JP7150392B2 - スリットノズルの製造方法及びスリットノズル - Google Patents

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Description

本発明は、複数のスリットから流体を噴射するスリットノズル及びこのスリットノズルの製造方法に関する。
半導体ウェーハ、セラミックス基板、樹脂パッケージ基板等の板状の被加工物を、環状の切削ブレードで切削加工する切削装置が知られている。高速に回転させた切削ブレードを被加工物に対して切り込ませながら、切削ブレードと被加工物とを相対的に移動させることで、この移動の経路に沿って被加工物は切削される。
また、上記被加工物を研削によって薄く加工する研削装置が知られている。研削装置は、例えば、被加工物を吸引保持するチャックテーブルと、チャックテーブルの上方に配置され、下面に研削砥石が固定された研削ホイールとを備える。チャックテーブルと研削ホイールとを相互に回転させながら、研削ホイールを下降させて被加工物に研削砥石を押し当てることで、被加工物は薄化される。
上述の切削装置及び研削装置等の加工装置で被加工物を加工するときには、被加工物に加工液を供給しながら被加工物を加工する。加工液を供給することにより、加工中の加工装置と被加工物との接触部分である加工点での発熱を抑制でき、更に、加工屑の排出を促進できる。加工終了後の被加工物上には加工液が残るので、この残った加工液を除去するべく、乾燥手段から被加工物に対してエアーを噴射させることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、加工後に発生した加工屑を被加工物から除去する洗浄装置が用いられる。洗浄装置においては、加圧した水等を用いた高圧洗浄や、エアー及び水を混合した二流体洗浄により被加工物を洗浄する。洗浄終了後の被加工物上には加工液が残るので、この残った加工液を除去するべく、乾燥手段から被加工物に対してエアーを噴射させることが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2には、乾燥手段として、円筒状のパイプ材の軸心方向に沿って当該パイプ材の側面に一定の間隔を開けてスポット状の複数の噴射口が設けられたエアー噴射手段が記載されている。エアー噴射手段は、各噴射口から噴射されるエアーにより所謂乾燥エアーの壁を形成でき、被加工物上に残った加工液は、この乾燥エアーの壁により除去される。
複数の噴射口は、パイプ材の軸心方向に沿って一定の間隔を開けて設けられ、且つ、各噴射口のスポットの径は、パイプ材の側面の面積に比べて微小である。それゆえ、上述の乾燥エアーの壁は、パイプ材の軸心方向に沿って断続的に形成され(即ち、柵状に形成され)、且つ、噴射されるエアーの流速は比較的低い場合が多い。
これに対して、特定の方向に連続的に設けられたスリットから、高い流速でエアーを噴射するエアーナイフノズルが知られている。エアーナイフノズルのスリットは、例えば、直方体形状の第1本体部の第1側面に、当該第1側面の高さ方向の所定位置から底部まで連続する1mmから数mm程度の深さを有し且つスリットの長さ方向に沿って連続的な凹部を形成し、直方体形状の第2本体部の平坦な第2側面と第1本体部の第1側面とを張り合わせることで形成される。
この場合、第1側面と第2側面との隙間である上述の凹部がエアーの吹き出し口となる。このエアーナイフノズルは複数の本体部を組み合わせて形成するので、細長いパイプ材等に比べて体積が大きい。それゆえ、加工装置内に配置するのが困難である場合がある。また、凹部の深さを1mmよりも更に小さくした狭小幅のスリットを有するエアーナイフノズルを製造することは、一般的に困難である。
特開2017-84950号公報 特開2015-115472号公報
これに対して、細長いパイプ材の側面に当該パイプ材の軸心方向に沿って連続的なスリットを設けて、このスリットからエアーを噴射することで、軸心方向に沿って連続的なエアーの壁を形成するスリットノズルを製造することが考えられる。
このスリットノズルでは、パイプ材の軸心方向に沿って細長い切り込みを形成して、パイプ材の軸心方向に直交する方向のスリット幅を狭小にすることで、エアーの流速を高くできるようにも思われる。
しかしながら、仮に、パイプ材の軸心方向に沿って連続的に狭小幅のスリットを形成しても、スリットノズルの使用中にパイプ材に掛かる流体の圧力等により、スリットの縁が部分的に変形して、スリットの幅が広がり、流速が遅くなるという問題が懸念される。
本発明は係る問題点に鑑みてなされたものであり、スリットノズルの使用中にスリットの幅が広がり難いノズルを提供することを目的とする。
本発明によれば、所定の幅を有する複数のスリットから流体を噴射するスリットノズルの製造方法であって、該スリットの該所定の幅に対応する厚さの切り刃を有する切削ブレードを準備する切削ブレード準備ステップと、筒状のパイプ材を準備するパイプ材準備ステップと、半円筒形状の凹部を有する治具の該凹部に該パイプ材を嵌め込むことで該パイプ材を該治具に固定し、且つ、該治具をチャックテーブルで吸引保持することにより、該チャックテーブルに対して該パイプ材及び該治具を固定した状態で、該パイプ材の軸心方向に沿って該切削ブレードを位置付け、該パイプ材の径方向の外側から該パイプ材に該切削ブレードの該切り刃を切り込ませ、切り込ませた該切削ブレードの該切り刃を該パイプ材から引き抜くことで、該所定の幅に対して直交する方向に長い第1のスリットを形成する第1スリット形成ステップと、該第1スリット形成ステップの後、該切削ブレード及び該パイプ材を該軸心方向に沿って相対的に移動させる移動ステップと、該移動ステップの後、該チャックテーブルに対して該パイプ材及び該治具を固定した状態で、該パイプ材の該軸心方向に沿って該切削ブレードを位置付け、該パイプ材の径方向の外側から該パイプ材に該切削ブレードの該切り刃を切り込ませ、切り込ませた該切削ブレードの該切り刃を該パイプ材から引き抜き、該第1スリットの長さ方向の延長線上で該第1スリットに対して不連続となるように第2スリットを形成する第2スリット形成ステップと、を備えるスリットノズルの製造方法が提供される。
好ましくは、第1スリット及び第2スリットの該所定の幅は、30μm以上200μm以下であることが望ましい。
本発明の他の態様によれば、金属製の筒状のパイプ材に設けられた複数のスリットから流体を噴射するスリットノズルであって、該パイプ材の軸心方向に沿って等間隔に該パイプ材の側壁部に設けられた第1スリット、第2スリット及び第スリットと、該第1スリットと該第2スリットとの間と、該第2スリットと該第3スリットとの間と、に設けられ、該パイプ材の該側壁部の一部である残り部と、を備え、該残り部の該軸心方向の長さは、該パイプ材の軸心から該パイプ材の径方向の外側に向かうにつれて短くなるスリットノズルが提供される。
本発明に係るスリットノズルの製造方法によると、第1スリットに対して不連続となるように第2スリットが形成されるので、第1スリット及び第2スリットが連続する場合に比べて、スリットノズルの流体噴射時間に応じてスリットの幅が広がることを抑制できる。同様に、本発明に係るスリットノズルによると、第1スリットと第2スリットとの間に残り部が設けられるので、スリットノズルの流体噴射時間に応じてスリットの幅が広がることを抑制できる。
図1(A)は、スリットノズルの底面図であり、図1(B)は、図1(A)のI-I断面図である。 スリットノズルの側面図である。 切削手段の側面図である。 パイプ材の斜視図である。 パイプ材に切削ブレードを切り込ませるときの軸心方向に直交する平面でのパイプ材の断面図である。 図6(A)は、パイプ材に切削ブレードを切り込ませるときの幅方向に直交する平面でのパイプ材の断面図であり、図6(B)は、切り込ませた切削ブレードをパイプ材から引き抜くときのパイプ材の断面図である。 切削ブレード及びパイプ材を軸心方向に沿って相対的に移動させる移動ステップを示すパイプ材の断面図である。 図8(A)は、第1スリットから離れた位置のパイプ材に切削ブレードを切り込ませるときの幅方向に直交する平面でのパイプ材の断面図であり、図8(B)は、切り込ませた切削ブレードをパイプ材から引き抜くときのパイプ材の断面図である。 スリットノズルの製造方法を示すフローチャートである。 図10(A)は、比較例に係るスリットノズルの使用前の底面図であり、図10(B)は、比較例に係るスリットノズルを所定時間期間使用した後の底面図である。 切削ブレードをパイプ材に切り込ませた状態で、パイプ材を軸心方向に移動させる他の実施形態の様子を示す図である。
図1から図9を参照して、本発明の一実施形態に係るスリットノズル11について説明する。図1(A)は、スリットノズル11の底面図であり、図1(B)は、図1(A)のI-I断面図である。図2は、スリットノズル11の側面図である。なお、本実施形態では、スリットノズル11又はパイプ材13の側面のうちスリット15a等が設けられる部分を便宜上、底面と称する。
本実施形態のスリットノズル11は、ステンレス等の金属製であり内部が空洞の円筒状のパイプ材13を有する。但し、パイプ材13は、内部が空洞の角柱状であってもよい。本実施形態では、パイプ材13の側壁部13dの肉厚が約1mmであり、パイプ材13の軸心13aと略平行な軸心方向Aの長さが約300mmである。
スリットノズル11は、パイプ材13の側壁部13dに複数(本実施形態では3個)のスリット15a、15b及び15cを備える。各スリット15a、15b及び15cは、パイプ材13の内側側面13cからパイプ材13の外側側面13bまで貫通して設けられ、パイプ材13の内部をパイプ材13の外部に接続する。
スリット15a、15b及び15cの各々は、パイプ材13の幅方向Cに沿って所定の幅Dを有する。所定の幅Dは、数十μm以上数百μm以下であり、例えば、30μm以上200μm以下である。
複数のスリット15a、15b及び15cの各々は、パイプ材13の軸心方向Aに沿って長い。スリット15aの長さ方向(即ち、軸心方向A)の延長線上にスリット15bが設けられ、スリット15bの長さ方向(即ち、軸心方向A)の延長線上にスリット15cが設けられる。複数のスリット15a、15b及び15cは、軸心方向Aに沿って互いに離れた位置に設けられており、各々の軸心方向Aの長さは、例えば、約80mmである。
なお、本実施形態では、図1(A)に示す様に、軸心方向Aと直交し、且つ、軸心方向Aとスリット(例えば、スリット15a)の中央とを通る方向をパイプ材13の高さ方向Bと称する。また、軸心方向A及び高さ方向Bの両方に直交する方向をパイプ材13の幅方向Cと称する。
軸心方向Aに沿って隣接するスリット15a及び15bの間とスリット15b及び15cの間とには、パイプ材13の側壁部13dの一部である残り部(肉残し部)17b及び17cが設けられる。残り部17b及び17cの軸心方向Aに沿った最大の長さtは、代表的には1mm以上10mm以下であり、例えば、2mm以上5mm以下である。
スリット15aとパイプ材13の左側端部との間には、軸心方向Aに沿った長さが、残り部17b及び17cの長さtの約半分(t/2)である残り部17aが設けられる。同様に、スリット15cとパイプ材13の右側端部との間にも、軸心方向Aに沿った長さが長さtの約半分(t/2)である残り部17dが設けられる。
図1(B)に示す様に、残り部17a、17b、17c及び17dの各々の軸心方向Aの長さは、パイプ材13の軸心13aからパイプ材13の径方向(即ち、図1(B)に示すパイプ材13の高さ方向B)の外側に向かうにつれて短くなる。
残り部17b及び17cは、パイプ材13の内側側面13cでの軸心方向Aの長さがtであり、高さ方向Bに沿って外側に進むにつれて軸心方向Aの長さが徐々に小さくなり、パイプ材13の外側側面13bでの軸心方向Aの長さは、長さtに比べて十分に小さくなる。パイプ材13の外側側面13bでの軸心方向Aの長さは、例えば略ゼロである。
つまり、パイプ材13の外側側面13bに露出する残り部17b及び17cは、幅方向Cに沿って線状(図1(B)に示す断面図で点状)に残った側壁部13dの一部である。残り部17a及び17dは、内側側面13cでの軸心方向Aの長さが長さtの約半分(t/2)であり、同様に、パイプ材13の外側側面13bでの軸心方向Aの長さが、長さtの約半分(t/2)に比べて十分に小さく、例えば略ゼロである。
残り部17b及び17cの断面は、内側側面13cを底辺とする概略三角形形状を有するが、この三角形形状の二辺は直線ではなく底辺に向かって凹んでおり、この凹んだ部分は、後述する円環形状の切削ブレード26の曲率に対応する曲率を有する。
残り部17aはスリット15aを構成する面が内側側面13cに向かって凹んでおり、同様に、残り部17dはスリット15cを構成する面が内側側面13cに向かって凹んでいる。残り部17a及び残り部17dの凹んだ部分は、切削ブレード26の曲率に対応する曲率を有する。また、各残り部17a、17b、17c及び17dも、パイプ材13の幅方向Cで、スリット15a、15b及び15cと同じ幅Dを有する。
パイプ材13中には、所定の圧力及び流量で流体が送り込まれ、複数のスリット15a、15b及び15cからは流体が噴射される。流体は、例えば、エアー等の気体、又は水等の液体である。本実施形態では、パイプ材13の空洞中にエアーEが供給されるので、複数のスリット15a、15b及び15cからは、エアーEが噴射される。
本実施形態では、幅Dを30μm以上200μm以下とすることにより、幅Dが1mmである場合に比べて、スリット15a等から噴射されるエアーEの流速を高めることができ、加工液又は洗浄液等の除去効果を高めることができる。
エアーEが噴射される様子を図2に示す。図2は、図1(B)に示すスリットノズル11が軸心13aを中心として180度回転され、複数のスリット15a、15b及び15cが下向きに配置された状態を示している。
スリット15a、15b及び15cの各々は、パイプ材13の内側側面13cから外側側面13bに向かって軸心方向Aの長さが大きくなる様に形成されているので、パイプ材13の内側から外側に進むにつれて軸心方向Aに広がる様にエアーEが噴射される。それゆえ、スリットノズル11は、残り部17a、17b、17c及び17dの直下にもエアーEを供給でき、軸心方向Aに沿って連続的なエアーEの壁を形成できる。
また、本実施形態では、高さ方向B及び幅方向Cと平行な平面でのパイプ材13の断面が円環状であるので、パイプ材13の断面が四角枠状である場合に比べて、パイプ材13の空洞に送り込まれるエアーEに対する耐圧が高くなる。
なお、図1(A)及び図1(B)に示すパイプ材13の両端は開状態であるが、図2の様に、パイプ材13にエアーEを供給して複数のスリット15a、15b及び15cからエアーEが噴射されるときには、パイプ材13の両端のうち上流側を開状態とし、下流側を閉状態とする。例えば、パイプ材13の下流側をキャップ等で封止して閉状態とする。
ここで、図3から図9を参照してスリットノズル11の製造方法を説明する。まず、パイプ材13に対して切り込みを形成するために、切削ブレード26を有する切削手段20を準備する(切削ブレード26準備ステップS10)。図3は、切削手段20の側面図である。
切削手段20は、例えば、半導体ウェーハ及び樹脂パッケージ基板を切断するために用いられる加工装置に設けられる切削ユニットである。切削手段20は、Y軸方向と略平行な回転軸となるスピンドル22を有する。
スピンドル22は、筒状のスピンドルハウジング(不図示)に部分的に収容されており、このスピンドルハウジングは、所謂エアベアリングによってスピンドル22を回転可能に支持できる。
切削手段20は、スピンドル22の一端側に連結されたモータを含む回転駆動源(不図示)を有する。また、切削手段20は、スピンドルハウジングの外部に露出するスピンドル22の他端側に装着された円環状のブレードマウント24を有する。
ブレードマウント24のY軸方向の前面には、切削ブレード26が設けられる。切削ブレード26、ブレードマウント24及びスピンドル22は、ボルト等の固定手段により回転可能な態様で一体的に固定されている。
本実施形態の切削ブレード26は、所謂ハブブレードであり、円環状の基台26bと、この基台26bの外周に設けられた円環状の切り刃26aとを有する。なお、本実施形態では、円環状の切り刃26aの外径と内径との差(即ち、切り刃26aの径方向の長さ)は、パイプ材13の肉厚約1mmよりも大きい。
切り刃26aは、例えば、金属や樹脂等のボンド材(結合材)に、ダイヤモンドやCBN(Cubic Boron Nitride)等の砥粒を混合して形成される。なお、切削ブレード26として、切り刃のみで構成されたワッシャーブレードを用いてもよい。
切削ブレード26の切り刃26aは、予め定められた厚さFを有する。本実施形態の切り刃26aの厚さFは、切削ブレード26がスピンドル22に装着された状態でY軸方向に略平行であり、複数のスリット15a、15b及び15cの各幅Dに対応している。
幅Dは、加工精度の影響により、切り刃26aの厚さの1倍以上であってもよい。例えば、幅Dは、最大で、切り刃26aの厚さの1.2倍以下である。なお、当然ではあるが、切り刃26aによりパイプ材13の一部を切削することにより形成されたカーフ(kerf)幅は、スリット15a等の幅Dに等しい。
切削手段20は、スピンドル22の下方に位置し切削ブレード26を挟む一対の切削液供給ノズル28を有する。一対の切削液供給ノズル28の各々は、切り刃26a側に位置する噴射口28aを有する。切削液供給ノズル28は、切削加工時に切り刃26aに切削液を供給し、切削液は切り刃26aを伝って切り刃26aとパイプ材13との接触領域である加工点に到達する。
次に、この切削手段20の切り刃26aを切り込ませるパイプ材13を準備する(パイプ材13準備ステップS20)。図4は、パイプ材13の斜視図である。図4では、スリット15a等を形成する前のパイプ材13を示す。なお、上述の切削ブレード26準備ステップS10とパイプ材13準備ステップS20とは、どちらが先でもよい。
本実施形態では、パイプ材13準備ステップS20の後に、高速に回転させた切削ブレード26を、パイプ材13の底面に切り込ませる。図5は、パイプ材13に切削ブレード26を切り込ませるときの軸心方向Aに直交する平面でのパイプ材13の断面図であり、図6(A)は、パイプ材13に切削ブレード26を切り込ませるときの幅方向Cに直交する平面でのパイプ材13の断面図である。
なお、図5及び図6(A)に示す様に、パイプ材13の軸心方向Aは切削手段20のX軸方向と略平行とし、パイプ材13の高さ方向Bは切削手段20のZ軸方向と略平行とし、パイプ材13の幅方向Cは切削手段20のY軸方向と略平行とする。
パイプ材13は、軸心方向Aに動かないように治具30により固定される。治具30は、例えば、パイプ材13の一部と嵌め合う凹部を有しており、パイプ材13は当該凹部に嵌め込まれることで治具30に対して固定される。
治具30は、例えば、軸心13aを通り軸心方向A及び幅方向Cと平行な平面でパイプ材13を2つに切断した場合に、当該切断されたパイプ材13の一方に対応した形状を有する。本実施形態の治具30は、スリット15aが設けられるパイプ材13の底面側とは反対側(即ち、パイプ材13の上面側)と嵌め合う半円筒形状の凹部を有する。
治具30の下部には、チャックテーブル32が配置されている。チャックテーブル32は、細孔を有するポーラスセラミックス等で形成され、上面視で矩形形状のポーラス板32bを有する。ポーラス板32bの細孔は流路32cに接続しており、この流路32cはバルブ等(不図示)を介して真空ポンプ等の吸引手段(不図示)に接続されている。
吸引手段の負圧により、治具30の底面は、ポーラス板32bの保持面32aに吸引保持される。これにより、加工装置内に固定されているチャックテーブル32に対して、治具30及びパイプ材13が固定される。
パイプ材13に高速に回転させた切削ブレード26を切り込ませて切削加工するときには、まず、切削ブレード26をパイプ材13の軸心方向Aに沿って位置付ける。つまり、切削ブレード26の切り刃26aの厚さ方向(Y軸方向)と直交する切り刃26aのX-Z平面方向をパイプ材13の軸心方向Aに沿って位置付ける。
そして、パイプ材13及び切削手段20を相対的にZ軸方向に沿って移動させることにより、切り刃26aをパイプ材13に切り込ませる。なお、切り込み時には、切削液供給ノズル28の噴射口28aから切り刃26aへ切削液Gが供給される。
本実施形態では、切削ブレード26をZ軸方向に沿って下方に移動させることにより、パイプ材13の径方向(即ち、パイプ材13の高さ方向B)の外側からパイプ材13に向かって切削ブレード26を切り込ませる。
その後、切削ブレード26及びパイプ材13を相対的にX軸方向に移動させることなく、切削ブレード26をZ軸方向に沿って上方に移動させることにより、切り込ませた切削ブレード26をパイプ材13から引き抜く(所謂、チョッパーカット(chopper cut))。図6(B)は、切り込ませた切削ブレード26をパイプ材13から引き抜くときのパイプ材13の断面である。
このように、本実施形態では、切削ブレード26を用いたチョッパーカットにより、パイプ材13の側壁部13dの肉厚の全部ではなく一部を高さ方向Bに沿って切断する。これにより、パイプ材13にスリット15aが形成される(スリット15a形成ステップS30)。
例えば、スリット15aを形成するときの切り刃26aの切り込み深さは、以下の様に算出される。なお、軸心方向Aに沿って外側側面13b及び内側側面13cに形成されたスリット15aの長さは、切り刃26aの切り込み深さに応じて定まる。
切り刃26aの半径rは、切削ブレード26に応じて予め定められている。また、チャックテーブル32に対する切り刃26aの高さ位置は加工装置に応じて予め定められており、切り刃26aの回転軸(即ち、スピンドル22の軸心)から外側側面13bまでの距離Lも治具30及びパイプ材13の形状及び大きさ等の情報から算出できる。
それゆえ、切り刃26aの外側側面13bに対する切り込み深さは、半径rと距離Lとの差(r-L)から求めることができる。また、外側側面13bの軸心方向Aのスリット15aの長さも定まる。
さらに、パイプ材13の肉厚Δも予め定められているので、切り刃26aの回転軸から内側側面13cまでの距離(L+Δ)により、切り刃26aの内側側面13cに対する切り込み深さ(r-(L+Δ))が定まる。また、内側側面13cの軸心方向Aのスリット15aの長さも定まる。
スリット15a形成ステップS30の後、切削ブレード26及びパイプ材13を軸心方向Aに沿って相対的に移動させる。図7は、切削ブレード26及びパイプ材13を軸心方向Aに沿って相対的に移動させる移動ステップ(S40)を示すパイプ材13の断面図である。
移動ステップS40の後、切削ブレード26をパイプ材13の軸心方向Aに沿って位置付ける。つまり、切り刃26aの厚さ方向(Y軸方向)と直交する切り刃26aの面、即ちX-Z平面方向をパイプ材13の軸心方向Aに沿って位置付ける。そして、パイプ材13の径方向(即ち、パイプ材13の高さ方向B)の外側からパイプ材13に向かって切削ブレード26を切り込ませる。
図8(A)は、パイプ材13のスリット15aから離れた位置に切削ブレード26を切り込ませるときの幅方向Cに直交する平面でのパイプ材13の断面図であり、図8(B)は、切り込ませた切削ブレード26をパイプ材13から引き抜くときのパイプ材13の断面図である。この様に、チョッパーカットにより、スリット15bを形成する(スリット15b形成ステップS50)。なお、スリット15aとスリット15bとの間には残り部17bが存在するので、スリット15a及びスリット15bは、連続しておらず、不連続である。
スリット15b形成ステップの後、切削ブレード26及びパイプ材13を軸心方向Aに沿って相対的に移動させる移動ステップ(S60)を経て、スリット15bから離れた位置のパイプ材13に切削ブレード26を切り込ませてその後引き抜く。この様に、チョッパーカットにより、スリット15cを形成する(スリット15c形成ステップS70)。なお、スリット15bとスリット15cとの間には残り部17cが存在するので、スリット15b及びスリット15cは、連続しておらず、不連続である。
本実施形態では、切削ブレード26準備ステップS10(図3)、パイプ材13準備ステップS20(図4)、スリット15a形成ステップS30(図5、図6(A)、図6(B))、移動ステップS40(図7)、スリット15b形成ステップS50(図8(A)、図8(B))、移動ステップS60及びスリット15b形成ステップS70を経てスリットノズル11を製造する。図9は、スリットノズル11の製造方法を示すフローチャートである。
本実施形態では、複数のスリット15a、15b及び15cの各々を同じ幅Dとし、且つ、隣接する2つのスリット間に残り部17b及び17cを形成する。それゆえ、各スリットの軸心方向Aの長さは、軸心方向Aに沿って連続的にスリットを形成する場合(例えば、残り部17b及び17cが無い場合)に比べて短くなる。
それゆえ、スリットノズル11の使用中にパイプ材13に掛かるエアーEの圧力に対する耐性(即ち、耐圧)が高くなり、軸心方向Aに沿って連続的にスリットを形成する場合に比べて各スリットの幅方向Cの幅Dが広がり難くなる。
加えて、各スリットの幅Dが広がり難くなるので、軸心方向Aに沿って連続的にスリットを形成する場合に比べて、より長い時間、軸心方向Aに沿って略均一な流量のエアーEを噴射できる。
また、本実施形態のスリットノズル11は、1本のパイプ材13から形成されているので、従来の様に第1側面に凹部を有する第1本体部と第2本体部の平坦な第2側面とを張り合わせて形成されたエアーナイフノズルに比べて、加工装置内に配置されても切削手段20等の構造体の妨げとならない。それゆえ、加工装置内に配置することに非常に適している。
なお、本実施形態では、3個のスリット15a、スリット15b及びスリット15cを設ける場合について説明したが、2個のスリットを設けてもよい。この場合、パイプ材13の全長は約200mmであってもよい。パイプ材13に設けるスリットの数は、4個以上であってもよい。
ここで、パイプ材43の軸心方向Aに沿って連続的にスリットを形成する比較例について説明する。図10(A)は、比較例に係るスリットノズル41の使用前の底面図であり、図10(B)は、比較例に係るスリットノズル41を所定時間使用した後の底面図である。
図10(A)に示す様に、スリット45は、軸心方向Aに沿った任意の位置で幅方向Cの長さがD1である。なお、比較例に係るスリットノズル41は、本願発明に係るスリットノズル11の様に、残り部17b及び17cを有しないので、残り部17b及び17cに対応する位置におけるスリット45の開口縁部分のパイプ材43の耐圧は、スリットノズル11に比べて弱い。
その結果、スリットノズル41を所定時間使用した後、スリット45の形状はスリット15a等に比べて変形しやすく、例えば、図10(B)に示す様にスリット45の形状は底面視で略菱形形状となる。
特に、軸心方向Aの中間位置における幅方向Cの長さが他の箇所に比べて大きくなる。当該中間位置での幅方向Cの長さは、当初長さD1よりも大きい長さD2となる。スリット45が図10(B)の様に変形すると、スリットノズル41は軸心方向Aに略均一な流量でエアーEを噴出できなくなる。
これに対して、本願発明の実施形態に係るスリットノズル11は残り部17b及び17cを有するので、各スリット15a、15b及び15cの幅Dが、比較例に係るスリットノズル41に比べて広がり難くなり、より長い時間、軸心方向Aに沿って略均一な流量のエアーEを提供できる。
なお、上述の本発明の一実施形態では、切削ブレード26のチョッパーカットにより、各スリット15a、15b及び15cを形成した。但し、切削ブレード26をパイプ材13に切り込ませた後、切削ブレード26及びパイプ材13を軸心方向Aに沿って相対的に移動させ、その後、切削ブレード26をパイプ材13から引き抜いて、スリット15a等を形成してもよい。
図11は、切削ブレード26をパイプ材13に切り込ませた状態で、パイプ材13を軸心方向Aに移動させる他の実施形態の様子を示す図である。本明細書では、切削ブレード26を被加工物に切り込ませた後、被加工物を切削ブレード26に対して加工送り方向(即ち、X軸方向又は軸心方向A)に移動させることをトラバースカット(traverse cut)と称する。
この他の実施形態では、切削ブレード26の切り込み深さを上述の実施形態に比べて減らし、各スリット15a、15b及び15cの軸心方向Aの長さをトラバースカットにより調整する。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。例えば、上述の実施形態のスリットノズル11はエアーEを噴射するが、洗浄液噴射ノズルとしてスリットノズル11を使用する場合は、スリットノズル11は水等の液体を噴射してもよい。
なお、スリットノズル11が水等の液体を噴射する場合も、上述した様に、液体の圧力に対する耐性が高くなり、各スリットの幅Dが広がり難くなるという有利な効果を得ることができる。
11 スリットノズル
13 パイプ材
13a 軸心
13b 外側側面
13c 内側側面
13d 側壁部
15a,15b,15c スリット
17a,17b,17c,17d 残り部(肉残し部)
20 切削手段
22 スピンドル
24 ブレードマウント
26 切削ブレード
26a 切り刃
26b 基台
28 切削液供給ノズル
28a 噴射口
30 治具
32 チャックテーブル
32a 保持面
32b ポーラス板
32c 流路
41 スリットノズル
43 パイプ材
45 スリット
A 軸心方向
B 高さ方向
C 幅方向
D 幅
E エアー
F 厚さ
G 切削液

Claims (3)

  1. 所定の幅を有する複数のスリットから流体を噴射するスリットノズルの製造方法であって、
    該スリットの該所定の幅に対応する厚さの切り刃を有する切削ブレードを準備する切削ブレード準備ステップと、
    筒状のパイプ材を準備するパイプ材準備ステップと、
    半円筒形状の凹部を有する治具の該凹部に該パイプ材を嵌め込むことで該パイプ材を該治具に固定し、且つ、該治具をチャックテーブルで吸引保持することにより、該チャックテーブルに対して該パイプ材及び該治具を固定した状態で、該パイプ材の軸心方向に沿って該切削ブレードを位置付け、該パイプ材の径方向の外側から該パイプ材に該切削ブレードの該切り刃を切り込ませ、切り込ませた該切削ブレードの該切り刃を該パイプ材から引き抜くことで、該所定の幅に対して直交する方向に長い第1のスリットを形成する第1スリット形成ステップと、
    該第1スリット形成ステップの後、該切削ブレード及び該パイプ材を該軸心方向に沿って相対的に移動させる移動ステップと、
    該移動ステップの後、該チャックテーブルに対して該パイプ材及び該治具を固定した状態で、該パイプ材の該軸心方向に沿って該切削ブレードを位置付け、該パイプ材の径方向の外側から該パイプ材に該切削ブレードの該切り刃を切り込ませ、切り込ませた該切削ブレードの該切り刃を該パイプ材から引き抜き、該第1スリットの長さ方向の延長線上で該第1スリットに対して不連続となるように第2スリットを形成する第2スリット形成ステップと、
    を備えることを特徴とするスリットノズルの製造方法。
  2. 該第1スリット及び第2スリットの該所定の幅は、30μm以上200μm以下であることを特徴とする請求項1に記載のスリットノズルの製造方法。
  3. 金属製の筒状のパイプ材に設けられた複数のスリットから流体を噴射するスリットノズルであって、
    該パイプ材の軸心方向に沿って等間隔に該パイプ材の側壁部に設けられた第1スリット、第2スリット及び第スリットと、
    該第1スリットと該第2スリットとの間と、該第2スリットと該第3スリットとの間と、に設けられ、該パイプ材の該側壁部の一部である残り部と、を備え、
    該残り部の該軸心方向の長さは、該パイプ材の軸心から該パイプ材の径方向の外側に向かうにつれて短くなることを特徴とするスリットノズル。
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