JP6297316B2 - X線診断装置 - Google Patents

X線診断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6297316B2
JP6297316B2 JP2013244079A JP2013244079A JP6297316B2 JP 6297316 B2 JP6297316 B2 JP 6297316B2 JP 2013244079 A JP2013244079 A JP 2013244079A JP 2013244079 A JP2013244079 A JP 2013244079A JP 6297316 B2 JP6297316 B2 JP 6297316B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detector
stage
ray
diagnostic apparatus
outside
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013244079A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015100563A (ja
Inventor
和夫 今川
和夫 今川
石川 貴之
貴之 石川
田中 学
学 田中
久育 弓座
久育 弓座
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Canon Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Medical Systems Corp filed Critical Canon Medical Systems Corp
Priority to JP2013244079A priority Critical patent/JP6297316B2/ja
Publication of JP2015100563A publication Critical patent/JP2015100563A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6297316B2 publication Critical patent/JP6297316B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明の一態様としての本実施形態は、透視・撮影を行なうX線診断装置に関する。
従来、健康診断等の医療分野において、被検体の撮影部位に放射線(代表的には、X線)を照射して、撮影部位を透過した放射線の強度分布を検出し、撮影部位の画像を得るX線診断装置が広く利用されている。
X線診断装置を使用した検査において、関心領域は狭いが、より高い解像度で意図した領域を明瞭に観察したい要望がある。この要望を実現する為に、通常の後段検出器に加えて前段検出器を組み合わせ、何れか一方の検出器を診断用途に応じて切り替える技術がある(例えば、特許文献1参照)。
後段検出器は、FPD(flat panel detector:平面検出器)であり、画素サイズは150−200μmであり、最大視野サイズは20cm−40cmである。前段検出器は、後段検出器と比較して高精細(高解像度)であるが視野が狭い検出器であり、画素サイズは20μm程度、最大視野サイズは20−30mm程度である。
特開2008−229270号公報
しかしながら、従来技術におけるX線診断装置では、後段検出器使用中に前段検出器をホームポジションに常に待機させていたので、使用検出器が後段検出器から前段検出器に切り替えられた後の前段検出器は、ホームポジションからセットポジションまでの移動を要していた。よって、使用検出器が後段検出器から前段検出器に切り替えられた後の撮影(透視)に、前段検出器の移動に起因する大きなタイムラグが発生してしまう。
また、従来技術におけるX線診断装置の機構では、後段検出器と、前段検出器と、前段検出器の機構部とがそれぞれむき出しで設置されているので、使用検出器の切り替え時に、移動する前段検出器が操作者や周辺機器に接触する危険がある。また、そのような接触を避けるために前段検出器の移動速度を遅くせざるを得ない。むき出しで配置される機構部が、操作者や後段検出器周囲に備えられる滅菌キャップを巻き込んでしまうのも問題となるため、切り替え操作自体も煩雑になり、結果としてユーザビリティが低下してしまう。
本実施形態のX線診断装置は、上述した課題を解決するために、X線を発するX線源と、前記X線を検出する後段検出器と、最大視野サイズが前記後段検出器の最大視野サイズより小さく前記後段検出器より前段のセットポジションで前記X線を検出可能な前段検出器と、前記後段検出器を使用中に前記後段検出器の最大視野サイズより小さい視野サイズで前記X線を検出する場合に、[1]前記前段検出器が、前記小さい視野サイズで前記X線を検出する場合における、前記X線源から前記後段検出器に向かう第1照射領域外の位置、[2]前記前段検出器の少なくとも一部が、前記後段検出器の最大視野サイズで前記X線を検出する場合における、前記X線源から前記後段検出器に向かう第2照射領域内の位置、となるように、前記前段検出器を配置する位置制御手段と、を有する。
本実施形態のX線診断装置の構成を示す概略図。 前段検出器を用いた撮影に関連する構成を示す図。 前段検出器の撮影領域の設定方法を説明するための図。 前段検出器の移動機構の一例を示す図。 前段検出器による画像の第1モニタ上での表示方法を説明するための図。 本実施形態のX線診断装置の機能を示すブロック図。 後段検出器使用中の前段検出器の配置の一例を示す側面図。 (A)〜(E)は、第1照射領域の縮小変化と、前段検出器の移動との関係を示す側面図。 (A)〜(E)は、第1照射領域の縮小変化と、前段検出器の移動との関係を示す図8(A)〜(E)のC−C矢視図。 (A)〜(C)は、第1照射領域の拡大変化と、前段検出器の移動との関係を示す側面図。 (A)〜(C)は、第1照射領域の拡大変化と、前段検出器の移動との関係を示す図10(A)〜(C)のC−C矢視図。 本実施形態のX線診断装置の動作を示すフローチャート。 本実施形態のX線診断装置の動作を示すフローチャート。 本実施形態のX線診断装置の第1変形例を示す図。 本実施形態のX線診断装置の第2変形例を示す図。
本実施形態のX線診断装置について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態のX線診断装置の構成を示す概略図である。
図1は、本実施形態のX線診断装置1を示す。X線診断装置1は、大きくは、X線発生部2、X線検出部3、機構部4、高電圧発生部5、Cアーム(支持部)6、天板(載置部)7、画像処理部8、表示部9、操作部10、記憶部11、IF(interface)12、及びシステム制御部13を備える。以下、図1に示すように、床置き式Cアーム(アンダーチューブタイプ)のみを備えるX線診断装置1を用いて説明する。なお、本発明に係るX線診断装置は、床置き式Cアームのみの他、天井走行式Ωアーム及び床置き式Cアームや、天井走行式Cアームのみ、天井走行式Ωアームのみを備えるX線診断装置であってもよい。また、本発明に係るX線診断装置は、オーバーチューブタイプのCアームを備えるX線診断装置であってもよい。
X線発生部2は、天板7上の被検体(撮影部位)Sに照射するX線を発生する装置である。X線発生部2は、高電圧発生部5から供給される高電圧を用いてX線を発生するX線源(X線管)21と、X線管21が発生したX線の一部を遮蔽することによって照射野を制御するX線絞り器22とを設ける。なお、X線管21の前段に、X線管21によって発生されたX線の線質を調整する線質調整フィルタ(図示しない)を備えてもよい。
X線検出部3は、被検体Sを透過したX線を検出して画像データを生成する装置である。X線検出部3は、被検体Sを撮影する場合に通常用いられる平面検出器である後段検出器31aと、最大視野サイズが後段検出器31aの最大視野サイズより小さく、後段検出器31aより前段のセットポジションでX線を検出可能な前段検出器31bと、後段検出器31aから電荷を取り出すゲートドライバ32と、後段検出器31aによって検出された電荷を電圧に変換する電荷・電圧変換器33と、電荷・電圧変換器33により変換された電圧をデジタル値に変換するA/D変換器34とを設ける。前段検出器31bは、小視野高精細で病変部等の詳細観察に用いられる。
機構部4は、被移動体としての検出器31a,31b、Cアーム6、及び天板7を移動させる装置である。機構部4は、検出器31a,31bのスライド動を行なう検出器移動機構41と、Cアーム6の回動動・円弧動やスライド動を行なうCアーム移動機構42と、天板7のスライド動を行なう天板移動機構43と、システム制御部13の指示に基づいて検出器移動機構41、Cアーム移動機構42、及び天板移動機構43を制御する機構制御部44とを設ける。なお、図示しないが、機構部4は、X線絞り器22の絞り羽(図示しない)を移動させる装置でもある。
高電圧発生部5は、X線発生部2がX線の発生に必要とする高電圧を供給する装置である。高電圧発生部5は、システム制御部13の指示に基づいて高電圧の発生を制御してX線の発生を制御するX線制御部51と、高電圧を発生する高電圧発生器52とを設ける。
Cアーム6は、X線発生部2及び検出器31a,31bを保持するアームである。
天板7は、被検体Sを載置可能な構造を有する。
画像処理部8は、X線検出部3により生成された画像データを処理する処理部である。画像処理部8は、再構成演算やサブトラクション演算等を行なう画像演算回路81と、画像演算回路81によって生成された画像データを記憶する画像データ記憶回路82とを設ける。
表示部9は、画像処理部8の画像データ記憶回路82に記憶された画像を表示する装置である。表示部9は、モニタ92への表示を制御する表示制御部91と、画像を表示するモニタ92と、ポインティングデバイス93(図2に図示)とを設ける。
操作部10は、術者や助手等の操作者による操作を受け付けるスイッチ等を含むコンソールである。
記憶部11は、HDD(hard disk drive)やメモリによって構成される。記憶部11は、検出器31a、31bによって収集された透視画像(リアルタイム画像)や撮影画像(1ショット画像)等を記憶する。
IF12は、パラレル接続仕様やシリアル接続仕様に合わせたコネクタによって構成される。IF12は、各規格に応じた通信制御を行ない、ネットワークNに接続することができる機能を有しており、これにより、X線診断装置1をネットワークN網に接続させる。
システム制御部13は、図示しないCPU(central processing unit)及びメモリを含んでいる。システム制御部13は、操作者による操作に基づいてX線診断装置1全体を制御する。
次に、前段検出器31bを用いた撮影について説明する。
図2は、前段検出器31bを用いた撮影に関連する構成を示す図である。
図2に示すように、機構制御部44は、後段検出器31a用の後段検出器制御部44aと、前段検出器31b用の前段検出器制御部44bとによって構成される。モニタ92は、後段検出器31a用の第1モニタ92aと、前段検出器31b用の第2モニタ92bとによって構成される。
表示制御部91は、第1モニタ92aに被検体Sの画像を表示させる。そして、表示制御部91は、表示された被検体Sの画像に対してマウス等のポインティングデバイス93を介して操作者によって指定された領域を、前段検出器31bの撮影領域として設定する。
図3は、前段検出器31bの撮影領域の設定方法を説明するための図である。
図3に示すように、第1モニタ92a(図2に図示)に表示された、後段検出器31aによる画像Ia上で、ポインティングデバイス93を介して操作者によって矩形Rが移動されることで、画像Ia上で前段検出器31bの撮影領域(撮影位置)Aが設定される。
図2の説明に戻って、システム制御部13は、後段検出器31aによる撮影終了後、表示制御部91が受け付けた撮影領域A(図3に図示)を撮影できるセットポジションに前段検出器31bを移動するように機構制御部44の前段検出器制御部44bに指示する。具体的には、システム制御部13は、第1モニタ92a上で設定された撮影領域A(図3に図示)の画面座標系における座標を前段検出器31bの物理座標系における座標に変換し、前段検出器制御部44bに前段検出器31bの移動を指示する。そして、前段検出器制御部44bは、検出器移動機構41(図1に図示)を制御して前段検出器31bを移動させる。
図4は、前段検出器31bの移動機構の一例を示す図である。
図4は、SID(source−to−image distance)方向をY方向とし、Y方向に直交する2方向をX、Z方向とする場合の前段検出器31bの移動機構を示す。図4の上段は、前段検出器31bの移動機構の側面(Y−Z面)を、図4の下段は、前段検出器31bの移動機構の上面(X−Z面)をそれぞれ示す。検出器移動機構41(図1に図示)には、前段検出器31bの移動機構として、前段検出器31bを後段検出器31aに対してZ方向(d1方向)に移動させるZ方向駆動機構41aと、X方向(d2方向)にする移動させるX方向駆動機構41bとが備えられる。X方向駆動機構41aは、前段検出器31bを、ホームポジション(退避位置)側からセットポジション側に移動させたり(d1方向の左向き)、セットポジション側からホームポジション側に移動させたり(d1方向の右向き)する。
図2の説明に戻って、後段検出器31aによる撮影終了後に第1モニタ92a上で操作者によって指定された撮影領域A(図3に図示)を撮影できるセットポジションに前段検出器31bが移動されると、表示制御部91は、X線検出器31bが検出したX線に基づいて生成された画像信号を受け取る。そして、表示制御部91は、画像信号に基づく画像を、第1モニタ92a上で操作者によって設定された撮影領域Aに表示する。
図5は、前段検出器31bによる画像の第1モニタ92a上での表示方法を説明するための図である。
図5に示すように、前段検出器31bによる画像Ibと、前段検出器31bの容器部分の画像Icとが、後段検出器31aによる画像Ia上で操作者によって指定された撮影領域Aにオーバーラップされて表示される。
このように、システム制御部13が、第1モニタ92a上で設定された撮影領域Aの画面座標系における座標を物理座標系における座標に変換し、前段検出器制御部44bに前段検出器31bの移動を指示することによって、前段検出器制御部44bは、検出器移動機構41を制御して前段検出器31bを移動することによって、術者は病変部等を簡単な操作で高精細表示することができる。
また、表示制御部91が、前段検出器31bによる画像Ibを、後段検出器31aによる画像Ia上で操作者によって指定された撮影領域Aにオーバーラップして表示することによって、操作者は、病変部等を周辺領域と比較しながら詳細に観察することができる。
なお、ここでは、後段検出器31aによる画像Iaは、前段検出器31bが移動する直前の撮影画像であるが、後段検出器31aによる画像Iaとして後段検出器31aによる透視画像を表示することもできる。また、前段検出器31bによる画像Ibとしては、撮影画像とすることも透視画像とすることもできる。
図6は、本実施形態のX線診断装置1の機能を示すブロック図である。
図1に示すシステム制御部13がプログラムを実行することによって、図6に示すようにX線診断装置1は、位置合わせ手段131、撮影制御手段132、操作受付手段133、位置制御手段134、及び切替手段135として機能する。なお、システム制御部13の機能としての各手段131〜135の一部又は全部は、X線診断装置1にハードウェアとして備えられるものであってもよい。
位置合わせ手段131は、被検体Sが天板7(図1に図示)に載置された後、後段検出器31aで収集して再構成された3次元画像、又はX線CT装置等の画像診断装置(モダリティ)で収集されてIF12(図1に図示)を介して送信された3次元画像を用いて、操作部10による操作に従って機構部4を制御して、天板7上の被検体Sに対して被移動体をポジショニングする。
撮影制御手段132は、操作部10による操作に従ってX線発生部2、X線検出部3、機構部4、高電圧発生部5、画像処理部8、表示部9、及び記憶部11を制御して、天板7上の被検体Sの透視及び撮影(以下、単に「撮影」という。)を制御する機能を有する。撮影制御手段132は、撮影によって得られた画像を表示部9を介して表示させたり、記憶部11に記憶させたりする。
操作受付手段133は、撮影制御手段132による後段検出器31aを用いた撮影中、操作部10から、FOV(視野角:field of view)の変更操作を受け付ける機能を有する。操作受付手段133は、予め設定された複数のFOVの中からの操作部10による所定のFOVの選択操作や、操作部10による任意のFOVの選択操作を受け付けたりする。また、操作受付手段133は、撮影制御手段132による検出器31a,31bを用いた撮影中、使用検出器の切替操作を受け付ける機能を有する。操作受付手段133は、後段検出器31a使用中に使用検出器を後段検出器31aから前段検出器31bへの切替操作を受け付ける場合、直接的な切替操作を受け付けてもよいし、予め設定された複数のFOVの中からの操作部10による、前段検出器31bに対応するFOVの選択操作を受け付けてもよい。
位置制御手段134は、操作受付手段133によって後段検出器31aの使用中、操作部10からFOVの変更操作が受け付けられると、後段検出器31aの最大視野サイズより小さい視野サイズでX線を検出する場合に、[1]前段検出器31bが、小さい視野サイズでX線を検出する場合における、X線発生部2から後段検出器31aに向かう第1照射領域外の位置、[2]前段検出器31bの少なくとも一部(全部又は一部)が、後段検出器31aの最大視野サイズでX線を検出する場合における、X線発生部2から後段検出器31aに向かう第2照射領域内の位置、となるように、前段検出器31bを配置する機能を有する。好適には、位置制御手段134は、上記[1],[2]に加え、[3]前段検出器31bが、小さい視野サイズでX線を検出する場合における第1照射領域に最も近い位置、となるように、前段検出器31bを配置する。
位置制御手段134は、上記[1],[2]を満たす位置に前段検出器31bを配置する場合や、上記[1],[2],[3]を満たす位置に前段検出器31bを配置する場合、前段検出器31bの進退方向(図4ではZ方向)の位置を設定すればよい。X方向の位置は、任意(固定)であってもよいし、画像Ia上で設定後の前段検出器31bの撮影領域A(いずれも図3に図示)を撮影できるセットポジションに最も近いX方向の位置であってもよい。
図7は、後段検出器31a使用中の前段検出器31bの配置の一例を示す側面図である。
図7は、X線管21と、使用中の後段検出器31aと、非使用中の前段検出器31bと、後段検出器31aの最大視野サイズNより小さい視野サイズMでX線を検出する場合における第1照射領域XMと、後段検出器31aの最大視野サイズNでX線を検出する場合における第2照射領域XNとを示す。図7に示すように、後段検出器31aを使用中の前段検出器31bは、前段検出器31bが第1照射領域XM外の位置であって、前段検出器31bの一部が第1照射領域XN内の位置に配置されている。
切替手段135は、操作受付手段133によって使用検出器の切替操作を受け付けた場合、機構部4を制御して、図2等を用いて説明したように、使用検出器を後段検出器31aから前段検出器31bに切り替え、又は、前段検出器31bから後段検出器31aに切り替える機能を有する。
切替手段135は、操作受付手段133によって後段検出器31a使用中にFOVの変更操作を受け付けた場合、機構部4を制御して、X線絞り器22(図1に図示)の開度を調整して所要のFOVを実現させる。また、切替手段135は、SIDの変更操作を受け付けた場合、機構部4を制御して、X線絞り器22(図1に図示)の開度を調整して所定のFOVを維持させる。
次に、位置制御手段134の動作、すなわち、後段検出器31a使用中の第1照射領域の変化に伴う前段検出器31bの移動について詳細する。
位置制御手段134は、後段検出器31aの使用中において、後段検出器31aのFOVの変更操作に連動して第1照射領域を変化させ、変化前の第1照射領域外にある前段検出器31bが変化後の第1照射領域外となるように、前段検出器31bの位置をセットポジション側又はホームポジション側に移動させる。ここで、位置制御手段134は、機構部4を介して、後段検出器31aの使用中における後段検出器31aのFOVの変更操作に連動してX線絞り器22(図1に図示)の開度を調整して第1照射領域を変化させる。
位置制御手段134は、後段検出器31aの使用中において、拡大変化前の第1照射領域外にある前段検出器31bが拡大変化後の第1照射領域外となるように、前段検出器31bの位置をホームポジション側に移動させる。ここで、位置制御手段134は、拡大変化後の第1照射領域外であって、拡大変化後の第1照射領域に最も近い位置まで前段検出器31bをホームポジション側に移動させることが好適である。一方、位置制御手段134は、後段検出器31aの使用中において、縮小変化前の第1照射領域外にある前段検出器31bが縮小変化後の第1照射領域外となるように、前段検出器31bの位置をセットポジション側に移動させる。ここで、位置制御手段134は、縮小変化後の第1照射領域外であって、縮小変化後の第1照射領域に最も近い位置まで前段検出器31bをセットポジション側に移動させることが好適である。
図8(A)〜(E)は、第1照射領域の縮小変化と、前段検出器31bの移動との関係を示す側面図である。図9(A)〜(E)は、第1照射領域の縮小変化と、前段検出器31bの移動との関係を示す図8(A)〜(E)のC−C矢視図である。
図8(A)及び図9(A)は、後段検出器31aの使用中において最大視野サイズN(図7に図示)の場合の第2照射領域XNと、第2照射領域XNに対応する位置に配置される前段検出器31bとを示す。図8(B)〜(D)、図9(B)〜(D)は、後段検出器31aの使用中において視野サイズM(図7に図示)が複数の視野サイズM1,M2,M3である場合の複数の第1照射領域XM1,XM2,XM3と、複数の第1照射領域XM1,XM2,XM3のそれぞれに対応する位置に配置される前段検出器31bとを示す。図8(E)及び図9(E)は、前段検出器31bの使用中における後段検出器31aと、前段検出器31bとを示す。
図8(A)及び図9(A)では、後段検出器31aの使用中において最大視野サイズNであるので、従来通り、前段検出器31bは、第2照射領域XN外のホームポジションに配置される。次いで、後段検出器31aの使用中において視野サイズが最大視野サイズNから視野サイズM1に縮小されると、図8(B)及び図9(B)に示すように前段検出器31bは、第1照射領域XM1外の第1照射領域XM1に最も近い位置で、その一部が第2照射領域XN内となる位置まで移動する。次いで、さらに視野サイズM2に縮小されると、図8(C)及び図9(C)に示すように前段検出器31bは、第1照射領域XM2外の第1照射領域XM2に最も近い位置で、第2照射領域XN内となる位置まで移動する。次いで、さらに視野サイズM3に縮小されると、図8(D)及び図9(D)に示すように前段検出器31bは、第1照射領域XM3外の第1照射領域XM3に最も近い位置で、第2照射領域XN内となる位置まで移動する。
次いで、使用検出器が後段検出器31aから前段検出器31bに切り替えられると、図8(E)及び図9(E)に示すように前段検出器31bは、セットポジションまで移動する。このように、後段検出器31a使用中に縮小変化する第1照射領域XM1〜XM3に最も近い位置に前段検出器31bを常に待機させることで、使用検出器が後段検出器31aから前段検出器31bに切り替えられた後の前段検出器31bの移動距離を短くすることができる。従来は、後段検出器31a使用中に前段検出器31bをホームポジション(図8(A)及び図9(A))に常に待機させていたので、使用検出器が後段検出器31aから前段検出器31bに切り替えられた後の前段検出器31bは、ホームポジションからセットポジション(図8(E)及び図9(E))までの移動を要していた。
なお、前段検出器31bのセットポジションは、必ずしも後段検出器31aの検出中心である必要はなく、画像Ia上で設定された前段検出器31bの撮影領域A(いずれも図3に図示)を撮影できるポジションであってもよい。その場合、[1]前段検出器31bが第1照射領域XM(図7に図示)外の位置、[2]前段検出器31bの少なくとも一部が第2照射領域XN(図7に図示)内の位置、[4]画像Ia上で設定後の前段検出器31bの撮影領域A(いずれも図3に図示)を撮影できるセットポジションに最も近い位置、に前段検出器が配置される。
位置制御手段134(図6に図示)は、上記[1],[2],[4]を満たす位置に前段検出器31bを配置する場合、前段検出器31bの進退方向(図4ではZ方向)の位置を設定すればよい。X方向の位置は、任意(固定)であってもよいし、画像Ia上で設定後の前段検出器31bの撮影領域A(いずれも図3に図示)を撮影できるセットポジションに最も近いX方向の位置であってもよい。
図10(A)〜(C)は、第1照射領域の拡大変化と、前段検出器31bの移動との関係を示す側面図である。図11(A)〜(C)は、第1照射領域の拡大変化と、前段検出器31bの移動との関係を示す図10(A)〜(C)のC−C矢視図である。
図10(A),(B)及び図11(A),(B)は、後段検出器31aの使用中において視野サイズM(図7に図示)が複数の視野サイズM4,M5である場合の複数の第1照射領域XM4,XM5と、複数の第1照射領域XM4,XM5のそれぞれに対応する位置に配置される前段検出器31bとを示す。図10(C)及び図11(C)は、前段検出器31bの使用中における後段検出器31aと、前段検出器31bとを示す。
図10(A)及び図11(A)では、後段検出器31aの使用中において視野サイズM4であるので、前段検出器31bは、第1照射領域XM4外の第1照射領域XM4に最も近い位置で、第2照射領域XN内となる位置に配置される。次いで、視野サイズM5に拡大されると、図10(B)及び図11(B)に示すように前段検出器31bは、第1照射領域XM5外の第1照射領域XM5に最も近い位置で、第2照射領域XN内となる位置まで移動する。
次いで、使用検出器が後段検出器31aから前段検出器31bに切り替えられると、図10(C)及び図11(C)に示すように前段検出器31bは、セットポジションまで移動する。このように、後段検出器31a使用中に拡大変化する第1照射領域XM4及びXM5に最も近い位置に前段検出器31bを常に待機させることで、使用検出器が後段検出器31aから前段検出器31bに切り替えられた後の前段検出器31bの移動距離を短くすることができる。従来は、後段検出器31a使用中に前段検出器31bをホームポジション(図8(A)及び図9(A))に常に待機させていたので、使用検出器が後段検出器31aから前段検出器31bに切り替えられた後の前段検出器31bは、ホームポジションからセットポジション(図8(E)及び図9(E))までの移動を要していた。
なお、前段検出器31bのセットポジションは、必ずしも後段検出器31aの検出中心である必要はなく、画像Ia上で設定された前段検出器31bの撮影領域A(いずれも図3に図示)を撮影できるポジションであってもよい。その場合、[1]前段検出器31bが第1照射領域XM(図7に図示)外の位置、[2]前段検出器31bの少なくとも一部が第2照射領域XN(図7に図示)内の位置、[4]画像Ia上で設定後の前段検出器31bの撮影領域A(いずれも図3に図示)を撮影できるセットポジションに最も近い位置、に前段検出器が配置される。
位置制御手段134(図6に図示)は、上記[1],[2],[4]を満たす位置に前段検出器31bを配置する場合、前段検出器31bの進退方向(図4ではZ方向)の位置を設定すればよい。X方向の位置は、任意(固定)であってもよいし、画像Ia上で設定後の前段検出器31bの撮影領域A(いずれも図3に図示)を撮影できるセットポジションに最も近いX方向の位置であってもよい。
続いて、図1、図12、及び図13を用いて、本実施形態のX線診断装置1の動作について説明する。
図12及び図13は、本実施形態のX線診断装置1の動作を示すフローチャートである。
X線診断装置1は、操作部10による操作に従って機構部4が制御されて天板7上の被検体Sに対して被移動体がポジショニングされた後、操作部10による操作に従ってX線発生部2、X線検出部3、機構部4、高電圧発生部5、画像処理部8、表示部9、及び記憶部11を制御して、天板7上の被検体Sの後段検出器31aによる撮影を開始する(ステップST1)。X線診断装置1は、ステップST1による撮影によって得られた画像を第1モニタ92a(図2に図示)を介して表示させたり、記憶部11に記憶させたりする。
X線診断装置1は、ステップST1によって後段検出器31aによる撮影が開始されると、FOV変更操作を受け付けたか否かを判断する(ステップST2)。ステップST2によってYES、すなわち、FOV変更操作を受け付けたと判断される場合、X線診断装置1は、後段検出器31aの最大視野サイズより小さい視野サイズでX線を検出する場合に、[1]前段検出器31bが第1照射領域XM(図7に図示)外の位置、[2]前段検出器31bの少なくとも一部が第2照射領域XN(図7に図示)内の位置、となるように、前段検出器31bを配置する(ステップST3)。
ステップST2によってNO、すなわち、FOV変更操作を受け付けてないと判断される場合と、ステップST3に続いて、X線診断装置1は、被検体Sの撮影を終了するか否かを判断する(ステップST4)。ステップST4の判断にてYES、すなわち、被検体Sの撮影を終了すると判断される場合、X線診断装置1は、動作を終了する。
一方、ステップST4の判断にてNO、すなわち、被検体Sの撮影を終了しないと判断される場合、X線診断装置1は、第1モニタ92a(図2に図示)上で操作者によって指定された領域を撮影領域A(図3に図示)として設定し、使用検出器の前段検出器31bへの切替操作を受け付けたか否かを判断する(ステップST5)。使用検出器の前段検出器31bへの切替操作は、例えば、予め設定された複数のFOVの中からの操作部10による、前段検出器31bに対応するFOVの選択操作である。ステップST5の判断にてYES、すなわち、使用検出器の前段検出器31bへの切替操作を受け付けたと判断される場合、X線診断装置1は、ステップST1によって開始された(又は、後述するステップST11によって再開された)後段検出器31aによる撮影を終了する(ステップST6)。
X線診断装置1は、機構部4を介して、ステップST3によって配置された前段検出器31bを、ステップST5によって設定されたセットポジションまで移動させる(ステップST7)。ステップST7による前段検出器31bの移動は、図8(E)及び図9(E)、図10(C)及び図11(C)を用いて説明したとおりである。そして、X線診断装置1は、X線発生部2、X線検出部3、機構部4、高電圧発生部5、画像処理部8、表示部9、及び記憶部11を制御して、天板7上の被検体Sの前段検出器31bによる撮影を開始する(ステップST8)。X線診断装置1は、ステップST8による撮影によって得られた画像を第2モニタ92b(図2に図示)を介して表示させたり、記憶部11に記憶させたりする。前段検出器31b使用中、SIDの変更操作に基づいてSIDが変更される場合もある。
X線診断装置1は、使用検出器の後段検出器31aへの切替操作を受け付けたか否かを判断する(ステップST9)。ステップST9の判断にてYES、すなわち、使用検出器の後段検出器31aへの切替操作を受け付けたと判断される場合、X線診断装置1は、ステップST8によって開始された前段検出器31bによる撮影を終了する(ステップST10)。X線診断装置1は、X線発生部2、X線検出部3、機構部4、高電圧発生部5、画像処理部8、表示部9、及び記憶部11を制御して、天板7上の被検体Sの後段検出器31aによる撮影を再開して(ステップST11)、ステップST2に戻る。ステップST5の判断にてNO、すなわち、使用検出器の前段検出器31bへの切替操作を受け付けてないと判断される場合、X線診断装置1は、ステップST2に戻る。
ステップST9の判断にてNO、すなわち、使用検出器の後段検出器31aへの切替操作を受け付けてないと判断される場合、X線診断装置1は、使用検出器の後段検出器31aへの切替操作を受け付けるまで待機する。
本実施形態のX線診断装置1によると、後段検出器31a使用中に前段検出器31bを第1照射領域XM外であって第2照射領域XN内の位置に常に待機させるので、使用検出器が後段検出器31aから前段検出器に切り替えられた後の撮影(透視)のタイムラグを減少させ、検査の高速化を実現できる。
次に、本実施形態のX線診断装置1の変形例について図1、図14、及び図15を用いて説明する。
図14は、本実施形態のX線診断装置1の第1変形例を示す図である。
図14は、本実施形態のX線診断装置1の第1変形例であるX線検出部3(図1に図示)の筐体201を示す。筐体201は、後段検出器31aと、前段検出器31bと、後段検出器31aに対する前段検出器31bの位置を移動させる検出器移動機構41(図1に図示)の第1変形例である検出器移動機構41Aとを内蔵する。検出器移動機構41Aは、前段検出器31bがホームポジション及びセットポジション間を移動可能なように、X線検出部3の筐体201の内壁に沿ってZ方向に敷設されたレールV1を介したスライド機構である。
検出器移動機構41Aは、筐体201の内壁に沿って敷設されたレールV1と、レールV1上を走行し、前段検出器31bを支持する支持部W1とを有する。支持部W1がレールV1上を走行することで、前段検出器31bは、筐体201内部においてZ方向に移動される。なお、図示しないが、検出器移動機構41Aは、X方向にも移動可能なような構成を併せ持ってもよい。
従来の前段検出器は厚み(図3に示すY方向)が大きかったため、前段検出器を後段検出器や検出器移動機構と共に筐体に内蔵する発想は全くなかった。
図15は、本実施形態のX線診断装置1の第2変形例を示す図である。
図15は、本実施形態のX線診断装置1の第2変形例であるX線検出部3(図1に図示)の筐体202を示す。筐体202は、後段検出器31aと、前段検出器31bと、後段検出器31aに対する前段検出器31bの位置を移動させる検出器移動機構41(図1に図示)の第2変形例である検出器移動機構41Bとを内蔵する。検出器移動機構41Bは、前段検出器31bがホームポジション及びセットポジション間を移動可能なように、後段検出器31aの外壁に沿って敷設されたレールV2を介したスライド機構である。
検出器移動機構41Bは、後段検出器31aの外壁に沿って敷設されたレールV2と、レールV2上を走行し、前段検出器31bを支持する支持部W2とを有する。支持部W2がレールV2上を走行することで、前段検出器31bは、筐体202内部においてZ方向に移動される。なお、図示しないが、検出器移動機構41Bは、X方向にも移動可能なような構成を併せ持ってもよい。
従来の前段検出器は厚み(図3に示すY方向)が大きかったため、前段検出器を後段検出器や検出器移動機構と共に筐体に内蔵する発想は全くなかった。
本実施形態のX線診断装置1の第1及び第2変形例によると、後段検出器31aと、前段検出器31bと、検出器移動機構41A(又は41B)とが筐体201(又は202)に内蔵されるので、使用検出器の切り替え時に、移動する前段検出器31bが操作者や周辺機器に接触する危険がなくなるので、前段検出器の移動を高速化できる。
さらに、本実施形態のX線診断装置1の第1及び第2変形例によると、検出器移動機構41A(又は41B)が筐体201(又は202)に内蔵されるので、操作者や後段検出器31a周囲に備えられる滅菌キャップ(図示しない)を巻き込む問題も解消されるため、切り替え操作自体が簡易・高速になり、結果としてユーザビリティが向上する。
なお、筐体201(又は202)に、後段検出器31a、前段検出器31b、及び検出器移動機構41A(又は41B)が内蔵される構成は、図6を用いて説明したX線診断装置1の機能や、図12及び図13を用いて説明したX線診断装置1の動作を前提とするものとして説明したが、その場合に限定されるものではない。筐体201(又は202)に、後段検出器31a、前段検出器31b、検出器移動機構41A(又は41B)が内蔵される構成は、従来のX線診断装置の機能及び動作を前提とするものであってもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行なうことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 X線診断装置
2 X線発生部
3 X線検出部
6 Cアーム(支持部)
7 天板(載置部)
10 操作部
11 記憶部
12 IF
13 システム制御部
31a 後段検出器
31b 前段検出器
41,41A,41B 検出器移動機構
131 位置合わせ手段
132 撮影制御手段
133 操作受付手段
134 位置制御手段
135 切替手段
201,202 筐体

Claims (7)

  1. X線を発するX線源と、
    前記X線を検出する後段検出器と、
    最大視野サイズが前記後段検出器の最大視野サイズより小さく前記後段検出器より前段のセットポジションで前記X線を検出可能な前段検出器と、
    前記後段検出器を使用中に前記後段検出器の最大視野サイズより小さい視野サイズで前記X線を検出する場合に、
    前記前段検出器が、前記小さい視野サイズで前記X線を検出する場合における、前記X線源から前記後段検出器に向かう第1照射領域外の位置
    となり、かつ、
    前記前段検出器の少なくとも一部が、前記後段検出器の最大視野サイズで前記X線を検出する場合における、前記X線源から前記後段検出器に向かう第2照射領域内の位置
    となるように、前記前段検出器を配置する位置制御手段と、
    を有するX線診断装置。
  2. 前記位置制御手段は、前記後段検出器の使用中における前記後段検出器のFOV(field of view)の変更操作に連動して前記第1照射領域を変化させ、変化前の第1照射領域外にある前記前段検出器が変化後の第1照射領域外となるように、前記前段検出器の位置を前記セットポジション側又はホームポジション側に移動させる請求項1に記載のX線診断装置。
  3. 前記位置制御手段は、前記後段検出器の使用中における前記後段検出器のFOVの変更操作に連動して絞りの開度を調整して前記第1照射領域を変化させる請求項2に記載のX線診断装置。
  4. 前記位置制御手段は、拡大変化前の第1照射領域外にある前記前段検出器が拡大変化後の第1照射領域外となるように、前記前段検出器の位置を前記ホームポジション側に移動させる一方、小変化前の第1照射領域外にある前記前段検出器が縮小変化後の第1照射領域外となるように、前記前段検出器の位置を前記セットポジション側に移動させる請求項2又は3に記載のX線診断装置。
  5. 前記位置制御手段は、大変化後の第1照射領域外であって、前記拡大変化後の第1照射領域に最も近い位置まで前記前段検出器を前記ホームポジション側に移動させる一方、小変化後の第1照射領域外であって、前記縮小変化後の第1照射領域に最も近い位置まで前記前段検出器を前記セットポジション側に移動させる請求項2又は3に記載のX線診断装置。
  6. 前記位置制御手段は、大変化後の第1照射領域外であって、設定されたセットポジションに最も近い位置まで前記前段検出器を前記ホームポジション側に移動させる一方、小変化後の第1照射領域外であって、設定されたセットポジションに最も近い位置まで前記前段検出器を前記セットポジション側に移動させる請求項2又は3に記載のX線診断装置。
  7. 前記後段検出器と、前記前段検出器と、前記後段検出器に対する前記前段検出器の位置を移動させる機構部とを内蔵するX線検出部を有する請求項1乃至6のうちいずれか一項に記載のX線診断装置。
JP2013244079A 2013-11-26 2013-11-26 X線診断装置 Expired - Fee Related JP6297316B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013244079A JP6297316B2 (ja) 2013-11-26 2013-11-26 X線診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013244079A JP6297316B2 (ja) 2013-11-26 2013-11-26 X線診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015100563A JP2015100563A (ja) 2015-06-04
JP6297316B2 true JP6297316B2 (ja) 2018-03-20

Family

ID=53376804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013244079A Expired - Fee Related JP6297316B2 (ja) 2013-11-26 2013-11-26 X線診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6297316B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000049840A1 (en) * 1999-02-19 2000-08-24 The Research Foundation Of State University Of New York Radiographic imaging apparatus and method for vascular interventions
DE10354899B4 (de) * 2003-11-24 2007-07-12 Siemens Ag Röntgenvorrichtung und Verfahren zum Herstellen eines Röntgenbilddatensatzes
JP5376766B2 (ja) * 2007-03-23 2013-12-25 株式会社東芝 X線撮影装置、x線撮影方法およびx線画像表示方法
JP5619535B2 (ja) * 2009-10-23 2014-11-05 株式会社東芝 X線診断装置
JP5739115B2 (ja) * 2010-06-11 2015-06-24 株式会社東芝 X線診断装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015100563A (ja) 2015-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2012144230A1 (ja) X線画像診断装置
JP6466132B2 (ja) 医用画像処理装置及びx線画像診断装置
JP2008212550A (ja) X線診断装置及び画像データ生成方法
US9161728B2 (en) X-ray diagnosis apparatus and X-ray diagnosis assisting method
JP6297316B2 (ja) X線診断装置
US11464474B2 (en) Medical image processing apparatus, X-ray diagnostic apparatus, and medical image processing method
JP6306243B2 (ja) X線診断装置
JP4008928B2 (ja) Cアーム保持装置及びx線診断装置
JP6355895B2 (ja) X線診断装置
JP2015100361A (ja) X線診断装置
JP6238661B2 (ja) X線診断装置
JP2017060559A (ja) 乳房x線撮影装置及び乳房x線撮影方法
JP6147615B2 (ja) X線診断装置
JP6483216B2 (ja) X線診断装置
JP6415871B2 (ja) X線診断装置
JP2023073627A (ja) X線診断装置およびx線画像収集方法
JP4482005B2 (ja) X線診断装置及びc形アーム保持装置
JP5498016B2 (ja) X線診断装置および画像処理装置
JP7160529B2 (ja) 医用画像処理装置、x線診断装置及び医用画像処理方法
JP2014217614A (ja) X線診断装置
JP2016146955A (ja) X線診断装置および画像処理装置
JP6923287B2 (ja) X線透視撮影装置
JP2023035713A (ja) X線診断装置及びx線診断装置の制御方法
JP5537642B2 (ja) 画像処理装置及びx線診断装置
JP4482004B2 (ja) X線診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20150612

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160511

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6297316

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees