JP7104015B2 - 灯体 - Google Patents
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Description
したがって、発光面から出射される光の出射量のさらなる均質化が可能な灯体を提供できる。
さらに、第一レンズカットの形状を変更することにより、第二反射部への光の入射量を調整し、第二反射部からの光の出射量を制御できる。よって、導光部材の厚みや外径等の外形寸法のみにより光の出射量が決まる場合と比較して、設計自由度やデザイン性を向上させることができる。
(灯体)
図1は、実施形態に係る灯体1の外観図である。図2は、図1のII-II線に沿う断面図である。図3は、図1のIII-III線に沿う断面図である。図4は、図1におけるアウタレンズ5の図示を省略した第一部分1aの外観斜視図である。
図1に示すように、灯体1は、例えば不図示の車両に搭載されている。灯体1は、車両用のテールランプとして用いられる。灯体1は、車両の後方に一対設けられ、後方に向けて光Pを出射する。以下の説明において、前後、左右及び上下の向きは、車両の前後、左右及び上下方向と一致する。また、左右方向を車幅方向という場合がある。
灯体1は、車幅方向の外側から内側に向かって並ぶ第一部分1a及び第二部分1bを有する。
図2から図4に示すように、第一部分1aは、灯体本体2と、光源3と、導光部材4と、アウタレンズ5(図1参照)と、を備える。
灯体本体2は、ハウジング11と、リフレクター12と、を備える。
図4に示すように、ハウジング11は、車両の後部に取り付けられている。ハウジング11は、後方に開口する箱状に形成されている。
リフレクター12は、ハウジング11の後面に取り付けられている。リフレクター12は、後方を向く面が鏡面となっている。リフレクター12は、後方から見て、ハウジング11における車幅方向の外側の辺及び上側の辺に沿うL字状に形成されている。
光源3は、ハウジング11に取り付けられている。光源3は、例えばLEDである。光源3は、LEDの他に、LEDが実装されたプリント基板やLEDに電力を供給する電線等を有する。光源3は、ハウジング11のうち車幅方向の外側部分に配置されている。光源3は、詳しくは後述する導光部材4へ向けて光P(図5参照)を出射する。
導光部材4は、リフレクター12より後方に設けられている。導光部材4は、光源3からの光Pを導光させて発光面52から出射させる。導光部材4は、リフレクター12と同等のL字状に形成されている。導光部材4は、リフレクター12と前後方向に重なっている。導光部材4は、車幅方向の外側端部が車両の側部に沿って湾曲している。導光部材4は、入光部6と、導光部7と、出光部8と、を有する。
入光部6は、車幅方向の外側端部に設けられている。入光部6は、複数(本実施形態では3個)設けられている。複数の入光部6は、上下方向に間隔をあけて並んでいる。具体的に、複数の入光部6は、第一入光部21と、第二入光部22と、第三入光部23と、を有する。複数の入光部6は、上方から下方に向かって、第一入光部21、第二入光部22、第三入光部23、の順で配置されている。LEDから出射された光Pは、第一入光部21、第二入光部22及び第三入光部23から導光部材4の内部へそれぞれ入射する。
図5及び図6に示すように、第一導光部31は、導光部材4の上端部に設けられている。第一導光部31は、車幅方向に沿って延びている。第一導光部31は、第一導光部31の延在方向に直交する断面視において円形状に形成されている。第一導光部31は、第一入光部21と接続されている。第一入光部21から第一導光部31へ入射した光Pは、第一導光部31内で反射を繰り返しながら第一導光部31の延在方向に沿って進行する。さらに第一導光部31内で反射した光Pの一部は、出光部8へ向けて出射される。
整流部40は、第一整流部41と、第二整流部42と、第三整流部43と、を有する。各整流部41,42,43には、第一レンズカット44が形成されている。
図5及び図9に示すように、第二整流部42は、第一整流部41より下方に設けられている。第二整流部42に設けられた第一レンズカット44は、第二導光部32から出光部8への光Pの入射方向に沿うように形成されている。本実施形態において、第二整流部42の第一レンズカット44は、車幅方向に沿って設けられている。第二整流部42の第一レンズカット44は、湾曲部45(図10参照)を有する。湾曲部45は、第一レンズカット44のうち、第二整流部42に入射する光Pの上流側に設けられている。湾曲部45は、第二導光部32と、第二整流部42の第一レンズカット44と、を滑らかに接続している。湾曲部45は、車幅方向の内側から外側へ向かうにつれて第二導光部32の延在方向に沿うように上方へ湾曲するとともに、前方へ向けて湾曲している。
突条部46は、第二導光部32からの光Pの入射方向に沿って延びている。突条部46は、上下方向に並んで複数設けられている。突条部46は、突条部46の延在方向と直交する断面視において、半円形状に形成されている。突条部46の頂部46aは、曲面となっている。
隣り合う2個の突条部46の間は、溝部47となっている。溝部47は、第二導光部32からの光Pの入射方向に沿って延びている。溝部47の底部47bは、平坦である。
このように形成された第一レンズカット44は、出光部8の両面に形成されている。両面の第一レンズカット44の突条部46及び溝部47の位置は、出光部8の厚さ方向において互いに対称となっている。
第二レンズカット51は、出光部8のうちリフレクター12側を向く面に形成されている。図9に示すように、第二レンズカット51は、第一レンズカット44により導光される光Pの導光方向と交差する方向に沿うように形成されている。本実施形態において、第二レンズカット51は、上下方向に沿って延びている。
図1に戻って、アウタレンズ5は、導光部材4及びハウジング11の開口を後方から覆っている。アウタレンズ5は、光Pを透過可能な部材により形成されている。発光面52から出射された光Pは、アウタレンズ5を透過して後方に出射される。
次に、上述の灯体1において、第一レンズカット44の形状を変えた場合の、第一レンズカット44の形状と、反射部50から出射される光Pの輝度Lと、の関係について説明する。
図12は、本実施形態の第一実施形態と比較して溝部47の溝幅を小さく設定した場合の第一レンズカット44の断面図である。図13は、溝部47の溝幅をゼロに設定した場合の第一レンズカット44の断面図である。
図12に示すように、本実施形態の第一パターンと比較して溝幅を小さく設定した場合の第一レンズカット44の形状を第二パターンとする。第二パターンにおいて、溝部47の溝幅は、h2(h2<h1)となっている。
図13に示すように、溝部47に平坦な領域を設けることなく形成された場合の第一レンズカット44の形状を第三パターンとする。
ここで、図14及び図15において、グラフG1は、第一パターンの第一レンズカット44(図11参照)を用いた場合の輝度Lの様子を示している。グラフG2は、第二パターンの第一レンズカット44(図12参照)を用いた場合の輝度Lの様子を示している。グラフG3は、第三パターンの第一レンズカット44(図13参照)を用いた場合の輝度Lの様子を示している。
なお、第一レンズカット44の形状を決定するパラメータとしては、溝幅の他に、溝部47の深さや突条部46の外径等が挙げられる。これらのパラメータを変更することにより、発光面52から出射される光Pを所望の特性に制御できる。
次に、上述の灯体1の作用、効果について説明する。
本実施形態の灯体1によれば、導光部材4は、導光部7と、整流部40(請求項の第一反射部)及び反射部50(請求項の第二反射部)を有する出光部8と、を有し、整流部40には、導光部7からの光Pの入射方向に沿う第一レンズカット44が形成されている。これにより、導光部7で乱反射して出光部8へ入射した光Pを第一レンズカット44により整流し、整流された光Pを反射部50へ導光させることができる。反射部50には、第一レンズカット44により導光される光Pの導光方向と交差する方向に沿う第二レンズカット51が形成される。これにより、第一レンズカット44により整流された光Pは、第二レンズカット51で内部反射して発光面52から出射される。よって、出射される光Pの指向性を高めることができる。結果として、反射部50から出射される光Pを均質化させ、反射部50全体を均質に面発光させることができる。
したがって、発光面52から出射される光Pの出射量のさらなる均質化が可能な灯体1を提供できる。
さらに、第一レンズカット44の形状を変更することにより、反射部50への光Pの入射量を調整し、反射部50からの光Pの出射量を制御できる。よって、導光部材4の厚みや外径等の外形寸法のみにより光Pの出射量が決まる場合と比較して、設計自由度やデザイン性を向上させることができる。
本実施形態では、第二整流部42及び第三整流部43の第一レンズカット44が湾曲部45を有する構成について説明したが、これに限らない。第一整流部41の第一レンズカット44が湾曲部45を有してもよい。
3 光源
4 導光部材
7 導光部
8 出光部
13 テーパー部
34 入口側
35 出口側
37 薄肉部
40 整流部(第一反射部)
44 第一レンズカット
45 湾曲部
46 突条部
46a 頂部
47 溝部
47b 底部
50 反射部(第二反射部)
51 第二レンズカット
52 発光面
P 光
Claims (8)
- 光源と、
前記光源からの光を導光させて発光面から出射させる導光部材と、
を備え、
前記導光部材は、
前記光源からの光を延在方向に沿って導光するとともに、前記延在方向と交差する方向に向けて前記光を出射する複数の導光部と、
複数の前記導光部にそれぞれ対応して設けられ、複数の前記導光部から出射された前記光が入射する複数の第一反射部と、複数の前記第一反射部により導光された前記光がそれぞれ入射するとともに前記光を前記発光面から出射させる共通の第二反射部と、を有する出光部と、
を有し、
前記第一反射部には、前記導光部からの前記光の入射方向に沿う第一レンズカットが形成され、
前記第二反射部には、前記発光面から出射される面と反対側の面に設けられ、前記第一レンズカットにより導光される前記光の導光方向と交差する方向に沿う第二レンズカットが形成されることを特徴とする灯体。 - 前記第一レンズカットは、前記出光部の両面に形成され、
両面の前記第一レンズカットは、前記出光部の厚さ方向で互いに対称な位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の灯体。 - 前記第一レンズカットは、前記導光部からの前記光の入射方向に延びる突条部を有し、
前記突条部の頂部は、曲面であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の灯体。 - 前記第一レンズカットは、前記導光部からの前記光の入射方向に延びる溝部を有し、
前記溝部の底部は、平坦であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の灯体。 - 前記導光部材は、前記導光部と前記出光部との接続部分に、前記導光部と前記出光部とのそれぞれに比べて厚さ方向で薄肉化された薄肉部を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の灯体。
- 前記薄肉部の厚みは、前記導光部に入射する前記光の前記延在方向の入口側から出口側へ向かうにつれて増加することを特徴とする請求項5に記載の灯体。
- 前記出光部は、前記薄肉部と前記第一レンズカットとの間にテーパー部を有することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の灯体。
- 前記第一レンズカットは、前記導光部に接続する湾曲部を有することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の灯体。
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