JP7128726B2 - 窯業系建築板及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に窯業系建築板及びその製造方法に関し、より詳細には疑似目地を有する窯業系建築板及びその製造方法に関する。
従来、外装材に深彫り加工を施すことが行われている。深彫り加工によって外装材の表面に深い凹凸が形成される。このような外装材に光が当たると、光の入射角度と、深い凹凸とによって陰影が変化するため、外装材の印象も変化する。このような深彫り感は、外装材に豊かな表情を与えるので、デザイン性を高める重要な要素の1つとなっている。
例えば、特許文献1には、表面に凹凸意匠面を有する木質セメント板が開示されている。この木質セメント板は、水硬性材料と、ケイ酸含有物質と、木質補強材とからなる。
特開2009-242189号公報
本発明者は、外装材に深彫り加工を施す際に、次のような課題を見出した。すなわち、凸部を有する成形型を用いて窯業系成形材料をプレス加工する際には、窯業系成形材料は、成形型の凸部の形状に沿って追従しにくい。そのため、より深い凹部を形成しようとすると、特に凹部の内側面に亀裂が生じやすいことを見出した。
本発明の目的は、疑似目地の内側面における亀裂を抑制することができる窯業系建築板及びその製造方法を提供することにある。
本発明の一態様に係る窯業系建築板は、疑似目地を有する。前記疑似目地は、対向する2つの内側面を有する。前記2つの内側面の少なくとも一方は、複数の傾斜面で構成される。前記複数の傾斜面のうち、前記疑似目地の底に近い傾斜面ほど前記窯業系建築板の板厚方向と直交する仮想面に対する勾配が緩やかである。
本発明の一態様に係る窯業系建築板の製造方法は、凸部を有する成形型を用いてプレス加工して、疑似目地を有する生板を得た後、前記生板を養生硬化することにより、前記疑似目地を有する窯業系建築板を製造する方法である。前記成形型の前記凸部は、先端と、前記先端の両側に位置する2つの外側面とを有する。前記2つの外側面の少なくとも一方は、複数の傾斜面で構成される。前記複数の傾斜面のうち、前記先端に近い傾斜面ほどプレス加工時の前記成形型の進入方向と直交する仮想面に対する勾配が緩やかである。
本発明によれば、疑似目地の底に近い傾斜面ほど勾配が緩やかであるため、プレス加工時において窯業系成形材料の移動量が抑制される。より詳細には、勾配が急である場合に比べて、勾配が緩やかである方が、成形型の進入方向(製造される窯業系建築板の板厚方向)への窯業系成形材料の移動量が抑制される。したがって、疑似目地の内側面に亀裂が発生しにくくなる。
図1は、実施形態1に係る窯業系建築板が有する疑似目地の断面図である。 図2は、同上の疑似目地の要部を拡大した断面図である。 図3は、実施形態2に係る窯業系建築板が有する疑似目地の断面図である。 図4は、実施形態1に係る窯業系建築板の製造方法に使用される成形型の凸部の断面図である。 図5は、実施形態2に係る窯業系建築板の製造方法に使用される成形型の凸部の断面図である。 図6Aは、ストライプ柄を有する窯業系建築板の斜視図である。図6Bは、ブロック柄を有する窯業系建築板の斜視図である。
1.概要
図1に示すように、本実施形態に係る窯業系建築板1は、疑似目地2を有する。疑似目地2は、2つの内側面4a,4bを有する。2つの内側面4a,4bは、対向している。2つの内側面4a,4bの少なくとも一方は、複数の傾斜面51a,52a,51b,52bで構成される。
複数の傾斜面51a,52a,51b,52bのうち、疑似目地2の底3に近い傾斜面52a,52bほど窯業系建築板1の板厚方向と直交する仮想面αに対する勾配が緩やかである。
このように、疑似目地2の底3に近い傾斜面52a,52bほど勾配が緩やかであるため、プレス加工時において窯業系成形材料の移動量が抑制される。より詳細には、勾配が急である場合に比べて、勾配が緩やかである方が、成形型6(図4及び図5参照)の進入方向(製造される窯業系建築板1の板厚方向)への窯業系成形材料の移動量が抑制される。
したがって、疑似目地2の内側面4a,4bに亀裂が発生しにくくなる。
2.詳細
2.1 窯業系建築板
2.1.1 実施形態1
本実施形態に係る窯業系建築板1は、例えば建築物の外装材などとして用いられる。外装材として、例えば外壁材などが挙げられる。窯業系建築板1を外壁材として用いる場合、複数の窯業系建築板1は上下左右に並べて設置される。
窯業系建築板1は、主原料としてセメント、けい酸質原料、繊維質原料、及び混和材料などを用いて成形された矩形状の建築板である。窯業系建築板1の2組の対辺のうち、一方の対辺の長さと他方の対辺の長さとは、同じでも異なってもよい。
窯業系建築板1は、少なくとも1つ以上の疑似目地2を有する。疑似目地2は、窯業系建築板1の一方の面に設けられており、他方の面には設けられていない。一方の面と他方の面とは、窯業系建築板1の表裏を成す面である。窯業系建築板1を外壁材として用いる場合、一方の面は屋外側の面となり、他方の面は屋内側の面となる。これらの面の間隔が窯業系建築板1の厚さ(板厚)である。以下、窯業系建築板1の一方の面を外表面1a(ただし疑似目地2の部分を除く)という場合がある。
ここで、疑似目地2とは、化粧目地とも呼ばれる場合があり、通常の目地とよく似ていて区別をつけにくい目地を意味する。通常の目地とは、2つの窯業系建築板1が隣り合うときに生ずる線状の隙間又は継目を意味する。
窯業系建築板1が複数の疑似目地2を有する場合、例えば以下の2つの例が挙げられる。
1つ目の例は、図6Aに示すストライプ柄又はボーダー基調の窯業系建築板1である。ストライプ柄又はボーダー基調は、複数の疑似目地2が平行に配置されて構成されている。隣り合う疑似目地2同士の間隔は、同じでも異なってもよい。隣り合う疑似目地2同士の間の部分は、通常は平坦面であるが、凹凸面でもよい。隣り合う疑似目地2同士の間の部分には適宜の模様が施されていてもよい。
2つ目の例は、図6Bに示すブロック柄の窯業系建築板1である。ブロック柄は、複数の疑似目地2が格子状に配置されて構成されている。隣り合う疑似目地2同士の間隔は、同じでも異なってもよい。疑似目地2で囲まれた部分は、通常は平坦面であるが、凹凸面でもよい。疑似目地2で囲まれた部分には適宜の模様が施されていてもよい。
なお、図6A及び図6Bでは、疑似目地2は、窯業系建築板1の各辺に対して平行又は垂直に配置されているが、このような配置に限定されない。図示省略しているが、疑似目地2は、窯業系建築板1の各辺に対して斜めに配置されていてもよい。言い換えると、疑似目地2は、窯業系建築板1の各辺に対して、平行でなくてもよいし、垂直でなくてもよい。このような配置でも、ストライプ柄及びブロック柄等を構成し得る。
本実施形態に係る疑似目地2を図1に示す。疑似目地2は、いわゆる箱目地である。すなわち、疑似目地2は、底3(本実施形態では「底面3」ともいう)と、2つの内側面4(4a,4b)とを有する。
底面3は平坦面である。底面3は、窯業系建築板1の板厚方向と直交する方向に平行である。本明細書において「平行」には、厳密に平行である場合と、製造上の誤差を含むが実質的に平行とみなせる場合とが含まれる。
2つの内側面4(4a,4b)は、底面3の両側に位置する。2つの内側面4(4a,4b)は、対向している。以下、2つの内側面4を、第1内側面4a及び第2内側面4bという場合がある。
2つの内側面4(4a,4b)の少なくとも一方(本実施形態では両方)は、複数の傾斜面5(51a,52a,51b,52b)で構成される。すなわち、第1内側面4aは、複数の傾斜面5(51a,52a)で構成される。同様に、第2内側面4bは、複数の傾斜面5(51b,52b)で構成される。各傾斜面5は平坦面である。以下、2つの内側面4(4a,4b)の各々が、2つの傾斜面5(51a,52a,51b,52b)で構成される場合について説明する。なお、2つの内側面4の各々が、3つ以上の傾斜面5で構成されていてもよい。角度の測定に支障が生じない限度において、各傾斜面5は凹凸面でもよい。
第1内側面4aは、2つの傾斜面5(51a,52a)で構成される。以下、2つの傾斜面5を、第1傾斜面51a及び第2傾斜面52aという場合がある。また図1中に点A~Eを付する。点Aは、外表面1aと第1傾斜面51aとの交線上の点である。点Bは、第1傾斜面51aと第2傾斜面52aとの交線上の点である。点Cは、第2傾斜面52aと底面3との交線上の点である。点Dは、第1傾斜面51aを含む平面(一部想像線で図示)と底面3を含む仮想面α(一部想像線で図示)との交線上の点である。点Eは、線分CDの点Dの方向への延長線上にある点である。なお、仮想面αは、窯業系建築板1の板厚方向と直交する平面であればよく、底面3を含んでも含まなくてもよい。
上記と同様に、第2内側面4bは、2つの傾斜面5(51b,52b)で構成される。以下、2つの傾斜面5を、第1傾斜面51b及び第2傾斜面52bという場合がある。また図1中に点F~Jを付する。点Fは、外表面1aと第1傾斜面51bとの交線上の点である。点Gは、第1傾斜面51bと第2傾斜面52bとの交線上の点である。点Hは、第2傾斜面52bと底面3との交線上の点である。点Iは、第1傾斜面51bを含む平面(一部想像線で図示)と底面3を含む仮想面α(一部想像線で図示)との交線上の点である。点Jは、線分HIの点Iの方向への延長線上にある点である。
本実施形態では、2つの内側面4(4a,4b)の各々について、複数の傾斜面5(51a,52a,51b,52b)のうち、底面3に近い傾斜面5(52a,52b)ほど仮想面αに対する勾配が緩やかである。以下、第1内側面4aについて説明し、第2内側面4bについては説明を省略する。第1内側面4aの第1傾斜面51a及び第2傾斜面52aと、第2内側面4bの第1傾斜面51b及び第2傾斜面52bとがそれぞれ対応し、点A~Eと、点F~Jとがそれぞれ対応するからである。
第1傾斜面51aの仮想面αに対する勾配に比べて、第2傾斜面52aの仮想面αに対する勾配は緩やかである。ここで、第1傾斜面51aの仮想面αに対する勾配は、∠BDEである。∠BDEは「角度θ1aの補角」である。角度θ1aは、∠BDCである。一方、第2傾斜面52aの仮想面αに対する勾配は、∠BCDである。∠BCDは「角度θ2aの補角」である。角度θ2aは、∠BCHである。
もし第1内側面4aが第1傾斜面51aのみで構成され、第2傾斜面52aが存在しなければ、プレス加工時において窯業系成形材料の移動量が多くなる。例えば、図2に示すように、プレス加工前に点Pに存在していた窯業系成形材料は、プレス加工により、点Rまで移動する。つまり、移動量は線分PRである。このように窯業系成形材料の移動量が多くなると、第1内側面4aに亀裂が発生しやすくなる。なお、点Pは、外表面1aを含む平面上の点である。点Rは、底面3を含む仮想面α上の点である。
これに対して、本実施形態では、第1内側面4aは第1傾斜面51a及び第2傾斜面52aで構成されているので、プレス加工時において窯業系成形材料の移動量が少なくなる。例えば、図2に示すように、プレス加工前に点Pに存在していた窯業系成形材料は、プレス加工により、点Qまでしか移動しない。つまり、移動量は線分PQ(<線分PR)である。このように窯業系成形材料の移動量が少なくなると、第1内側面4aに亀裂が発生しにくくなる。なお、点Qは、第2傾斜面52a上の点である。
また、もし第1内側面4aが第1傾斜面51aのみで構成され、第2傾斜面52aが存在しなければ、疑似目地2の隅の角度は、角度θ1aとなる。角度θ1aは、角度θ2aよりも小さいので、この場合には点Dを含む紙面に垂直な直線を起点とする亀裂が発生しやすくなる。
これに対して、本実施形態では、角度θ2aは、角度θ1aに比べて大きいので、第2傾斜面52aには、亀裂が生じにくい。なお、第2傾斜面52aと底面3とを連続する滑らかな曲面とするよりも、第2傾斜面52aと底面3とを2つの平坦面として両者の交線(点Cを通る紙面に垂直な直線)を残すことで、よりシャープな印象を与え得る。
複数の傾斜面5(51a,52a,51b,52b)のうち、隣接する2つの傾斜面5(51a,52a,51b,52b)の各々と仮想面αとのなす角度の差は、好ましくは0°超10°以下の範囲内であり、より好ましくは0°超5°未満である。以下、第1内側面4aについて説明し、第2内側面4bについては説明を省略する。
第1傾斜面51aと底面3とのなす角度θ1aと、第2傾斜面52aと底面3とのなす角度θ2aとの差(θ2a-θ1aの値)は、好ましくは0°超10°以下の範囲内であり、より好ましくは0°超5°未満である。この範囲内であれば、窯業系建築板1に光が当たった場合に、第1傾斜面51aと第2傾斜面52aとの境界(点Bを通る紙面に垂直な直線)を視認しにくくすることができる。これにより、第1内側面4aが、あたかも1つの傾斜面5で構成されているように見える。
好ましくは、複数の傾斜面5(51a,52a,51b,52b)のうち、最も底面3に近い傾斜面5(52a,52b)と仮想面αとのなす角度が50°以上70°以下の範囲内である。以下、第1内側面4aについて説明し、第2内側面4bについては説明を省略する。
好ましくは、第2傾斜面52aと底面3とのなす角度θ2aが110°以上130°以下の範囲内である。この範囲内であれば、第2傾斜面52aと底面3との境界(点Cを含む紙面に垂直な直線)を起点とする亀裂を更に抑制することができる。
好ましくは、疑似目地2の最大幅(Wmax)と、疑似目地2の深さ(D0)との比(Wmax/D0)が、1以上3以下の範囲内である。ここで、疑似目地2の最大幅(Wmax)は、疑似目地2の幅のうち、最大の幅を意味する。疑似目地2の幅は、疑似目地2の深さ(D0)によって異なる。本実施形態では、疑似目地2の幅は、底面3に近いほど狭く、底面3から遠いほど(外表面1aに近いほど)広くなる。したがって、本実施形態での疑似目地2の最大幅(Wmax)は、点Aを含む紙面に垂直な直線と、点Fを含む紙面に垂直な直線との間の距離に等しい。また疑似目地2の深さ(D0)は、外表面1aと底面3との間の距離である。この距離は、窯業系建築板1の板厚方向に沿って測定される。窯業系建築板1の板厚方向は、外表面1a及び底面3に垂直な方向である。本明細書において「垂直」には、厳密に垂直である場合と、製造上の誤差を含むが実質的に垂直とみなせる場合とが含まれる。
上記の比(Wmax/D0)が1以上3以下の範囲内であることで、窯業系建築板1に光が当たったときに疑似目地2の内部に形成される陰影を外部から視認しやすくした上で、深彫り感を与えることができる。より詳細には、例えば、疑似目地2の深さ(D0)が一定の場合、疑似目地2の最大幅(Wmax)が狭すぎないことで、窯業系建築板1に光が当たったときに疑似目地2の内部に形成される陰影を外部から視認しやすくなる。逆に疑似目地2の最大幅(Wmax)が広すぎないことで、深彫り感を与えることができる。
好ましくは、窯業系建築板1の表面(外表面1a)から2つの傾斜面5(51a,52a,51b,52b)の境界までの深さ(D1)と、疑似目地2の深さ(D0)との比(D1/D0)が、0.5以上1未満の範囲内である。ここで、深さ(D1)は、以下の2つの深さを意味する。1つ目の深さ(D1)は、窯業系建築板1の外表面1aから第1傾斜面51a及び第2傾斜面52aの境界(点Bを含む紙面に垂直な直線)までの深さである。2つ目の深さ(D1)は、窯業系建築板1の外表面1aから第1傾斜面51b及び第2傾斜面52bの境界(点Gを含む紙面に垂直な直線)までの深さである。2つの深さ(D1)が、上記の比(D1/D0)を満たすことで、深彫り感を更に高めることができる。
2.1.2 実施形態2
本実施形態では、実施形態1と実質的に同一の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る疑似目地2を図3に示す。疑似目地2は、いわゆるV目地である。V目地は、断面V字状の目地である。すなわち、疑似目地2は、底3と、2つの内側面4(4a,4b)とを有する。底3は、点Oを含む紙面に垂直な直線である。言い換えると、底3は、2つの傾斜面5(52a,52b)の交線である。
本実施形態でも、2つの内側面4(4a,4b)の各々について、複数の傾斜面5(51a,52a,51b,52b)のうち、底3に近い傾斜面5(52a,52b)ほど仮想面αに対する勾配が緩やかである。
実施形態1と同様の理由により、本実施形態でも、プレス加工時における窯業系成形材料の移動量が少なくなる。したがって、疑似目地2の2つの内側面4(4a,4b)に亀裂が発生しにくくなる。
2.2 窯業系建築板の製造方法
2.2.1 実施形態1
本実施形態に係る窯業系建築板1の製造方法では、成形型6を用いる。成形型6は、主面6aと、少なくとも1つ以上の凸部60とを有する。成形型6の主面6aは、プレス加工により窯業系建築板1の外表面1aを形成する部位である。成形型6の凸部60は、プレス加工により窯業系建築板1の疑似目地2を形成する部位である。成形型6が複数の凸部60を有する場合、例えばストライプ柄又はブロック柄などの窯業系建築板1を製造することができる(図6A及び図6B参照)。成形型6の材質は特に限定されない。つまり、成形型6は、金型でも樹脂型でもよい。
図4に示すように、成形型6の凸部60は、図1に示す疑似目地2(箱目地)と同じ形状を有する。凸部60は、先端7(本実施形態では「先端面7」ともいう)と、2つの外側面8(8a,8b)とを有する。先端面7は、平坦面である。2つの外側面8(8a,8b)は、先端面7の両側に位置する。以下、2つの外側面8を、第1外側面8a及び第2外側面8bという場合がある。
2つの外側面8(8a,8b)の少なくとも一方(本実施形態では両方)は、複数の傾斜面9(91a,92a,91b,92b)で構成される。すなわち、第1外側面8aは、複数の傾斜面9(91a,92a)で構成される。同様に、第2外側面8bは、複数の傾斜面9(91b,92b)で構成される。各傾斜面9は平坦面である。以下、2つの外側面8(8a,8b)の各々が、2つの傾斜面9(91a,92a,91b,92b)で構成される場合について説明する。なお、2つの外側面8の各々が、3つ以上の傾斜面9で構成されていてもよい。角度の測定に支障が生じない限度において、各傾斜面9は凹凸面でもよい。
第1外側面8aは、2つの傾斜面9(91a,92a)で構成される。以下、2つの傾斜面9を、第1傾斜面91a及び第2傾斜面92aという場合がある。また図4中に点A~Dを付する。点Aは、主面6aと第1傾斜面91aとの交線上の点である。点Bは、第1傾斜面91aと第2傾斜面92aとの交線上の点である。点Cは、第2傾斜面92aと先端面7との交線上の点である。点Dは、第1傾斜面91aを含む平面(一部想像線で図示)と先端面7を含む仮想面α(一部想像線で図示)との交線上の点である。なお、仮想面αは、プレス加工時の成形型6の進入方向(図4中の矢印の向き)と直交する平面であればよく、先端面7を含んでも含まなくてもよい。
上記と同様に、第2外側面8bは、2つの傾斜面9(91b,92b)で構成される。以下、2つの傾斜面9を、第1傾斜面91b及び第2傾斜面92bという場合がある。また図4中に点F~Iを付する。点Fは、主面6aと第1傾斜面91bとの交線上の点である。点Gは、第1傾斜面91bと第2傾斜面92bとの交線上の点である。点Hは、第2傾斜面92bと先端面7との交線上の点である。点Iは、第1傾斜面91bを含む平面(一部想像線で図示)と先端面7を含む仮想面α(一部想像線で図示)との交線上の点である。
本実施形態では、2つの外側面8(8a,8b)の各々について、複数の傾斜面9(91a,92a,91b,92b)のうち、先端面7に近い傾斜面9(92a,92b)ほどプレス加工時の成形型6の進入方向と直交する仮想面αに対する勾配が緩やかである。以下、第1外側面8aについて説明し、第2外側面8bについては説明を省略する。第1外側面8aの第1傾斜面91a及び第2傾斜面92aと、第2外側面8bの第1傾斜面91b及び第2傾斜面92bとがそれぞれ対応し、点A~Dと、点F~Iとがそれぞれ対応するからである。
第1傾斜面91aの仮想面αに対する勾配に比べて、第2傾斜面92aの仮想面αに対する勾配は緩やかである。ここで、角度θ1aは∠BDCであり、角度θ2aは∠BCHである。
もし第1外側面8aが第1傾斜面91aのみで構成され、第2傾斜面92aが存在しなければ、図4において、線分CDの部分も先端面7の一部として含まれる。すなわち、点Cを含む紙面に垂直な直線と、点Dを含む紙面に垂直な直線との間の部分も、先端面7の一部として含まれる。このような部分が存在することで、プレス加工時において窯業系成形材料の移動量が多くなる。例えば、図2に示すように、プレス加工前に点Pに存在していた窯業系成形材料は、プレス加工により、点Rまで移動する。つまり、移動量は線分PRである。このように窯業系成形材料の移動量が多くなると、窯業系成形材料が成形型6の動きに追従しにくくなり、第1内側面4aに亀裂が発生しやすくなる。
これに対して、本実施形態では、成形型6の第1外側面8aは第1傾斜面91a及び第2傾斜面92aで構成されているので、プレス加工時において窯業系成形材料の移動量が少なくなる。例えば、図2に示すように、プレス加工前に点Pに存在していた窯業系成形材料は、プレス加工により、点Qまでしか移動しない。つまり、移動量は線分PQ(<線分PR)である。このように窯業系成形材料の移動量が少なくなると、第1内側面4aに亀裂が発生しにくくなる。
また、もし第1外側面8aが第1傾斜面91aのみで構成され、第2傾斜面92aが存在しなければ、このような凸部60で形成される疑似目地2の隅の角度は、角度θ1aとなる。角度θ1aは、角度θ2aよりも小さいので、この場合には点Dを含む紙面に垂直な直線を起点とする亀裂が発生しやすくなる(図1も参照)。
これに対して、本実施形態では、角度θ2aは、角度θ1aに比べて大きいので、第2傾斜面92aと先端面7との境界(点Cを含む紙面に垂直な直線)によって形成される疑似目地2の隅の部分は、亀裂の起点となりにくい。なお、第2傾斜面92aと先端面7とを連続する滑らかな曲面とするよりも、第2傾斜面92aと先端面7とを2つの平坦面として両者の交線(点Cを通る紙面に垂直な直線)を残すことで、よりシャープな印象を疑似目地2に与え得る。
さらに第2傾斜面92aの先端面7に対する勾配に比べて、第1傾斜面91aの先端面7に対する勾配は急である。つまり、角度θ1aは、角度θ2aに比べて小さいので、主面6aに近い第1傾斜面91aが、深彫り感を有する疑似目地2を形成し得る。
上記の成形型6を用いて、以下のようにして窯業系建築板1を製造することができる。すなわち、窯業系成形材料からなる未硬化板に、凸部60を有する成形型6を用いてプレス加工して、疑似目地2を有する生板を得た後、生板を養生硬化することにより、疑似目地2を有する窯業系建築板1を製造する。
窯業系成形材料は、例えば、水硬性膠着材、無機充填材、繊維質材料、及び水等を含有するスラリー状の成形材料である。水硬性膠着材としては、例えば、ポルトランドセメント、高炉セメント、高炉スラグ、ケイ酸カルシウム、及び石膏等が挙げられる。無機充填材としては、例えば、フライアッシュ、ミクロシリカ、珪砂等が挙げられる。繊維質材料としては、例えば、パルプ、合成繊維、及び金属繊維等が挙げられる。
プレス加工時の圧力は、特に限定されない。
養生は、好ましくは蒸気養生であり、より好ましくはオートクレーブ養生(高温高圧蒸気養生)である。オートクレーブ養生は、高温・高圧の蒸気がま(オートクレーブ)の中で、常圧より高い圧力下で高温の水蒸気を用いて行う蒸気養生である。養生時の温度及び時間は特に限定されない。
2.2.2 実施形態2
本実施形態では、実施形態1と実質的に同一の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る成形型6を図5に示す。成形型6の凸部60は、図3に示す疑似目地2(V目地)と同じ形状を有する。凸部60は、先端7と、2つの外側面8(8a,8b)とを有する。先端7は、点Oを含む紙面に垂直な直線である。言い換えると、先端7は、2つの傾斜面9(92a,92b)の交線である。
本実施形態でも、2つの外側面8(8a,8b)の各々について、複数の傾斜面9(91a,92a,91b,92b)のうち、先端7に近い傾斜面9(92a,92b)ほど仮想面αに対する勾配が緩やかである。
実施形態1と同様の理由により、本実施形態でも、プレス加工時における窯業系成形材料の移動量が少なくなる。したがって、疑似目地2の2つの内側面4(4a,4b)に亀裂が発生しにくくなる。
3.変形例
上記実施形態において、第1内側面4aを構成する傾斜面5の数と、第2内側面4bを構成する傾斜面5の数とは、同じでも異なってもよい。
上記実施形態において、内側面4(4a,4b)の各々を構成する傾斜面5の数は2つであるが、3つ以上でもよく、特に限定されない。内側面4(4a,4b)の各々が全体として曲面に見えてしまうほど、内側面4(4a,4b)の各々が多数の傾斜面5で構成されていてもよい。このような場合であっても、特に疑似目地2が箱目地のときには、底面3に最も近い傾斜面52a,52bと底面3とは、一定の角度をなして、明瞭な境界線を有する入隅を形成していることが好ましい。これにより、窯業系建築板1の外表面1aから疑似目地2の底面3まで一定の距離があることがしっかりと認識され、深彫り感を与えることができる。
上記実施形態において、角度θ1aと角度θ1bとは、同じでも異なってもよい。
上記実施形態において、角度θ2aと角度θ2bとは、同じでも異なってもよい。
上記実施形態において、窯業系建築板1の表面から2つの傾斜面5(51a,52a)の境界までの深さ(D1)と、窯業系建築板1の表面から2つの傾斜面5(51b,52b)の境界までの深さ(D1)とは、同じでも異なってもよい。
4.まとめ
上記実施形態等から明らかなように、本発明は、下記の態様を含む。以下では、実施形態との対応関係を明示するためだけに、符号を括弧付きで付している。
第1の態様に係る窯業系建築板(1)は、疑似目地(2)を有する。前記疑似目地(2)は、対向する2つの内側面(4;4a,4b)を有する。前記2つの内側面(4;4a,4b)の少なくとも一方は、複数の傾斜面(5;51a,52a,51b,52b)で構成される。前記複数の傾斜面(5;51a,52a,51b,52b)のうち、前記疑似目地(2)の底に近い傾斜面(5;52a,52b)ほど前記窯業系建築板(1)の板厚方向と直交する仮想面(α)に対する勾配が緩やかである。
この態様によれば、疑似目地(2)の底(3)に近い傾斜面(5;52a,52b)ほど勾配が緩やかであるため、プレス加工時において窯業系材料の移動量が抑制される。したがって、疑似目地(2)の内側面(4;4a,4b)に亀裂が発生しにくくなる。
第2の態様に係る窯業系建築板(1)は、第1の態様において、前記複数の傾斜面(5;51a,52a,51b,52b)のうち、隣接する2つの傾斜面(5;51a,52a,51b,52b)の各々と前記仮想面(α)とのなす角度の差(θ2a-θ1a,θ2b-θ1b)が0°超10°以下の範囲内である。
この態様によれば、窯業系建築板(1)に光が当たった場合に、隣接する2つの傾斜面(5;51a,52a,51b,52b)の境界を見えにくくすることができる。これにより、内側面(4;4a,4b)が、あたかも1つの傾斜面(5)で構成されているように見える。
第3の態様に係る窯業系建築板(1)は、第1又は2の態様において、前記複数の傾斜面(5;51a,52a,51b,52b)のうち、最も底に近い傾斜面(5;52a,52b)と前記仮想面(α)とのなす角度(θ2a,θ2b)が50°以上70°以下の範囲内である。
この態様によれば、最も底(3)に近い傾斜面(5;52a,52b)と底(3)との境界を起点とする亀裂を更に抑制することができる。
第4の態様に係る窯業系建築板(1)は、第1~3のいずれかの態様において、前記疑似目地(2)の最大幅(Wmax)と、前記疑似目地(2)の深さ(D0)との比(Wmax/D0)が、1以上3以下の範囲内である。
この態様によれば、窯業系建築板(1)に光が当たったときに疑似目地(2)の内部に形成される陰影を外部から視認しやすくした上で、深彫り感を与えることができる。
第5の態様に係る窯業系建築板(1)は、第1~4のいずれかの態様において、前記複数の傾斜面(5;51a,52a,51b,52b)が2つの傾斜面(5;51a,52a,51b,52b)である。前記窯業系建築板(1)の表面から前記2つの傾斜面(5;51a,52a,51b,52b)の境界までの深さ(D1)と、前記疑似目地(2)の深さ(D0)との比(D1/D0)が、0.5以上1未満の範囲内である。
この態様によれば、深彫り感を更に高めることができる。
第6の態様に係る窯業系建築板(1)の製造方法は、凸部(60)を有する成形型(6)を用いてプレス加工して、疑似目地(2)を有する生板を得た後、前記生板を養生硬化することにより、前記疑似目地(2)を有する窯業系建築板(1)を製造する方法である。前記成形型(6)の前記凸部(60)は、先端と、前記先端の両側に位置する2つの外側面(8;8a,8b)とを有する。前記2つの外側面(8;8a,8b)の少なくとも一方は、複数の傾斜面(9;91a,92a,91b,92b)で構成される。前記複数の傾斜面(9;91a,92a,91b,92b)のうち、前記先端に近い傾斜面(9;92a,92b)ほどプレス加工時の前記成形型(6)の進入方向と直交する仮想面(α)に対する勾配が緩やかである。
この態様によれば、疑似目地(2)の内側面(4;4a,4b)における亀裂の発生が抑制された窯業系建築板(1)を得ることができる。
1 窯業系建築板
2 疑似目地
3 底
4,4a,4b 内側面
5 傾斜面
51a,51b 第1傾斜面
52a,52b 第2傾斜面
6 成形型
60 凸部
7 先端
8,8a,8b 外側面
9 傾斜面
91a,91b 第1傾斜面
92a,92b 第2傾斜面
α 仮想面

Claims (6)

  1. 疑似目地を有する窯業系建築板であって、
    前記疑似目地は、対向する2つの内側面を有し、
    前記2つの内側面の少なくとも一方は、複数の傾斜面で構成され、
    前記複数の傾斜面のうち、前記疑似目地の底に近い傾斜面ほど前記窯業系建築板の板厚方向と直交する仮想面に対する勾配が緩やかである、
    窯業系建築板。
  2. 前記複数の傾斜面のうち、隣接する2つの傾斜面の各々と前記仮想面とのなす角度の差が0°超10°以下の範囲内である、
    請求項1に記載の窯業系建築板。
  3. 前記複数の傾斜面のうち、最も底に近い傾斜面と前記仮想面とのなす角度が50°以上70°以下の範囲内である、
    請求項1又は2に記載の窯業系建築板。
  4. 前記疑似目地の最大幅(Wmax)と、前記疑似目地の深さ(D0)との比(Wmax/D0)が、1以上3以下の範囲内である、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の窯業系建築板。
  5. 前記複数の傾斜面が2つの傾斜面であり、
    前記窯業系建築板の表面から前記2つの傾斜面の境界までの深さ(D1)と、前記疑似目地の深さ(D0)との比(D1/D0)が、0.5以上1未満の範囲内である、
    請求項1~4のいずれか1項に記載の窯業系建築板。
  6. 凸部を有する成形型を用いてプレス加工して、疑似目地を有する生板を得た後、前記生板を養生硬化することにより、前記疑似目地を有する窯業系建築板を製造する方法であって、
    前記成形型の前記凸部は、先端と、前記先端の両側に位置する2つの外側面とを有し、
    前記2つの外側面の少なくとも一方は、複数の傾斜面で構成され、
    前記複数の傾斜面のうち、前記先端に近い傾斜面ほどプレス加工時の前記成形型の進入方向と直交する仮想面に対する勾配が緩やかである、
    窯業系建築板の製造方法。
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