JP7151180B2 - こま式ボールねじ - Google Patents

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Description

本発明は、こま式ボールねじに関する。
ねじ軸、ナット及び転動体を有し、ねじ軸とナットとの間に介在される複数の転動体を循環させるこま部材を備えた内部循環方式のボールねじが知られている(例えば特許文献1参照)。
図21に示すボールネジは、内部循環方式の一例であって、螺旋溝1aを有するボールねじ軸1と、ねじ溝2aを有するナット2と、複数のボール3と、こま部材4とを備えて構成されている。こま部材4は、ナット2に設けられたこま部材嵌合用の開口にナット内径側から嵌合されている。
ボールねじを高速回転で使用する場合、内部を循環する転動体であるボール3によって繰り返しの衝撃力がこま部材4に負荷される。衝撃力は、こま部材4をナット2から径方向外側へ外そうとする方向に働く場合が多いため、ボールねじを高速回転で使用するためには、こま部材4がナット2から外れないようにすることが重要である。
図21に示す特許文献1のこま式ボールねじにおいては、こま部材4がナット2のねじ溝2aに対して精度よく位置決めされることを狙って、こま部材4に、図22(A),(B)に示すように、周方向へ延びる係合部9、9を設けた構成が記載されている。
こま部材4は、ナット2のねじ溝2aの隣り合う1周分同士を連結する連結溝8を有する。ナット2のねじ溝2aは、連結溝8で連結されることで、1周の連続した周回経路が形成される。この連結溝8は、図22(A)に示すようにS字形状に形成されている。
このこま部材4は、図22(B)ナット2のねじ溝2aに係合して、こま部材4をナット本体2bに対して軸方向に位置決めする一対のアーム状の係合部9,9を有する。これら係合部9、9は、略円柱状に形成され、こま部材4の内径側において、ナット2の円周方向の互いに逆方向に、ナット2のねじ溝2aに沿う円弧状に延びて設けられる。この係合部9、9は、ナット2のねじ溝2aの円弧に沿った曲率で形成されており、こま部材4の抜け止めとして機能する。
特許第4727247号公報
しかしながら、係合部9、9を有するこま部材4を組み込んだボールねじにおいては、転動体であるボール3による繰り返し衝撃力が係合部9、9に負荷されて、係合部9、9が疲労によって折損するおそれがある。そのため、こま式ボールねじの許容回転数を更に上げるためには、係合部9、9が折損することへの対策が求められている。
本発明は、上記事項に鑑みてなされたものであり、その目的は、係合部に繰り返し負荷される衝撃力による応力集中を回避して、係合部の強度を向上させ、これにより許容回転数の更なる向上が図れるこま式ボールねじを提供することにある。
本発明は下記構成からなる。
(1) 外周面に螺旋状の外ねじ溝が形成されたねじ軸と、該ねじ軸に外嵌され内周面に螺旋状の内ねじ溝を有するナットと、前記外ねじ溝と前記内ねじ溝との間に形成された軌道路に転動可能に配置された複数の転動体と、前記ナットに装着されて前記内ねじ溝同士を連結するこま部材と、を備えるこま式ボールねじであって、
前記こま部材は、前記内ねじ溝を連結する戻し溝が形成されたこま本体と、前記こま本体に設けられ、前記ナットの円周方向の互いに逆方向に延びて前記ナットの内ねじ溝に係合する一対の係合部と、を有し、
前記こま本体と前記係合部との接合部がフィレット形状にされているこま式ボールねじ。
本発明のこま式ボールねじは、係合部に繰り返し負荷される衝撃力による応力集中を回避して、係合部の強度を向上させ、これにより許容回転数の更なる向上が図れる。
本実施形態に係るこま式ボールねじの構成を説明する斜視図である。 こま式ボールねじを構成するナットの軸方向に沿う断面図である。 こま式ボールねじを構成するナットの側面図である。 第1構成例のこま部材のナット径方向外側から見た平面図である。 こま部材を示す図であって、(A)はナット径方向外側から見た斜視図、(B)はナット径方向内側から見た斜視図である。 こま部材のナットへの装着の仕方を示す図であって、(A)はこま部材の装着前におけるナットの内周面の斜視図、(B)はこま部材の装着後におけるナットの内周面の斜視図である。 こま部材のナットへの装着の仕方を示すナット軸方向から見た正面図である。 こま部材のこま本体及び係合部を説明するこま部材の一部の斜視図である。 ナットのこま挿入穴へのこま本体の嵌合状態を説明する嵌合前におけるナット及びこま部材の断面図である。 ナットのこま挿入穴へのこま本体の嵌合状態を説明するナット及びこま部材の一部の断面図である。 軌道路内に配置されたこま部材の係合部の図4におけるP1-P1断面図である。 こま本体と係合部とのV字接合部の平面図である。 変形例1に係るこま部材の平面図である。 変形例2に係るこま部材の一部の平面図である。 変形例3に係るこま部材の一部の平面図である。 逃げ部の形成範囲を説明するこま部材の一部の平面図である。 第2構成例のこま部材のナット径方向外側から見た平面図である。 図17に示すこま本体のP2-P2断面におけるナットとの隙間を示す概略断面図である。 他の構成例のこま部材を示す図であって、(A)はナット径方向外側から見た平面図、(B)は(A)の側面図である。 他の構成例のこま部材が装着されるナットの側面図である。 従来のこま部材が設けられたこま式ボールねじの構成を説明するこま式ボールねじの軸方向に沿う断面図である。 従来のこま式ボールねじに設けられたこま部材を説明する図であって、(A)はこま部材のナット径方向内側から見た平面図、(B)はこま部材が設けられたナットの軸方向に沿う一部の断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本実施形態に係るこま式ボールねじの構成を説明する斜視図である。図2はこま式ボールねじを構成するナットの軸方向に沿う断面図である。図3はこま式ボールねじを構成するナットの側面図である。
図1に示すように、本実施形態に係るこま式ボールねじ11は、ねじ軸13と、ナット15と、ボール17と、こま部材19とを備える。
ねじ軸13は、その外周面13aに、所定のリードを有する螺旋状の外ねじ溝21が形成される。ナット15は、略円筒状をなし、その内径はねじ軸13の外径よりも大きく形成されており、ねじ軸13に所定の隙間をもって外嵌されている。
ナット15は、その一端部にフランジ23を有する。フランジ23は、ナット15が固定される案内対象と結合するためのものである。ナット15には、その内周面15aに内ねじ溝25が形成される。内ねじ溝25は、ねじ軸13の外ねじ溝21のリードと等しいリードを有している。こま式ボールねじ11には、互いに対向するねじ軸13の外ねじ溝21とナット15の内ねじ溝25とによって、断面略円形状の軌道路Kが形成される。ボール17は、例えば、鋼材から形成された球状の転動体であり、軌道路K内において転動可能に配置される。
図2及び図3に示すように、こま部材19は、ナット15に装着される。こま部材19は、後述する戻し溝51によってボール17を戻して循環させる部材である。こま部材19は、ナット15に対して均等に間隔をあけて複数個(例えば、3個等)装着される。こま部材19は、こま式ボールねじ11に充填配置されるボール17の列の一巻きに対して一つ設けられる。なお、ボール17の巻き数はこま式ボールねじ11に加わる荷重等から決定される。したがって、こま部材19の個数はこま式ボールねじ11に加わる荷重等に応じて適宜決定される。なお、図3においては、一つのこま部材19のみを示している。
ナット15には、こま部材19を装着するためのこま挿入穴31が形成される。こま挿入穴31は、ナット15の内周から外周に向かって貫通した長孔からなる。こま挿入穴31は、その長手方向が、ナット15の中心線に直交する線に対して所定の角度だけ傾けられている。この所定の角度は、外ねじ溝21を転がるボール17がこま部材19に形成された後述する戻し溝(ボール戻し溝ともいう)51によって、急激に方向転換をしない角度に設定される。
ナット15には、こま挿入穴31の近傍に、二つの挿通孔33が形成される。これらの挿通孔33は、こま部材19をナット15へ固定させる後述するボルト59が挿通される孔である。これらの挿通孔33は、こま挿入穴31に対して対角をなす位置に形成される。挿通孔33は、ナット15の外周側に凹部33aを有する座ぐり孔である。
(こま部材の第1構成例)
図4は第1構成例のこま部材のナット径方向外側から見た平面図である。図5はこま部材を示す図であって、(A)はナット径方向外側から見た斜視図、(B)はナット径方向内側から見た斜視図である。
図4及び図5(A)に示すように、こま部材19は、こま本体41と、一対の係合部43とを有している。係合部43は、こま本体41の両脇部に形成されている。これらの係合部43は、こま本体41に対して互いに相対する向きに突設されている。こま部材19は、例えば、鋼材、焼結合金、軟質金属、樹脂、あるいはセラミック等から形成されている。
こま本体41は、その外形形状が、ナット15のこま挿入穴31に整合して形成されており、こま挿入穴31にナット15の内径側から嵌合される。こま本体41は、こま挿入穴31への嵌合方向前方側に、頂面45と一対の傾斜面47とを有している。傾斜面47は、頂面45に対して長手方向の両端側に形成されており、頂面45からこま挿入穴31への嵌合方向後方側へ傾斜されている。また、こま本体41は、その両脇部に、凹状に形成された逃げ部49を有している。この逃げ部49は、ナット15から離れる方向に凹む凹状に形成されている。
図5(B)に示すように、こま本体41には、ナット15の内ねじ溝25を連結する戻し溝51が形成されている。この戻し溝51は、こま式ボールねじ11の軌道路Kの一端と一巻き手前の軌道路Kの他端とを連結する。戻し溝51は、こま本体41の長手方向に略S字形状に形成され、ナット15の内周側に向けて開口されている。戻し溝51の略S字形状は、ボール17を戻すための機能から決定される形状である。つまり、戻し溝51は、軌道路Kを転動するボール17を、1巻き分手前の軌道路Kに戻すようにボール17の進路を変え、且つ、軌道路Kに整合することが必要である。そのため、その平面形状をカム曲線としたときに、その揚程に対して加速度の急激な変動を抑えるように、例えば、変形正弦曲線に相当するカム曲線を組み合わせた略S字形状とされている。
係合部43は、こま本体41の両脇部から延在されている。係合部43は、ナット15の円周方向の互いに逆方向に延びており、ナット15の内ねじ溝25に係合可能とされている。つまり、係合部43は、こま本体41をナット15のこま挿入穴31に嵌合させた際に、ナット15の内ねじ溝25に係合し、ねじ軸13の外ねじ溝21に沿うように突出されている。
係合部43は、それぞれナット15への装着方向へ突出するボス部55を有している。ボス部55は、その中心にねじ穴57を有している。係合部43のボス部55は、ナット15の内周側から挿通孔33へ嵌合される。さらに、この挿通孔33に嵌合されたボス部55のねじ穴57には、挿通孔33の凹部33a側であるナット15の外周側からボルト59(図7参照)がねじ込まれ、これにより、ボス部55を有する係合部43がナット15に締結されて固定されている。
図6はこま部材のナットへの装着の仕方を示す図であって、(A)はこま部材の装着前におけるナットの内周面の斜視図、(B)はこま部材の装着後におけるナットの内周面の斜視図である。図7はこま部材のナットへの装着の仕方を示すナット軸方向から見た正面図である。
図6(A)に示すように、ナット15に形成されたこま挿入穴31に対して、図6(B)に示すように、ナット15の内周側からこま部材19のこま本体41を嵌め込む。このようにすると、各係合部43が内ねじ溝25に嵌め込まれ、係合部43のボス部55が挿通孔33に嵌合される。この状態で、図7に示すように、ナット15の外周側から挿通孔33に嵌合されたボス部55のねじ穴57へボルト59をねじ込んで締結することで、こま部材19がナット15に固定されて装着される。
図8はこま部材のこま本体及び係合部を説明するこま部材の一部の斜視図である。図9はナットのこま挿入穴へのこま本体の嵌合状態を説明する嵌合前におけるナット及びこま部材の断面図である。図10はナットのこま挿入穴へのこま本体の嵌合状態を説明するナット及びこま部材の一部の断面図である。図11は軌道路内に配置されたこま部材の係合部の図4におけるP1-P1断面図である。
図4及び図8に示すように、係合部43は、こま本体41との接合部61が、フィレット形状に形成されている。具体的には、接合部61は、半径0.2mm以上、好ましくは0.3mm以上の円弧状に面取りすることで形成されたフィレット形状部分63を有している。
こま本体41には、ナット15から離間する方向へ凹む逃げ部49を有しており、この逃げ部49にフィレット形状部分63が形成されている。ここで、逃げ部49は、その奥行寸法d(mm)が、フィレット形状部分63の円弧の半径r(mm)以上とされている(d≧r)。好ましくは、逃げ部49の奥行寸法dは、フィレット形状部分63の円弧の半径rに0.1mm以上を加えた大きさとする(d≧r+0.1)。
このように、係合部43のフィレット形状部分63は、逃げ部49に設けられている。したがって、図9に示すように、こま部材19をナット15へ装着すべく、こま本体41をこま挿入穴31に嵌め込んでも、図10に示すように、フィレット形状部分63は、ナット15のこま挿入穴31の角部に干渉することはない。
また、図1、図4、図5(A)、図5(B)、図8に示すように、係合部43のそれぞれには、ナット15の円周方向に直交する方向へ突出する一対の突き出し部(第1の突き出し部)65が形成されている。突き出し部65は、係合部43の長手方向に沿って連続したフランジ状に形成され、ナット15の内ねじ溝25同士の間の内周面15a(溝片部)に対面する。そして、この突き出し部65は、ナット15の円周方向に直交する方向へ突出しているので、図11に示すように、ナット15にねじ軸13がねじ込まれた状態で、ねじ軸13の外周面13aとナット15の内周面15aとの間の空間に配置される。
図12はこま本体と係合部とのV字接合部の平面図である。
図12に示すように、こま部材19は、ナット15の径方向平面視において、係合部43とこま本体41とが、それぞれ長手方向を交差して接合されたV字接合部67を有している。このV字接合部67では、ナット15の円周方向に直交する方向へ突出する突き出し部65に、R形状の切り欠き69が設けられている。この切り欠き69は、半径0.5mm以上のR形状に形成するのが望ましい。
そして、こま部材19がナット15に装着されたこま式ボールねじ11では、こま部材19のこま本体41に設けられた戻し溝51によって、こま部材19に向かって軌道路K内を転動してくるボール17を案内してねじ山を乗り越えさせ、一巻き手前(1リード手前)の軌道路Kに戻す。これにより、ボール17の循環が可能になっている。つまり、この戻し溝51及び軌道路Kによって形成される通路によってねじ軸13の外側に略円環状の無限循環路が形成される。したがって、ナット15に対するねじ軸13の相対的な回転に伴って、ボール17が外ねじ溝21と内ねじ溝25との間を転がり運動することによって、ナット15がねじ軸13に対するナット15の軸方向への直線運動が可能とされている。
以上、説明したように、本実施形態に係るこま式ボールねじ11によれば、こま部材19のこま本体41と係合部43との接合部61がフィレット形状にされているので、接合部61における耐久性を大幅に向上させて応力集中を緩和させることができる。これにより、ボール17による繰り返し衝撃力が係合部43に負荷されても、係合部43のこま本体41との接合部61での疲労による折損を抑制できる。したがって、こま式ボールねじ11の許容回転数を更に上げることが可能となり、性能を向上させることができる。この応力集中の緩和による耐衝撃性の向上は、軟質金属、樹脂あるいはセラミック等の鋼材に比べて強度や靭性が低い材料でこま部材19を形成した場合や、サイズが大きい(例えば、直径7mm以上)ボール17を備えることで運動エネルギーが大きくなる場合により効果的である。
また、ナット15から離間する方向へ凹む逃げ部49にフィレット形状部分63が形成されているので、こま部材19をナット15へ装着した際のフィレット形状部分63のナット15との干渉を抑制することができる。これにより、こま部材19をナット15へ精度良く装着することができる。
しかも、係合部43に突き出し部65を形成することで、係合部43の断面積を増やして係合部43の強度を高めることができる。
また、突き出し部65がねじ軸13の外周面13aとナット15の内周面15aとの間の空間に配置されているので、突き出し部65がねじ軸13の外周面13aとナット15の内周面15aとで保持されることとなる。これにより、軌道路Kを形成する内ねじ溝内に係合部43を安定して係合させた状態に維持させることができる。また、突き出し部65によって軌道路Kへの異物の侵入を抑制できる。
さらに、係合部43とこま本体41とのV字接合部67に形成された突き出し部65によって、V字接合部67における応力集中を抑制することができる。しかも、このV字接合部67に形成された突き出し部65にR形状の切り欠き69が設けられているので、突き出し部65における応力集中も抑制できる。
次に、本発明のこま式ボールねじ11の各種の変形例について説明する。なお、以下の説明では、図1~図12と同じ部位、同じ部材に対しては、同一の符号を付与することで、その説明を省略又は簡単化する。
(変形例1)
図13は変形例1に係るこま部材の平面図である。
図13に示すように、変形例1では、突き出し部65をV字接合部67だけに設けている。この変形例1においても、少なくともV字接合部67に設けた突き出し部65によって、こま部材19に付与される径方向荷重を分散させることができる。また、V字接合部67だけに突き出し部65を設けることで、係合部43の周囲の全体に突き出し部65を設ける場合と比べて製造工数の削減が図れ、容易に加工できる。
(変形例2)
図14は変形例2に係るこま部材の一部の平面図である。
図14に示すように、変形例2では、突き出し部65を設けず、こま本体41と係合部43との接合部61におけるV字接合部67にR形状の円弧部71を形成している。この変形例2によれば、V字接合部67における応力集中を回避させることができる。
(変形例3)
図15は変形例3に係るこま部材の一部の平面図である。
図15に示すように、変形例3では、こま本体41と係合部43との接合部61における係合部43側に係合部43の表面から凹むように逃げ部49を設けている。これにより、こま本体41をこま挿入穴31に嵌め込んだ際のこま挿入穴31の角部へのフィレット形状部分63の干渉を回避している。この変形例3によれば、逃げ部49を係合部43側に設けることで、こま本体41の強度を高めることができる。
なお、接合部61に設ける逃げ部49は、こま本体41をこま挿入穴31に嵌め込んだ際にこま挿入穴31の角部へフィレット形状部分63が干渉しづらい部分を除いた範囲に形成してもよい。例えば、図16に示すように、ナット15の径方向平面において、係合部43とこま本体41とがそれぞれ長手方向を交差して接合された接合部61の鈍角接合部73以外に設けてもよい。
(こま部材の第2構成例)
図17は第2構成例のこま部材19Aのナット径方向外側から見た平面図である。
第2構成例のこま部材19Aは、図4に示す第1構成例のこま部材19のこま本体41に、前述したナット15(図1参照)の円周方向に直交する方向へ突出する突き出し部75(第2の突き出し部)を形成している。その他の構成は第1構成例のこま部材19と同様である。
突き出し部75は、係合部43に形成された突き出し部65と略同一の曲率で湾曲した状態で接続され、こま本体41の側面41aに沿って形成されている。ただし、突き出し部75は、戻し溝51のボール通過路の出入り口となる領域には配置されない。図示例では、係合部43とこま本体41との間に形成されるV字接合部67から、こま本体41に沿ったボール通過路の出入口までの領域には、突き出し部75を設けていないが、この領域にも突き出し部75を設けてもよい。
図18は図17に示すこま本体41のP2-P2断面におけるナット15との隙間を示す概略断面図である。
ナット15の挿入穴31に、ナット内側からこま部材19Aが挿入された際、こま本体41の側面41aは、挿入穴31の内壁面との間に隙間δを有して対面する。このとき、こま部材19Aの戻し溝51とナット15の内ねじ溝25(図6(B)参照)とが位置決めできるように、隙間δの寸法は、設計上0.1~0.3mm程度にされる。
ボールねじは、ナット内部にグリースが封入されることが多いが、ナット内にグリースを充填した後にボールねじを駆動すると、余分なグリースが隙間δから漏れ出すことがある。そこで、本構成においては、こま部材19Aの挿入穴31への挿入方向(径方向)に沿って直線状に形成された隙間δを塞ぐように突き出し部75が設けられている。突き出し部75は、挿入穴31の内壁面に直交する外周面75a(図中上側の面)を有し、外周面75aはナット15の内周面15aに対面する。
つまり、こま部材19Aのこま本体41に突き出し部75を設けることで、図18に示す径方向に直線状に延びる隙間δが、隙間δのナット内径側でL字形に屈曲する。外周面75aと内周面15aとは接していることが好ましいが、双方の隙間が最大で0.4mm程度あってもよい。
こま本体41に突き出し部75を設けることで、ナット15との間の隙間δへのグリース入口が縮小し、グリースが隙間δ内に導入されにくくなる。そのため、隙間δから漏れ出したグリースがナット外周部に付着して、この付着したグリースに塵埃が付く等、ナットの外周部を汚すことがない。よって、ボールねじの美観が損なわれず、また、ボールねじの保守性を低下させることがない。
さらに、突き出し部75は、ナット15の内周面15aに係止されることで、こま部材19Aがナット15の挿入穴31から抜け出ることを防止できる。例えば、係合部43(図17参照)が破損した場合であっても、こま部材19Aがナット15から抜け出ることがない。
(こま部材の他の構成例)
図19は他の構成例のこま部材19Bを示す図であって、(A)はナット径方向外側から見た平面図、(B)は(A)の側面図である。図20はこま部材19Bが装着されるナットの側面図である。
こま部材19Bは、図17に示すこま部材19Aの一対の係合部43の代わりに、ナットの円周方向に直交する方向へ突出する突き出し部(第2の突き出し部)77を設けてある。この突き出し部77は、こま本体41の長手方向の両脇側の側面における戻し溝51のボール入口からボール出口までの間で、一対形成されている。突き出し部77は、全体が略同一の曲率で湾曲し、こま本体41の側面に沿って形成されている。また、突き出し部77は、第2構成例と同様に戻し溝51のボール通過路の出入り口となる領域には配置されない。
こま部材19Bは、図20に示すナット15Aに形成された挿入穴31に嵌入され、こま部材19Bの戻し溝とナット15Aの内ねじ溝とが位置決めされた後、接着剤、ボルト等を用いてナット15Aに固定される。
本構成のこま部材19Bによれば、第1、第2構成例のこま部材19,19Aに備わる係合部43を省略でき、こま部材19Bの加工工程を簡略化できる。また、こま部材19Bをナット15Aの挿入穴31に装着した場合に、突き出し部77がこま部材19Bとナット15Aとの間の隙間を塞ぐことで、隙間を通じてグリースがナット外周面に漏れ出すことがない。よって、ボールねじの美観が損なわれず、ボールねじの保守性を低下させることがない。本構成においては、グリースの漏出防止用にシール部材等の他の付加部材を設ける必要がないため、ボールねじの組立性を低下させることがない。
また、突き出し部77が、ナット15Aの内周面15aに係止されるため、こま部材19Bがナット15Aの挿入穴31から抜け出ることを防止できる。
このように、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、実施形態の各構成を相互に組み合わせることや、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者が変更、応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
以上の通り、本明細書には次の事項が開示されている。
(1) 外周面に螺旋状の外ねじ溝が形成されたねじ軸と、該ねじ軸に外嵌され内周面に螺旋状の内ねじ溝を有するナットと、前記外ねじ溝と前記内ねじ溝との間に形成された軌道路に転動可能に配置された複数の転動体と、前記ナットに装着されて前記内ねじ溝同士を連結するこま部材と、を備えるこま式ボールねじであって、
前記こま部材は、前記内ねじ溝を連結する戻し溝が形成されたこま本体と、前記こま本体に設けられ、前記ナットの円周方向の互いに逆方向に延びて前記ナットの内ねじ溝に係合する一対の係合部と、を有し、
前記こま本体と前記係合部との接合部がフィレット形状にされているこま式ボールねじ。
このこま式ボールねじによれば、こま部材のこま本体と係合部との接合部がフィレット形状にされているので、接合部における耐久性を大幅に向上させて応力集中を緩和させることができる。これにより、転動体による繰り返し衝撃力が係合部に負荷されても、係合部のこま本体との接合部での疲労による折損を抑制できる。したがって、こま式ボールねじの許容回転数を更に上げることが可能となり、性能を向上させることができる。この応力集中の緩和による耐衝撃性の向上は、軟質金属、樹脂あるいはセラミック等の鋼材に比べて強度や靭性が低い材料でこま部材を形成した場合や、サイズが大きい(例えば、直径7mm以上)転動体を備えることで運動エネルギーが大きくなる場合により効果的である。
(2) 前記こま本体及び前記係合部の少なくとも一方は、前記ナットから離間する方向へ凹む逃げ部を有し、前記フィレット形状部分は、前記逃げ部に形成されている(1)に記載のこま式ボールねじ。
このこま式ボールねじによれば、ナットから離間する方向へ凹む逃げ部にフィレット形状部分が形成されているので、こま部材をナットへ装着した際のフィレット形状部分のナットとの干渉を抑制することができる。これにより、こま部材をナットへ精度良く装着することができる。
(3) 前記係合部は、前記ナットの円周方向に直交する方向へ突出する第1の突き出し部が形成されている(1)又は(2)に記載のこま式ボールねじ。
このこま式ボールねじによれば、係合部に第1の突き出し部を形成することで、係合部の断面積を増やして係合部の強度を高めることができる。
(4) 前記こま本体における前記戻し溝のボール通過路の出入口の外側領域の少なくとも一部に、前記ナットの円周方向に直交する方向へ突出する第2の突き出し部が形成されている(1)又は(3)に記載のこま式ボールねじ。
このこま式ボールねじによれば、こま本体に第2の突き出し部を形成することで、こま本体の断面積を増やしてこま本体の強度を高めることができる。
(5) 前記突き出し部は、前記ねじ軸の外周面と前記ナットの内周面との間の空間に配置されている(3)又は(4)に記載のこま式ボールねじ。
このこま式ボールねじによれば、突き出し部がねじ軸の外周面とナットの内周面との間の空間に配置されているので、突き出し部がねじ軸の外周面とナットの内周面とで保持されることとなる。これにより、軌道路を形成する内ねじ溝内に係合部やこま本体を安定して係合させた状態に維持させることができる。また、突き出し部によって軌道路への異物の侵入を抑制できる。
(6) 前記こま部材は、前記ナットの径方向平面視において、前記係合部と前記こま本体とがそれぞれ長手方向を交差して接合されたV字接合部で形成される前記突き出し部に、R形状の切り欠きが設けられている(3)~(5)のいずれか一つに記載のこま式ボールねじ。
このこま式ボールねじによれば、係合部とこま本体とのV字接合部に形成された突き出し部によって、V字接合部における応力集中を抑制することができる。しかも、このV字接合部に形成された突き出し部にR形状の切り欠きが設けられているので、突き出し部における応力集中も抑制できる。
11 こま式ボールねじ
13 ねじ軸
13a 外周面
15 ナット
15a 内周面
17 ボール(転動体)
19 こま部材
21 外ねじ溝
25 内ねじ溝
41 こま本体
43 係合部
49 逃げ部
51 戻し溝
61 接合部
63 フィレット形状部分
65 突き出し部(第1の突き出し部)
67 V字接合部
69 切り欠き
75 突き出し部(第2の突き出し部)
K 軌道路

Claims (5)

  1. 外周面に螺旋状の外ねじ溝が形成されたねじ軸と、該ねじ軸に外嵌され内周面に螺旋状の内ねじ溝を有するナットと、前記外ねじ溝と前記内ねじ溝との間に形成された軌道路に転動可能に配置された複数の転動体と、前記ナットに装着されて前記内ねじ溝同士を連結するこま部材と、を備えるこま式ボールねじであって、
    前記こま部材は、前記内ねじ溝を連結する戻し溝が形成されたこま本体と、前記こま本体に設けられ、前記ナットの円周方向の互いに逆方向に延びて前記ナットの内ねじ溝に係合する一対の係合部と、を有し、
    前記こま本体と前記係合部との接合部がフィレット形状にされ
    前記こま本体及び前記係合部の少なくとも一方は、前記ナットから離間する方向へ凹む逃げ部を有し、前記フィレット形状部分は、前記逃げ部に形成されているこま式ボールねじ。
  2. 前記係合部は、前記ナットの円周方向に直交する方向へ突出する第1の突き出し部が形成されている請求項1記載のこま式ボールねじ。
  3. 前記こま本体における前記戻し溝のボール通過路の出入口の外側領域の少なくとも一部に、前記ナットの円周方向に直交する方向へ突出する第2の突き出し部が形成されている請求項1又はに記載のこま式ボールねじ。
  4. 前記突き出し部は、前記ねじ軸の外周面と前記ナットの内周面との間の空間に配置されている請求項又はに記載のこま式ボールねじ。
  5. 前記こま部材は、前記ナットの径方向平面視において、前記係合部と前記こま本体とがそれぞれ長手方向を交差して接合されたV字接合部で形成される前記突き出し部に、R形状の切り欠きが設けられている請求項のいずれか一項に記載のこま式ボールねじ。
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