JP7108521B2 - 体内bdnf量増加促進用組成物 - Google Patents
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Description
(I-1)WPHを有効成分とする体内、好ましくは筋肉内のBDNF量増加促進用組成物であって、
当該WPHがIle-Leu(イソロイシル-ロイシン)、Leu-Leu(ロイシル-ロイシン)、及びVal-Leu(バリル-ロイシン)からなる群より選択される少なくとも一つのジペプチドを含有するものである、BDNF量増加促進用組成物。
(I-2)上記WPHがIle-Leu、Leu-Leu、及びVal-Leuを含有するものである、(I-1)に記載するBDNF量増加促進用組成物。
(I-3)上記WPHが、さらにIle-Val(イソロイシル-バリン)、Ile-Ile(イソロイシル-イソロイシン)、Leu-Val(ロイシル-バリン)、及びLeu-Ile(ロイシル-イソロイシン)からなる群より選択される少なくとも一つのジペプチドを含有するものである、(I-1)または(I-2)に記載するBDNF量増加促進用組成物。
(I-4)上記WPHが、さらにIle-Val、Ile-Ile、Leu-Val、及びLeu-Ileからなるジペプチドを含有するものである、(I-1)または(I-2)に記載するBDNF量増加促進用組成物。
(I-5)運動前または運動中のヒトを含む哺乳動物に経口投与または摂取されるものである、(I-1)~(I-4)のいずれかに記載するBDNF量増加促進用組成物。
(I-6)運動中または運動後の筋肉内BDNF量の増加を促進する、(I-5)に記載するBDNF量増加促進用組成物。
(I-7)非運動状態のヒトを含む哺乳動物に経口投与または摂取されるものである、(I-1)~(I-4)のいずれかに記載するBDNF量増加促進用組成物。
(I-8)認知機能低下者、またはその予備群に経口投与または摂取されるものである、(I-1)~(I-7)のいずれかに記載するBDNF量増加促進用組成物。
(I-9)認知機能の低下抑制または改善用組成物である、(I-8)に記載するBDNF量増加促進用組成物。
(I-10)肥満者または/および糖代謝低下者、またはこれらの予備群に経口投与または摂取されるものである、(I-1)~(I-7)のいずれかに記載するBDNF量増加促進用組成物。
(I-11)肥満抑制若しくは改善用組成物、または/および糖代謝低下抑制若しくは改善用組成物である、(I-10)に記載するBDNF量増加促進用組成物。
(I-12)一回投与(摂取)あたりの単位包装形態からなり、該単位包装形態中に上記WPHを一回投与量(摂取量)として総タンパク質換算で0.1~40g含む、(I-1)~(I-11)のいずれかに記載するBDNF量増加促進用組成物。
(I-13)飲食物である(I-1)~(I-12)のいずれかに記載するBDNF量増加促進用組成物。
(I-14)健康食品、機能性食品、栄養補助食品、機能性表示食品、特定保健用食品、病者用食品、乳幼児用調製粉乳、妊産婦若しくは授乳婦用粉乳、または運動による体内BDNF量の増加を促進するために用いられる旨の表記を付した飲食物である、(I-13)に記載するBDNF量増加促進用組成物。
(II-1)Ile-Leu、Leu-Leu、及びVal-Leuからなる群より選択される少なくとも一つのジペプチドを含有するWPHを含む組成物を被験者に投与するかまたは摂取させて、当該被験者の体内、好ましくは筋肉内におけるBDNF量を増加する方法。
(II-2)上記WPHがIle-Leu、Leu-Leu、及びVal-Leuを含有するものである、(II-1)に記載する方法。
(II-3)上記WPHが、さらにIle-Val、Ile-Ile、Leu-Val、及びLeu-Ileからなる群より選択される少なくとも一つのジペプチドを含有するものである、(II-1)または(II-2)に記載する方法。
(II-4)上記WPHが、さらにIle-Val、Ile-Ile、Leu-Val、及びLeu-Ileからなるジペプチドを含有するものである、(II-1)または(II-2)に記載する方法。
(II-5)前記被験者が運動前または運動中のヒトを含む哺乳動物である、(II-1)~(II-4)のいずれかに記載する方法。
(II-6)運動中または運動後の筋肉内BDNF量を増加する方法である、(II-5)に記載する方法。
(II-7)前記被験者が非運動状態のヒトを含む哺乳動物である、(II-1)~(II-4)のいずれかに記載する方法。
(II-8)前記被験者が認知機能低下者、またはその予備群である、(II-1)~(II-7)のいずれかに記載する方法。
(II-9)前記被験者の認知機能の低下を抑制するか、または改善する方法である、(II-8)に記載する方法。
(II-10)ヒトを含む哺乳動物の記憶または学習のパフォーマンスを増進する方法である、(II-1)~(II-8)のいずれかに記載する方法。
(II-11)前記被験者が肥満者または/および糖代謝低下者、またはこれらの予備群である、(II-1)~(II-7)のいずれかに記載する方法。
(II-12)前記被験者の肥満を抑制または改善するか、または/および糖代謝低下を抑制または改善する方法である、(II-11)に記載する方法。
(II-13)前記組成物が、一回投与(摂取)あたりの単位包装形態からなり、該単位包装形態中にWPHを一回投与量(摂取量)として総タンパク質換算で0.1~40g含むものである、(II-1)~(II-12)のいずれかに記載する方法。
(II-14)前記組成物が飲食物、好ましくは健康食品、機能性食品、栄養補助食品、機能性表示食品、特定保健用食品、病者用食品、乳幼児用調製粉乳、妊産婦若しくは授乳婦用粉乳、または運動による体内BDNF量の増加を促進するために用いられる旨の表記を付した飲食物である(II-1)~(II-13)のいずれかに記載する方法。
(III-1)被験者の体内、好ましくは筋肉内のBDNF量増加促進のために使用される組成物であって、
当該組成物は、Ile-Leu、Leu-Leu、及びVal-Leuからなる群より選択される少なくとも一つのジペプチドを含有するWPHを有効成分とするものである、上記組成物。
(III-2)上記WPHがIle-Leu、Leu-Leu、及びVal-Leuを含有するものである、(III-1)に記載する組成物。
(III-3)上記WPHが、さらにIle-Val、Ile-Ile、Leu-Val、及びLeu-Ileからなる群より選択される少なくとも一つのジペプチドを含有するものである、(III-1)または(III-2)に記載する組成物。
(III-4)上記WPHが、さらにIle-Val、Ile-Ile、Leu-Val、及びLeu-Ileからなるジペプチドを含有するものである、(III-1)または(III-2)に記載する組成物。
(III-5)前記被験者が運動前または運動中のヒトを含む哺乳動物である、(III-1)~(III-4)のいずれかに記載する組成物。
(III-6)運動中または運動後の筋肉内BDNF量の増加を促進するために用いられる、(III-5)に記載する組成物。
(III-7)前記被験者が非運動状態のヒトを含む哺乳動物である、(III-1)~(III-4)のいずれかに記載する組成物。
(III-8)前記被験者が認知機能低下者、またはその予備群である、(III-1)~(III-7)のいずれかに記載する組成物。
(III-9)認知機能の低下を抑制するか、または改善するために使用される、(III-8)に記載する組成物。
(III-10)前記被験者が肥満者または/および糖代謝低下者、またはこれらの予備群である、(III-1)~(III-7)のいずれかに記載する組成物。
(III-11)肥満を抑制または改善するか、または/および糖代謝低下を抑制または改善するために使用される、(III-10)に記載する組成物。
(III-12)一回投与(摂取)あたりの単位包装形態からなり、該単位包装形態中に上記WPHを一回投与量(摂取量)として総タンパク質換算で0.1~40g含む組成物である、(III-1)~(III-11)のいずれかに記載する組成物。
(III-13)飲食物、好ましくは健康食品、機能性食品、栄養補助食品、機能性表示食品、特定保健用食品、病者用食品、乳幼児用調製粉乳、妊産婦若しくは授乳婦用粉乳、または運動による体内BDNF量の増加を促進するために用いられる旨の表記を付した飲食物である(III-1)~(III-12)のいずれかに記載する組成物。
(IV-1)被験者の体内、好ましくは筋肉内のBDNF量増加促進用組成物を製造するためのWPHの使用であって、当該WPHは、Ile-Leu、Leu-Leu、及びVal-Leuからなる群より選択される少なくとも一つのジペプチドを含有するものである、上記使用。
(IV-2)上記WPHがIle-Leu、Leu-Leu、及びVal-Leuを含有するものである、(IV-1)に記載する使用。
(IV-3)上記WPHが、さらにIle-Val、Ile-Ile、Leu-Val、及びLeu-Ileからなる群より選択される少なくとも一つのジペプチドを含有するものである、(IV-1)または(IV-2)に記載する使用。
(IV-4)上記WPHが、さらにIle-Val、Ile-Ile、Leu-Val、及びLeu-Ileからなるジペプチドを含有するものである、(IV-1)または(IV-2)に記載する使用。
(IV-5)前記被験者が運動前または運動中のヒトを含む哺乳動物である、(IV-1)~(IV-4)のいずれかに記載する使用。
(IV-6)前記組成物が被験者の運動中または運動後の筋肉内BDNF量の増加を促進するためのものである、(IV-5)に記載する使用。
(IV-7)前記被験者が非運動状態のヒトを含む哺乳動物である、(IV-1)~(IV-4)のいずれかに記載する使用。
(IV-8)前記被験者が認知機能低下者、またはその予備群である、(IV-1)~(IV-7)のいずれかに記載する使用。
(IV-9)前記組成物が認知機能の低下を抑制するか、または改善するためのものである、(IV-8)に記載する使用。
(IV-10)前記被験者が肥満者または/および糖代謝低下者、またはこれらの予備群である、(IV-1)~(IV-7)のいずれかに記載する使用。
(IV-11)前記組成物が肥満を抑制または改善するか、または/および糖代謝低下を抑制または改善するためのものである、(IV-10)に記載する使用。
(IV-12)前記組成物が一回投与(摂取)あたりの単位包装形態からなり、該単位包装形態中に上記WPHを一回投与量(摂取量)として総タンパク質換算で0.1~40g含む組成物である、(IV-1)~(IV-11)のいずれかに記載する使用。
(IV-13)前記組成物が、飲食物、好ましくは健康食品、機能性食品、栄養補助食品、機能性表示食品、特定保健用食品、病者用食品、乳幼児用調製粉乳、妊産婦若しくは授乳婦用粉乳、または運動による体内BDNF量の増加を促進するために用いられる旨の表記を付した飲食物である(IV-1)~(IV-12)のいずれかに記載する使用。
Ile-Leu:0.1~25mg/gWPH、好適には0.5~15mg/gWPH、より好適には1~10mg/gWPH。
Leu-Leu:0.5~50mg/gWPH、好適には1~25mg/gWPH、より好適には2~10mg/gWPH。
Val-Leu:0.5~50mg/gWPH、好適には1~25mg/gWPH、より好適には2~10mg/gWPH。
Ile-Leu:0.09~22.5mg/gタンパク質、好適には0.45~13.5mg/gタンパク質、より好適には0.9~9mg/gタンパク質。
Leu-Leu:0.45~45mg/gタンパク質、好適には0.9~22.5mg/gタンパク質、より好適には1.8~9mg/gタンパク質。
Val-Leu:0.45~45mg/gタンパク質、好適には0.9~22.5mg/gタンパク質、より好適には1.8~9mg/gタンパク質。
Ile-Val:0.1~10mg/gWPH、好適には0.2~5mg/gWPH、より好適には0.5~1.5mg/gWPH、
Ile-Ile:0.05~10mg/gWPH、好適には0.1~5mg/gWPH、より好適には0.2~1mg/gWPH
Leu-Val:0.1~10mg/gWPH、好適には0.2~5mg/gWPH、より好適には0.5~1.5mg/gWPH
Leu-Ile:0.01~10mg/gWPH、好適には0.02~5mg/gWPH、より好適には0.05~0.2mg/gWPH。
Ile-Val:0.09~9mg/gタンパク質、好適には0.18~4.5mg/gタンパク質、より好適には0.45~1.35mg/gタンパク質
Ile-Ile:0.045~9mg/gタンパク質、好適には0.09~4.5mg/gタンパク質、より好適には0.18~0.9mg/gタンパク質
Leu-Val:0.09~9mg/gタンパク質、好適には0.18~4.5mg/gタンパク質、より好適には0.45~1.35mg/gタンパク質
Leu-Ile:0.009~9mg/gタンパク質、好適には0.018~4.5mg/gタンパク質、より好適には0.045~0.2mg/gタンパク質。
(1)ホエイタンパク質加水分解物(乾燥粉末物)の製造
市販のホエイタンパク質濃縮物(以下、単に「WPC」と称する。)50gを水1Lに溶解してWPC水溶液を調製し、これをpH調整剤でpH7に調整した。これに、バシラス属由来のプロテアーゼ(プロテアーゼMアマノ、アマノエンザイム社)500mg及びアスペルギルス属由来のプロテアーゼ(プロテアーゼNアマノ、アマノエンザイム社)500mgを加えて、50℃で8時間処理することで、ホエイタンパク質を加水分解した。これを加熱してプロテアーゼを失活させた後、凍結乾燥処理に供して粉末化し、これをホエイタンパク質加水分解物(WPH)(乾燥粉末物)とした。
上記で得られたホエイタンパク質加水分解物(乾燥粉末物)を、0.1(w/w)%濃度のトリフルオロ酢酸水溶液で1000倍(体積比)に希釈溶解し、下記の条件のLC/MS/MSに供して、WPH中に含まれるジペプチド(Ile-Leu、Leu-Leu、Val-Leu、Ile-Asn、Leu-Ala、Leu-Glu、Ala-Leu、及びLys-Ile)の量(単位はmg/gタンパク質:固形物換算、以下同じ。)を測定した。
カラム:ACQUITY UPLC BEH C18 Column、130Å、1.7μm、2.1×50mm(Waters)
移動相:A液:0.1(w/w)%トリフルオロ酢酸含有水溶液
B液:0.1(w/w)%トリフルオロ酢酸含有アセトニトリル溶液
移動相中のA液及びB液の割合
移動相の通液開始→0分:A液100v/v%(B液0v/v%)
0分→9分:A液100v/v% → A液60 v/v%-B液40 v/v%
9分→10分:A液60 v/v%-B液40 v/v% → A液20 v/v%-B液80 v/v%
10→11分:A液20 v/v%-B液80 v/v% → A液100v/v%(B液0v/v%)
カラム温度:40℃
流速:0.3mL/分。
ESIポジティブモード
キャピラリー電圧:3000V
ソース温度:120℃
脱溶媒温度:400℃
脱溶媒ガス流速:850L/時間
コーンガス流速:50L/時間
コーン電圧:25V
コリジョン電圧:15mV。
市販のWPC(製造例1で使用したWPCと同じ)50gを水1Lに溶解してWPC水溶液を調製し、これをpH調整剤でpH7に調整した。これにバシラス属由来のプロテアーゼ(プロテアーゼMアマノ、アマノエンザイム社)500mgを加え、50℃で8時間処理して、WPC水溶液中のホエイタンパク質を加水分解した。次いでこれを加熱してプロテアーゼを失活させた後、凍結乾燥処理に供して粉末化し、これを製造例2のWPH(乾燥粉末物)とした。
市販のWPC(製造例1で使用したWPCと同じ)50gを水1Lに溶解してWPC水溶液を調製し、これをpH調整剤でpH7に調整した。これにアスペルギルス属由来のプロテアーゼ(プロテアーゼNアマノ、アマノエンザイム社)500mgを加え、50℃で8時間処理して、WPC水溶液中のホエイタンパク質を加水分解した。次いでこれを加熱してプロテアーゼを失活させた後、凍結乾燥処理に供して粉末化し、これを製造例3のWPH(乾燥粉末物)とした。
市販のWPC(製造例1で使用したWPCと同じ)50gを水1Lに溶解してWPC水溶液を調製し、これをpH調整剤でpH7に調整した。これにトリプシン(ノボ社)500mgを加え、37℃で4時間反応した後、バシラス属由来のプロテアーゼ(プロテアーゼMアマノ、アマノエンザイム社)500mgを加え、さらに50℃で4時間反応させて、WPC水溶液中のホエイタンパク質を加水分解した。次いでこれを加熱してプロテアーゼを失活させた後、凍結乾燥処理に供して粉末化し、これを製造例4のWPH(乾燥粉末物)とした。
市販のWPC(製造例1で使用したWPCと同じ)50gを水1Lに溶解してWPC水溶液を調製し、これをpH調整剤でpH7に調整した。これにトリプシン(ノボ社)500mgを加え、37℃で4時間反応後、アスペルギルス属由来のプロテアーゼ(プロテアーゼNアマノ、アマノエンザイム社)500mgを加え、さらに50℃で4時間反応させて、WPC水溶液中のホエイタンパク質を加水分解した。次いでこれを加熱してプロテアーゼを失活させた後、凍結乾燥処理に供して粉末化し、これを製造例5のWPH(乾燥粉末物)とした。
市販のWPC(製造例1で使用したWPCと同じ)50gを水1Lに溶解してWPC水溶液を調製し、これをpH調整剤でpH7に調整した。これにペプシン(和光純薬社)500mgを加えて、37℃で4時間反応させた後、バシラス属由来のプロテアーゼ(プロテアーゼMアマノ、アマノエンザイム社)500mgを加え、さらに50℃で4時間反応させて、WPC水溶液中のホエイタンパク質を加水分解した。次いでこれを加熱してプロテアーゼを失活させた後、凍結乾燥処理に供して粉末化し、これを製造例6のWPH(乾燥粉末物)とした。
市販のWPC(製造例1で使用したWPCと同じ)50gを水1Lに溶解してWPC水溶液を調製し、これをpH調整剤でpH7に調整した。これにペプシン(和光純薬社)500mgを加え、37℃で4時間反応させた後、アスペルギルス属由来のプロテアーゼ(プロテアーゼNアマノ、アマノエンザイム社)500mgを加えて、さらに50℃で4時間反応させて、ホエイタンパク質水溶液中のホエイタンパク質を加水分解した。次いでこれを加熱してプロテアーゼを失活させた後、凍結乾燥処理に供して粉末化し、これを製造例7のWPH(乾燥粉末物)とした。
市販のWPC(製造例1で使用したWPCと同じ)50gを水1Lに溶解してWPC水溶液を調製し、これをpH調整剤でpH7に調整した。これにフレーバザイム(ノボ社)500mgを加えて、50℃で6時間反応させて、ホエイタンパク質水溶液中のホエイタンパク質を加水分解した。次いでこれを加熱してプロテアーゼを失活させた後、凍結乾燥処理に供して粉末化し、これを製造例8のWPH(乾燥粉末物)とした。
市販のWPC(製造例1で使用したWPCと同じ)50gを水1Lに溶解してWPC水溶液を調製し、これをpH調整剤でpH7に調整した。これにアスペルギルス属由来のプロテアーゼ(ウマミザイム、アマノエンザイム社)500mgを加え、50℃で6時間反応させて、WPC水溶液中のホエイタンパク質を加水分解した。次いでこれを加熱してプロテアーゼを失活させた後、凍結乾燥処理に供して粉末化し、これを製造例9のWPH(乾燥粉末物)とした。
市販のWPC(製造例1で使用したWPCと同じ)50gを水1Lに溶解してWPC水溶液を調製し、これをpH調整剤でpH7に調整した。これにアスペルギルス属由来のプロテアーゼ(プロテアーゼAアマノ、アマノエンザイム社)500mgを加えて、50℃で6時間反応させて、WPC水溶液中のホエイタンパク質を加水分解した。次いでこれを加熱してプロテアーゼを失活させた後、凍結乾燥処理に供して粉末化し、これを製造例10のWPH(乾燥粉末物)とした。
市販のWPC(製造例1で使用したWPCと同じ)50gを水1Lに溶解してWPC水溶液を調製し、これをpH調整剤でpH7に調整した。これにアスペルギルス属由来のプロテアーゼ(プロテアーゼPアマノ、アマノエンザイム社)500mgを加え、50℃で6時間反応させて、ホエイタンパク質水溶液中のホエイタンパク質を加水分解した。次いでこれを加熱してプロテアーゼを失活させた後、凍結乾燥処理に供して粉末化し、これを製造例11のWPH(乾燥粉末物)とした。
本試験は、乳素材であるホエイタンパク質の加水分解物の摂取と運動とを組み合わせることによる認知機能に及ぼす影響を、筋肉中のBDNF濃度を指標として評価するために行った。試験は、ラットを用いて、ホエイタンパク質加水分解物を摂取させて運動負荷した場合、WPHを摂取させずに運動負荷した場合、及びホエイタンパク質加水分解物の摂取も運動負荷もしない場合とで、骨格筋中に含まれるBDNF濃度を測定し比較した。
(1-1)被験試料(試験食)の調製
試験例1の試験食には、市販のWPC(製造例1で使用したWPCと同じ)をプロテアーゼにより加水分解して得られたWPH(乾燥粉末物)を用いた。なお、当該WPHには、固形分100質量%当たり約89.3質量%のタンパク質が含まれている。当該WPHを、固形分濃度が10w/v%になるように蒸留水に溶解して、これを被験試料(試験食)とした。
被験動物として、8週齢の雄性SDラットを用いた。予め4~5日間の予備飼育を行い、予備飼育終了後、試験前日までにイソフルラン麻酔下で右下腿部を除毛した。また試験前日から16時間の絶食を行った。
[試験群(全3群)]
(a)「ジペプチド非投与/非運動群」(n=6):運動負荷を与えない、被験試料非投与
(b)「ジペプチド非投与/運動群」(n=6):運動負荷50回、被験試料非投与
(c)「ジペプチド投与/運動群」(n=3):運動負荷50回、被験試料投与。
上記各群の被験動物のうち、「ジペプチド投与/運動群」の被験動物に対して、上記で調製した被験試料(試験食)を10ml/kg体重(ジペプチドを含有するWPH 1.0g/kg体重)を単回経口投与した。投与から30分後にイソフルラン麻酔下で右後肢に強制的に電気刺激による運動負荷(詳細は後述)を与えた。また、「ジペプチド非投与/運動群」の被験動物に対しては、被験試料(試験食)に代えて蒸留水を10ml/kg体重の割合で単回経口投与し、投与から30分後に上記と同様にイソフルラン麻酔下で右後肢に強制的に電気刺激による運動負荷を与えた。さらに、「ジペプチド非投与/非運動群」の被験動物に対しては、被験試料(試験食)に代えて蒸留水を10ml/kg体重の割合で単回経口投与した後、イソフルラン麻酔下で安静にさせた。
イソフルラン麻酔下でラットを、電気刺激により運動負荷を与える装置の専用固定台上にうつ伏せに固定した。右後肢の膝を圧迫固定し、足関節をフットプレートに固定した。ふくらはぎに皮膚電極を貼り、電気刺激により強制的に運動させた。強制的な運動負荷は8秒に1回の電気刺激のペースで、これを計5回繰り返すことを1セットとし、運動群には10セット(計50回の電気刺激)行った。尚、運動負荷様式は、アイソメトリック収縮負荷(ISO)とした。
結果を図1に示す。図1において(b)「ジペプチド非投与/運動群」と(a)「ジペプチド非投与/非運動群」との比較から、運動することで筋肉中のBDNF濃度が上昇することが確認された。また、(b)「ジペプチド非投与/運動群」と(c)「ジペプチド投与/運動群」との比較から、運動に加えて被験試料(WPH)を摂取することで、運動だけの場合と比べて、筋肉中のBDNF濃度がより一層上昇することが確認された。さらに、(a)「ジペプチド非投与/非運動群」と(c)「ジペプチド投与/運動群」との比較から、被験試料を摂取して運動することで、摂取及び運動のいずれもしない場合と比べて、筋肉中のBDNF濃度が格段に高く上昇することが確認された(スチューデントのt検定:P<0.05)。
本試験は、WPH摂取の認知機能に及ぼす影響を、筋肉中のBDNF濃度を指標として評価するために行った。試験は、ラットを用いて、WPHを摂取させた場合、ホエイタンパク質加水分解物に代えて水または加水分解物前のホエイタンパク質を摂取させた場合とで、骨格筋中に含まれるBDNF濃度を測定し比較した。また、同様に、WPHを摂取させて運動負荷した場合、WPHに代えて水または加水分解物前のホエイタンパク質を摂取させて運動負荷した場合とで、骨格筋中に含まれるBDNF濃度を測定し比較し、運動との併用による影響についても確認した。
(1-1)被験試料(試験食、比較試験食)の調製
試験例2の試験食には、試験例1と同様に、市販のWPC(製造例1で使用したWPCと同じ)をプロテアーゼにより加水分解して得られたWPH(乾燥粉末物)を用いた(表12参照)。当該WPHを、固形分濃度が10w/v%になるように蒸留水に溶解して、これを被験試料(試験食)とした。一方、比較試験食として、加水分解前のホエイタンパク質(市販のWPC、製造例1で使用したWPCと同じ)を使用した。なお、試験食(WPH)及び比較試験食(ホエイタンパク質)は、いずれもタンパク質含量に換算した投与量が1.0gタンパク質/体重kgになるように、投与量を揃えた。
被験動物として、8週齢の雄性SDラットを用いた。予め4~5日間の予備飼育を行い、予備飼育終了後、試験前日までにイソフルラン麻酔下で右下腿部を除毛した。また試験前日から16時間の絶食を行った。
[試験群(全6群)]
<運動群>
(1)「水投与/運動群」(n=5):運動負荷負荷50回、水投与
(2)「WPC投与/運動群」(n=5):運動負荷50回、比較試験食(ホエイタンパク質)を1.0g protein/体重kg投与
(3)「WPH投与/運動群」(n=5):運動負荷50回、試験食(WPH)を1.0g protein/体重kg投与。
<非運動群>
(i)「水投与/非運動群」(n=5):運動負荷なし、水投与
(ii)「WPC投与/非運動群」(n=5):運動負荷なし、比較試験食(ホエイタンパク質)を1.0g protein/体重kg投与
(iii)「WPH投与/非運動群」(n=5):運動負荷なし、試験食(WPH)を1.0g protein/体重kg投与。
上記運動群の被験動物には、水または被験試料を単回経口投与してから、15分後にイソフルラン麻酔下で右下肢に強制的に電気刺激による運動負荷を与えた。運動負荷方法は試験例1に記載した通りである。非運動群の被験動物には、水または被験試料を単回経口投与してから、15分後に前記運動群と同じ時間イソフルラン麻酔をかけた。運動群については運動負荷終了から180分後、非運動群については麻酔終了から180分後に、イソフルラン麻酔下で腹部下行大静脈から全採血し、屠殺した。その後、速やかに下肢骨格筋を採取し秤量した。採取した骨格筋を用いて、認知機能の評価指標であるBDNF濃度(ng/g)を測定した。
運動群及び非運動群の結果をそれぞれ図2及び3に示す。図2に示すように(1)「水投与/運動群」の被験動物と比較して、(2)「WPC投与/運動群」の被験動物は、筋中BDNF濃度がやや上昇するものの、有意差は認められなかった。これに対して、(3)「WPH投与/運動群」の被験動物は、(1)「水投与/運動群」の被験動物と比較して、筋中BDNF濃度が有意に上昇することが確認された。また、図3に示すように非運動群も同様であり、(i)「水投与/非運動群」の被験動物と比較して、(ii)「WPC投与/非運動群」の被験動物は、筋中BDNF濃度が上昇するものの、有意差は認められなかったのに対して、(iii)「WPH投与/非運動群」の被験動物は、(i)「水投与/非運動群」の被験動物と比較して、筋中BDNF濃度が有意に上昇することが確認された。
Claims (4)
- ホエイタンパク質加水分解物を有効成分とする体内の脳由来神経栄養因子(BDNF)量増加促進用組成物であって、当該ホエイタンパク質加水分解物がIle-Leu、Leu-Leu、Val-Leu、Ile-Val、Ile-Ile、Leu-Val、及びLeu-Ileのジペプチドを含有するものであり、
非運動状態のヒトを含む哺乳動物(運動前または運動中のヒトを含む哺乳動物を除く)に経口投与または摂取されるものである、BDNF量増加促進用組成物;
但し、糖取り込み促進用組成物、グリコーゲン貯蔵促進用組成物、糖尿病の予防または治療用組成物、及び血糖値上昇の予防または治療用組成物を除く。 - 認知機能低下者、またはその予備群に経口投与または摂取されるものである、請求項1に記載するBDNF量増加促進用組成物。
- 認知機能の低下抑制または改善用組成物である、請求項2に記載するBDNF量増加促進用組成物。
- 飲食物である、請求項1~3のいずれか1項に記載するBDNF量増加促進用組成物。
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