JP7128269B2 - アミューズメント乗り物 - Google Patents

アミューズメント乗り物 Download PDF

Info

Publication number
JP7128269B2
JP7128269B2 JP2020523327A JP2020523327A JP7128269B2 JP 7128269 B2 JP7128269 B2 JP 7128269B2 JP 2020523327 A JP2020523327 A JP 2020523327A JP 2020523327 A JP2020523327 A JP 2020523327A JP 7128269 B2 JP7128269 B2 JP 7128269B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
liquid
water tank
amusement ride
amusement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020523327A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021500175A (ja
Inventor
フランク ゾルニック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mack Rides GmbH and Co KG
Original Assignee
Mack Rides GmbH and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mack Rides GmbH and Co KG filed Critical Mack Rides GmbH and Co KG
Publication of JP2021500175A publication Critical patent/JP2021500175A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7128269B2 publication Critical patent/JP7128269B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63GMERRY-GO-ROUNDS; SWINGS; ROCKING-HORSES; CHUTES; SWITCHBACKS; SIMILAR DEVICES FOR PUBLIC AMUSEMENT
    • A63G27/00Russian swings; Great wheels, e.g. Ferris wheels
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63GMERRY-GO-ROUNDS; SWINGS; ROCKING-HORSES; CHUTES; SWITCHBACKS; SIMILAR DEVICES FOR PUBLIC AMUSEMENT
    • A63G9/00Swings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63GMERRY-GO-ROUNDS; SWINGS; ROCKING-HORSES; CHUTES; SWITCHBACKS; SIMILAR DEVICES FOR PUBLIC AMUSEMENT
    • A63G31/00Amusement arrangements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63GMERRY-GO-ROUNDS; SWINGS; ROCKING-HORSES; CHUTES; SWITCHBACKS; SIMILAR DEVICES FOR PUBLIC AMUSEMENT
    • A63G31/00Amusement arrangements
    • A63G31/007Amusement arrangements involving water

Landscapes

  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)

Description

本発明は、請求項1の前文の特徴によるアミューズメント乗り物に関する。
本発明は、特に、例えば水などの液体を少なくとも1回通過する車両を有するアミューズメント乗り物に関する。このようなウォーターライドは、暑くなる夏に非常に人気がある。水に車両が入ると、さわやかな経験が得られ、楽しさが増し、特に車両が上方から水に導かれるとき、水と接触した際に非常に人気のある水しぶき効果が生まれる。
出願人のDE 10 2014 103 226 A1(特許文献1)は、例えば、レールを備えた区間に沿って移動することができる船舶による水上を走る乗り物について記述している。この区間には、水で満たすことができ、車両が誘導される第1の水槽がある。この水槽には、低水位、またはゼロ水位、または高水位となっている。水門によって第1の水槽に接続されている他の水槽が提供されている。水上を走る車両はまず、その区間に沿って低水位で加速され、次に水門が開いて、第1の水槽の水位が高水位に上昇する。次に、車両は、人気のある水しぶきまたは水噴射を生成するために、高水位の第1の水槽に導かれる。
DE 10 2014 103 226 A1
このアミューズメント乗り物では、車両は常に駆動が制御される必要がある。特に、車両のブレーキにはリニア駆動を使用する必要がある。すなわち、車両が水を走ると、急ブレーキがかかることが知られている。そのため、水槽には端部にのみ高い水位の水が入れられる。しかし、この乗り物では水だけでの制動は難しいので、追加の制動装置が必要になる。
そのような区間の走行では、移動の自由と車両の速度も厳しく制限される。
したがって、本発明の目的は、車両がより自由に動き、さらに大きな楽しみを提供するアミューズメント乗り物を提供することである。
この目的は、請求項1の機能を備えたアミューズメント乗り物によって達成される。
本発明の発展は従属請求項の主題である。
本発明のアミューズメント乗り物は、乗客を収容する乗客収容部を備えた車両と、水槽とを有し、前記車両が少なくも1つの振り子運動をすることが可能なアミューズメント乗り物において、前記水槽が液体で少なくとも部分的に満たされることが可能で、前記車両が前記少なくも1つの振り子運動の過程で前記水槽の前記液体に接触するように前記アミューズメント乗り物が構成されていることを特徴とする。
このためアミューズメント乗り物は巨大な振り子として構成され、その車両はその重心が静止位置を中心にスイングできるように取り付けられている。車両はもはやレールや他のガイド手段に拘束されていないため、車両は大部分の方向に移動できる。振子動作の過程で、車両は液体で満たされた水槽の上に導かれる。これにより、水効果を生み出すことができる。
車両と水槽の液体との接触は、両者の相対的な動きによって引き起こされる。液体の強力な遅延効果により、水槽を通過するたびに接触する必要はない。むしろ、一方では車両と、他方では液体又は水槽との間の最小距離が、振子運動の過程で変化可能である。このために、走行中に水槽の水位を変えることができる。また、水槽の水位を一定に保ち、走行中に水槽に対する車両の相対距離を変化させても良い。車両の振子運動の過程で、車両の移動半径と液体との重なりが少なくとも1回発生することが重要である。
特に好適な実施形態によれば、水槽が、液体が流れることができる少なくとも1つの部分を有し、水槽の少なくとも1つの部分にある液体の流れを任意に変化させることができる手段が設けられていることを特徴とする。
このようにして、液体は、水槽の内部の水槽の端部に位置し得る部分上を水槽の底部に向かって流れる。従来の水槽は2つの水位しか有しないが、本発明によれば、液体の流れ、ひいては水槽の水位を自由に変化させることができるので、車両が液体の上を走行したり、液体の中を通過したりする際に、液体の遅延効果と水しぶき効果の両方を制御することができる。このように、アミューズメント乗り物の楽しみの度合いを観客に合わせて調整することができる。特に大きな弓波を発生させることができる。また、走行開始時には、その部分上に液体を流さず、水槽のその部分上に液体が徐々に導入されるようにして車両が水槽内を走行するにつれて弓波が徐々に大きくなるように、あるいはその逆となるようにすることも考えられる。水槽の液体を用いて車両を制御された方法で制動することができるので、更なる制動装置を省くことができる。特に、液体の流れを変化させる手段が、水しぶき効果に起因する水槽内の液体の損失を補償することができることが重要である。その結果、車両が通過するたびに水しぶき効果を発生させることができる。従来の水アミューズメント乗り物はそうではなかった。例えば、液体が充填された水槽を通過する際の減速効果を、液体を通過した後に車両を加速させる駆動手段によって補い、水しぶき効果を有する通過を任意の回数可能にすることも考えられる。
高い位置から、駆動装置のスイッチが切られ解放されると、重力による加速で振動することができ、水槽の液体を通過するたびに減速され、停止する。車両がレール上を走行せず、水槽内の液体の水位を、所望の時間内に停止状態となるように選択または補充することができるので、これ以上の駆動装置は必要としない。そのため、このアミューズメント乗り物は特に省エネで、部品点数も少なくて済む。
好ましくは、車両は、例えば、少なくとも1つのロッドを介して、固定要素に回転可能に取り付けられる。したがって、車両は、固定要素と車両との間の接続の種類に応じて、1乃至3度の回転自由度を有する。軸受の種類は、固定要素と車両との間の接続の種類による。したがって、車両は、球面に沿って固定要素の周りを自由に移動することができ、したがって、多数の移動の可能性がある。固定要素は、例えば、ロッドまたは球要素として構成することができる。もはや車両に軌道は必要ではなく、固定要素の支持構造のみが必要であり、これによりアミューズメント乗り物の配置がとても容易になる。また、空間内で車両がほぼ自由となっており、特に乗客にとっては刺激になる。
好適な実施形態によれば、振り子運動に加えて、車両及び/又は車両の乗客収容部の少なくとも1つのさらなる運動が可能であるように構成されている。車両及び/又は乗客収容部の移動の可能性を増やすことで、より複雑なコースと移動を開発することができ、コースと移動の選択に大きな柔軟性を提供できる。さらに、乗客は常に新しい印象と経験を探しており、これらは、本発明によるアミューズメント乗り物で満たすことができる。
特に、車両及び/又は車両の乗客収容部が自身の周りを回転可能である。
車両はすでに固定要素を中心に回転しているため、乗客はこの複数の回転によって自分が空間的にどこにいるのか分からなくなるくらいまで混乱する。この混乱は、走行の際の楽しさに大いに貢献する。
特に単純な実施形態によれば、車両が2つの終端位置の間で揺動可能である。ここでいう揺動は、特に、振り子、すなわち糸振り子として与えられる。
この場合、固定要素の周りの車両の移動は、車両の重心が円形の表面に沿ってしか移動できないように制限される。このように車両の重心は単一の平面内を移動する。このアミューズメント乗り物はスイングボートのように機能する。好適には、これらの終端位置は、固定要素の平面に対して対称的に配置される。車両は、駆動装置により第1の終端位置まで駆動され、その後、駆動装置がオフされた状態で解放され、第2の終端位置まで揺動し、そこで再び駆動装置がオンになる。このように、駆動装置をオンせずに、重力による加速度を利用して、特に高速化を図ることができる。考慮され得る駆動装置は、特に油圧駆動装置、電気モータ、およびリニア同期モータである。終端位置の間の揺動は、全体の乗り物の一部、すなわち、主要部分に過ぎないことを理解しなければならない。残りの走行中は、車両が終端位置に到達するのに十分なエネルギーを持っていないため、車両は終端位置よりも低い位置の間を揺動するだけである。
乗客の楽しみをさらに増大させるために、アミューズメント乗り物は、車両が固定要素の周りで360°回転することができるように構成することができる。このような頭上走行は、乗客が短時間逆さまになるため非常に人気がある。その後、車両は、例えばその区間上で固定要素の周りを複数回回転することができる。
好適には、車両及び/又は車両の乗客収容部の個々の移動方向を制限または個々の移動を停止する手段が設けられている。これらの手段は、特に、ブレーキ、カップリング、サーボモータ、またはロッキングシリンダであっても良い。本発明によるアミューズメント乗り物は、すなわち、多数の移動オプションを有する。ただし、多くの場合、すべての移動オプションが必要となるわけではない。特別な時間から、または特別な時間までの特別な動きだけをオンにしたい場合もある。これらの手段は、所望の動きのみを許可することができ、これにより、走行のコントロール性が向上する。さらに、これらの手段は、より高い安全性を提供する。また、これらの手段により、アミューズメント乗り物の乗降位置を固定することができるので、安全な乗り降りが保証される。
走行体験を向上させるために、アミューズメント乗り物は、水しぶき効果または他の流体効果を発生させることができるように構成することができる。水しぶきは、水槽から液体が飛び散ることである。水しぶきは、車両の乗客および/またはアミューズメント乗り物の観客を濡らし得る。このような流体効果は、特に、車両が水槽の部分上を流れる流体を十分な速度で走行するときに生じる。したがって、液体の流れを変化させるための手段により、十分な量の液体が流れるようにすることが要求される。中でも、弓波(船首波)が発生することで、乗客には大変喜ばれている。
特に、好適には、車両自体が流体効果を最大限に発揮できるように構成されている。例えば、車両の下側には、液体に浸されると、液体を水槽から排除させる、好ましくは半球状の要素を有することができる。したがって、車両は、水槽内の液体を打つ一種のハンマーとして機能する。
好適な実施形態は、車両は、好ましくは車両の下側に配置される、液体を運ぶための手段を有する。特に、車両は、例えば、前方に向かって開いたハウジングとして設計されたキャッチを下部に有することができる。車両が水槽内で駆動されるとき、車両のハウジングは、このようにして、その開放端により液体をそれと一緒に運ぶ。車両が水槽を出て戻ってきた後、キャッチは水を外側に、例えば楽しんでいる観客に降り注ぐようにする。この水の降り注ぎは、動きと速度に応じてより強く又はより弱くなる。
好適には、水槽の液体が流れることができる部分には、スロープ又は階段が設けられている。さらに、この部分には、液体の流れを必要に応じて変えることができる手段が接続され得る。液体が水槽のスロープ又は階段上を流れると、一種の滝が形成され、走行体験がさらに冒険的で爽やかになる。液体が流れている状態で車両が階段やスロープの上を走行すると、特に強く印象的な水しぶき(スプラッシュ)効果が得られる。特に、液体の流れを変化させるための手段は、この部分上の液面が車両の移動半径よりも高くなるように駆動され、その結果、液体と車両の路面との間に重なりが生じる。
液体の流れを変化させることがきる手段が、少なくとも1つのポンプとリザーバとを有することによって、動的で閉鎖的な液体サイクルプロセスを形成することができる。例えば、液体をポンプでリザーバから送り出して、液体が水槽のその部分上を流れてリザーバに戻るようにすることができる。このリザーバは、水槽の所望の水位又はこの部分上の所望の流量を達成するために、何度も、必要に応じて水槽を充填することができる。ポンプを使用することで、液体を簡単かつ迅速に水槽に流すことができる。これらの手段を使用することで、液体の流れを制御することができ、したがって、水槽の水位を制御することができる。また、アミューズメント乗り物が複数のポンプ又はノズルを有し、生成された流れが車両の走行経路を部分的に覆うほど高い位置に、リザーバからの液体がポンプ等で搬送されるようにポンプ等を配置するように構成することも考えられる。これにより水効果が生じる。
車両を加速するために、1つ以上の駆動装置、特にリニア同期モータ(LSM)のステータを有し、これにより駆動される。LSMのステータは非常に一般的で、高速に達することができる。駆動装置は、車両自体、水槽又は支持構造に配置され得る。
乗客が乗客収容部にアクセスできるように車両が静止しているときに乗降プラットフォームを形成することができる、例えば回転板の形状の手段を有する。
好適には、車両の乗客収容部が円状に配置されている。この構成は、車両全体又は乗客収容部を含む車両の1つの要素のみがそれ自身の周りで回転可能である場合に特に好ましい。
車両はボートとして構成することができる。この構成は、揺動運動を行う場合に好ましいが、それは、車両が大きな揺れを形成するためであり、これは、特定の方向に加速することが特に容易である。前後端で、ボートは効果的に両方向に液体を押し流すことができ、前述の「ス水しぶき効果」を生み出すことができる。
車両がより自由に動き、さらに大きな楽しみを提供するアミューズメント乗り物を提供できる。
静止状態でのアミューズメント乗り物の第1の実施形態を示す斜視図である。 図1のアミューズメント乗り物の走行中の詳細断面図である。 図1のアミューズメント乗り物において車両の異なった位置を示す側面図である。 アミューズメント乗り物の第2の実施形態を示す斜視図である。 乗車・降車のためのプラットフォームを有する図4のアミューズメント乗り物を示す斜視図である。 アミューズメント乗り物の第3の実施形態を示す斜視図である。 図6aのアミューズメント乗り物の詳細な断面図である。 アミューズメント乗り物の第4の実施形態を示す斜視図である。 静止状態と車両が動いている状態のアミューズメント乗り物の第5の実施形態を示す側面図である。 図8のアミューズメント乗り物において車両が動いている状態の詳細図である。
以下、本願に従った乗り物を、添付の図を参照して、5つの実施形態に基づいてより詳細に説明する。
以下の図では、特に明記しない限り、同じ参照符号は同じ部品を同じ意味で示している。
図1乃至図3は、アミューズメント乗り物100の第1実施形態を示す図である。アミューズメント乗り物100は、車両1、水槽2および支持構造5を有し、スイング乗り物として機能する。
図1は、静止状態にあり、水槽2が空であるときのアミューズメント乗り物100を示している。車両1は、車両1の軸Aに沿って延在するハウジングを備えたボートとして構成され、その中に多数の乗客収容部11が取り付けられ、それぞれ、詳細には示されていない乗客を収容する。乗客収容部11は列状に配置され、座席として構成されている。本実施形態では、車両1の座席数は56である。車両1は、前側に配置された第1の端部16と、第1の端部16の反対側の後側に配置された第2の端部17とを有する。車両1はまた、車両の上部の縁部で支持構造5に車両1を固定するための複数の実質的に半円形の固定要素18を有し、これらは軸線Aに対して対称的に配置される。
支持構造5は、軸Dを有するロッドとして構成された固定要素51と、固定要素51が床に確かに固定されて接続されるように固定要素51を、詳細には示されていない床に接続する支持要素52とを有する。この場合、2つの支持要素52は、接続点で固定要素51用の受容部53を形成し、端部54で床または可搬型プラットフォームにしっかりとボルトで止められる2つの相互接続された直線ロッドを有し、V字形をしている。支持要素52は伸縮自在に構成して床またはプラットフォームと固定要素51との間の距離を変えることができる。さらに、車両1を駆動するための駆動装置6が、固定要素51の受容部53の側方に配置される。本実施形態では、駆動装置6は電気モータである。本実施形態では、支持構造5は本質的に鋼鉄でできている。
車両1は、複数の(本実施形態では2つの)支持要素4によって支持構造5の固定要素51に接続されている。支持要素4は、互いに鋭角となる2つのロッドを有する。ロッドは、接続点において、固定要素51を受け入れるための受け金を形成し、支持要素4は、固定要素51(すなわち、固定要素51の軸Dの周り)に、移動可能に配置される。支持要素4はまた、それぞれ2つの端部を有し、そのそれぞれは、車両1の接続要素18に接続される。ロッドは剛性を有し、したがって、車両1と支持構造5の締結要素51との間の固定距離を決定する。支持要素が、接続要素にしっかりと接続される単一のロッドとして構成されることも考えられる。
このようにして、車両1は、支持構造体5と共に、床上の上を漂うスイング乗り物を形成している。車両1は、固定要素51の軸Dの周りを回転することができる一方、固定要素51に対する車両1のさらなる移動は許可されない。
水槽2は床の上に配置されている。水槽2は、図1のように、車両1が静止しているときに車両1の軸Aに平行な長手方向に沿って延びる実質的に矩形の底面を有している。
図2は、図1のアミューズメント乗り物100の固定要素51の軸Dに垂直な平面による断面を示している。水槽2は、水槽2の軸の中央を通り、水槽2の長手方向軸に垂直な平面に対して対称に形成されている。水槽2は、前部に配置された第1の端部24と後部に配置された第2の端部25とを有する。水槽2は、軸方向に見て、端部24から始まって端部25の方向に第1のセクションと、第2のセクション28とを有する。第1のセクションは、下向きに、すなわち、床の方向に通じる複数の階段21を有し、この床の上には液体3が流れることができる。第2のセクションは、わずかに傾斜しており、水槽2の床を形成するように、水槽2の中心まで下方に通じている。階段21は斜め下向きに形成されており、上向きの突出部211を有し、突出部211は、階段21上への液体の流れを少し阻止する。本実施形態では、図1から明らかなように、静止しているときには、車両1が水槽2の前後の階段21の間に配置されるように水槽2が構成されている。また、水槽2には、階段21の代わりに、液体を流すためのスロープを設けることも考えられる。水槽2の内部には、水槽2の底面のほぼ全域を占めるリザーバ23が設けられており、このリザーバ23に液体3を充填することができるようになっている。図2において、リザーバ2は液体3で満杯になっている。本実施形態では、液体は水であるが、他の液体を使用することも可能である。水槽2は、端部に配置された多数(本実施形態では4個)のポンプ22を有しており、このポンプ22は、リザーバ23から液体3を汲み出し、水槽に設けられた上向きの開口部26を介して外部に搬送することができるようになっている。また、水槽2には、中央に開口部27が設けられており、この開口部27を介して液体3をリザーバ23に戻すことができるようになっている。リザーバ23から液体3が外部に射出されると、その液体3は、外部に通じる階段21を滝のように越えて流れ、次に傾斜した第2のセクション28上を流れていく。次に、液体3は、中央の開口部27を介してリザーバ23に戻され得る。液体3のこの動きのサイクルは、図2に矢印で示されている。
図3は、アミューズメント乗り物100を固定要素51の軸Dに垂直な平面における側面図である。図3は、車両1が図1による静止状態にあるときを実線で、第1の終端位置13および第2の終端位置14にあるときを破線で示している。図3は、支持構造体5の固定要素51の軸Dの周りの車両1の移動を示す図である。車両1の重心Sは、支持構造体5の軸Dに垂直な平面内を走る円7上を移動する。したがって、車両1は、終端位置13と終端位置14との間で揺れ動くことができ、終端位置13、14は、水槽2の中心の半径方向平面に対して対称に形成される。この場合、車両1は、終端位置13、14で約40メートルの高さに達する。また、車両1が360度回転し、したがって円7全体の周りを移動することができることも考えられる。水槽2は、車両1が終端位置13、14間の一区間の軌道上を水槽2の上を走行するように配置されており、液体が階段21および第2のセクション28上を流れる際に、車両1は、液体3によって案内される。
車両1の走行は、以下のようにして行われる。初期状態では、図1に示すように、車両1は開始位置にある。車両1は、固定要素51に配置された駆動装置6によって、終端位置13に到達するまで、円7に沿って加速され、揺動される。この加速はいくつかの段階にわたって行われ、その中でより高い位置に到達する。加速の合計時間は100秒以下である。車両1が終端位置14にあるとき、初期段階が始まり、駆動装置6は停止され、車両1が重力加速度によって終端位置13の方向に時速100キロメートルの最大速度で振り回される。地面へ向かう最大加速度は5gである。集団位置13に到達するために、駆動装置が再びオンされる。次に、車両1は最終段階に入り、駆動装置が停止され、車両1は、重力加速度により、他の終端位置14の方向に揺り動かされる。前面に配置された2つのポンプ22のスイッチがオンにされ、液体3はリザーバ23から階段21と第2のセクション28の上を流れる。ポンプ22は、生成された流れが軌道の少なくとも一部で車両1の軌道を覆うように駆動される。ポンプ22はまた、液体3を非常に高く搬送して、生成された液体の噴射が車両1のコースを横切るように制御することもできる。車両1の位置の軸に対向して配置されたポンプ22のみがオンにされることが重要である。
なお、液体3の強い減速効果により、ポンプ22は走行終了時にのみスイッチを入れるべきである。ポンプの代わりに、例えばノズルなどの同様の液体搬送手段を使用することができる。次に、車両1は、その前方の端部16を伴って、生成された流れを通って移動し、したがって、この場合、弓形波として形成されている水効果31を生成する。この状況が図2に示されている。次に、前方のポンプ22がオフにされ、後方のポンプ22がオンにされる。車両1が終端位置13の方向に揺り動かされて戻ると、車両1は、後方の階段21上の新しい流れに遭遇する。流れている液体3に遭遇の際に、水効果31が発生するだけでなく、液体3は車両1を減速させる。最終段階で駆動装置6が停止されるので、車両1の移動する速度が徐々に遅くなり、徐々により下の位置に到達する。本実施形態では、ポンプ22は、車両1の最後の往復移動の間のみオンになる。最後に、減速された車両1は、駆動装置6によって初期位置に移動する。アミューズメント乗り物100は1時間に1000人以上の乗客を運ぶことができる。
もちろん、移動距離およびポンプ22の作動は、任意に選択することができる。特に、振り子運動中に水槽2内の液体3の液面を変化させる必要はない。
また、例えば要素52または要素4が伸縮自在である場合に要素52または要素4の長さを変更することにより、水槽2に対する車両1の距離を移動中に変更することも考えられる。これにより、車両1は、水槽2に既に存在する液体3に浸される。
図4および図5は、車両201が停止状態にある、車両201を有する乗り物200の第2の実施形態を示す図である。乗り物200は、図1の乗り物100と同じ支持構造5および同じ水槽2を有し、主に乗客収容部211が車両の列ではなくホイール210に円形に配置されているという点で図1乃至図3の乗り物100と異なる。
車両201は、細長いボートとして構成されており、さらに、ロッド204によってボートに接続されているホイール210を備えている。ロッド204は、ボートの中心を固定要素51に接続し、車両201は、固定要素51の軸Dの周りで揺り動かされ得る。ホイール210は、複数(本実施形態の場合は5つ)のスポーク212を介して互いに接続されるリム211およびハブ214を有する。乗客収容部211は、リム213上で円形に配置される。本実施形態の場合は、ホイール210は56人の乗客を収容することができる。ハブ214は、ロッド204を受け入れるための開口部215を有する。したがって、ホイール210は、ホイール210がロッド204の軸の周りを回転できるように、開口部215を通してロッド204上に配置される。本実施形態では、ホイール210はロッド204に固定され、ロッド204はそれ自体が回転できるように構成されている。ロッドが回転固定式に配置され、ホイール210が駆動装置によってロッド204を中心に回転するように構成することも考えられる。いずれの場合でも、車輪210の回転は、乗客収容部211の追加の運動を形成し、それにより、車両201の走行中に、車両201は、車輪210と共に揺動することができ、車輪210は乗客収容部211と共に、揺動運動とは独立して、ロッド204の軸の周りで回転することができる。この二重の動きは、乗客の乗車体験をよりエキサイティングなものにする。
乗客がホイール210の乗客収容部211にアクセスできるようにプラットフォーム216が使用される。このプラットフォーム216は、軸に沿って駆動可能な2枚のプレート217で構成されており、それらが組み立てられたときにホイール210の支持部219を形成するように構成されている。車両201が静止しているときには、プレート217は、プラットフォーム217を形成してホイール210を収容するまで、対向する側から互いの方向に駆動される。この状況が図5に示されている。図5では、プレート17の動きが矢印で示されている。プレート217は、それらがホイール210自体と同じ高さに設定されるように、柱218によって地面から離間されている。乗客は、その後、プラットフォーム216上を乗客収容部211に向かって歩くことができる。このようにして、ホイール210の乗客の出入りが行われる。乗客のホイール210への出入りの後、プレート217は、ホイール210が解放されて車両201を走行できるように、互いに取り外される。これが図4に示されている。
図6a及び図6bは、第3の実施形態のアミューズメント乗り物300を示す図である。アミューズメント乗り物300は、車両301と、水槽302と、支持構造305とを有し、振り子のように動作する。このように、車両301は、振り子運動を実行し、これは、自転運動と組み合わせることができる。
車両301は、図4、5のホイール210と同様にホイール310を有しており、ホイール310に設けられた乗客収容部311も円形に配置されている。車両301はまた、ホイール310の底面315に半球状要素312を有しており、これにより車両301は液体303を「叩く」ことができる。図4、5の実施形態のように、ホイール310は、中心点でロッド304に接続され、ロッド304の軸は、ホイール310の平面に対して常に垂直である。本実施形態では、アミューズメント乗り物301は、アミューズメント乗り物301がロッド304の周りを回転できるように、ロッド304上に配置される。特に、車両301の移動のある時点からのみ車両301の回転が許容されるように、この回転を制御するための手段が設けられることが考えられる。
支持構造体5は、3本の同形のロッド352を有するピラミッド型の形状をしており、ロッド352は、一端で床面に強固に連結され、他端で締結部材351に連結されている。固定要素351は、本実施形態では実質的に板状であり、中心点から外側に延び、それぞれがロッド352に連結される3つのアームと、ロッド304のために中央に配置された収容部とを有する。また、固定要素には、詳細には図示しない駆動部が設けられている。しかしながら、この駆動装置は、車両301自体に、水槽302に、または支持構造305の他の場所に配置することができる。
車両301は、固定要素351に回転可能に取り付けられている。この目的のために、ロッド304は、車両301に連結されていない自由端に球状要素340を有しており、この球状要素340は、ボールジョイントを形成するために固定要素351の収容部に収容されている。このようにして、車両301の重心は、その中心が固定要素351の中心である球面上を移動することができ、その結果、車両301の典型的な振り子運動が得られる。したがって、車両301は、ロッド304の周りで自転することができ、ロッド304自体が固定要素351と要素340との間の接続点の周りで回転することができるので、車両301は、多数の移動の可能性を有する。
水槽302は本質的に円形の形状をしており、円形の底部328を有し、多数の階段321を有する。階段321は、水槽302の端部を水槽302の底部328と接続し、水槽302の中心に向かう半径方向で下へと続いている。階段321の上を液体303が流れることができる。本実施形態では、水槽302の周囲には階段321が配置されている。本実施形態では、底部328と周囲の階段321とで囲まれた水槽302の内部が、液体303のためのリザーバを形成している。このようにして、水槽302の内部は、液体303で常に少なくとも部分的に満たされている。図6bは、水槽302が少なくとも1つのポンプ322を有し、このポンプ322が液体303を水槽302の開口部326を介して外部に運び、それにより、液体303が階段321を下って底部328に達することを示している。このようにして滝が形成され、本実施形態の場合、この滝はリング形状であり、したがって特に印象的である。底部328には少なくとも1つの開口部327があり、この開口部327は、流路329を介してポンプ322につながっている。水槽302は、支持構造305内に配置されており、振り子運動の間、車両301が水槽302上の区間を走行し、液体303が、水槽302の階段321および床328の上を流れる際に、水槽302の液体303によって案内され得るように構成されている。
車両301は、以下のように走行する。すなわち、車両301は、振り子運動が生成されるように、固定要素351に配置された駆動装置によって加速される。駆動装置は、車両301がより高い終端位置に到達するように制御される。駆動が停止されると、車両301は重力加速度によって加速される。走行体験をさらに向上させるために、車両301自身の周りの回転を任意にオンまたはオフすることもできる。車両301が所望の終端位置に到達すると、少なくとも1つのポンプ322をオンにして、液体303を階段321まで汲み出し得る。次に、車両301は、重力加速度によって液体303を通って案内される。特に、車両301は、液体で満たされた階段321を駆け上がり、底部に配置された半球状要素312で液体303を叩くことにより、水効果331、例えば、水しぶきや弓波を発生させ、この水効果331は、車両301の乗客や観客自身の最大の楽しみために、外部の観客をも濡らすことができる。この状況が図6bに示されている。特に、図6bを参照すると、水流は、少なくとも1つの部分において、水流が車両301によって走行される区間を覆うように制御されていることが分かる。同時に、車両301は液体303によって減速される。本実施形態では、多数のポンプ322が設けられており、このポンプ322は、均質な水流が水槽302内の周囲に延びる階段321上で発生するように配置されている。また、水槽302には多数のポンプ302が設けられ、それぞれが水槽302の円形部分を担当し、車両301が走行した水槽302の円形部分を液体で満たすポンプ302のみがスイッチオンされるように構成することも考えられる。その後、車両301は、水槽302上で後退し、車両301が静止するまで液体303によってさらに遅延される。車両301の開始位置への正確な位置決めは、固定要素351の駆動装置によって達成され得る。
記載した走行は一例にすぎず、もちろん異なる走行にすることができる。
図7は、アミューズメント乗り物の他の実施形態を示す図である。アミューズメント乗り物400は、車両401と、水槽402と、支持構造405とを有している。アミューズメント乗り物400は、車両401が楕円で斜めの運動とするように構成されている。車両401は、アミューズメント乗り物300と同様に円形状であり、1つのホイールと、水槽から402から液体を排出するための、ホイールの下面に配置された半球状の要素とを備えている。
支持構造405は、円形のプラットフォーム453を有し、プラットフォーム453の中心には、プラットフォーム453に垂直な柱452が配置されている。柱452は、プラットフォーム453の平面に対して傾斜した平面内に配置され、アーム455によって柱452に接続されたリング状要素454を支持している。なお、本実施形態では、リング状要素454は、アーム455と一体であり、4つのアーム455が柱452の異なる位置に配置されている。本実施形態の場合、プラットフォーム453の平面とリング状要素454の平面との間の角度は固定されている。しかしながら、この角度は、例えば、要素454を支持するアーム455の伸縮構造によって調整可能とすることが考えられる。柱453のプラットフォーム453の反対側の一端には、車両401を固定するための固定要素451が配置されており、固定要素451が柱452の長手方向の軸の回りに回転可能に構成されている。本実施形態では、固定要素451は、回転可能なプレートとして構成されている。このプレートは、回転可能なプレートに対して垂直に配置された2つの平行な、実質的に三角形の支持プレートを有する。2つの支持プレートの間には、ロッドが配置されている。このロッドは、このロッドの軸が柱452の軸と直交するように配置されている。
車両401は、ロッド404によって支持構造405に接続されており、ロッド404の一端部が車両401のホイールの中央のハブの開口部に配置されている。ロッド404は、他端に固定要素451のロッドを受け入れる受け金を有し、ロッド404が車両401と共に固定要素451のロッドの周りを回転可能となるように配置される。また、ロッド404の周囲には、ロッド404と同軸でロッド404よりも大径のリング441が配置されている。リング441は、支持構造405のリング状要素454と協働することができる。この目的のために、リング441は、リング441の回転する表面がリング状要素454の上面と常に接触するように配置されている。詳細には示されていない駆動装置により、固定要素451が柱452の軸の周りを回転すると、車両401と共にロッド404も回転し、これによりリング441がこの回転の際にリング状要素454の表面上を走行する。したがって、ロッド441は、唯一の区間、すなわち、リング状要素454によって引き起こされる、固定要素451の中心点の周りの円形の区間だけを移動可能である。したがって、リング状要素454は、ロッド404の動きを制限する手段として機能する。ロッド404はまた、車両401の近くにジョイント442を有し、車両401のジョイント442の軸の周りの回転が可能になっている。さらに、車両401はそれ自体の周りを回転することができる。したがって、車両401は、3つの可能な動きを有している。すなわち、リング要素454の平面内の柱452の周りの第1の回転運動、ジョイント442の周りの第2の回転運動、およびそれ自体の周りの第3の回転運動である。その結果、車両401は、複雑な斜めの楕円形の動きをする。
水槽402は、その基本形状として、多数の階段421が水槽402の底部428に向かって下降する円形部分の形状を有しており、底部428は、また同様に円形部分の形状に形成されている。特に、多くの開口部426、427があり、これらを介して詳細には示されていないポンプまたはノズルによって搬送される液体が通過可能であり、これは、図6a、図6bの構成と同様の方法で機能する。
図8aおよび図8bは、車両501、水槽502および支持構造505を備えたアミューズメント乗り物500の最後の実施形態を示す図である。アミューズメント乗り物500は、車両501が下面515にキャッチ512を備えている点でのみ、図1のスイング乗り物100とは異なる。キャッチ512は、液体503を受けるための開口部513を前面に有する車両501の下面525に固定されたすくい部材として構成されている。
水槽502内の液面は、車両501が初期位置に配置されているときには低いか、またはゼロにしかならないので、車両501が揺動を開始したときに液体は運ばれない。最後の通過では、ポンプのスイッチが入り、液体503が階段を流れて床に着くと、水槽502内の液面が上昇するので、車両501が水槽502と液体503を通過して水しぶき効果321を発生させると、キャッチ512は開口部513から液体をすくい上げる。この状況が図8aに示されている。なお、水槽502内の液面を速やかに上昇させるために、水槽503の内部とリザーバ523とを連通する詳細に示されていない開口部を閉鎖してもよい。そして、車両501が水槽502の方向に逆走すると、重力による加速度で液体503が、例えば歓喜する観客に向けて、振り出される。
なお、本発明は、図示した実施形態に限定されるものではなく、特に実施形態の組み合わせを形成する乗り物を含む。
100…アミューズメント乗り物
1…車両
11…乗客収容部
110…円
13、14…終端位置
15…底面
16、17…端部
18…固定要素
2…水槽
21…階段
211…突出部
22…ポンプ
23…リザーバ
24、25…端部
26…開口部
27…中央の開口部
28…セクション
3…液体
31…水効果
4…支持要素
5…支持構造
51…固定要素
52…支持要素
53…受容部
54…端部
6…駆動装置
7…円

A、D…軸
S…重心

200…アミューズメント乗り物
201…車両
210…ホイール
211…乗客収容部
212…スポーク
213…リム
214…ハブ
215…開口部
216…プラットフォーム
217…プレート
218…柱
219…支持部
204…ロッド

300…アミューズメント乗り物
301…車両
310…ホイール
311…乗客収容部
312…半球状要素
315…底面
302…水槽
321…階段
322…ポンプ
326、327…開口部
328…底部
329…流路
303…液体
331…水効果
304…ロッド
340…球状要素
305…支持構造
351…固定要素
352…ロッド

400…アミューズメント乗り物
401…車両
402…水槽
421…階段
426、427…開口部
428…底部
404…ロッド
441…リング
442…ジョイント
405…支持構造
451…固定要素
452…柱
453…プラットフォーム
454…リング状要素
455…アーム

500…アミューズメント乗り物
501…車両
512…キャッチ
513…開口部
502…水槽
523…リザーバ
503…液体
531…水効果
505…支持構造

Claims (16)

  1. 乗客を収容する乗客収容部(11、211,311)を備えた車両(1、201、301、401、501)と、水槽(2、302、402、502)とを有し、前記車両(1、201、301、401、501)が少なくも1つの振り子運動をすることが可能なアミューズメント乗り物(100、200、300、400、500)であって、
    前記水槽(2、302、402、502)が液体(3、303、503)で少なくとも部分的に満たされることが可能で、前記車両(1、201、301、401、501)が前記少なくも1つの振り子運動の過程で前記水槽(2、302、402、502)の前記液体(3、303、503)に接触し、
    前記車両(1、201、301、401、501)が軸(D)を有する支持構造体(5、205、305、405、505)に支持され、これにより前記車両がスイング乗り物を構成し、前記水槽(2、302、402、502)が、前記液体(3、303、503)が流れることができる少なくとも1つの表面領域を有し、前記水槽(2、302、402、502)の前記少なくとも1つの表面領域上にある前記液体(3、303、503)の流量を変化させることができる手段が設けられていることを特徴とするアミューズメント乗り物(100、200、300、400、500)。
  2. 前記車両(1、201、301、401、501)が、少なくとも1つのロッド(4、204、304、404)を介して、固定要素(5、351、451)に回転可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のアミューズメント乗り物(100、200、300、400、500)。
  3. 前記振り子運動に加えて、前記車両(201、301、401)及び/又は前記車両(201、301、401)の前記乗客収容部(211、311)の少なくとも1つのさらなる運動が可能であるように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアミューズメント乗り物(200、300、400)。
  4. 前記車両(301、401)及び/又は前記車両(201、301)の前記乗客収容部(211、311)が自身の周りを回転可能であることを特徴とする請求項に記載のアミューズメント乗り物(200、300、400)。
  5. 前記車両(1、201、501)が2つの終端位置(13、14)の間で揺動可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか一項に記載のアミューズメント乗り物(100、200、500)。
  6. 固定要素(5、451)の周りで前記車両(1、201、401、501)が360°回転可能となるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか一項に記載のアミューズメント乗り物(100、200、400、500)。
  7. 前記車両(1、201、301、401、501)及び/又は前記車両(1、201、301、401、501)の前記乗客収容部(11、211、311)の個々の移動方向を制限または個々の移動を停止する手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか一項に記載のアミューズメント乗り物(100、200、300、400、500)。
  8. 前記車両(1、201、301、401、501)が前記液体(3、303、503)を用いて水しぶき又は他の液体効果(31、331、531)を発生させることができるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか一項に記載のアミューズメント乗り物(100、200、300、400、500)。
  9. 前記車両(501)が、前記車両(501)の下側(515)に配置された、前記液体(503)を運ぶための手段(512)を有することを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか一項に記載のアミューズメント乗り物(500)。
  10. 前記水槽(2、302、402、502)の前記液体(3、303)が流れることができる前記少なくとも1つの表面領域には、スロープ又は階段(21、321、421)が設けられていることを特徴とする請求項乃至請求項の何れか一項に記載のアミューズメント乗り物(100、200、300、400、500)。
  11. 前記水槽(2、302、402、502)の前記少なくとも1つの表面領域上にある前記液体(3、303、503)の流量を変化させることができる手段が、少なくとも1つのポンプ(22、322)とリザーバ(23)とを有することを特徴とする請求項乃至請求項10の何れか一項に記載のアミューズメント乗り物(100、200、300、400、500)。
  12. 1つ以上の駆動装置有し、これにより前記車両(1、201、301、401、501)が駆動されることが可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項11の何れか一項に記載のアミューズメント乗り物(100、200、300、400、500)。
  13. 前記車両(201)が静止しているときに乗降プラットフォーム(216)を形成することができる手段(217)を有することを特徴とする請求項1乃至請求項12の何れか一項に記載のアミューズメント乗り物(200)。
  14. 前記車両(201、301、401)の前記乗客収容部(211、311)が円状に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項13の何れか一項に記載のアミューズメント乗り物(200、300、400)。
  15. 前記車両(1、201、501)がボートとして構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項14の何れか一項に記載のアミューズメント乗り物(100、200、500)。
  16. 前記車両(1、201、301、401、501)と前記水槽(2、302、402、502)との間の最小距離を変更できるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項15の何れか一項に記載のアミューズメント乗り物(100、200、300、400、500)。
JP2020523327A 2017-10-27 2018-07-12 アミューズメント乗り物 Active JP7128269B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102017125288.6A DE102017125288A1 (de) 2017-10-27 2017-10-27 Fahrgeschäft
DE102017125288.6 2017-10-27
PCT/EP2018/068865 WO2019081077A1 (de) 2017-10-27 2018-07-12 Fahrgeschäft

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021500175A JP2021500175A (ja) 2021-01-07
JP7128269B2 true JP7128269B2 (ja) 2022-08-30

Family

ID=63012992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020523327A Active JP7128269B2 (ja) 2017-10-27 2018-07-12 アミューズメント乗り物

Country Status (12)

Country Link
US (1) US11090572B2 (ja)
EP (1) EP3700644B1 (ja)
JP (1) JP7128269B2 (ja)
CN (1) CN111491705B (ja)
AU (1) AU2018355629B2 (ja)
CA (1) CA3077264C (ja)
DE (1) DE102017125288A1 (ja)
DK (1) DK3700644T5 (ja)
ES (1) ES2905131T3 (ja)
HU (1) HUE057747T2 (ja)
PL (1) PL3700644T3 (ja)
WO (1) WO2019081077A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3954253A4 (en) * 2019-04-12 2023-01-04 Kamei, Masamichi OSCILLATING SLEEP INDUCTION BED
IT202000007324A1 (it) * 2020-04-07 2021-10-07 S B F S R L Apparato di divertimento oscillante
US12011671B2 (en) * 2021-09-27 2024-06-18 Ali Kiani Amusement ride

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030217667A1 (en) 2002-05-21 2003-11-27 Ronald Bussink Amusement Design Gmbh Amusement device and method for using an amusement device
JP2009516093A (ja) 2005-10-11 2009-04-16 アメリカン、ウェーブ、マシーンズ、インコーポレイテッド 造波装置及び造波方法
DE102014103226A1 (de) 2014-03-11 2015-09-17 Mack Rides Gmbh & Co Kg Wasserfahrgeschäft mit variablem Wasserpegel
US20160243451A1 (en) 2013-11-11 2016-08-25 Mack Rides Gmbh & Co. Kg Amusement park ride with movable track section

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US989280A (en) 1910-08-08 1911-04-11 Merritt Wesley Palmer Merry-go-round.
US1731532A (en) * 1927-03-19 1929-10-15 Everwear Mfg Company Diving swing
DE2811614C2 (de) * 1978-03-17 1983-11-10 K.H. Huss KG, 2800 Bremen Traggestell für den Achskörper eines Fahrgeschäfts
US4960275A (en) * 1989-11-06 1990-10-02 Imrych Magon Water immersion amusement apparatus
JPH04352984A (ja) * 1991-05-30 1992-12-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 宇宙船洋上帰還体験装置
JPH0563591U (ja) * 1992-02-12 1993-08-24 泉陽機工株式会社 娯楽乗物装置
DE9410114U1 (de) * 1993-07-22 1994-09-08 Huss Maschinenfabrik GmbH & Co KG, 28207 Bremen Rundfahrgeschäft mit einer Schaukelbewegungen ausführenden Karussellscheibe
JPH07178253A (ja) * 1993-12-22 1995-07-18 Nkk Corp 水上を自走可能な遊戯用乗り物
IT1287393B1 (it) * 1996-01-30 1998-08-06 Far Fabbri Srl Giostra per parco di divertimenti
US5790990A (en) * 1996-10-09 1998-08-11 Hall; Rocky Baptistry with integral step and stairway
ITMI20022084A1 (it) * 2002-10-02 2004-04-03 Zamperla Antonio Spa Apparato per il divertimento.
WO2004041380A1 (en) 2002-11-05 2004-05-21 E & J Hall Investments Limited Amusement rides
EP1524016B1 (fr) 2003-10-14 2007-09-19 BOLLIGER & MABILLARD, INGENIEURS CONSEILS S.A. Frein, véhicule et circuit de montagnes russes
US7156714B2 (en) * 2005-01-24 2007-01-02 Mks Enterprises, Llc Surfer lift system
US8083599B2 (en) * 2008-07-08 2011-12-27 Disney Enterprises, Inc. Rotating rides with interactive water features
JP2010104745A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Goki Agency:Kk 空中及び擬似水中観覧装置
CN201394350Y (zh) * 2009-02-25 2010-02-03 北京九华游乐设备制造有限公司 一种海盗船
CN201492920U (zh) * 2009-06-01 2010-06-02 北京九华游乐设备制造有限公司 海盗船
CN201454066U (zh) * 2009-06-01 2010-05-12 北京九华游乐设备制造有限公司 海盗船
WO2016078694A1 (en) * 2014-11-17 2016-05-26 Antonio Zamperla S.P.A. "water amusement ride"
IT201800003194A1 (it) * 2018-03-01 2019-09-01 Image Studio Consulting S R L Interazioni di giostra

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030217667A1 (en) 2002-05-21 2003-11-27 Ronald Bussink Amusement Design Gmbh Amusement device and method for using an amusement device
JP2009516093A (ja) 2005-10-11 2009-04-16 アメリカン、ウェーブ、マシーンズ、インコーポレイテッド 造波装置及び造波方法
US20160243451A1 (en) 2013-11-11 2016-08-25 Mack Rides Gmbh & Co. Kg Amusement park ride with movable track section
JP2016538038A (ja) 2013-11-11 2016-12-08 マック ライズ ゲーエムベーハー ウント コー カーゲーMack Rides GmbH & Co.KG 移動可能な軌道セクションを有するアミューズメント装置
DE102014103226A1 (de) 2014-03-11 2015-09-17 Mack Rides Gmbh & Co Kg Wasserfahrgeschäft mit variablem Wasserpegel

Also Published As

Publication number Publication date
US20200324212A1 (en) 2020-10-15
AU2018355629A1 (en) 2020-04-23
DK3700644T3 (da) 2022-01-24
JP2021500175A (ja) 2021-01-07
CN111491705A (zh) 2020-08-04
WO2019081077A1 (de) 2019-05-02
EP3700644B1 (de) 2021-11-17
PL3700644T3 (pl) 2022-02-21
US11090572B2 (en) 2021-08-17
ES2905131T3 (es) 2022-04-07
CN111491705B (zh) 2021-11-19
DK3700644T5 (da) 2022-01-31
CA3077264A1 (en) 2019-05-02
CA3077264C (en) 2022-07-19
EP3700644A1 (de) 2020-09-02
HUE057747T2 (hu) 2022-06-28
AU2018355629B2 (en) 2022-01-27
DE102017125288A1 (de) 2019-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7128269B2 (ja) アミューズメント乗り物
US8690697B2 (en) Reducing radius slide feature
US7056220B2 (en) Reducing radius slide feature
CN111346388B (zh) 滑梯部件
US4960275A (en) Water immersion amusement apparatus
CA3023799C (en) Device for moving a guide track section of a guide track system for vehicles on a fun fair ride
US6743108B2 (en) Random path flume ride
US11141666B2 (en) Looping saucer amusement attraction and method for making the same
RU2611030C2 (ru) Игровой спуск
US8083599B2 (en) Rotating rides with interactive water features
JP2017508531A (ja) 可変水位を有するウォータライド
JPH06500484A (ja) 水推進機付ウォーターライド

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200703

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210907

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20211206

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220726

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7128269

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150