JP7109526B2 - 杭穴掘削ヘッド - Google Patents

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本発明は、主に既製杭を埋設して基礎杭を構築するための杭穴掘削ヘッドに関する。
杭穴を掘削する場合、地面46の上方から回転を与える掘削ロッドに連結し、下端に固定掘削刃を持つヘッド本体に、水平軸周りに揺動する掘削腕(先端に移動掘削刃を有する)を取り付けた掘削ヘッドが使用されている(特許文献1、2)。この構造の掘削ヘッドでは、固定刃で掘削すると共に、掘削腕を開いて(揺動して)移動掘削刃で掘削できるので、単純な構造でありながら掘削ロッドが非回転時(アイドリング状態)の形状に比して、約1.5倍程度の大きな径で杭穴の掘削ができた。
また、この構造の掘削ヘッドの場合、掘削腕の先端(移動掘削刃)が地面や掘削中の杭穴壁からの土圧を受けて、掘削腕を開いていたので、非回転時(アイドリング状態)で掘削腕は下に垂れた状態にあり、この状態で、掘削腕の先端は、固定掘削刃の先端より下方に位置するような構造となっていた。
特開2009-13695号公報 特開2010-159569号公報
前記従来の掘削ヘッドの場合、掘削腕の先端(移動掘削刃)が地面や掘削中の杭穴壁からの土圧を受けて、掘削腕を開くための油圧などの機構が不要であり掘削ロッドを含めてシステム全体も単純にでき、かつ確実に掘削腕を開くことができた。しかし、掘削腕の先端は、固定掘削刃の先端より下方に位置していたため、不慮に掘削腕に何らかの圧力が作用すると誤って掘削腕が開く問題点があった。とりわけ、中掘工法では、掘削開始前、あるいは掘削終了後に、掘削ヘッドが既製杭の中空部を通過させるので、この際、既製杭の内壁に掘削腕(移動掘削刃)が触れると掘削腕が開く不都合があるので、工夫が必要であった。
本発明は、掘削腕の移動掘削刃の刃先をヘッド本体の固定掘削刃の刃先よりも上方の高さに位置させたので、前記問題点を解決した。
すなわち、この発明は、掘削ロッドの下端に連結して使用する杭穴を掘削するヘッドであって、以下のように構成したことを特徴とする杭穴掘削ヘッドである。
(1) ヘッド本体は、上端部に前記掘削ロッドとの連結部を有する上部本体と、地盤を掘削する固定掘削刃固定した下部本体とからなる
(2) 前記下部本体は略長方形の横断面で形成され、かつ下端面に刃先を略下方に向けて前記固定掘削刃を固定した。
(3) 前記ヘッド本体の中間高さに水平軸を形成し、前記水平軸周りに揺動自在となるように、先端に移動掘削刃を有する掘削腕の上端部を取り付けた。
(4) 前記連結部の縦軸芯より、所定距離水平方向に離して、水平軸を形成した。
(5) 前記移動掘削刃が下方に垂れた状態で、前記移動掘削刃には、刃先を略水平に揃えた複数の主移動掘削刃と、他側に斜めに配置した補助移動掘削刃とを備えた。
また、他の発明は、掘削ロッドの下端に連結して使用する杭穴を掘削するヘッドであって、以下のように構成したことを特徴とする杭穴掘削ヘッドである。
(1) ヘッド本体の上端部に前記掘削ロッドとの連結部を有し、前記ヘッド本体の下端部に地盤を掘削する固定掘削刃を、刃先を略下方に向けて固定した。
(2) 前記ヘッド本体の中間高さに水平軸を形成し、前記水平軸周りに揺動自在となるように、先端に移動掘削刃を有する掘削腕の上端部を取り付けた。
(3) 掘削腕は、縦軸芯側に、横方向に向けて突出する操作突起を形成して、前記操作突起を地面の上方からの操作ロッドを連結可能とした。
さらに、前記において、以下のように構成した記載の掘削ヘッドである
(1) 掘削腕が下方に垂れた状態で、前記掘削腕では前記移動掘削刃の刃先が最も下方に位置し、この状態で、前記固定掘削刃の刃先の高さ位置より移動掘削刃の刃先の方が上方に位置させた。
(2) 固定掘削刃は、正面視で、縦軸芯に近い固定掘削刃の刃先の高さ位置を、縦軸芯から離れた位置の固定掘削刃の刃先の高さ位置より高く設定した。
この発明は、掘削腕が下方に垂れた状態で、掘削腕では移動掘削刃の刃先が最も下方に位置し、この状態で、固定掘削刃の刃先の高さ位置より移動掘削刃の刃先の方が上方に位置させたので、移動掘削刃が掘削土に触れる可能性が低く、また触れても不慮に揺動するおそれがなく、掘削腕の揺動を操作し易くなる効果がある。
この発明の掘削ヘッドの非回転状態で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図を表す。 この発明の掘削ヘッドの非回転状態で、底面図を表す。 この発明の掘削ヘッドで、掘削腕を開いた状態を表し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図を表す。 この発明の掘削ヘッドで、掘削腕を開いた状態の底面図を表す。 (a)~(g)は、この発明の掘削ヘッドを中掘工法に適用して杭穴を掘削している縦断面図を表す。
図面に基づき、この発明の実施態様を説明する。
1.掘削ヘッド40の構成
(1) ヘッド本体1は、上端に掘削ロッド50との連結部6を有する上部本体2と、下端に固定掘削刃14、14aを有する下部本体12とから構成する。
上部本体2は横断面が略長方形で、幅D1の広い面を第一面3、3、幅D2(<D1)の第二面4、4とする。下部本体12は、形状変化部18を介して、横断面が略長方形、幅D3の第一面13と、幅D2の第二面14とを有する。したがって、上部本体2の幅D2と下部本体12の幅D2とが同一であるので、上部本体2の第一面3と下部本体12の第一面13とは面一に形成される(図1(b)(c))。
上部本体2は、その上端部で第一面3を縮幅して、第二面4を拡幅して、連結部6を形成してある。また、連結部6の上端に。掘削ロッド50の下端に嵌合することができる連結凸部6aを形成してある。また、連結する掘削ロッド50の縦軸芯、すなわち、連結部6、連結凸部6aの縦軸芯7の延長線は、正面視で、第一面3の中央を縦に通過している(図1(b))。
また、ヘッド本体1の第二面4で、上端部と中央部にそれぞれ撹拌板8、8を斜めに突設する。また、ヘッド本体1の第二面4、4で、上部本体2の下端付近に(下側の撹拌板8の下方に)、セメントミルク類を杭穴内に放出するための吐出口9をそれぞれ設ける。地面46の上方のセメントミルクプラントからセメントミルク類の搬送パイプが掘削ロッドを通り、連結部6から上部本体2内に至り(図示していない)、その搬送パイプの先端が吐出口9となっている。
(2) 下部本体12の下端部は正面視(第一面13に正対する面)で、中央(正面視で縦軸芯7付近)に比して両側が下方に下がった下端面15を形成しており、下端面15にほぼ同一長さの固定掘削刃16、16aが、刃先を下方に向けて固定されている。したがって、各刃先を結んだライン17は、正面視で、逆V字型で、すなわち刃先から見て下に凹(刃先の下方から見て上に凸)となっている(図1(b))。よって、縦軸芯7に近い位置の固定掘削刃16、16aが、縦軸芯7から遠い側の固定掘削刃16、16aより刃先が下方に位置している。
また、固定掘削刃16、16aの刃先は、正面視で、水平方向で縦軸芯7の一側(図で右側)の固定掘削刃16、16が下方で手前側に向け、水平方向で縦軸芯7の他側(図で左側)の固定掘削刃16a、16aが下方で奥側に向けてある。すなわち、連結部6の縦軸芯7周りに回転した際に、固定掘削刃16、16aで、刃先が同じ方向を向くようになっている(図1(b)、図2)。
(3) ヘッド本体1の上部本体2の第一面3、3で、正面視の中央付近の高さ位置で、第一面3の縦軸芯7よりも一側(正面視で右側。図1(b))に寄せて、水平軸10を設定して、水平軸10周りに回転自在に、掘削腕20の基部21を連結する。水平軸10はヘッド本体1側に凸、凹(掘削腕側に凸、凹)あるいは、別部材の軸をヘッド本体1の凹と掘削腕20の凹に嵌挿する場合、いずれの場合でも可能である(図示していない)。
掘削腕20は、水平軸10を設けた基部21の下端に、移動掘削刃28、31を設けた下端部26を形成してあり、基部21は断面略長方形で、水平軸10を設けた裏面23と対向する表面22とが略平行な面を構成し、表面22と裏面23を結ぶ他の面を側面24、24とする。基部21は、ヘッド本体1の第一面3に沿って略垂直に配置され、下端部26は、ヘッド本体1の第一面3、13から徐々に離れるように斜めに形成されている(図1(c))。
掘削腕20、20の下端部26に、下端部26の斜め方向に沿って、斜め外方に刃先を向けて移動掘削刃28、31を取り付けてある。移動掘削刃は、3本の主移動掘削刃28、28と1本の補助掘削刃31とから構成し、掘削腕20を鉛直に配置した状態で、3本の主移動掘削刃28、28の刃先は略水平に揃うように形成され、掘削腕20の下端に位置する。また、補助移動掘削刃31は、下端部26の他側(縦軸芯7より水平軸10を寄せた一側の反対側。正面視で左側(図1(b))に、下端部26から離れるように、正面視で斜めに配置されて、補助移動掘削刃31の刃先は、掘削腕20が下方に垂れた状態で、主移動掘削刃28の刃先より上方に位置している(図1(b))。
(4) 掘削腕20の基部21の側面24で、他側(縦軸芯7より水平軸10を寄せた一側の反対側。正面視で左側(図1(b))に、掘削腕20の長さ方向と略直角に操作突起34を設ける。操作突起34は掘削腕20の長さ方向で、水平軸10より上端側(移動掘削刃28、31を設けた側の反対側)に形成する。また、操作突起34は、掘削腕20が揺動した場合であっても正面視で、常にヘッド本体1の第一面3の面内に位置するように、形成される。また、操作突起34は、ヘッド本体1を回転した際に、ヘッド本体1の最大外周より内側に入っている。よって、操作突起34の先端部に連結される操作ロッド41も平面視で、ヘッド本体1を回転した際に、ヘッド本体1の最大外周より内側に入ることになる(図1(a))。
また、移動掘削刃28、31の刃先は、ヘッド本体1を回転した際に、平面視で、ヘッド本体1の最大外周より充分内側に入っていており、最大外周の軌跡(図1(a)で既製杭42の内壁よりやや内側になる)と、移動掘削刃28、31の刃先との間に隙間36、36が形成される(図1(a))。
(5) 以上のようにして、この発明の掘削ヘッド50を構成する(図1、図2)。
2.掘削ヘッド40の作動
図5に基づきこの掘削ヘッド50を中掘工法に適用した例を説明する。この掘削ヘッドは中掘工法に最適であるが、他の工法に適用することもできる。
(1) 掘削機のオーガー(図示していない)に連結した掘削ロッド50を、使用する既製杭42の中空部43を通って、掘削ロッド50の下端に、掘削ヘッド40の連結部6を嵌挿する。また、地面46の上方に配置した操作ロッド41、41を既製杭42の中空部43を通って、掘削ヘッド40の操作突起34の先端側に連結する(図1(b)(c)鎖線図示41、50)。前記のように、操作ロッド41が平面視で、ヘッド本体1を回転した際に、ヘッド本体1の最大外周より内側に入るので、操作ロッド41が平面視で、既製杭42の中空部43内に配置できる。
このような状態で、既製杭42の下端45から掘削ヘッド40の固定掘削刃16、16aを下方に突出させる(図5(a))。この状態で、掘削腕20、20は下方に垂れた状態で、掘削腕20の下端部26(移動掘削刃28、31)が、正面視で縦軸芯7付近に位置するように、操作ロッド41を調整してその位置を保持して、掘削腕20をこの位置で保持させる(図1(b))。したがって、不慮に掘削腕20の先端(移動掘削刃28など)が既製杭42の内壁に接触した場合であっても、掘削腕20が揺動することは無い。
(2) 続いて、掘削ロッド50を正回転させれば、掘削ヘッド40も正回転して(図1(a)、図2の矢示B方向)固定掘削刃16、16aの刃先が地面46に触れれば、杭穴軸部47の掘削を開始する。杭穴軸部47の掘削径は既製杭42の内周と同程度になり、通常の中掘工法と同様に、杭穴軸部47を掘削しつつ、既製杭42を下方に押し込む(図5(b))。この際、固定掘削刃16、16aの刃先はライン17のようにV字に配置されているので(図1(b))、外周側をまず削りながら中央部を掘削できるので、安定した掘削ができる。また、固定掘削刃16、16aより移動掘削刃28、31が上方に位置しているので、移動掘削刃28、31が不慮に杭穴の先端面(固定掘削刃16、16aが掘削している)に触れることはない。
また、固定掘削刃16、16aで掘削した掘削土は、掘削腕20、20、撹拌板8、8により、上方に移送され、さらに掘削ロッド50の外周に形成されたスパイラルにより地面46より地上に排出される。また、この際、固定掘削刃16、16aの刃先と既製杭42の内壁との間には間隙36、36が形成されるので、排土を撹拌板8、8側に移動させ易い。
(3) 所定の深さまで杭穴軸部47を掘削して既製杭42を埋設したならば、既製杭42の下端45より下方に掘削腕20が位置する状態にして、一旦、掘削ロッド50の回転を止める。次ぎに、地面46の上方から操作して操作ロッド41を押し下げて、掘削腕20を一側へ揺動させて開き、掘削した杭穴軸部47の杭穴壁に掘削腕20の移動掘削刃28、28の刃先を接触させる。
続いて、再度、掘削ロッド50をB方向に正回転すると、杭穴壁からの土圧を受けて、掘削腕20は徐々に開き、操作ロッド41で規制された最大掘削径まで開き(図3、図4)、掘削腕20が開いた状態で、杭穴拡底部48の中央付近を固定掘削刃16、16aが掘削し、外周側から残りの部分を移動掘削刃28、31が掘削する(図3、図4)。この際、掘削腕20に掘削の負担が集中することなく、ヘッド本体2の固定掘削刃16、16aと掘削腕20の移動掘削刃28、31とが協働して、負担を分散してバランス良く掘削できる。
以上のようにして、杭穴軸部47の下端部に杭穴拡底部48を掘削する。また、既製杭42を下降して、杭穴拡底部48内に既製杭42の下端45を位置させる(図5(c))。
(4) 所定の深さまで杭穴拡底部48を形成して、必要ならば吐出口9からセメントミルクを杭穴拡底部48内に注入して、杭穴拡底部48内の掘削泥土をセメントミルクに置換する。あるいは、吐出口48からセメントミルクを杭穴拡底部48内に注入して、掘削ヘッド40を回転して、杭穴拡底部48内の掘削泥土をセメントミルクと撹拌混合して、杭穴拡底部48内にソイルセメントを形成する(図5(d))。
(5) 続いて、地面46の上方から操作ロッド41を引き、掘削腕20を元の位置に戻し(図1)、掘削腕20の移動掘削刃28、31をヘッド本体1の縦軸芯7付近に位置させる(図1(b))。この状態から掘削ロッド50を上昇させ、掘削ヘッド40を既製杭42の中空部43内を通して引き上げる(図5(e)(f))。この際、操作ロッド41はその位置で保持されているので、既製杭42の中空部43内で不慮に掘削腕20、20が開くおそれがない。
(6) 掘削ヘッド40を既製杭42の上端から上方に引き抜け、セメントミルクやソイルセメントが固化すれば、杭穴軸部47内に既製杭42が定着した基礎杭60を構築する(図5(g))。
3.他の実施態様
(1) 前記実施態様で、固定掘削刃16、16aの刃先はライン17のように逆V字状に形成したので、各掘削刃16、16aへの負担が小さくバランス良く掘削できる、ライン17を「下に凸のV字状」あるいは水平等の他の配置とすることもできる(図示していない)。また、移動掘削刃28、31の構成も任意である。
(2) また、前記実施態様で、ヘッド本体1、掘削腕20の構造も中掘工法用にできるだけ横断面を小さくして、既製杭42の中空部43に納まるように形成したが、他の構造とすることもできる(図示していない)。特に、中掘工法以外の工法用の場合には、多々選択できる。
(3) また、前記実施態様で、操作腕20の操作突起34に、地面46の上方からの操作ロッド41を連結したが、ヘッド本体1や掘削ロッド50の下端部に油圧シリンダなどの操作装置を設けて、操作突起34の先端を上昇下降させる操作をすることもできる(図示していない)。
1 ヘッド本体
2 ヘッド本体の上部本体
3 第一面(上部本体)
4 第二面(上部本体)
6 ヘッド本体の連結部
7 縦軸芯
8 撹拌板
9 吐出口
10 水平軸
12 ヘッド本体の下部本体
13 第一面(下部本体)
14 第二面(下部本体)
15 下端面(下部本体)
16 固定掘削刃(一側)
16a 固定掘削刃(他側)
17 刃先を結ぶライン
18 寸法変化部
20 掘削腕
21 掘削腕の基部
22 表面(基部)
23 裏面(基部)
24 側面(基部)
26 掘削腕の下端部
28 主移動掘削刃
31 補助移動掘削刃
34 操作突起
36 隙間
40 掘削ヘッド
41 操作ロッド
42 既製杭
46 地面
47 杭穴
48 杭穴の拡底部
50 掘削ロッド
60 基礎杭

Claims (3)

  1. 掘削ロッドの下端に連結して使用する杭穴を掘削するヘッドであって、以下のように構成したことを特徴とする杭穴掘削ヘッド。
    (1) ヘッド本体は、上端部に前記掘削ロッドとの連結部を有する上部本体と、地盤を掘削する固定掘削刃固定した下部本体とからなる
    (2) 前記下部本体は略長方形の横断面で形成され、かつ下端面に刃先を略下方に向けて前記固定掘削刃を固定した。
    (3) 前記ヘッド本体の中間高さに水平軸を形成し、前記水平軸周りに揺動自在となるように、先端に移動掘削刃を有する掘削腕の上端部を取り付けた。
    (4) 前記連結部の縦軸芯より、所定距離水平方向に離して、水平軸を形成した。
    (5) 前記移動掘削刃が下方に垂れた状態で、前記移動掘削刃には、刃先を略水平に揃えた複数の主移動掘削刃と、他側に斜めに配置した補助移動掘削刃とを備えた。
  2. 掘削ロッドの下端に連結して使用する杭穴を掘削するヘッドであって、以下のように構成したことを特徴とする杭穴掘削ヘッド。
    (1) ヘッド本体の上端部に前記掘削ロッドとの連結部を有し、前記ヘッド本体の下端部に地盤を掘削する固定掘削刃を、刃先を略下方に向けて固定した。
    (2) 前記ヘッド本体の中間高さに水平軸を形成し、前記水平軸周りに揺動自在となるように、先端に移動掘削刃を有する掘削腕の上端部を取り付けた。
    (3) 掘削腕は、縦軸芯側に、横方向に向けて突出する操作突起を形成して、前記操作突起を地面の上方からの操作ロッドを連結可能とした。
  3. 以下のように構成した請求項1または請求項2に記載の掘削ヘッド。
    (1) 掘削腕が下方に垂れた状態で、前記掘削腕では前記移動掘削刃の刃先が最も下方に位置し、この状態で、前記固定掘削刃の刃先の高さ位置より移動掘削刃の刃先の方が上方に位置させた。
    (2) 固定掘削刃は、正面視で、縦軸芯に近い固定掘削刃の刃先の高さ位置を、縦軸芯から離れた位置の固定掘削刃の刃先の高さ位置より高く設定した。
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