JP7106222B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

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本発明は、冷却貯蔵庫に関する。
従来、冷却貯蔵庫として、断熱箱体である外箱(本体10)の内部に貯蔵室を有する内箱(貯蔵箱50)が収容されたものが知られている(下記特許文献1)。特許文献1には、冷却ファン(庫内ファン)が駆動することで、外箱と内箱の間に設けられた冷気通路に冷気が循環供給され、内箱の壁面が冷やされることで間接的に貯蔵室が冷却される構成が記載されている。
特開2008-32258号公報
上記構成では、貯蔵室内で結露によって発生した水は、内箱の底壁部の上面に落ちる。底壁部は前方に向かうにつれて下降傾斜しているため、水は、底壁部の上面を伝って前方に流れ、底壁部の前端(内箱の開口縁部)から外箱の内面(より詳しくは内面のうち上方を向く面)に落下する。外箱の内面に落下した水が後方に流れてしまうと、外箱の内面と内箱の底壁部との間の空間(冷気通路を構成する空間)の奥側で水が次第に溜まっていき、悪臭や錆の原因となる。
本明細書で開示される技術は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、外箱の内面のうち上方を向く面にある水が後方に向かう事態を抑制することが可能な冷却貯蔵庫を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段として、本明細書で開示される冷却貯蔵庫は、前方に開口された箱状をなす外箱と、前方に開口された貯蔵室を有する箱状をなし、前記外箱の内面との間に空間を形成した状態で前記外箱の内部に収容される内箱と、前記内箱の外側に配される冷却器と、前記内箱の外側に配され、前記冷却器により冷やされた空気を前記空間に供給する冷却ファンと、を備え、前記内箱は、前方に向かうにつれて下降傾斜する形で延びる底壁部と、前記底壁部の前端から下方に延びる第1延設壁部と、前記第1延設壁部の下端から後方に延びる第2延設壁部と、を備え、前記外箱は、前記内面のうち上方を向く面を構成する面構成壁部を備え、前記底壁部は、前記面構成壁部の上方に配されると共に、前記面構成壁部との間に前記空間の少なくとも一部を形成した状態で対向配置され、前記第2延設壁部は、前記面構成壁部の前記上方を向く面によって支持されており、前記上方を向く面において前記第2延設壁部よりも後方となる箇所には、前記上方を向く面から上方に立ち上がると共に当該冷却貯蔵庫の左右方向に延びる長手状をなす立ち上がり部が設けられていることに特徴を有する。
上記構成において、貯蔵室内で結露によって水が発生した場合、発生した水は、底壁部の上面に流れ落ち、その後、底壁部の上面を伝って前方に流れた後、外箱の内面のうち上方を向く面(面構成壁部によって構成された面、以下の説明では「上方を向く面」と呼ぶ)において第1延設壁部の前側の部分に流れ落ちる。仮に上方を向く面に水が溜まり、その水が、第2延設壁部と上方を向く面との隙間を通って後方に向かった場合には、立ち上がり部によって、水がそれ以上後方に向かう事態を抑制することができる。このため、上方を向く面において立ち上がり部よりも後方となる箇所に水が溜まる事態を抑制することができる。
また、前記立ち上がり部と前記上方を向く面との境界部分にはシール材が設けられているものとすることができる。立ち上がり部と上方を向く面の隙間から水が浸入する事態を抑制することができる。また、立ち上がり部は、第1延設壁部の後方に配されているため、シール材は第1延設壁部の後方に配される。このようにすれば、シール材を使用者から見え難くすることができ、意匠性をより高くすることができる。
また、前記外箱は、前記面構成壁部の前方に配され、前記外箱の前面の一部を構成する前壁部と、前記前壁部の上端から後方に延びるフランジ部と、前記フランジ部の後端部と前記面構成壁部の前端部とを連結するジョイナと、を備え、前記立ち上がり部の上端は、前記ジョイナの上面よりも高い位置に配されているものとすることができる。このようにすれば、仮に上方を向く面においてジョイナと立ち上がり部の間の部分に水が溜まり、その水が溢れる場合には、相対的に低いジョイナの上面を超えて水が溢れることになる。つまり、溢れた水は外箱の開口部から前方(外箱の外部)に流れる。これにより、ジョイナと立ち上がり部の間の部分に水が溜まった場合に、立ち上がり部の上端を超えて水が立ち上がり部の後方に侵入する事態を抑制できる。
また、前記立ち上がり部は、後方に向かうにつれて上昇傾斜する傾斜壁部であるものとすることができる。貯蔵室に収容された貯蔵物によって底壁部に大きい荷重が作用した際には、底壁部が撓み、立ち上がり部の上端に接触することが考えられる。立ち上がり部を傾斜壁部とすれば、底壁部が立ち上がり部の上端に接触した際に、立ち上がり部の上端が下方に撓み変形し易くなるため、立ち上がり部の上端と底壁部とが干渉する事態を抑制でき、底壁部における立ち上がり部の上端との接触部分が変形する事態を抑制することができる。なお、立ち上がり部の上端は、底壁部と干渉しない高さで設定する必要がある。ここで、底壁部は、前方に向かうにつれて下降傾斜する形(言い換えると後方に向かうにつれて上昇傾斜する形)で延びることから、立ち上がり部の上端をより後方に配することで、立ち上がり部の上端をより高く設定することができ、水が立ち上がり部を超える事態をより確実に抑制することができる。
また、前記立ち上がり部の上端には後方に延びる延設部が設けられ、前記底壁部は、前記延設部によって下方から支持されているものとすることができる。延設部によって底壁部を下方から支持することで、底壁部を支持するための専用部材の個数を少なくしたり、専用部材のサイズや板厚を小さくしたりすることができ、製造に係るコストを低減することができる。
また、前記上方を向く面における前記第2延設壁部よりも後方となる箇所には、前記左右方向に長い板状部材が設けられ、前記板状部材は、前記立ち上がり部と、前記立ち上がり部の下端から後方に延び、前記左右方向に沿って直線状に延びると共に前記上方を向く面と当接する当接部と、を備え、前記面構成壁部は、前記左右方向の両端部が前記左右方向の中央部に比して上方に配された湾曲形状をなし、前記板状部材は、前記面構成壁部における前記左右方向の全長に亘って延びており、前記板状部材には、前記両端部との干渉を避ける切欠部が形成されているものとすることができる。
面構成壁部の両端部が中央部に比して上方に配されている場合において、面構成壁部の両端部が板状部材と干渉すると、左右方向の中央部において、当接部と上方を向く面との間に隙間が生じ、この隙間を通じて水が後方に流れる事態が懸念される。板状部材に切欠部を形成することで、面構成壁部の両端部が板状部材と干渉する事態を抑制できるため、当接部と上方を向く面との間に隙間が生じる事態を抑制できる。
本発明によれば、外箱の内面のうち上方を向く面にある水が後方に向かう事態を抑制することが可能な冷却貯蔵庫を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る冷却貯蔵庫を示す正面図 断熱箱及び貯蔵箱を示す斜視図 冷却貯蔵庫を示す断面図 貯蔵室を示す斜視図 図4において板状部材付近を示す斜視図 断熱箱の開口部付近を示す斜視図 断熱箱の開口部付近を示す断面図 断熱箱の開口部における左下のコーナー部付近を示す斜視図 実施形態2に係る板状部材を示す断面図 実施形態3に係る板状部材を示す断面図 実施形態4に係る板状部材を示す断面図 断熱箱の製造過程を示す正面図 断熱箱の製造過程において断熱材を充填した状態を示す図 断熱箱の製造過程を示す断面図 実施形態5に係る板状部材及び面構成壁部を示す正面図 実施形態5に係る板状部材を示す斜視図 板状部材と面構成壁部とが離れている状態を示す正面図 比較例を示す正面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1から図8によって説明する。本実施形態では、冷却貯蔵庫として4ドア式の冷却貯蔵庫10を例示する。冷却貯蔵庫10は、図1から図3に示すように、断熱箱11(外箱)と、断熱箱11の上方に配された機械室20と、断熱箱11の内部に収容され、貯蔵室30Aを構成する貯蔵箱30(内箱)と、を備える。断熱箱11は、図2に示すように、前方に開口された開口部11Fを有し、箱状をなしている。具体的には、断熱箱11は、図3に示すように、複数枚の金属板からなる箱状の外装部材11Aと、外装部材11Aの内部に間隔を空けて収容され、複数枚の金属板からなる箱状の内装部材11Bと、外装部材11Aと内装部材11Bとの間に充填された断熱材11Cと、を備える。
貯蔵箱30は、前方に開口された貯蔵室30Aを有する箱状をなしている。貯蔵箱30は、ステンレス鋼板等の熱良導性の金属板を複数枚組み合わせることで構成されており、貯蔵箱30は、断熱箱11の内部空間よりも一回り小さいものとされ、断熱箱11の内面との間に冷気通路S1(空間、図1参照)を形成した状態で断熱箱11の内部に収容されている。
貯蔵箱30は、図2に示すように底壁部31と、左右一対の側壁部32,32と、貯蔵室30Aの天井を構成する天井壁部33と、後壁部34と、を備える。上述した冷気通路S1は、図1及び図3に示すように、第1通路S11と、第2通路S12と、第3通路S13と、一対の第4通路S14,S14と、を備える。第1通路S11は、図3に示すように、断熱箱11の内面のうち下方を向く面15Aと天井壁部33の外面との間に形成された空間である。第2通路S12は、断熱箱11の内面のうち前方を向く面15Bと後壁部34の外面との間に形成された空間である。
第3通路S13は、図3、図4に示すように、断熱箱11の内面のうち上方を向く面15C(外箱の内面のうち上方を向く面、「上方を向く面」)と底壁部31の外面との間に形成された空間である。第4通路S14は、図1に示すように、断熱箱11の内面のうち側方を向く面15D(図2参照)と側壁部32との間に形成された空間であり、一対の側壁部32,32の各々に対応して設けられている。なお、上記した断熱箱11の内面(面15A、面15B、面15C、面15D)は内装部材11Bを構成する各パネル部材によって構成されている。
図1に示すように、断熱箱11には、上下方向に2組配列された左右一対の扉13,13が回動可能に取り付けられており、貯蔵室30Aは扉13によって開閉可能な構成となっている。なお、以下の説明では、扉13側を前側、扉13とは反対側を後側として説明する。また、正面視(冷却貯蔵庫10を前側から視た状態)における左右方向(図1の左右方向)が冷却貯蔵庫10の左右方向である。
機械室20には、図3に示すように、冷却装置21が設けられている。冷却装置21は、凝縮器22と、凝縮器ファン23と、圧縮機24と、を備える。凝縮器22、凝縮器ファン23、圧縮機24は、断熱性の基台26上に設けられている。また、基台26の下面には、冷却器27が設けられている。凝縮器22と、凝縮器ファン23と、圧縮機24、冷却器27は基台26に取り付けられることでユニット化されている。
基台26は、断熱箱11の天井壁部16に形成された窓孔16Aを上方から塞ぐようにして断熱箱11に取り付けられている。断熱箱11の天井壁部16には、ドレンパンを兼ねたエアダクト50が設けられ、エアダクト50の上方には冷却器室S2が形成されている。冷却器27は基台26から下方に突き出す形で設けられており、冷却器室S2に収容されている。冷却器27は、冷却装置21と図示しない冷媒配管で循環接続され、周知の冷却サイクルを構成している。
エアダクト50における前側の部分には吸込口50Aが形成され、後側の部分には吹出口50Bが形成されている。吸込口50Aには、冷却ファン60が設けられている。冷却ファン60は、冷気通路S1の空気を冷却器室S2に吸引すると共に、冷却器27により冷やされた空気を冷気通路S1に供給するものとされる。なお、冷却器27及び冷却ファン60は、貯蔵箱30の外側に配されており、より詳しくは、貯蔵箱30(天井壁部33)の上方に配されている。
そして、冷却装置21(圧縮機24や凝縮器ファン23)を運転しつつ冷却ファン60を駆動すると、冷気通路S1の第1通路S11の空気が冷却ファン60によって吸込口50Aから冷却器室S2内に吸引され、その空気が冷却器27を通過する際に熱交換によって冷やされる。冷却器27により冷やされた空気(冷気)は吹出口50Bから第2通路S12に吹き出された後、第3通路S13に向かい、その後、第3通路S13から第4通路S14に向かった(図1の矢線L1参照)後、第4通路S14から第1通路S11に向かう構成となっている(図1の矢線L2参照)。
このようにして冷気通路S1内に冷気が循環供給されるようになっており、この冷気によって貯蔵箱30を構成する各壁部(底壁部31、側壁部32、天井壁部33、後壁部34)が冷却されることで、貯蔵室30Aが間接的に冷却される。そのため貯蔵室30A内は、高湿度を保ったままで所定の温度に冷却されるようになっている。なお、このような冷却貯蔵庫10は、恒温高湿庫と呼ばれることがある。また、貯蔵室30Aには、図3に示すように、複数段にわたって貯蔵物(食品等)を配置するための棚網30Bが配されている。
次に貯蔵室30Aの底部付近の構成について説明する。貯蔵箱30の底壁部31は、図4に示すように、前方に向かうにつれて下降傾斜する形で延びている。そして、図5に示すように、貯蔵箱30は、底壁部31の前端から下方に延びる第1延設壁部41と、第1延設壁部41の下端から後方に延びる第2延設壁部42と、を備える。底壁部31と、第1延設壁部41と、第2延設壁部42とは、一枚のパネル部材40を折り曲げることで構成されている。第1延設壁部41及び第2延設壁部42は、左右方向に長い形状をなしている。
断熱箱11は、断熱箱11の内面のうち上方を向く面15Cを構成する面構成壁部70を備える。言い換えると、面15Cは面構成壁部70の上面によって構成されている。面構成壁部70は、上述した内装部材11Bを構成する複数のパネル部材のうちの1枚であり、底壁部31を下方から覆うものとされる。なお、面構成壁部70は、例えば、水平面に沿って延びる壁部である。図2及び図6に示すように面15Cには、板材を折り曲げることで構成された支持部材17A,17Bが設けられており、底壁部31は、スペーサである支持部材17A,17Bによって支持されている。このため、底壁部31は、図5に示すように、面構成壁部70の上方に配されると共に、面構成壁部70との間に第3通路S13(外箱と内箱との間の空間の一部)を形成した状態で対向配置されている。つまり、面15Cは、面構成壁部70において底壁部31と対向配置される対向面である。
第2延設壁部42は、図5に示すように、面15C(面構成壁部70の上面、面構成壁部70の一の面)によって支持されている。つまり、面15Cは、第2延設壁部42と当接する当接面である。そして、面15Cにおいて、第2延設壁部42よりも後方となる箇所には、左右方向に長い板状部材80が設けられている。板状部材80は、断面視においてL字状をなしており、面15Cに取り付けられる第1延設部81と、第1延設部81の前端に連結され、面15Cから上方に立ち上がる第2延設部82(立ち上がり部)と、を備える。第1延設部81は、その下面において面15Cと当接している。第1延設部81及び第2延設部82はそれぞれ冷却貯蔵庫10の左右方向に延びる長手状をなしている。また、図7に示すように、第2延設部82と面15Cの境界部分にはシール材90(コーキング材)が設けられている。これにより、第2延設部82と面15Cとの隙間がシール材90によって塞がれている。シール材90(図6の網掛け部分)は図6に示すように、第2延設部82の全長に亘って設けられている。なお、第2延設部82は、第2延設壁部42に対して接近させることが好ましく、例えば、前後方向における第2延設壁部42と第2延設部82との間隔Y1(図7参照)を7mm以下に設定することがより好ましい。なお、図7の左側が前側であり、右側が後側である。
図7に示すように、面構成壁部70の前端部71は、面15Cを構成する部分(本体部72)に比して高い段差状をなしている。また、断熱箱11は、その前面の一部を構成する前壁部12と、前壁部12の上端から後方に延びるフランジ部12Aと、を備える。フランジ部12Aの後端部と前端部71とは、合成樹脂製のジョイナ18(接続枠)によって連結されている。言い換えると、ジョイナ18は、面構成壁部70の前端部71に設けられ、開口部11Fの開口縁部を構成する部材である。そして、第2延設部82の上端82Aは、ジョイナ18の上面18Aよりも高い位置に配されている。
また、図8に示すように、開口部11Fのコーナー部には、合成樹脂製のコーナーカバー14が設けられている。このコーナーカバー14は、底壁部31と側壁部32の境界部やジョイナ18とジョイナ19の境界部を覆う形で配されている。なお、ジョイナ18は、左右方向に延びており、ジョイナ19は上下方向に延びている。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態では、冷却器27により冷やされた空気を冷気通路S1に供給することで、貯蔵箱30を冷やし、貯蔵室30Aを間接的に冷却することができる。これに伴って、貯蔵室30A内で結露によって発生した水は、底壁部31の上面に流れ落ち、その後、底壁部31の上面を伝って前方に流れた後、面構成壁部70の面15C(より詳しくは面15Cにおいて第1延設壁部41の前側の部分)に流れ落ちる。仮に面構成壁部70の面15C(より詳しくは前端部71と第1延設壁部41の間の部分)に溜まった水が、第2延設壁部42と面構成壁部70の面15Cの隙間を通って後方に向かった場合には、第2延設部82によって、水がそれ以上後方に向かう事態を抑制することができる。このため、面構成壁部70の面15Cにおいて第2延設部82よりも後方となる箇所に水が溜まる事態を抑制することができる。
また、第2延設部82と面15Cの境界部分にはシール材90が設けられている。これにより、第2延設部82と面15Cの隙間から水が浸入し、第2延設部82の後方に向かう事態を抑制することができる。また、第2延設部82は、第1延設壁部41の後方に配されているため、シール材90は第1延設壁部41の後方に配される。このようにすれば、シール材90を使用者から見え難くすることができ、意匠性をより高くすることができる。
なお、図8に示すように、第1延設壁部41と面15Cとの境界部分にシール材190(図8の網掛け部分)を設けるようにすれば、第1延設壁部41と面15Cの隙間を通じて水が後方に向かう事態を抑制することができる。しかしながら、第1延設壁部41の左右両端部は、コーナーカバー14によって覆われているため、コーナーカバー14の周端部にもシール材を設ける必要があり、工数が増えてしまう。これに対して、第2延設部82は、左右方向に長い直線状をなしているため、その全長に亘って容易にシール材90を設ける(コーキング材を塗布する)ことができる。
断熱箱11は、面構成壁部70の前方に配され、断熱箱11の前面の一部を構成する前壁部12と、前壁部12の上端から後方に延びるフランジ部12Aと、フランジ部12Aの後端部と面構成壁部70の前端部とを連結するジョイナ18と、を備え、第2延設部82の上端は、ジョイナ18の上面18Aよりも高い位置に配されている。
このようにすれば、仮に面構成壁部70の面15Cにおいてジョイナ18と第2延設部82の間の部分に水が溜まり、その水が溢れる場合には、相対的に低いジョイナ18の上面18Aを超えて水が溢れることになる。つまり、溢れた水は断熱箱11の開口部11Fから前方(断熱箱11の外部)に流れる。これにより、ジョイナ18と第2延設部82の間の部分に水が溜まった場合に、第2延設部82の上端82Aを超えて水が第2延設部82の後方に侵入する事態を抑制できる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図9によって説明する。上記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態では、板状部材の構成が上記実施形態と異なる。本実施形態の板状部材280は、図9に示すように、第1延設部81と、第2延設部282と、を備える。第2延設部282(立ち上がり部)は、後方に向かうにつれて上昇傾斜する傾斜壁部となっている。
貯蔵室30Aに収容された貯蔵物によって底壁部31に大きい荷重が作用した際には、底壁部31が撓み、第2延設部282の上端282Aに接触することが考えられる。第2延設部282を傾斜壁部とすれば、底壁部31が第2延設部282の上端282Aに接触した際に、第2延設部282の上端282Aが下方に撓み変形し易くなるため、第2延設部282の上端282Aと底壁部31とが干渉する事態を抑制でき、底壁部31における第2延設部282の上端282Aとの接触部分が変形する事態を抑制することができる。
また、第2延設部282の上端282Aは、底壁部31と干渉しない高さで設定する必要がある。ここで、底壁部31は、前方に向かうにつれて下降傾斜する形(言い換えると後方に向かうにつれて上昇傾斜する形)で延びることから、第2延設部282の上端282Aをより後方に配することで、第2延設部282の上端282Aをより高く設定することができ、水が第2延設部282を超える事態をより確実に抑制することができる。
なお、図9では、前後方向において、第2延設部282の下端が、実施形態1の第2延設部82の下端と同じ位置にある場合を例示しているがこれに限定されない。図9に示すように、前後方向における下端の位置が同じである場合において、第2延設部282の上端282Aは、第2延設部82の上端82Aよりも後方に配することができるため、第2延設部82の上端82Aよりも高い位置に配することができる。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3を図10によって説明する。上記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態では、板状部材の構成が上記各実施形態と異なる。本実施形態の板状部材380は、図10に示すように、第1延設部81と、第2延設部382と、を備える。第2延設部382(立ち上がり部)は、後方に向かうにつれて上昇傾斜する傾斜壁部となっている。本実施形態のように第2延設部382を後方に向かうにつれて上昇傾斜する傾斜壁部とすれば、第2延設部382の下端を第2延設壁部42に近づけることで第2延設壁部42と第2延設部382との間に溜まる水の量をより少なくすることができる。
なお、図10では、第2延設部382の上端が、実施形態1の第2延設部82の上端と同じ高さである場合を例示しているがこれに限定されない。図10に示すように、上端の高さが同じである場合において、第2延設部382の下端382Bは、実施形態1の第2延設部82の下端に比べて、第2延設壁部42により近づけることができる。
<実施形態4>
次に、本発明の実施形態4を図11によって説明する。上記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態では、板状部材の構成が上記実施形態と異なる。本実施形態の板状部材480は、図11に示すように、第1延設部81と、第2延設部82と、第3延設部483と、を備える。第3延設部483(立ち上がり部の上端に設けられ、後方に延びる延設部)は、第2延設部82(立ち上がり部)の上端に設けられ、後方に延びている。底壁部31は、第3延設部483によって下方から支持されている。第3延設部483によって底壁部31を下方から支持することで、底壁部31を支持するための専用部材(支持部材17Aや支持部材17B)の個数を少なくしたり、専用部材のサイズや板厚を小さくしたりすることができ、製造に係るコストを低減することができる。
<実施形態5>
次に、本発明の実施形態5を図12から図18によって説明する。上記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態では、板状部材において切欠部593(図16参照)が形成されている点が上記各実施形態と異なる。本実施形態の板状部材580の構成を説明する前に、断熱箱11の製造方法について図12から図14によって説明する。断熱箱11は、図13に示すように、箱状の外装部材11Aと箱状の内装部材11Bの間に断熱材11C(発泡ウレタン樹脂等)を発泡充填させることで製造することができる。
断熱材11Cが発泡する際には、断熱箱11の内面(面15A、面15B、面15C、面15D)を押さえ治具590を用いて押さえる必要がある。押さえ治具590は、図12及び図13に示すように、治具本体部591と、断熱箱11の各内面に対向配置された4つの押さえ部592と、を備える。各押さえ部592は、治具本体部591に対して進退可能となっている。図12及び図13に示すように、断熱箱11の開口部11Fを構成する4辺(ジョイナ18,19を含む)は、断熱箱11の各面(面15A、面15C、面15D)よりも内側(正面視における断熱箱11の中心A1に近い側)に配されている。
このため、押さえ治具590の押さえ部592で断熱箱11の内面を押さえるためには、図12に示すように、各押さえ部592を治具本体部591に接近させた状態(押さえ治具590を縮めた状態)で押さえ治具590を開口部11Fから断熱箱11内部に入れた後、各押さえ部592を治具本体部591から遠ざかる方向に移動させ、各押さえ部592を断熱箱11の各面(面15A、面15C、面15D)に当接させる必要がある。図14においては、面15Cに押さえ部592を当接させる過程を示している。なお、図14では、面15Cに当接した状態の押さえ部592に符号592Aを付している。
このような押さえ治具590を用いる場合には、断熱箱11の内面において角部となる箇所を押さえ部592で押さえることができない。このため、面15Cを構成する面構成壁部70における左右方向の両端部73,73は、押さえ部592で押さえることができない。このため、面構成壁部70における両端部73,73が断熱材11C発泡時の圧力によって上方に押圧される結果、面構成壁部70は、図15に示すように、左右方向の両端部73,73が左右方向の中央部74に比して上方に配された湾曲形状となる場合がある。なお、以下の説明では、両端部73,73が中央部74に比して上方に配された湾曲形状となった状態の面構成壁部70を面構成壁部570と呼ぶものとする。
本実施形態の板状部材580は面構成壁部570に設けられる。つまり、板状部材580は、面構成壁部70が湾曲した場合に用いられる。板状部材580は、上記各板状部材80,280,380,480と同様に左右方向に長い板状をなし、上方を向く面15Cにおける第2延設壁部42(図5参照)よりも後方となる箇所に設けられている。板状部材580は、図15及び図16に示すように、第1延設部581(当接部)と、面15Cから上方に立ち上がる第2延設部582(立ち上がり部)と、を備える。第1延設部581は、図16に示すように、第2延設部582の下端から後方に延び、図15に示すように、左右方向に沿って直線状に延びると共に面15Cと当接する構成となっている。つまり、第1延設部581は、面構成壁部570と対向状に配されている。また、板状部材580は、面構成壁部570における左右方向の全長に亘って延びている。
板状部材580には、面構成壁部570の両端部73,73との干渉を避ける切欠部593,593が形成されている。切欠部593は、図16及び図17に示すように、板状部材580において、両端部73,73と干渉する箇所を切り欠くことで形成されている。なお、図16及び図17においては、切欠部593を網掛け模様で図示している。なお、第1延設部581の左右方向における両端部は、第2延設部582の左右方向における両端部よりも左右方向における中央側に配されている。また、切欠部593の一部593Aは、図17に示すように、第2延設部582の下端部を切り欠く形で形成されている。このため、第2延設部582の左右方向の端部の下面582Aは、面構成壁部570の端部73の湾曲形状に倣う曲線状をなしている。
面構成壁部570の両端部73,73が面構成壁部570の中央部74に比して上方に配されている場合において、図18に示すように、切欠部593が形成されていない板状部材680を面構成壁部570に配置した場合、面構成壁部570の両端部73,73が板状部材680の両端部と干渉する。この結果、板状部材680における左右方向の中央部において、第1延設部581と面構成壁部570の面15Cとの間に隙間S3が生じ、この隙間S3を通じて水が後方に流れる事態が懸念される。本実施形態のように、板状部材580に切欠部593,593を形成することで、図15に示すように、面構成壁部570の両端部73,73が板状部材580と干渉する事態を抑制できるため、第1延設部581と面構成壁部570の面15Cとの間に隙間が生じる事態を抑制できる。また、図18に示すように、面構成壁部570の両端部73,73が板状部材680と干渉すると、第2延設部582の高さが上昇してしまい、第2延設部582が底壁部31に当たることで、底壁部31(図4参照)が変形する事態が懸念されるが、本実施形態の板状部材580では、そのような事態も抑制することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、冷却器27及び冷却ファン60が貯蔵箱の上方に配されている構成を例示したが、これに限定されない。例えば、機械室と貯蔵室が水平方向に沿って並んでいてもよく、冷却器27及び冷却ファン60が貯蔵箱の側方に配されていてもよい。
(2)上記実施形態では、立ち上がり部である第2延設部が板状をなす場合を例示したが板状以外の形状をなしていてもよい。例えば、第2延設部が左右方向に長い直方体であってもよい。
10…冷却貯蔵庫、11…断熱箱(外箱)、11F…開口部、12…前壁部、12A…フランジ部、15A…面(外箱の内面)、15B…面(外箱の内面)、15C…面(外箱の内面のうち上方を向く面)、15D…面(外箱の内面)、18…ジョイナ、18A…ジョイナの上面、27…冷却器、30…貯蔵箱(内箱)、30A…貯蔵室、31…底壁部、41…第1延設壁部、42…第2延設壁部、60…冷却ファン、70,570…面構成壁部、82…第2延設部(立ち上がり部)、82A…立ち上がり部の上端、90…シール材、282,382…第2延設部(立ち上がり部、傾斜壁部)、483…第3延設部(立ち上がり部の上端に設けられた後方に延びる延設部)、580…板状部材、580A…切欠部、581…第1延設部(当接部)、582…第2延設部(立ち上がり部)、S1…冷気通路(空間)、S13…第3通路(空間の一部)

Claims (6)

  1. 前方に開口された箱状をなす外箱と、
    前方に開口された貯蔵室を有する箱状をなし、前記外箱の内面との間に空間を形成した状態で前記外箱の内部に収容される内箱と、
    前記内箱の外側に配される冷却器と、
    前記内箱の外側に配され、前記冷却器により冷やされた空気を前記空間に供給する冷却ファンと、を備え、
    前記内箱は、
    前方に向かうにつれて下降傾斜する形で延びる底壁部と、
    前記底壁部の前端から下方に延びる第1延設壁部と、
    前記第1延設壁部の下端から後方に延びる第2延設壁部と、を備え、
    前記外箱は、前記内面のうち上方を向く面を構成し、水平面に沿って延びる壁部である面構成壁部を備え、
    前記底壁部は、前記面構成壁部の上方に配されると共に、前記面構成壁部との間に前記空間の少なくとも一部を形成した状態で対向配置され、
    前記第2延設壁部は、前記上方を向く面によって支持されており、
    前記上方を向く面において前記第2延設壁部よりも後方となる箇所には、前記上方を向く面から上方に立ち上がると共に当該冷却貯蔵庫の左右方向に延びる長手状をなす立ち上がり部が設けられている冷却貯蔵庫。
  2. 前記立ち上がり部と前記上方を向く面との境界部分にはシール材が設けられている請求項1に記載の冷却貯蔵庫。
  3. 前方に開口された箱状をなす外箱と、
    前方に開口された貯蔵室を有する箱状をなし、前記外箱の内面との間に空間を形成した状態で前記外箱の内部に収容される内箱と、
    前記内箱の外側に配される冷却器と、
    前記内箱の外側に配され、前記冷却器により冷やされた空気を前記空間に供給する冷却ファンと、を備え、
    前記内箱は、
    前方に向かうにつれて下降傾斜する形で延びる底壁部と、
    前記底壁部の前端から下方に延びる第1延設壁部と、
    前記第1延設壁部の下端から後方に延びる第2延設壁部と、を備え、
    前記外箱は、前記内面のうち上方を向く面を構成する面構成壁部を備え、
    前記底壁部は、前記面構成壁部の上方に配されると共に、前記面構成壁部との間に前記空間の少なくとも一部を形成した状態で対向配置され、
    前記第2延設壁部は、前記上方を向く面によって支持されており、
    前記上方を向く面において前記第2延設壁部よりも後方となる箇所には、前記上方を向く面から上方に立ち上がると共に当該冷却貯蔵庫の左右方向に延びる長手状をなす立ち上がり部が設けられ、
    前記外箱は、
    前記面構成壁部の前方に配され、前記外箱の前面の一部を構成する前壁部と、
    前記前壁部の上端から後方に延びるフランジ部と、
    前記フランジ部の後端部と前記面構成壁部の前端部とを連結するジョイナと、を備え、
    前記立ち上がり部の上端は、前記ジョイナの上面よりも高い位置に配されている冷却貯蔵庫。
  4. 前方に開口された箱状をなす外箱と、
    前方に開口された貯蔵室を有する箱状をなし、前記外箱の内面との間に空間を形成した状態で前記外箱の内部に収容される内箱と、
    前記内箱の外側に配される冷却器と、
    前記内箱の外側に配され、前記冷却器により冷やされた空気を前記空間に供給する冷却ファンと、を備え、
    前記内箱は、
    前方に向かうにつれて下降傾斜する形で延びる底壁部と、
    前記底壁部の前端から下方に延びる第1延設壁部と、
    前記第1延設壁部の下端から後方に延びる第2延設壁部と、を備え、
    前記外箱は、前記内面のうち上方を向く面を構成する面構成壁部を備え、
    前記底壁部は、前記面構成壁部の上方に配されると共に、前記面構成壁部との間に前記空間の少なくとも一部を形成した状態で対向配置され、
    前記第2延設壁部は、前記上方を向く面によって支持されており、
    前記上方を向く面において前記第2延設壁部よりも後方となる箇所には、前記上方を向く面から上方に立ち上がると共に当該冷却貯蔵庫の左右方向に延びる長手状をなす立ち上がり部が設けられ、
    前記立ち上がり部は、後方に向かうにつれて上昇傾斜する傾斜壁部である冷却貯蔵庫。
  5. 前方に開口された箱状をなす外箱と、
    前方に開口された貯蔵室を有する箱状をなし、前記外箱の内面との間に空間を形成した状態で前記外箱の内部に収容される内箱と、
    前記内箱の外側に配される冷却器と、
    前記内箱の外側に配され、前記冷却器により冷やされた空気を前記空間に供給する冷却ファンと、を備え、
    前記内箱は、
    前方に向かうにつれて下降傾斜する形で延びる底壁部と、
    前記底壁部の前端から下方に延びる第1延設壁部と、
    前記第1延設壁部の下端から後方に延びる第2延設壁部と、を備え、
    前記外箱は、前記内面のうち上方を向く面を構成する面構成壁部を備え、
    前記底壁部は、前記面構成壁部の上方に配されると共に、前記面構成壁部との間に前記空間の少なくとも一部を形成した状態で対向配置され、
    前記第2延設壁部は、前記上方を向く面によって支持されており、
    前記上方を向く面において前記第2延設壁部よりも後方となる箇所には、前記上方を向く面から上方に立ち上がると共に当該冷却貯蔵庫の左右方向に延びる長手状をなす立ち上がり部が設けられ、
    前記立ち上がり部の上端には後方に延びる延設部が設けられ、
    前記底壁部は、前記延設部によって下方から支持されている冷却貯蔵庫。
  6. 前方に開口された箱状をなす外箱と、
    前方に開口された貯蔵室を有する箱状をなし、前記外箱の内面との間に空間を形成した状態で前記外箱の内部に収容される内箱と、
    前記内箱の外側に配される冷却器と、
    前記内箱の外側に配され、前記冷却器により冷やされた空気を前記空間に供給する冷却ファンと、を備え、
    前記内箱は、
    前方に向かうにつれて下降傾斜する形で延びる底壁部と、
    前記底壁部の前端から下方に延びる第1延設壁部と、
    前記第1延設壁部の下端から後方に延びる第2延設壁部と、を備え、
    前記外箱は、前記内面のうち上方を向く面を構成する面構成壁部を備え、
    前記底壁部は、前記面構成壁部の上方に配されると共に、前記面構成壁部との間に前記空間の少なくとも一部を形成した状態で対向配置され、
    前記第2延設壁部は、前記上方を向く面によって支持されており、
    前記上方を向く面において前記第2延設壁部よりも後方となる箇所には、前記上方を向く面から上方に立ち上がると共に当該冷却貯蔵庫の左右方向に延びる長手状をなす立ち上がり部が設けられ、
    前記上方を向く面における前記第2延設壁部よりも後方となる箇所には、前記左右方向に長い板状部材が設けられ、
    前記板状部材は、
    前記立ち上がり部と、
    前記立ち上がり部の下端から後方に延び、前記左右方向に沿って直線状に延びると共に前記上方を向く面と当接する当接部と、を備え、
    前記面構成壁部は、前記左右方向の両端部が前記左右方向の中央部に比して上方に配された湾曲形状をなし、
    前記板状部材は、
    前記面構成壁部における前記左右方向の全長に亘って延びており、
    前記板状部材には、前記両端部との干渉を避ける切欠部が形成されている冷却貯蔵庫。
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