を、メカニカル回転軸33に対する径方向に平行移動させる(即ち、スライドさせる)ことができる。スライド量は、補償フィルタ13のエッジ上の仮想的な接点132とメカニカル回転軸33との間の距離、即ち、仮想円133の半径rで表すことができる。スライド量rはスライド検出器147で検出することができる。
前述したように、X線技師は、例えば、ディスプレイ21上でハレーションの状況をモニタし、補償フィルタ13の位置を変えながら、ハレーションが最も抑制される補償フィルタ13の位置を調整することになる。具体的には、X線技師は、例えば、操作パネル20に設けられたジョイスティック等の入力デバイスを操作することによって、回転用モータ143を回転させて補償フィルタ13をメカニカル回転軸33を中心に回転させる一方、スライド用モータ146を回転させて補償フィルタ13を、メカニカル回転軸33に対する径方向にスライドさせることにより、補償フィルタ13の位置を調整する。
従来のX線診断装置の多くは、図2(a)及び(c)に示すように、絞り羽根12の開口中心31と、メカニカル回転軸33とを一致させた状態で、絞り開口30の大きさのみを調整していた。このため、補償フィルタ13を回転させたとき、補償フィルタ13の位置と絞り開口30の相対的な位置関係を比較的容易に頭の中で予測することができ、補償フィルタ13の位置調整を違和感なくスムーズに行うことができた。
これに対して、本実施形態のX線診断装置1は、図2(b)及び(d)に示すように、絞り開口30の大きさだけでなく、開口中心31の位置をXY平面(天板40と平行な面)内で、X方向、Y方向にシフトさせることができるように構成している。このため、絞り開口30の開口中心31と、メカニカル回転軸33とが一致しない状況が起こり得る。この結果、補償フィルタ13を回転させたとき、補償フィルタ13の位置と絞り開口30の相対的な位置関係を頭の中で予測することが困難となり、補償フィルタ13の位置を調整する検査技師の操作感覚に違和感を生じさせ、検査効率が低下することになっていた。
本実施形態に係るX線診断装置1では、このような不都合に対処するため、補償フィルタ13の動作に関して、「通常動作モード」と「中心シフト動作モード」の、少なくとも2つの動作モードを持たせるものとしている。「通常動作モード」は、絞り羽根12の開口中心31と、メカニカル回転軸33とが一致している場合に設定される補償フィルタ13の動作モードである。一方、「中心シフト動作モード」は、絞り羽根12の開口中心31の位置がメカニカル回転軸33に対してシフトされた場合に設定される補償フィルタ13の動作モードである。「通常動作モード」は従来技術であるため説明を省略する。以下、「中心シフト動作モード」について説明する。
(中心シフト動作モード)
図4は、実施形態のX線診断装置1のうち、特にコンソール200で実現される「中心シフト動作モード」に関する機能を示すブロック図である。また、図5は、実施形態のX線診断装置1の「中心シフト動作モード」に関する処理例を示すフローチャートである。
なお、「通常動作モード」と「中心シフト動作モード」との切り換えは、例えば、操作パネル20の設けられた切り換えスイッチを用いて行うことができる。以下では、X線技師等のユーザによるスイッチ操作により、補償フィルタ13の動作モードが「通常動作モード」から「中心シフト動作モード」に既に切り換えられているものとして説明する。
「通常動作モード」と「中心シフト動作モード」との切り換えは、開口中心31の位置を検出することによって装置が自動で行ってもよい。例えば、開口中心31の位置とメカニカル回転軸33の位置との差が所定の値よりも大きくなったとき、「通常動作モード」から「中心シフト動作モード」に自動的に切り換えてもよい。
図4に示すように、コンソール200の処理回路22は、絞り制御機能220、絞り開口中心位置取得機能221、補償フィルタ回転制御機能222、補償フィルタ回転角取得機能223、補償フィルタスライド位置制御機能224、及び、スライド位置算出機能225を実現する。これらの各機能は、例えば、処理回路22が具備するプロセッサが、記憶回路24に記憶される所定のプログラムを実行することによって実現される。図4の各機能について、図6を参照しながら、図5のフローチャートにしたがって説明する。
図5のステップST100は絞り制御機能220に対応するステップである。ステップST100では、ユーザ操作により絞り羽根12の絞り羽根12a~12dの位置を調整し、X線開口30の大きさと、開口中心31の位置を調整する。ステップST100において、開口中心31の位置は、メカニカル回転軸33の位置とは異なる位置にシフトされるように調整される。
図6において、破線で示す正方形は、ステップST100における開口中心31のシフト前のX線開口30を示している。つまり、「通常動作モード」に対応するX線開口30と開口中心31を示しており、開口中心31とメカニカル回転軸33とは一致している。
一方、図6において、実線で示す正方形は、ステップST100における開口中心31のシフト後のX線開口30’を示している。つまり、「中心シフト動作モード」に対応するX線開口30’と開口中心31を示しており、X線開口30’の開口中心31は、メカニカル回転軸33からシフトされた位置に設定されている。
今、補償フィルタ13がXY平面内で回転移動、及び、平行移動するものとする。そして、補償フィルタ13の機械的な回転軸であるメカニカル回転軸33がXY座標の原点O(0,0)にあるものとする。このとき、図6に示す例では、X線開口30’の開口中心31は、メカニカル回転軸33からX方向にx、Y方向にyだけシフトされたものとしている。つまり、ステップST100での絞り羽根の設定により、X線開口30’の開口中心31が座標O’(x0,)に位置するように設定されたものとしている。
ステップST101は絞り開口中心位置取得機能221に対応するステップである。ステップST101では、絞り羽根12の駆動機構に設けられた位置検出部(図示せず)等ら開口中心31の位置を取得する。図6に示す例では、開口中心31の座標O’(x0,)を取得する。
ステップST102では、補償フィルタ13の移動が開始されたか否かを判定する。ステップST102では、補償フィルタ13の回転を指示する入力デバイスの操作に基づいて、補償フィルタ13の移動が開始されたか否かを判定する。補償フィルタ13の移動が開始されたと判定されるとステップST103に進む。
ステップST103は補償フィルタ回転制御機能222に対応するステップである。ステップST103では、前述した回転を指示する入力デバイスの操作に応じて、補償フィルタアセンブリ140の回転用モータ143の回転を制御する。例えば、入力デバイスがジョイスティックである場合、補償フィルタ回転制御機能222は、ジョイスティックを右に倒す操作信号を入力すると、補償フィルタ13を時計方向に回転させるように回転用モータ143を制御し、逆に、ジョイスティックを左に倒す操作信号を入力すると、補償フィルタ13を反時計方向に回転させるように回転用モータ143を制御する。
ステップST104は補償フィルタ回転角取得機能223に対応するステップである。ステップST104では、補償フィルタアセンブリ140の回転角検出器144から出力されるデータに基づいて、補償フィルタ13の回転角θの値を取得する。回転角θは、補償フィルタ13の回転の動きに対応してリアルタイムに取得される。
ステップST105は、スライド位置算出機能225に対応するステップである。ステップST105では、ステップST101で取得した開口中心31の座標(x0,)、ステップST104で取得した回転角θを用いて、「中心シフト動作モード」におけるスライド量Rを、以下の(式1)に基づいて算出する。
R=r+x・cosθ+y・sinθ (式1)
なお、(式1)における回転半径rは、「通常動作モード」における補償フィルタ13の回転半径rであり、「通常動作モード」において設定された補償フィルタ13のメカニカル回転軸33からのスライド量rでもある。回転半径rの値は、ステップST105の前のいずれかのタイミングで、補償フィルタアセンブリ140のスライド検出器147から取得することができる。
ステップST106は、補償フィルタスライド位置制御機能224に対応するステップである。ステップST106では、(式1)で算出されたスライド量Rを補償フィルタアセンブリ140に送出する。補償フィルタアセンブリ140は、スライド用モータ146を駆動することにより、補償フィルタ13を、メカニカル回転軸33に対する径方向にスライド量Rだけ平行移動させる。「通常動作モード」でのスライド量rに対する「中心シフト動作モード」でのスライド量Rの補正量Δr(=R-r)は、以下の(式2)で表される。
Δr=x・cosθ+y・sinθ (式2)
図6は、「通常動作モード」における、回転角θのときの補償フィルタ13の位置を、破線で囲んだ薄いハッチングで示している。そして、この回転角θのとき、「中心シフト動作モード」では、補償フィルタ13は、実線で囲んだ濃いハッチングで示される位置までメカニカル回転軸33に対する径方向に平行移動される。
「中心シフト動作モード」における補償フィルタ13のエッジ131'からメカニカル回転軸33までの距離、即ちスライド量Rは、(式1)に基づき、回転角θの値に応じて変化する。その結果、「中心シフト動作モード」における補償フィルタ13は、回転半径rの仮想円(実線で示される円)と接点132’ (x1,)で接しつつ、メカニカル回転軸33からシフトした位置にある開口中心31 (x0,)を中心として回転することなる。
つまり、本実施形態のX線診断装置1は、絞り羽根12の開口中心31の位置が変更されることにより、開口中心31を通るX線照射中心軸32(図2(b)参照)と補償フィルタ13のメカニカル回転軸33とが一致しなくなる場合であっても、補償フィルタ13の「見かけ上の回転中心軸」がX線照射中心軸32に一致するように補償フィルタ13の移動を制御する。
より具体的には、本実施形態のX線診断装置1は、メカニカル回転軸33周りの補償フィルタ13の回転角θと、絞り羽根12の開口中心31の位置(x0,)に応じて、補償フィルタ13の径方向の平行移動量、即ち、スライド量Rを変化させることにより、補償フィルタ13の「見かけ上の回転中心軸」が開口中心31の位置(x0,)を通るX線照射中心軸32に一致するように補償フィルタ13の移動を制御する。
なお、「見かけ上の回転中心軸」と呼ぶ理由は以下の通りである。つまり、補償フィルタ13の実際の機械的な回転中心は、リング状の回転ユニット142の回転中心であるメカニカル回転軸33であるものの、本実施形態では、回転角θに応じてスライド量Rを(式1)のように変化させることにより、つまり、回転中に回転半径Rを時々刻々変化させることにより、補償フィルタ13が、あたかもメカニカル回転軸33とは異なる開口中心31の周りを回転しているかのように見せかけているからである。
ここで、(式1)の導出過程を、図6を用いて以下に説明する。前述したように、メカニカル回転軸33がXY座標の原点O(0,0)にあり、シフト後のX線開口30’の開口中心31が座標O’(x0,)にあるものとする。このとき、座標O’(x0,)を中心とする半径rの円(図6における実線の円)の上の座標(x,y)は、以下の(式3)、(式4)により求められる。
x=x+r・cosθ (式3)
y=y+r・sinθ (式4)
また、上記の座標O’(x0,)を中心とする半径rの円に対して、接点132’(x1,)で接する接線(補償フィルタ13のエッジ131’に対応する直線)は、以下の(式5)で表される。
(x-x)(x-x)+(y-y)(y-y)=r (式5)
ここで、
(x-x)=a (式6)
(y-y)=b (式7)
と置くと、(式5)は、
a(x-x)+b(y-y)=r、となり、さらに、
ax+by-(r+ax+by)=0 (式8)
と変形できる。ここで、(式8)の括弧の中を、
+ax+by=c (式9)
と置くと、(式8)は、
ax+by-c=0 (式10)
となる。ここで、原点O(0,0)から(式10)で表される接線(即ち、図5のエッジ131’)までの距離Rは、一般的な公式により、
R=|c|/√(a+b) (式11)
で表される。また、接点132’(x1,)は、夫々、
=x+r・cosθ (式12)
=y+r・sinθ (式13)
で表される。
(式6)、(式7)、(式12)、(式13)より、
a=r・cosθ (式14)
b=r・sinθ (式15)
である。よって、(式11)は、
R=|c|/r
=(r+ax+by)/r
=(r+r・x・cosθ+r・y・sinθ)/r
=r+x・cosθ+y・sinθ) (式16)
となる。(式16)は(式1)と同じものである。(式16)は、原点O(0,0)から、座標O’(x0,)を中心とする半径rの円(図6における実線の円)に接する接線(即ち、図5のエッジ131’)までの距離Rを示している。
したがって、補償フィルタ13のエッジ131’の原点(メカニカル回転軸33)からのスライド量Rを(式1)によって設定し、その上で回転角θを変えていくと、補償フィルタ13は、そのエッジ131’を半径rの円に常に接した状態で、O’(x0,)を中心に回転することになる。つまり、補償フィルタ13は、シフト後の開口中心31を通るX線照射中心軸32を、見かけ上の回転中心軸として回転することになる。
図7は、(式1)によるRの導出、或いは、(式2)によるΔrの導出を、別の観点から説明する図である。
図6と同様に、図7におけるシフト後のX線開口30’の開口中心31は、座標O’(x0,)にあるものとする。つまり、シフト後の開口中心31は、メカニカル回転軸33の座標O(0,0)から、X方向にx、Y方向にy、だけ平行移動されている。この平行移動に伴って、図7に示すように、接点132もX方向にx、Y方向にy、だけ平行移動し、接点132’に至る。ここで、接点132は、「標準動作モード」での補償フィルタ13のエッジ131(破線で表示)と、メカニカル回転軸33を中心とする半径rの円(破線で表示)との接点である。また、移動後の接点132’は、「中心シフト動作モード」での補償フィルタ13のエッジ131’(実線で表示)と、開口中心31を中心とする半径rの円(実線で表示)との接点である。
ここで、メカニカル回転軸33から、「中心シフト動作モード」での補償フィルタ13のエッジ131’(実線で表示)に直交するように延びる線(以下、この線をスライド線と呼ぶ)の上での距離を考える。スライド線上の距離は、補償フィルタ13のスライド量に該当する。
メカニカル回転軸33から接点132までの距離はrであり、「標準動作モード」でのスライド量に該当する。一方、接点132からエッジ131’までの距離は2つの成分に分けて考えることができる。第1の成分は、接点132からX軸方向へのシフト距離xをスライド線へ投影した距離x・cosθである。第2の成分は、接点132からY軸方向へのシフト距離yをスライド線へ投影した距離y・sinθである。
したがって、接点132からエッジ131’までの距離は(即ち、補正スライド量Δrは)、x・cosθ+r・sinθ、で表されることになる。また、メカニカル回転軸33からエッジ131’までの距離は(即ち、全スライド量Rは)、r+x・cosθ+r・sinθ、で表されることになる。
以上説明してきたように、本実施形態のX線診断装置1は、絞り羽根12の開口中心をシフトさせ、その結果、X線照射中心軸と、補償フィルタのメカニカル回転軸とが不一致となった場合でも、補償フィルタの位置を調整する検査技師の操作感覚に違和感を生じさせることがなく、検査効率を低下させることがない。
また、本実施形態のX線診断装置1は、従来の補償フィルタアセンブリのハードウェア構成を殆ど変更することなく上記の効果を得ることが可能である。
なお、本実施形態における処理回路22は、特許請求の範囲の記載における制御部の一例である。
以上説明した少なくとも1つの実施形態に係るX線診断装置によれば、X線診断装置の絞りの開口中心をシフトさせた場合であっても、違和感無く、スムーズな補償フィルタの操作を実現することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 X線診断装置
10 X線管
12 絞り羽根
13 補償フィルタ
14 X線絞り
20 操作パネル
22 処理回路
24 記憶回路
140 補償フィルタアセンブリ
143 回転用モータ
146 スライド用モータ
220 絞り制御機能
221 絞り開口中心位置取得機能
222 補償フィルタ回転制御機能
223 補償フィルタ回転角取得機能
224 補償フィルタスライド位置制御機能
225 スライド位置算出機能

Claims (6)

  1. 被検体に対してX線を照射するX線管と、
    前記被検体に対する前記X線の照射範囲を、前記X線を透過させる開口を制御することによって制限する絞り羽根と、
    メカニカル回転軸の周りに回転移動が可能に構成されると共に、前記メカニカル回転軸に対する径方向に平行移動が可能に構成される補償フィルタと、
    前記絞り羽根の開口中心の位置が変更されることにより、前記開口中心を通るX線照射中心軸と前記補償フィルタのメカニカル回転軸とが一致しなくなる場合であっても、前記補償フィルタの見かけ上の回転中心軸が前記X線照射中心軸に一致するように前記補償フィルタの移動を制御する制御部と、
    を備えるX線診断装置。
  2. 前記制御部は、
    前記メカニカル回転軸周りの前記補償フィルタの回転角と、前記絞り羽根の開口中心の位置に応じて、前記補償フィルタの前記径方向の平行移動量を変化させることにより、前記補償フィルタの見かけ上の回転中心軸が前記X線照射中心軸に一致するように前記補償フィルタの移動を制御する、
    請求項1に記載のX線診断装置。
  3. 前記制御部は、
    前記メカニカル回転軸周りの前記補償フィルタの回転角をθ、回転半径をrとし、
    前記メカニカル回転軸に直交する平面内において、前記メカニカル回転軸の位置を原点としたときの前記絞り羽根の開口中心の位置の座標を(x0, y0)とするとき、
    前記径方向の前記メカニカル回転軸からの前記平行移動量Rが、
    R=r+x0・cosθ+y0・sinθ
    によって算出される値となるように、前記平行移動量Rを変化させることにより、前記補償フィルタの見かけ上の回転中心軸が前記X線照射中心軸に一致するように前記補償フィルタの移動を制御する、
    請求項2に記載のX線診断装置。
  4. 前記補償フィルタは、補償フィルタアセンブリに搭載され、
    前記補償フィルタアセンブリは、
    前記補償フィルタと、
    前記補償フィルタを回転移動させるモータと、
    前記補償フィルタの回転角を検出する回転角検出器と、
    前記補償フィルタを平行移動させるモータと、
    前記補償フィルタの平行移動量を検出する移動量検出器と、
    を備えて構成される、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載のX線診断装置。
  5. 複数の前記補償フィルタアセンブリを有し、
    前記複数の補償フィルタアセンブリの夫々は、前記X線の経路に沿って配設される、
    請求項4に記載のX線診断装置。
  6. 前記絞り羽根は、
    4枚の絞り羽根を有して構成され、
    前記4枚の絞り羽根の夫々を独立に制御することにより、前記開口の大きさと、前記開口の中心位置を変更することができるように構成される、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載のX線診断装置。
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