JP2014022159A - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具 Download PDF

Info

Publication number
JP2014022159A
JP2014022159A JP2012158978A JP2012158978A JP2014022159A JP 2014022159 A JP2014022159 A JP 2014022159A JP 2012158978 A JP2012158978 A JP 2012158978A JP 2012158978 A JP2012158978 A JP 2012158978A JP 2014022159 A JP2014022159 A JP 2014022159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
surface side
incident surface
light guide
additional
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012158978A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5891137B2 (ja
Inventor
Yohei Hosaka
洋平 保坂
Tatsuya Ii
達矢 井伊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Toyota Motor Corp
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Toyota Motor Corp
Ichikoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd, Toyota Motor Corp, Ichikoh Industries Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP2012158978A priority Critical patent/JP5891137B2/ja
Publication of JP2014022159A publication Critical patent/JP2014022159A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5891137B2 publication Critical patent/JP5891137B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】従来の車両用灯具では、幅が一定で狭いライン状の発光面しか得られない。
【解決手段】この発明は、灯室12を区画するランプハウジング10およびランプレンズ11と、灯室12内に配置されている半導体型光源2、200および導光部材3と、を備える。導光部材3は、入射面30を含む一端部の入射面側端部32と、出射面31を含む他端部の出射面側端部33と、入射面側端部32と出射面側端部33との間の中間部の導光中間部34と、を有する。出射面側端部33のうち少なくとも一部には、板厚方向の幅が導光中間部34の板厚方向の幅よりも広い幅広部35が設けられている。この結果、この発明は、幅が広い発光面を形成することができ、発光面の見栄えを向上させることができる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、半導体型光源と、板形状をなす導光部材と、を備えた車両用灯具に関するものである。
この種の車両用灯具は、従来からある(たとえば、特許文献1、特許文献2)。以下、従来の車両用灯具について説明する。従来の特許文献1の車両用灯具は、LED光源と、細長い板状の面発光導光板と、からなり、LED光源の光が面発光導光板の端面から入射して面発光導光板の端面から外部に出射し、面発光導光板の端面がライン状に発光する。また、従来の特許文献2の車両用灯具は、複数のLEDと、透明材料で板状に形成された導光体と、を備え、LEDからの光が導光体の入射端面から入射して導光体の出射端面から外部に出射し、導光体の出射端面がライン状に発光する。
特開2012−64534号公報 特開2007−280689号公報
ところが、従来の特許文献1、2の車両用灯具は、面発光導光板の端面が、導光体の出射端面が、ライン状に発光するものである。このために、従来の特許文献1、2の車両用灯具では、幅が一定で狭いライン状の発光面しか得られない。
この発明が解決しようとする課題は、従来の車両用灯具では、幅が一定で狭いライン状の発光面しか得られないという点にある。
この発明(請求項1にかかる発明)は、灯室を区画するランプハウジングおよびランプレンズと、灯室内に配置されている半導体型光源および導光部材と、を備え、導光部材が、板形状の成形品から構成されていて、半導体型光源からの光を一端面の入射面から他端面の出射面に導く部材であって、入射面を含む一端部の入射面側端部と、出射面を含む他端部の出射面側端部と、入射面側端部と出射面側端部との間の中間部の導光中間部と、を有し、出射面側端部のうち少なくとも一部には、板厚方向の幅が導光中間部の板厚方向の幅よりも広い幅広部が設けられている、ことを特徴とする。
この発明(請求項2にかかる発明)は、入射面側端部のうち少なくとも一部には、板厚方向の幅が導光中間部の板厚方向の幅よりも広い幅広部が出射面側端部の幅広部と対向して設けられていて、入射面側端部の幅広部には、導光部材中の光が外部に出射する追加出射面が設けられていて、出射面側端部の幅広部には、追加出射面から外部に出射した光が導光部材中に再入射する追加再入射面が設けられている、ことを特徴とする。
この発明(請求項3にかかる発明)は、灯室内には、追加半導体型光源が入射面側端部の幅広部の入射面に対向して配置されていて、入射面側端部の幅広部の追加半導体型光源が対向する入射面には、追加半導体型光源からの光を平行光として入射面側端部の幅広部中に入射させる追加入射面が設けられていて、入射面側端部の幅広部の追加出射面および出射面側端部の幅広部の追加再入射面が、平行光に対して面直である平面から構成されている、ことを特徴とする。
この発明の車両用灯具は、導光部材の出射面側端部に幅広部を設けたので、幅が広い発光面を形成することができ、発光面の見栄えを向上させることができる。しかも、幅広部を一部設けることにより、幅広部を設けた箇所の幅が広い発光面と、幅広部を設けていない箇所の幅が狭い発光面と、をそれぞれ形成することができる。この結果、発光面の幅に変化を持たせることができ(発光面の幅に緩急を付けることができ)、発光面の見栄えをさらに向上させることができる。
また、この発明の車両用灯具は、導光部材の出射面側端部の幅広部以外の部分、特に、導光部材の導光中間部において、板厚方向の幅を広くせずに従前の幅のままに保つことができる。この結果、導光部材の成形時間を延長することなく導光部材を成形することができる。すなわち、成形品の板厚を厚くすると(成形品の板厚方向の幅を広くすると)、成形品の成形時間が長くなる。ところが、この発明の車両用灯具は、導光部材の出射面側端部の幅広部以外の部分、特に、導光部材の導光中間部の板厚を厚くしないので、導光部材の成形時間が長くならず、量産に適している。
図1は、この発明にかかる車両用灯具の実施形態を示す正面図(ランプレンズを除いた正面図)である。 図2は、図1におけるII−II線断面図である。 図3は、導光部材における光路を示す説明図である。 図4は、導光部材の幅広部の追加入射面における光路を示す説明図である。 図5は、導光部材の出射面すなわち発光面を示す説明図である。
以下、この発明にかかる車両用灯具の実施形態(実施例)を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。この明細書において、前、後、上、下、左、右は、この発明にかかる車両用灯具を車両に装備した際の前、後、上、下、左、右である。
(実施形態の構成の説明)
以下、この実施形態における車両用灯具1の構成について説明する。この実施形態の車両用灯具1は、たとえば、リヤコンビネーションランプである。前記リヤコンビネーションランプ1は、車両(図示せず)の後部の左右両側に搭載されている。以下、車両の後部の右側に搭載される右側のリヤコンビネーションランプ1について説明する。なお、車両の後部の左側に搭載される左側のリヤコンビネーションランプは、右側のリヤコンビネーションランプ1と、構成部品の形状や配置が左右対称であり、かつ、構成部品の構成がほぼ同等なので、説明を省略する。
(リヤコンビネーションランプ1の説明)
前記リヤコンビネーションランプ1は、図1、図2に示すように、ランプハウジング10およびランプレンズ(素通しのアウターカバーやアウターレンズなど)11と、テールランプを構成する半導体型光源2および追加半導体型光源200および導光部材3と、インナーハウジング(インナーパネル)4と、ストップランプ50、ターンシグナルランプ51、クリアランスランプ52と、を備えるものである。
前記ランプハウジング10および前記ランプレンズ11は、灯室12を区画する。前記灯室12内には、前記半導体型光源2および前記追加半導体型光源200および前記導光部材3、前記インナーハウジング4、前記ストップランプ50、前記ターンシグナルランプ51、前記クリアランスランプ52がそれぞれ配置されている。
(半導体型光源2、追加半導体型光源200の説明)
前記半導体型光源2、前記追加半導体型光源200は、この例では、たとえば、LED、EL(有機EL)などの自発光半導体型光源である。前記半導体型光源2、前記追加半導体型光源200は、発光チップ(LEDチップ)を封止樹脂部材で封止したパッケージ構造をなす。複数個の前記半導体型光源2、1個(もしくは複数個)の前記追加半導体型光源200は、基板20に実装されている。前記基板20は、前記ランプハウジング10もしくは前記インナーハウジング4に取り付けられている。複数個の前記半導体型光源2、1個の前記追加半導体型光源200は、前記基板20を介して給電される。
(導光部材3の説明)
前記導光部材3は、板形状の成形品から構成されている。前記導光部材3は、図1に示すように、正面視の形状(車両の後方から車両の後部を見た形状)は、逆L字形状をなす。すなわち、前記導光部材3は、垂直板部と水平板部とからなる正面視逆L字形状をなす板形状の成形品から構成されている。
前記導光部材3は、前記半導体型光源2からの光(図3、図4中の実線矢印を参照)を入射面30から出射面31に導く部材である。前記導光部材3は、この例では、PC(ポリカーボネート)、PMMA(ポリメタクリル酸メチル、メタクリル樹脂)などの透明樹脂材からなる。前記導光部材3は、前記ランプハウジング10もしくは前記インナーハウジング4に取り付けられている。
前記入射面30は、複数個の前記半導体型光源2に対向する。前記入射面30は、前記半導体型光源2からの光を平行光として前記導光部材3中に入射させる面である。前記入射面30は、たとえば、図3、図4に示すように、焦点F1が回転軸O上に位置する凸レンズ面301と、焦点F2が前記回転軸O上に位置する回転放物面302と、前記回転軸Oを軸とする円柱面303と、からなるものである。前記入射面30(301、302、303)は、複数個の前記半導体型光源2に対応して、複数個設けられている。
前記凸レンズ面301の焦点F1は、前記半導体型光源2の発光面の中心もしくはその近傍に位置する。前記凸レンズ面301の焦点F1と前記回転放物面302の焦点F2とは、前記半導体型光源2からの光であって、前記回転放物面302で反射される光が前記円柱面303から前記導光部材3中に入射する際の屈折する分ずれている。
前記出射面31は、前記インナーハウジング4の開口部40から前記ランプレンズ11側に対向している。前記出射面31は、前記導光部材3中の光を外部にすなわち前記ランプレンズ11側に出射させる面である。前記出射面31は、たとえば、図3に示すように、拡散系プリズム素子群(魚眼プリズム素子群)からなるものである。
前記導光部材3は、図3に示すように、前記入射面30を含む一端部の入射面側端部32と、前記出射面31を含む他端部の出射面側端部33と、前記入射面側端部32と前記出射面側端部33との間の中間部の導光中間部34と、を有する。
前記出射面側端部33のうち少なくとも一部、すなわち、逆L字の垂直板部と水平板部との中間部の折曲部(屈曲部、屈折部)には、板厚方向の幅が前記導光中間部34の板厚方向の幅よりも広い幅広部35が一体に設けられている。前記出射面31は、前記出射面側端部33から前記出射面側端部33の前記幅広部35(以下、「出射面側幅広部35」と称する)にかけて設けられている。
前記入射面側端部32のうち少なくとも一部、すなわち、逆L字の垂直板部と水平板部との中間部の折曲部(屈曲部、屈折部)には、板厚方向の幅が前記導光中間部34の板厚方向の幅よりも広い幅広部36が、前記出射面側幅広部35と対向して、一体に設けられている。前記入射面側端部32の前記幅広部36(以下、「入射面側幅広部36」と称する)は、前記追加半導体型光源200に対向する。
前記入射面側幅広部36の前記追加半導体型光源200が対向する入射面には、前記追加半導体型光源200からの光を平行光として前記導光部材3(前記入射面側幅広部36)中に入射させる追加入射面37が設けられている。前記追加入射面37は、前記入射面30と同様に、図3、図4に示すように、焦点F1が回転軸O上に位置する凸レンズ面301と、焦点F2が前記回転軸O上に位置する回転放物面302と、前記回転軸Oを軸とする円柱面303と、からなるものである。
前記入射面側幅広部36には、前記導光部材3中の光が一旦外部に出射する追加出射面38が設けられている。一方、前記出射面側幅広部35には、前記追加出射面38から一旦外部に出射した光が前記導光部材3(前記出射面側幅広部35)中に再入射する追加再入射面39が設けられている。相互に対向する前記入射面側幅広部36の前記追加出射面38と前記出射面側幅広部35の前記追加再入射面39とは、前記平行光に対して面直である平面から構成されている。
これにより、図3に示すように、前記追加入射面37(301、302、303)から前記入射面側幅広部36中に入射した平行光は、前記入射面側幅広部36の前記追加出射面38から一旦外部に出射する。一旦外部に出射した平行光は、前記出射面側幅広部35の前記追加再入射面39から前記出射面側幅広部35中に再入射する。
なお、図3において、前記入射面側端部32と前記導光中間部34との間の二点鎖線の境界線、前記出射面側端部33と前記導光中間部34との間の二点鎖線の境界線、前記出射面側端部33と前記出射面側幅広部35との間の二点鎖線の境界線、前記入射面側端部32と前記入射面側幅広部36との間の二点鎖線の境界線は、前記導光部材3の各部32、33、34、35、36の構造を理解する上で便宜的に付したものであって、各部32、33、34、35、36の境界線は、図3に示す二点鎖線の境界線に限定されるものではない。
(インナーハウジング4の説明)
前記インナーハウジング4は、光不透過部材から構成されている。前記インナーハウジング4は、前記ランプハウジング10に取り付けられている。前記インナーハウジング4には、複数個この例では4個の開口部40が設けられている。前記開口部40には、テールランプの前記導光部材3、前記ストップランプ50、前記ターンシグナルランプ51、前記クリアランスランプ52がそれぞれ配置されている。前記インナーハウジング4は、前記ランプレンズ11を通して、前記灯室12内を見た際に前記インナーハウジング4の裏側を覆い隠すものすなわち化粧パネルである。
(実施形態の作用の説明)
この実施形態における車両用灯具1(リヤコンビネーションランプ1)は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
複数個の半導体型光源2と追加半導体型光源200とを点灯する。すると、複数個の半導体型光源2から放射された光は、導光部材3(入射面側端部32)の複数個の入射面30(301、302、303)から導光部材3(入射面側端部32)中に平行光として入射する。導光部材3(入射面側端部32)中に入射した平行光は、導光部材3(入射面側端部32、導光中間部34、出射面側端部33)中を、一端の入射面30から他端の出射面31に導かれる。出射面31に導かれた平行光は、出射面31から拡散光として外部にランプレンズ11に向かって出射する。
追加半導体型光源200から放射された光は、導光部材3(入射面側幅広部36)の追加入射面37(301、302、303)から導光部材3(入射面側幅広部36)中に平行光として入射する。導光部材3(入射面側幅広部36)中に入射した平行光は、導光部材3(入射面側幅広部36)中を、一端の追加入射面37から他端の追加出射面38に導かれる。追加出射面38に導かれた平行光は、追加出射面38から一旦外部に出射する。
一旦外部に出射した平行光は、導光部材3(出射面側幅広部35)の追加再入射面39から導光部材3(出射面側幅広部35)中に平行光として再入射する。導光部材3(出射面側幅広部35)中に再入射した平行光は、導光部材3(出射面側幅広部35)中を、一端の追加再入射面39から他端の出射面31に導かれる。出射面31に導かれた平行光は、出射面31から拡散光として外部にランプレンズ11に向かって出射する。
この結果、導光部材3の出射面31は、図1、図5(A)に示すように、逆L字のライン形状に発光する。この逆L字のライン形状の発光面において、垂直板部の先端部分と水平板部の先端部分との幅は狭く、垂直板部と水平板部との中間部の折曲部の幅は広い。これにより、逆L字のライン形状の発光面の幅は、垂直板部の先端部分と水平板部の先端部分とから垂直板部と水平板部との中間部の折曲部にかけて徐々に変化する。
(実施形態の効果の説明)
この実施形態における車両用灯具1(リヤコンビネーションランプ1)は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施形態における車両用灯具1(リヤコンビネーションランプ1)は、導光部材3の出射面側端部33に幅広部(出射面側幅広部35)を設けたので、幅が広い発光面を形成することができ、発光面の見栄えを向上させることができる。たとえば、図5(A)中の二点鎖線および図5(B)に示す導光部材300の発光面、すなわち、幅が狭く一定である逆L字形状の発光面と比較して、発光面の見栄えを向上させることができる。
しかも、幅広部(出射面側幅広部35)を一部設けることにより、幅広部(出射面側幅広部35)を設けた箇所この例では逆L字形状の垂直板部と水平板部との中間部の折曲部の幅が広い発光面と、幅広部(出射面側幅広部35)を設けていない箇所この例では逆L字形状の垂直板部の先端部分と水平板部の先端部分との幅が狭い発光面と、をそれぞれ形成することができる。この結果、発光面の幅に変化を持たせことができ(発光面の幅に緩急を付けることができ)、発光面の見栄えをさらに向上させることができる。たとえば、図5(A)中の二点鎖線および図5(B)に示す導光部材300の発光面、すなわち、幅が狭く一定である逆L字形状の発光面と比較して、発光面の見栄えをさらに向上させることができる。
この実施形態における車両用灯具1(リヤコンビネーションランプ1)は、導光部材3の出射面側幅広部35以外の部分、特に、導光部材3の導光中間部34において、板厚方向の幅を広くせずに従前の幅のままに保つことができる。この結果、導光部材3の成形時間を延長することなく導光部材3を成形することができる。すなわち、成形品の板厚を厚くすると(成形品の板厚方向の幅を広くすると)、成形品の成形時間が長くなる。ところが、この実施形態における車両用灯具1(リヤコンビネーションランプ1)は、導光部材3の出射面側幅広部35以外の部分、特に、導光部材3の導光中間部34の板厚を厚くしないので、導光部材3の成形時間が長くならず、量産に適している。
この実施形態における車両用灯具1(リヤコンビネーションランプ1)は、入射面側端部32に幅広部(入射面側幅広部36)を出射面側幅広部35と対向して設け、その入射面側幅広部36に追加出射面38を設け、かつ、出射面側幅広部35に追加再入射面39を設けるものである。このために、導光部材3の入射面側幅広部36中に入射した光が入射面側幅広部36の追加出射面38から一旦外部に出射しても、その一旦外部に出射した光が出射面側幅広部35の追加再入射面39から導光部材3の出射面側幅広部35中に再入射することができる。これにより、導光部材3の導光中間部34の板厚方向の幅を従前の幅のまま維持していても、半導体型光源2、追加半導体型光源200からの光を有効に利用することができる。
この実施形態における車両用灯具1(リヤコンビネーションランプ1)は、入射面側幅広部36の追加半導体型光源200が対向する入射面に追加半導体型光源200からの光を平行光として入射面側幅広部36中に入射させる追加入射面37を設け、入射面側幅広部36の追加出射面38および出射面側幅広部35の追加再入射面39を平行光に対して面直である平面に構成するものである。この結果、追加半導体型光源200からの光が導光部材3の入射面側幅広部36の追加入射面37(301、302、303)から入射面側幅広部36中に平行光として入射し、その平行光が入射面側幅広部36中を追加入射面37から追加出射面38に導かれて追加出射面38から一旦外部に出射する。一旦外部に出射した平行光が導光部材3の出射面側幅広部35の追加再入射面39から出射面側幅広部35中に平行光として再入射し、その再入射した平行光が出射面側幅広部35中を追加再入射面39から出射面31に導かれて出射面31から拡散光として外部にランプレンズ11に向かって出射する。これにより、導光部材3の導光中間部34の板厚方向の幅を従前の幅のまま維持していても、追加した追加半導体型光源200からの光を有効に利用することができる。
(実施形態以外の例の説明)
なお、前記の実施形態においては、リヤコンビネーションランプ1のテールランプについて説明するものである。ところが、この発明においては、リヤコンビネーションランプ1のテールランプ以外の車両用灯具、たとえば、リヤコンビネーションランプのストップランプやターンシグナルランプやクリアランスランプ、あるいは、フロントコンビネーションランプのクリアランスランプやターンシグナルランプやデイタイムランニングランプなどにも適用することができる。
また、前記の実施形態においては、追加半導体型光源200を設け、かつ、入射面側幅広部36に追加半導体型光源200からの光を平行光として入射する追加入射面37を設けるものである。ところが、この発明においては、追加半導体型光源200や追加入射面37を設けなくても良い。この場合においては、入射面側幅広部36の追加出射面38と出射面側幅広部35の追加再入射面39とを平行光に対して面直である平面に構成しなくても良い。
さらに、前記の実施形態においては、入射面側端部32に幅広部(入射面側幅広部36)を出射面側幅広部35と対向して設け、その入射面側幅広部36に追加出射面38を設け、かつ、出射面側幅広部35に追加再入射面39を設けるものである。ところが、この発明においては、入射面側端部32に幅広部(入射面側幅広部36)を設けなくても良い。この場合においては、出射面側幅広部35に追加再入射面39を設ける必要が無い。
さらにまた、前記の実施形態においては、入射面側端部32の入射面30が、入射面側幅広部36の追加入射面37と同様に、半導体型光源2からの光を平行光として入射する凸レンズ面301と、回転放物面302と、円柱面303と、から構成されているものであって、複数個の半導体型光源2と対向して複数個設けられているものである。ところが、この発明において、入射面側端部32の入射面としては、半導体型光源2からの光を導光部材3中に入射するものであれば、特に限定しない。
1 リヤコンビネーションランプ(車両用灯具)
10 ランプハウジング
11 ランプレンズ
12 灯室
2 半導体型光源
20 基板
200 追加半導体型光源
3、300 導光部材
30 入射面
31 出射面
32 入射面側端部
33 出射面側端部
34 導光中間部
35 出射面側幅広部
36 入射面側幅広部
37 追加入射面
38 追加出射面
39 追加再入射面
301 凸レンズ面
302 回転放物面
303 円柱面
4 インナーハウジング
40 開口部
50 ストップランプ
51 ターンシグナルランプ
52 クリアランスランプ
F1、F2 焦点
O 中心軸

Claims (3)

  1. 灯室を区画するランプハウジングおよびランプレンズと、
    前記灯室内に配置されている半導体型光源および導光部材と、
    を備え、
    前記導光部材は、板形状の成形品から構成されていて、前記半導体型光源からの光を一端面の入射面から他端面の出射面に導く部材であって、前記入射面を含む一端部の入射面側端部と、前記出射面を含む他端部の出射面側端部と、前記入射面側端部と前記出射面側端部との間の中間部の導光中間部と、を有し、
    前記出射面側端部のうち少なくとも一部には、板厚方向の幅が前記導光中間部の板厚方向の幅よりも広い幅広部が設けられている、
    ことを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記入射面側端部のうち少なくとも一部には、板厚方向の幅が前記導光中間部の板厚方向の幅よりも広い幅広部が前記出射面側端部の前記幅広部と対向して設けられていて、
    前記入射面側端部の前記幅広部には、前記導光部材中の光が外部に出射する追加出射面が設けられていて、
    前記出射面側端部の前記幅広部には、前記追加出射面から外部に出射した光が前記導光部材中に再入射する追加再入射面が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記灯室内には、追加半導体型光源が前記入射面側端部の前記幅広部の前記入射面に対向して配置されていて、
    前記入射面側端部の前記幅広部の前記追加半導体型光源が対向する前記入射面には、前記追加半導体型光源からの光を平行光として前記入射面側端部の前記幅広部中に入射させる追加入射面が設けられていて、
    前記入射面側端部の前記幅広部の前記追加出射面および前記出射面側端部の前記幅広部の前記追加再入射面は、前記平行光に対して面直である平面から構成されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両用灯具。
JP2012158978A 2012-07-17 2012-07-17 車両用灯具 Active JP5891137B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012158978A JP5891137B2 (ja) 2012-07-17 2012-07-17 車両用灯具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012158978A JP5891137B2 (ja) 2012-07-17 2012-07-17 車両用灯具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014022159A true JP2014022159A (ja) 2014-02-03
JP5891137B2 JP5891137B2 (ja) 2016-03-22

Family

ID=50196832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012158978A Active JP5891137B2 (ja) 2012-07-17 2012-07-17 車両用灯具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5891137B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016225040A (ja) * 2015-05-27 2016-12-28 市光工業株式会社 車両用灯具
JP2016225044A (ja) * 2015-05-27 2016-12-28 市光工業株式会社 車両用灯具
JP2016225041A (ja) * 2015-05-27 2016-12-28 市光工業株式会社 車両用灯具

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004103503A (ja) * 2002-09-12 2004-04-02 Ichikoh Ind Ltd 導光体及びこの導光体を有する車両用灯具
JP2008010227A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Koito Mfg Co Ltd 車両用灯具
JP2008146948A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具
JP2013012435A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004103503A (ja) * 2002-09-12 2004-04-02 Ichikoh Ind Ltd 導光体及びこの導光体を有する車両用灯具
JP2008010227A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Koito Mfg Co Ltd 車両用灯具
JP2008146948A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具
JP2013012435A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016225040A (ja) * 2015-05-27 2016-12-28 市光工業株式会社 車両用灯具
JP2016225044A (ja) * 2015-05-27 2016-12-28 市光工業株式会社 車両用灯具
JP2016225041A (ja) * 2015-05-27 2016-12-28 市光工業株式会社 車両用灯具

Also Published As

Publication number Publication date
JP5891137B2 (ja) 2016-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6251985B2 (ja) 車両用灯具
JP5363235B2 (ja) 車両用灯具
JP6571408B2 (ja) 車輌用灯具
JP2016046120A (ja) 車両用灯具
JP6221589B2 (ja) 車両用灯具
JP2012243734A (ja) 車両用灯具
JP2010003597A (ja) Led灯具ユニット
JP5891137B2 (ja) 車両用灯具
JP2017228420A (ja) 光源ユニット及び照明器具
JP6343601B2 (ja) 車両用灯具
JP6179138B2 (ja) 車両用灯具
JP6221438B2 (ja) 車両用灯具
JP2016212988A (ja) 車両用灯具
JP6268881B2 (ja) 車両用灯具
US20170038024A1 (en) Light guiding body and vehicle lighting fixture using same
JP2018006128A (ja) 光源装置及び照明器具
JP6225506B2 (ja) 車両用灯具
JP6127538B2 (ja) 車両用灯具
JP6035901B2 (ja) 車両用灯具
JP2015141786A (ja) 車両用導光部材、車両用灯具
JP2014060040A (ja) 車両用灯具
JP2012243735A (ja) 車両用灯具
JP6743515B2 (ja) 車両用導光部材、車両用灯具
TW201533387A (zh) 以繞射方式出光之照明裝置
JP6354311B2 (ja) 車両用灯具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141020

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150721

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150902

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5891137

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250