JP7104086B2

JP7104086B2 - 車室照明システム

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Publication number: JP7104086B2
Application number: JP2020034113A
Authority: JP
Inventors: 健一勝又
Original assignee: Yazaki Corp
Current assignee: Yazaki Corp
Priority date: 2020-02-28
Filing date: 2020-02-28
Publication date: 2022-07-20
Anticipated expiration: 2040-02-28
Also published as: EP3871925B1; JP2021136220A; CN113329551A; EP3871925A1; US20210268960A1; US11273760B2

Description

本発明は、マスタ制御部と、マスタ制御部からの指示に従って光源を制御する複数のスレーブ制御部と、が多重通信を行う車室照明システム、に関する。

例えば乗用車等の車両においては、車室内の複数の部位をそれぞれ照明したり、ドアの開閉に伴ってその近傍を照明したり、様々な車載機器を照明したり、装飾のための照明を行う場合もある。このような多数の光源を制御する車室照明システムとして、マスタスレーブ方式を採用したものが提案されている（例えば特許文献１）。

上述したマスタスレーブ方式の車室照明システムにおいては、通信を軽くするために、スレーブ制御部に点灯時の照明色がメモリに予め記憶されることが考えられている。この場合、スレーブ制御部は、例えばマスタ制御部からの点灯指示を受信するとメモリに記憶された照明色で光源の点灯を制御する。

特開２０１７－９１７８２号公報

しかしながら、従来の車室照明システムでは、メモリに記憶された照明色、即ち照明に関する設定情報を変更することができなかった。そこで、故障診断時にマスタ制御部に接続する外部機器を用いて設定情報の変更を行わせることが考えられる。しかしながら、マスタ制御部に外部機器を接続するために、ユーザはディーラーに行く必要があった。このため、ユーザが車室内の照明色などの設定情報を簡単に変更できない、という問題があった。

本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザが簡単に設定情報を変更することができる車室照明システムを提供することにある。

前述した目的を達成するために、本発明に係る車室照明システムは、下記［１］～［４］を特徴としている。
［１］
マスタ制御部と、
前記マスタ制御部と多重通信を行い、前記マスタ制御部の指示に従って車両に搭載された光源を制御する複数のスレーブ制御部と、
前記マスタ制御部と複数の前記スレーブ制御部とを接続する多重通信ラインと、を備えた、車室照明システムにおいて、
前記多重通信ラインに接続され、外部機器と無線通信可能な無線制御部をさらに備え、
前記無線制御部は、車室照明に関する設定情報を前記外部機器から受信し、受信した前記設定情報を、前記多重通信ラインを介して、前記マスタ制御部に送信し、
前記マスタ制御部は、受信した前記設定情報に従って前記光源を制御するように、前記スレーブ制御部に指示を送信し、
前記スレーブ制御部は、前記設定情報を記憶する記憶部を備え、前記マスタ制御部から前記光源の制御指示を受信すると、前記記憶部に記憶された前記設定情報に従って前記光源を制御し、
前記マスタ制御部は、前記無線制御部から前記設定情報を受信すると、前記スレーブ制御部に前記記憶部に記憶された前記設定情報を、前記受信した前記設定情報に書き換える指示を送信する、
車室照明システムであること。
［２］
［１］に記載の車室照明システムにおいて、
前記設定情報は、前記光源の照明色、フェードイン時間、フェードアウト時間、照度の少なくとも１つを含む、
車室照明システムであること。
［３］
［１］に記載の車室照明システムにおいて、
前記設定情報は、予め定められた複数の照明パターンのうち１つを示す情報であり、
前記外部機器から受信した前記設定情報は、識別情報を含み、
前記スレーブ制御部は、前記予め定められた複数の照明パターンのうち、前記識別情報に対応した照明パターンを読み出して前記光源を制御し、
前記スレーブ制御部の前記記憶部は、フェードイン時間、フェードアウト時間、照度、照明色のうち２つ以上を組み合わせた前記予め定められた複数の照明パターンを記憶し、
前記スレーブ制御部は、前記識別情報に対応した照明パターンのフェードイン時間、フェードアウト時間、照度、照明色を読み出して前記光源を制御する、
車室照明システムであること。
［４］
［１］～［３］何れか１項に記載の車室照明システムにおいて、
前記マスタ制御部、前記スレーブ制御部、前記無線制御部間の通信は、ＣＸＰＩ通信を用いて行われる、
車室照明システムであること。

上記［１］の構成の車室照明システムによれば、無線制御部は、外部機器から無線により設定情報を受信し、受信した設定情報をマスタ制御部に送信する。マスタ制御部は、無線制御部から受信した設定情報に従って光源が発光するように、スレーブ制御部に指示を送信する。これにより、ユーザが外部機器を用いて簡単に設定情報を変更できる。
更に、マスタ制御部は、無線制御部から設定情報を受信すると、スレーブ制御部に記憶部に記憶された設定情報を、受信した設定情報に書き換える指示を送信する。これにより、ユーザが外部機器を用いて簡単にスレーブ制御部内に記憶された設定情報を書き換えることができる。

上記［２］の構成の車室照明システムによれば、設定情報は、光源の照明色、フェードイン時間、フェードアウト時間、照度の少なくとも１つを含む。これにより、ユーザが外部機器を用いて簡単に照明色、フェードイン時間、フェードアウト時間、照度を変更することができる。

上記［３］の構成の車室照明システムによれば、設定情報は、予め定められた複数の照明パターンのうち１つを示す情報である。これにより、ユーザが外部機器を用いて照明パターンを選択するだけで、容易に好みの照明に変更できる。

上記［４］の構成の車室照明システムによれば、マスタ制御部、スレーブ制御部、無線制御部間の通信は、ＣＸＰＩ通信を用いて行われる。これにより、車室照明システムに、簡単に無線制御部を追加して、設定情報を変更することができる。

本発明によれば、ユーザが簡単に設定情報を変更することができる車室照明システムを提供することができる。

以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態（以下、「実施形態」という。）を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。

図１は、本実施形態の車室照明システムの一例を示すブロック図である。図２は、図１に示す無線ＥＣＵの詳細を示すブロック図である。図３は、図１に示すマスタＥＣＵ、スレーブＥＣＵ、無線ＥＣＵ、外部機器の処理手順を示すフローチャートである。

本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。

本発明の実施形態における車室照明システム１００の構成例を図１に示す。図１に示した車室照明システム１００は、乗用車等の車両に搭載され、車室内の各種照明を制御するために利用される。

この車室照明システム１００は、車両上に搭載される多数の光源２００をそれぞれ制御する必要がある。車室照明システム１００は、１つのマスタＥＣＵ（マスタ制御部）１０と、複数の照明用スレーブＥＣＵ（スレーブ制御部）２０及び無線ＥＣＵ３０（無線制御部）と、ワイヤハーネスＷＨと、を有している。

マスタＥＣＵ１０は、複数の照明用スレーブＥＣＵ２０(以下、「スレーブＥＣＵ２０」と略記)及び無線ＥＣＵ３０と多重通信を行う。本実施形態では、マスタＥＣＵ１０とスレーブＥＣＵ２０及び無線ＥＣＵ３０の各々との間の通信は、ＣＸＰＩ通信を用いて行われる。マスタＥＣＵ１０は、例えばマイクロコンピュータにより構成され、予め組み込まれたプログラムに従って、スレーブＥＣＵ２０に必要とされる所定の制御を実行する。マスタＥＣＵ１０は、ユーザ（運転者等）が操作可能な車両上の各種スイッチや、様々な状態を検出する各種センサの状態監視、図示しない上位ＥＣＵから入力される情報に基づいて、スレーブＥＣＵ２０に対して光源２００の制御に関する制御指示（例えば点灯指示、消灯指示）を送信する。

スレーブＥＣＵ２０は、マスタＥＣＵ１０からの制御指示に従って光源２００を制御する。光源２００は、例えば、Ｒ（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ（青）、Ｗ（白）の波長でそれぞれ発光するＬＥＤ素子２００Ｒ、２００Ｇ、２００Ｂ、２００Ｗを内蔵している。つまり、スレーブＥＣＵ２０は、フルカラーＬＥＤデバイスから構成されている。

スレーブＥＣＵ２０は、例えばマイクロコンピュータにより構成され、予め組み込まれたプログラムに従って、光源２００の制御を実行する。スレーブＥＣＵ２０は、光源２００の照明に関する複数の設定情報（照明色、照度、フェードイン時間、フェードアウト時間など）を記憶したメモリ２１（記憶部）を有する。スレーブＥＣＵ２０は、マスタＥＣＵ１０から点灯指示又は消灯指示を受信すると、メモリ２１に記憶された複数の設定情報に従って光源２００を発光又は消灯させる。

詳しく説明すると、スレーブＥＣＵ２０は、マスタＥＣＵ１０から点灯指示を受信すると、光源２００を上記照明色で点灯させる共に、上記フェードイン時間経過したときに上記照度に達するように、光源２００の照度を徐々に上げる。また、スレーブＥＣＵ２０は、マスタＥＣＵ１０から消灯指示を受信すると、上記フェードアウト時間経過したときに消灯するように、光源２００の照度を徐々に下げる。

無線ＥＣＵ３０は、スマートフォンやタブレットなどの外部機器３００とＢＴ通信（Bluetooth(登録商標）)などにより無線通信可能に設けられている。外部機器３００には、色変更アプリがインストールされている。この色変更アプリを立ち上げるとユーザが外部機器３００に変更したい照明色（設定情報）の入力ができ、入力した照明色を無線ＥＣＵ３０に送信することができる。無線ＥＣＵ３０は、外部機器３００との無線通信によりユーザが変更したい照明色（設定情報）を受信して、スレーブＥＣＵ２０のメモリ２１に格納された照明色を変更するために設けられたＥＣＵである。

無線ＥＣＵ３０は、図２に示すように、制御回路３１と、無線通信部３２と、ＣＸＰＩ通信部３３と、を備えている。制御回路３１は、例えばマイクロコンピュータにより構成され、予め組み込まれたプログラムに従って、外部機器３００やマスタＥＣＵ１０と通信を行う。無線通信部３２は、外部機器３００と無線ＢＴ通信を行うための通信部である。ＣＸＰＩ通信部３３は、マスタＥＣＵ１０とＣＸＰＩ通信を行うための通信部である。

上記ワイヤハーネスＷＨは、マスタＥＣＵ１０と複数のスレーブＥＣＵ２０及び無線ＥＣＵ３０を接続する。

上記ワイヤハーネスＷＨは、図１に示すように、幹線ＷＨ１と、幹線ＷＨ１から分岐する複数の分岐線ＷＨ２と、を有している。複数の分岐線ＷＨ１の１つには、上記マスタＥＣＵ１０が接続されている。また、複数の分岐線ＷＨ１の端末には、コネクタＣが設けられ、このコネクタＣ内にスレーブＥＣＵ２０、無線ＥＣＵ３０が１つずつ内蔵されている。

ワイヤハーネスＷＨは、電源線、アース線、通信線（多重通信ライン）を備えている。従って、マスタＥＣＵ１０とスレーブＥＣＵ２０及び無線ＥＣＵ３０の各々との間では、ワイヤハーネスＷＨの通信線を利用して多重通信を行うことができる。

次に、上述した構成の車室照明システム１００の動作について図３のフローチャートを参照して以下説明する。外部機器３００及び無線ＥＣＵ３０は、ユーザの操作に応じてペアリングする（Ｓ１、Ｓ２）。その後、ユーザが外部機器３００を操作して色変更アプリを立ち上げ、変更したい照明色を入力すると、外部機器３００は入力された照明色を無線ＥＣＵ３０に対して送信して（Ｓ３）、処理を終了する。

無線ＥＣＵ３０は、無線通信部３２を介して照明色を受信すると（Ｓ４）、ＣＸＰＩ通信部３３を用いて照明色のデータをＣＸＰＩデータに変換してマスタＥＣＵ１０宛てに送信する（Ｓ５）。マスタＥＣＵ１０は、照明色を受信すると（Ｓ６でＹ）、受信した照明色への変更指示をスレーブＥＣＵ２０に対して送信する（Ｓ７）。スレーブＥＣＵ２０は、照明色及び変更指示を受信すると（Ｓ８でＹ）、メモリ２１に記憶された照明色を受信した照明色に書き換える（Ｓ９）。

また、マスタＥＣＵ１０は、上述したように各種スイッチやセンサの状態、上位ＥＣＵからの情報に基づいてスレーブＥＣＵ２０宛てに制御指示を送信するか否かの判定や、制御指示の送信を行う制御指示動作を行う（Ｓ１０）。スレーブＥＣＵ２０は、マスタＥＣＵ１０から制御指示を受信すると（Ｓ１１でＹ）、制御指示、メモリ２１に格納された設定情報に従って光源２００を制御する（Ｓ１２）。Ｓ１２ではマスタＥＣＵ１０は、設定情報に従って光源２００を制御するため、Ｓ９で照明色が書き換えられていれば、書き換えられた照明色で光源２００を発光する。

上述した実施形態によれば、無線ＥＣＵ３０は、外部機器３００から受信した照明色（設定情報）をマスタＥＣＵ１０に送信し、マスタＥＣＵ１０は、無線ＥＣＵ３０から受信した照明色に従って光源が発光するように、スレーブＥＣＵ２０に変更指示を送信する。これにより、ユーザが、スマートフォンやタブレットなどの外部機器３００を用いて簡単に光源２００の照明色を変更できる。また、上述した実施形態によれば、ワイヤハーネスＷＨの分岐線ＷＨ２を一つ増やして無線ＥＣＵ３０を接続するだけで簡単に、無線ＥＣＵ３０を車室照明システム１に追加することができる。

また、上述した実施形態によれば、マスタＥＣＵ１０は、無線ＥＣＵ３０から照明色を受信すると、スレーブＥＣＵ２０にメモリ２１に記憶された設定情報のうち照明色を、受信した照明色に書き換える指示を送信する。これにより、ユーザが外部機器３００を用いて簡単にスレーブＥＣＵ２０内に記憶された設定情報を書き換えることができる。

また、上述した実施形態によれば、マスタＥＣＵ１０、スレーブＥＣＵ２０、無線ＥＣＵ３０間の通信は、ＣＸＰＩ通信を用いて行われる。ＣＸＰＩ通信はノードの追加が容易な方式である。これにより、車室照明システム１００に簡単に無線ＥＣＵ３０を追加して、設定情報を変更することができる。

なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。

上述した実施形態によれば、車室照明システム１００は、照明色を変更できるようにしていたが、これに限ったものではない。他の設定情報（フェードイン時間、フェードアウト時間、照度）を変更できるようにしてもよい。即ち、照明色、フェードイン時間、フェードアウト時間、照度の少なくとも１つ以上を変更できるようにしてもよい。また、照明色、フェードイン時間、フェードアウト時間、照明以外の設定情報を変更できるようにしてもよい。

また、上述したスレーブＥＣＵ２０は、点灯指示に応じて光源２００を常時点灯するように制御していたがこれに限ったものではない。スレーブＥＣＵ２０は、例えば、点灯時に光源２００を点滅、あるいは点滅した後、常時点灯させるように制御してもよい。この場合、設定情報としては、点滅回数、点滅間隔などが含まれる。

また、上述した実施形態によれば、外部機器３００は、照明色のみを変更できるようにしていたが、これに限ったものではない。外部機器３００としては、複数の設定情報（フェードイン時間、フェードアウト時間、照度、照明色など）のうち２つ以上を組み合わせた複数の照明パターンのうち１つを選択して変更できるように設けてもよい。この場合、外部機器３００は、選択された照明パターンに応じたフェードイン時間、フェードアウト時間、照度、照明色などを設定情報として送信する。

また、外部機器３００は、複数の照明パターンにそれぞれ付された識別情報を設定情報として送信してもよい。この場合、スレーブＥＣＵ２０のメモリ２１には、複数の照明パターンそれぞれに応じたフェードイン時間、フェードアウト時間、照度、照明色が記憶されている。スレーブＥＣＵ２０は、マスタＥＣＵ１０の制御指示に従って識別情報に対応する照明パターンのフェードイン時間、フェードアウト時間、照度、照明色を読み出して光源２００を制御するようにしてもよい。これにより、ユーザが外部機器３００を用いて照明パターンを選択するだけで、容易に好みの照明に変更できる

また、上述した実施形態によれば、マスタＥＣＵ１０、スレーブＥＣＵ２０、無線ＥＣＵ３０間の通信はＣＸＰＩ通信を用いて行われていたが、これに限ったものではない。他の多重通信方式を用いてもよい。

ここで、上述した本発明に係る車室照明システムの実施形態の特徴をそれぞれ以下［１］～［５］に簡潔に纏めて列記する。
［１］
マスタ制御部（１０）と、
前記マスタ制御部（１０）と多重通信を行い、前記マスタ制御部（１０）の指示に従って車両に搭載された光源（２００）を制御する複数のスレーブ制御部（２０）と、
前記マスタ制御部（１０）と複数の前記スレーブ制御部（２０）とを接続する多重通信ライン（ＷＨ）と、を備えた、車室照明システム（１００）において、
前記多重通信ライン（ＷＨ）に接続され、外部機器（３００）と無線通信可能な無線制御部（３０）をさらに備え、
前記無線制御部（３０）は、車室照明に関する設定情報を前記外部機器（３００）から受信し、受信した前記設定情報を、前記多重通信ライン（ＷＨ）を介して、前記マスタ制御部（１０）に送信し、
前記マスタ制御部（１０）は、受信した前記設定情報に従って前記光源（２００）を制御するように、前記スレーブ制御部（２０）に指示を送信する、
車室照明システム（１００）。
［２］
［１］に記載の車室照明システム（１００）において、
前記設定情報は、前記光源（２００）の照明色、フェードイン時間、フェードアウト時間、照度の少なくとも１つを含む、
車室照明システム（１００）。
［３］
［１］に記載の車室照明システム（１００）において、
前記設定情報は、予め定められた複数の照明パターンのうち１つを示す情報である、
車室照明システム（１００）。
［４］
［１］～［３］何れか１項に記載の車室照明システム（１００）において、
前記スレーブ制御部（２０）は、前記設定情報を記憶する記憶部（２１）を備え、前記マスタ制御部（１０）から前記光源（２００）の制御指示を受信すると、前記記憶部（２１）に記憶された前記設定情報に従って前記光源（２００）を制御する、
前記マスタ制御部（１０）は、前記無線制御部（３０）から前記設定情報を受信すると、前記スレーブ制御部（２０）に前記記憶部（２１）に記憶された前記設定情報を、前記受信した前記設定情報に書き換える指示を送信する、
車室照明システム（１００）。
［５］
［１］～［４］何れか１項に記載の車室照明システム（１００）において、
前記マスタ制御部（１０）、前記スレーブ制御部（２０）、前記無線制御部（３０）間の通信は、ＣＸＰＩ通信を用いて行われる、
車室照明システム（１００）。

１０マスタＥＣＵ（マスタ制御部）
２０照明用スレーブＥＣＵ（スレーブ制御部）
２１メモリ（記憶部）
３０無線ＥＣＵ（無線制御部）
１００車室照明システム
２００光源
３００外部機器
ＷＨワイヤハーネス（多重通信ライン）

Claims

マスタ制御部と、
前記マスタ制御部と多重通信を行い、前記マスタ制御部の指示に従って車両に搭載された光源を制御する複数のスレーブ制御部と、
前記マスタ制御部と複数の前記スレーブ制御部とを接続する多重通信ラインと、を備えた、車室照明システムにおいて、
前記多重通信ラインに接続され、外部機器と無線通信可能な無線制御部をさらに備え、
前記無線制御部は、車室照明に関する設定情報を前記外部機器から受信し、受信した前記設定情報を、前記多重通信ラインを介して、前記マスタ制御部に送信し、
前記マスタ制御部は、受信した前記設定情報に従って前記光源を制御するように、前記スレーブ制御部に指示を送信し、
前記スレーブ制御部は、前記設定情報を記憶する記憶部を備え、前記マスタ制御部から前記光源の制御指示を受信すると、前記記憶部に記憶された前記設定情報に従って前記光源を制御し、
前記マスタ制御部は、前記無線制御部から前記設定情報を受信すると、前記スレーブ制御部に前記記憶部に記憶された前記設定情報を、前記受信した前記設定情報に書き換える指示を送信する、
車室照明システム。
請求項１に記載の車室照明システムにおいて、
前記設定情報は、前記光源の照明色、フェードイン時間、フェードアウト時間、照度の少なくとも１つを含む、
車室照明システム。
請求項１に記載の車室照明システムにおいて、
前記設定情報は、予め定められた複数の照明パターンのうち１つを示す情報であり、
前記外部機器から受信した前記設定情報は、識別情報を含み、
前記スレーブ制御部は、前記予め定められた複数の照明パターンのうち、前記識別情報に対応した照明パターンを読み出して前記光源を制御し、
前記スレーブ制御部の前記記憶部は、フェードイン時間、フェードアウト時間、照度、照明色のうち２つ以上を組み合わせた前記予め定められた複数の照明パターンを記憶し、
前記スレーブ制御部は、前記識別情報に対応した照明パターンのフェードイン時間、フェードアウト時間、照度、照明色を読み出して前記光源を制御する、
車室照明システム。
請求項１～３何れか１項に記載の車室照明システムにおいて、
前記マスタ制御部、前記スレーブ制御部、前記無線制御部間の通信は、ＣＸＰＩ通信を用いて行われる、
車室照明システム。