JP7113369B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、主として一般家庭で手軽に、食パンやクロワッサンなどのパン類やフライ類などの被調理材を加熱調理することが可能な加熱調理器に関するものである。
従来、この種の加熱調理器においては、ヒーターのみを用いたものと、ヒーターに加えて水蒸気発生装置を用いたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、ヒーターと水蒸気に加えて、さらには、熱風ユニットからの熱風コンベクションを用いたものも知られている。この種の加熱調理器は、被調理材としてパン類を収納する調理庫と、上下ヒーターと、調理庫内のパン類を加熱する熱風ユニットと、水蒸気発生ユニットと、調理庫に設けた棚支えに支持され、パン類を載せた状態で調理庫に着脱自在に設けられる焼き網と、を備える。そして、上下ヒーターからの熱の供給以外に、熱風ユニットからの熱風コンベクション加熱と、水蒸気発生ユニットからの過熱水蒸気を付加し、この過熱水蒸気を熱媒体とする加熱で、調理庫内で焼き網を通してパン類の上下面に熱を供給するように構成されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2016-171861号公報 特開2017-96609号公報
しかしながら、特許文献2に記載された構成では、加熱調理器のサイズが大きくなり、一般家庭の台所に設置したくないとの意見が上がることも多い。対策として、加熱調理器の構成から熱風ユニットを外し、加熱調理器のサイズを小型化することが考えられるが、その場合、熱風ユニットからの熱風コンベクション加熱を熱の供給源として使うことはできない。このとき、上下ヒーターと、過熱水蒸気と、の2つの熱の供給源では、被調理材の内部まで、効率的に熱を伝達するのは難しいという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、加熱調理器の構成から熱風ユニットを外して、上下ヒーターと、過熱水蒸気と、の2つの熱の供給源で、被調理材の内部まで、効率的に熱を伝達することが可能な加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、
被調理材を載置させる被調理材支持体と、
前記被調理材支持体に載置された被調理材を上方向から加熱する上部加熱手段と、
前記被調理材支持体に載置された被調理材を下方向から加熱する下部加熱手段と、
前記被調理材支持体に載置された被調理材に対して斜め下から被調理材の底面に向かって過熱水蒸気流を噴出する過熱水蒸気噴出部と、
前記上部加熱手段と前記下部加熱手段と前記過熱水蒸気噴出部を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段が、噴出速度が0.5m/s以上5m/s未満で、前記被調理材支持体に載置された被調理材の斜め下から底面に向かって、前記過熱水蒸気噴出部から過熱水蒸気を噴出するように制御する過熱水蒸気噴出工程を備えたものである。
これによって、被調理材の内部まで、効率的に過熱水蒸気を付与して、効率的に熱を伝達することが可能になり、上下ヒーターと、過熱水蒸気と、の2つの熱の供給源でも、被調理材の内部まで、効率的に熱を伝達することができる。
本発明の加熱調理器は、上下ヒーターと、過熱水蒸気と、の2つの熱の供給源でも、被調理材の内部まで、効率的に熱を伝達することができる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器を示す模式図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の調理工程図 本発明の実施の形態1に適用されるトーストを示す模式図 本発明の実施の形態1における過熱水蒸気動作の模式図 本発明の実施の形態2における加熱調理器を示す模式図 本発明の実施の形態2における加熱調理器の調理工程図
第1の発明は、
被調理材を載置させる被調理材支持体と、
前記被調理材支持体に載置された被調理材を上方向から加熱する上部加熱手段と、
前記被調理材支持体に載置された被調理材を下方向から加熱する下部加熱手段と、
前記被調理材支持体に載置された被調理材に対して斜め下から過熱水蒸気流を噴出する過熱水蒸気噴出部と、
前記上部加熱手段と前記下部加熱手段と前記過熱水蒸気噴出部を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段が、噴出速度が5m/s未満で前記過熱水蒸気噴出部から過熱水蒸気を噴出するように制御する過熱水蒸気噴出工程を備えたものである。
これによって、被調理材の内部まで、効率的に過熱水蒸気を付与して、効率的に熱を伝達することが可能になり、上下ヒーターと、過熱水蒸気と、の2つの熱の供給源で、被調理材の内部まで、効率的に熱を伝達することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記制御手段が、前記過熱水蒸気噴出工程の前に、第1の加熱工程を備えたものである。
これによって、第1の加熱工程による予備加熱により、常温から約70度まで上がった空気で充満した加熱室に、過熱水蒸気を噴出することができる。噴出された過熱水蒸気と、第1の加熱工程により予備加熱された加熱室内の空気の、温度差が小さいので、噴出された過熱水蒸気の温度は下がりにくく、また凝縮しにくい。噴出された過熱水蒸気の状態をほぼ保ったまま、被調理材に接触させ、熱の伝達を行うことが可能になる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、加熱調理器の加熱室高さが所定の値より低いものである。
これによって、加熱室内の空間体積が小さくなり、加熱室内に存在する空気の量が少なくなる。第1の加熱工程を備えない場合にも、(この場合、加熱室内の温度は常温である)加熱室内に噴出した過熱水蒸気が、空気冷却の影響を受けにくい。また、第1の加熱工程を備えた場合にも、同じ出力電力で加熱室内の空気を常温から約70度まで上げる時間(第1の加熱工程)を短くすることができる。さらに、加熱室内の空間体積が小さく、被調理材に熱が伝わりやすいので、第2の加熱工程を短くすることも可能である。さらには
、加熱室内の空間体積が小さくなり、加熱室内の空気も少なくなり、噴出された過熱水蒸気の温度はさらに下がりにくく、また、さらに凝縮しにくい。被調理材への熱の伝達をさらに効率的に行うことが可能になる。
第4の発明は、特に、第1から第3のいずれか1つの発明において、前記制御手段は、前記過熱水蒸気噴出工程の後に、前記上部加熱手段と前記下部加熱手段による第2の加熱工程を備えたものである。
これによって、過熱水蒸気噴出工程で内部に十分に水分と熱が付与された後の被調理材表面を、第2の加熱工程にて、焼くことができる。すなわち、内部がしっとりやわらかい食感の調理物を得ることが可能になる。特に、被調理材がでんぷん質で構成される場合には、でんぷん質の再糊化に必要十分な水分と熱を与えることができるので、被調理材を構成するでんぷん質の再糊化を促進し、糊化でんぷんで構成された調理物を得ることができる。糊化でんぷんで構成された調理物は消化しやすく、美味しい。被調理材が食パンの場合、過熱水蒸気噴出工程で、食パン内部に十分に水分と熱を付与させ、その後、第2の加熱工程で食パン表面を焼き、食パン表面に褐色のクラスト層を形成させる。クラスト層(食パン表面)がカリッとしていて、クラム層(食パン内部)が柔らかい美味しいトーストを得ることが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における加熱調理器の模式図を示す。
図1において、本実施の形態1における加熱調理器は、被調理材30を載置可能な網形状で形成された被調理材支持体31を収納可能な加熱室32と、加熱室32の前方に配置され開閉自由な扉33と、扉33の下方には操作部34が構成されている。扉33には、使用者が開閉しやすいように取っ手39が形成されている。加熱室32の内壁には、反射熱を考慮して、アルミニウムで塗装されている。
加熱室32の上方には遠赤外線ヒーターで形成された上部加熱手段35aが、下方には遠赤外線ヒーターで形成された下部加熱手段35bが、それぞれ加熱室32の底面と平行に配置されている。また、加熱室32の奥(扉33の対面)の下方には過熱水蒸気噴出部36が配置されている。上部加熱手段35aは、被調理材支持体31に載置された被調理材30を上方から加熱する。下部加熱手段35bは、被調理材支持体31に載置された被調理材30を下方から加熱する。
過熱水蒸気噴出部36は、水を収納可能な水タンク36aと、水タンク36aに収納された水を加熱するセラミックヒーターで形成された水タンク加熱手段36bと、水タンク加熱手段36bにより加熱され過熱水蒸気を加熱室32内に噴出させる過熱水蒸気噴出口36cとから構成されている。水タンク加熱手段36bが水タンク36a内の水を加熱して、過熱水蒸気を発生させ、過熱水蒸気噴出口36cを介して、過熱水蒸気流を加熱室32内に噴出される。過熱水蒸気噴出部36は、被調理材支持体31に載置された被調理材30に対して斜め下から過熱水蒸気流を噴出する。
また、加熱調理器は、制御手段37を有しており、上部加熱手段35aと、下部加熱手段35bと、過熱水蒸気噴出部36の駆動を制御する。
操作部34には、本実施の形態1における加熱調理器の調理工程である第1の加熱工程を開始させるスタートボタン(図示せず)を備えている。使用者が操作部34のスタート
ボタンを操作することにより、制御手段37が、上部加熱手段35aと、下部加熱手段35bと、過熱水蒸気噴出部36の駆動をそれぞれ制御して調理工程である第1の加熱工程、過熱水蒸気噴出工程、第2の加熱工程を順次実行させる。
また、加熱室32の奥(扉33の対面)の上方には温度検知手段38が備えられており、加熱室32の温度に応じて、制御手段37が、上部加熱手段35aと、下部加熱手段35bの駆動を制御する。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作を説明する。
図2に、本発明の実施の形態1における加熱調理器の調理工程図を示す。図3に、本発明の実施の形態1に適用されるトーストの模式図を示す。図4に、本発明の実施の形態1における過熱水蒸気動作の模式図を示す。
使用者が被調理材である食パン1枚を用いて、常温で、本実施の形態1における加熱調理器を使用してトーストを焼くときの動作について説明する。
一般的に、食品の水分含量は105℃の定圧乾燥法により調べることができ、製造会社および種類によって異なるが、約20mmの厚さ、約60g/枚の食パンの水分含量は購入時点でおよそ45wt%、また、購入後、日が経つにつれて、食パンの水分含量は45wt%から徐々に減っていき、購入後3日経過するとおよそ43.5wt%になることが知られている。
さらに食パンを横向きに置いて、加熱調理器内で加熱してトーストを焼く場合には、食パンの表面からの水分蒸発が加速され、図3(b)に示すように、食パン表面の水分含量が17wt%未満になると、食パンの表面に褐色の硬化部分が形成される。この硬化部分をクラスト層、硬化部分以外の白い部分をクラム層と呼ぶ。トーストとは、加熱により、クラスト層とその下にクラム層を有している状態の食パンを意味する。クラム層が柔らかい美味しいトーストを得るには、クラスト層が形成される前の、食パンの水分含量が、購入時点のおよそ45wt%に近いことが望ましい。図3(a)に示すように、食パン表面の水分含量が17wt%以上のとき、食パン表面と食パン内部は共に白い。
まず、使用者が図示しない電源コードをコンセントに接続すると、電源コードを通じて、制御手段37に電力が供給される。次に、使用者が、取っ手39を持って扉33を開け、被調理材としての食パンを、被調理材支持体31の上に置き、扉33を閉める。なおこのとき、食パンの底面と被調理材支持体31は接触している。被調理材支持体31は網形状をしているので、過熱水蒸気は下方向から上方向に向かって被調理材支持体31を自由に通って、食パンに熱の伝達を行う。
ここで、高さ方向の相互の位置関係を説明する。加熱室32の高さ(内寸)は約20cmであり、被調理材支持体31は、加熱室32の底面から約10cmの高さに位置している。上から、上部加熱手段35a、食パン、被調理材支持体31、過熱水蒸気噴出部36、下部加熱手段35bの順番に、位置している。
本発明の実施の形態1における加熱調理器の調理工程は、図2に示すように、第1の加熱工程と、過熱水蒸気噴出工程と、第2の加熱工程が順次実施される。
次に、使用者が操作部34のスタートボタンを押すと、制御手段37が駆動して、上部加熱手段35aと下部加熱手段35bに電力が供給される。上部加熱手段35aと下部加熱手段35bが駆動することにより、調理工程である第1の加熱工程が開始し、加熱室32内の空気があたためられる。
調理工程である第1の加熱工程が開始して30秒経過したときに、制御手段37が上部加熱手段35aと下部加熱手段35bへの電力供給を停止するように制御する。これにより、第1の加熱工程は終了する。30秒間、上部加熱手段35aと下部加熱手段35bへの電力を供給すると、加熱室32内の空気の温度は常温から約70度に上がる。このときの、食パンの色は白い。食パン表面の水分含量が約17wt%より低くならないと、クラスト層は形成されないので、この時点では、クラスト層はまだ形成されていない。
また、制御手段37が、上部加熱手段35aと下部加熱手段35bへの電力供給を停止すると同時に、過熱水蒸気噴出部36への電力供給を開始するように制御する。過熱水蒸気噴出部36が駆動することにより、調理工程である過熱水蒸気噴出工程が開始される。
次に、調理工程である過熱水蒸気噴出工程が開始して30秒経過したとき、制御手段37が過熱水蒸気噴出部36への電力供給を停止するように制御する。これにより、過熱水蒸気噴出工程は終了する。30秒間、過熱水蒸気噴出部36への電力を供給し、噴出速度Vが5m/s未満となるように過熱水蒸気噴出部36から過熱水蒸気(100度以上の蒸気)を一定流量、一定温度、一定時間で噴出すると、噴出速度Vが5m/s以上の場合と比較して、より多くの水を食パンに付与させることができる。食パンへの水分付与量が多いほど、過熱水蒸気噴出部36から噴出された過熱水蒸気の状態をほぼ保ったまま、過熱水蒸気が食パン内部まで届き、熱の伝達が行われたと考えることができる。過熱水蒸気の噴出速度Vが約0.5m/s~1m/sであると、より望ましい効果が得られる。
図4(a)において、過熱水蒸気噴出部36から噴出される過熱水蒸気の噴出速度Vが5m/s未満のときの過熱水蒸気の動きを、矢印Xと矢印Yで図示する。図4(b)において、過熱水蒸気噴出部36から噴出される過熱水蒸気の噴出速度Vが5m/s以上のときの過熱水蒸気の動きを、矢印Zで図示する。図4(b)に示すように、噴出速度Vが早いと、過熱水蒸気の上流P2と下流P1で圧力差P(=P2-P1)が生じやすく、圧力差Pに逆らって、図4(a)に示す矢印Xのように食パンの底面に向かって過熱水蒸気が進むことができなくなり、食パンへの水分付与量が少なくなる。噴出速度Vが5m/s未満の方が、噴出速度Vが5m/s以上の場合と比較して、食パンへより多くの水分を付与することができる。
1気圧における、過熱水蒸気噴出口36cからの過熱水蒸気(温度T)の噴出速度Vは、過熱水蒸気の噴出量(質量流量)Q、過熱水蒸気の密度ρ、過熱水蒸気噴出口36cの開口面積Sに関係し、V=Q/(ρ・S)の計算式により、算出される。
例えば、過熱水蒸気噴出口36cの開口面積Sが細長い形状で大きく、10×10-4のとき、質量流量Qが20kg/sの過熱水蒸気(250度、密度ρは0.42kg/m)の噴出速度Vは0.8m/sとなる。この過熱水蒸気を30秒間、食パン(約20mmの厚さ、約60g/枚)に対して、斜め下から噴出した場合、0.67gの水分を付与することができ、食パンの水分含量は1.12wt%増加する。購入後3日経過したおよそ43wt%の食パンの水分含量は、およそ44.62wt%になる。また、過熱水蒸気噴出口36cの開口面積Sが小さく、0.64×10-4のとき、質量流量Qが20kg/sの過熱水蒸気(250度、密度ρは0.42kg/m)の噴出速度Vは12.5m/sとなる。この過熱水蒸気を30秒間、食パン(約20mmの厚さ、約60g/枚)に対して、斜め下から噴出した場合、0.39gの水分を付与することができ、食パンの水分含量は0.65wt%増加する。購入後3日経過したおよそ43.5wt%の食パンの水分含量は、およそ44.15wt%になる。この場合にも噴出速度Vが5m/s未満の方が、噴出速度Vが5m/s以上のときと比較して、食パンへより多くの水分を付与することができる。噴出された過熱水蒸気の状態をほぼ保ったまま、食パンへの水分
付与量が多いほど、過熱水蒸気が食パン内部まで届き、熱の伝達が行われたと考えることができる。
さらに、第1の加熱工程による予備加熱により、常温から約70度まで上がった空気で充満した加熱室32に、過熱水蒸気を噴出することが可能となる。噴出された過熱水蒸気と、第1の加熱工程により予備加熱された加熱室32内の空気の、温度差が小さいので、噴出された過熱水蒸気の温度は下がりにくく、また凝縮しにくい。噴出された過熱水蒸気の状態をほぼ保ったまま、食パンに接触させ、熱の伝達を行うことが可能になる。
最後に、制御手段37が、過熱水蒸気噴出部36への電力供給を停止すると同時に、上部加熱手段35aと下部加熱手段35bへの電力供給を開始するように制御する。上部加熱手段35aと下部加熱手段35bが駆動することにより、調理工程である第2の加熱工程が開始される。
調理工程である第2の加熱工程が開始して2分45秒経過したとき、制御手段37が上部加熱手段35aと下部加熱手段35bへの電力供給を停止するように制御する。これにより、第2の加熱工程は終了する。第2の加熱工程の開始時は、食パンの色は白い(食パン表面の水分含量が約17wt%より低くならないと、クラスト層は形成されないので、この時点では、クラスト層はまだ形成されていない。)。第2の加熱工程中に、特に、食パン表面からの水分蒸発が進み、食パン表面の水分含量が約17wt%以下まで低下し、食パン表面に褐色のクラスト層の形成が認められるようになる。第2の加熱工程終了時は、食パン表面には褐色のクラスト層、その下層には白いクラム層を有した状態になっており、トーストが完成する。
一般的に、食パン表面にクラスト層を形成する加熱を行うとき、クラスト層を形成する加熱前の食パンの水分含量が高いほど、加熱後のクラム層の水分含量が高いことが知られている。
前記のように、質量流量Qが20kg/sの250度の過熱水蒸気が噴出速度Vが0.8m/s(5m/s未満)のとき(44.62wt%)、噴出速度Vが12.5m/s(5m/s以上)のとき(44.15wt%)と比較して、過熱水蒸気噴出工程における食パンへの水分付与量、すなわち、第2の加熱工程前(クラスト層が形成される前)の食パンの水分含量が多く、購入時点のおよそ45wt%に近い。クラスト層が形成される前の、食パンの水分含量が、購入時点のおよそ45wt%に近いほど、クラム層(食パン内部)が柔らかい美味しいトーストを得ることが可能になる。
また、食パンへの水分付与量が多いほど、噴出された過熱水蒸気の状態をほぼ保ったまま、過熱水蒸気が食パン内部まで届き、熱の伝達が行われたと考えることができる。
以上のように、本実施の形態においては、制御手段37が、噴出速度が5m/s未満で過熱水蒸気噴出部36から過熱水蒸気を噴出するように、過熱水蒸気噴出部36を制御することにより、被調理材30の内部まで、効率的に過熱水蒸気を付与して、効率的に熱を伝達することが可能になり、上下ヒーターと、過熱水蒸気と、の2つの熱の供給源で、被調理材の内部まで、効率的に熱を伝達することができる。
また、制御手段37は、過熱水蒸気噴出工程の前に、第1の加熱工程を備えることにより、第1の加熱工程による予備加熱により、常温から約70度まで上がった空気で充満した加熱室32に、過熱水蒸気を噴出することができる。噴出された過熱水蒸気と、第1の加熱工程により予備加熱された加熱室32内の空気の、温度差が小さいので、噴出された過熱水蒸気の温度は下がりにくく、また凝縮しにくい。噴出された過熱水蒸気の状態をほ
ぼ保ったまま、被調理材に接触させ、熱の伝達を行うことが可能になる。
さらに、制御手段37は、過熱水蒸気噴出工程の後に、上部加熱手段35aと下部加熱手段35bによる第2の加熱工程を備えたことにより、過熱水蒸気噴出工程で内部に十分に水分と熱が付与された後の被調理材表面を、第2の加熱工程にて、焼くことができる。すなわち、内部がしっとりやわらかい食感の調理物を得ることが可能になる。特に、被調理材がでんぷん質で構成される場合には、でんぷん質の再糊化に必要十分な水分と熱を与えることができるので、被調理材を構成するでんぷん質の再糊化を促進し、糊化でんぷんで構成された調理物を得ることができる。糊化でんぷんで構成された調理物は消化しやすく、美味しい。被調理材が食パンの場合、過熱水蒸気噴出工程で、食パン内部に十分に水分と熱を付与させ、その後、第2の加熱工程で食パン表面を焼き、食パン表面に褐色のクラスト層を形成する。クラスト層(食パン表面)がカリッとしていて、クラム層(食パン内部)が柔らかい美味しいトーストを得ることが可能になる。
なお、本実施の形態では、各工程の時間、寸法、温度、過熱水蒸気の量、被粉砕材の種類や数、ヒーターの種類等を説明したが、これらの数値および組み合わせ以外でも構わない。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2において、上記第1の実施の形態と相違する事項についてのみ説明し、同様の構成や作用効果等を有するものについては上記第1の実施の形態の説明を援用する。
本発明の第2の実施の形態が、上記の第1の実施の形態と異なる部分は、加熱室高さが第1の実施の形態の加熱室高さより低いところである。
以下、本発明の実施の形態について、その動作を説明する。
図5に、本発明の実施の形態2における加熱調理器の模式図を示す。図6に、本発明の実施の形態2における加熱調理器の調理工程図を示す。
使用者が被調理材である食パン1枚を用いて、常温で、本実施の形態1における加熱調理器を使用してトーストを焼くときの動作について説明する。
まず、使用者が図示しない電源コードをコンセントに接続すると、電源コードを通じて、制御手段37に電力が供給される。次に、使用者が、取っ手39を持って扉33を開け、被調理材としての食パンを、被調理材支持体31の上に置き、扉33を閉める。なおこのとき、食パンの底面と被調理材支持体31は接触している。被調理材支持体31は網形状をしているので、過熱水蒸気は下方向から上方向に向かって被調理材支持体31を自由に通って、食パンに熱の伝達を行う。
ここで、高さ方向の相互の位置関係を説明する。加熱室32の高さは約17cmであり、被調理材支持体31は、加熱室32の底面から約10cmの高さに位置している。上から、上部加熱手段35a、食パン、被調理材支持体31、過熱水蒸気噴出口36c、下部加熱手段35bの順番に、位置している。
本発明の実施の形態2における加熱調理器の調理工程は、図6に示すように、第1の加熱工程と、過熱水蒸気噴出工程と、第2の加熱工程が順次実施される。
次に、使用者が操作部34でスタートボタンを押すと、制御手段37が駆動して、上部加熱手段35aと下部加熱手段35bに電力が供給される。上部加熱手段35aと下部加
熱手段35bが駆動することにより、調理工程である第1の加熱工程が開始し、加熱室32内の空気があたためられる。
調理工程である第1の加熱工程が開始して20秒経過したときに、制御手段37が上部加熱手段35aと下部加熱手段35bへの電力供給を停止するように制御する。これにより、第1の加熱工程は終了する。20秒間、上部加熱手段35aと下部加熱手段35bへの電力を供給すると、加熱室32内の空気の温度は常温から約70度に上がる。このときの、食パンの色は白い。食パン表面の水分含量が約17wt%より低くならないと、クラスト層は形成されないので、この時点では、クラスト層はまだ形成されていない。
また、制御手段37が、上部加熱手段35aと下部加熱手段35bへの電力供給を停止すると同時に、過熱水蒸気噴出部36への電力供給を開始するように制御する。過熱水蒸気噴出部36が駆動することにより、調理工程である過熱水蒸気噴出工程が開始される。
次に、調理工程である過熱水蒸気噴出工程が開始して30秒経過したとき、制御手段37が過熱水蒸気噴出部36への電力供給を停止するように制御する。これにより、過熱水蒸気噴出工程は終了する。30秒間、過熱水蒸気噴出部36への電力を供給し、噴出速度Vが5m/s未満となるように過熱水蒸気噴出部36から過熱水蒸気を一定質量流量、一定温度、一定時間で噴出すると、噴出速度Vが5m/s以上の場合と比較して、より多くの水を食パンに付与させることができる。食パンへの水分付与量が多いほど、過熱水蒸気噴出部36から噴出された過熱水蒸気の状態をほぼ保ったまま、過熱水蒸気が食パン内部まで届き、熱の伝達が行われたと考られる。過熱水蒸気の噴出速度Vが約0.5m/s~1m/sであると、より望ましい効果が得られる。
さらに、第1の加熱工程による予備加熱により、常温から約70度まで上がった空気で充満した加熱室32に、過熱水蒸気を噴出することができる。噴出された過熱水蒸気と、第1の加熱工程により予備加熱された加熱室32内の空気の、温度差が小さいので、噴出された過熱水蒸気の温度は下がりにくく、また凝縮しにくい。噴出された過熱水蒸気の状態をほぼ保ったまま、食パンに接触し、熱の伝達を行うことが可能になる。
最後に、制御手段37が、過熱水蒸気噴出部36への電力供給を停止すると同時に、上部加熱手段35aと下部加熱手段35bへの電力供給を開始するように制御する。上部加熱手段35aと下部加熱手段35bが駆動することにより、調理工程である第2の加熱工程が開始される。
調理工程である第2の加熱工程が開始して2分30秒経過したとき、制御手段37が上部加熱手段35aと下部加熱手段35bへの電力供給を停止するように制御する。これにより、第2の加熱工程は終了する。第2の加熱工程の開始時は、食パンの色は白い。(食パン表面の水分含量が約17wt%より低くならないと、クラスト層は形成されないので、この時点では、クラスト層はまだ形成されていない。)第2の加熱工程中に、特に、食パン表面からの水分蒸発が進み、食パン表面の水分含量が約17wt%以下まで低下し、食パン表面に褐色のクラスト層の形成が認められるようになる。第2の加熱工程終了時は、食パン表面には褐色のクラスト層、その下層には白いクラム層を有した状態になっており、トーストが完成する。
一般的に、食パン表面にクラスト層を形成する加熱を行うとき、クラスト層を形成する加熱前の食パンの水分含量が高いほど、加熱後のクラム層の水分含量が高いことが知られている。
前記のように、質量流量Qが20kg/sの250度の過熱水蒸気が噴出速度Vが0.
8m/s(5m/s未満)のとき(44.12wt%)、噴出速度Vが12.5m/s(5m/s以上)のとき(43.65wt%)と比較して、過熱水蒸気噴出工程における食パンへの水分付与量、すなわち、第2の加熱工程前(クラスト層が形成される前)の食パンの水分含量が多く、購入時点のおよそ45wt%に近い。クラスト層が形成される前の、食パンの水分含量が、購入時点のおよそ45wt%に近いほど、クラム層(食パン内部)が柔らかい美味しいトーストを得ることが可能になる。
また、噴出された過熱水蒸気の状態をほぼ保ったまま、食パンへの水分付与量が多いほど、過熱水蒸気が食パン内部まで届き、熱の伝達が行われたと考えることができる。
以上のように、本実施の形態においては、加熱調理器の加熱室高さが所定の値より低いことにより、加熱室内の空間体積が小さくなり、加熱室内の空気も少なくなる。第1の加熱工程を備えない場合にも、加熱室内に噴出した過熱水蒸気が、空気冷却の影響を受けにくい。また、第1の加熱工程を備えた場合にも、同じ出力電力で加熱室内の空気を常温から約70度まで上げる時間(第1の加熱工程)が短くすることができる。さらに、加熱室内の空間体積が小さく、熱が伝わりやすいので、第2の加熱工程を短くすることも可能である。さらには、加熱室内の空間体積が小さくなり、加熱室内の空気が少ないので、噴出された過熱水蒸気の温度はさらに下がりにくく、また、さらに凝縮しにくい。被調理材への熱の伝達をさらに効率的に行うことが可能になる。
なお、本実施の形態では、各工程の時間、寸法、温度、過熱水蒸気の量、被粉砕材の種類や数、ヒーターの種類等を説明したが、これらの数値および組み合わせ以外でも構わない。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、上記実施の形態に限定されず種々の形態に適用できるもので、本発明の技術範囲において種々の形態を包含するものである。
30 被調理材
31 被調理材支持体
32 加熱室
33 扉
34 操作部
35a 上部加熱手段
35b 下部加熱手段
36 過熱水蒸気噴出部
36a 水タンク
36b 水タンク加熱手段
36c 過熱水蒸気噴出口
37 制御手段
38 温度検知手段
39 取っ手

Claims (4)

  1. 被調理材を載置させる被調理材支持体と、
    前記被調理材支持体に載置された被調理材を上方向から加熱する上部加熱手段と、
    前記被調理材支持体に載置された被調理材を下方向から加熱する下部加熱手段と、
    前記被調理材支持体に載置された被調理材に対して斜め下から被調理材の底面に向かって過熱水蒸気流を噴出する過熱水蒸気噴出部と、
    前記上部加熱手段と前記下部加熱手段と前記過熱水蒸気噴出部を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段が、噴出速度が0.5m/s以上5m/s未満で、前記被調理材支持体に載置された被調理材の斜め下から底面に向かって、前記過熱水蒸気噴出部から過熱水蒸気を噴出するように制御する過熱水蒸気噴出工程を備えた加熱調理器。
  2. 前記制御手段が、前記過熱水蒸気噴出工程の前に、第1の加熱工程を備えた請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 加熱調理器の加熱室高さが所定の値より低く構成した請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 前記制御手段は、前記過熱水蒸気噴出工程の後に、前記上部加熱手段と前記下部加熱手段による第2の加熱工程を備えた請求項1~3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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