JPH081624A - 板状無機硬化体の製造方法 - Google Patents

板状無機硬化体の製造方法

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JPH081624A
JPH081624A JP16456794A JP16456794A JPH081624A JP H081624 A JPH081624 A JP H081624A JP 16456794 A JP16456794 A JP 16456794A JP 16456794 A JP16456794 A JP 16456794A JP H081624 A JPH081624 A JP H081624A
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JP16456794A
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English (en)
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Katsuro Masunaga
勝朗 枡永
Kazunori Yoshioka
量教 吉岡
Hiroto Fujishima
寛人 藤島
Masami Eyama
正視 江山
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Ube Board Co Ltd
Original Assignee
Ube Board Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
    • C04B28/04Portland cements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、従来円網抄造機では得ることが困難
であった深い凹凸模様を有するひび割れや剥離、かけ、
柄欠陥等のない板状無機硬化体を製造することを目的と
する。 【構成】本発明は、水硬性物質および繊維を含む水性ス
ラリ−を円網抄造機に供給して未硬化板状成形体を得、
この未硬化成形体上に固形分濃度が20〜60重量%の
水硬性物質を含む水性ペ−ストまたは固形分が移動可能
な板上未硬化体を供給して重ねた後、型押して表面に凹
凸模様を形成させることを特徴とする板状無機硬化体の
製造方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築物の内外壁や構築物
の外装等に好適な深い凹凸模様を有する板状無機硬化体
を円網抄造機で製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年建築物の高級化や環境との調和、景
観への関心の高まり等から、割石柄、レンガ柄、自然石
調柄等や動植物柄等の凹凸模様を有する板状無機硬化体
が強く望まれるようになってきた。従来、板状無機硬化
体を製造する方法の代表的なものに、円網抄造機を使用
する方法と長網抄造機を使用する方法との二つの抄造法
がある。
【0003】抄造機を使用して深い凹凸模様を有する板
状無機硬化体を製造する場合、抄造機で未硬化板状体を
成形し、これを養生硬化させて板状無機硬化体を製造し
た後、ル−タ−等で切削加工して凹凸模様を形成させる
方法がある。この方法によると円網抄造機、長網抄造機
のいずれの抄造機を使用しても製造できるが、切削加工
時に欠けや大量の粉塵が発生するだけでなく、材料のロ
スがあって経済的とはいえない。
【0004】また長網抄造機では、水硬性物質及び繊維
等を含む比較的高含水量のスラリ−をフエルト上に均一
に供給し、徐々に搾水して板状未硬化体を成形するが搾
水後の板状未硬化体(グリ−ンシ−ト)中の固形分が移
動可能な含水率に調整することが比較的に容易であるた
め、この板状未硬化体を凹凸模様を有する型に供給して
型押しその後の養生硬化により、ル−タ−等での切削加
工を行わなくても、表面に深い凹凸模様を有する板状無
機硬化体を製造することができる。
【0005】一方円網抄造機で未硬化体を成形する場合
は、0.5〜2mm程度の薄層を多数枚重ね合わせて成
形するが、成形工程中で必然的に搾水が起こるため、未
硬化体の厚さによっても多少異なるが、たとえ型押しを
行ってもひび割れや柄欠陥が生じて1〜2mm以上の深
さのある凹凸模様を施すことは困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、前述し
た円網抄造機で深い凹凸模様を有する板状無機硬化体を
製造することを課題として鋭意研究を行った結果、未硬
化成形体上に特定固形分濃度の水硬性物質を含む水性ペ
−ストまたは固形分が移動可能な板状未硬化体を供給し
て重ねた後、型押しすると、円網抄造機での課題を解決
できることを知見し、本発明に到った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、水硬性物質お
よび繊維を含む水性スラリ−を円網抄造機に供給して未
硬化板状成形体を得、この未硬化成形体上に固形分濃度
が20〜60重量%の水硬性物質を含む水性ペ−ストま
たは固形分が移動可能な板状未硬化体を供給して重ねた
後、型押して表面に凹凸模様を形成させ養生硬化させる
ことを特徴とする板状無機硬化体の製造方法に関する。
また本発明は、水硬性物質および繊維を含む水性スラリ
−を円網抄造機に供給して未硬化板状成形体を得、この
未硬化成形体の表面を粗面化処理した後、その上に固形
分濃度が20〜60重量%の水硬性物質を含む水性ペ−
ストまたは固形分が移動可能な板状未硬化体を供給して
重ね、型押して表面に凹凸模様を形成させ養生硬化させ
ることを特徴とする板状無機硬化体の製造方法に関す
る。
【0008】本発明において、水硬性物質とは水と混合
したときに水と化学反応して凝結、硬化する物質を意味
し、具体的には水硬性石灰、ロ−マンセメント、普通ポ
ルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、中庸
熱ポルトランドセメント、耐硫酸塩ポルトランドセメン
ト、白色セメント、高炉セメント、フライアッユセメン
ト、シリカセメント、アルミナセメント、油井セメン
ト、石膏、スラグ等を挙げることができ、これらは単独
でまた複数混合して使用してもよい。
【0009】本発明において繊維は、未硬化板状成形体
の成形性の向上と板状無機硬化体の補強に寄与する。繊
維としては、石綿、ガラス繊維、シリカウ−ル、スラグ
ウ−ル、カ−ボン繊維等の無機繊維、セルロ−ス繊維、
ポリプロピレン繊維、ナイロン繊維、アクリル繊維、ポ
リエステル繊維、パルプ繊維、麻繊維、ポリイミド繊
維、ポリ塩化ビニル繊維等の有機繊維を挙げることがで
き、これらは単独で使用してもまた複数併用してもよ
い。繊維長さは、抄造性や要求される板状無機硬化体の
強度等によっても異なるが、あまり短いと補強効果が小
さく、また長すぎると混合性や抄造性が悪くなるため、
一般には3〜20mm程度のものが使用される。
【0010】本発明において水硬性物質および繊維を含
む水性スラリ−は、水硬性物質および繊維を水と混合し
て調製される。調製にあたっては水硬性物質および繊維
以外に、パ−ライト、珪石、炭酸カルシウム、黒曜石、
フライアシュ、シリカ、チタニア等の充填材を適宜使用
してもよい。水硬性物質、繊維および水、さらに充填材
の混合割合は、抄造可能でかつ所期の強度が得られる割
合であれば特に制限されないが、一般に固形物濃度が1
0重量%前後の濃度で使用される。
【0011】水硬性物質および繊維を含む水性スラリ−
は、複数個の円網を備えた円網抄造機に供給してそれ自
体公知の方法で抄造し未硬化板状成形体を得る。未硬化
板状成形体の厚さは、最終製品に必要な曲げ強度、衝撃
強度が得られるように自由に変えることができ、また円
網の個数、抄き上げ回数等も特に制限されないが、未硬
化板状成形体の厚さ(抄き上げ厚さ)は、一般には3〜
30mm、好ましくは5〜20mmが適当である。厚さ
が薄すぎると、強度に影響し、また厚すぎると、強度的
には高くなるが、抄造機での成形性に難があるので適当
ではない。
【0012】本発明においては、円網抄造機での抄造に
よって得られた未硬化板状成形体の上(上面)に、水硬
性物質を含む水性ペ−ストを供給または固形分が移動可
能な板状未硬化体を供給して重ねることによって、最終
製品の板状無機硬化体表面に深い凹凸模様を形成させる
ことが可能になる。供給する水硬性物質を含む水性ペ−
ストは、固形分濃度が20〜60重量%、好ましくは2
5〜50重量%のものが使用される。固形分濃度がこの
範囲より低いとひび割れや柄欠陥が生じ、また高いと精
緻な凹凸模様を形成できなくなるので適当ではない。ま
た水性ペ−スト中の固形分は、円網抄造機で未硬化板状
成形体を得る際に使用した固形分の配合比と同様のもの
が望ましいが、より好ましい物性を得るために各成分の
種類、配合比等適宜調整してもよい。
【0013】水硬性物質を含む水性ペ−ストに使用され
る水硬性物質とては、前述した各種のセメントや石膏等
のように水と混合したときに水と化学反応して凝結、硬
化する物質を挙げることができ、ペ−ストには前述した
繊維や充填材を含むことができる。未硬化板状成形体上
(上面)へのペ−ストの供給は、均一な厚さに供給でき
ればその方法は特に制限されないが、一般には未硬化板
状成形体をベルト上に供給し、その上からスラリ−ポン
プ等を使用して均一に散布又は流す方法等が採用され
る。ペ−ストの供給厚みは、型押しする凹凸模様の種類
や凹凸の深さ及びペ−ストの固形分濃度によって異な
り、型押し後の凹凸模様が精緻に得られる量が必要であ
る。
【0014】また円網抄造機での抄造によって得られた
未硬化板状成形体の上(上面)に、固形分が移動可能な
板状未硬化体を供給して重ねる場合の板状未硬化体の厚
みは、型押しする凹凸模様の種類や深さ等に応じて適宜
きめられるが、上記ペ−ストの場合と同様型押し後の凹
凸模様が精緻に得られる量が必要である。この固形分が
移動可能な板状未硬化体としては、普通には円網抄造機
での抄造によって得られた未硬化板状成形体と同様成分
のものが使用され、また固形分濃度が20〜60重量
%、好ましくは25〜50重量%のものが使用される
が、剥離せずに未硬化板状成形体と一体化することがで
きるものであれば異なった成分のものでもよい。また固
形分が移動可能な板状未硬化体の製造には押出機、ロ−
ル等の成形機が使用される。
【0015】本発明において、円網抄造機での抄造によ
って得られた未硬化板状成形体の上(上面)に水硬性物
質を含む水性ペ−ストを供給または固形分が移動可能な
板状未硬化体を供給する前に、予め未硬化板状成形体の
表面を粗面化処理、例えばワイヤブラシ等で目荒して傷
をつけておくと、両者の剥離をより効果的に防止でき
る。
【0016】凹凸模様を形成させる型押しには、普通プ
レス成形機が使用される。プレスの面圧は一般には5〜
150kgf/cm2 、プレス時間は10秒〜90分の
範囲から適宜選択される。またプレスによって割石調、
石目柄等の天然石模様、動植物模様等々種々の凹凸を有
する模様を形成させることもできる。
【0017】凹凸模様を形成後の未硬化成形体は、常法
に従ってそれ自体公知のオ−トクレ−ブ養生、蒸気養
生、自然養生等の方法で養生硬化させると、目的とする
板状無機硬化体が得られる。
【0018】
【実施例】次に実施例及び比較例を示し本発明を説明す
る。 実施例1 フライアッユ25重量%(以下%は重量%を意味す
る。)、パ−ライト10%、普通ポルトランドセメント
55.5%、ポリビニルアルコ−ル繊維(繊維長6m
m)1%、石綿4.5%、パルプ4%の割合の原料に、
水を混合して固形分濃度25%の水性スラリ−を調製し
た。このスラリ−の一部を円網抄造機に入れて水を加
え、固形分濃度10%に希釈して抄き上げ厚さ13.5
mmの未硬化板状成形体を作成した後、これをラインベ
ルト上に供給し、未硬化板状成形体上に前記固形分濃度
25%の水性スラリ−を10mmの厚さに均一に流して
板状未硬化体を作成した。ついでこれを最大深さ(高低
差)6mmの割石調模様のあるプレス定盤を取り付けた
プレス成形機で面圧30kgf/cm2 、プレス時間6
0秒でプレスした後、湿度95%、養生温度60°C、
養生時間36時間で蒸気養生して硬化させ、表面にプレ
ス定盤の割石調模様が転写された最大深さ6mmで、厚
さ16mmの割石調無機硬化体を得た。この硬化体には
ひび割れや剥離、柄欠陥等は認められなかった。
【0019】実施例2 フライアッユ15重量%、パ−ライト20%、普通ポル
トランドセメント60%、ポリビニルアルコ−ル繊維
(繊維長6mm)1.5%、パルプ3.5%の割合の原
料に水を混合して調製した固形分濃度55%の水性ペ−
ストを押出成形して、厚さ6mmの固形分が移動可能な
板状未硬化体作成した。この板状未硬化体を、実施例1
と同様の厚さ12mmの未硬化板状成形体の上に重ね合
わせ、最大深さ5mmの割石調模様のあるプレス定盤を
取り付けたプレス成形機で面圧30kgf/cm2 、プ
レス時間60秒でプレスした後、実施例1と同様に養生
硬化させて、表面にプレス定盤の割石調模様が転写され
た最大深さ5mmで、厚さ16mmの割石調無機硬化体
を得た。この硬化体にはひび割れや剥離、柄欠陥等は認
められなかった。
【0020】実施例3 実施例1と同様の方法で厚さ6mmの未硬化板状成形体
を作成した後、これをラインベルト上に供給し、ブラシ
で目荒し傷をつけた後、実施例1と同様の固形分濃度2
5%の水性スラリ−を9mmの厚さに均一に流して板状
未硬化体を作成した。この板状未硬化体を、最大深さ5
mmの割石調模様のあるプレス定盤を取り付けたプレス
成形機で面圧25kgf/cm2 、プレス時間45秒で
プレスした後、実施例1と同様に養生硬化させて、表面
にプレス定盤の割石調模様が転写された最大深さ5mm
で、厚さ9mmの割石調無機硬化体を得た。この硬化体
にはひび割れや剥離、柄欠陥等は認められなかった。
【0021】実施例4 フライアッユ25%、パ−ライト11%、普通ポルトラ
ンドセメント58%、ポリビニルアルコ−ル繊維(繊維
長6mm)1.5%、叩解パルプ4.5%の割合の原料
に、水を混合して固形分濃度20%の水性スラリ−を調
製した。このスラリ−の一部を円網抄造機に入れて水を
加え、固形分濃度10%に希釈して抄き上げ厚さ16m
mの未硬化板状成形体を作成した後、これをラインベル
ト上に供給し、未硬化板状成形体の表面にブラシで目荒
し傷をつけた後、前記固形分濃度20%の水性スラリ−
を搾水機で濃縮した固形分濃度40%の水性スラリ−を
12mmの厚さに均一に流して板状未硬化体を作成し
た。ついでこれを深さ6mmのレンガ調模様のあるプレ
ス定盤を取り付けたプレス成形機で面圧35kgf/c
2 、プレス時間40秒でプレスした後、実施例1と同
様に養生硬化させて、表面にプレス定盤のレンガ調模様
が転写された深さ6mmで厚さ18mmのレンガ調模様
の無機硬化体を得た。この硬化体にはひび割れや剥離、
かけ、柄欠陥等は認められなかった。
【0022】比較例1 実施例1と同様にして抄き上げ厚さを19mmにかえた
未硬化板状成形体を作成した後、これにスラリ−を流さ
ずに、実施例1と同様の割石調模様のあるプレス定盤を
取り付けたプレス成形機で同様にプレスし養生硬化させ
て厚さ17mmの割石調無機硬化体を得た。この無機硬
化体の表面にはプレス定盤の割石調模様が転写されてい
たが柄深さは最大で2mmで、柄のエッジ部分にはひび
割れが生じていた。
【0023】比較例2 実施例4と同様にして抄き上げ厚さを22mmにかえた
未硬化板状成形体を作成した後、これにスラリ−を流さ
ずに、実施例4と同様のレンガ調模様のあるプレス定盤
を取り付けたプレス成形機で、プレス、養生硬化させ
て、厚さ20mmのレンガ調模様が転写された無機硬化
体を得た。この無機硬化体の表面にはプレス定盤のレン
ガ調模様が転写されていたが柄深さは最大で3mmであ
り、柄のエッジ部分には大量のひび割れが生じていた。
【0024】
【発明の効果】本発明によると、従来円網抄造機では得
ることが困難であった深い凹凸模様を有するひび割れや
剥離、かけ、柄欠陥等のない板状無機硬化体を製造する
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤島 寛人 山口県宇部市大字小串字沖の山1988番地の 1 ウベボ−ド株式会社内 (72)発明者 江山 正視 山口県宇部市大字小串字沖の山1988番地の 1 ウベボ−ド株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水硬性物質および繊維を含む水性スラリ−
    を円網抄造機に供給して未硬化板状成形体を得、この未
    硬化成形体上に固形分濃度が20〜60重量%の水硬性
    物質を含む水性ペ−ストまたは固形分が移動可能な板状
    未硬化体を供給して重ねた後、型押して表面に凹凸模様
    を形成させ養生硬化させることを特徴とする板状無機硬
    化体の製造方法。
  2. 【請求項2】水硬性物質および繊維を含む水性スラリ−
    を円網抄造機に供給して未硬化板状成形体を得、この未
    硬化成形体の表面を粗面化処理した後、その上に固形分
    濃度が20〜60重量%の水硬性物質を含む水性ペ−ス
    トまたは固形分が移動可能な板状未硬化体を供給して重
    ね、型押して表面に凹凸模様を形成させ養生硬化させる
    ことを特徴とする板状無機硬化体の製造方法。
JP16456794A 1994-06-23 1994-06-23 板状無機硬化体の製造方法 Pending JPH081624A (ja)

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