JP7120864B2 - 端末絶縁用介在 - Google Patents

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本発明は、ケーブルの端末において露出された複数の絶縁線心間を絶縁する端末絶縁用介在に関する。
従来、例えば、分岐付きケーブルの幹線ケーブル(以下、「ケーブル」という)の端末において露出された複数の絶縁線心間を絶縁処理する技術としては、例えば、図9及び図10に図示するような技術(以下、「従来技術1」という)が考えられている。なお、本明細書においては、ケーブルの端末において露出された複数の絶縁線心間の絶縁処理のことを、「ケーブルの端末の絶縁処理」と、適宜、言い換えてもよいものとする。
図9及び図10に図示するように、従来技術1では、ケーブル100の端末にモールド部101を形成することにより上記絶縁処理が施されている。ここで、ケーブル100の端末は、所定の長さでシース103が皮剥されており、3本の絶縁線心102が露出している。絶縁線心102の端末は、図10に図示するように、それぞれ絶縁体104が皮剥されて導体105が露出している。
モールド部101の形成は、下記の通り行われる。すなわち、まず、図10に図示するように、3本の絶縁線心102それぞれの導体105に絶縁キャップ106を取り付けた後、3本の絶縁線心102の外周にテープ107を一括巻きにて巻き付ける。しかる後、図9に図示するように、テープ107の外側に、モールド部101を射出成形にて形成する。
従来技術1以外で、ケーブルの端末の絶縁処理に係る技術として、特許文献1に開示されているような技術(以下、「従来技術2」という)が知られている。図11に図示するように、従来技術2では、ケーブル200の端末にケーブル防水絶縁キャップ300を取り付けることにより上記絶縁処理が施されている。ここで、ケーブル200の端末は、所定の長さでシース204が皮剥されており、複数(図11では2本図示しているが、実際には4本)の絶縁線心201が露出している。絶縁線心201の端末は、図11に図示するように、それぞれ絶縁体202が皮剥されて導体203が露出している。
図11に図示するように、ケーブル防水絶縁キャップ300は、開口部301がケーブル200を挿入可能に形成され、閉端部302の内面に2本の絶縁線心201を分離する隔壁303が設けられている。隔壁303は、絶縁線心201の本数に合わせて隔室304が4つとなるように形成されている。各隔室304には、複数の絶縁線心201が入らないように形成されている。ケーブル200の端末にケーブル防水絶縁キャップ300を取り付けは、4本の絶縁線心201の端末を、それぞれ、各隔室304に挿入可能となるように揃えた上で、4本の絶縁線心201の端末を開口部301から矢印Cの指示する方向に挿入することにより行う。
実開平7-3244号公報
従来技術1では、複数の絶縁線心102の外周にテープ107を一括巻きした後、テープ107の外側にモールド部101を射出成形にて形成する必要があるため、複数の絶縁線心102間の絶縁処理に係る作業工数が増え作業性が悪くなってしまうという問題点があった。また、従来技術1では、絶縁線心102の絶縁体104が損傷していた場合、絶縁線心102間で短絡が生じてしまう虞があるという問題点があった。
従来技術2では、ケーブル200の端末にケーブル防水絶縁キャップ300を取り付けることで複数の絶縁線心201間の絶縁処理が完了するため、従来技術1に比べて、上記絶縁処理に係る作業工数を減らすことができる。しかしながら、従来技術2では、一の隔室304に複数の絶縁線心201が入らないように絶縁線心201のサイズごとにケーブル防水絶縁キャップ300を製造し管理しなければならないため、ケーブル防水絶縁キャップ300の製造コストや管理コストが嵩んでしまうという問題点があった。
また、従来技術2では、各絶縁線心201の端末をケーブル防水絶縁キャップ300の隔室304に挿入する際、各絶縁線心201の端末を、それぞれ、各隔室304に挿入可能となるように揃えた状態にし、各絶縁線心201の端末すべてを一括して開口部301を通過させ隔室304に挿入するというような作業が必要になってしまう。このため、ケーブル200の端末へのケーブル防水絶縁キャップ300の取り付けの作業性が悪くなってしまうという問題点があった。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、ケーブルの端末の絶縁処理に係る作業性及び安全性の向上を図るとともに品質の安定化を図ることができる端末絶縁用介在を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明の端末絶縁用介在は、ケーブルの端末において露出された複数の絶縁線心が当接する基部と、該基部に連続する複数の隔壁からなり該各隔壁間に前記絶縁線心を配置可能に形成される介在部と、を備え、該介在部は、該介在部の軸方向に中心軸を沿わせた前記絶縁線心を前記介在部の軸方向又は該軸方向に交差する方向から前記各隔壁間に挿入可能に形成され、且つ、前記各絶縁線心を互いに所定の間隔をあけて配置可能に形成されることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、各隔壁間に絶縁線心を配置することにより、各隔壁にて、各絶縁線心を互いに所定の間隔をあけて配置することができる。したがって、絶縁線心間の確実な絶縁を確保することができる。
また、本発明によれば、介在部の軸方向に中心軸を沿わせた絶縁線心を介在部の軸方向のみならず介在部の軸方向に交差する方向から各隔壁間に挿入することができる。本発明によれば、上記の通り、絶縁線心を介在部の軸方向に交差する方向から各隔壁間に挿入することができることから、各絶縁線心の端末を、各隔壁間に挿入可能となるように揃えた状態で各絶縁線心の端末すべてを一括して介在部の軸方向から各隔壁間に挿入するというような作業が不要となる。したがって、ケーブルの端末の絶縁処理に係る作業効率を従来技術に比べて良くすることができる。
また、本発明によれば、介在部が、絶縁線心を介在部の軸方向に交差する方向から各隔壁間に挿入することができるように形成されているため、作業者は、各絶縁線心の介在部への装着状態(各隔壁間における各絶縁線心の配置状態)を目視により容易に確認することができる。したがって、各絶縁線心の介在部への誤装着(例えば、隔壁間に絶縁線心が複数挿入された状態)の有無を容易に確認することができる。
請求項2記載の本発明の端末絶縁用介在は、請求項1に記載の端末絶縁用介在において、前記各絶縁線心は、一括テープ巻きにて当該端末絶縁用介在に固定されることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、各絶縁線心を各隔壁間に配置した状態で一括テープ巻きにて各絶縁線心と端末絶縁用介在とを固定するため、従来技術におけるモールド部の形成をすることなくケーブル端末の絶縁処理を施すことができる。したがって、ケーブルの端末の絶縁処理に係る作業効率を従来技術に比べて良くすることができる。
請求項3記載の本発明の端末絶縁用介在は、請求項2に記載の端末絶縁用介在において、前記基部は、該基部の軸方向の厚さが前記一括テープ巻き可能な厚さに形成されることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、基部の、この軸方向の厚さが一括テープ巻き可能な厚さに形成されることから、基部における一括テープ巻きを隙間無く行うことができる。したがって、ケーブルの端末に絶縁処理を施した状態における防水性及び絶縁性の向上を図ることができる。
請求項4記載の本発明の端末絶縁用介在は、請求項1、2又は3に記載の端末絶縁用介在において、前記各絶縁線心は、それぞれ端末において露出された導体に絶縁処理が施されていることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、各絶縁線心それぞれの端末において露出された導体に絶縁処理が施されていることから、各絶縁線心それぞれの端末に上記絶縁処理を施した状態で、この絶縁線心を各隔壁間に配置することができる。したがって、絶縁線心間の、より確実な絶縁を確保することができる(例えば、仮に、隔壁間に絶縁線心が複数挿入されても、絶縁線心間における短絡を防止することができる)。
請求項5記載の本発明の端末絶縁用介在は、請求項1、2、3又は4に記載の端末絶縁用介在において、前記各隔壁は、それぞれ厚さが前記各絶縁線心間の絶縁が可能な厚さに形成されることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、各隔壁は、それぞれ厚さが各絶縁線心間の絶縁が可能な厚さに形成されることから、各隔壁間に各絶縁線心を配置した状態において、上記厚さの隔壁にて各絶縁線心を互いに絶縁可能な間隔をあけて配置することができる。したがって、絶縁線心間の、より確実な絶縁を確保することができる。
請求項6記載の本発明の端末絶縁用介在は、請求項1、2、3、4又は5に記載の端末絶縁用介在において、前記各隔壁間は、当該端末絶縁用介在を用いる前記ケーブルの前記各絶縁線心のうち最大径の絶縁線心を挿入可能に形成されることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、各隔壁間は、端末絶縁用介在を用いるケーブルの各絶縁線心のうち最大径の絶縁線心を挿入可能に形成されることから、端末絶縁用介在を用いるケーブルの各絶縁線心の外径がそれぞれ異なる場合であっても、各絶縁線心を各隔壁間に収容することができる。したがって、各絶縁線心の外径がそれぞれ異なるケーブル(例えば、複合ケーブル)であっても各絶縁線心間を絶縁することができる。
本発明によれば、絶縁線心間の確実な絶縁を確保することができる。また、ケーブルの端末の絶縁処理に係る作業効率を従来技術に比べて良くすることができる。また、ケーブルの端末に絶縁処理を施した状態における防水性及び絶縁性の向上を図ることができる。したがって、ケーブルの端末の絶縁処理に係る作業性及び安全性の向上を図るとともに品質の安定化を図ることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、絶縁線心のサイズに関わりなく一の端末絶縁用介在にて対応することができる。したがって、絶縁線心のサイズごとに端末絶縁用介在を製造し管理する必要がないため、ケーブルの端末の絶縁処理に係るコストを従来技術に比べて抑えることができるという効果を奏する。
本発明の端末絶縁用介在の実施例1を用いてケーブルの端末において露出された各絶縁線心間を絶縁した状態を示す概略図である。 図1における端末絶縁用介在側を示す斜視図である。 図2において介在部側から介在部の軸方向に視たときの図である。 本発明の端末絶縁用介在の実施例1を示す斜視図である。 本発明の端末絶縁用介在の実施例1を示す図であって、(a)は端末絶縁用介在の側面図、(b)は端末絶縁用介在を介在部側から介在部の軸方向に視たときの図である。 端末絶縁用介在の実施例1を用いて他のケーブルの端末において露出された各絶縁線心間を絶縁した状態を介在部側から介在部の軸方向に視たときの図であって、(a)は、2芯のケーブルに用いた場合を示す図、(b)は3芯のケーブルに用いた場合を示す図である。 本発明の端末絶縁用介在の実施例2を示す斜視図である。 本発明の端末絶縁用介在の実施例2を用いてケーブルの端末において露出された各絶縁線心間を絶縁した状態を介在部側から介在部の軸方向に視たときの図であって、(a)は、5芯のケーブルに用いた場合を示す図、(b)は6芯のケーブルに用いた場合を示す図である。 従来技術1を示す図である。 図9に図示する矢印Bの指示する二点鎖線に囲まれた部分の拡大図である。 従来技術2を示す図である。
以下、図1-図6を参照しながら、本発明に係る端末絶縁用介在の実施例1について、また、図7及び図8を参照しながら、本発明に係る端末絶縁用介在の実施例2について、それぞれ、説明する。
図1は本発明の端末絶縁用介在の実施例1を用いてケーブルの端末において露出された各絶縁線心間を絶縁した状態を示す概略図、図2は図1における端末絶縁用介在側を示す斜視図、図3は図2において介在部側から介在部の軸方向に視たときの図、図4は本発明の端末絶縁用介在の実施例1を示す斜視図、図5は本発明の端末絶縁用介在の実施例1を示す図であって、(a)は端末絶縁用介在の側面図、(b)は端末絶縁用介在を介在部側から介在部の軸方向に視たときの図、図6は端末絶縁用介在の実施例1を用いて他のケーブルの端末において露出された各絶縁線心間を絶縁した状態を介在部側から介在部の軸方向に視たときの図であって、(a)は、2芯のケーブルに用いた場合を示す図、(b)は3芯のケーブルに用いた場合を示す図である。
なお、図中の矢印は、上下、左右、前後の各方向を示している(矢印の各方向は一例であるものとする)。
図1において、引用符号8は、本発明に係る端末絶縁用介在の実施例1を示している。端末絶縁用介在8は、例えば、低圧ケーブルを用いた分岐付きケーブルにおいて、幹線ケーブル(以下、「ケーブル1」という)の端末において露出された複数の絶縁線心4間を絶縁するために用いられる部材である。本実施例では、端末絶縁用介在8は、ケーブル1の端末に各絶縁線心4間を隔てるように装着され、外側にテープ15が一括巻き(以下、「一括テープ巻き」と、適宜、言い換えてもよいものとする)されることにより、上記装着状態が固定されている。以下、まず、ケーブル1について説明し、つぎに、本発明に係る端末絶縁用介在8について説明する。
まず、ケーブル1について説明する。
図1に示すケーブル1は、本実施例においては、低圧ケーブルを用いた分岐付きケーブルの幹線ケーブルである。ここで、分岐付きケーブルは、幹線ケーブル(ケーブル1)と、幹線ケーブルに分岐接続された分岐線ケーブルとを備えるものである。
図1に図示するように、ケーブル1は、導体2及び絶縁体3を有する複数本(本実施例においては、4本)の絶縁線心4と、シース5とを備えている。ケーブル1の端末は、所定の長さでシース5が皮剥されており、各絶縁線心4が露出している。絶縁線心4の端末は、図1に図示するように、それぞれ絶縁体3が皮剥されて導体2が露出している。
本実施例においては、ケーブル1は、4芯のケーブルであるが、これに限定されるものではない。後に詳細に説明する通り、例えば、2芯のケーブルや、3芯のケーブルであってもよいものとする(図6参照)。また、特に図示しないが、各絶縁線心の外径がそれぞれ異なるケーブル(例えば、複合ケーブル)であってもよいものとする。
各絶縁線心4は、それぞれ端末において露出された導体2に絶縁処理が施されている。具体的には、図1に図示するように、導体2に絶縁キャップ6が装着されている。絶縁キャップ6は、絶縁性を有する樹脂材料にて成形され、一端が閉塞された筒状に形成されている。絶縁キャップ6は、導体2が装着することができるように形成された導体装着孔7が設けられている。
なお、本実施例においては、複数の絶縁線心4間を端末絶縁用介在8にて絶縁するため、絶縁キャップ6を用いなくても複数の絶縁線心4間を絶縁することができる。絶縁キャップ6を導体2に装着しておけば、後述する隔壁13間に絶縁線心4が、仮に、誤って複数挿入されたとしても、絶縁線心4間における短絡の防止に有効である。
つぎに、本発明に係る端末絶縁用介在8について説明する。
図1-図3に図示するように、端末絶縁用介在8は、ケーブル1の端末に各絶縁線心4間を隔てるように装着される部材である。本実施例においては、端末絶縁用介在8は、最大4本の絶縁線心4に対応することができるように形成されている。図4及び図5に図示するように、端末絶縁用介在8は、絶縁性を有する樹脂材料にて成形され、基部9と、この基部9に連続して形成される介在部10とを備えている。以下、端末絶縁用介在8の各構成について説明する。
図4に図示するように、基部9は、外周面11と当接面12とを有する円柱状に形成されている。基部9は、この軸方向(図4においては、前後方向)の厚さが、所定の厚さに形成されている。具体的には、基部9は、上記軸方向の厚さが、一括テープ巻きすることができる厚さに形成されている。
外周面11は、図1及び図2に図示するように、基部9における一括テープ巻きがされる部分として形成されている。当接面12は、図1及び図2に図示するように、各絶縁線心4の端末(導体2に絶縁キャップ6が装着されている場合は、絶縁キャップ6の端面)が当接する部分として形成されている。
図4及び図5に図示するように、介在部10は、複数(本実施例においては、4つ)の隔壁13を備え、後端側から介在部10の軸方向(図4においては、前後方向)に視たとき十字形(プラス記号形)となるように形成されている。
介在部10は、上記形状に形成されていることから、後述するように、介在部10の軸方向に中心軸を沿わせた各絶縁線心4を介在部10の軸方向に交差する方向から各隔壁13(絶縁線心収容部14)間に挿入することができる。また、介在部10は、上記形状に形成されていることから、各絶縁線心4の介在部10への装着状態を目視により容易に確認することができる。
隔壁13は、基部9に連続して形成され、図4及び図5(b)に図示するように、端末絶縁用介在8の中心軸から放射状に(図4においては、上下方向及び左右方向)延在し上記中心軸を中心として各隔壁13が等角(略90°)に配置されるように形成されている。隔壁13は、それぞれ、介在部10の軸方向(図4においては、前後方向)における長さが、上記軸方向に直交する方向(図4においては、上下方向又は左右方向)における長さに比べて長くなる矩形に形成されている。
隔壁13は、それぞれ、所定の厚さに形成されている。具体的には、隔壁13は、それぞれ厚さが各絶縁線心4間の絶縁が可能な厚さに形成されている。本発明に係る端末絶縁用介在8によれば、隔壁13それぞれが、上記厚さに形成されているため、各絶縁線心4間の確実な絶縁を確保することができる。
各隔壁13間は、図2及び図3に図示するように、絶縁線心4を収容することができる絶縁線心収容部14として形成されている。絶縁線心収容部14は、介在部10の軸方向(図2においては、前後方向、図3においては、図3の紙面表面から紙面裏面に抜ける方向)に中心軸を沿わせた絶縁線心4を介在部10の軸方向(図2においては、後方から前方に向かう方向、図3においては、図3の紙面表面から紙面裏面に抜ける方向)に挿入可能に形成されている。
また、絶縁線心収容部14は、介在部10の上記軸方向に中心軸を沿わせた絶縁線心4を介在部の軸方向に交差する方向(図3においては、上下方向、左右方向、又は、上下方向と左右方向との間で且つ介在部10の中心軸を通過する方向(例えば、図3に図示する矢印Aの指示する方向))に挿入可能に形成されている。絶縁線心収容部14が上記の通り形成されていることから、各絶縁線心4の端末を、それぞれ、各隔壁13間に挿入可能となるように揃えた状態で各絶縁線心4の端末すべてを一括して介在部10の軸方向から各隔壁13間に挿入するというような作業が不要となる。
図3に図示するように、絶縁線心収容部14は、上記の通り、各絶縁線心4が挿入、収容されたとき、各絶縁線心4を互いに所定の間隔をあけて配置することができるように形成されている。ここで、上記「所定の間隔」とは、各絶縁線心4が絶縁線心収容部14に収容された状態において、各絶縁線心4間の絶縁を十分に確保することができる間隔をいうものとする。
絶縁線心収容部14は、図4に図示するように、介在部の軸方向に交差する方向(図2においては、例えば、上下方向と左右方向との間で且つ介在部10の中心軸を通過する方向)から、この絶縁線心収容部14内を目視することができるように形成されている。
絶縁線心収容部14は、本発明に係る端末絶縁用介在8を用いるケーブル1の各絶縁線心4のうち最大径の絶縁線心4を挿入し収容することができるように形成されている。このような絶縁線心収容部14は、特に図示しないが、各絶縁線心4の外径がそれぞれ異なる場合であっても、各絶縁線心4を挿入し収容することができる。したがって、本発明に係る端末絶縁用介在8は、各絶縁線心4の外径がそれぞれ異なるケーブル(例えば、複合ケーブル)の端末における各絶縁線心4間を絶縁する場合にも有効である。
図1及び図2に図示するように、本発明に係る端末絶縁用介在8は、ケーブル1の端末に装着された状態において、この外側にテープ15が一括巻き(一括テープ巻き)されている。すなわち、各絶縁線心4は、一括テープ巻きにて端末絶縁用介在8に固定されている。テープ15は、絶縁性及び防水性を有し、ケーブル1の端末から端末絶縁用介在8の基部9にわたって隙間無く巻き付けられている。
つぎに、ケーブル1の端末の絶縁処理の方法について説明する。
ケーブル1の端末の絶縁処理は、(1)シース5及び絶縁体3の皮剥ぎ作業、(2)絶縁線心4それぞれの端末の絶縁処理作業、(3)ケーブル1の端末への端末絶縁用介在8の装着作業、(4)一括テープ巻き作業の順で行われる。以下、(1)~(4)の各作業について説明する。
まず、シース5及び絶縁体3の皮剥ぎ作業について説明する。
当該作業では、まず、ケーブル1の端末において、所定の長さでシース5を皮剥し、各絶縁線心4を露出した状態にさせる。しかる後、上記露出させた絶縁線心4の端末において、絶縁体3を皮剥し、導体2を露出した状態にさせる。
つぎに、絶縁線心4それぞれの端末の絶縁処理作業について説明する。
当該作業では、各絶縁線心4それぞれの端末において露出された導体2に絶縁処理を施す。ここでは、導体2に絶縁キャップ6を装着する(図1参照)。
つぎに、ケーブル1の端末への端末絶縁用介在8の装着作業について説明する。
当該作業では、各絶縁線心4を各絶縁線心収容部14に収容する。ここでは、図3に図示するように、介在部10の軸方向(図3においては、図3の紙面表面から紙面裏面に抜ける方向)に中心軸を沿わせた絶縁線心4を、隔壁13間に向けて、介在部10の軸方向に交差する方向(図3においては、矢印Aの指示する方向)に移動させる。しかる後、絶縁線心4を隔壁13間に挿入し絶縁線心収容部14に収容する(図3参照)。また、他の3本の絶縁線心4も、上記と同様、各絶縁線心収容部14に収容する。しかる後、各絶縁線心4の端末(絶縁キャップ6の端面)を当接面12に当接させる。以上で、ケーブル1の端末に端末絶縁用介在8が装着される(図1及び図2参照)。
なお、各絶縁線心4の各絶縁線心収容部14への収容方法としては、上記の他、介在部10の軸方向(図3においては、図3の紙面表面から紙面裏面に抜ける方向)に中心軸を沿わせた絶縁線心4を、介在部10の軸方向から隔壁13間に挿入し、各絶縁線心4を各絶縁線心収容部14に収容してもよいものとする。
ここで、ケーブル1の端末への端末絶縁用介在8の装着作業における作用について説明する。
本実施例によれば、各隔壁13間に絶縁線心4を配置(各絶縁線心収容部14に絶縁線心4を収容)することにより、各隔壁13にて、各絶縁線心4を互いに所定の間隔をあけて配置することができる。したがって、絶縁線心4間の確実な絶縁を確保することができる。
また、本実施例によれば、介在部10の軸方向に中心軸を沿わせた絶縁線心4を介在部10の軸方向のみならず介在部10の軸方向に交差する方向から各隔壁13間に挿入することができる。本実施例によれば、上記の通り、絶縁線心4を介在部10の軸方向に交差する方向から各隔壁13間に挿入することができることから、各絶縁線心4の端末を、各隔壁13間に挿入可能となるように揃えた状態で各絶縁線心4の端末すべてを一括して介在部10の軸方向から各隔壁13間に挿入するというような作業が不要となる。したがって、ケーブル1の端末の絶縁処理に係る作業効率を従来技術に比べて良くすることができる。
また、本実施例によれば、介在部10が、絶縁線心4を介在部10の軸方向に交差する方向から各隔壁13間に挿入することができるように形成されていることから、作業者は、各絶縁線心4の介在部10への装着状態(各隔壁13間における各絶縁線心4の配置状態)を目視により容易に確認することができる。したがって、各絶縁線心4の介在部10への誤装着(例えば、隔壁13間に絶縁線心4が複数挿入された状態)の有無を容易に確認することができる。
また、本実施例によれば、各絶縁線心4それぞれの端末において露出された導体に絶縁処理が施されていることから、各絶縁線心4それぞれの端末に上記絶縁処理を施した状態で、この絶縁線心4を各隔壁13間に配置することができる。したがって、絶縁線心4間の、より確実な絶縁を確保することができる(例えば、仮に、隔壁13間に絶縁線心4が複数挿入されたとしても、絶縁線心4間における短絡を防止することができる)。
また、本実施例によれば、各隔壁13は、それぞれ厚さが各絶縁線心4間の絶縁が可能な厚さに形成されることから、各隔壁13間に各絶縁線心4を配置した状態において、上記厚さの隔壁13にて各絶縁線心4を互いに絶縁可能な間隔をあけて配置することができる。したがって、絶縁線心4間の、より確実な絶縁を確保することができる。
また、本実施例によれば、各隔壁13間は、端末絶縁用介在8を用いるケーブル1の各絶縁線心4のうち最大径の絶縁線心4を挿入可能に形成されることから、端末絶縁用介在8を用いるケーブル1の各絶縁線心4の外径がそれぞれ異なる場合であっても、各絶縁線心4を各隔壁13間に収容することができる。したがって、特に図示しないが、各絶縁線心の外径がそれぞれ異なるケーブル(例えば、複合ケーブル)であっても各絶縁線心間を絶縁することができる。
つぎに、一括テープ巻き作業について説明する。
当該作業では、各絶縁線心4を一括テープ巻きにて端末絶縁用介在8に固定する。この固定は、端末絶縁用介在8がケーブル1の端末に装着された状態において、ケーブル1の端末から端末絶縁用介在8の基部9にわたってテープ15を一括巻きすることにより行う。テープ15は、ケーブル1の端末における絶縁性及び防水性を確保するため、隙間無く巻き付けるものとする。以上で、ケーブル1の端末の絶縁処理が完了する。
ここで、一括テープ巻き作業における作用について説明する。
本実施例によれば、各絶縁線心4を各隔壁13間に配置した状態で一括テープ巻きにて各絶縁線心4と端末絶縁用介在8とを固定するため、従来技術におけるモールド部101(図9参照)の形成をすることなくケーブル1の端末に絶縁処理を施すことができる。したがって、ケーブル1の端末の絶縁処理に係る作業効率を従来技術に比べて良くすることができる。
また、本実施例によれば、基部9の、この軸方向の厚さが一括テープ巻き可能な厚さに形成されることから、基部9における一括テープ巻きを隙間無く行うことができる。したがって、ケーブル1の端末に絶縁処理を施した状態における防水性及び絶縁性の向上を図ることができる。
以上、説明した本実施例においては、端末の絶縁処理をするケーブルとして、絶縁線心4を4本備えた4芯のケーブル1を用いて説明したが、図6(a)に図示する絶縁線心4を2本備えた2芯のケーブルや、図6(b)に図示する絶縁線心4を3本備えた3芯のケーブルを用いてもよいものとする。すなわち、本実施例の端末絶縁用介在8は、ケーブル1以外の他のケーブル(例えば、2芯のケーブル、3芯のケーブル)の端末において露出された各絶縁線心4間の絶縁にも有効に用いることができる。
つぎに、本実施例の効果について説明する。
以上、図1-図6を参照しながら説明してきたように、本実施例によれば、絶縁線心4間の確実な絶縁を確保することができる。また、ケーブル1の端末の絶縁処理に係る作業効率を従来技術に比べて良くすることができる。また、ケーブル1の端末に絶縁処理を施した状態における防水性及び絶縁性の向上を図ることができる。したがって、ケーブル1の端末の絶縁処理に係る作業性及び安全性の向上を図るとともに品質の安定化を図ることができるという効果を奏する。
また、本実施例によれば、絶縁線心4のサイズに関わりなく一の端末絶縁用介在8にて対応することができる。したがって、絶縁線心4のサイズごとに端末絶縁用介在8を製造し管理する必要がないため、ケーブル1の端末の絶縁処理に係るコストを従来技術に比べて抑えることができるという効果を奏する。
本発明に係る端末絶縁用介在は、実施例1の他、下記の実施例2を用いてもよいものとする。以下、図7及び図8を参照しながら、実施例2について説明する。
図7は本発明の端末絶縁用介在の実施例2を示す斜視図、図8は本発明の端末絶縁用介在の実施例2を用いてケーブルの端末において露出された各絶縁線心間を絶縁した状態を介在部側から介在部の軸方向に視たときの図であって、(a)は、5芯のケーブルに用いた場合を示す図、(b)は6芯のケーブルに用いた場合を示す図である。
なお、図中の矢印は、上下、左右、前後の各方向を示している(矢印の各方向は一例であるものとする)。
図7に図示するように、端末絶縁用介在20は、絶縁性を有する樹脂材料にて成形され、基部21と、この基部21に連続して形成される介在部22とを備えている。端末絶縁用介在20は、介在部22の形状が実施例1と異なっており、本実施例においては、最大6本の絶縁線心40に対応することができるように形成されている(図8参照)。以下、端末絶縁用介在20の各構成について説明する。
図7に図示するように、基部21は、外周面23と当接面24とを有する円柱状に形成されている。基部21は、基本的な構成及び構造が実施例1における基部9(図4参照)と同一であるため、詳細な説明を省略する。
図7に図示するように、介在部22は、複数(本実施例においては、6つ)の隔壁25を備え、後端側から介在部22の軸方向(図7においては、前後方向)に視たときアスタリスク形となるように形成されている。
隔壁25は、基部21に連続して形成され、図7に図示するように、端末絶縁用介在8の中心軸から放射状に延在し上記中心軸を中心として各隔壁25が等角に配置されるように形成されている。隔壁25は、実施例1における隔壁13と同じような矩形に形成されている。
隔壁25は、それぞれ、所定の厚さに形成されている。隔壁25は、この厚さが、実施例1における隔壁13(図4参照)に比べて薄く形成されているが、各絶縁線心40間の絶縁が可能な厚さであるものとする。
各隔壁25間は、図7及び図8に図示するように、絶縁線心40を収容することができる絶縁線心収容部26として形成されている。絶縁線心収容部26は、基本的な構成及び構造が実施例1における絶縁線心収容部14(図4参照)と同一であるため、詳細な説明を省略する。
以上、説明した本実施例においては、端末の絶縁処理をするケーブルとして、図8(a)に図示する絶縁線心40を5本備えた5芯のケーブルや、図8(b)に図示する絶縁線心40を6本備えた6芯のケーブルを用いるものとする。すなわち、本実施例の端末絶縁用介在20は、実施例1におけるケーブル1以外の他のケーブル(例えば、5芯のケーブル、6芯のケーブル)の端末において露出された各絶縁線心40間の絶縁にも有効に用いることができる。
つぎに、本実施例の効果について説明する。
以上、図7及び図8を参照しながら説明してきたように、本実施例によれば、実施例1と同様の効果を奏する。
この他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
1…ケーブル、 2…導体、 3…絶縁体、 4、40…絶縁線心、 5…シース、 6…絶縁キャップ、 7…導体装着孔 8、20…端末絶縁用介在、 9、21…基部、 10、22…介在部、 11、23…外周面、 12、24…当接面、 13、25…隔壁、 14、26…絶縁線心収容部、 15…テープ

Claims (6)

  1. ケーブルの端末において露出された複数の絶縁線心が当接する基部と、
    該基部に連続する複数の隔壁からなり該各隔壁間に前記絶縁線心を配置可能に形成される介在部と、
    を備え、
    該介在部は、
    該介在部の軸方向に中心軸を沿わせた前記絶縁線心を前記介在部の軸方向又は該軸方向に交差する方向から前記各隔壁間に挿入可能に形成され、且つ、前記各絶縁線心を互いに所定の間隔をあけて配置可能に形成される
    ことを特徴とする端末絶縁用介在。
  2. 請求項1に記載の端末絶縁用介在において、
    前記各絶縁線心は、
    一括テープ巻きにて当該端末絶縁用介在に固定される
    ことを特徴とする端末絶縁用介在。
  3. 請求項2に記載の端末絶縁用介在において、
    前記基部は、
    該基部の軸方向の厚さが前記一括テープ巻き可能な厚さに形成される
    ことを特徴とする端末絶縁用介在。
  4. 請求項1、2又は3に記載の端末絶縁用介在において、
    前記各絶縁線心は、
    それぞれ端末において露出された導体に絶縁処理が施されている
    ことを特徴とする端末絶縁用介在。
  5. 請求項1、2、3又は4に記載の端末絶縁用介在において、
    前記各隔壁は、
    それぞれ厚さが前記各絶縁線心間の絶縁が可能な厚さに形成される
    ことを特徴とする端末絶縁用介在。
  6. 請求項1、2、3、4又は5に記載の端末絶縁用介在において、
    前記各隔壁間は、
    当該端末絶縁用介在を用いる前記ケーブルの前記各絶縁線心のうち最大径の絶縁線心を挿入可能に形成される
    ことを特徴とする端末絶縁用介在。
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