JP7118647B2 - 金型、及び、該金型を用いた樹脂成形品の製造方法 - Google Patents

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本発明は、樹脂成形品の射出成形に用いられる金型、及び、該金型を用いた樹脂成形品の製造方法に関するものである。
図9は、従来の給電装置の平面図である(特許文献1を参照)。この給電装置301は、自動車に搭載されて、車両フロア側からスライドシートにワイヤハーネスを配索し、スライドシートに取り付けられた電装機器に給電を行う装置である。前記スライドシートは、スライドシート取付部304によって支持されており、該スライドシート取付部304が、車両フロアに取り付けられたシートレール305にスライド自在に取り付けられている。
図9に示すように、給電装置301は、ワイヤハーネスと、ワイヤハーネスを収容するケース302と、ワイヤハーネスを保持し、シートレール305にスライド自在に取り付けられたプロテクタ303と、を備えている。
ケース302は、シートレール305に沿って延びたハーネス余長吸収部307と、余長吸収部307の一端部に連なったハーネス案内部308と、を有している。ハーネス余長吸収部307は、ワイヤハーネスの余長部分をU字状に曲げた状態で収容する。ハーネス案内部308は、ワイヤハーネスをハーネス余長吸収部307から180度折り返してシートレール305の一端部に導く。また、ケース302は、合成樹脂製のベース部と、合成樹脂製のカバー部321とが上下方向(矢印Z)に組み付けられて構成されている。
図10,11は、上述したカバー部321を成形する金型の概略図である。図10,11に示すように、金型401は、上型402と、下型403と、で構成されており、キャビティ404と、ゲート405と、を有している。射出成形機のノズルから射出された溶融樹脂がゲート405を介してキャビティ404に注入され、該溶融樹脂が金型401内で冷却固化されることで、図9に示したカバー部321が成形される。
また、図11に示すように、前記溶融樹脂には、カバー部321の強度を高めるためのガラス繊維Fが含まれている。ゲート405は、キャビティ404の長手方向(矢印Y)の一端に連通するように設けられている。このゲート405から注入された溶融樹脂が、キャビティ404の長手方向の一端側から他端側に注入されることで、ガラス繊維Fが規則正しく配列され、カバー部321の長手方向における強度が更に高められる。
特開2016-136810号公報
しかしながら、上述した従来の金型401を用いた射出成形においては、以下に示す問題があった。即ち、金型401は、ガラス繊維Fの配列を揃えてカバー部321の強度を確保するため、ゲート405が一箇所のみ設けられており、溶融樹脂の射出圧を高くする必要があった。射出圧が高いと、上型402と下型403とのパーティング面410(図10)に微小な隙間が生じ、この隙間に樹脂が流れ込み、バリが発生する恐れがあるという問題があった。
上述したバリの問題を解消するために、図12に示すように、1つのキャビティ504に対し、複数のゲート551,552,553を設けた金型501を用い、溶融樹脂の射出圧を分散させる方法が考えられる。しかしながら、このように単純にゲート551,552,553を複数箇所に設けた場合、ガラス繊維Fの配列が不揃いになってしまい、図11のように強度を更に高めることができないという新たな問題が生じることになる。
そこで、本発明は、バリが生じ難く、より高強度な樹脂成形品を製造することが可能な金型、及び、該金型を用いた樹脂成形品の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の金型は、射出成形機のノズルから射出された溶融樹脂が注入されるスプルーと、前記溶融樹脂が注入されるゲート及びキャビティと、前記スプルーと前記ゲートとを繋いだランナーと、を有し、前記溶融樹脂を冷却固化して樹脂成形品を成形する金型であって、前記キャビティが、長手方向と短手方向を有する形状であり、前記長手方向の一端に位置する第1の部分と、前記短手方向の一端に位置し、前記長手方向に延びた第2の部分と、を有し、前記ゲートとして、前記第1の部分に連通した第1のゲートと、前記第2の部分の長手方向中間部に連通した第2のゲートと、が設けられ、前記ランナーは、前記スプルーから前記第1のゲートと前記第2のゲートに分岐しており(分岐位置にランナー切替用部材が配置されたものを除く)、前記第1のゲートが、前記第1の部分に向かって前記長手方向に延びており、前記第2のゲートが、前記第2の部分に向かって前記長手方向の一端側から他端側に、前記長手方向に対して斜めに延びていることを特徴とする。また、前記「第2の部分の長手方向中間部」とは、第2の部分の長手方向中央部に限らず、長手方向一端から他端の間の部分を意味する。
本発明によれば、1つのキャビティに対し、第1のゲートと第2のゲートを設けることにより、溶融樹脂の射出圧を分散させることができるので、小さい型締力でバリを生じ難くすることができる。また、第2のゲートが、第2の部分の長手方向中間部に連通し、かつ、キャビティの長手方向に対して斜めに延びているので、繊維を含んだ溶融樹脂をキャビティに注入する際、繊維の配列を揃えることができ、樹脂成形品の長手方向における強度をより高くすることができる。
本発明の第1の実施形態にかかる金型によって成形される樹脂成形品の斜視図である。 図1の樹脂成形品を成形する金型の概略図である。 本発明の第2の実施形態にかかる金型によって成形される樹脂成形品の斜視図である。 図3の樹脂成形品を成形する金型の概略図である。 図4中のA部の拡大図である。 本発明の第3の実施形態にかかる金型によって成形される樹脂成形品の斜視図である。 図6の樹脂成形品を成形する金型の概略図である。 図7中のB部の拡大図である。 従来の給電装置の平面図である。 図9の樹脂成形品を成形する従来の金型の概略図である。 図10の金型を上から見た概略図である。 参考例の金型の概略図である。
本発明の第1の実施形態にかかる「金型」及び、該金型を用いた「樹脂成形品の製造方法」について、図1~2を参照して説明する。
本例の金型は、射出成形により図1に示す樹脂成形品101Aを成形するものである。樹脂成形品101Aは、図1に示す樹脂成形品102と上下方向に組み付けられて給電装置のケース103を構成する。給電装置は、背景技術の項で説明した給電装置301と同様に、自動車に搭載されて、車両フロア側からスライドシートにワイヤハーネスを配索し、スライドシートに取り付けられた電装機器に給電を行う装置である。また、ケース103は、ワイヤハーネスを収容するためのものである。
樹脂成形品101Aは、ガラス繊維を含んだ樹脂で構成されており、上壁140と、上壁140の外縁から下垂した側壁141,142,146,147と、を有する浅い箱状に形成されている。
上壁140は、矢印Y方向を長手方向とし、矢印Xを短手方向とする細長い板状に形成されている。上壁140の長手方向の一端及び他端に位置する外縁は、円弧状に形成されている。また、上壁140の短手方向の一端及び他端に位置する外縁は、直線状に形成されている。このため、上壁140の長手方向の一端から下垂した側壁141及び他端から下垂した側壁146は、曲面状になっており、上壁140の短手方向の一端から下垂した側壁142及び他端から下垂した側壁147は、平面状になっている。
図2に示す金型1Aは、上述した樹脂成形品101Aを成形するものであり、上型2と、下型3と、で構成されている。この金型1Aは、樹脂成形品101Aの形状に対応したキャビティ4Aと、第1のゲート51と、第2のゲート52Aと、ランナー6と、スプルー7と、を有している。
キャビティ4Aは、長手方向(矢印Y方向)と短手方向(矢印X方向)を有する形状であり、長手方向の一端に位置する第1の部分41と、短手方向の一端に位置し、前記長手方向に延びた第2の部分42Aと、その他の部分と、を有している。第1の部分41は、樹脂成形品101Aの側壁141を成形する部分である。第2の部分42Aは、樹脂成形品101Aの側壁142を成形する部分42を有している。これら第1の部分41、第2の部分42A及びその他の部分は、互いに連通している。
第1のゲート51は、第1の部分41の短手方向(キャビティ4Aの短手方向であり、矢印X方向)中央部に連通している。また、第1のゲート51は、ランナー6から第1の部分41に向かってキャビティ4Aの長手方向に延びている。
第2のゲート52Aは、第2の部分42Aの長手方向(キャビティ4Aの長手方向であり、矢印Y方向)中央部に連通している。また、第2のゲート52Aは、ランナー6から第2の部分42Aに向かって第2の部分42Aの長手方向の一端側から他端側に、前記長手方向に対して斜めに延びている。即ち、上記側壁142を成形する部分42の長手方向の一端側(第1の部分41側)と第2のゲート52Aとは、鋭角を成している。
ランナー6は、スプルー7から第1のゲート51と第2のゲート52Aに分岐する部分である。
スプルー7は、射出成形機のノズルから射出された溶融樹脂が注入される部分である。
続いて、上述した金型1Aを用いた樹脂成形品101Aの製造方法について説明する。射出成形機の射出部において加熱溶融された樹脂とガラス繊維とが攪拌され、このガラス繊維を含んだ溶融樹脂がノズルから射出されてスプルー7に注入される。スプルー7内の溶融樹脂は、ランナー6を通って第1のゲート51と第2のゲート52Aとに分岐し、第1のゲート51、第2のゲート52A、それぞれからキャビティ4Aに注入される。この際、第2のゲート52Aからの注入圧は、第1のゲート51からの注入圧よりも低くされている。各ゲート51,52Aからキャビティ4Aに注入された溶融樹脂は、キャビティ4Aの一端側から他端側に流れ、キャビティ4Aの全域に充填される。その後、溶融樹脂は、金型1A内で所定の時間を経ることで冷却固化され、上型2及び下型3が開かれて金型1Aから取り出される。最後にゲート51,52A及びランナー6内で固化した不要な部位が切断され、樹脂成形品101Aが完成する。
このような製造方法によれば、溶融樹脂の射出圧を第1のゲート51と第2のゲート52Aとに分散させることができるので、従来の金型を用いた樹脂成形品の製造方法(図10,11を参照)と比較して、小さい型締力でバリ(上型2と下型3とのパーティング面に樹脂が流れ込んで生じるもの)を生じ難くすることができる。
また、第2のゲート52Aが、第2の部分42Aの長手方向中間部に連通し、かつ、キャビティ4Aの長手方向に対して斜めに延びているので、第1のゲート51から注入された溶融樹脂と第2のゲート52Aから注入された溶融樹脂とが合流する箇所においても、溶融樹脂の流れは殆ど乱れることなく、キャビティ4Aの一端側から他端側に流れる。このことにより、ガラス繊維の配列を揃えることができ、樹脂成形品101Aの長手方向における強度をより高くすることができる。
さらに、本例では、第2のゲート52Aからの溶融樹脂の注入圧が、第1のゲート51からの注入圧よりも低くされているので、第1のゲート51から注入された溶融樹脂と第2のゲート52Aから注入された溶融樹脂とが合流する箇所において、溶融樹脂の流れが乱れることをより一層抑制することができる。
本発明の第2の実施形態にかかる「金型」及び、該金型を用いた「樹脂成形品の製造方法」について、図3~5を参照して説明する。図3~5において、前述した第1の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
本例の金型は、射出成形により図3に示す樹脂成形品101Bを成形するものである。樹脂成形品101Bは、第1の実施形態と同様に給電装置のケースを構成する。樹脂成形品101Bは、ガラス繊維を含んだ樹脂で構成されており、側壁142の長手方向(矢印Y方向)中央部に平面視三角形の凸部144が設けられていること以外は、第1の実施形態の樹脂成形品101Aと同一構成である。
図4,5に示す金型1Bは、上述した樹脂成形品101Bを成形するものであり、上型2と、下型3と、で構成されている。この金型1Bは、樹脂成形品101Bの形状に対応したキャビティ4Bと、第1のゲート51と、第2のゲート52Bと、ランナー6と、スプルー7と、を有している。
キャビティ4Bは、第1の部分41と、第2の部分42Bと、その他の部分と、を有している。第2の部分42Bは、第1の実施形態の第2の部分42Aの構成に加えて、樹脂成形品101Bの凸部144を成形する部分44を有している。
第2のゲート52Bは、第2の部分42Bの長手方向中央部の上記部分44に連通している。さらに詳細には、第2のゲート52Bは、図5に示すように、上記部分44のうち、凸部144の側面144a(図3)を成形する部分44aに連通している。また、第2のゲート52Bは、前記部分44aに略垂直に交わる。また、第2のゲート52Bは、第1の実施形態と同様に、ランナー6から第2の部分42Bに向かって第2の部分42Bの長手方向の一端側から他端側に、前記長手方向に対して斜めに延びている。
上述した金型1Bを用いた樹脂成形品101Bの製造方法については、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。本例においても、第1の実施形態と同様に、小さい型締力でバリを生じ難くすることができる。また、ガラス繊維の配列を揃えることができ、樹脂成形品101Bの長手方向における強度をより高くすることができる。
さらに、前述した第1の実施形態では、第2のゲート52Aが側壁142を成形する部分42に斜めに交わるが、本例では、第2のゲート52Bが凸部144の側面144aを成形する部分44aに略垂直に交わるので、第2のゲート52Bにおける前記部分44aとの境界面の面積を、第2のゲート52Aにおける前記部分42との境界面よりも小さくすることができる。このことにより、樹脂成形品101Bの成形性を向上させることができる。
本発明の第3の実施形態にかかる「金型」及び、該金型を用いた「樹脂成形品の製造方法」について、図6~8を参照して説明する。図6~8において、前述した第1,2の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
本例の金型は、射出成形により図6に示す樹脂成形品101Cを成形するものである。樹脂成形品101Cは、第1の実施形態と同様に給電装置のケースを構成する。樹脂成形品101Cは、ガラス繊維を含んだ樹脂で構成されており、側壁142の長手方向(矢印Y方向)中央部に平面視三角形の凹部145が設けられていること以外は、第1の実施形態の樹脂成形品101Aと同一構成である。
図7,8に示す金型1Cは、上述した樹脂成形品101Cを成形するものであり、上型2と、下型3と、で構成されている。この金型1Cは、樹脂成形品101Cの形状に対応したキャビティ4Cと、第1のゲート51と、第2のゲート52Cと、ランナー6と、スプルー7と、を有している。
キャビティ4Cは、第1の部分41と、第2の部分42Cと、その他の部分と、を有している。第2の部分42Cは、前述した第2の実施形態の凸部144を成形する部分44の代わりに、樹脂成形品101Cの凹部145を成形する部分45を有しており、それ以外は、第2の実施形態の第2の部分42Bと同一構成である。
第2のゲート52Cは、第2の部分42Cの長手方向中央部の上記部分45に連通している。さらに詳細には、第2のゲート52Cは、図8に示すように、上記部分45のうち、凹部145の内面145a(図6)を成形する部分45aに連通している。また、第2のゲート52Cは、前記部分45aに略垂直に交わる。また、第2のゲート52Cは、第1の実施形態と同様に、ランナー6から第2の部分42Cに向かって第2の部分42Cの長手方向の一端側から他端側に、前記長手方向に対して斜めに延びている。
上述した金型1Cを用いた樹脂成形品101Cの製造方法については、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。本例においても、第1の実施形態と同様に、小さい型締力でバリを生じ難くすることができる。また、ガラス繊維の配列を揃えることができ、樹脂成形品101Cの長手方向における強度をより高くすることができる。
さらに、前述した第1の実施形態では、第2のゲート52Aが側壁142を成形する部分42に斜めに交わるが、本例では、第2のゲート52Cが凹部145の内面145aを成形する部分45aに略垂直に交わるので、第2のゲート52Cにおける前記部分45aとの境界面の面積を、第2のゲート52Aにおける前記部分42との境界面よりも小さくすることができる。このことにより、樹脂成形品101Cの成形性を向上させることができる。
上述した第1~3の実施形態では、ガラス繊維を含んだ溶融樹脂を金型内に注入する例を説明したが、本発明では、ガラス以外の繊維を含んだ溶融樹脂を金型内に注入してもよい。また、本発明では、強化用の繊維を含まない溶融樹脂を使用することも可能である。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、この実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
1A,1B,1C 金型
4A,4B,4C キャビティ
41 第1の部分
42A,42B,42C 第2の部分
51 第1のゲート
52A,52B,52C 第2のゲート
101A,101B,101C 樹脂成形品

Claims (3)

  1. 射出成形機のノズルから射出された溶融樹脂が注入されるスプルーと、前記溶融樹脂が注入されるゲート及びキャビティと、前記スプルーと前記ゲートとを繋いだランナーと、を有し、前記溶融樹脂を冷却固化して樹脂成形品を成形する金型であって、
    前記キャビティが、長手方向と短手方向を有する形状であり、前記長手方向の一端に位置する第1の部分と、前記短手方向の一端に位置し、前記長手方向に延びた第2の部分と、を有し、
    前記ゲートとして、前記第1の部分に連通した第1のゲートと、前記第2の部分の長手方向中間部に連通した第2のゲートと、が設けられ、
    前記ランナーは、前記スプルーから前記第1のゲートと前記第2のゲートに分岐しており(分岐位置にランナー切替用部材が配置されたものを除く)
    前記第1のゲートが、前記第1の部分に向かって前記長手方向に延びており、
    前記第2のゲートが、前記第2の部分に向かって前記長手方向の一端側から他端側に、前記長手方向に対して斜めに延びている
    ことを特徴とする金型。
  2. 請求項1に記載の金型を用いて樹脂成形品を成形する
    ことを特徴とする樹脂成形品の製造方法。
  3. 繊維を含んだ溶融樹脂を前記第1のゲート及び前記第2のゲートから前記キャビティに注入し、かつ、前記第2のゲートからの注入圧を、前記第1のゲートからの注入圧よりも低くした
    ことを特徴とする請求項2に記載の樹脂成形品の製造方法。
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