JP7111631B2 - 2つの部材の連結構造、及び、2つの部材の連結方法 - Google Patents
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本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
図10に示すように、2本の梁部材30を連結する場合には、まず、2本の梁部材30の下面部30f及び梁連結材31の下外面部31b側が上方に向くように配置しておく(梁部材配置ステップS1)。次に、一方の梁3の中空部30bに梁連結材31を挿入し、梁側基準孔30jと連結材側基準孔31cとにピン9のテーパ部9bを挿通させる。次に、梁連結材31の反対側を、他方の梁3に挿入し、他方の梁側の梁側基準孔30jと連結材側基準孔31cにピン9のテーパ部9bを挿通させる。
次に、2本の梁部材30上に各々梁化粧材34を載置し、梁化粧材34に設けられている化粧材挿通孔34aと、梁部材30の上面部30iに設けられた梁挿通孔30kに挿通させたボルト7を各々螺合孔31dに螺合して(上側接合ステップS5)、2本の梁部材30を連結が完了する。
板状をなす板状部を各々有する2つの部材が、各々の前記板状部の端部同士が突き合わされ、前記板状部の両面側にて前記2つの部材に跨がって配置されている2つの連結部材とともに貫通するボルトにより接合されている2つの部材の連結構造であって、前記板状部は、前記ボルトの直径より大きく当該ボルトが挿通される挿通孔を有し、各々の前記連結部材は、前記板状部と対面して当接される板状の連結板部を有し、前記板状部と、2つの前記連結板部とに、単一のドリルねじが螺合されて締結されていることを特徴とする2つの部材の連結構造である。
このような2つの部材の連結構造によれば、板状部は、当該板状部が設けられている2つの部材よりも剛性が高い連結板部に両面側から挟まれているので、たとえ、ドリルねじから板状部に支圧が作用したとしても、ドリルねじが喰い込むときに板状部が厚み方向に膨らむ空間が存在しない。このため、板状部に支圧が作用したとしても、板状部においてドリルねじが螺合されている孔は広がらないので、連結した2つの部材の相対位置が変化することを抑制することが可能である。
31 梁連結材、31b 下外面部、31d 螺合孔、32 下連結材
Claims (5)
- 板状をなす板状部を各々有する2つの部材が、各々の前記板状部の端部同士が突き合わされ、前記板状部の両面側にて前記2つの部材に跨がって配置されている2つの連結部材とともに貫通するボルトにより接合されている2つの部材の連結構造であって、
前記2つの部材は各々、長手方向に貫通し断面形状がほぼ矩形状をなす中空部を有し、長手方向に連ねて互いの小口が当接する状態で突き合わされて配置され、カーポートを構成する2本の柱の上端部間に架け渡されて梁をなし、
前記板状部は、前記2つの部材において前記中空部の下に位置して当該中空部を形成し、前記ボルトの直径より大きく当該ボルトが挿通される挿通孔を有しており、
各々の前記連結部材は、前記板状部と対面して当接される板状の連結板部を有し、
前記板状部と、2つの前記連結板部とに、単一のドリルねじが螺合されて締結されていることを特徴とする2つの部材の連結構造。 - 請求項1に記載の2つの部材の連結構造であって、
前記2つの連結部材は、連結されている前記2つの部材よりも剛性が高い材料により形成されていることを特徴とする2つの部材の連結構造。 - 請求項1または請求項2に記載の2つの部材の連結構造であって、
前記ボルトは、互いに間隔を隔てて複数箇所に螺合されており、
前記ドリルねじは、互いに隣り合う前記ボルトの螺合箇所の間に螺合されていることを特徴とする2つの部材の連結構造。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の2つの部材の連結構造であって、
前記2つの前記連結板部のうちの一方は、前記ボルトが螺合される螺合孔を有し、
前記2つの前記連結板部のうちの他方と前記板状部とを挿通されている前記ボルトが前記螺合孔に螺合されていることを特徴とする2つの部材の連結構造。 - 板状をなす板状部を各々有する2つの部材の、各々の前記板状部の端部同士を突き合わせ、前記板状部の両面側にて前記2つの部材に跨がって配置した2つの連結部材とともにボルトにより接合して前記2つの部材を連結する2つの部材の連結方法であって、
前記2つの部材は各々、長手方向に貫通し断面形状がほぼ矩形状をなす中空部を有し、長手方向に連ねて互いの小口が当接する状態で突き合わされて配置され、カーポートを構成する2本の柱の上端部間に架け渡されて梁をなし、
前記板状部は、前記2つの部材において前記中空部の下に位置して当該中空部を形成しており、
前記板状部に設けられ前記ボルトの直径より大きく当該ボルトが挿通される挿通孔に挿通され、前記2つの連結部材が各々有し前記板状部と対面して当接される板状の連結板部とともに貫通させた前記ボルトにより前記板状部と2つの前記連結板部とを接合する接合ステップと、
前記ボルトにより接合された前記板状部と前記2つの連結板部とに、単一のドリルねじを螺合するドリルねじ螺合ステップと、
を有することを特徴とする2つの部材の連結方法。
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