JP7190929B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用灯具に関するものであり、詳しくは、1つの光源から出射された光あるいは複数の光源から一体的に出射された光が複数の異なる光路制御光学系を経て複数の異なる光質の光を照射する車両用灯具に関する。
本発明は、車両用灯具に関するものであり、詳しくは、1つの光源からの出射光が複数の異なる光路制御光学系を経て複数の異なる光質の光を照射する車両用灯具に関する。
従来の車両用灯具は、例えば、光源と導光体とを備え、導光体は板状を呈すると共に複数の全反射ステップが形成された後面(第1の制御面)と平面状に形成された前面(第2の制御面)を有しており、光源から出射して導光体の一端部から導光体に入射した光は、第1の制御面の複数の全反射ステップで拡散されて第2の制御面の平面で内面反射(全反射)されて第1の制御面から後方に向けて出射される。
これにより、光源から出射して導光体内を導光された光は、第1の制御面の複数の全反射ステップで拡散された拡散光が第2の制御面で内部反射(全反射)されて更に第1の制御面の複数の全反射ステップで拡散されて後方に向けて出射される。
そのため、第1の制御面からは拡散性の高い光が出射され、それにより輝度均一性の高い出射光が確保できる、というものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2015-230872号
ところで、上記構成の車両用灯具(テールランプ)は、出射光の輝度均一性は確保されるものの、出射光の光質が単一の光質からなるものであり、そのため、光の演出性に乏しく商品性に欠ける灯具となっている。
そこで、本発明は上記問題に鑑みて創案なされたもので、その目的とするところは、1つの光源から出射された光あるいは複数の光源から一体的に出射された光が複数の異なる光路制御光学系を経て複数の異なる光質の光を照射する車両用灯具を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載された発明は、光源と、透明部材からなり、光入射面、第1光出射面、第2光出射面及び全反射面を有する導光体と、透明部材からなり、第1開口部及び第2開口部が設けられた遮光面を有する遮光部材と、反射面を有する反射部材と、を備え、前記遮光部材と前記反射部材は、前記導光体を両面側から覆うように対向させて配置され、前記光源から出射して前記光入射面から前記導光体に入射した光の一部が、前記全反射面で内部反射されてその反射光が前記第2光出射面から出射されてその出射光が前記遮光部材の第1開口部を透過して主配光を形成し、前記光源から出射して前記光入射面から前記導光体に入射した光の一部が、前記第1光出射面から出射されてその出射光が前記反射部材の反射面で反射されてその反射光が前記遮光部材の第2開口部を透過して副配光を形成することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載された発明は、請求項1において、前記遮光部材の前記反射部材と対向する面は反射面であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載された発明は、請求項1又は請求項2のいずれかにおいて、前記第2光出射面は、主配光の配光形成を行う光学機能を有すること特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載された発明は、請求項1~請求項3のいずれかにおいて、前記第1光出射面と前記全反射面は、交互に連続して形成されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項5に記載された発明は、請求項1~請求項4のいずれかにおいて、前記光入射面は、前記光源からの出射光を該光源の光軸に沿う略平行光とする面形状で構成されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項6に記載された発明は、請求項1~請求項5のいずれかにおいて、前記反射部材の反射面は、金属反射膜による鏡面反射面又は白色反射部材で形成された拡散反射面であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項7に記載された発明は、請求項2~請求項6のいずれかにおいて、前記遮光部材の反射面は、金属反射膜による鏡面反射面であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項8に記載された発明は、請求項1~請求項7のいずれかにおいて、前記車両用灯具の前記遮光部材の前記反射部材と反対側に、光源と、透明部材からなり、一方の面に複数のレンズカットが施された導光板が配置され、前記光源から出射して前記導光板内を導光された光が前記レンズカットを介して前記遮光部材と反対方向に出射されることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項9に記載された発明は、請求項8において、前記複数のレンズカットは、前記導光板の遮光部材と反対側の面に形成されたカットが分散配置されてなることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項10に記載された発明は、請求項8又は請求項9のいずれかにおいて、前記遮光部材と前記導光板を一体化して、一方の面に第1開口部及び第2開口部が設けられた反射面を有すると共に他方の面に複数のレンズカットが施された面を有する、導光・反射・透過機能を備えた導光板を具備すること特徴とするものである。
また、本発明の請求項11に記載された発明は、請求項1~請求項10のいずれかにおいて、前記光源は、LEDであることを特徴とするものである。
本発明によれば、光源から出射して導光体を導光され光の一部が、全反射面で内部反射されてその反射光が第2光出射面から出射されてその出射光が遮光部材の第1開口部を透過して主配光の配光パターンを形成する。また、導光体を導光された光の一部が、第1光出射面から出射されてその出射光が遮光部材の反射面及び/又は反射部材の反射面で反射されてその反射光が遮光部材の第2開口部を透過して副配光による発光面積の確保が図られる。
これにより、光源からの出射光が、互いに異なる2系統の光学系を経て照射されるため、車両用灯具からは異なる光質の照射光が得られ、配光規格を満足すると同時に光の演出性も兼ね備えた商品性に優れた車両用灯具が実現する。
本発明の車両用灯具の第1実施形態を左右(横)方向から見た縦断面説明図である。 第1実施形態の光学系を構成する光源と導光体を前方向から見た説明図である。 第1実施形態の光学系を構成する光源と導光体を横方向から見た縦断面説明図である。 第1実施形態の光学系を構成する導光体の出光部の一部を示す斜視説明図である。 光源と導光体を横方向から見た縦断面における光線追跡図である。 第1実施形態の光学系を構成する光源と導光体と第1リフレクタと第2リフレクタを横方向から見た縦断面説明図である。 第1実施形態の光学系を構成する第1リフレクタを前方向から見た説明図である。 第1実施形態を横方向から見た縦断面における光線追跡図である。 第1実施形態の光学系を構成する導光体の出光部の変形例を示す説明図である。 同じく、第1実施形態の光学系を構成する導光体の出光部の変形例を示す説明図である。 同じく、第1実施形態の光学系を構成する導光体の出光部の変形例を示す説明図である。 同じく、第1実施形態の光学系を構成する導光体の出光部の変形例を示す説明図である。 本発明の車両用灯具の第2実施形態を左右(横)方向から見た縦断面説明図である。 本発明の車両用灯具の第2実施形態をアウターカバーを通して前方から見た図である。 同じく、本発明の車両用灯具の第2実施形態をアウターカバーを通して前方から見た図である。 同じく、本発明の車両用灯具の第2実施形態をアウターカバーを通して前方から見た図である。 本発明の車両用灯具の第2実施形態の変形例を左右(横)方向から見た縦断面説明図である。
以下、この発明の好適な実施形態を図1~図17を参照しながら、詳細に説明する(同一部分については同じ符号を付す)。尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの実施形態に限られるものではない。
図1は、本発明の車両用灯具の第1実施形態を左右(横)方向から見た縦断面説明図であり、図2は、第1実施形態の光学系を構成する光源と導光体を前方向から見た説明図であり、図3は、第1実施形態の光学系を構成する光源と導光体を横方向から見た縦断面説明図であり、図4は、第1実施形態の光学系を構成する導光体の出光部の一部を示す斜視説明図であり、図5は、光源と導光体を横方向から見た縦断面における光線追跡図であり、図6は、第1実施形態の光学系を構成する光源と導光体と第1リフレクタと第2リフレクタを横方向から見た縦断面説明図であり、図7は、第1実施形態の光学系を構成する第1リフレクタを前方向から見た説明図であり、図8は、第1実施形態を横方向から見た縦断面における光線追跡図である。
なお、図1~図17において、紙面の左方向を前方、右方向を後方、上方向を上方、下方向を下方及び厚み方向を左右(横)方向とする(図中の矢印参照)。
本発明の車両用灯具1の第1実施形態は、図1に示すように、要部の光学系を構成する光学素子として、複数の光源2と、1つの導光体30と、第1リフレクタ10及び第2リフレクタ20の2つのリフレクタを備えており、光学系の前面(第1リフレクタ10の前面)に透明部材で形成されたアウターカバー4が設けられている。
光学系を構成する複数の光源2は、図2及び図3に示すように、略平板状の導光体30の一端部側に配置され、一端部に沿ってその近傍に位置すると共に夫々の光軸AXが、左右(横)方向に延びる水平線と上下方向に延びる垂直線を含む平面(光軸面3)上を互いに略平行に他端部側に向かって延びるように位置している。
第1リフレクタ10と第2リフレクタ20は、導光体30を両面側から覆うように互いに光軸面3に沿って光源2からの出射光の照射方向に延びるように並設されている(図1参照)。
光源2は、例えば光を略放射状に出射するLED光源が用いられている。
導光体30は透明部材で形成され、図2及び図3に示すように、略平板状を呈すると共に光源2が位置する一端部側に入光部31を有し、入光部31に対向する他端部側に出光部40を有し、入光部31と出光部40との間に位置して両部に一体的に形成されて両部を光学的に繋ぐ導光部35を有している。
入光部31は、複数の光源2の夫々からの出射光を導光体30に取り込む光入射面32を有しており、光入射面32は、複数の光源2を下方から覆うように各光源2の光出射面2aと対向する位置に位置し、光源2の光軸AX方向に沿った厚み方向の断面が、光源2の光軸AXを主軸とすると共に主軸上の光源2の位置を焦点pの位置とする、光源2側に凸の双曲面あるいは双曲面に近似した自由曲面からなる湾曲面で構成されており、光源2から略放射状に出射された光を略平行光にする光学機能を備えている。
光入射面32は、換言すると、横方向に延びる双曲柱面あるいは湾曲柱面で構成されている。
出光部40は、光入射面32に対向する位置に形成された分光部41と、分光部41の前方(換言すると、分光部41の、光軸AXに対する直交方向)に形成された光出射面(第2光出射面)45を有している。
分光部41は、光源2の光軸AX方向に沿った厚み方向の断面が、光源2の光軸AXに対して約45°の角度で後方に傾斜した面(傾斜面)を基調とする複数の内部反射面(全反射面)42と、同様に光源2の光軸AXに対して略直交する面(略水平面)を基調とする複数の光出射面(第1光出射面)43とで構成されており、全反射面42と第1光出射面43が前方下方に向けて交互に連続して形成されている。
分光部41は、換言すると、横方向に延びる傾斜面からなる全反射面42と横方向に延びる略水平面からなる第1光出射面43が前方下方に向けて交互に連続して形成されている(図4参照)
第2光出射面45は、光源2の光軸AX方向に沿った厚み方向の断面が、前方に凸の自由曲面で構成されており、換言すると、横方向に延びる湾曲柱面で構成されている。
分光部41を構成する全反射面42は図5に示すように、光源2から出射して光入射面32を介して導光体30に入射して導光部35を導光された光L1を、全反射によって第2光出射面45の方向に向ける光学機能を備え、分光部41を構成する第1光出射面43は、同様に光源2から出射して光入射面32を介して導光体30に入射して導光部35を導光された光L2を、出射時の屈折によって拡散方向に向ける光学機能を備えている。
第2光出射面45は、光源2から出射して光入射面32を介して導光体30に入射して導光部35を導光されて全反射面42で全反射された光L1を、出射時の屈折によって集光方向に向ける光学機能を備えている。この場合、第2光出射面45から集光方向に向けて出射された光は、一旦集光した後に拡散方向に向かう。
第1リフレクタ10は、図6に示すように、透明部材による基材11が略平板状に形成されると共に、導光体30の、第2光出射面45が形成された側の面(前面36)に沿って延設されており、基材11の導光体30側の面には、蒸着やメッキあるいはスパッタリング等の手法によりアルミニウムやクロム等の金属反射部材による金属反射膜12が形成されている。金属反射膜12の表面はメタリック調の光輝反射を演出する鏡面反射面13となっている。
金属反射膜12は、適宜なデザインにしたがって該金属反射膜12が部分的に除去されて透明基材11が露出した開口部14が設けられており、開口部14は、導光体30の分光部41の全反射面42で反射されて第2光出射面45から出射した光、及び導光体30の分光部41の第1光出射面43から出射して第1リフレクタ10の鏡面反射面13及び後述する第2リフレクタ20の鏡面反射面23で反射された光が透過する透光路を形成している。尚、金属反射膜12、鏡面反射面13に置き換えて白色塗装の反射面としてもよい。
なお、第1リフレクタ10は、透明基材11に金属反射膜12を形成して部分的に開口部14を設ける方法に限られるものではなく、例えば、金属反射部材(板)を直接切り抜いて開口部を形成する方法も考えられる。
本実施形態における第1リフレクタ10の金属反射膜12の開口部14の具体的なデザイン形状は、図7に示すように、主に車両用灯具1の主配光を形成する光が透過する開口部(以下、「第1開口部」と呼称する)14a及び主に発光面積の確保と光演出効果を実現するための補助配光を形成する光が透過する開口部(以下、「第2開口部」と呼称する)14bを備えており、そのうち特に第1開口部14aは、導光体30の分光部41の全反射面42が横方向に延長された形状で構成されているのに対応させて、前記全反射面42の配設と同様に横方向に延長された長尺スリット形状を有している。
これにより、導光体30の分光部41の全反射面42で反射されて第2光出射面45から横方向に帯状に出射する出射光が、該第2光出射面45の前方に位置する、第1リフレクタ10の金属反射膜12に形成された横方向に延びる長尺スリット形状の第1開口部14a内を該第1開口部14aに沿って透過される。
したがって、第1開口部14aからは、導光体30の分光部41の全反射面42で反射された反射光に対して優れた光利用効率の照射光が得られて、主配光の配光規格を満足する配光形成に足る照射光量の確保に寄与するものである。
図6に戻って、第2リフレクタ20は、基材21が略板状に形成されると共に導光体30の、前面36と反対側の面(背面)37に沿って光源2から離れるに従って内側(第1リフレクタ10側)に湾曲して延設されており、導光体30側の面には、蒸着やメッキあるいはスパッタリング等の手法によりアルミニウムやクロム等の金属反射部材による金属反射膜22が形成されている。金属反射膜の表面はメタリック調の鏡面反射面23となっている。
これにより、導光体30の分光部41の第1光出射面43から第2リフレクタ20に向けて出射された光は、第2リフレクタ20の鏡面反射膜22の鏡面反射面23で第1リフレクタ10側に向けて反射され、そのうち第1リフレクタ10の金属反射膜12の開口部(第2開口部14b)に至った光は、該第2開口部14bを透過してその透過光が前方に向けて照射される。
第1リフレクタ10の金属反射膜12の第2開口部14bは図7にあるように、第1リフレクタ10の広範囲に亘って短尺スリットが横方向に破線状に形成されており、第2開口部14bからは、主配光の配光形成にはほとんど寄与しないが、光の演出を通して車両用灯具1としての商品性の向上に寄与するものである。
金属反射膜12、鏡面反射面13は開口部14a、14bの周囲を遮光する遮光部としての光学機能を有している。
なお、第2リフレクタ20の金属反射面23で反射されて第1リフレクタ10の金属反射膜12の第2開口部14bに至らなかった光は、第1リフレクタ10の鏡面反射面13と第2リフレクタ20の鏡面反射面23との間で反射を繰り返しながら第2開口部14bに至った光が該第2開口部14bを透過して前方に向けて照射される。
次に、車両用灯具の第1実施形態の上記構成による光学系において、光源から出射した光の光路形成について図8を参照して説明する。
光源2から略放射状に出射された光は、導光体30の入光部31の光入射面32から導光体30に入射する。その際、入射光は、断面が光源2側に凸の双曲面からなる双曲柱面あるいは断面が光源2側に凸の双曲面に近似した自由曲面からなる湾曲柱面で光源2の光軸面3に沿う略平行光として導光体30に入射する。
導光体30の入光部31に入射した光は、導光部35を経て出光部40を構成する分光部41の内部反射面(全反射面)42あるいは光出射面(第1光出射面)43に至る。
全反射面42に至った光L1は、全反射面42で前方に位置する光出射面(第2光出射面)45の方向に向けて全反射されてその内部反射光が第2光出射面45に至り、横方向に延びる湾曲柱面からなる第2光出射面45で集光方向に屈折されて出射され、出射光L1は一旦集光した後に拡散光として前方に向けて照射される。
その際、第2光出射面45からの出射光L1は、前方に配置された第1リフレクタ10の金属反射膜12の開口部(第1開口部)14aを透過してその透過光が前方に向けて照射され、その照射光がアウターカバー4を通して外部に向けて出射されるが、第2光出射面45からの出射光L1が第1リフレクタ10の金属反射膜12の第1開口部14a近傍で集光されるように第2光出射面45の面形状が設定されているため、絞られた光が第1開口部14aを透過することになる。
その結果、第1開口部14aのスリット幅の拡大を抑制しつつ、第2光出射面45からの出射光に対し第1開口部14aを透過する光の透過光率を高めることができるため、主配光の配光規格を満足する配光形成に足る照射光量を確保することができる。
なお、金属反射膜12の第1開口部14aのスリット幅を抑制することにより、昼間時に車両用灯具1をアウターカバー4を通して前方から見たときに、メタリック調の光輝感が違和感なく認識できるため、車両用灯具1の商品性の向上に寄与するものとなる。
車両用灯具1の主配光を形成する光を出射する導光体30の第2光出射面45は、出射光の集光位置の設定と共に、導光体30を導光されて第2光出射面45に至った光に対して出射の際に上下左右のエーミングを施すことにより所望の配光パターンを形成する光学機能を有している。
そのため、第2光出射面45は、求められる主配光の配光パターンに基づいてその形状が適宜設定される。なお、内部反射光を第2光出射面45に向ける全反射面42も主配光の配光形成に係るため、全反射面42の様態も主配光の配光形成に対して考慮される。
一方、光源2から出射して出光部40を構成する分光部41の光出射面(第1光出射面)43に至った光L2は、第1光出射面43から第2リフレクタ20に向けて出射され、第2リフレクタ20の金属反射膜22の鏡面反射面23に至った光L2は、該鏡面反射面23で反射されてその反射光の一部の光L2a(図中直線で示す)が直接、第1リフレクタ10の金属反射膜12の開口部(第2開口部)14bに至り、第2開口部14bを透過してその透過光が前方に向けて照射され、その照射光がアウターカバー4を通して外部に向けて出射される。
また、第2リフレクタ20の該鏡面反射面23で反射されてその反射光の一部の光L2b(図中点線で示す)は第1リフレクタ10の金属反射膜12の鏡面反射面13に至り、その後第1リフレクタ10の鏡面反射面13と第2リフレクタ20の鏡面反射面23との間で反射を繰り返しながら導光体30内を導光されて第1リフレクタ10の金属反射膜12の第2開口部14bに至った光L2bが、第2開口部14bを透過してその透過光が前方に向けて照射され、その照射光がアウターカバー4を通して外部に向けて出射される。
なお、第2開口部14bからの出射光量が少ない場合は、第2開口部14bの開口面積を広げることにより必要な出射光量を確保することができる。
複数の第2開口部14bの夫々からの透過光の光量及び全ての第2開口部14aからの透過光の光量分布は、導光体30の出光部40の分光部41の第1光出射面43の様態及び第2リフレクタ20の金属反射膜22の鏡面反射面23の形状を適宜設定することにより所望値を得ることができる。
この場合、第2開口部14bは、第1リフレクタ10の広い範囲に分散配設されており、広範囲に亘って出射光による副配光を得ることができる。そのため、車両用灯具1に求められる配光規格の発光面積の確保と光の利用効率の向上を図る光学機能を有している。
上述の、複数の光源2と、1つの導光体30と、第1リフレクタ10及び第2リフレクタ20の2つのリフレクタを備えた光学系を有する車両用灯具1は、例えば、ストップランプを想定しており、光源2と、導光体30と、第1開口部14aを備えた第1リフレクタ10で構成された光学系を経た照射光によりストップランプの主配光が形成され、光源2と、導光体30と、第2開口部14bを備えた第1リフレクタ10と、第2リフレクタで構成された光学系を経た照射光よりストップランプの発光面積が確保される。
このように、光源2からの出射光が、互いに異なる2系統の光学系を経て照射されるため、車両用灯具(ストップランプ)1からは異なる光質の照射光が得られ、ストップランプの配光規格を満足すると同時に光の演出性も兼ね備えた商品性に優れた車両用灯具が実現する。
なお、第2リフレクタ20は、基材21に金属反射膜22を形成して表面をメタリック調の鏡面反射面23としたが、それに代わって、基材自体を白色反射樹脂等の白色反射部材で形成して表面を反射面(拡散反射面)とすることも光学的に可能である。
但し、第2リフレクタ20を白色反射部材で形成することにより、鏡面反射面13を有する第1リフレクタ10と拡散反射面を有する第2リフレクタ20との間での反射の繰り返し回数が減って第1リフレクタ10の第2開口部14bに至る光量が低減する可能性がある。その場合は、第2開口部14bを広げて開口面積を拡大することにより第2開口部14bを透過する光の光量を高めることが可能である。
ところで、導光体30の出光部40は、種々の形態が考えられる。
図9~図12は、その変形例を示しており、図9~図12の夫々の図中において図(a)は、出光部を横方向から見た側面説明図、図(b)は、出光部を後方から見た背面説明図、図(c)は、出光部を前方斜め上方から見た斜視説明図である。
図9に示す出光部40は、上述の第1実施形態の導光体30の出光部40に対して、第1光出射面43の形状が異なる。
具体的には、全反射面42に繋がる第1光出射面43の形状を、下側に凸でそのまま横方向に延びる球面又は非球面の湾曲柱面で構成している。
第1光出射面43を湾曲柱面形状とすることにより、光源から出射して導光体30の導光部35を経て第1光出射面43に至った光を、適宜に分散して第2リフレクタ(図示せず)側に向ける。これにより、第1光出射面43から出射された光が、第2リフレクタに対して効率良く且つ全面に亘ってほぼ偏りなく照射することができる。そのため、第1リフレクタ(図示せず)の各開口部からは、互いに光量ばらつきが少なく高光量の透過光を得ることができる。
図10に示す出光部40は、上述の第1実施形態の導光体30の出光部40に対して、全反射面42を上下方向に傾斜して延びるように形成し、それに伴って先端を平坦面で構成して第1光出射面43が同一面で構成されると共に前後方向に延びるように形成されている。
これにより、全反射面42による反射光は上下方向に延びる形状となって第2光出射面45に至り、第2光出射面45によって出射の際に上下左右のエーミングが施されて車両前後方向の長い範囲に向けて照射て所望の配光パターンが形成される。したがって、第2光出射面45からの出射光(エーミング光)が透過する第1リフレクタの開口部は、エーミング光による主配光の配光形成に悪影響を及ぼさないような形状に設定される。
図11に示す出光部40は、上記図10の出光部40の第2光出射面45が横方向に延びる湾曲柱面で構成されているのに対し、その湾曲柱面の曲率を大きくして先端まで延ばした、横方向に延びる球面又は非球面からなるシリンドリカル形状を有している。
これにより、上下方向に傾斜して延びる全反射面42により反射して第2光出射面45に至った光は、図10の第2光出射面45からの出射光に対して、更に上下方向に拡大されて出射される。したがって、車両用灯具からの出射光が、車両前後方向の更に長い範囲に向けて照射されることになる。
図12に示す出光部40は、全反射面42が、横方向に延びる全反射面42aと、上下方向に傾斜して延びる全反射面42bとで構成されている。
これにより、第2光出射面45からのエーミング光が、上下方向及び左右方向の広い範囲を照射することが可能となり、主配光の配光形成を容易に且つ確実に行うことができる。
なお、上記図9~図12に示す出光部40の夫々の全反射面42の形態に対して、該全反射面42による内部反射光を効率良く透過するために第1リフレクタ10の金属反射膜12に形成される第1開口部14aの形状が、見栄えを演出するデザインを考慮して適宜に設定される。
次に、本発明の車両用灯具の第2実施形態について図13を用いて説明する。図13は、本発明の車両用灯具の第2実施形態を左右(横)方向から見た縦断面説明図である。
本発明の車両用灯具1の第2実施形態は、複数の光源2と、1つの導光体30と、第1リフレクタ10及び第2リフレクタの2つのリフレクタを備えた第1実施形態の光学系の前に、複数の光源5と導光板50を備えた光学系を配置した構成を有している。
複数の光源5と導光板50を備えた光学系は具体的には、光学系を構成する複数の光源5が、略平板状の導光板50の一端部側に配置され、一端部に沿ってその近傍に位置すると共に夫々の光軸AXが、横方向に延びる水平線と上下方向に延びる垂直線を含む平面(光軸面6)上を互いに略平行に他端部側に向かって延びるように位置している。
光源5は、例えば上記第1実施形態と同様に、光を略放射状に出射するLED光源が用いられている。
導光板50は、上述のように略平板状を呈すると共に光源5が位置する一端部側に入光部51を有すると共に、入光部51から他端部側に延びる導光部55を有しており、光源5の光軸面6に沿って光源5からの出射光の照射方向に延びるように配設されている。
なお、導光板50の、光源5が位置する一端部側と対向する他端部側は、図示しないが反射処理を施して反射面とすること可能である。
入光部51は、複数の光源5の夫々からの出射光を導光板50に取り込む光入射面52を有しており、光入射面52は、複数の光源5を下方から覆うように各光源5の光出射面5aと対向する位置に位置し、夫々の光源5の光軸AXに対して略垂直な面が横方向に直線状に延在してなる直線状平面で構成されている。
導光部55は、光出射面となる前面56に、光源5から出射して導光板50の導光部55を導光された光を直接あるいは間接的に出射するためのレンズカットが施されている。
レンズカットは、例えば、導光部55の板厚方向に凹んだ球面状又は非球面状の凹みからなる微細ドットカット57が所定の均一な密度で全体に分散配置されている。他、三角状のプリズムカットも考えられる。また、グラデーションを形成するよう密度差を形成するようにしてもよい。
そこで、上記構成による光学系において、光源から出射した光の光路形成について説明する。
光源5から略放射状に出射された光は、導光板50の入光部51の光入射面52から導光板50に放射状に入射し、導光部55をその前面(光出射面)56及び背面(光反射面)58で反射(全反射)を繰り返しながら光源5が位置する一端部と対向する他端部側に向けて導光される。
その導光中に、導光部55の前面56の複数の微細ドットカット57の夫々に至った光の一部の光L3aが、該微細ドットカット57を介して集中的に直接出射あるいは該微細ドットカット57を介して集中的に背面53に向けて反射(全反射)されて背面53による反射光が出射され、前面56の該微細ドットカット57以外の面(平坦面)59に至った光の一部の光L3bが、該平坦面59を介して出射される。
したがって、導光板50をアウターカバー4を通して前方から見ると、導光板50の導光部55全体に散りばめられた微細ドットカット57からの高密度光によって該微細ドットカット57自体が明るく鮮やかに光って見えると同時に、微細ドットカット57以外の平坦面59からの拡散光によって導光部55の略全面に亘って輝度分布が均一な柔らかい光が視認される。
なお、導光板50の、光源5と対向する他端部側に反射処理が施されている場合、光源5から出射して導光体50内を導光されて他端部に至った光が該他端部で反射されて導光体50内を光源5側に導光される戻りの導光路においても導光部55の前面56から出射光が得られる。
従って、導光体50の導光部55の前面56からは、更に光量が増加することにより明るい光が視認される。
なお、光源2と、導光体30と、第1リフレクタ10及び第2リフレクタの2つのリフレクタを備えた第1実施形態の光学系からの出射光は、該光学系の前方に位置し光源5と導光板50を備えた光学系を構成する導光板50及びその前方に位置するアウターカバー4を透過して外部に出射される。
そこで、光源2と、導光体30と、第1リフレクタ10及び第2リフレクタの2つのリフレクタを備えた光学系にストップランプの機能を持たせ、該光学系の前方に位置し光源5と導光板50を備えた光学系にテールランプの機能を持たせることにより、ストップ&テールランプの車両用灯具が実現でする。
そこで、夜間走行時にテールランプが点灯すると、図14(車両用灯具をアウターカバーを通して前方から見た図)にあるように、車両用灯具1からは、第1リフレクタ10の金属反射膜12の開口部14(14a及び14b)を除く全面に亘って輝度分布が均一な柔らかい光が視認されると共に、その中でほぼ全面に亘って散りばめられた微細ドットが明るく鮮やかに浮き上がって見える。
次に、上記テールランプが点灯した状態でストップランプが点灯すると、図15(車両用灯具をアウターカバーを通して前方から見た図)にあるように、更に、第1リフレクタ10の金属反射膜12の開口部14(14a)からは光輝度の鮮明な光が視認され、開口部14(14b)からは、開口部14aからの出射光よりも輝度は低いが輝度ばらつきの少ない光が視認される。
一方、昼間走行時にストップランプのみが点灯すると、図16(車両用灯具をアウターカバーを通して前方から見た図)にあるように、第1リフレクタ10の金属反射膜12の開口部14(14a)からは光輝度の鮮明な光が視認され、開口部14(14b)からは、開口部14aからの出射光よりも輝度は低いが輝度ばらつきの少ない光が視認される。同時に、開口部14(14a及び14b)以外の金属反射膜12が形成された領域は、該金属反射膜12が直視されて鏡面反射面13によるメタリック調の光沢面が視認される。
ところで、上記第2実施形態の変形例として、第1リフレクタ10と導光板50を一体的に形成することも可能である。これにより、第1リフレクタ10の光学機能と導光板50の光学機能を兼ね備えると共に更に他の光学効果を付加することができる。
具体的には図17(本発明の車両用灯具の第2実施形態の変形例を左右(横)方向から見た縦断面説明図)に示すように、光源5からの出射光を導光する導光板60の導光体30側の面(背面)61に、開口部62(第1開口部62a及び第2開口部62b)を有する金属反射膜(第1開口部14a及び第2開口部14bを有する第1リフレクタ10の金属反射膜12に対応)63を形成して第1リフレクタ10の反射・透過機能を導光板60に持たせる。
また、導光板60の、導光体30と反対側の面(前面)64に、導光部60の板厚方向に凹んだ球面状又は非球面状の凹みからなる微細ドットカット(導光板50の微細ドットカット57に対応)65を所定の均一な密度で全体に分散配置して導光板50の光学機能を導光板60に持たせる。
この場合、光源2から出射して導光体30内を導光された光に対する光利用効率は、第1リフレクタ10及び第2リフレクタ20を備えた光学系の光利用効率とほとんど変わらないが、光源5からの出射光に対する光利用効率は、導光板60内を導光する光の反射率が導光板60の背面61に直接形成された金属反射膜63によって向上するため、導光板50に金属反射膜が設けられていない第2実施形態の車両用灯具に対して高くなる。
また、第1リフレクタ10、第2リフレクタ20及び導光板50を備えた第2実施形態の車両用灯具に対して、第2リフレクタ20及び導光・反射・透過機能を有する導光板60を備えた構成により、構成部材が削減されると共に加工工数も低減されるため、製造コストの低コスト化を図ることができる。
1… 車両用灯具
2… 光源
2a… 光出射面
3… 光軸面
4… アウターカバー
5… 光源
5a… 光出射面
6… 光軸面
10… 第1リフレクタ
11… 基材
12… 金属反射膜
13… 鏡面反射面
14… 開口部
14a… 第1開口部
14b… 第2開口部
20… 第2リフレクタ
21… 基材
22… 金属反射膜
23… 鏡面反射面
30… 導光体
31… 入光部
32… 光入射面
35… 導光部
36… 前面
37… 背面
40… 出光部
41… 分光部
42… 内部反射面(全反射面)
42a… 内部反射面(全反射面)
42b… 内部反射面(全反射面)
43… 光出射面(第1光出射面)
45… 光出射面(第2光出射面)
50… 導光板
51… 入光部
52… 光入射面
53… 背面
55… 導光部
56… 前面
57… ドットカット
58… 背面
59… 平坦面
60… 導光板
61… 背面
62… 第1開口部
62a… 第1開口部
62b… 第2開口部
63… 金属反射膜
64… 前面
65… ドットカット

Claims (11)

  1. 光源と、
    透明部材からなり、光入射面、第1光出射面、第2光出射面及び全反射面を有する導光体と、
    透明部材からなり、第1開口部及び第2開口部が設けられた遮光面を有する遮光部材と、反射面を有する反射部材と、を備え、
    前記遮光部材と前記反射部材は、前記導光体を両面側から覆うように対向させて配置され、
    前記光源から出射して前記光入射面から前記導光体に入射した光の一部が、前記全反射面で内部反射されてその反射光が前記第2光出射面から出射されてその出射光が前記遮光部材の第1開口部を透過して主配光を形成し、
    前記光源から出射して前記光入射面から前記導光体に入射した光の一部が、前記第1光出射面から出射されてその出射光が前記反射部材の反射面で反射されてその反射光が前記遮光部材の第2開口部を透過して副配光を形成することを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記遮光部材の前記反射部材と対向する面は反射面であることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記第2光出射面は、主配光の配光形成を行う光学機能を有すること特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の車両用灯具。
  4. 前記第1光出射面と前記全反射面は、交互に連続して形成されていることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれかに記載の車両用灯具。
  5. 前記光入射面は、前記光源からの出射光を該光源の光軸に沿う略平行光とする面形状で構成されていることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれかに記載の車両用灯具。
  6. 前記反射部材の反射面は、金属反射膜による鏡面反射面又は白色反射部材で形成された拡散反射面であることを特徴とする請求項1~請求項5のいずれかに記載の車両用灯具。
  7. 前記遮光部材の反射面は、金属反射膜による鏡面反射面であることを特徴とする請求項2~請求項6のいずれかに記載の車両用灯具。
  8. 前記車両用灯具の前記遮光部材の前記反射部材と反対側に、光源と、透明部材からなり、一方の面に複数のレンズカットが施された導光板が配置され、前記光源から出射して前記導光板内を導光された光が前記レンズカットを介して前記遮光部材と反対方向に出射されることを特徴とする請求項1~請求項7のいずれかに記載の車両用灯具。
  9. 前記複数のレンズカットは、前記導光板の遮光部材と反対側の面に形成されたカットが分散配置されてなることを特徴とする請求項8に記載の車両用灯具。
  10. 前記遮光部材と前記導光板を一体化して、一方の面に第1開口部及び第2開口部が設けられた反射面を有すると共に他方の面に複数のレンズカットが施された面を有する、導光・反射・透過機能を備えた導光板を具備すること特徴とする請求項8又は請求項9のいずれかに記載の車両用灯具。
  11. 前記光源は、LEDであることを特徴とする請求項1~請求項10のいずれかに記載の車両用灯具。
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