JP7138393B1 - 包装用容器 - Google Patents

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Abstract

包装用容器は、脚部を有する容器本体と、天面部(41)から下方へ凹む脚載置面部(42)を有し容器本体に嵌合される蓋体(4)とを備え、脚部を脚載置面部(42)に載置させて多段に積み重ねることが可能である。天面部(41)と脚載置面部(42)とが段差部を介して連設されている。包装用容器は、脚載置面部(42)から段差部(42a)と交差しつつ天面部(41)まで連続して形成された第一溝リブ(51)と、第一溝リブ(51)と連続する状態で、段差部(42a)と脚載置面部(42)との境界線に沿って形成された第二溝リブ(52)とを備える。

Description

本発明は、包装用容器に関する。
例えば食品等の被収容物を収容するのに、容器本体とそれに嵌合される蓋体とを備える包装用容器が利用されている。このような包装用容器の多くは、熱可塑性樹脂のシート成形によって形成されている。
また、この種の包装用容器の中には、容器本体に脚部を設け、蓋体に天面部から下方へ凹む脚載置面部を設けて、脚部を脚載置面部に載置させて多段に積み重ねることを可能としたものがある。このような段積み可能な包装用容器の一例が、特開2008-260584号公報(特許文献1)に開示されている。
シート成形によって形成される包装用容器を段積みする場合、当該包装用容器は、積み重ねに耐え得るだけの機械的強度を有していることが必要となる。この点に関して、特許文献1の包装用容器では、蓋体の天面部と側壁部との境界部に全周に亘る糸尻状凸部を設けるとともに、側壁部にリブを設けることで、蓋体の耐圧縮性を向上させている。
しかし、特許文献1では、断面ヘアピン状の糸尻状凸部を全周に亘って形成しており、また、当該糸尻状凸部の厚みや高さを細かく調整しており、構造的に複雑なものとなっていた。また、糸尻状凸部が全周に亘って形成されることで、当該糸尻状凸部によって一部遮られて、被収容物の視認性が低下する可能性があった。
特開2008-260584号公報
簡易な構造で、被収容物の視認性を維持しつつ積み重ねに耐え得るだけの機械的強度を備えた包装用容器の実現が望まれる。
本発明に係る包装用容器は、
脚部を有する容器本体と、天面部から下方へ凹む脚載置面部を有し前記容器本体に嵌合される蓋体とを備え、脚部を脚載置面部に載置させて多段に積み重ねることが可能な包装用容器であって、
前記天面部と前記脚載置面部とが段差部を介して連設されており、
前記脚載置面部から前記段差部と交差しつつ前記天面部まで連続して形成された第一溝リブと、
前記第一溝リブと連続する状態で、前記段差部と前記脚載置面部との境界線に沿って形成された第二溝リブと、
を備える。
この構成によれば、脚載置面部から段差部と交差しつつ天面部まで延びる第一溝リブと、段差部と脚載置面部との境界線に沿う第二溝リブとが、互いに交差する状態で連続して形成されるので、脚載置面部及びその近傍の強度を高めることができる。その際、脚載置面部及び段差部に小溝状のリブを立てるだけの簡易な構造で、脚載置面部の強度を高めることができる。第一溝リブ及び第二溝リブは、全周に亘って形成されるのではなく、脚載置面部及びそれに連設される段差部の位置だけに形成されるので、被収容物を遮ることも少なく、被収容物の視認性を維持することができる。以上より、簡易な構造で、被収容物の視認性を維持しつつ積み重ねに耐え得るだけの機械的強度を備えた包装用容器を実現することができる。
以下、本発明の好適な態様について説明する。但し、以下に記載する好適な態様例によって、本発明の範囲が限定される訳ではない。
一態様として、
前記蓋体は、前記天面部及び前記脚載置面部を取り囲んで下方に延びる蓋体側壁部を有し、
前記第一溝リブが、前記蓋体側壁部の下端まで連続して形成されていることが好ましい。
この構成によれば、脚載置面部及びその近傍の、蓋体側壁部の下端から天面部に到るまでの広い範囲で、脚載置面部及びその近傍の強度を高めることができる。よって、包装用容器全体としての機械的強度をさらに向上させることができる。
一態様として、
前記天面部と前記段差部との境界線に略平行に前記天面部に形成された第三溝リブをさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、天面部における脚載置面部の近傍の強度を、小溝状のリブを立てるだけの簡易な構造でさらに高めることができる。
一態様として、
前記第一溝リブに略平行に前記脚載置面部に形成された第四溝リブをさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、脚載置面部の強度を、小溝状のリブを立てるだけの簡易な構造でさらに高めることができる。
一態様として、
前記容器本体の底面部が前記天面部に当接した状態で積み重ね可能であることが好ましい。
この構成によれば、脚載置面部に他の包装用容器の脚部が載置されるのに加え、天面部に他の包装用容器の容器本体の底面部が当接する状態で、複数の包装用容器を安定的に多段に積み重ねることができる。
本発明のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
実施形態の包装用容器の分解斜視図 包装用容器の分解正面図 包装用容器の分解側面図 包装用容器の平面図 容器本体の平面図 図4におけるVI-VI断面図 図4におけるVII-VII断面図 蓋体の脚載置面部付近の斜視図 別態様の包装用容器の拡大平面図
包装用容器の実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態では、寿司や惣菜等の食品を被収容物としてその内部に収容する包装用容器(食品包装用容器)1を例として説明する。
なお、以下では、包装用容器1の内側に向かう方向(外縁側から中央側に向かう方向)を「内方」と言い、包装用容器1の外側に向かう方向(中央側から外縁側に向かう方向)を「外方」と言う。
図1~図3に示すように、包装用容器1は、容器本体2と蓋体4とを備えている。包装用容器1は、シート成形によって形成されている。包装用容器1を構成する容器本体2及び蓋体4が、それぞれ、シート成形によって形成されている。本実施形態では、容器本体2及び蓋体4は、熱可塑性樹脂非発泡シートの熱成形によって形成される。熱可塑性樹脂非発泡シートは、熱可塑性樹脂を主体とする熱可塑性樹脂非発泡層を備えている。
熱可塑性樹脂非発泡層を構成する熱可塑性樹脂は、特に限定されない。例えばポリオレフィン(ポリエチレンやポリプロピレン等)、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート等)、及びアクリル樹脂等の一般的な熱可塑性樹脂を適宜使用することができる。これらは、それぞれ、単独重合体、他の単量体との共重合体、他の樹脂との混合物、又はそれらの組み合わせであって良い。
なお、容器本体2は、熱可塑性樹脂発泡シート、又は、熱可塑性樹脂発泡シートと熱可塑性樹脂非発泡シートとの積層シートの熱成形によって形成されても良い。また、容器本体2は、有色に形成されても良いし、無色に形成されても良い。蓋体4は、被収容物の視認性を高める点からは無色に形成されることが好ましい。
図4及び図5に示すように、本実施形態の包装用容器1は、平面視矩形状に形成されている。すなわち、包装用容器1を構成する容器本体2及び蓋体4は、平面視矩形状に形成されている。「平面視矩形状」とは、平面視における外形形状が、矩形であること又は全体としておよそ矩形であることを意味する。従って、容器本体2及び蓋体4は、平面視における外形形状が全体としておよそ矩形である限り、四辺のうちの少なくとも1つが屈曲ないし湾曲して形成されても良い。本例では、容器本体2及び蓋体4は、平面視長方形状に形成されている。
図1~図3及び図5に示すように、容器本体2は、底面部21と、本体側壁部23と、本体フランジ部24と、本体スカート部25とを有している。
底面部21は、容器本体2の底部を構成している。底面部21は、支持面部21Aと、周溝部21Bと、隅凹部21Cとを有している。支持面部21Aは、被収容物たる食品を支持する部位であり、底面部21における周縁部(周溝部21B及び隅凹部21C)を除く中央領域に設けられている。周溝部21Bは、支持面部21Aの周囲を取り囲んで当該支持面部21Aよりも下方に凹むように形成されている。隅凹部21Cは、平面視矩形状の周溝部21B及び支持面部21Aの四隅に、周溝部21Bよりもさらに下方に凹むように形成されている。
このような隅凹部21Cが形成されていることに対応して、容器本体2の四隅にはそれぞれ下方に向かって突出する脚部22が形成されている。脚部22は、容器本体2を陳列台やテーブル等に置く際に、容器本体2を支える部位となる。また、脚部22は、複数の包装用容器1が多段に積み重ねられるとき、下側の包装用容器1の蓋体4の天面部41に形成された脚載置面部42に載置されて位置保持される。
本体側壁部23は、底面部21から上方に延びるように形成されている。本体側壁部23は、上方に向かうに従って外方に傾斜するように形成されている。本体側壁部23は、底面部21の周囲を取り囲むように環状に形成されている。本体側壁部23は、底面部21と共に、被収容物を収容するための収容部を形成している。本実施形態では、本体側壁部23に、上下方向に沿って延びる複数の縦リブ23Aが周方向に並んで形成されている。
本体フランジ部24は、本体側壁部23から外側に延びている。本体フランジ部24は、本体側壁部23の上端部から外側に水平に延びている。本体フランジ部24には、閉蓋状態で蓋体4の蓋体フランジ部44が重ね合わされる。
本体スカート部25は、本体フランジ部24よりも周縁側において下方に延びている。具体的には、本体スカート部25は、本体フランジ部24の外側端部から下方に延びている。本体スカート部25は、容器本体2の全周に亘って形成されている。本体スカート部25は、外方に向かうに従ってやや下方に傾斜するように形成されている。本体スカート部25は、閉蓋状態で蓋体4の蓋体スカート部45によって外方から覆われる。
本体スカート部25の下端部からは、延出縁部27が外方に向かって延出している。延出縁部27には、閉蓋状態で蓋体4の蓋体スカート部45に形成された線状突起46が下方から係合する。
図1~図4に示すように、蓋体4は、天面部41と、脚載置面部42と、蓋体側壁部43と、蓋体フランジ部44と、蓋体スカート部45とを有している。
天面部41は、蓋体4の天井部を構成している。天面部41は、平坦面に形成されている。天面部41を平坦面に形成することで、被収容物の良好な視認性を担保することができる。
脚載置面部42は、天面部41の四隅において、当該天面部41から下方へ凹むように形成されている。脚載置面部42は、天面部41から下方へ向かう段差部42aの下端部から外方に延在している。こうして、天面部41と脚載置面部42とが段差部42aを介して連設されている。脚載置面部42は、平面視台形状に形成されている。図6に示すように、脚載置面部42には、複数の包装用容器1が多段に積み重ねられるとき、上側の包装用容器1の容器本体2の脚部22が載置される。上側の包装用容器1の複数の脚部22に対して、それぞれ内方側に段差部42aが設けられるため、複数の包装用容器1を積み重ねる際の横ズレを適切に防止することができる。その際、それぞれの段差部42aが対応する脚部22と当接するように構成することが好ましい。このようにすれば、横ズレ防止効果をさらに高めることができる。
なお、複数の包装用容器1が多段に積み重ねられるとき、天面部41には、上側の包装用容器1の容器本体2の底面部21が当接した状態となる。本実施形態では、図7に示すように、上側の包装用容器1の容器本体2の底面部21のうち、周溝部21Bの部分が天面部41に当接した状態となる。これにより、複数の包装用容器1を安定的に多段に積み重ねることができる。
本実施形態では、それぞれの脚載置面部42に対してその両側に、段部56が設けられている。この段部56は、天面部41と蓋体側壁部43との境界に沿って、天面部41から下方へ凹むように直線状に形成されている。本実施形態では、各辺の中央部分には段部56は設けられておらず、天面部41と蓋体側壁部43とは稜線部を介して連続している。このように各辺の両側に段部56を分けて設けることで、それらの間の稜線部を補強することができ、上方からの荷重による稜線部の変形を小さく抑えることができる。よって、天面部41と底面部21との当接状態が安定し、複数の包装用容器1をより安定的に積み重ねることができる。
蓋体側壁部43は、天面部41から下方に延びるように形成されている。蓋体側壁部43は、下方に向かうに従って外方に傾斜するように形成されている。蓋体側壁部43は、天面部41及び脚載置面部42の周囲を取り囲むように環状に形成されている。蓋体側壁部43のうち、四隅に位置する部分は、隅切り状に形成された隅切状面部43Aとなっている。隅切状面部43Aは、下方に向かうに従って次第に幅狭となる縦長の台形状に形成されている。また、蓋体側壁部43のうち、各辺に位置する部分のそれぞれの中央部には、内方に向かって凹む凹設部57が設けられている。このような凹設部57を設けることにより、天面部41と蓋体側壁部43との境界の稜線部をさらに補強することができ、さらに安定した積み重ねを可能とすることができる。
蓋体フランジ部44は、蓋体側壁部43から外側に延びている。蓋体フランジ部44は、蓋体側壁部43の下端部から水平に外側に延びている。蓋体フランジ部44は、閉蓋状態で容器本体2の本体フランジ部24に重ね合わされる。
蓋体スカート部45は、蓋体フランジ部44よりも周縁側において下方に延びている。具体的には、蓋体スカート部45は、蓋体フランジ部44の外側端部から下方に延びている。蓋体スカート部45は、蓋体4の全周に亘って形成されている。蓋体スカート部45は、外方に向かうに従ってやや下方に傾斜した後、垂下するように形成されている。蓋体スカート部45は、閉蓋状態で容器本体2の本体スカート部25を外方から覆う。
蓋体スカート部45は、容器本体2の本体スカート部25よりもさらに下方まで延びるように形成されている。そして、蓋体スカート部45の下方側の位置に、内向きに突出する直線状の線状突起46が形成されている。線状突起46は、周方向に断続的に形成されている。本実施形態では、線状突起46は、平面視矩形状の本体スカート部25の各辺の中央部と両端部とに独立して形成されている。線状突起46は、閉蓋状態で容器本体2の延出縁部27に対して下方から係合可能となる(図7を参照)。これにより、多少の外力が作用した場合でも閉蓋状態を維持することができる。
図1、図4、及び図8に良く示されているように、本実施形態の蓋体4には、脚載置面部42及びその近傍に、第一溝リブ51、第二溝リブ52、及び第三溝リブ53が設けられている。これらは、下方又は内方に向けて小溝状に凹むリブとして形成されている。
第一溝リブ51は、少なくとも脚載置面部42から段差部42aと交差しつつ天面部41まで連続して形成されている。本実施形態では、第一溝リブ51は、脚載置面部42から蓋体側壁部43のうちの四隅に位置する隅切状面部43Aに連続して形成されている。第一溝リブ51は、蓋体側壁部43(隅切状面部43A)の下端まで連続して形成されている。すなわち、第一溝リブ51は、蓋体4の四隅の位置において、隅切状面部43Aの下端から、隅切状面部43A、脚載置面部42、及び段差部42aの全体に亘って連続して延び、さらに天面部41まで到るように形成されている。
第二溝リブ52は、脚載置面部42と段差部42aとの境界線に沿って形成されている。第二溝リブ52は、第一溝リブ51と交差して形成されており、本実施形態では第一溝リブ51と第二溝リブ52とは互いに直交している。また、第一溝リブ51と第二溝リブ52とは、それらの交点部分で連続して一体的に形成されている。
第三溝リブ53は、天面部41に形成されている。第三溝リブ53は、天面部41と段差部42aとの境界線からやや内方に離間した位置において、当該境界線に略平行に形成されている。本実施形態では、第三溝リブ53は、第一溝リブ51とは独立して(言い換えれば不連続に)形成されている。第三溝リブ53は、第一溝リブ51の仮想延長線と交差しており、本実施形態では第一溝リブ51の仮想延長線と第三溝リブ53とは互いに直交している。また、第三溝リブ53は、第二溝リブ52とも独立して(言い換えれば不連続に)形成されている。第三溝リブ53は、第二溝リブ52と平行に設けられている。第三溝リブ53は、その両端部がそれぞれ段部56に臨むように形成されている。
本実施形態では、これらの第一溝リブ51、第二溝リブ52、及び第三溝リブ53により、脚載置面部42及びその近傍の広い範囲で、その強度を高めることができる。脚載置面部42及びその近傍に小溝状のリブを立てるだけの簡易な構造で、強度を高めることができる。よって、脚載置面部42に他の包装用容器1の容器本体2の脚部22を載置して複数の包装用容器1を多段に積み重ねても、蓋体4が潰れてしまうような事態を回避することができる。
〔その他の実施形態〕
(1)上記の実施形態では、第一溝リブ51が、隅切状面部43Aの下端から天面部41まで連続して延びるように形成されている構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、第一溝リブ51は、例えば隅切状面部43Aの途中から天面部41まで連続して延びるように形成されても良い。また、第一溝リブ51は、例えば脚載置面部42と隅切状面部43Aとの境界から天面部41まで連続して延びるように形成されても良い。或いは、第一溝リブ51は、例えば脚載置面部42の途中から天面部41まで連続して延びるように形成されても良い。
(2)上記の実施形態では、第三溝リブ53が第一溝リブ51とは独立して形成されている構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、第三溝リブ53と第一溝リブ51とが交差して、それらの交点部分で一体的に形成されても良い。
(3)上記の実施形態では、天面部41に第三溝リブ53が形成されている構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、天面部41に第三溝リブ53が形成されていなくても良い。
(4)上記の実施形態では、蓋体4に、第一溝リブ51、第二溝リブ52、及び第三溝リブ53だけが設けられている構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、例えば図9に示すように、第一溝リブ51、第二溝リブ52、及び第三溝リブ53に加え、第四溝リブ54が設けられても良い。図示の例の第四溝リブ54は、脚載置面部42に、第一溝リブ51に略平行に形成されている。一対の第四溝リブ54が、間に第一溝リブ51を挟んでその両側に略平行に形成されている。また、第四溝リブ54は、脚載置面部42と隅切状面部43Aとの境界から天面部41まで連続して延びるように形成されている。
(5)上記の実施形態では、それぞれの脚載置面部42に対してその両側に段部56が設けられている構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、例えば互いに隣接する2つの脚載置面部42どうしの間に、それらに亘って連続する1つの段部56がそれぞれ設けられても良い。
(6)上記の実施形態では、包装用容器1(容器本体2及び蓋体4)が、平面視において長方形状に形成されている構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、包装用容器1は、例えば正方形状や平行四辺形状、台形状等のその他の矩形状に形成されても良い。或いは、包装用容器1は、例えば五角形状や六角形状、八角形状等のその他の多角形状に形成されても良い。或いは、包装用容器1は、例えば円形状や楕円形状等のその他の形状に形成されても良い。
(7)上述した各実施形態(上記の実施形態及びその他の実施形態を含む;以下同様)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することも可能である。その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で例示であって、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
1 包装用容器
2 容器本体
4 蓋体
21 底面部
22 脚部
41 天面部
42 脚載置面部
42a 差部
43 蓋体側壁部
51 第一溝リブ
52 第二溝リブ
53 第三溝リブ
54 第四溝リブ

Claims (5)

  1. 脚部を有する容器本体と、天面部から下方へ凹む脚載置面部を有し前記容器本体に嵌合される蓋体とを備え、脚部を脚載置面部に載置させて多段に積み重ねることが可能な包装用容器であって、
    前記天面部と前記脚載置面部とが段差部を介して連設されており、
    前記脚載置面部から前記段差部と交差しつつ前記天面部まで連続して形成された第一溝リブと、
    前記第一溝リブと連続する状態で、前記段差部と前記脚載置面部との境界線に沿って形成された第二溝リブと、
    を備える包装用容器。
  2. 前記蓋体は、前記天面部及び前記脚載置面部を取り囲んで下方に延びる蓋体側壁部を有し、
    前記第一溝リブが、前記蓋体側壁部の下端まで連続して形成されている請求項1に記載の包装用容器。
  3. 前記天面部と前記段差部との境界線に略平行に前記天面部に形成された第三溝リブをさらに備える請求項1又は2に記載の包装用容器。
  4. 前記第一溝リブに略平行に前記脚載置面部に形成された第四溝リブをさらに備える請求項1から3のいずれか一項に記載の包装用容器。
  5. 前記容器本体の底面部が前記天面部に当接した状態で積み重ね可能である請求項1から4のいずれか一項に記載の包装用容器。
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