JP2007232270A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】誘導加熱調理器等に組み込まれるロースターにおいて、被調理物を素早く加熱するとともに、余分な脂分や塩分を落とし、ヘルシーな調理を提供する。
【解決手段】電気ヒータ式加熱手段とスチーム式加熱手段からなるロースター1を備え、加熱室2内に下電気ヒータ6,上電気ヒータ7を備え、加熱室2の外側部で発生させた飽和状態のスチームを加熱室2内に導き、該加熱室2内で飽和スチームを下電気ヒータ6に噴き付けて過熱状態のスチームを生成し、該過熱状態のスチームによる加熱と下電気ヒータ6,上電気ヒータ7による加熱の両方を組み合わせて、被調理物を最適に調理する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロースター機能を備えた誘導加熱調理器等の加熱調理器に関するものである。
従来のロースター機能を備えた加熱調理器においては、特許文献1に示すように、調理物を載せる載置器具を備えた調理室と、過熱蒸気発生手段と、これらを収容する筐体とを備え、前記載置器具を過熱蒸気が噴出する噴出口と略近接あるいは略嵌合し、かつ、調理室内に自在に着脱可能とした加熱調理器がある。
また、特許文献2に示すように、調理器本体の内部にロースター機能を備えた加熱装置を具備し、トッププレートにIHヒータを具備し、前記加熱装置を水供給装置と、飽和水蒸気生成手段と、過熱水蒸気生成手段とで構成し、加熱装置における調理を過熱水蒸気で行うようにした加熱調理器もある。
特開2004−254736号公報 特開2004−186103号公報
上記従来技術において、特許文献1に示すものは、過熱水蒸気のみで調理を行うものである。そして、該過熱水蒸気は調理室(加熱室)の外で作られるため、それぞれ個別の熱源を備えた蒸気発生装置と、その蒸気をさらに加熱する蒸気加熱装置が必要となる。
また、発明が解決しようとする課題中に、従来は加熱手段としてシーズヒータやミラクロンヒータ等の電気ヒータを調理室内に固定しているため邪魔であり、清掃が非常に困難であり、それを解決するために過熱水蒸気による調理を行うと記載されており、過熱水蒸気と電気ヒータとの併用は考慮されていない。
さらに、過熱水蒸気の吐出孔は小穴で、かつ、調理物直下の載置器具に設けられているため、この吐出孔に調理物から落ちた脂分や水分が詰まりやすいことも懸念される。
また、吐出孔が調理物の直下にあるため、調理物に均等に過熱蒸気が当たらないことも懸念される。
さらに、給水時等に利用者が筐体から着脱する必要がある給水タンクの設置法については、何ら言及されていない。
特許文献2に示すものは、前記特許文献1と同様に過熱水蒸気のみで調理を行うものである。
また、明細書の実施例の最後に、「電熱線ヒータやIHヒータと過熱水蒸気を併用することも考えられる。」と記載されているが、具体的な実施例の記載は一切なく、その記載事項のみからは具体的な構造をイメージすることはできない。
その一方で、従来技術の電熱線ヒータによる加熱は、ヒータ表面温度が500℃以上に達して排熱が大きいため熱効率が悪いことや、食材の乾燥を避けることができないといった問題点が述べられている。
さらに、給水時等に利用者が筐体から着脱する必要がある給水タンクの設置法については何ら言及されていない。
本発明は、上記課題のうち少なくとも1つを解決することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1では、電気ヒータ式加熱手段とスチーム式加熱手段からなるロースターを備え、加熱室内に電気ヒータを備え、加熱室の外側で発生させた飽和状態のスチームを加熱室内に導き、該加熱室内で飽和スチームを電気ヒータに噴き付けて過熱状態のスチームを生成し、該過熱状態のスチームによる加熱と電気ヒータによる加熱を組み合わせて被調理物を調理するものである。
また、請求項2では、加熱室の外側にアルミ製容器に電気ヒータを埋め込んだボイラを備え、予め所定温度まで昇温させたボイラ内に少量の水滴を滴下し、該ボイラ内で水滴を瞬間的に蒸発,急膨張させて飽和状態のスチームを発生させ、該飽和スチームを電気ヒータに向けて噴き付けて過熱状態のスチームを生成するものである。
また、請求項3では、加熱室内に、被調理物を上下から挟むように上電気ヒータと下電気ヒータの二つの電気ヒータを備え、少なくとも前記下電気ヒータに向けて飽和スチームを噴き付けて過熱状態のスチームを生成するものである。
さらに、請求項4では、電気ヒータを主体とする加熱工程の前に、過熱スチームを主体とする加熱工程を有し、まず、過熱スチームで被調理物を加熱してその凝縮潜熱と凝縮水により被調理物の余分な脂分や塩分を取り除き、その後、電気ヒータで被調理物を加熱して被調理物の表面を焼き上げるものである。
また、請求項5では、ボイラに給水する給水タンクを加熱室の外側に設置し、誘導加熱調理器本体の前面から着脱可能にしたものである。
また、請求項6では、ボイラに給水する給水タンクを加熱室の外側に設置し、飽和状態のスチームを発生させるボイラと、給水タンクからボイラに送水するポンプとを加熱室の後部外側に設置し、過熱状態のスチームを生成する電気ヒータを加熱室の内部に設置したものである。
さらに、請求項7では、電気ヒータ式加熱手段とスチーム式加熱手段からなるロースターを備え、加熱室内に電気ヒータ式加熱手段を備え、かつ、該電気ヒータ式加熱手段がスチーム式加熱手段を兼用し、電気ヒータの加熱によって飽和状態のスチームを発生させ、該飽和状態のスチームによる加熱と、電気ヒータによる加熱を組み合わせて被調理物を調理するものである。
また、請求項8では、電気ヒータを主体とする加熱工程の前に、飽和スチームを主体とする加熱工程を有し、まず、飽和スチームで被調理物を加熱してその凝縮潜熱と凝縮水により被調理物の余分な脂分や塩分を取り除き、その後、電気ヒータで被調理物を加熱して被調理物の表面を焼き上げるものである。
さらに、請求項9では、加熱調理器を、電磁誘導式加熱手段を備えた誘導加熱調理器としたものである。
本発明の請求項1によれば、電気ヒータ式加熱手段の電気ヒータを兼用してスチーム式加熱手段である過熱状態のスチームを生成することができるため、過熱スチームによる加熱と電気ヒータによる加熱の両方を適宜組み合わせることにより色々な被調理物に最適な調理を行うことができる。
請求項2によれば、加熱室の外側に備えたボイラ内で水滴を瞬間的に蒸発させて急膨張した飽和状態のスチームを生成し、その体積膨張による押圧の勢いで飽和スチームをボイラから電気ヒータに向けて噴き付けることができる。
請求項3によれば、被調理物の上下に備えた二つの電気ヒータのうち、下電気ヒータに向けて飽和スチームを噴き付け、過熱状態のスチームを生成するので、下電気ヒータで生成された空気より軽い過熱スチームが被調理物の方向に上昇し、該被調理物を効率良く加熱できる。
請求項4によれば、まずスチーム式加熱手段の過熱スチームで被調理物を加熱し、その凝縮潜熱と凝縮水により被調理物の余分な脂分や塩分を取り除き、その後、電気ヒータ式加熱手段の電気ヒータで被調理物を加熱するので、被調理物の表面をこんがり焼き上げることができ、ヘルシーで健康的な調理を提供できる。
請求項5によれば、給水タンクを加熱室外側の見やすく、取り出しやすい場所に設置するので、加熱調理器の前面から、利用者が容易に給水タンクを着脱、すなわち抜き差しできる。
請求項6によれば、ボイラとポンプを加熱室後部の空きスペースに設置するので、スペースの有効活用が可能となる。
請求項7によれば、電気ヒータ式加熱手段の電気ヒータがスチーム式加熱手段の一部を兼ねるので、ボイラの新設が不用で、飽和状態のスチームを発生させることができる。
請求項8によれば、まず、スチーム式加熱手段の飽和スチームで被調理物を加熱し、その凝縮潜熱と凝縮水により被調理物の余分な脂分や塩分を取り除き、その後、電気ヒータ式加熱手段の電気ヒータで被調理物を加熱するので、被調理物の表面をこんがり焼き上げることができ、ヘルシーで健康的な調理を提供できる。
請求項9によれば、電気ヒータ式加熱手段とスチーム式加熱手段の両方を具備したロースターを有する誘導加熱調理器として利用できる。
以下、本発明の加熱調理器として、ロースターを有する誘導加熱調理器を例にとって説明するが、本発明は、ロースター,グリルそのもの、およびロースターを備えた加熱調理器であれば、いずれにも適用可能である。
図1は本発明のロースターの側面断面図、図2は誘導加熱調理器の斜視図で、図1に示すロースターは図2の左側部分に設けられている。
図1において、本発明のロースターの構成を説明する。1はロースターで、金属製の箱体2aで覆われた加熱室2の前面には、魚,肉やピザ等の被調理物4の出し入れを行うための開閉自在のドア3が設けられ、被調理物4は金網等の載置台5上に載置される。
6は下電気ヒータ、7は上電気ヒータで、輻射熱等を利用する電気ヒータ式加熱手段を構成しており、被調理物4の上下に所定距離を保持して挟み込むように設けられている。
8は受け皿で、被調理物4から落ちる余分な脂分や水分を受ける。該受け皿8には、皿の温度上昇を抑えるため、あらかじめ水を入れておいてもよいが、後述するように、本発明ではスチームの凝縮水が生成され、最終的には受け皿8に落下するので、水を入れておかなくても安全である。
9はヒータ、10はヒータ9によって加熱される熱触媒で、加熱室2の後部上面に開口した排気口11から排気される排気流19の煙や臭いを除去するためのものであり、前記排気口11の入り口側に設けられている。ここで、熱触媒10は、パラジウム触媒やプラチナ触媒で構成され、効率良く脱煙・脱臭処理を行うことができる。なお、本発明では、ヒータ9と熱触媒10で構成される脱煙・脱臭装置は具備していなくてもよい。
次に、本発明の特徴であるスチーム式加熱手段について説明する。
12はボイラで、加熱室2を構成する箱体2aの後部外側に設けられている。該ボイラ12は、アルミ製あるいはアルミダイキャスト製などで作られた容器12aに、シーズヒータ等の電気ヒータ13を埋め込んで構成される。
14は、同様に箱体2aの後部外側に設けられるポンプで、前記ボイラ12及び後記する給水タンク20に連結されており、給水タンク20から水15が供給され、水配管38によりボイラ12に送水する役目をしている。
16はボイラ12の噴出孔で、詳細は後述するが、飽和スチーム17を加熱室2内の下電気ヒータ6に向けて噴き付けて過熱状態のスチーム18を生成する。
ここで、前記した給水タンク20は、図2に示すように、誘導加熱調理器本体23の前面左側部に配置されたロースター1の右側部に設けられており、利用者が本体1の前面から容易に着脱できるように取っ手21が設けられ、さらに、給水タンク20内の残水量がわかるように、主に下部に水量確認窓22を有している。
24は加熱する鍋等を載置するトッププレートで、左右に電磁誘導加熱ができる鍋載置部25(25aおよび25b)が設けられ中央奥にラジエントヒータによる加熱ができる鍋載置部26が設けられている。
なお、本発明では、鍋載置部25a,25b,26の位置や加熱方法はこれに限る必要はない。
27は操作パネルで、誘導加熱調理器本体23の前面右側部に配置されており、調理を選択するダイヤル28や電源スイッチ等で構成されている。
29は冷却空気の給気口、30は排気口であり、誘導加熱調理器本体23の後部上面の右側部と左側部に配置されており、冷却空気は加熱時の熱損失により発熱する電子部品や加熱コイル等を効率良く冷却し、温度上昇を防止する。なお、排気口30は図1に示すロースター1の排気口11と同じである。
次に、図3は、図1のロースター1の主要部を取り出した状態の側面断面図であり、この図によって本発明の過熱スチームを利用したスチーム加熱手段を説明する。
まず、ボイラ12に埋め込まれた電気ヒータ13によってボイラ12を予め所定温度まで昇温させ、その後、ポンプ14によって給水タンク20から給水した少量の水滴32をボイラ12内に送水、滴下させる。
ここで、ボイラ12の水滴が接触する部分の温度が100℃以上であれば、飽和状態
(100℃)のスチーム33が生成されるが、より効率良く発生させるには、水滴が接触する部分の温度は150℃から300℃位が望ましく、より好ましくは200℃から250℃に制御するのがよい。
そして、少量の水滴32はボイラ12の内壁面等に接触して瞬間的に蒸発して体積が急膨張し、飽和状態のスチーム33を発生させる。このとき、ボイラ12内では高温の金属面に少量の水滴が接触するので、水蒸気爆発に近い現象が生じ、水からスチーム(蒸気)に約1600倍に体積が急膨張する。
これにより、ボイラ12内の飽和スチーム33は、急膨張により押圧されて噴出孔16から飽和スチーム17となって勢いよく加熱室2に噴出する。このとき、本実施例では、噴出した飽和スチーム17,33は下電気ヒータ6に向けて噴き付けられ、さらに微細な過熱スチーム18,34が生成される。
過熱スチーム18は、略100℃の飽和スチーム17をさらに過熱するので100℃以上となるが、調理内容によっては200℃から300℃の温度にまで昇温させることが望ましい。
また、過熱スチーム18は、空気に比べると軽いので、上部の被調理物4の方向に容易に上昇し、被調理物4に接触して急速に加熱する。このとき、過熱スチーム18に含まれるか、又は混ざっている最も径の小さいナノメートルオーダの超微細水蒸気(スチーム)は、被調理物4の内部や表面の凹部にどんどん浸透して行き、毛細管凝縮の現象によって凝縮しながら被調理物4を急速に加熱するとともに、該被調理物4に水分を補給する。これは、ナノメートルオーダの超微細水蒸気の大きさが、被調理物4の表層等の生地の細かさや凹凸より小さいため、被調理物4の表層から内部に容易に浸透して行けるためである。
一方、過熱スチーム18に含まれるか又は混ざっているやや径の大きい微細水蒸気は、被調理物4の表面に接触して付着し、温度が低い被調理物4の表面で凝縮することで大きな加熱エネルギを発生し、効率良い加熱を行う。つまり、微細水蒸気が凝縮水滴になることによって発生する凝縮潜熱によって被調理物4を効率良く加熱調理する。
当然、前記した過熱スチーム18による二つの効果は主たる効果であり、それ以外の効果を生み出してもよいし、前記2種類のスチームがお互いに補完しあってもよい。そして、このような作用により、被調理物4を効率良く加熱するとともに、凝縮水滴によって被調理物4から余分な脂分や水分等を奪うこともできる。
次に、図4は、図1のロースター1の主要部を取り出した状態の側面断面図であり、この図によって下電気ヒータ6,上電気ヒータ7を利用した電気ヒータ式加熱手段を説明する。このとき、ボイラ12等のスチーム加熱手段は停止している。
電気ヒータ式加熱手段では、載置台5上に載置された被調理物4の上下に所定距離を保持して挟み込むように設けられた下電気ヒータ6と上電気ヒータ7で、主に輻射熱35を利用して加熱され、表面をこんがり焼き上げたりすることができる。
図5は、前記したボイラ12の一実施例を示す斜視図、図6は側面断面図である。
ボイラ12の加熱源として電気ヒータ13がU字状に容器12a内に埋め込まれており、該容器12aと対向するように容器フタ12bが設けられ、該容器12aと容器フタ
12bにより内部に密閉されたボイラ12が形成される。
36は給水15の流入口で1個設けられている。16は飽和スチーム17の噴出孔で2個設けられている。当然ではあるが、流入口36や噴出孔16は、前記個数に限る必要はないし、設置位置も図5の位置に限る必要はない。しかし、飽和スチーム17の噴出孔
16の数は、ロースター1の加熱室2の前後方向に長く設置される電気ヒータ(本実施例では下電気ヒータ6)の列数や本数に対応して設けるのが望ましい。
例えば、図7において、(a)に示すように、下電気ヒータ6をU字状に形成して2列のヒータ線6a,6bとしたときは、図5で示した噴出孔16を2列のヒータ線6a,
6bに対応させて2個の噴出孔16a,16bとし、(b)に示すように下電気ヒータ6をW字状に形成して4列のヒータ線6a,6b,6c,6dとしたときは、噴出孔16を4列のヒータ線6a,6b,6c,6dに対応させて4個の噴出口16a,16b,16c,16dとするのが最も好ましい。
なお、当然ではあるが、下電気ヒータ6がロースター1の加熱室2の左右方向に長く設置される場合は、噴出孔16の噴出方向もそれに対応させて左右方向に噴き出す。
また、45は面積拡大フィンで、図3に示す滴下した水滴32が蒸発しやすいように、接触表面積を増加させるためのものである。37は制御リブであり、飽和スチーム17の噴出量や不蒸発の水分の飛び出しを制御、抑制するものであり、必ず設ける必要はないが、スチーム蒸発量が少ない場合や不蒸発の水分飛散が多い場合に設置するとよい。なお、ここではボイラ12の加熱源として電気ヒータ13を使用したが、誘導加熱調理器であれば、加熱コイルによる加熱としてもよい。
前記したように、ボイラ12の容器12aと容器フタ12bは、アルミダイキャスト等のアルミニウム材やステンレス材等の錆び難い金属材料で構成され、電気ヒータ13は容器12aの肉部に埋め込まれたシーズヒータ等で構成されている。ここで、容器12aと容器フタ12bで構成されるボイラ12は、昇温時間、すなわち、立ち上がり時間を早くするために、熱容量をできるだけ小さくすることが好ましく、望ましくはボイラ12の質量が100g〜200g程度に留めるのがよい。
また、電気ヒータ13は、同じように昇温時間を短くするために、望ましくは消費電力を500W〜1000W程度にするのがよい。このように、質量や消費電力を上記の数値にすることにより、ボイラ12の所定温度までの到達時間を30秒〜1分程度、もしくはそれ以下にすることができる。もちろん、この仕様や数値に限定する必要はないし、ボイラ12の容器や電気ヒータ13はそれぞれ複数個に分割し、併用および組み合わせ使用で効率良く制御してもよい。
また、ボイラ12の外壁を断熱材で覆い、周囲への放熱を抑制すると、昇温時間がさらに短縮されたり、加熱効率の向上や省エネに繋がる。
ここで、給水タンク20に貯水する給水15としては、衛生面を考えると、塩素成分を若干含む水道水等が望ましい。また、ボイラ12と、ポンプ14,水配管38の設置場所は、図1に示すロースター1の後部位置に限る必要はないが、現状の誘導加熱調理器本体23の空きスペースを考えると、ロースター1の加熱室2の後部,背面が最も望ましい。
また、噴出孔16の口径の大きさはスチームの噴出速度等を制御するパラメータとなるもので、実施例では口径は1〜5mmが望ましく、より好ましくは2〜4mmである。
ここまでの実施例では、ボイラ12から噴出した飽和スチーム17,33を下電気ヒータ6にのみ噴き付けて過熱スチーム18,34を生成する例を示したが、構造上、飽和スチーム17,33を上電気ヒータ7にのみ噴き付けて過熱スチーム18,34を生成するようにしてもよいし、さらには、飽和スチーム17,33を下電気ヒータ6と上電気ヒータ7の両方に噴き付けて過熱スチーム18,34を生成することも可能である。なお、両方に噴き付け可能な方式の場合、両方同時に噴き付けてもよいし、上下交互に噴き付けてもよい。
次に、本実施例の電気ヒータ式加熱手段とスチーム式加熱手段からなるロースターによる調理の一例を、図8と図9を用いて説明する。もちろん被調理物の種類や調理法によって前記二つの加熱手段の利用方法は異なるので、本発明では以下の調理法や手順に限定されるものではない。
まず、ドア3を開けて被調理物4を加熱室2に入れた後、ステップ1でメニュー設定
(例えば、鮭の塩焼き)と、ヘルシー調理にするか否か(スチームを使うか否か)を選択する。そして、ステップ2で、調理スタートボタンを押すと、調理が開始される。
ステップ3では、ステップ1の内容に応じてスチームの必要性が判断され、スチームが必要ない「N」の場合は、飛んでステップ6の電気ヒータ式加熱手段による調理に移る。
一方、スチームが必要な「Y」の場合は、ステップ4で、まずボイラ12を所定温度
(例えば、200〜250℃)まで昇温する工程が行われる。この場合、図9に示すように、まずボイラ12用の電気ヒータ13が通電51される。
そして、所定温度に達すると、ステップ5で、過熱スチーム調理がスタートする。この場合、図9に示すように、ボイラ12用の電気ヒータ13の通電51に加えて、給水ポンプ14の通電50と下電気ヒータ6の通電52が行われる。すると、少量の水滴32が昇温後のボイラ12に送り込まれ、滴下して瞬時に蒸発して飽和状態のスチーム17,33を生成する。
その後、飽和スチーム17は、下電気ヒータ6で過熱状態のスチーム18,34となり、被調理物4を急速加熱する。ここで、過熱スチーム18により被調理物4が、スチーム(蒸気)が水に相変化するときの凝縮潜熱により急速加熱されるとともに、凝縮水により被調理物4の余分な脂分や水分、さらには塩分が溶かし出されて下に落とされ、ヘルシーで健康的な調理を可能にする。
スチーム式加熱手段による加熱が所定時間行われた後、ステップ6で、電気ヒータ式加熱手段による加熱が行われる。この時、下電気ヒータ6と上電気ヒータ7の両方による主に輻射熱を利用した調理が行われる。
このとき、図9に示すように、給水ポンプ14とボイラ12用の電気ヒータ13への通電はストップされ、下電気ヒータ6,上電気ヒータ7への通電53のみが行われる。ここでは、余分な脂分や塩分が落とされた被調理物4の表面を、上下二つの下電気ヒータ6,上電気ヒータ7の輻射熱でこんがり焼き上げる。そして、ステップ7で、所定の加熱時間が経過すると、ステップ8の調理終了となる。
ここで説明した本発明の調理の特徴は、まずスチーム式加熱手段で被調理物4の中身や表面の余分な脂分や塩分を落とし、その後、電気ヒータ式加熱手段で被調理物4の表面をこんがり焼き上げて、ヘルシーで健康的な調理を実現することであり、電気ヒータ式加熱手段による調理工程の前にスチーム式加熱手段による調理工程があることである。
前記図9の加熱パターンの変形として、図10の加熱パターンを採用してもよい。図9との相違は、電気ヒータ式加熱手段である下電気ヒータ6,上電気ヒータ7による通電
53の後に、さらに電気ヒータ式加熱手段による通電53aとスチーム式加熱手段による通電50a,51aの両方の調理工程を追加したものである。
また、図11は、被調理物4として生からさんまを焼くのに適した加熱パターンの一例である。図9のようにスチーム式加熱手段による通電50,51,52から加熱調理を始めると、生であるさんまの下部では、軟らかい身が金網等の載置台5に喰い込む場合がある。これを避けるため、図11では、スチーム式加熱手段による通電50,51,52の前工程に、下電気ヒータ6による電気ヒータ式加熱手段の通電54を入れ、さんまの下部を少し焼いて硬くし、その後、スチーム式加熱手段による通電50,51,52の工程に入るように工夫されている。
この場合、さんまの下部を少し焼くのが目的なので、下電気ヒータ6による加熱のみを行っているが、併せて上電気ヒータ7による加熱も行ってもよい。
また、図12は、さらに別の加熱パターンの例で、電気ヒータ式加熱手段による通電
53とスチーム式加熱手段による通電50,51の両方を同時にスタートさせる調理法で、最終的には電気ヒータ式加熱手段への通電53で仕上げる例である。
また、図2に示す誘導加熱調理器本体23では、着脱可能な給水タンク20を前面のロースター1の右側部に設けた例を示したが、ロースター1の左側部に設けてもよい。さらには、図13に示すように上面トッププレート24の後方に設けてもよい。図では、冷却空気の給気口29と排気口30の間に設けている。このように設置しても、給水タンク
20を着脱可能にできる。このように、本発明の給水タンク20の設置位置は、特に限定されるものではない。
図14は、本発明の他の実施例で、ロースター1の加熱室2の内部に上電気ヒータ7を備え、かつ該上電気ヒータ7がスチーム式加熱手段を兼ねているもので、上電気ヒータ7の加熱によって飽和状態のスチーム39を発生させ、該飽和スチーム39による加熱と、電気ヒータ式加熱手段の下電気ヒータ6,上電気ヒータ7による加熱の両方を組み合わせて被調理物4に最適な調理を実現するものである。
ここで、上電気ヒータ7は、図15に示すように左右に広がったフィン40を備えており、水配管38により送水された給水15の保水とともに、蒸発させるために水との接触表面積をかせぐためであり、ポンプ14からの給水15を効率良く蒸発させて飽和スチーム39を発生させ易くしている。
また、図16は、その加熱パターンの一例で、下電気ヒータ6,上電気ヒータ7を主体とする通電53の工程の前に、飽和スチーム39を主体とする通電50,52の加熱工程を有し、まず、飽和スチーム39で被調理物4を加熱することにより、その凝縮潜熱と凝縮水により被調理物4の余分な脂分や塩分を取り除き、その後、下電気ヒータ6,上電気ヒータ7で被調理物4を加熱することにより、被調理物4の表面をこんがり焼き上げるようにしている。
ここで、スチーム式加熱手段の給水ポンプ14の通電50より上電気ヒータ7への通電52の方が早いが、これは電気ヒータ式加熱手段を構成する上電気ヒータ7が、スチーム式加熱手段の電気ヒータを兼ねているためで、給水前に上電気ヒータ7を所定温度まで昇温させておく必要があるからである。
本発明のロースターの側面断面図である。 同ロースターを備えた本発明の誘導加熱調理器の斜視図である。 同スチーム式加熱手段を説明するためのロースター主要部の側面断面図である。 同電気ヒータ式加熱手段を説明するためのロースター主要部の側面断面図である。 同飽和スチームを発生させるボイラの斜視図である。 図5のボイラの側面断面図である。 同ボイラの噴出口と電気ヒータの関係を示す説明図である。 本発明の調理フローチャートである。 同初めにスチーム式加熱手段がある加熱パターン図である。 同最後にスチーム式加熱手段と電気式加熱手段がある加熱パターン図である。 同最初に電気式加熱手段がある加熱パターン図である。 同スチーム式加熱手段と電気式加熱手段を両方同時に行う加熱パターン図である。 同給水タンクが上部背面にある斜視図である。 同飽和スチームを発生させるロースターの側面断面図である。 同フィンを有する上電気ヒータの斜視図である。 同飽和スチームによる加熱パターン図である。
符号の説明
1…ロースター、2…加熱室、5…載置台、6…下電気ヒータ、7…上電気ヒータ、8…受け皿、12…ボイラ、13…電気ヒータ、14…ポンプ、16…噴出孔、17,33,39…飽和スチーム、18,34…過熱スチーム、20…給水タンク、23…誘導加熱調理器本体、24…トッププレート、25…鍋載置部、27…操作パネル、32…水滴、40…フィン。

Claims (9)

  1. 電気ヒータ式加熱手段とスチーム式加熱手段からなるロースターを備え、加熱室内に電気ヒータを備え、加熱室の外側で発生させた飽和状態のスチームを加熱室内に導き、該加熱室内で飽和スチームを電気ヒータに噴き付けて過熱状態のスチームを生成し、該過熱状態のスチームによる加熱と電気ヒータによる加熱を組み合わせて被調理物を調理することを特徴とする加熱調理器。
  2. 加熱室の外側にアルミ製容器に電気ヒータを埋め込んだボイラを備え、予め所定温度まで昇温させたボイラ内に少量の水滴を滴下し、該ボイラ内で水滴を瞬間的に蒸発、急膨張させて飽和状態のスチームを発生させ、該飽和スチームを電気ヒータに向けて噴き付けて過熱状態のスチームを生成することを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 加熱室内に、被調理物を上下から挟むように上電気ヒータと下電気ヒータの二つの電気ヒータを備え、少なくとも前記下電気ヒータに向けて飽和スチームを噴き付けて過熱状態のスチームを生成することを特徴とする請求項1ないし請求項2記載の加熱調理器。
  4. 電気ヒータを主体とする加熱工程の前に、過熱スチームを主体とする加熱工程を有し、まず、過熱スチームで被調理物を加熱してその凝縮潜熱と凝縮水により被調理物の余分な脂分や塩分を取り除き、その後、電気ヒータで被調理物を加熱して被調理物の表面を焼き上げることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の加熱調理器。
  5. ボイラに給水する給水タンクを加熱室の外側に設置し、誘導加熱調理器本体の前面から着脱可能にしたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の加熱調理器。
  6. ボイラに給水する給水タンクを加熱室の外側に設置し、飽和状態のスチームを発生させるボイラと、給水タンクからボイラに送水するポンプとを加熱室の後部外側に設置し、過熱状態のスチームを生成する電気ヒータを加熱室の内部に設置したことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の加熱調理器。
  7. 電気ヒータ式加熱手段とスチーム式加熱手段からなるロースターを備え、加熱室内に電気ヒータ式加熱手段を備え、かつ、該電気ヒータ式加熱手段がスチーム式加熱手段を兼用し、電気ヒータの加熱によって飽和状態のスチームを発生させ、該飽和状態のスチームによる加熱と、電気ヒータによる加熱を組み合わせて被調理物を調理することを特徴とする加熱調理器。
  8. 電気ヒータを主体とする加熱工程の前に、飽和スチームを主体とする加熱工程を有し、まず、飽和スチームで被調理物を加熱してその凝縮潜熱と凝縮水により被調理物の余分な脂分や塩分を取り除き、その後、電気ヒータで被調理物を加熱して被調理物の表面を焼き上げることを特徴とする請求項7記載の加熱調理器。
  9. 加熱調理器が、電磁誘導式加熱手段を備えた誘導加熱調理器であることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の加熱調理器。


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