JP2004103503A - 導光体及びこの導光体を有する車両用灯具 - Google Patents
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Abstract
【課題】光源からの光の配光調整を可能としつつも、光の利用効率の向上を図ることができる導光体及びこの導光体を有する車両用灯具を提供する。
【解決手段】本発明に係る導光体6は、LED11a,11dからの光が入射する凹部17と、凹部17に入射した光が透過する第1の透過面20a、20b及び第2の透過面21a,21bと、第2の透過面21a,21bを透過した光が出射する第2の出射面14a,14bとを備え、凹部17に入射した光が透過面20a、20b、第2の透過面21a,21b及び第2の出射面14a,14bにおいて複数回屈折することにより、第2の出射面14a,14bから所定の方向に出射するようになっている。
【選択図】 図3
【解決手段】本発明に係る導光体6は、LED11a,11dからの光が入射する凹部17と、凹部17に入射した光が透過する第1の透過面20a、20b及び第2の透過面21a,21bと、第2の透過面21a,21bを透過した光が出射する第2の出射面14a,14bとを備え、凹部17に入射した光が透過面20a、20b、第2の透過面21a,21b及び第2の出射面14a,14bにおいて複数回屈折することにより、第2の出射面14a,14bから所定の方向に出射するようになっている。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光源からの光を配光するための導光体及びこの導光体を有する自動車のバックランプ等の車両用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のバックランプ等の車両用灯具については、法規によってその配光が定められている。このため、従来より、光源から入射する光を所定の方向に出射させるための導光体を備え、この導光体によってその配光を調整する車両用灯具が知られている。
【0003】
図7は、バックランプに用いられる導光体の一部を模式的に示したものである。図中左右方向は車幅方向であり、符号Lは車両前後方向に延びる直線を示す。この導光体1は、図示を略す光源から入射した光を出射させる出射面2を備え、この出射面2における1回の屈折で光を所定の方向に向けるようになっている。具体的には、図示を略す光源からの光であって直線Lに平行な矢印Aで示す光束が、出射面2において矢印Bで示すように直線Lに対して水平面内で45°の角度で屈折し、車両の斜め後方に向けて出射するようになっている。
【0004】
ここで、図8に示す導光体に入射した平行光束が出射面において、所定の角度θで屈折するとき、この角度θ及び導光体の屈折率nと、出射面に対する平行光束の入射角αとの関係は以下の式で表される。
【数1】
【0005】
したがって、図7の出射面2において平行光束を角度θ=45°に屈折させるには、例えば屈折率n=1.5とした場合、入射角αは式▲1▼より41.7°である必要がある。よって、平行光束を入射角α=41.7°で出射面2に入射させるために、出射面2は平行光束に対して垂直な面より41.7°傾斜して形成されていることを要する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の導光体1を用いたバックランプでは、出射面2における内面反射が大きいため、図示を略す光源からの光量に対して、バックランプの照明として利用される光量の割合が低く、光の利用効率に劣るという問題がある。
【0007】
すなわち、屈折角をβとしたときの光の反射率ρは次式
【数2】
で表され、上記の従来例では屈折角β=45°+41.7°=86.7°となることより、反射率ρ=72.1%、透過率σ=100%−ρ=27.9%となる。このように、バックランプの照明として利用される光量は、光源の光量の30%にも満たない。
【0008】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、光源からの光の配光調整を可能としつつも、光の利用効率の向上を図ることができる導光体及びこの導光体を有する車両用灯具を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、光源からの光が入射する入射部と、該入射部に入射した光が透過する透過面と、該透過面を透過した光が出射する出射面とを備え、前記入射部に入射した光が前記透過面及び前記出射面において複数回屈折することにより、前記出射面から所定の方向に出射する導光体を特徴とする。
【0010】
この発明によれば、入射部に入射した光が透過面及び出射面において複数回屈折するので、透過面及び出射面に対する光の入射角を小さくすることができる。このため、内面反射を抑えて1回の屈折における透過率を高めることができ、ひいては光が最終的に出射面から所定の方向に出射するときの透過率を高めることが可能で、光の利用効率を向上させることができる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記透過面が複数設けられ、前記入射部に入射した光が前記所定の方向に向けて各透過面で段階的に屈折する導光体を特徴とする。
【0012】
この発明によれば、入射部に入射した光が所定の方向に向けて各透過面で段階的に屈折するので、その入射光を順次所定の方向に向かわせることができ、迂遠な屈折による光の損失を防止して光の利用効率の向上を図ることができる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記出射面が、該出射面から出射する光を拡散させるように形成されている導光体を特徴とする。
【0014】
この発明によれば、出射面がそこから出射する光を拡散させるように形成されているので、その出射光の明るさのむらを抑制することができる。
【0015】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の導光体を有する車両用灯具を特徴とする。
【0016】
この発明によれば、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の発明の効果を車両用灯具において得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0018】
図1は、本実施の形態に係る導光体を用いた車両用灯具としてのバックランプを示す。このバックランプ3は、ハウジング4と、LED基板5と、導光体6とを備え、同図における左右方向を車幅方向として車両の後部に取り付けられる。
【0019】
ハウジング4は正面及び背面に開口部7,8を有するとともに、その側面9a,9bが正面側に向けて狭くなるように傾斜している。LED基板5は長方形状の基板10上に4つのLED11a,11b,11c,11dが並べられて構成され、基板10が開口部8を閉成するようにハウジング4に取り付けられている。その4つのLED11a,11b,11c,11dは、左右方向に延びる同一直線上にあり、符号Xで示す車両後方に向けて配置されている。
【0020】
図2に示す導光体6は、透明なアクリル樹脂により射出成形され、ハウジング4の内部でLED基板5の正面側に配置される。導光体6の正面12は、ハウジング4の内部において開口部7からやや奥まった箇所(背面側の箇所)に位置する第1の出射面13と、第1の出射面13から側面9a,9bの正面側端部に向けて延在する第2の出射面14a,14bとにより構成されている。
【0021】
導光体6の背面側には、LED基板5の4つのLED11a,11b,11c,11dに対向するように、4つのリフレクター部15a,15b,15c,15dが設けられている。リフレクター部15a,15b,15c,15dの背面側は放物面16となっており、放物面16の頂部には凹部17が設けられている。凹部17は、背面側に向かって膨出する凸面18と、凸面18の周囲に形成された凹面19とを備える。リフレクター部15a,15b,15c,15dの各凹部17には、LED基板5及び導光体6がハウジング4に取り付けられた状態で、LED11a,11b,11c,11dの発光点が入り込むようになっている。
【0022】
リフレクター部15aの正面側には、その法線が車両後方に向かって斜め右側(車両の右後方)を向くように傾斜した第1の透過面20aが設けられ、リフレクター部15dの正面側には、その法線が車両後方に向かって斜め左側(車両の左後方)を向くように傾斜した第1の透過面20bが設けられている。また、第2の出射面14aの背面側には、その法線が車両前方に向かって斜め右側(車両の右前方)を向くように傾斜した第2の透過面21aが設けられ、第2の出射面14aの背面側には、その法線が車両前方に向かって斜め左側(車両の左前方)を向くように傾斜した第2の透過面21bが設けられている。
【0023】
第1の透過面20a及び第2の透過面21aは鋭角をなすように平面視V字状に隣接し、この第1の透過面20a及び第2の透過面21a並びにハウジング4の側面9aにより、導光体6の右側(車両における右側)には三角柱状の導光空間22aが形成されている。一方、第1の透過面20b及び第2の透過面21bも鋭角をなすように平面視V字状に隣接し、この第1の透過面20b及び第2の透過面21b並びにハウジング4の側面9bにより、導光体6の左側(車両における左側)には三角柱状の導光空間22bが形成されている。
【0024】
このバックランプ3を点灯させると、図3に示すように、LED11b,11cからの光は車両後方(X方向)に向かう平行光束となって第1の出射面13から垂直(第1の出射面13に対して垂直)に出射する。詳細には、LED11b,11cからの一部の光はリフレクター部15b,15cの凹部17の凸面18に入射し、この凸面18における屈折により矢印Cで示すように車両後方に向かい第1の出射面13から出射する。また、LED11b,11cからの残余の光はリフレクター部15b,15cの凹部17の凹面19に入射し、この凹面19により屈折した後に放物面16により反射され、最終的には矢印Dで示すように車両後方に向かい第1の出射面13から出射する。
【0025】
一方、LED11aからの光は水平面内でX方向と45°をなして車両の左後方に向けて出射し、LED11dからの光は水平面内でX方向と45°をなして車両の右後方に向けて出射する。
【0026】
すなわち、LED11aからの一部の光はリフレクター部15aの凹部17の凸面18に入射し、この凸面18における屈折により矢印Eで示すように車両後方に向かう。LED11aからの残余の光はリフレクター部15aの凹部17の凹面19に入射し、この凹面19及び放物面16における屈折及び反射により矢印Fで示すように車両後方に向かう。
【0027】
矢印E又は矢印Fで示す平行光束は、第1の透過面20aを透過する際に、車両後方左側に向けて水平面内でX方向と15°をなすように屈折し(矢印G)、導光空間22aを通過後に第2の透過面21aを透過する。そして、この第2の透過面21aの透過時に水平面内で左側に15°屈折し(矢印H)、第2の出射面14aに到達した後、この第2の出射面14aにおいて水平面内でさらに左側に15°屈折して所定の方向(水平面内でX方向と45°をなす斜め左後方)に出射する(矢印I)。
【0028】
同様に、LED11dからの光はリフレクター部15dの凹部17に入射した後に矢印E’又は矢印F’で示すように平行光束となり、第1の透過面20b、第2の透過面21b及び第2の出射面14bにおいてLED11aの発光とは左右対称に15°ずつ屈折し、第2の出射面14bから所定の方向(水平面内でX方向と45°をなす斜め右後方)に出射する(矢印G’,H’,I’)。
【0029】
ここで、図4に示すように、第1の透過面20a(20b)、第2の透過面21a(21b)、第2の出射面14a(14b)が車幅方向となす傾斜角度をそれぞれα1,α2,α3とすると、屈折率n=1.5として、式▲1▼から以下の式が成り立つ。
【数3】
【数4】
【数5】
【0030】
これより、第1の透過面20a(20b)の傾斜角度はα1=25.8554°、第2の透過面21a(21b)の傾斜角度はα2=55.8554°、第2の出射面14a(14b)の傾斜角度はα3=4.1446°となっている。
【0031】
このとき、例えばLED11aの発光の利用効率について考えると、屈折角β=25.8554°+15°=40.8554°となることより、式▲2▼から第1の透過面20a、第2の透過面21a及び第2の出射面14aにおける反射率ρはそれぞれ4.64%となる。よって、最終的に第2の出射面14aから外部に向かって出射する光の透過率σは、
【数6】
より、86.7%となる。なお、LED11dの発光の利用効率を考えた場合も同様である。
【0032】
この実施の形態に係るバックランプ3では、LED11a(11d)からの光を第1の透過面20a(20b)、第2の透過面21a(21b)及び第2の出射面14a(14b)によって3段階で屈折させて、第2の出射面14a(14b)から水平面内でX方向と45°をなす斜め左後方(斜め右後方)に出射させる構造としたので、第1の透過面20a(20b)、第2の透過面21a(21b)及び第2の出射面14a(14b)に対する光の入射角αを小さくすることができる。このため、内面反射を抑えて1回の屈折における透過率を高めることができ、ひいては光が最終的に第2の出射面14a(14b)から出射するときの透過率を高めることが可能で、光の利用効率を向上させることができる。
【0033】
具体的には、導光体6は、従来の導光体1と同様に、光源からの光を第2の出射面14a(14b)からX方向と45°をなす斜め左後方(斜め右後方)に出射させながら、光源の光量に対してバックランプの照明として利用される光量の割合については、従来の導光体1が上述のように約30%であるのに対して約90%となり、従来の導光体1のように1回で光を45°の角度に屈折させるのに比べて、その光の利用効率を約3倍に向上させることが可能となる。
【0034】
また、凹部17に入射した光が第2の出射面14a(14b)から水平面内でX方向と45°をなす斜め左後方(斜め右後方)に向けて第1の透過面20a(20b)及び第2の透過面21a(21b)で段階的に屈折するので、その入射光を順次所定の方向に向かわせることができ、迂遠な屈折による光の損失を防止して光の利用効率の向上を図ることができる。
【0035】
なお、本発明は上述した形態に限られるものではなく、例えば上記実施の形態では本発明をバックランプに適用したが、他のランプに適用してもよく、このとき光を出射させるべき所定の方向(出射角度)、ひいては透過面や出射面の傾斜角度は、ランプの性質等により変化する。
【0036】
また、上記実施の形態では平行光束となった入射光を第1の透過面20a(20b)、第2の透過面21a(21b)及び第2の出射面14a(14b)による3段階の屈折を経て所望の方向に向けることとしたが、複数回に分けて屈折させるのであればこれに限定されるものではなく、その各屈折が上記のように同一の水平面内で行われることも必ずしも必須ではない。ただし、各段階の屈折がそのように光の入射経路及び出射経路(所定の方向)に一致する2直線を含む同一平面内で行われれば、導光体における光の経路が極力短縮されるので、その分損失の可能性が減少して光の利用効率をより一層高めることができる。
【0037】
さらに、図5及び図6に示すように導光体6’の正面12’を平滑に加工するのではなくプリズム加工を施し、正面12’(第1の出射面13’、第2の出射面14’a,14’b)から出射する光を拡散させてもよく、これにより出射光の明るさのむらを抑制して視認性や見映えの向上を図ることができる。
【0038】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成したので、光源からの光の配光調整を可能としつつも、光の利用効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るバックランプを示す断面図である。
【図2】図1のバックランプの導光体を示す図であって、(a)はその正面斜視図であり、(b)は背面斜視図である。
【図3】図1のバックランプの導光体における光の屈折を説明する図である。
【図4】第1の透過面、第2の透過面及び第2の出射面の一部断面を示す模式図である。
【図5】他の実施の形態に係るバックランプを示す断面図である。
【図6】図5のバックランプの導光体を示す図であって、(a)はその正面斜視図であり、(b)は背面斜視図である。
【図7】従来の導光体の一部断面を示す模式図である。
【図8】従来の導光体における光の屈折及び出射面の傾斜を説明する図である。
【符号の説明】
3 バックランプ(車両用灯具)
6、6’ 導光体
11a、11b、11c、11d LED(光源)
17 凹部(入射部)
20a、20b 第1の透過面(透過面)
21a、21b 第2の透過面(透過面)
14a、14b、14’a、14’b 第2の出射面(出射面)
【発明の属する技術分野】
本発明は、光源からの光を配光するための導光体及びこの導光体を有する自動車のバックランプ等の車両用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のバックランプ等の車両用灯具については、法規によってその配光が定められている。このため、従来より、光源から入射する光を所定の方向に出射させるための導光体を備え、この導光体によってその配光を調整する車両用灯具が知られている。
【0003】
図7は、バックランプに用いられる導光体の一部を模式的に示したものである。図中左右方向は車幅方向であり、符号Lは車両前後方向に延びる直線を示す。この導光体1は、図示を略す光源から入射した光を出射させる出射面2を備え、この出射面2における1回の屈折で光を所定の方向に向けるようになっている。具体的には、図示を略す光源からの光であって直線Lに平行な矢印Aで示す光束が、出射面2において矢印Bで示すように直線Lに対して水平面内で45°の角度で屈折し、車両の斜め後方に向けて出射するようになっている。
【0004】
ここで、図8に示す導光体に入射した平行光束が出射面において、所定の角度θで屈折するとき、この角度θ及び導光体の屈折率nと、出射面に対する平行光束の入射角αとの関係は以下の式で表される。
【数1】
【0005】
したがって、図7の出射面2において平行光束を角度θ=45°に屈折させるには、例えば屈折率n=1.5とした場合、入射角αは式▲1▼より41.7°である必要がある。よって、平行光束を入射角α=41.7°で出射面2に入射させるために、出射面2は平行光束に対して垂直な面より41.7°傾斜して形成されていることを要する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の導光体1を用いたバックランプでは、出射面2における内面反射が大きいため、図示を略す光源からの光量に対して、バックランプの照明として利用される光量の割合が低く、光の利用効率に劣るという問題がある。
【0007】
すなわち、屈折角をβとしたときの光の反射率ρは次式
【数2】
で表され、上記の従来例では屈折角β=45°+41.7°=86.7°となることより、反射率ρ=72.1%、透過率σ=100%−ρ=27.9%となる。このように、バックランプの照明として利用される光量は、光源の光量の30%にも満たない。
【0008】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、光源からの光の配光調整を可能としつつも、光の利用効率の向上を図ることができる導光体及びこの導光体を有する車両用灯具を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、光源からの光が入射する入射部と、該入射部に入射した光が透過する透過面と、該透過面を透過した光が出射する出射面とを備え、前記入射部に入射した光が前記透過面及び前記出射面において複数回屈折することにより、前記出射面から所定の方向に出射する導光体を特徴とする。
【0010】
この発明によれば、入射部に入射した光が透過面及び出射面において複数回屈折するので、透過面及び出射面に対する光の入射角を小さくすることができる。このため、内面反射を抑えて1回の屈折における透過率を高めることができ、ひいては光が最終的に出射面から所定の方向に出射するときの透過率を高めることが可能で、光の利用効率を向上させることができる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記透過面が複数設けられ、前記入射部に入射した光が前記所定の方向に向けて各透過面で段階的に屈折する導光体を特徴とする。
【0012】
この発明によれば、入射部に入射した光が所定の方向に向けて各透過面で段階的に屈折するので、その入射光を順次所定の方向に向かわせることができ、迂遠な屈折による光の損失を防止して光の利用効率の向上を図ることができる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記出射面が、該出射面から出射する光を拡散させるように形成されている導光体を特徴とする。
【0014】
この発明によれば、出射面がそこから出射する光を拡散させるように形成されているので、その出射光の明るさのむらを抑制することができる。
【0015】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の導光体を有する車両用灯具を特徴とする。
【0016】
この発明によれば、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の発明の効果を車両用灯具において得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0018】
図1は、本実施の形態に係る導光体を用いた車両用灯具としてのバックランプを示す。このバックランプ3は、ハウジング4と、LED基板5と、導光体6とを備え、同図における左右方向を車幅方向として車両の後部に取り付けられる。
【0019】
ハウジング4は正面及び背面に開口部7,8を有するとともに、その側面9a,9bが正面側に向けて狭くなるように傾斜している。LED基板5は長方形状の基板10上に4つのLED11a,11b,11c,11dが並べられて構成され、基板10が開口部8を閉成するようにハウジング4に取り付けられている。その4つのLED11a,11b,11c,11dは、左右方向に延びる同一直線上にあり、符号Xで示す車両後方に向けて配置されている。
【0020】
図2に示す導光体6は、透明なアクリル樹脂により射出成形され、ハウジング4の内部でLED基板5の正面側に配置される。導光体6の正面12は、ハウジング4の内部において開口部7からやや奥まった箇所(背面側の箇所)に位置する第1の出射面13と、第1の出射面13から側面9a,9bの正面側端部に向けて延在する第2の出射面14a,14bとにより構成されている。
【0021】
導光体6の背面側には、LED基板5の4つのLED11a,11b,11c,11dに対向するように、4つのリフレクター部15a,15b,15c,15dが設けられている。リフレクター部15a,15b,15c,15dの背面側は放物面16となっており、放物面16の頂部には凹部17が設けられている。凹部17は、背面側に向かって膨出する凸面18と、凸面18の周囲に形成された凹面19とを備える。リフレクター部15a,15b,15c,15dの各凹部17には、LED基板5及び導光体6がハウジング4に取り付けられた状態で、LED11a,11b,11c,11dの発光点が入り込むようになっている。
【0022】
リフレクター部15aの正面側には、その法線が車両後方に向かって斜め右側(車両の右後方)を向くように傾斜した第1の透過面20aが設けられ、リフレクター部15dの正面側には、その法線が車両後方に向かって斜め左側(車両の左後方)を向くように傾斜した第1の透過面20bが設けられている。また、第2の出射面14aの背面側には、その法線が車両前方に向かって斜め右側(車両の右前方)を向くように傾斜した第2の透過面21aが設けられ、第2の出射面14aの背面側には、その法線が車両前方に向かって斜め左側(車両の左前方)を向くように傾斜した第2の透過面21bが設けられている。
【0023】
第1の透過面20a及び第2の透過面21aは鋭角をなすように平面視V字状に隣接し、この第1の透過面20a及び第2の透過面21a並びにハウジング4の側面9aにより、導光体6の右側(車両における右側)には三角柱状の導光空間22aが形成されている。一方、第1の透過面20b及び第2の透過面21bも鋭角をなすように平面視V字状に隣接し、この第1の透過面20b及び第2の透過面21b並びにハウジング4の側面9bにより、導光体6の左側(車両における左側)には三角柱状の導光空間22bが形成されている。
【0024】
このバックランプ3を点灯させると、図3に示すように、LED11b,11cからの光は車両後方(X方向)に向かう平行光束となって第1の出射面13から垂直(第1の出射面13に対して垂直)に出射する。詳細には、LED11b,11cからの一部の光はリフレクター部15b,15cの凹部17の凸面18に入射し、この凸面18における屈折により矢印Cで示すように車両後方に向かい第1の出射面13から出射する。また、LED11b,11cからの残余の光はリフレクター部15b,15cの凹部17の凹面19に入射し、この凹面19により屈折した後に放物面16により反射され、最終的には矢印Dで示すように車両後方に向かい第1の出射面13から出射する。
【0025】
一方、LED11aからの光は水平面内でX方向と45°をなして車両の左後方に向けて出射し、LED11dからの光は水平面内でX方向と45°をなして車両の右後方に向けて出射する。
【0026】
すなわち、LED11aからの一部の光はリフレクター部15aの凹部17の凸面18に入射し、この凸面18における屈折により矢印Eで示すように車両後方に向かう。LED11aからの残余の光はリフレクター部15aの凹部17の凹面19に入射し、この凹面19及び放物面16における屈折及び反射により矢印Fで示すように車両後方に向かう。
【0027】
矢印E又は矢印Fで示す平行光束は、第1の透過面20aを透過する際に、車両後方左側に向けて水平面内でX方向と15°をなすように屈折し(矢印G)、導光空間22aを通過後に第2の透過面21aを透過する。そして、この第2の透過面21aの透過時に水平面内で左側に15°屈折し(矢印H)、第2の出射面14aに到達した後、この第2の出射面14aにおいて水平面内でさらに左側に15°屈折して所定の方向(水平面内でX方向と45°をなす斜め左後方)に出射する(矢印I)。
【0028】
同様に、LED11dからの光はリフレクター部15dの凹部17に入射した後に矢印E’又は矢印F’で示すように平行光束となり、第1の透過面20b、第2の透過面21b及び第2の出射面14bにおいてLED11aの発光とは左右対称に15°ずつ屈折し、第2の出射面14bから所定の方向(水平面内でX方向と45°をなす斜め右後方)に出射する(矢印G’,H’,I’)。
【0029】
ここで、図4に示すように、第1の透過面20a(20b)、第2の透過面21a(21b)、第2の出射面14a(14b)が車幅方向となす傾斜角度をそれぞれα1,α2,α3とすると、屈折率n=1.5として、式▲1▼から以下の式が成り立つ。
【数3】
【数4】
【数5】
【0030】
これより、第1の透過面20a(20b)の傾斜角度はα1=25.8554°、第2の透過面21a(21b)の傾斜角度はα2=55.8554°、第2の出射面14a(14b)の傾斜角度はα3=4.1446°となっている。
【0031】
このとき、例えばLED11aの発光の利用効率について考えると、屈折角β=25.8554°+15°=40.8554°となることより、式▲2▼から第1の透過面20a、第2の透過面21a及び第2の出射面14aにおける反射率ρはそれぞれ4.64%となる。よって、最終的に第2の出射面14aから外部に向かって出射する光の透過率σは、
【数6】
より、86.7%となる。なお、LED11dの発光の利用効率を考えた場合も同様である。
【0032】
この実施の形態に係るバックランプ3では、LED11a(11d)からの光を第1の透過面20a(20b)、第2の透過面21a(21b)及び第2の出射面14a(14b)によって3段階で屈折させて、第2の出射面14a(14b)から水平面内でX方向と45°をなす斜め左後方(斜め右後方)に出射させる構造としたので、第1の透過面20a(20b)、第2の透過面21a(21b)及び第2の出射面14a(14b)に対する光の入射角αを小さくすることができる。このため、内面反射を抑えて1回の屈折における透過率を高めることができ、ひいては光が最終的に第2の出射面14a(14b)から出射するときの透過率を高めることが可能で、光の利用効率を向上させることができる。
【0033】
具体的には、導光体6は、従来の導光体1と同様に、光源からの光を第2の出射面14a(14b)からX方向と45°をなす斜め左後方(斜め右後方)に出射させながら、光源の光量に対してバックランプの照明として利用される光量の割合については、従来の導光体1が上述のように約30%であるのに対して約90%となり、従来の導光体1のように1回で光を45°の角度に屈折させるのに比べて、その光の利用効率を約3倍に向上させることが可能となる。
【0034】
また、凹部17に入射した光が第2の出射面14a(14b)から水平面内でX方向と45°をなす斜め左後方(斜め右後方)に向けて第1の透過面20a(20b)及び第2の透過面21a(21b)で段階的に屈折するので、その入射光を順次所定の方向に向かわせることができ、迂遠な屈折による光の損失を防止して光の利用効率の向上を図ることができる。
【0035】
なお、本発明は上述した形態に限られるものではなく、例えば上記実施の形態では本発明をバックランプに適用したが、他のランプに適用してもよく、このとき光を出射させるべき所定の方向(出射角度)、ひいては透過面や出射面の傾斜角度は、ランプの性質等により変化する。
【0036】
また、上記実施の形態では平行光束となった入射光を第1の透過面20a(20b)、第2の透過面21a(21b)及び第2の出射面14a(14b)による3段階の屈折を経て所望の方向に向けることとしたが、複数回に分けて屈折させるのであればこれに限定されるものではなく、その各屈折が上記のように同一の水平面内で行われることも必ずしも必須ではない。ただし、各段階の屈折がそのように光の入射経路及び出射経路(所定の方向)に一致する2直線を含む同一平面内で行われれば、導光体における光の経路が極力短縮されるので、その分損失の可能性が減少して光の利用効率をより一層高めることができる。
【0037】
さらに、図5及び図6に示すように導光体6’の正面12’を平滑に加工するのではなくプリズム加工を施し、正面12’(第1の出射面13’、第2の出射面14’a,14’b)から出射する光を拡散させてもよく、これにより出射光の明るさのむらを抑制して視認性や見映えの向上を図ることができる。
【0038】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成したので、光源からの光の配光調整を可能としつつも、光の利用効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るバックランプを示す断面図である。
【図2】図1のバックランプの導光体を示す図であって、(a)はその正面斜視図であり、(b)は背面斜視図である。
【図3】図1のバックランプの導光体における光の屈折を説明する図である。
【図4】第1の透過面、第2の透過面及び第2の出射面の一部断面を示す模式図である。
【図5】他の実施の形態に係るバックランプを示す断面図である。
【図6】図5のバックランプの導光体を示す図であって、(a)はその正面斜視図であり、(b)は背面斜視図である。
【図7】従来の導光体の一部断面を示す模式図である。
【図8】従来の導光体における光の屈折及び出射面の傾斜を説明する図である。
【符号の説明】
3 バックランプ(車両用灯具)
6、6’ 導光体
11a、11b、11c、11d LED(光源)
17 凹部(入射部)
20a、20b 第1の透過面(透過面)
21a、21b 第2の透過面(透過面)
14a、14b、14’a、14’b 第2の出射面(出射面)
Claims (4)
- 光源からの光が入射する入射部と、該入射部に入射した光が透過する透過面と、該透過面を透過した光が出射する出射面とを備え、前記入射部に入射した光が前記透過面及び前記出射面において複数回屈折することにより、前記出射面から所定の方向に出射することを特徴とする導光体。
- 前記透過面が複数設けられ、前記入射部に入射した光が前記所定の方向に向けて各透過面で段階的に屈折することを特徴とする請求項1に記載の導光体。
- 前記出射面は、該出射面から出射する光を拡散させるように形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の導光体。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の導光体を有することを特徴とする車両用灯具。
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