JP7115108B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ダイオードが形成された半導体装置に関するものである。
従来より、アバランシェフォトダイオードが形成された半導体装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、この半導体装置では、カソード層となるn型の基板上に、n型のバッファ層が形成されている。バッファ層上には、吸収層、遷移層、電界制御層、増倍層として機能するキャップ層が形成されている。そして、キャップ層には、p型のアノード層が形成されていると共に、アノード層の周囲にガードリング層が形成されている。なお、アノード層およびガードリング層は、不純物をイオン注入またはデポした後に熱拡散されることで構成される。つまり、アノード層およびガードリング層は、拡散層で構成されている。
このような半導体装置は、ガードリング層が形成されているものの、アノード層における外縁端部に電界集中が発生し易い。このため、アノード層における外縁端部での電界集中がさらに抑制されるように、アノード層は、深い拡散層を用いて拡散層の外縁端部に丸みを持たせ、また外縁端部に内縁部よりも浅い領域が形成されていると共に、当該浅い領域が基板の面方向に沿って引き延ばされている。なお、アノード層における外縁端部の浅い領域およびガードリング層も端部に丸みを有する構成とされている。
米国特許第6515315号明細書
しかしながら、上記半導体装置では、アノード層およびガードリング層が端部に丸みを持たせた構成とされているために基板の面方向への拡がりが大きくなる。また、上記半導体装置では、アノード層における外縁端部が基板の面方向に引き延ばされている。したがって、上記半導体装置では、基板の面方向の面方向に大型化し易い。そして、現状では、半導体装置を小型化することが望まれている。なお、このような問題は、上記半導体装置において導電型を反対にした場合にも同様に発生する。
本発明は上記点に鑑み、電界集中が発生することを抑制しつつ、小型化を図ることができる半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1では、第1導電型層(10)および第2導電型層(21)を有し、第1導電型層および第2導電型層のうちの一方がアノードとなると共に他方がカソードとなるダイオードが形成された半導体装置であって、第1導電型層を有する第1半導体層(1)と、第1半導体層上に配置され、第2導電型層を有する第2半導体層(2)と、第2半導体層のうちの第1半導体層側と反対側に配置され、第2導電型層と電気的に接続される第1電極(31)と、第1半導体層のうちの第2半導体層側と反対側に配置され、第1導電型層と電気的に接続される第2電極(32)と、を備え、第2半導体層は、第1半導体層上に配置された第2導電型の中間層(20)と、中間層上に配置され、第1電極と電気的に接続されると共に中間層よりも高不純物濃度とされた第2導電型層としての接続層(21)と、中間層上に配置され、接続層を囲むと共に中間層を介して接続層と電気的に接続される第2導電型のガードリング層(22)とを有し、中間層には、第1半導体層と第2半導体層との積層方向から視たとき、接続層とガードリング層との間に位置する部分に凹部(20a)が形成されており、凹部は、積層方向に沿った対向する側面のうちの一方の側面が接続層における積層方向に沿った側面と同一平面上に位置している。
これによれば、外縁端部で電界集中が発生し難くなり、耐圧の向上を図ることができる。また、中間層のうちの接続層とガードリング層との間に位置する部分に凹部を形成することによって電界集中が発生することを抑制しており、中間層とガードリング層との間に構成される部分を有効に利用している。このため、半導体装置の小型化を図ることができる。
また、請求項7は、請求項1の半導体装置に関する製造方法であり、第1半導体層を用意することと、第1半導体層上に、中間層を構成する第2導電型の第1構成層(40)を形成することと、第1構成層上に、接続層およびガードリング層を構成する第2導電型の第2構成層(41)を形成することと、第2構成層をパターニングして接続層およびガードリング層を形成することと、を行い、接続層およびガードリング層を形成することでは、ドライエッチングによって第2構成層をパターニングし、接続層およびガードリング層を形成することの後、ドライエッチングを続けて行うことにより、第1構成層のうちの接続層とガードリング層との間に位置する部分に凹部を形成するようにする。
これによれば、外縁端部で電界集中が発生し難くなり、耐圧の向上を図った半導体装置を製造できる。また、接続層およびガードリング層を形成する工程のドライエッチングをそのまま利用することで凹部を形成するため、製造工程が増加することも抑制できる。
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態における半導体装置の断面図である。 図1に示す中間層、アノード層、ガードリング層の位置関係を示す平面図である。 図1に示す半導体装置の中間層の面積濃度と耐圧との関係のシミュレーション結果を示す図である。 図1に示す半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図4Aに続く半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図4Bに続く半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図4Cに続く半導体装置の製造工程を示す断面図である。 第2実施形態における半導体装置の断面図である。 第3実施形態における半導体装置の断面図である。 図6に示す半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図7Aに続く半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図7Bに続く半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図6に示す半導体装置の中間層の面積濃度と耐圧との関係のシミュレーション結果を示す図である。 第4実施形態における半導体装置の断面図である。 図9に示す半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図10Aに続く半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図10Bに続く半導体装置の製造工程を示す断面図である。 第5実施形態における半導体装置の断面図である。 他の実施形態における半導体装置の断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
第1実施形態について、図1および図2を参照しつつ説明する。以下では、アバランシェフォトダイオードに適用した半導体装置について説明する。なお、本実施形態の半導体装置は、複数の素子領域を有しており、各素子領域にそれぞれ図1に示すアバランシェフォトダイオードが形成されている。また、図1は、図2中のI-I線に沿った断面図である。
図1に示されるように、半導体装置は、n型層を含む第1半導体層1と、p型層を含む第2半導体層2とを有する構成とされている。
具体的には、第1半導体層1は、基板10、バッファ層11、吸収層12、遷移層13、電界制御層14、増倍層15が順に積層されて構成されている。詳しくは、基板10は、n型のリン化インジウム(InP)で構成されている。バッファ層11は、n型のリン化インジウムで構成されている。なお、本実施形態では、基板10が第1導電型層に相当すると共にカソードを構成している。
吸収層12は、i型のヒ化インジウムガリウム(InGaAs)で構成されている。遷移層13は、i型のインジウムガリウムヒ素リン(InGaAsP)で構成されている。この遷移層13は、吸収層12と電界制御層14の間でキャリアに対する大きなヘテロ接合障壁が発生してキャリアが滞留するのを抑制するために挿入されるものである。そして、遷移層13は、インジウムガリウムヒ素リンで構成されることにより、障壁を2か所に分散して障壁そのものを小さくし易くできる。
電界制御層14は、後述する第1電極31および第2電極32に対して逆バイアスが印加された際に増倍層15が高電界となるように、不純物濃度が設定されたn型のリン化インジウムで構成されている。増倍層15は、i型のリン化インジウムで構成されている。なお、増倍層15は、エピタキシャル成長によって形成されるため、膜厚が基板10の面方向に沿って一定とされていると共に、不純物濃度が基板10の面方向に対する法線方向(以下では、単に法線方向という)に沿って一定とされている。なお、法線方向とは、第1半導体層1と第2半導体層2との積層方向に沿った方向でもある。また、膜厚とは、法線方向に沿った長さともいえる。
第2半導体層2は、第1半導体層1上に配置されており、中間層20、アノード層21、ガードリング層22を備えている。なお、本実施形態では、アノード層21が第2導電型層および接続層に相当し、アノードを構成している。
中間層20は、p型のリン化インジウムで構成され、増倍層15上に配置されている。本実施形態では、中間層20は、厚さが0.2~0.6μm、不純物濃度が2×1016~2×1017cm-3とされている。
アノード層21およびガードリング層22は、それぞれ、中間層20よりも高不純物濃度とされたp型のリン化インジウムで構成され、中間層20上に配置されている。具体的には、図1および図2に示されるように、アノード層21は、真円状とされ、ガードリング層22は、アノード層21と離れつつ、アノード層21を囲む環状とされている。より詳しくは、アノード層21およびガードリング層22は、中心が一致する同心円状に配置されている。なお、アノード層21およびガードリング層22の形状は、これに限定されるものではなく、例えば、アノード層21が略矩形状であって、角部が面取りされた円弧状とされ、ガードリング層22が略矩形枠状であって、角部が面取りされた円弧状とされていてもよい。
そして、アノード層21およびガードリング層22は、共に中間層20上に配置されているため、中間層20を介して電気的に接続されている。本実施形態では、アノード層21およびガードリング層22は、厚さが0.1~0.5μmとされ、不純物濃度が1×1018cm-3以上とされている。また、アノード層21とガードリング層22との間隔は、0.2~1μmとされ、ガードリング層22の幅は、0.2~2μmとされている。なお、アノード層21とガードリング層22との間隔とは、アノード層21およびガードリング層22における法線方向に沿った面を側面とすると、対向するアノード層21の側面とガードリング層22の側面との間隔のことである。ガードリング層22の幅とは、径方向におけるガードリング層22の長さのことである。
また、アノード層21およびガードリング層22は、具体的には後述するが、p型の第2構成層41がドライエッチングされることで構成される。このため、アノード層21およびガードリング層22は、側面が基板10の面方向に対して垂直とされている。つまり、アノード層21およびガードリング層22は、側面が法線方向と平行とされている。なお、ここでの垂直とは、ドライエッチングの際に発生し得る製造誤差を含むものであり、例えば、5%程度のずれを許容するものである。
そして、中間層20には、法線方向から視たとき、アノード層21とガードリング層22との間に位置する部分に第1凹部20aが形成されている。具体的には、中間層20には、中間層20とアノード層21とが基板10の面方向に沿った面同士のみで接触するように、第1凹部20aが形成されている。
この第1凹部20aは、後述するように、アノード層21およびガードリング層22を形成するドライエッチングが行われる際、p型の第2構成層41の下方に配置されるp型の第1構成層40がそのままドライエッチングされることで構成される。このため、第1凹部20aは、アノード層21の外縁に沿った環状とされ、対向する側面のうちの一方の側面がアノード層21の側面と同一平面上に位置し、他方の側面がガードリング層22の側面と同一平面上に位置している。なお、ガードリング層22は、アノード層21側に位置する内側面と、アノード層21側と反対側に位置する外側面を有しているが、ここでのガードリング層22の側面とは、アノード層21側に位置する内側面のことである。
また、中間層20は、法線方向から視たとき、ガードリング層22よりも外側に突出するように形成されている。なお、本実施形態では、中間層20、アノード層21およびガードリング層22は、それぞれエピタキシャル成長によって形成される。このため、中間層20、アノード層21およびガードリング層22は、それぞれ膜厚が基板10の面方向に沿って一定とされていると共に、不純物濃度が法線方向に沿って一定とされている。
さらに、本実施形態では、中間層20には、法線方向から視たとき、ガードリング層22よりも外側に位置する部分に第2凹部20bが形成されている。なお、この第2凹部20bは、第1凹部20aと同様に、アノード層21およびガードリング層22を形成するドライエッチングが行われる際、p型の第2構成層41の下方に配置されるp型の第1構成層40がそのままドライエッチングされることで構成される。このため、第2凹部20bは、ガードリング層22の外縁に沿った環状とされ、側面がガードリング層22の外側面と同一平面上に位置している。
また、増倍層15上には、中間層20およびガードリング層22を覆うように絶縁膜30が形成されており、絶縁膜30には、アノード層21を露出させる開口部30aが形成されている。そして、開口部30aには、アノード層21と電気的に接続される第1電極31が形成されている。なお、絶縁膜30は、酸化膜等で構成され、第1電極31は、クロム等で構成される。
また、基板10のうちのバッファ層11と反対側には、第2電極32が形成されている。本実施形態では、第2電極32は、アノード層21と対向する部分に開口部32aが形成されている。そして、本実施形態の半導体装置は、この開口部32aから内部に光が入射されるようになっている。なお、第2電極32は、チタン等で構成される。
以上が本実施形態における半導体装置の構成である。なお、本実施形態では、n型が第1導電型に相当し、p型が第2導電型に相当している。次に、上記半導体装置の作動について説明する。
このような半導体装置は、第2電極32が第1電極31より電位が高くなる逆バイアスが印加されるようにして用いられる。そして、第2電極32の開口部32aから光が入射されると、吸収層12に光が吸収されて電子-正孔対が発生し、電子が第2電極32側に移動すると共に正孔が第1電極31側に移動する。この際、増倍層15では、高電圧が印加された状態となるため、正孔が高エネルギー化して新たな電子-正孔対を発生させると共に、新たな電子-正孔対によってさらなる電子-正孔対発生が引き起こされ、電子および正孔が雪崩的に増幅するアバランシェ降伏(すなわち、増倍)が発生する。これにより、光が極弱であっても、高精度に光の検出が行われる。
この場合、アノード層21における外縁端部では、増倍層15に高電界が印加されているために電界集中が発生し易い。しかしながら、本実施形態では、アノード層21と増倍層15との間に、アノード層21よりも低不純物濃度とされた中間層20が形成されている。また、アノード層21を囲むように、中間層20を介してアノード層21と電気的に接続されたガードリング層22が配置されている。
そして、中間層20には、アノード層21とガードリング層22との間に位置する部分に、アノード層21の側面と同一平面上に位置する側面を有する第1凹部20aが形成されている。このため、アノード層21における外縁端部に電界集中が発生し難くなり、耐圧の向上を図ることができる。また、中間層20には、ガードリング層22の外側に位置する部分に、ガードリング層22の外側面と同一平面上に位置する側面を有する第2凹部20bが形成されている。このため、ガードリング層22における外縁端部でも電界集中が発生し難くなり、さらに耐圧の向上を図ることができる。
ここで、中間層の面積濃度=中間層の不純物濃度×中間層の厚さとすると、図3に示されるように、耐圧は、中間層20の面積濃度に依存することが確認される。具体的には、耐圧は、中間層20の厚さにも依存するが、約2.00~2.30×1012cm-2である際に最も高くなることが確認される。このため、中間層20は、面積濃度が2.00~2.3×1012cm-2の範囲となるように形成されることが好ましい。
なお、図3は、増倍層15の厚さを1μm、増倍層15の不純物濃度を1×1015cm-2、アノード層21とガードリング層22のとの間隔を0.5μm、中間層20におけるガードリング層22から突出した部分の長さを1μmとした場合のシミュレーション結果である。
続いて、上記半導体装置の製造方法について、図4A~図4Dを参照しつつ説明する。なお、図4A~図4Dでは、複数の素子領域における1つの素子領域を図示しているが、各素子領域で同様の工程が実行される。
まず、図4Aに示されるように、基板10上に、バッファ層11、吸収層12、遷移層13、電界制御層14、および増倍層15が順に積層された第1半導体層1を用意する。そして、増倍層15上に、p型の第1構成層40、およびp型の第2構成層41を順に積層する。本実施形態では、バッファ層11、吸収層12、遷移層13、電界制御層14、増倍層15、第1構成層40、および第2構成層41は、それぞれエピタキシャル成長によって形成される。
なお、図4Aでは、電界制御層14より基板10側の部分を省略して示してある。また、後述する4B~図4Dにおいても、電界制御層14より基板10側の部分を省略して示してある。
次に、図4Bに示されるように、第2構成層41をパターニングしてアノード層21およびガードリング層22を形成する。本実施形態では、第2構成層41上に図示しないフォトレジストを配置し、当該フォトレジストをパターニングする。そして、フォトレジストをマスクとしてドライエッチングを行い、第2構成層41をパターニングしてアノード層21およびガードリング層22を形成する。
この際、本実施形態では、第1構成層40のうちのアノード層21とガードリング層22との間に位置する部分、およびガードリング層22の外側に位置する部分も部分的に除去されるようにすることにより、第1構成層40に第1、第2凹部20a、20bを形成する。そして、このようにドライエッチングを行うことにより、アノード層21およびガードリング層22における側面が基板10の面方向に対して略垂直となると共に、第1凹部20aにおける対向する側面がそれぞれアノード層21の側面およびガードリング層22の内側面と同一平面となる。また、このようにドライエッチングを行うことにより、第2凹部20bにおける側面がガードリング層22の外側面と同一平面となる。その後、フォトレジストをアッシング等によって除去する。
続いて、図4Cに示されるように、第1構成層40をパターニングして中間層20を構成する。つまり、各素子領域における中間層20が分離されるように、第1構成層40における素子領域の外縁側の部分を除去する。本実施形態では、アノード層21およびガードリング層22を覆うようにフォトレジストを配置し、当該フォトレジストをパターニングする。そして、フォトレジストをマスクとしてドライエッチングを行うことにより、第1構成層40をパターニングして中間層20を構成する。
なお、上記図4Bおよび図4Cの工程では、フォトレジストの代わりに酸化膜等をマスクとして用いるようにしてもよい。
次に、図4Dに示されるように、絶縁膜30をCVD(chemical vapor depositionの略)法等により成膜し、絶縁膜30をパターニングしてアノード層21を露出させる開口部30aを形成する。そして、スパッタや蒸着等によって金属膜を配置し、絶縁膜30上の金属膜を除去することにより、開口部30a内に第1電極31を形成する。その後、特に図示しないが、基板10の他面側に上記第2電極32を形成することにより、上記図1に示す半導体装置が製造される。
以上説明したように、本実施形態では、アノード層21と増倍層15との間に、アノード層21よりも低不純物濃度とされた中間層20が形成されている。また、アノード層21を囲むように、中間層20を介してアノード層21と電気的に接続されたガードリング層22が配置されている。そして、中間層20には、アノード層21とガードリング層22との間に位置する部分に、アノード層21の側面と同一平面上に位置する側面を有する第1凹部20aが形成されている。また、中間層20には、ガードリング層22の外側面と同一平面上に位置する側面を有する第2凹部20bが形成されている。このため、アノード層21における外縁端部、およびガードリング層22における外縁端部に電界集中が発生し難くなり、耐圧の向上を図ることができる。
また、中間層20のうちのアノード層21とガードリング層22との間に第1凹部20aを形成することによって電界集中が発生することを抑制している。つまり、アノード層21とガードリング層22との間に構成される部分を有効に利用している。そして、本実施形態では、アノード層21における外縁端部を基板10の面方向に必要以上に引き延ばす必要がない。このため、半導体装置の小型化を図ることができる。
さらに、本実施形態では、アノード層21およびガードリング層22の側面が基板10の面方向に対して垂直とされている。このため、例えば、アノード層21およびガードリング層22の側面が基板10側に向かって広がるテーパ形状とされている場合と比較して、アノード層21とガードリング層22との間隔を同じにする場合、さらに半導体装置の小型化を図ることができる。
また、本実施形態では、増倍層15、アノード層21およびガードリング層22は、エピタキシャル成長によって形成された膜を用いて構成されている。このため、不純物濃度を高精度に制御でき、耐圧がばらつくことも抑制できる。
(第2実施形態)
第2実施形態について説明する。第2実施形態は、第1実施形態に対し、ガードリング層22を複数備えるようにしたものである。その他に関しては、第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
本実施形態では、図5に示されるように、2個のガードリング層22が形成されている。そして、各ガードリング層22は、それぞれ環状とされ、アノード層21を中心として同心円状に形成されている。
本実施形態では、このように複数のガードリング層22が形成されているため、さらに耐圧の向上を図りつつ、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第3実施形態)
第3実施形態について説明する。第3実施形態は、第1実施形態に対し、分離部を形成したものである。その他に関しては、第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
本実施形態では、図6に示されるように、中間層20と隣接するように、環状の分離部50が形成されている。本実施形態では、分離部50は、n型領域52で構成され、中間層20から増倍層15の表層部側の部分に渡って形成されている。なお、本実施形態では、n型領域52が第1導電型領域に相当している。
また、絶縁膜30には、分離部50を露出させる開口部30bが形成されている。そして、開口部30bには、分離部50と接続される第3電極33が形成されている。また、第3電極33は、配線部60を通じて第2電極32と接続されている。つまり、分離部50は、第2電極32と同電位とされている。なお、第3電極33は、チタン等で構成される。
次に、上記半導体装置の製造方法について、図7A~図7Cを参照しつつ説明する。
まず、図7Aに示されるように、図4Bの工程を行ってアノード層21およびガードリング層22を形成した後、第1構成層40上に絶縁膜30を形成する。次に、絶縁膜30上に図示しないフォトレジストを配置し、当該フォトレジストをパターニングする。そして、フォトレジストをマスクとしてドライエッチングを行い、絶縁膜30に分離部50の形成予定領域を開口させる開口部30bを形成する。
次に、図7Bに示されるように、絶縁膜30をマスクとしてn型の不純物をイオン注入またはデポして熱拡散を行うことにより、n型領域52で構成される分離部50を形成する。具体的には、第1構成層40の導電型をp型からn型に反転させつつ、増倍層15の表層部側まで分離部50を形成する。そして、このように分離部50を形成することにより、分離部50の内縁側に中間層20が形成され、各素子領域における中間層20が分離される。
続いて、図7Cに示されるように、図4Dと同様の工程を行い、絶縁膜30に開口部30aを形成し、金属膜を形成する。次に、絶縁膜30上の金属膜を除去することにより、開口部30aに第1電極31を形成すると共に、開口部30bに第3電極33を形成する。その後、特に図示しないが、第2電極32と第3電極33とを接続する配線部60を形成することにより、上記図6に示す半導体装置が製造される。
以上説明したように、本実施形態では、分離部50を形成し、分離部50を第2電極32と電気的に接続している。このように、分離部50を形成することにより、各素子領域における中間層20が分離されるようにしてもよい。
また、このように分離部50を形成することにより、中間層20の外縁端部でも電界集中し難くなる。このため、さらに耐圧の向上を図ることできる。具体的には、図8に示されるように、図3と比較して、同じ面積濃度であっても耐圧を高くできる。なお、図8は、図3と同様に、増倍層15の厚さを1μm、増倍層15の不純物濃度を1×1015cm-2、アノード層21とガードリング層22のとの間隔を0.5μm、中間層20におけるガードリング層22から突出した部分の長さを1μmとした場合のシミュレーション結果である。
(第4実施形態)
第4実施形態について説明する。第4実施形態は、第3実施形態に対し、分離部50の構成を変更したものである。その他に関しては、第3実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
本実施形態では、図9に示されるように、分離部50は、トレンチ51にn型領域52が埋め込まれることで構成されている。具体的には、トレンチ51は、中間層20から基板10に達するように形成されている。つまり、トレンチ51は、基板10を露出させるように形成されている。そして、トレンチ51には、n型領域52としてのリン化インジウム等が基板10と接触するように埋め込まれている。すなわち、本実施形態では、n型領域52が基板10を介して第2電極32と直接接続されている。
次に、上記半導体装置の製造方法について、図10A~図10Cを参照しつつ説明する。
まず、図10Aに示されるように、図4Bの工程を行ってアノード層21およびガードリング層22を形成した後、第1構成層40上に絶縁膜30を形成する。次に、絶縁膜30上に図示しないフォトレジストを配置し、当該フォトレジストをパターニングする。そして、フォトレジストをマスクとしてドライエッチングを行い、絶縁膜30にトレンチ51の形成予定領域を開口させる開口部を形成する。そして、絶縁膜30をマスクとしてドライエッチングを行い、基板10に達するトレンチ51を形成する。
次に、図10Bに示されるように、CVD法、エピタキシャル成長法等により、n型の不純物がドープされたリン化インジウム等をトレンチ51に埋め込むことにより、トレンチ51にn型領域52を配置する。これにより、トレンチ51にn型領域52が埋め込まれた分離部50が構成される。
その後、図10Cに示されるように、再び絶縁膜30を成膜してトレンチ51の開口部を閉塞することにより、上記図9に示す半導体装置が製造される。
以上説明したように、本実施形態では、n型領域52が基板10を介して第2電極32と直接接続されている。このため、n型領域52と基板10とを接続する配線を備える必要がなく、構成の簡素化を図ることができる。
また、分離部50は、基板10に達するトレンチ51にn型領域52が埋め込まれることで構成される。このため、各素子領域における内部同士の分離性を向上できる。
さらに、トレンチ51にn型領域52が埋め込まれて分離部50が構成されているため、例えば、トレンチ51に絶縁膜が埋め込まれることで分離部50が構成される場合と比較して、次の効果が得られる。すなわち、トレンチ51の側面にpn接合に起因する空乏層が達し難くなり、トレンチ51の側面からキャリアが発生し難くなる。このため、リーク電流が発生することも抑制できる。
(第4実施形態の変形例)
第4実施形態の変形例について説明する。上記第4実施形態では、n型領域52がトレンチ51に埋め込まれている例について説明したが、図11に示されるように、n型領域52は、トレンチ51の壁面に沿って配置され、トレンチ51を埋め込んでいなくてもよい。そして、トレンチ51には、n型領域52上に絶縁膜30が配置されていてもよい。
このような半導体装置におけるn型領域52は、例えば、図10Aの工程を行った後、n型の雰囲気中で熱処理をすることによって形成される。また、例えば、図10Bの工程において、トレンチ51が埋め込まれないようにリン化インジウム等が成膜されることで形成される。
また、上記第4実施形態において、トレンチ51にリン化インジウム等を埋め込んだ後、熱処理を行ってn型の不純物を第1半導体層1、第2半導体層2側に拡散させてn型領域52を構成するようにしてもよい。これによれば、トレンチ51にリン化インジウム等を埋め込むことのみでn型領域52を形成した場合と比較して、n型領域52と第1、第2半導体層1、2との界面の原子配列が良好になるため、トレンチ51の近傍にキャリアが発生することをさらに抑制できる。
(他の実施形態)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
例えば、上記各実施形態において、図12に示されるように、第1電極31の内縁側に開口部31aを形成し、第1電極31側から光が入射されるようにしてもよい。なお、この構成では、第2電極32側から光が入射されないため、第2電極32には、開口部32aが形成されていない。
また、上記各実施形態では、印加される逆電圧を降伏電圧以上に設定して用いるようにしてもよい。つまり、上記各実施形態は、いわゆる、シングルフォトンアバランシェダイオードに適用されるようにしてもよい。
さらに、上記各実施形態において、基板10は、リン化インジウムではなく、Si等の他の材料で構成されていてもよい。また、上記各実施形態において、吸収層12、電界制御層14、増倍層15等を備えないダイオードに適用してもよい。このような半導体装置としても、アノード層21およびガードリング層22を上記構成とすることにより、耐圧の向上を図りつつ、小型化を図ることができる。
そして、上記各実施形態において、第1、第2凹部20a、20bは、底部がさらに丸みを帯びた形状とされていてもよい。つまり、第1、第2凹部20a、20bは、底部がさらに曲率を有する形状とされていてもよい。これによれば、第1、第2凹部20a、20bの底部近傍で電界集中がさらに発生し難くなるため、アノード層21の外縁端部でさらに電界集中が発生することを抑制できる。なお、このような第1、第2凹部20a、20bは、例えば、第1構成層40がドライエッチングされた後、さらにウェットエッチング等を行うことによって形成される。
また、上記各実施形態において、中間層20には、第2凹部20bが形成されていなくてもよい。このような半導体装置としても、中間層20に第1凹部20aが形成されることにより、アノード層21における外縁端部に電界集中が発生することを抑制でき、耐圧の向上を図ることができる。
また、上記第2実施形態において、ガードリング層22は、3個以上形成されていてもよい。
そして、上記第3実施形態において、分離部50は、中間層20と離れるように形成されていてもよい。
さらに、上記各実施形態を適宜組み合わせるようにしてもよい。例えば、上記第2実施形態を上記第3、第4実施形態に組み合わせ、ガードリング層22を複数形成するようにしてもよい。
1 第1半導体層
2 第2半導体層
10 基板
20 中間層
21 アノード層
22 ガードリング層
31 第1電極
32 第2電極

Claims (9)

  1. 第1導電型層(10)および第2導電型層(21)を有し、前記第1導電型層および前記第2導電型層のうちの一方がアノードとなると共に他方がカソードとなるダイオードが形成された半導体装置であって、
    前記第1導電型層を有する第1半導体層(1)と、
    前記第1半導体層上に配置され、前記第2導電型層を有する第2半導体層(2)と、
    前記第2半導体層のうちの前記第1半導体層側と反対側に配置され、前記第2導電型層と電気的に接続される第1電極(31)と、
    前記第1半導体層のうちの前記第2半導体層側と反対側に配置され、前記第1導電型層と電気的に接続される第2電極(32)と、を備え、
    前記第2半導体層は、前記第1半導体層上に配置された第2導電型の中間層(20)と、前記中間層上に配置され、前記第1電極と電気的に接続されると共に前記中間層よりも高不純物濃度とされた前記第2導電型層としての接続層(21)と、前記中間層上に配置され、前記接続層を囲むと共に前記中間層を介して前記接続層と電気的に接続される第2導電型のガードリング層(22)とを有し、
    前記中間層には、前記第1半導体層と前記第2半導体層との積層方向から視たとき、前記接続層と前記ガードリング層との間に位置する部分に凹部(20a)が形成されており、
    前記凹部は、前記積層方向に沿った対向する側面のうちの一方の側面が前記接続層における前記積層方向に沿った側面と同一平面上に位置している半導体装置。
  2. 前記接続層および前記ガードリング層は、前記積層方向に沿った側面が前記積層方向と平行とされている請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記ガードリング層は、前記接続層を中心として同心円状に複数形成されている請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記積層方向から視たとき、前記中間層を囲み、第1導電型領域(52)を有する分離部(50)が形成されており、
    前記分離部は、前記第2電極と電気的に接続されている請求項1ないし3のいずれか1つに記載の半導体装置。
  5. 前記第1半導体層は、前記第2電極と接続される前記第1導電型層としての基板(10)を有し、
    前記第1導電型領域は、前記基板に達することで前記基板を介して前記第2電極と電気的に接続されている請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記第1半導体層は、前記第1導電型層としての基板(10)と、前記基板上に積層された吸収層(12)、電界制御層(14)、増倍層(15)とを有し、
    光が前記吸収層に入射されることで前記第1電極と前記第2電極との間に電流が流れる請求項1ないし5のいずれか1つに記載の半導体装置。
  7. アノードおよびカソードの一方となる第1導電型層(10)を有する第1半導体層(1)と、
    前記第1半導体層上に配置され、アノードおよびカソードの他方となる第2導電型層(21)を有する第2半導体層(2)と、
    前記第2半導体層のうちの前記第1半導体層側と反対側に配置され、前記第2導電型層と電気的に接続される第1電極(31)と、
    前記第1半導体層のうちの前記第2半導体層側と反対側に配置され、前記第1導電型層と電気的に接続される第2電極(32)と、を備え、
    前記第2半導体層は、前記第1半導体層上に配置された第2導電型の中間層(20)と、前記中間層上に配置され、前記第1電極と電気的に接続されると共に前記中間層よりも高不純物濃度とされた前記第2導電型層としての接続層(21)と、前記中間層上に配置され、前記接続層を囲むと共に前記中間層を介して前記接続層と電気的に接続される第2導電型のガードリング層(22)とを有し、
    前記中間層には、前記第1半導体層と前記第2半導体層との積層方向から視たとき、前記接続層と前記ガードリング層との間に位置する部分に凹部(20a)が形成され、
    前記凹部は、前記積層方向に沿った対向する側面のうちの一方の側面が前記接続層における前記積層方向に沿った側面と同一平面上に位置している半導体装置の製造方法であって、
    前記第1半導体層を用意することと、
    前記第1半導体層上に、前記中間層を構成する第2導電型の第1構成層(40)を形成することと、
    前記第1構成層上に、前記接続層および前記ガードリング層を構成する第2導電型の第2構成層(41)を形成することと、
    前記第2構成層をパターニングして前記接続層および前記ガードリング層を形成することと、を行い、
    前記接続層および前記ガードリング層を形成することでは、ドライエッチングによって前記第2構成層をパターニングし、
    前記接続層および前記ガードリング層を形成することの後、前記ドライエッチングを続けて行うことにより、前記第1構成層のうちの前記接続層と前記ガードリング層との間に位置する部分に前記凹部を形成することを行う半導体装置の製造方法。
  8. 前記凹部を形成することの後、前記第1構成層における前記中間層となる部分の外側にイオン注入を行って熱処理を行うことにより、第1導電型領域(52)を有する分離部(50)を形成することを行う請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記凹部を形成することの後、前記第1構成層における前記中間層となる部分の外側にトレンチ(51)を形成することと、前記トレンチ内に第1導電型領域(52)を形成することと、を行うことによって分離部(50)を形成することを行う請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
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