JP6474660B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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本発明は、車両用灯具に関するものであり、詳しくは、導光レンズからの出射光をそのまま照射光として用いる車両用灯具に関する。
従来、この種の「車両用灯具」としては、特許文献1に「車両用灯具」の名称で開示されたものがある。
開示され車両用灯具80(図9参照)は、ランプボディ81とアウターカバー82とで形成された灯室83内に、ロービーム形成用投射型光源ユニットとハイビーム形成用反射型光源ユニットが配置されており、アウターカバー82は、ロービーム形成用投射型光源ユニットとハイビーム形成用反射型光源ユニットの夫々からの照射光が透過する透明樹脂部84と、透明樹脂部84の上部外縁及び下部外縁の夫に沿って延びる面発光導光板85、86とを有している。
アウターカバー82を構成する面発光導光板85、86は、透明樹脂に光散乱材が分散されてなる光散乱樹脂からなり、端面近傍に配置された側面光源(LED)90、91、92から出射して面発光導光板85、86内に入射した光を光散乱材で散乱させて照射方向に向けて照射する。この場合、面発光導光板85、86は、側面光源90、91、92からの出射光の光色を適宜設定することにより、昼間走行時には例えば、デイタイムランニングランプ或いはクリアランスランプ等としての機能を持たせ、夜間走行時には例えば、クリアランスランプ或いはターンシグナルランプ等としての機能を持たせることができる。
特開2012−64533号公報
ところで、上記構成からなる車両用灯具80は、面発光導光板85に対しては互いに対向する両端面近傍に側面光源90、91を配置し、面発光導光板86に対しては一方の側の端面近傍にのみ側面光源92を配置している。
そのうち、側面光源92を面発光導光板86の一方の側の端面近傍にのみ配置する構成は、側面光源の数を少なくできるため部品点数及び製造工数の低減により製造コストの低減を図ることができるが、面発光導光板からの出射光の光量が側面光源から遠ざかるにつれて少なくなるため、出射光の光量差による輝度むらが発生する。
一方、側面光源90、91を面発光導光板85の対向する両端面近傍に配置する構成は、面発光導光板からの出射光の光量を両側面光源間において均一化できるため、両側面光源間に亘って輝度分布の均一化を図ることができるが、側面光源の数が多くなるため部品点数及び製造工数の増加により製造コストが高くなる。
そこで、本発明は上記問題に鑑みて創案なされたもので、その目的とするところは、輝度分布の均一化が図られると共に製造コストが安価な導光体を備えて車両への取り付け自由度が高い車両用灯具を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載された発明は、透明部材により一体成形された、第1導光部と第2導光部が折曲部を挟んで折曲配置されてなる導光体と、前記導光体の前記第1導光部と前記第2導光部の夫々の端面近傍に配設された光源と、を有し、前記導光体の前記第1導光部及び前記第2導光部の夫々は所定の間隔で互いに平行に並設された、導光光を内部反射する内部反射面及び内部反射光を外部に出射する外部出射面を有する導光レンズ部と、導光光をそのまま導光する導光ガイド部と、を備え、前記折曲部は、前記夫々の導光ガイド部の出射端面の前方に位置する傾斜反射面を有し、前記第1導光部の導光レンズ部には、一方の側から前記第1導光部側に配設された光源からの光が導入され、他方の側から前記第2導光部側に配設された光源から出射して前記第2導光部の導光ガイド部内を導光されて前記出射端面から出射して前記傾斜反射面で反射された光が導入され、前記第2導光部の導光レンズ部には、一方の側から前記第2導光部側に配設された光源からの光が導入され、他方の側から前記第1導光部側に配設された光源から出射して前記第1導光部の導光ガイド部内を導光されて前記出射端面から出射して前記傾斜反射面で反射された光が導入されることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載された発明は、請求項1において、前記第1導光部及び前記第2導光部は、夫々の導光ガイド部が夫々の導光レンズ部の外側に位置していることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載された発明は、請求項1又は請求項2において、前記第1導光部及び前記第2導光部の夫々の導光ガイド部は、円柱形状を有していることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載された発明は、請求項3において、前記夫々の導光ガイド部は、前記光源側から前記折曲部側に向かって外径が徐々に小さくなっていることを特徴とする請求項3に記載の車両用灯具。
また、本発明の請求項5に記載された発明は、請求項1〜請求項4のいずれかにおいて、前記第1導光部及び前記第2導光部の夫々の導光ガイド部の前記光源側端部は、該導光ガイド部の長手方向に対して斜めに切断された形状の傾斜端面を有していることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項6に記載された発明は、請求項1〜請求項4のいずれかにおいて、前記光源は2個で構成され、一方の1個の光源は出射光が主に前記導光レンズ部に導入される位置に配設され、他の1個の光源は出射光が主に導光ガイド部に導入される位置に配設されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項7に記載された発明は、請求項1〜請求項6のいずれかにおいて、前記傾斜反射面は、両側を前記夫々の導光ガイド部の出射端面の前方に位置する部分とする中央部に、前記導光レンズ部の内部反射面と前記外部出射面との間の方向に沿って外側に突出する突出部が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の車両用灯具。
本発明の車両用灯具によれば、第1導光部と第2導光部を折曲配置した導光体において、第1導光部及び第2導光部の夫々に、内部反射面及び外部出射面を有する導光レンズ部と導光光をそのまま導光する導光ガイド部とを所定の間隔で平行に並設し、導光部の夫々の端面近傍に光源を配置した。これにより、第1導光部の導光レンズ部には、第1導光部側に配置された光源からの出射光と第2導光部側の光源から出射して第2導光部の導光ガイド部内を導光された光が導入され、第2導光部の導光レンズ部には、第2導光部側に配置された光源からの出射光と第1導光部側の光源から出射して第1導光部の導光ガイド部内を導光された光が導入される。
その結果、第1導光部の導光レンズ部及び第2導光部の導光レンズ部には両側から光が導入されることになり、夫々の導光レンズ部からの外部出射光の光量が光導入部から遠ざかるにつれて少なくなるのを互いに補完し合うため、外部光出射面からの出射光の輝度分布の均一化を図ることができる共に、導入光量の増加により輝度アップが実現する。
また、第1導光部と第2導光部が折曲配置された導光体に対して折曲部に光源を設ける必要がないため、限られたスペースに対して取り付け自由度が高くなると同時に、光源に対する給電用のワイヤハーネスの引き回しを低減できるため導光体周りをすっきりさせることができる。
更に、光源の少数化及びそれに伴うワイヤハーネスの低減により部品点数の削減及び製造工数の低減が図られると共に第1導光部と第2導光部が折曲配置されてなる複雑な形の導光体が一体成形で形成できるため、安価な製造コストを実現することができる。
本発明の車両用灯具に係る実施形態を構成する導光体の平面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB部斜視図である。 実施形態の車両用灯具の光路説明図である。 光利用効率を高めた導光体の平面図である。 他の実施形態の車両用灯具の平面図である。 折曲部の部分拡大図である。 車両用灯具の取り付け例の説明図である。 従来例の説明図である。
以下、この発明の好適な実施形態を図1〜図8を参照しながら、詳細に説明する(同一部分については同じ符号を付す)。尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの実施形態に限られるものではない。
図1は本発明の車両用灯具に係る実施形態を構成する導光体の平面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1のB部斜視図である。
導光体10は、透明部材による一体成形で形成されると共に略棒状の導光部がL字状に配置されており、折曲部60を挟んで一方の導光部(以下、「第1導光部」と呼称する)20及び他方の導光部(以下、「第2導光部」と呼称する)40を備えている。また、第1導光部20は、端部21及び端部21から延びる主導光部22を有し、第2導光部40は、端部41及び端部41から延びる主導光部42を有している。
主導光部22は、所定の間隔で互いに平行に並設された導光レンズ部25及び導光ガイド部30を有すると共に導光ガイド部30が導光レンズ部25の外側に位置し、主導光部42は、所定の間隔で互いに平行に並設された導光レンズ部45及び導光ガイド部50を有すると共に導光ガイド部50が導光レンズ部45の外側に位置している。
主導光部22の導光レンズ部25と主導光部42の導光レンズ部45は、折曲部60を介して互いに繋がっており、主導光部22の導光ガイド部30と主導光部42の導光ガイド部50は、互いに分離して配設されている。
次に、導光レンズ部25、45及び導光ガイド部30、50について説明する。
まず、導光レンズ部25、45は、夫々が直線状に形成されると共に長手方向に垂直な断面が長手方向の全長に亘って同一形状寸法の矩形状を有する矩形柱状を呈しており(図2参照)、互いに対向する面の一方の面(裏面)には複数のレンズカット26a、46aが施されて光反射面26、46が形成され、他方の面(表面)は平坦面からなる光出射面27、47が形成されている。
複数のレンズカット26a、46aは、例えば、導光レンズ部25、45の長手方向に垂直に延びる凹凸が長手方向に沿って複数形成されたものである。但し、導光レンズ部25、45の夫々の裏面に形成されたレンズカット26a、46aは、導光レンズ部25、45内を導光された光を表面の光出射面27、47側に向けるための手法の一つである。そのため、必ずしもレンズカットに限られるものではなく、例えば、シボ加工を施したり、光反射面を設けたり、導光レンズ部の厚みを変化させたり、或いはそれらを組み合わせるなどの手法も可能である。
一方、導光ガイド部30、50は、夫々が直線状に形成されると共に長手方向に垂直な断面が長手方向の全長に亘って同一形状寸法の円形状を有する円柱状を呈しており(図2参照)、外周面は、レンズカットや表面加工等の処理が一切施されていない平滑面からなっている。
第1導光部20の端部21は、端面21aから長手方向の所定の位置までの範囲にあり、長手方向に垂直な断面が、導光レンズ部25及び導光ガイド部30を有する主導光部22の断面の外周に沿った輪郭を有している。言い換えると、図3に示すように、導光レンズ部25及び導光ガイド部30が端部21の外周縁から突出することなくそのまま延長されている。
同様に、第2導光部40の端部41についても、端面41aから長手方向の所定の位置までの範囲にあり、長手方向に垂直な断面が、導光レンズ部45及び導光ガイド部50を有する主導光部42の断面の外周に沿った輪郭を有している。
折曲部60は、折曲する外側の角を切り取ったような傾斜面61を有しており、傾斜面61は導光ガイド部30、50の夫々の端面30a、50aの前方に、導光ガイド部30、50の夫々の長手方向に対して傾斜した状態に形成されている。
そして、図4(光路説明図)に示すように、上記構成の導光体10の第1導光部20の端面21a近傍に、光源(例えば、LED光源)2をその光出射面2aを端面21aに向けて配設し、同様に、第2導光部40の端面41a近傍に、光源(例えば、LED光源)3をその光出射面3aを端面41aに向けて配設することにより車両用灯具1が構成される。
そこで、夫々の光源2、3を点灯すると、光源2から出射して第1導光部20の端面21aから端部21内に入射した光のうち、導光レンズ部25に向かう光L1aは、一部がレンズカット26aで光出射面27側に反射されて光出射面27から外部に出射しながら導光レンズ部25内を折曲部60の方向に導光される。
一方、第1導光部20の端部21内に入射した光のうち、導光ガイド部30に向かう光L1bは、導光ガイド部30内を折曲部60の方向に導光され、端面30aから前方の傾斜面61に向けて出射される。そして、傾斜面61で内部反射(全反射)されて第2導光部40側の導光レンズ部45に向かい、導光レンズ部45に向かう光L1bは、一部がレンズカット46aで光出射面47側に反射されて光出射面47から外部に出射しながら導光レンズ部45内を端部41の方向に導光される。
同様に、光源3から出射して第2導光部40の端面41aから端部41内に入射した光のうち、導光レンズ部45に向かう光L2aは、一部がレンズカット46aで光出射面47側に反射されて光出射面47から外部に出射しながら導光レンズ部45内を折曲部60の方向に導光される。
一方、第2導光部40の端部41内に入射した光のうち、導光ガイド部50に向かう光L2bは、導光ガイド部50内を折曲部60の方向に導光され、端面50aから前方の傾斜面61に向けて出射される。そして、傾斜面61で内部反射(全反射)されて第1導光部20側の導光レンズ部25に向かい、導光レンズ部25に向かう光L2bは、一部がレンズカット26aで光出射面27側に反射されて光出射面27から外部に出射しながら導光レンズ部25内を端部21の方向に導光される。
そのため、第1導光部20の導光レンズ部25の光出射面27からの出射光は、第1導光部20の端面21a近傍に位置する光源2からの出射光及び第2導光部40の端面41a近傍に位置する光源3からの出射光がそのまま導光された導光ガイド部50の出射光により形成される。その結果、導光レンズ部25は両側から光L1a、L2bが導入されることになり、光出射面27からの出射光の光量が光導入部から遠ざかるにつれて少なくなるのを互いに補完し合うため、光出射面27からの出射光の輝度分布の均一化を図ることができると共に、導入光量の増加により輝度アップが実現する。
同様に、第2導光部40の導光レンズ部45の光出射面47からの出射光は、第2導光部40の端面41a近傍に位置する光源3からの出射光及び第1導光部20の端面21a近傍に位置する光源2からの出射光がそのまま導光された導光ガイド部30の出射光により形成される。その結果、導光レンズ部45は両側から光L2a,L1bが導入されることになり、光出射面47からの出射光の光量が光導入部から遠ざかるにつれて少なくなるのを互いに補完し合うため、光出射面47からの出射光の輝度分布の均一化を図ることができる共に、導入光量の増加により輝度アップが実現する。
また、上記構成からなる車両用灯具1は、L字状の導光体10に対して折曲部60に光源を設ける必要がないため、限られたスペースに対して取り付け自由度が高くなると同時に、光源に対する給電用のワイヤハーネスの引き回しを低減できるため導光体10周りをすっきりさせることができる。
更に、光源の少数化及びそれに伴うワイヤハーネスの低減により部品点数の削減及び製造工数の低減が図られると共にL字状の複雑な形の導光体が一体成形で形成できるため、安価な製造コストを実現することができる。
ところで、車両用灯具1を構成する上記導光体10に適宜な手段を施すことにより、光源2から出射して第1導光部20の端部21を経て導光ガイド部30内に入射した光の利用効率、及び光源3から出射して第2導光部40の端部41を経て導光ガイド部50内に入射した光の利用効率を向上させることが可能である。
具体的には、第1導光部20側を例にとると図5(光利用効率を高めた導光体の平面図)にあるように、第1導光部20の端部21から導光ガイド部30にかけて所定の角度で斜め外側に切除したような傾斜面28を設ける。このとき、傾斜面28は、光源2から出射して第1導光部20の端部21内を導光ガイド部30に向けて導光された光を内部反射(全反射)によって導光ガイド部30に対して比較的直進性の高い光のみを入射するような角度に設定する。これにより、導光ガイド部30内を導光される光の、導光ガイド部30内での内部反射の回数を減らして導光損失を抑制することにより光の利用効率を高めることができる。
次に、上述の、傾斜面28を設けない導光体10を用いて、更なる輝度アップ及び更なる輝度分布の均一性を可能にする方法について説明する。
それは、図6(他の実施形態の平面図)にあるように、第1導光部20の端面21a近傍に2つの光源4、5を配設し、そのうち1つの光源4はその光出射面4aを導光レンズ部25に向け、他の1つの光源5はその光出射面5aを導光ガイド部30に向ける。同様に、第2導光部40の端面41a近傍に2つの光源6、7を配設し、そのうち1つの光源6はその光出射面6aを導光レンズ部45に向け、他の1つの光源7はその光出射面7aを導光ガイド部50に向ける。
すると、光源5から出射して導光ガイド部30内を導光されて端面30aから出射する光L5は、あたかも端面30aの近傍に配設した光源(疑似光源)5´から出射された光のように見える。したがって、導光レンズ部45には、一方の側の光源6からの出射光L6と他方の側の疑似光源5´からの出射光L5がほぼ同じ光量で導入されることになり、導入光量の増加による更なる輝度アップ及び光出射面47からの出射光の更なる輝度分布の均一化を図ることができる。
同様に、光源7から出射して導光ガイド部50内を導光されて端面50aから出射する光L7は、あたかも端面50aの近傍に配設した光源(疑似光源)7´から出射された光のように見える。したがって、導光レンズ部25には、一方の側の光源4からの出射光L4と他方の側の疑似光源7´からの出射光L7がほぼ同じ光量で導入されることになり、導入光量の増加による更なる輝度アップ及び光出射面27からの出射光の更なる輝度分布の均一化を図ることができる。
上述の導光体10はいずれも、折曲部60に傾斜面61を設けて導光ガイド部30からの出射光を導光レンズ部45に向けて内部反射すると同時に、導光ガイド部50からの出射光を導光レンズ部25に向けて内部反射する機能を持たせているが、図7(折曲部の部分拡大図)にあるように、傾斜面61の、両側を導光ガイド部30、50の夫々の端面30a、50aの前方に位置する部分とする中央部に、光反射面26と光出射面27の間の方向(厚み方向)及び光反射面46と光出射面47の間の方向(厚み方向)に沿って外側に突出する突出部62を設けることによりこの突出部62に光学的な機能を持たせることができる。
この場合、突出部62は、導光ガイド部30、50の夫々からの出射光に対して傾斜面61による内部反射範囲を絞って導光レンズ部45、25に導入することになり、比較的直進性の高い光のみの導光によって導光ガイド部30、50内を導光される光の、導光ガイド部30、50内での内部反射の回数を減らして導光損失を抑制することにより光の利用効率を高めることができる。
なお、上述の導光体及び光源を備えた車両用灯具1は、例えば図8(車両用灯具の取り付け例の説明図)に示すように、フォグランプ71等の灯具と共に車両のバンパー70に取付けてアクセサリーランプ或いはデイタイムランニングランプとして用いることができる。
1… 車両用灯具
2… 光源
2a… 光出射面
3… 光源
3a… 光出射面
4… 光源
4a… 光出射面
5… 光源
5a… 光出射面
5´… 疑似光源
6… 光源
6a… 光出射面
7… 光源
7a… 光出射面
7´… 疑似光源
10… 導光体
20… 第1導光部
21… 端部
21a… 端面
22… 主導光部
25… 導光レンズ部
26… 光反射面
26a… レンズカット
27… 光出射面
28… 傾斜面
30… 導光ガイド部
30a… 端面
40… 第2導光部
41… 端部
41a… 端面
42… 主導光部
45… 導光レンズ部
46… 光反射面
46a… レンズカット
47… 光出射面
50… 導光ガイド部
50a… 端面
60… 折曲部
61… 傾斜面
62… 突出部
70・・・ バンパー
71… フォグランプ

Claims (7)

  1. 透明部材により一体成形された、第1導光部と第2導光部が折曲部を挟んで折曲配置されてなる導光体と、
    前記導光体の前記第1導光部と前記第2導光部の夫々の端面近傍に配設された光源と、を有し、
    前記導光体の前記第1導光部及び前記第2導光部の夫々は所定の間隔で互いに平行に並設された、導光光を内部反射する内部反射面及び内部反射光を外部に出射する外部出射面を有する導光レンズ部と、導光光をそのまま導光する導光ガイド部と、を備え、
    前記折曲部は、前記夫々の導光ガイド部の出射端面の前方に位置する傾斜反射面を有し、
    前記第1導光部の導光レンズ部には、一方の側から前記第1導光部側に配設された光源からの光が導入され、他方の側から前記第2導光部側に配設された光源から出射して前記第2導光部の導光ガイド部内を導光されて前記出射端面から出射して前記傾斜反射面で反射された光が導入され、
    前記第2導光部の導光レンズ部には、一方の側から前記第2導光部側に配設された光源からの光が導入され、他方の側から前記第1導光部側に配設された光源から出射して前記第1導光部の導光ガイド部内を導光されて前記出射端面から出射して前記傾斜反射面で反射された光が導入されることを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記第1導光部及び前記第2導光部は、夫々の導光ガイド部が夫々の導光レンズ部の外側に位置していることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記第1導光部及び前記第2導光部の夫々の導光ガイド部は、円柱形状を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用灯具。
  4. 前記夫々の導光ガイド部は、前記光源側から前記折曲部側に向かって外径が徐々に小さくなっていることを特徴とする請求項3に記載の車両用灯具。
  5. 前記第1導光部及び前記第2導光部の夫々の導光ガイド部の前記光源側端部は、該導光ガイド部の長手方向に対して斜めに切断された形状の傾斜端面を有していることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の車両用灯具。
  6. 前記光源は2個で構成され、一方の1個の光源は出射光が主に前記導光レンズ部に導入される位置に配設され、他の1個の光源は出射光が主に導光ガイド部に導入される位置に配設されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の車両用灯具。
  7. 前記傾斜反射面は、両側を前記夫々の導光ガイド部の出射端面の前方に位置する部分とする中央部に、前記導光レンズ部の内部反射面と前記外部出射面との間の方向に沿って外側に突出する突出部が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の車両用灯具。
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