JP6865073B2 - ユニットケーブル - Google Patents

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本発明は、ユニットケーブルに関する。
従来、主に屋内配線工事の省力化を目的として、予め工場において必要な電気配線回路を結線し、接続部を集約して、ケーブルの分岐接続処理を予めプレアセンブリ化して形成した電気配線システム、所謂ユニットケーブルが知られている。上記のユニットケーブルは、複数の導体を芯線として備えるケーブル、例えば2芯または3芯の平型ケーブル(VVFケーブル)が使用される。各VVFケーブルに形成される上記の接続部は、VVFケーブルの延在方向の途中に形成される場合がある。上記の場合において、接続部は、各VVFケーブルの延在方向の途中において導体をケーブル外部に露出させ、複数のVVFケーブルの相互間において、露出させた導体同士を電気的に接続して形成される。例えば、特許文献1には、3芯の平型ケーブル(VVFケーブル)を複数本束ね、VVFケーブルの延在方向の途中に設けられた複数の接続部がケーブル保護部に集約される構成のユニットケーブルが開示されている。
特開2016−123225号公報
上記のケーブル保護部は、上記集約した接続部において、ケーブル外部に露出させた導体同士の短絡の抑制や外部負荷からの保護のため、各接続部の間を離間した状態で、複数の接続部の周りに樹脂部材が形成される。すなわち、ケーブル保護部は、樹脂部材に導体をインサートするインサート成形により形成される。
ところで、ユニットケーブルは、ユニットケーブルを破棄する際、リサイクルを考慮し金属である導体と非金属であるケーブル保護部とを分別して破棄される。しかしながら、上記のユニットケーブルは、ケーブル保護部がインサート成形されるためケーブル保護部の内部の導体とケーブル保護部とが固着していることとなり、ユニットケーブルを解体することが困難である。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、解体性を向上させることができるユニットケーブルを提供することを目的とする。
上記目的を達成する為、本発明に係るユニットケーブルは、配列方向に配置される複数の導線を内部に有する複数のケーブルと、複数の前記ケーブルが貫通し、絶縁性を有するケーブル保護部材と、を備え、前記ケーブルは、前記ケーブルの延在方向における途中に、前記導線が前記ケーブルの外部に露出する露出部と、前記露出部における複数の前記導線が、配列方向及び延在方向と直交する並列方向に並列した前記ケーブル相互間において、並列方向に隣り合う前記導線と電気的に接続される、複数の接続部と、を有し、前記ケーブル保護部材は、複数の前記ケーブルが、並列方向に並列した状態で収容される収容空間部を有する本体部と、前記本体部に着脱可能に取り付けられるカバー部材と、を備え、前記収容空間部は、前記本体部の延在方向における両端部に形成され、前記複数のケーブルが挿入される一対の貫通開口部と連通し、延在方向の両端部が一対の貫通開口部とそれぞれ連通し、かつ前記本体部の並列方向における両端部のうち、一方の端部に形成されるカバー用開口部と連通し、延在方向に沿って形成され、かつ配列方向に離間して形成される複数の隔壁により、少なくとも一部が複数の接続部収容部に区画され、前記カバー部材は、複数の前記接続部収容部に、複数の前記露出部および接続部がそれぞれ収容された状態で、前記カバー用開口部を閉塞することを特徴とする。
また、前記本体部は、前記貫通開口部が形成される部分の配列方向における長さが、複数の前記接続部収容部が形成される部分の配列方向における長さよりも短く形成されることが好ましい。
また、前記本体部は、延在方向から見た場合に、複数の前記接続部収容部が形成される部分に対して、前記貫通開口部が前記並列方向のうち、一方向側に突出して形成されることが好ましい。
本発明に係るユニットケーブルは、複数のケーブルにおける複数の露出部および接続部が収容空間部に収容された状態で、カバー部材がカバー用開口部を閉塞するので、導線とケーブル保護部材とを簡単に分別することができ、解体性を向上させることができる。
図1は、本実施形態に係るユニットケーブルの斜視図である。 図2は、本実施形態に係るユニットケーブルの部分斜視図である。 図3は、変形例に係るユニットケーブルの部分斜視図である。
以下に、本発明に係るユニットケーブルの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、下記の実施形態における構成要素は、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
[実施形態]
まず、実施形態に係るユニットケーブルについて説明する。図1は、本実施形態に係るユニットケーブルの斜視図である。図2は、本実施形態に係るユニットケーブルの部分斜視図である。ここで、図2は、図1のカバー部材が取り外された状態の図である。各図におけるX方向は、ケーブルの延在方向である。Y方向は、複数のケーブルの並列方向であり、延在方向と直交する方向である。Z方向は、ケーブル保護部材における隔壁の配列方向であり、延在方向および並列方向と直交する方向である。
本実施形態のユニットケーブル1は、建物における屋内配線工事の省力化を目的として、例えば屋内天井部のケーブルの配線に使用され、屋内天井部に取り付けられた棒状部材と固定されることで、屋内天井部、すなわち建物側に固定される。図1に示すように、ユニットケーブル1は、複数のケーブル2A〜2Cと、ケーブル保護部材3と、を備え、複数のケーブル2A〜2Cに分岐配線処理を施し、これらのケーブル2A〜2Cにおける後述の接続部27A〜27Cをケーブル保護部材3に集約してプレアセンブリ化(仮組み立て)して形成される。すなわち、ユニットケーブル1は、屋内配線工事の際、配線作業員が屋内天井部などのケーブル配線の施工現場において複数のケーブル2の分岐配線作業を行わずに、分岐配線を含む複数のケーブル2A〜2Cの配線作業を行うことを可能とするものである。
ケーブル2A〜2Cは、図1および図2に示すように、複数の芯線を内部に有する平型ケーブルである。本実施形態におけるケーブル2A〜2Cは、3芯を有する「ビニル絶縁ビニルシースケーブル平型(VVFケーブル)」であり、上記の芯線を一方向に配列することで、平型に形成される。なお、ケーブル2A〜2Cの芯線の数は3芯に限らない。本実施形態におけるユニットケーブル1では、同一に形成された3本のケーブル2A〜2Cが用いられる。各ケーブル2A〜2Cは、複数の導線21、22、23と、絶縁体24と、外装部材25と、露出部26とを有する。
複数の導線21〜23は、ケーブル2A〜2Cにおける芯線である。導線21〜23は、導電性および可撓性を備える金属線(例えば、銅線など)であり、断面円形状に形成される。導線21〜23は、同一に形成された第1導線21と、第2導線22と、第3導線23とである。導線21〜23は、ケーブル2A〜2Cにおいて、各導線21〜23の延在方向が一致するように並べられる。本実施形態における導線21〜23は、ケーブル2A〜2Cの内部において、配列方向に配置される。また、導線21〜23が配列された方向が、ケーブル2A〜2Cの幅方向である。
絶縁体24は、導線21〜23の外周面をそれぞれ被覆するものである。絶縁体24は、導線21〜23の外周面側に合成樹脂(例えば、塩化ビニルなど)を射出成形することにより形成される。絶縁体24は、絶縁性および可撓性を有する。つまり、絶縁体24は、配線作業において導線21〜23が曲がった場合に、導線21〜23に追従して曲がることができるものである。絶縁体24は導線21〜23に対応して、例えば黒、白、赤などの異なる色に着色される。これにより、導線21〜23を視覚的に区別することができ、配線作業時における配線や結線間違い等を防ぐことができる。
外装部材25は、ケーブル2A〜2Cの最外殻に設けられるものであり、いわゆるシースである。外装部材25は、配列方向、すなわちケーブル2A〜2Cの幅方向に配置した各導線21〜23の半径方向外側を被覆するものであり、幅方向に並べた導線21〜23の半径方向外側、すなわち外周面側に合成樹脂(例えば、塩化ビニルなど)を射出成形することにより形成される。外装部材25は、断面長円形状に形成される。外装部材25は、絶縁性および可撓性を有する。つまり、外装部材25は、可撓性を有する導線21〜23および絶縁体24が曲がった場合に、追従して曲がることができるものである。
露出部26は、後述の収容空間部4aに収容されるものである。露出部26は、ケーブル2A〜2Cの延在方向の途中において、導線21〜23がケーブル2A〜2Cの外部にそれぞれ露出する部分である。露出部26は、外装部材25および絶縁体24がそれぞれ延在方向に沿って一部切り欠かれ、導線21〜23をケーブル2A〜2Cの外部に露出する。外装部材25の延在方向における切り欠きの長さは、絶縁体24の延在方向における切り欠きの長さよりも大きい。すなわち、露出部26は、ケーブル2A〜2Cにおいて外装部材25が切り欠かれた端部から導線21〜23が絶縁体24に被覆された状態で突出し、絶縁体24が途中で一部切り欠かれることで、導線21〜23がケーブル2A〜2Cの外部に露出する。
接続部27A〜27Cは、各ケーブル2A〜2Cの露出部26における導線21〜23が3本のケーブル2A〜2Cの相互間において電気的に接続されるものである。接続部27A〜27Cは、ユニットケーブル1におけるケーブル2A〜2Cの分岐配線のための結線部である。本実施形態における接続部27Aはケーブル2A〜2Cの各導線21同士、接続部27Bはケーブル2A〜2Cの各導線22同士、接続部27Cはケーブル2A〜2Cの各導線23同士を電気的に接続して形成されるものである。ここで、導線21〜23同士の電気的な接続方法としては、例えば、接続する導線21〜23を2つの電極で挟んで大電流を流し、導線21〜23の電気抵抗により発生する抵抗熱と、電極が導線21〜23を挟み加圧する加圧力を利用し、導線21〜23どうしの接触部を溶融させて物理的に接着させる抵抗溶接法が用いられる。
ケーブル保護部材3は、ユニットケーブル1において、ケーブル2A〜2Cが貫通するものである。ケーブル保護部材3は、ケーブル2A〜2Cが貫通した状態において、ケーブル2A〜2Cの露出部26および接続部27A〜27Cがケーブル保護部材3の内部に位置し、露出部26および接続部27A〜27Cを外部からの負荷に対し保護するものである。また、ケーブル保護部材3は、ケーブル2A〜2Cにおける接続部27A〜27Cを集約するものである。ケーブル保護部材3は、絶縁性を有する合成樹脂により形成される。ケーブル保護部材3は、本体部4と、カバー部材5とを備える。
本体部4は、並列方向に並列した状態のケーブル2A〜2Cが貫通するものである。本体部4は、並列方向から見て、外形がケーブル2の延在方向を長手方向とする略長方形状に形成され、内部が中空に形成される。本体部4は、収容空間部4aと、接続部収容部4b、4c、4dと、一対の貫通開口部4e、4fと、カバー用開口部4gと、底板41と、一対の側壁42、43と、複数の隔壁44、45と、固定用穴46、47と、突出部48とを有する。
収容空間部4aは、本体部4を貫通するケーブル2A〜2Cが並列方向に並列した状態で収容される空間部である。収容空間部4aは、ケーブル2A〜2Cの延在方向に沿って形成される。収容空間部4aは、少なくともケーブル2A〜2Cの露出部26および接続部27A〜27Cを収容する。ここで、収容空間部4aは、底板41と、底板41の配列方向における両端部からそれぞれ並列方向のうち一方に突出する一対の側壁42、43とにより構成されている。ここで、収容空間部4aは、複数の隔壁44、45により、一部が複数の接続部収容部4b、4c、4dに区画される。接続部収容部4bは接続部27Aが収容されるものであり、接続部収容部4cは接続部27Bが収容されるものであり、接続部収容部4dは接続部27Cが収容されるものである。
一対の貫通開口部4e、4fは、本体部4を貫通するケーブル2A〜2Cが挿入されるものである。一対の貫通開口部4e、4fは、本体部4の延在方向における両端部において、本体部4の延在方向に開口して形成され、収容空間部4aと連通する。ケーブル2A〜2Cは、貫通開口部4e、4fを介して本体部4を貫通し、かつ収容空間部4aに収容される。貫通開口部4e、4fは、並列方向に並列した状態のケーブル2A〜2Cが挿入可能な開口面積に形成される。貫通開口部4e、4fが形成される部分の配列方向における長さは、収容空間部4aにおいて接続部収容部4b〜4dが形成された部分の配列方向における長さよりも、短く形成される。つまり、本体部4は、延在方向における中央部よりも両端部4hが絞られて形成される。
カバー用開口部4gは、ケーブル2A〜2Cを収容空間部4aに収容する際に、露出部26および接続部27A〜27Cを収容空間部4aに収容することを許容するものである。カバー用開口部4gは、本体部4の並列方向における両端部のうち、底板41側と反対側の端部に形成される。カバー用開口部4gは、カバー部材5が取り付けられる開口である。カバー用開口部4gは、並列方向から見た場合に、収容空間部4aと同一形状に形成される。カバー用開口部4gは、収容空間部4aと連通するとともに、延在方向の両端部が一対の貫通開口部4e、4fとそれぞれ連通する。つまり、収容空間部4aは、延在方向における両端部が外部と連通しているとともに、並列方向における両端部のうち一方の端部が外部と連通している。
底板41および一対の側壁42、43は、延在方向における長さが露出部26の延在方向における長さよりも長く形成される。したがって、収容空間部4aは、延在方向における長さが露出部26の延在方向における長さよりも長く形成されることとなり、露出部26および接続部27A〜27Cが収容空間部4aの外部に露出することを確実に抑制することができる。
隔壁44、45は、収容空間部4aの一部を区画するものである。隔壁44、45は、配列方向から見た場合に、延在方向を長手方向とする長方形状に形成された平板であり、底板41および一対の側壁42、43とともに一体に形成されている。隔壁44、45は、配列方向に離間して形成されており、側壁42および隔壁44により接続部収容部4bが形成され、隔壁44および隔壁45により接続部収容部4cが形成され、隔壁45および側壁43により接続部収容部4dが形成される。ここで、各接続部収容部4b〜4dは、絶縁性を有する合成樹脂により形成される隔壁44、45によって区画されるので、各接続部収容部4d〜4dにそれぞれ収容されるケーブル2A〜2Cの露出部26および接続部27A〜27Cは、配列方向において隔壁44、45が介在することとなるため、導線21〜23のうち、電気的な接続を予定していない導線21〜23どうしの短絡を防ぐことができる。
固定用穴46、47は、ケーブル2A〜2Cを収容空間部4aに収容した状態において、本体部4に対してケーブル2A〜2Cを固定するための結束部材が挿入されるものである。固定用穴46、47は、収容空間部4aの延在方向における両端部にそれぞれ、底板41の並列方向における両面を貫通して形成されており、ケーブル2A〜2Cが収容空間部4aに収容された状態において、配列方向においてケーブル2A〜2Cの絶縁体24を挟むように一対形成されている。ここで、結束部材(図2の点線)は、インシュロックや紐などであり、一対の固定用穴46、47にそれぞれ挿入することで、底板41およびケーブル2A〜2Cをまとめて結束する。
突出部48は、ユニットケーブル1を屋内天井部などに固定するための取付孔48aが形成されるものである。突出部48は、一対の側壁42、43のうちの一方の側壁42の外周面から、本体部4の外部に突出して形成される。突出部48は、並列方向の長さが側壁42の並列方向における長さと同一となるように形成される。取付孔48aは、突出部48の並列方向における両面に貫通して形成される。取付孔48aは、屋内天井部と一端が固定された棒状部材を貫通可能とするように形成される。
カバー部材5は、カバー用開口部4gに着脱可能に取り付けられる。カバー部材5は、接続部収容部4b〜4dに、露出部26および接続部27A〜27Cが収容された状態で、カバー用開口部4gを閉塞するものである。カバー部材5は、並列方向から見て、外形形状が本体部4の外形形状と同形状に形成された、平板の部材である。カバー部材5は、収容空間部4aを閉塞した状態で取付孔48aと連通する連通孔5aが形成される。カバー部材5は、不図示の係止機構により本体部4に対して着脱可能に取り付けられる。
次に、ユニットケーブル1の組立方法の一例について説明する。まず、作業員は、ケーブル2A〜2Cの延在方向の途中において、外装部材25を切り欠いて皮剥ぎし、導線21〜23それぞれに被覆された絶縁体24をケーブル2の外部に露出させる。次に、作業員は、露出させた各絶縁体24それぞれに対し、延在方向の途中において絶縁体24を皮剥ぎし、各導線21〜23をケーブル2A〜2Cの外部に露出させる。これにより、ケーブル2A〜2Cに露出部26が形成される。次に、作業員は、ケーブル2A〜2Cの露出部26を、不図示の抵抗溶接を行う装置(以下、抵抗溶接装置)にケーブル2A〜2Cの延在方向を一致させた状態で設置する。このとき、抵抗溶接装置が備える2つの電極の間に接続部27A〜27Cを形成する部分が位置するように、ケーブル2A〜2Cの各第1導線21、各第2導線22および各第3導線23を離間してそれぞれ配置する。次に、作業員は、上記2つの電極を互いに接近するように移動させ、ケーブル2A〜2Cにおける各導線21〜23それぞれにおいて、接続部27A〜27Cの形成位置に2つの電極をそれぞれ接触させる。次に、作業員は、上記2つの電極がさらに互いに接近するように移動させ各導線21〜23をそれぞれ挟んだ状態で加圧しながら、2つの電極間に大電流を流す。これにより、各導線21〜23は、電気抵抗による抵抗熱が発生し、ケーブル2A〜2Cの第1導線21どうし、ケーブル2Bの第2導線22どうし、ケーブル2Cの第3導線23どうしの接触箇所が溶融して物理的に接着される。すなわち、接続部27A〜27Cが形成され、接続部27A〜27Cにおいて導線21〜23がケーブル相互間において電気的に接続されることとなる。
次に、作業員は、接続部27A〜27Cで一体化されたケーブル2A〜2Cをケーブル保護部材3に貫通させる。作業員は、ケーブル2A〜2Cの延在方向と本体部4、すなわち収容空間部4aの延在方向とを一致させ、かつケーブル2A〜2Cの幅方向を配列方向と一致させた状態で、ケーブル2A〜2Cの露出部26を、カバー用開口部4gから並列方向に向かって収容空間部4aに挿入する。このとき、作業員は、接続部収容部4bに接続部27Aを、接続部収容部4cに接続部27Bを、接続部収容部4dに接続部27Cをそれぞれ収容させる。次に、作業員は、一対の固定用穴46、47のそれぞれ一方に、ケーブル保護部材3の外部から収容空間部4aに向かって結束部材を挿入し、配列方向に対向する他方の固定用穴46、47に向かって、収容空間部4aに収容したケーブル2A〜2Cの外周の周りに引き回す。そして、上記引き回した結束部材を、他方の固定用穴46、47からケーブル保護部材3の外部に向かって引き出し、ケーブル保護部材3の外部で結束部材を結束する。これにより、底板41およびケーブル2A〜2Cが固定される。なお、結束部材については、ケーブル2を収容空間部4aに収容する前において、予め固定用穴46、47の一方において挿入している状態であってもよい。次に、作業員は、カバー部材5をカバー用開口部4gに取り付け、不図示の係止機構により、カバー部材5を本体部4に係止させる。これにより、ケーブル2A〜2Cがケーブル保護部材3にプレアセンブリ化され、ユニットケーブル1の組立作業が完了する。
本実施形態におけるユニットケーブル1は、複数のケーブル2A〜2Cと、複数のケーブル2A〜2Cが貫通するケーブル保護部材3を備える。ケーブル2A〜2Cは、ケーブル2A〜2Cの延在方向における途中に、露出部26および接続部27A〜27Cを備える。ケーブル保護部材3は、本体部4と、本体部4に取り付けられるカバー部材5を備え、本体部4は、互いに連通する、収容空間部4aと、一対の貫通開口部4e、4fと、カバー用開口部4gとを備える。収容空間部4aは、隔壁44、45により、接続部収容部4b〜4dに区画される。したがって、ユニットケーブル1は、ケーブル2A〜2Cにおける露出部26が、一対の貫通開口部4e、4fを介して収容空間部4aに収容され、かつ接続部収容部4b〜4dに接続部27A〜27Cが収容された状態で、カバー部材5がカバー用開口部4gを閉塞するので、導線21〜23とケーブル保護部材3が固着していないこととなる。したがって、ユニットケーブル1は、ユニットケーブル1を破棄する際に、作業員がカバー部材5を本体部4から取り外すことで、収容空間部4aに収容された露出部26をユニットケーブル1の外部に露出させ、カバー用開口部4gを介してケーブル2A〜2Cをケーブル保護部材3から取り外すことができるので、ケーブル保護部材3が導線21〜23に対してインサート成形する構成と比較し、導線21〜23(金属)とケーブル保護部材3(非金属)とを簡単に分別することができ、解体性を向上させることができる。
また、ユニットケーブル1におけるケーブル保護部材3は、別部材である本体部4とカバー部材5とから構成され、本体部4にカバー部材5を取り付けることにより形成される。ケーブル2A〜2Cをケーブル保護部材3にインサート成形する構成では、成形時においてケーブル2A〜2Cがケーブル保護部材3を貫通した状態で成形されるため、インサート成形を行う射出成形機は、ケーブル2A〜2Cを含む大きさの金型を設置する必要があり、射出成形機が大型化する。また、ケーブル保護部材3に使用される樹脂部材の量についても、ケーブル2A〜2Cをケーブル保護部材3にインサート成形する構成では、収容空間部4aが樹脂部材で満たされることとなり、樹脂部材の使用量が多くなるので、射出成形機において成形前の樹脂部材を充填する充填部が大きくなり、射出成形機の大型化の一因となる。これに対し、ユニットケーブル1は、ケーブル保護部材3は、本体部4とカバー部材5が別部材であるため、ケーブル保護部材3を成形する金型、すなわち射出成形機が本体部4およびカバー部材5の外形の大きさに合わせたものでよいので、射出成形機を小型化することができる。また、ケーブル保護部材3は、本体部4が収容空間部4aを有する中空形状に形成され、収容空間部4aに少なくともケーブル2A〜2Cの露出部26および接続部27A〜27Cを収容した状態で、カバー部材5が収容空間部4aを閉塞する。したがって、ケーブル保護部材3の収容空間部4aには、樹脂部材が介在しないこととなり、上記充填部を小さくすることができ、射出成形機を小型化することができる。すなわち、ユニットケーブル1は、ケーブル保護部材3を、本体部4にカバー部材5を取り付ける構成とすることで、射出成形機の大きさを小型化することができ、製造コストを抑制し、生産性を向上させることができる。また、ケーブル保護部材3を形成するための射出成形機が大型である場合は、射出成形機を設置するための広いスペースが必要である。これに対し、本実施形態におけるユニットケーブル1は、ケーブル保護部材3を形成するための射出成形機を小型化することができるので、射出成形機を設置するためのスペースを小さくすることができ、ユニットケーブル1を製造する工程において必要となるスペースを省スペース化することができる。
また、ユニットケーブル1における本体部4は、貫通開口部4e、4fの配列方向における長さが、接続部収容部4b〜4dが形成される部分の長さよりも短く形成される。収容空間部4aに収容されたケーブル2A〜2Cにおいて、露出部26における導線21〜23は、接続部27A〜27Cを接続部収容部4b〜4dにそれぞれ収容するため、導線21〜23が配列方向に離間するように広げられる。すなわち、ケーブル2A〜2Cは、収容空間部4aにおいて、外装部材25により覆われている部分より、接続部27A〜27Cが形成されている部分のほうが、幅方向における長さが長いこととなる。一方、本体部4は、貫通開口部4e、4fの配列方向における長さにより、延在方向における中央部よりも両端部4hが絞られて形成されるので、外部からケーブル2A〜2Cに対して延在方向の負荷が掛かり、ケーブル2A〜2Cがケーブル保護部材3に対して延在方向に相対移動しようとしても、配列方向に離間するように広げられた導線21〜23が貫通開口部4e、4fに引っかかるので、接続部27A〜27Cがケーブル保護部材3に対し延在方向に相対移動することを抑制することができ、ケーブル2A〜2Cがケーブル保護部材3に対して延在方向に相対移動して位置ズレすることを抑制することができる。
本実施形態に係るユニットケーブル1は、本体部4において貫通開口部4e、4fの配列方向における長さが、接続部収容部4b〜4dが形成される部分の配列方向の長さよりも短く形成されるとしたが、これに限らない。例えば、本体部4における貫通開口部4e、4fの配列方向の長さが、接続部収容部4b〜4dが形成される部分の配列方向の長さと同一の長さに形成されていてもよく、その場合、底板41が固定用穴46、47を有し、収容空間部4aに収容したケーブル2A〜2Cを結束部材によって結束する構成であればよい。
[変形例]
次に、実施形態に係るユニットケーブル1の変形例について説明する。図3は、変形例に係るユニットケーブル1の部分斜視図である。変形例に係るユニットケーブル1が実施形態に係るユニットケーブル1と異なる点は、ケーブル保護部材3の外形形状である。なお、上述した実施形態と共通する構成、作用、効果については、重複した説明はできるだけ省略する。ケーブル保護部材3は、図3に示すように、本体部4と、不図示のカバー部材を備える。
変形例における本体部4は、外形形状が実施形態における本体部4と異なる。本体部4は、延在方向から見て、接続部収容部4b〜4dが形成される部分に対して、貫通開口部4e、4fがカバー用開口部4g側に突出して形成される。つまり、本体部4は、延在方向における中央部よりも両端部4hが、カバー用開口部4g側に突出して形成される。貫通開口部4e、4fが形成される部分の配列方向における長さは、収容空間部4aにおいて接続部収容部4b〜4dが形成された部分の配列方向における長さと同じに形成される。つまり、本体部4は、実施形態の本体部4と異なり、両端部4hが窄まっておらず、延在方向における中央部と両端部4hとの配列方向における長さが同じに形成される。
変形例における底板41は、隔壁44、45が形成される部分から、貫通開口部4e、4f側に向かって、カバー用開口部4g側に傾斜する一対の傾斜面41aを有する。傾斜面41aは、延在方向に対して交差するように傾斜が形成される。不図示のカバー部材についても、実施形態と同様に本体部4の外形形状と同様に形成されるので、貫通開口部4e、4f側の両端部が、本体部4の突出方向、すなわち並列方向のうちの一方に突出して形成されることとなる。
本体部4にケーブル2A〜2Cを貫通した状態において、ケーブル2A〜2Cは、本体部4の延在方向における形状に沿って本体部4を貫通するので、延在方向における底板41および傾斜面41aに沿って収容空間部4aに収容される。すなわち、ケーブル2A〜2Cは、収容空間部4aに収容された露出部26が、接続部27A〜27Cにおいて延在方向に対し並列方向に撓んだ状態で、本体部4を貫通する。
以上により、変形例に係るユニットケーブル1は、底板41が傾斜面41aを有し、本体部4の外形形状において、接続部収容部4b〜4dが形成される部分に対して、貫通開口部4e、4fがカバー用開口部4g側に突出して形成されるので、ケーブル保護部材3を貫通するケーブル2A〜2Cは、露出部26が接続部収容部4b〜4dから貫通開口部4e、4fに向かって屈曲した状態で収容空間部4aに収容される。外部からケーブル2A〜2Cに対して延在方向の負荷が掛かり、ケーブル2A〜2Cがケーブル保護部材3に対して延在方向に相対移動しようとしても、ケーブル2A〜2Cの露出部26が延在方向に対し並列方向に撓んだ状態で収容空間部4aに収容され、傾斜面41aが延在方向の移動を妨げるので、ユニットケーブル1は、接続部27A〜27Cがケーブル保護部材3に対し延在方向に移動することを抑制することができ、ケーブル2A〜2Cがケーブル保護部材3に対して延在方向に相対移動して位置ズレすることを抑制することができる。
また、本実施形態および変形例に係るユニットケーブル1は、固定用穴46、47を備え、結束部材によりケーブルをケーブル保護部材に固定する構成としたが、上記固定用穴を備えなくともよい。すなわち、ケーブル保護部材3について、実施形態において本体部4の両端部4hが窄まって形成されることや、変形例において貫通開口部4e、4fがカバー用開口部4g側に突出して形成されるので、ケーブル2A〜2Cに延在方向の外力が掛かった場合、結束部材によりケーブル2A〜2Cを底板41に固定しなくとも、ケーブル2A〜2Cがケーブル保護部材3に対して位置ズレすることを抑制することができる。
また、本実施形態および変形例に係るユニットケーブル1は、並列方向から見て、ケーブル2A〜2Cがケーブル保護部材3を直線状に貫通するとしたがこれに限らない。例えば、並列方向から見て、ケーブル2A〜2Cの露出部26が、ケーブル保護部材3の内部において配列方向に屈曲して収容空間部4aに収容される構成であってもよい。
1 ユニットケーブル
2A〜2C ケーブル
21 第1導線
22 第2導線
23 第3導線
24 絶縁体
25 外装部材
26 露出部
27A〜27C 接続部
3 ケーブル保護部材
4 本体部
4a 収容空間部
4b〜4d 接続部収容部
4e、4f 貫通開口部
4g カバー用開口部
4h 両端部
41 底板
42、43 側壁
44、45 隔壁
46、47 固定用穴
48 突出部
48a 取付孔
5 カバー部材

Claims (3)

  1. 配列方向に配置される複数の導線を内部に有する複数のケーブルと、
    複数の前記ケーブルが貫通し、絶縁性を有するケーブル保護部材と、を備え、
    前記ケーブルは、
    前記ケーブルの延在方向における途中に、前記導線が前記ケーブルの外部に露出する露出部と、
    前記露出部における複数の前記導線が、配列方向及び延在方向と直交する並列方向に並列した前記ケーブル相互間において、並列方向に隣り合う前記導線と電気的に接続される、複数の接続部と、を有し、
    前記ケーブル保護部材は、
    複数の前記ケーブルが、並列方向に並列した状態で収容される収容空間部を有する本体部と、
    前記本体部に着脱可能に取り付けられるカバー部材と、を備え、
    前記収容空間部は、
    前記本体部の延在方向における両端部に形成され、前記複数のケーブルが挿入される一対の貫通開口部と連通し、
    延在方向の両端部が一対の貫通開口部とそれぞれ連通し、かつ前記本体部の並列方向における両端部のうち、一方の端部に形成されるカバー用開口部と連通し、
    延在方向に沿って形成され、かつ配列方向に離間して形成される複数の隔壁により、少なくとも一部が複数の接続部収容部に区画され、
    前記カバー部材は、
    複数の前記接続部収容部に、複数の前記露出部および接続部がそれぞれ収容された状態で、前記カバー用開口部を閉塞することを特徴とする、
    ユニットケーブル。
  2. 前記本体部は、
    前記貫通開口部の配列方向における長さが、複数の前記接続部収容部が形成される部分の配列方向における長さよりも短く形成される、
    請求項1に記載のユニットケーブル。
  3. 前記本体部は、
    延在方向から見た場合に、複数の前記接続部収容部が形成される部分に対して、前記貫通開口部が前記並列方向のうち、一方向側に突出して形成される、
    請求項1または請求項2に記載のユニットケーブル。
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