JP2016181364A - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具 Download PDF

Info

Publication number
JP2016181364A
JP2016181364A JP2015060319A JP2015060319A JP2016181364A JP 2016181364 A JP2016181364 A JP 2016181364A JP 2015060319 A JP2015060319 A JP 2015060319A JP 2015060319 A JP2015060319 A JP 2015060319A JP 2016181364 A JP2016181364 A JP 2016181364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light source
reflecting
vehicular lamp
reflected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015060319A
Other languages
English (en)
Inventor
晋一郎 森脇
Shinichiro Moriwaki
晋一郎 森脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP2015060319A priority Critical patent/JP2016181364A/ja
Publication of JP2016181364A publication Critical patent/JP2016181364A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】複数の光源が一定の間隔で配列される場合において、光源間の距離が大きくなったり、複数色で発色させたりするときでも、光の照射量を均一にする。
【解決手段】車両用灯具1は光源10と導光レンズ20とを備える。導光レンズ20は、光源10の光の入射を受ける入射面と、前記入射面から入射した光を反射して拡散させる第1の反射面と、前記第1の反射面で反射され拡散された光を反射する第2の反射面50、52と、第2の反射面50、52で反射された光を出射する出射面とを、有しており、第2の反射面50、52が湾曲している。
【選択図】図7

Description

本発明は車両用灯具に関する。
車両の前照灯などの車両用灯具には、点状の光源の光を水平方向に拡散させライン状に前方照射するようなものがある。
かかる車両用灯具の一例が特許文献1に開示されている。
特許文献1の車両用灯具では、光源20の光を、まず導光レンズ3に入射させ、その後に側方反射面31で左右方向に分岐させ(内部反射させ)、さらにその後に前方反射面32で内部反射させ、最終的に出射面33から出射させて前方照射している(段落0037−0040、図1(b)参照)。
特に特許文献1の車両用灯具では、側方反射面31について、上下方向に平行な平行面310と上下方向に対し傾斜させた交差面311とを交互に形成し、光源20に近い領域では内部反射させる光を低減させ、光源20から遠い領域では内部反射させる光を増大させ、結果的に光源20から近い側と遠い側とで光の照射量を均一にしようとしている(段落0028−0029、0038、0041、図1(c)参照)。
特開2014-154523号公報
しかしながら、特許文献1の車両用灯具では、1光源当たりの光の照射範囲が決まっているため、複数の光源が一定の間隔で配列された場合において、光源間の距離が大きくなったときは非発光の隙間ができる。白−橙の光源を交互に配列して2色で発色可能な構成にしようとするときも、一方の光源が点灯している期間は、他方の光源は消灯することになり、かかるときも非発光の隙間ができる。
したがって本発明の主な目的は、複数の光源が一定の間隔で配列される場合において、光源間の距離が大きくなったり、複数色で発色させたりするときでも、光の照射量を均一にすることができる車両用灯具を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明によれば、
光源と導光レンズとを備える車両用灯具であって、
前記導光レンズが、
前記光源の光の入射を受ける入射面と、
前記入射面から入射した光を反射して拡散させる第1の反射面と、
前記第1の反射面で反射され拡散された光を反射する第2の反射面と、
前記第2の反射面で反射された光を出射する出射面とを、有しており、
前記第2の反射面が湾曲していることを特徴とする車両用灯具が提供される。
本発明によれば、第2の反射面が湾曲しているため、第1の反射面で反射され拡散された光が放射状に反射され1光源当たりの光の出射範囲が広がり、複数の光源が一定の間隔で配列される場合において、光源間の距離が大きくなったり、複数色で発色させたりするときでも、光の照射量を均一にすることができる。
車両用灯具が前照灯に使用される例を示す斜視図である。 車両用灯具の概略構成を示す斜視図である。 車両用灯具の概略構成を示す正面図である。 図3のI−I線に沿う線で断面視した図である。 車両用灯具の概略構成を示す底面図である。 図5のII−II線に沿う線で断面視した図である。 1つの光源を点灯させた場合の概略的な光線軌跡を示す図である。 1つ置きに光源を点灯させた場合の概略的な光線軌跡を示す図である。 出射光の概略的な光線軌跡を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の好ましい実施形態について説明する。
以下の記載において「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」はそれぞれ、車両用灯具が装備された車両の「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」を指しており、後ろから前に見て(いわゆる運転手の視点で見て)左右の向きを定めている。
図1に示すとおり、車両用灯具1は車両の前照灯100の一部の灯具として使用されている。これは車両用灯具1の使用の一例であり、車両用灯具1は他の照明灯に使用されてもよい。
図2および図3に示すとおり、車両用灯具1は複数の光源10および導光レンズ20を備えている。
光源10は点状の光源であってLED(Light Emitting Diode)から構成されている。LEDは光源の一例であり、他の光源が使用されてもよい。光源10は左右方向に沿って等間隔で配列されている。
導光レンズ20の上部には複数の凹状の光入射部22が形成されている。光入射部22は光源10の下方に対向配置されている。
導光レンズ20の基体部は平板状の導光部24とされている。
導光レンズ20の前部にはほぼ直方体状の光出射部26が形成されている。
このように導光レンズ20は主に光入射部22、導光部24および光出射部26の3つの部位から構成されている。導光レンズ20は透明な樹脂から構成され、これら部位が一体に成形されている。光源10の光は光入射部22から導光レンズ20に入射し、導光部24を伝播しながら導光され、最終的に光出射部26から前方に向けて出射するようになっている。
図4に示すとおり、光入射部22には光源10の光の入射をガイドするための円環状のガイド壁30が形成されている。ガイド壁30の内部には光源10の光の入射を受ける入射面32が形成されている。入射面32は凸レンズ状を呈しており、光源10の光は入射面32でコリメートされる(平行光とされる)。
光入射部22の下部には凹部40が形成されている。凹部40には反射面42が形成されている。反射面42は後方から前方に向けて下方に傾斜している。
光出射部26の前面は光源10の光の出射面34とされている。出射面34は上下方向にフルートカットされ、出射面34には複数のフルートカット部36が形成されている(図2参照)。
図5に示すとおり、導光レンズ20の底部には、上記した複数の凹部40が形成されている。凹部40の側壁面は反射面42、44、46で構成されている。反射面42、44、46は互いに隣り合っており、反射面44、46が反射面42を中心としてその両隣に配置されている。図4〜図6に示すとおり、反射面42、44、46の交点48は光源10の光の光軸12上に位置している。
図6に示すとおり、反射面44、46はほぼ左右対称に形成されている。反射面44は左方から右方に向けて上方に傾斜している。逆に反射面46は右方から左方に向けて上方に傾斜している。
反射面42、44、46によれば、光源10の光は、入射面32でコリメートされ、その後反射面42で反射され前方に伝播するか(図4参照)、反射面44で反射され左方に伝播するか(図6参照)、または反射面46で反射され右方に伝播するようになっている(図6参照)。反射面42、44、46は光源10の光を反射して前方および左右方向に拡散させるようになっている。
図2、図5に示すとおり、導光レンズ20の後部は平面視してのこぎり歯状に成形され、湾曲面50、52と平坦面54とが交互に配列された構成を有している。
湾曲面50、52は光出射部26に向けて凸状に湾曲した湾曲面となっており、凸面同士が互いに対向するように湾曲している。湾曲面50、52は非対称に湾曲しており、特に湾曲面50は反射面44に沿うように、湾曲面52は反射面46に沿うようにそれぞれ湾曲している。湾曲面50、52は反射面44、46で反射され拡散された光を反射する反射面となっている。
他方、平坦面54は上下方向に沿うように平坦であり平面状を呈している。平坦面54は湾曲面52で反射された光を出射面34に向けて反射する反射面となっている。
続いて、車両用灯具1における光源10の光の経路について説明する。
図7に示すとおり、1つの光源10を点灯させた場合、光源10の光は放射状に広がり前方に照射される。
かかる場合、図4、図7に示すとおり、光源10の光の一部(光P1)は、入射面32でコリメートされ、その後に反射面42で反射され、導光部24を伝播して出射面34から出射される。
他方、図6、図7に示すとおり、光源10の光の一部(光P2)は、入射面32でコリメートされ、その後に反射面44→湾曲面50で2度反射され、導光部24を伝播して出射面34から出射される。光源10の光の一部(光P3)は、入射面32でコリメートされ、その後に反射面46→湾曲面52→平坦面54で3度反射され、導光部24を伝播して出射面34から出射される。
このように光源10の光は前方(P1)および左右方向(P2、P3)に拡散され、特に光P2、P3は反射面44、46で左右方向に分岐するように拡散され、互いに交差するようになっている。
かかる構成によれば、光源10の光の出射範囲R1は主に2つの出射範囲R2と出射範囲R3とで構成され、特に光P1〜P3を含む出射範囲R2では光量が大きく、出射範囲R3ではそれより光量が小さくなっている。
ここでは(図7では)、出射面34のフルートカット部36が、光P3に対してほぼ平行に形成され、光P2に対しては斜めに形成された例を示している。かかる構成では、光P3は平坦面54で反射された方向のままほぼ屈折されずにその方向に出射され、光P2はフルートカット部36で大きく屈折し、出射面34に沿うように曲がって出射される。
図8に示すとおり、1つ置きに光源10を点灯させた場合は、光源10ごとに光の出射範囲R1は同様となり、右側の光源10(10A)とその2つ隣の左側の光源10(10B)とで1光源当たりの光の出射範囲R1が互いに重複する。
かかる場合、重複範囲の一部で、光源10Aの光の出射範囲R3と光源10Bの光の出射範囲R2とが重複するようになっている。
なお、フルートカット部36の形成方向は変更されてもよい。
たとえば、図7の例とは逆に、フルートカット部36が、光P2に対してほぼ平行に形成され、光P3に対しては斜めに形成されてもよい。かかる構成では、光P2は湾曲面50で反射された方向のままほぼ屈折されずにその方向に出射され、光P3はフルートカット部36で大きく屈折し、出射面34に沿うように曲がって出射される。すなわち、光P1〜P3の出射方向が図7とは左右反転する。
かかる場合も、光P1〜P3の出射方向が逆転するだけであり、図8に示すとおり、1つ置きに光源10を点灯させても、それら光の出射範囲は上記で説明したのと同様に重複する。
以上の本実施形態によれば、湾曲面50、52が互いに対向するように湾曲しているため、反射面44、46で反射され拡散された光が互いに交差し出射面34から放射状に出射され、1光源当たりの光の出射範囲R1が拡大する。
そのため、光源10間の距離が大きくなった場合でも、隣り合う光源10間で光の出射範囲R1が重複するため、光の照射量を均一にすることができる。
仮に、1つ置きに光源10を点灯させた場合でも、一の光源10とその2つ隣の他の光源10とで光の出射範囲R1が重複するため、光の照射量を均一にすることができる(図8参照)。かかる場合、光量の小さい出射範囲R3に対し光量の大きい出射範囲R2が重複するため、一の光源10の光量不足を他の光源10の光量で補うことができる。そのため、白−橙の光源10を交互に配列して2色で発色可能な構成にしようとするときも、色ごとに光の照射量を均一にすることができる。
さらに、図9に示すとおり、光出射部26の出射面34にはフルートカット部36が形成されているから、出射面34から出射しようとする光が放射状に発散され、光の照射量をより均一にすることができる。
なお、本発明の実施形態は上記に限定されず適宜改良されてもよい。
たとえば、反射面42、44、46に相当する、光源10の光を反射して拡散する反射面の面数を変更し、2面または4面以上で構成し、それら各面で光源10の光を反射して拡散させてもよい。
湾曲面50、52の面積を増大させ、反射面44、46で拡散された光を、平坦面54を使用せずに湾曲面50、52でのみ反射させ交差させてもよい。
湾曲面50、52に相当する、反射面44、46で拡散された光を出射面34に向けて反射する反射面を、1面または3面以上で構成し、それら各面で、拡散された光を反射してもよい。
1 車両用灯具
10 光源
12 光軸
20 導光レンズ
22 光入射部
24 導光部
26 光出射部
30 ガイド壁
32 入射面
34 出射面
36 フルートカット部
40 凹部
42、44、46 反射面
48 交点
50、52 湾曲面
54 平坦面
100 前照灯

Claims (5)

  1. 光源と導光レンズとを備える車両用灯具であって、
    前記導光レンズが、
    前記光源の光の入射を受ける入射面と、
    前記入射面から入射した光を反射して拡散させる第1の反射面と、
    前記第1の反射面で反射され拡散された光を反射する第2の反射面と、
    前記第2の反射面で反射された光を出射する出射面とを、有しており、
    前記第2の反射面が湾曲していることを特徴とする車両用灯具。
  2. 請求項1に記載の車両用灯具において、
    前記第2の反射面が少なくとも2つの反射面から構成され、それら反射面でそれぞれ反射された光が互いに交差することを特徴とする車両用灯具。
  3. 請求項1または2に記載の車両用灯具において、
    前記第2の反射面で反射された光を前記出射面に向けて反射する第3の反射面を有しており、
    前記第3の反射面が平坦であることを特徴とする車両用灯具。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用灯具において、
    複数の前記光源が一定の間隔で配列された場合に、一の光源とその2つ隣の他の光源とで1光源当たりの光の出射範囲が互いに重複することを特徴とする車両用灯具。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用灯具において、
    前記出射面がフルートカットされていることを特徴とする車両用灯具。
JP2015060319A 2015-03-24 2015-03-24 車両用灯具 Pending JP2016181364A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015060319A JP2016181364A (ja) 2015-03-24 2015-03-24 車両用灯具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015060319A JP2016181364A (ja) 2015-03-24 2015-03-24 車両用灯具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016181364A true JP2016181364A (ja) 2016-10-13

Family

ID=57131192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015060319A Pending JP2016181364A (ja) 2015-03-24 2015-03-24 車両用灯具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016181364A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020255845A1 (ja) 2019-06-20 2020-12-24 スタンレー電気株式会社 車両用灯具
WO2024047718A1 (ja) * 2022-08-30 2024-03-07 三菱電機株式会社 前照灯モジュール
WO2024047719A1 (ja) * 2022-08-30 2024-03-07 三菱電機株式会社 前照灯装置用光源分配素子及び前照灯モジュール

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020255845A1 (ja) 2019-06-20 2020-12-24 スタンレー電気株式会社 車両用灯具
JP2021002449A (ja) * 2019-06-20 2021-01-07 スタンレー電気株式会社 車両用灯具
JP7211903B2 (ja) 2019-06-20 2023-01-24 スタンレー電気株式会社 車両用灯具
US11754250B2 (en) 2019-06-20 2023-09-12 Stanley Electric Co., Ltd. Vehicle lamp
WO2024047718A1 (ja) * 2022-08-30 2024-03-07 三菱電機株式会社 前照灯モジュール
WO2024047719A1 (ja) * 2022-08-30 2024-03-07 三菱電機株式会社 前照灯装置用光源分配素子及び前照灯モジュール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4930787B2 (ja) 車両用灯具、及び、車両用灯具に用いられる導光レンズ
US8480266B2 (en) Vehicle light unit and vehicle light
CN106402768B (zh) 用于机动车辆前灯的照明装置
US10088622B2 (en) Light guiding lens and lighting unit
JP2011228185A (ja) 灯具ユニット
US8109664B2 (en) Vehicle lighting equipment
JP2009231096A (ja) 車両前照灯
JP2004103503A (ja) 導光体及びこの導光体を有する車両用灯具
JP2022512815A (ja) 車両用照明器具の発光モジュール
JP2011258350A (ja) 車両用灯具
EP3249285B1 (en) Lens for a vehicle headlamp
JP6829973B2 (ja) 灯具ユニット
JP2017130316A (ja) 車両用信号灯
KR102561884B1 (ko) 자동차 헤드램프용 조명 장치와 자동차 헤드램프
JP6343601B2 (ja) 車両用灯具
JP2016225254A (ja) 車両用灯具
JP2016181364A (ja) 車両用灯具
JP5228998B2 (ja) 車両用灯具
JP5708991B2 (ja) 車両用灯具及び車両用灯具に用いられる導光レンズ
JP2016024855A (ja) 車両用信号灯
JP2015230872A (ja) 車輌用灯具
JP2014154522A (ja) 導光レンズ及び灯具
JP2010129311A (ja) 車両用灯具
JP2015018689A (ja) 車両用灯具
JP2013171813A (ja) 車両用灯具