JPH0744934Y2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH0744934Y2
JPH0744934Y2 JP9085390U JP9085390U JPH0744934Y2 JP H0744934 Y2 JPH0744934 Y2 JP H0744934Y2 JP 9085390 U JP9085390 U JP 9085390U JP 9085390 U JP9085390 U JP 9085390U JP H0744934 Y2 JPH0744934 Y2 JP H0744934Y2
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JP
Japan
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heat insulating
capacitor
insulating box
refrigerator
cover
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JP9085390U
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JPH0450378U (ja
Inventor
剛 川口
善昭 高野
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は複数の板状コンデンサを具備した冷蔵庫の改良
構成に関する。
(ロ) 従来の技術 従来此の種冷蔵庫に於ては、本願に先行する実開昭47-1
00244号公報に凝縮器の固定装置として示されるよう
に、放熱フィンを有した複数の板状コンデンサを合成樹
脂製の係止具でもって一体に保持し、且つ、これらを被
うコ字状板によって取付台に押し付け固定しており、こ
れによって、コンプレッサの運転中にコンデンサから伝
わる振動や、冷蔵庫の運搬中にコンデンサに加わる振動
を緩和し、騒音並びにコンデンサの損傷を防止してい
る。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 係る構成は断熱箱体の天面にコンデンサを載置固定する
場合等に有効なものであるが、これではコンデンサが断
熱箱体外に突出して露出することになる。これでは特に
冷蔵庫を移動可能とした場合等に、この移動中にコンデ
ンサが周囲の物品に衝突して破損したり、使用者がコン
デンサに接触して怪我をする場合がある。
これを防止するためには、断熱箱体にコンデンサの収納
部を形成しておいて、ここにコンデンサを収納し、カバ
ーにて覆うことが考えられる。
本考案は係る場合に、カバーやコンデンサの取り付けを
容易とした冷蔵庫を提供するものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案は、断熱箱体外側に形成したコンデンサ収納部に
複数の板状コンデンサを配設した冷蔵庫において、これ
ら複数の板状コンデンサ端部に係合する係合部を有して
断熱箱体に当接し、相互に対向して設けた弾性保持具を
少なくとも一対用意し、両弾性保持具間に渡って断熱箱
体に固定され断熱箱体との間に弾性保持具を挟持する固
定金具を設け、更に、このコンデンサ収納部を被うカバ
ーを固定金具に取り付けたものである。
更に本考案は、カバー外面を断熱箱体の外面と略面一と
したものである。
(ホ) 作用 本考案によれば、複数の板状コンデンサは弾性保持具に
よって一体化され、更に断熱箱体には弾性保持具が当接
するので、冷蔵庫を運搬する際に生ずる振動がコンデン
サに伝わるのを緩和する。
また、コンデンサはカバーにて被われるので、周囲への
衝突によって破損せず、このカバーの固定具はコンデン
サの固定金具が兼ねる。
更にまた、カバー外面を断熱箱体外面と面一にすれば意
匠効果も向上し、カバーのみが断熱箱体から突出して周
囲に衝突することもなくなる。
(ヘ) 実施例 以下本考案の実施例を図面に基づき説明する。
1は低温庫としての冷蔵庫であり、本例ではトラック等
の搬送車に載せて物品の冷却を行ないながら物品の輸送
を行なう場合に利用されるコールドロールボックスと称
される輸送を目的とした冷蔵庫を例にとり説明する。
第1図及び第2図において、冷蔵庫1はその底部に移動
用の車輪2を具備し、一側面に開口3を形成した断熱箱
体4と、開口3を開閉自在に閉塞する断熱性の扉5とを
有し、その内部は下面に断熱材17を具備した仕切板6に
て上下に仕切られ底部に冷却室7、上方に貯蔵室8が構
成されている。
冷却室7内には、冷却器10と送風機11が配設されてい
る。また、冷却室7の背部には区画板15によって背壁12
に沿い、下端を冷却室7の風下側に連通し、上端を貯蔵
室8の天部の吹出口14にて開口したダクト13が形成され
ている。また、16は仕切板6の開口3側の前端部におい
て冷却室7の風上側に連通して形成された吸込口であ
る。
送風機11が運転されると、冷却器10によって冷却された
冷気はダクト13を上昇し、天部の吹出口14から貯蔵室8
内に吹き出される。貯蔵室8内に吹き出された冷気は貯
蔵室8内を循環した後、吸込口16から冷却室7内に帰還
する。18はコンプレッサ19を収納する機械室であり、断
熱箱体4の後下隅部に形成されている。
20は冷凍サイクルのコンデンサ21を収納するためのコン
デンサ収納部であり、断熱箱体4の天部に形成されてい
る。ここで、貯蔵室8の天井は露処理の関係上第1図の
如く後方に低く傾斜している。そのため、コンデンサ収
納部20はこの傾斜によって生ずる無効空間を有する利用
すべく扉5側の前方が浅く、後方が深い上方に開口した
凹陥形状とされている。22は、このコンデンサ収納部20
を被うカバーであり、23はコンデンサ21を冷却するため
の送風機である。
次に第3図はコンデンサ21の斜視図を示す。コンデンサ
は蛇行状の冷媒パイプ25に渡って複数のワイヤー26を取
り付けた2枚の板状コンデンサ27、27を列接続させて構
成される。第4図から第6図に於て、28はゴム等にて成
形された弾性保持具であり、一側面に前後方向に開放し
た溝状の係合部29を2ケ所有し、更に他側面に上下方向
に開放した浅い溝30を有した断面略E字状のブロック体
であり、実施例では二対用意されている。
二対の弾性保持具28は、それぞれの係合部29を対向させ
た状態で、各係合部29に、各板状コンデンサ27、27のワ
イヤー26両側端を挿入係合して板状コンデンサ27、27に
取り付ける。これによって各板状コンデンサ27、27は一
体化される。ここで、コンデンサ収納部20は前部が浅い
ものであるから、弾性保持具28も前方に取り付けられる
弾性保持具28の高さは低くしてある。
このようにして一体化したコンデンサ21をコンデンサ収
納部20内に載置する。この時、断熱箱体4には第5図の
如く弾性保持具28が当接する。従って、冷蔵庫1の運送
中にコンデンサ21に加わる振動は、この弾性保持具28に
て吸収され、板状コンデンサ27、27の破損、騒音の発
生、塗膜の剥離による錆付きが防止される。
次に、31は固定金具であり、固定金具31は一対の弾性保
持具28、28に渡る長さを有した門型形状を成しており、
左右の垂直辺32が弾性保持具28の溝30に係合し、更に、
左右端の固定辺33を断熱箱体4にネジ35にて固定するこ
とにより断熱箱体4に固定され、これによって弾性保持
具28を断熱箱体4に押し付け、弾性保持具28は固定金具
31と断熱箱体4との間に挟持されことになる。
また、固定金具31の上辺34にはネジ穴36が穿設されてお
り、このネジ穴36にコンデンサ収納部20の上方開口を閉
塞するカバー22をネジ37によって固定する。この時、カ
バー37は断熱箱体4の天面と略面一となり、上方に突出
することはない。
(ト) 考案の効果 本考案によれば、複数の板状コンデンサは弾性保持具に
よって一体化されるので冷蔵庫への組付け作業が簡易化
される。更に断熱箱体には弾性保持具が当接するので、
冷蔵庫を運搬する際に生ずる振動がコンデンサに伝わる
のを緩和し、コンデンサの破損、騒音の発生、塗膜の剥
離による錆付きが防止できる。
また、コンデンサ収納部はカバーにて被われるので、周
囲への衝突によってコンデンサが破損せず、且つ、この
バーの固定具はコンデンサの固定金具が兼ねるので別途
固定具を必要とせず、部品点数の削減が図れる。
更にまた、カバー外面を断熱箱体外面と面一にすること
により、冷蔵庫の意匠効果も向上し、且つ、カバーのみ
が断熱箱体から突出して周囲に衝突することもなくなる
等、実用的効果の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の一実施例を示し、第1図は冷蔵庫の縦断
面図、第2図は冷蔵庫の斜視図、第3図はコンデンサの
斜視図、第4図は固定金具部分のコンデンサの平面図、
第5図は同縦断面図、第6図は弾性保持具の斜視図であ
る。 1……冷蔵庫、4……断熱箱体、20……コンデンサ収納
部、21……コンデンサ、22……カバー、27……板状コン
デンサ、28……弾性保持具、29……係合部、31……固定
金具、36……ネジ孔。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断熱箱体外側に形成したコンデンサ収納部
    に複数の板状コンデンサを配設した冷蔵庫において、こ
    れら複数の板状コンデンサ端部に係合する係合部を有し
    て前記断熱箱体に当接し、相互に対向して設けた少なく
    とも一対の弾性保持具と、両弾性保持具間に渡って前記
    断熱箱体に固定され、該断熱箱体との間に前記弾性保持
    具を挟持する固定金具と、前記コンデンサ収納部を被っ
    て前記固定金具に取り付けたカバーとから成る冷蔵庫。
  2. 【請求項2】カバー外面を断熱箱体の外面と略面一とし
    た請求項1記載の冷蔵庫。
JP9085390U 1990-08-29 1990-08-29 冷蔵庫 Expired - Lifetime JPH0744934Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9085390U JPH0744934Y2 (ja) 1990-08-29 1990-08-29 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

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JP9085390U JPH0744934Y2 (ja) 1990-08-29 1990-08-29 冷蔵庫

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Publication Number Publication Date
JPH0450378U JPH0450378U (ja) 1992-04-28
JPH0744934Y2 true JPH0744934Y2 (ja) 1995-10-11

Family

ID=31825957

Family Applications (1)

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JP9085390U Expired - Lifetime JPH0744934Y2 (ja) 1990-08-29 1990-08-29 冷蔵庫

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JP2007017022A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫

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JPH0450378U (ja) 1992-04-28

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